説明

データ伝送システム及びデータ送・受信装置

【課題】無線伝送により効率的にデータを伝送可能にしたデータ伝送システム及びデータ送・受信装置を提供する。
【解決手段】データを送信するデータ送信装置と、送信されたデータを受信するデータ受信装置とを備え、データ送信装置は、第1の文字コード(ASCIIコード)で表現されたキャラクタデータを通信データに変換する際に、特定のデータ項目についてはデータ量を低減可能な第2の文字コード(BCDコード)に変換して送信し、データ受信装置では、受信した通信データの内、第2の文字コードによるデータを第1の文字コードに変換し、第1の文字コードで統一されたキャラクタデータを処理可能にし、送信データ量を削減する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線回線を用いてデータを伝送するデータ伝送システム及びデータ送・受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、データ伝送システムとして、例えば送信端末と受信端末との間をLAN等で接続したものがある。送信端末としては、例えばPC(Personal Computer)があり、受信装置としては例えばUNIX(登録商標)サーバがある。送信端末と受信端末の間をLANで有線接続した場合、通信データサイズが大きくても特に問題になることはないいが、無線伝送を考えた場合、通信データ量を削減するため、暗号化も兼ねた圧縮暗号プログラムを用いることがあった。
【0003】
また、設計・製造の効率化を考慮すると、どんなキャラクタも統一して、アスキーコード化するというポリシーに基いてデータを伝送するのが一般的であった。そのため、データ量が多くなり、無線回線を用いた伝送システムでは効率的な伝送を行うことができないという不都合があった。尚、アスキーコードとは、American Standard Code for Information Interchangeの略であり、コンピュータ間で正しくデータを伝送するために規定された文字コード体系である。以下の説明ではASCIIと呼ぶ場合もある。
【0004】
一方、データ伝送システムを野外展開する場合は、無線回線で接続して運用する必要があるが、無線回線では回線速度が遅いため、それを補うために更なる通信データ量の削減が必要になっている。また、開発費や操作の教育費を抑えるためには、従来のシステム構成を大幅に変えることなく、元となる技術のフレームを利用した開発が求められている。
【0005】
特許文献1には、無線による通信システムが記載されており、送信元のデータ端末機から複数の送信先端末機に対して無線機を介してパケット送信する例が記載されている。この特許文献1では、送信先アドレスの設定方法としてアスキーコードを用いるパターンと、BCDコードを用いるパターンが例示されている。しかしながら、特許文献1ではパケットの衝突の可能性を低減することを目的としており、無線伝送におけるデータ量の削減のための方策は示唆されていない。
【特許文献1】特開2003−78528号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の無線伝送システムでは、回線速度が遅いため、それを補うために更なる通信データ量の削減が必要であった。
【0007】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、無線により効率的にデータを伝送可能にしたデータ伝送システム及びデータ送・受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の本願発明は、データを送信するデータ送信装置と、前記データ送信装置から送信されたデータを受信するデータ受信装置とを備えたデータ伝送システムであって、前記データ送信装置は、第1の文字コードで表現されたキャラクタデータを通信データに変換する際に、特定のデータ項目についてはデータ量を低減可能な第2の文字コードに変換する第1のコード変換部を備え、前記通信データの少なくとも一部を異なるコードに変換して送信し、前記データ受信装置では、受信した通信データの内、前記第2の文字コードによるデータを前記第1の文字コードに変換する第2のコード変換部を有し、前記第1の文字コードで統一されたキャラクタデータを処理可能にしたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項6記載の本願発明は、第1の文字コードで表現されたキャラクタデータを通信データに変換して無線送信し、送信された通信データを受信するデータ送・受信装置であって、前記キャラクタデータを通信データに変換する際に、前記第1の文字コードの特長をもとに特定のデータ項目を抽出し、抽出した特定のデータ項目をデータ量が低減可能な第2の文字コードに変換するコード変換部を有し、前記通信データの少なくとも一部を異なるコードに変換して送信するデータ送信装置と;前記送信された通信データを受信し、受信した通信データの内、前記第2の文字コードによるデータを前記第1の文字コードに変換する第2のコード変換部を有し,前記第1の文字コードで統一されたキャラクタデータを処理可能にしたデータ受信装置と;から成ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、無線による伝送システムにおいて、データサイズを削減して効率的なデータ伝送を行うことが可能なデータ伝送システム及びデータ送・受信装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は本発明のデータ伝送システムの一実施形態を示すブロック図である。
【0013】
図1の構成は、大別すると送信端末10と、受信端末20で成り、それらの間でデータを無線伝送するものである。
【0014】
送信端末10は、データ送信装置を構成し、例えばPCで成る。受信端末20は、データ受信装置を構成し、例えばPDA(Personal Digital Assistant)やUNIX(登録商標)サーバ等で成り、送信端末10と受信端末20の間は、無線伝送によりデータが送受される。このため通信データ量を少なくする必要がある。
【0015】
送信端末10は、業務処理部11、コンテナ部12、データ変換部13、圧縮暗号部15、及び通信部16を有している。また、データ変換部13は、コード変換部14を含んでいる。一方、受信端末20は、通信部21、復号部22、コンテナ生成部23、コンテナ部24、データ復元部25、業務処理部27を有している。またデータ復元部25はコード変換部26を含んでいる。図1の構成においては、コード変換部14,26に特徴がある。
【0016】
送信端末10の業務処理部11は、装置独自の機能を処理するオブジェクトであり、例えば送信の元データを配信指令する部分である。業務処理部11は、特定のコード(例えばASCIIコード)でコード化されたキャラクタデータを、ユーザの操作に応答して、コンテナ部12、データ変換部13、圧縮暗号部15、及び通信部16に対してそれぞれ配信のための依頼を行う。
【0017】
コンテナ部12は、業務処理部11で作成したデータDATAを収容して各部に搬送するオブジェクトであり、データ変換部13はデータDATAを通信データに変換するオブジェクトであり、コード変換部14は、データDATAの中に存在する特定のデータ項目を別のコード(例えばBCDコード:Binary Coded Decimal Code)に変換する。圧縮暗号部15は、通信するデータを圧縮暗号化するオブジェクトであり、圧縮暗号化したデータを通信部16に送り、通信部16は受信端末20に対して通信データを配信する。
【0018】
また、受信端末20の通信部21は、送信端末10から配信された通信データを受信する。復号部22は、受信した圧縮暗号化された通信データを復号するオブジェクトである。コンテナ生成部23は、受信した通信データに対応した復号データを収容するためのコンテナを生成する。以下、生成されたコンテナをコンテナ部24と称する。
【0019】
コンテナ部24は、復号したデータを収容して各部に搬送するオブジェクトであり、データ復元部25は通信データを復元するオブジェクトであり、コード変換部26は、復号したデータDATAの中に存在する特定のデータ項目をBCDコードから復元する。また、業務処理部27は、装置独自の機能を処理するオブジェクトであり、受信したデータを利用して各種の処理を行う。
【0020】
次に図2を参照して本発明のデータ伝送システムの動作について説明する。 図2は、送信端末10側での通信データへの変換処理と、通信データを受信した受信端末20側の通信データの復元処理を説明する図である。
【0021】
送信端末20の業務処理部11からデータの配信要求があった場合、コンテナ部12のデータは、データ変換部13に送られる。送信側の元データDATA100は例えば、ASCIIコードで表現されたものであり、数字データ(A)、文字データ:漢字(A)、文字データ:漢字(B)、文字データ:数字(A)、文字データ:ASC(A)、文字データ:数字(B)、数字データ(B)、のデータ項目からなっているとする。
【0022】
これらのデータは、データ変換部13により一元化処理され、通信データに変換される。一元化処理部101には、各データ項目を通信データに変換する順番が実装されているので、コンテナ部12のデータに対して「通信データに変換」の要求があれば、変換する順番に従って通信データに変換する。一元化処理部101は、特定のデータ項目、例えばキャラクタデータの「文字データ:数字(A)」及び「文字データ:数字(B)」を処理する番になると、コード変換部14に対して「BCDコードに変換」の要求を出す。コード変換部14は、該当する項目のデータをBCDコードに変換して、変換済みデータを通信データ102に設定する。
【0023】
こうして、BCDコードに変換する該当データの処理の番になると、ADSIIコードによるデータの内、数字データ部分がBCDコードに変換されて受信端末20側に配信される。尚、その他のデータ項目については、ADSIIコードのまま通信データに変換する。通信データ102は、最終的に圧縮暗号部15によって圧縮処理及び暗号化処理が行われて配信されるが、具体的な手法は本発明の要旨ではないので省略する。
【0024】
一方、受信端末20側で受信した通信データ102は、復号部22によって暗号化が解かれ、コンテナ部24によってデータ復元部25に送られる。
【0025】
通信データを復元したデータ200は、数字データ(A)、文字データ:漢字(A)、文字データ:漢字(B)、文字データ:数字(A)、文字データ:ASC(A)、文字データ:数字(B)、数字データ(B)、のデータ項目からなっている。
【0026】
これらのデータは、データ復元部25の復元処理部201により復元されたもので、復元処理部201には、各データ項目を通信データから復元する順番が実装されているので、コンテナ部24より「通信データから復元」の要求があれば、変換する順番に従って通信データを復元する。復元処理部201は、特定のデータ項目、例えば「文字データ:数字(A)」及び「文字データ:数字(B)」を変換する番になると、コード変換部26に対して「BCDコードから復元」の要求を出して、BCDコードからASCIIコードに変換して復元処理を行う。
【0027】
以上の処理はソフトウェアによって行われるが、その制御手順(動作)について、図3のシーケンス図に従って説明する。このシーケンス図は、送信端末10と受信端末20の制御手順を示したものである。
【0028】
先ずステップS11において、送信端末10の業務処理部11から通信部16に対して配信依頼があると、通信部16からコンテナ部12に「通信データに変換」の要求が出される(ステップS12)。変換要求があると、コンテナ部12は収容しているデータDATAに対して「通信データに変換」の要求を出す(ステップS13)。
【0029】
変換要求を受けたデータDATAは、データ変換部13に送られ、自己のデータ項目の内容に従って通信データに変換を行う。その際に、データDATAをBCDコードで保有していた方がデータサイズが小さくなる場合は、コード変換部14に「BCDコードに変換」の依頼を行い、変換を行う(ステップS14)。
【0030】
通信部16はステップS15において、変換された通信データを圧縮暗号部15に送り「圧縮依頼」して圧縮暗号化を行う。圧縮暗号化が終了すると、通信部16は通信データを受信端末20の通信部21に対して「配信」を行う(ステップS16)。
【0031】
一方、受信端末20の通信部21は、配信されたデータを受信すると、ステップS21で復号部22に「解凍依頼」を行う。その後、通信部21はコンテナ生成部23に対して「受信イベント」を通知する(ステップS22)。通知を受けたコンテナ生成部23は、ステップS23でコンテナ24を生成し、ステップS24で解凍したデータDATAをデータ復元部25に送る。
【0032】
通信部21は、その後、コンテナ部24に対して「通信データから復元」の要求を出す(ステップS25)。復元要求を受けたコンテナ部24は、ステップS26でデータDATAをデータ復元部25に送り、自己が保有しているデータDATAに対して「通信データから復元」の要求を出す。
【0033】
復元要求を受けたデータ復元部25は、データ項目の内容に従って通信データからの復元を行う。その際に、BCDコードに変換されているデータ項目は、コード変換部26に送って「BCDコードから復元」の依頼を行い、ASCIIコードに復元する(ステップS27)。データを復元した後、通信部21はステップS28において、業務処理部27に「イベント通知」を行い、業務処理部27は、通知内容にしたがって業務固有のイベント処理、例えば復元したデータの利用や、記憶処理等を行う。したがって、受信端末20では、以後統一されたコードのキャラクタデータを処理することができる。
【0034】
図4は、コード変換部14におけるコード変換の一例を説明する説明図である。
【0035】
例えば、地図画面に何らかのマーク、例えば複数のチームがそれぞれ所在する位置を示すシンボルを表示した際、各チームのシンボルに整理番号に相当するコードが付加された例を説明する。
【0036】
図1のデータ変換部13で変換された通信データには、図4に(a)に示すようなシンボルコードがデータ項目として存在している。シンボルコードが“123456789012345678”であると仮定した場合、ASCIIコードで表すと、(b)のように18Byte(18桁)のキャラクタとして表される。
【0037】
図4(b)において、1Byteは、上位4Bitと下位4Bitで構成されており、上位4Bitはそのコードの種類を表しており、上位4Bitが「3」である場合は、そのキャラクタが数字であることを意味している。これはASCIIコードの特長であり、その特長から数字データを抽出し、コード変換部14に対して「BCDコードに変換」の要求を出す。これにより、コード変換部14は、該当する項目のデータをBCDコードに変換して、図4(c)のような9ByteのBCDコードに変換する。
【0038】
したがって、通信部16からはデータ量が削減されたデータを配信することができ、無線伝送する場合であってもデータ量が削減されることにより、高速通信が可能となる。一方、受信端末20では、送信とは逆のコード変換を行い、BCDコードに変換されたデータはコード変換部26でASCIIコードに変換されて処理されることになり、受信したときには統一のコードに復元して処理することができる。
【0039】
図4の例では、キャラクタデータをASCIIデータのまま配信すると、データサイズが18Byteとなってしまうところ、BCDコードに変換可能な部分はBCDコードに変換することにより、9Byteにデータ削減が可能となる。
【0040】
図5は、登録日時のデータ(例えば2005年6月10日8時30分50秒)をコード変換する例を示したものである。(a)の登録日時“20050610083050”のキャラクタの場合、ASCIIコードのデータでは(b)のように14Byteであるが、BDCコードに変換した場合は(c)のように7Byteにデータが削減される。
【0041】
以上述べたように、この発明によれば、既存の圧縮暗号プログラムのみで圧縮したデータサイズよりも、一層のデータサイズの削減を行うシステムを提供することができる。
【0042】
尚、上記の説明では、ASCIIコードのキャラクタデータの中から数字データを抽出してBCDコードに変換する例について説明したが、この例に限らず、他の特定のデータ項目を抽出してBCDコードに変換できる部分があれば変換するようにしても良い。また、BCDコードへの変換に限らず、データ量を削減可能なコード形式があれば他のコード、例えば16進数へ変換するようにしても良い。
【0043】
本発明によれば、無線伝送を用いて、従来のシステムを大きく変えることなく、効率的なデータ伝送を行うことが可能なデータ伝送システムを得ることができる。
【0044】
また、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で他の変形例も考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明のデータ伝送システムの一実施形態を示すもので、送信端末及び受信端末の構成例を示すブロック図。
【図2】同実施形態における通信データのコード変換処理の動作を説明するための動作説明図。
【図3】同実施形態における通信データのコード変換処理の動作を説明するシーケンス図。
【図4】本発明の一実施形態におけるコード変換の一例を説明する説明図。
【図5】本発明の一実施形態におけるコード変換の他の例を説明する説明図。
【符号の説明】
【0046】
10…送信端末
11…業務処理部
12…コンテナ部
13…データ変換部
14…コード変換部
15…圧縮暗号部
16…通信部
20…受信端末
21…通信部
22…復号部
23…コンテナ生成部
24…コンテナ部
25…データ復元部
26…コード変換部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを送信するデータ送信装置と、前記データ送信装置から送信されたデータを受信するデータ受信装置とを備えたデータ伝送システムであって、
前記データ送信装置は、第1の文字コードで表現されたキャラクタデータを通信データに変換する際に、特定のデータ項目についてはデータ量を低減可能な第2の文字コードに変換する第1のコード変換部を備え、前記通信データの少なくとも一部を異なるコードに変換して送信し、
前記データ受信装置では、受信した通信データの内、前記第2の文字コードによるデータを前記第1の文字コードに変換する第2のコード変換部を有し、前記第1の文字コードで統一されたキャラクタデータを処理可能にしたことを特徴とするデータ伝送システム。
【請求項2】
前記第1のコード変換部は、前記第1の文字コードの特長をもとに前記特定のデータ項目を抽出し、抽出した特定のデータ項目を前記第2の文字コードに変換することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
【請求項3】
前記第1の文字コードはASCIIコードであり、前記第2の文字コードはBCDコードであり、前記データ送信装置は、前記ASCIIコードで表されたデータ項目が数字を表す場合に、その項目のデータを前記BCDコードに変換することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
【請求項4】
前記データ伝送装置は、前記通信データを圧縮暗号化して送信する圧縮暗号化部を有し、前記データ受信装置は、前記圧縮暗号化されたデータを解凍する復号部を有することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
【請求項5】
前記データ送信装置と前記データ受信装置間は、無線によってデータを伝送することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
【請求項6】
第1の文字コードで表現されたキャラクタデータを通信データに変換して無線送信し、送信された通信データを受信するデータ送・受信装置であって、
前記キャラクタデータを通信データに変換する際に、前記第1の文字コードの特長をもとに特定のデータ項目を抽出し、抽出した特定のデータ項目をデータ量が低減可能な第2の文字コードに変換するコード変換部を有し、前記通信データの少なくとも一部を異なるコードに変換して送信するデータ送信装置と、
前記送信された通信データを受信し、受信した通信データの内、前記第2の文字コードによるデータを前記第1の文字コードに変換する第2のコード変換部を有し,前記第1の文字コードで統一されたキャラクタデータを処理可能にしたデータ受信装置と、から成るデータ送受信装置。
【請求項7】
前記データ送信装置は、前記第1の文字コードがASCIIコードのキャラクタデータを通信データに変換するとともに、前記ASCIIコードの特長をもとに数字のデータ項目を抽出し、抽出した数字のデータをBCDコードに変換することを特徴とする請求項6記載のデータ送・受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−274183(P2007−274183A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−95514(P2006−95514)
【出願日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(593107306)東芝電波システムエンジニアリング株式会社 (5)
【Fターム(参考)】