説明

データ送信方法、情報処理装置及びプログラム

【課題】電化機器が公衆回線網へ接続する前に、必要なデータやプログラムを電化機器に設定する。
【解決手段】電化機器10が、公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するために、当該電化機器10が、リクエストを送信して、情報処理装置50にアクセスする。これに応じて、情報処理装置が、電化機器10のリクエストのヘッダ部を参照し、参照したヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定する。そして、情報処理装置50が、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、電化機器10に、決定したデータ又はプログラムを送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信可能に接続された電化機器に、データ又はプログラムを送信するデータ送信方法、情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、LAN(Local Area Network)に接続されるパソコン等の電化機器の数と種類が増加している。電化機器の数や種類が増えるに従って、電化機器を管理する管理者が、各々の電化機器で動作するソフトウェアを、最新に更新することを忘れてしまうこともある。
【0003】
通常、ソフトウェアのアップデートファイルの更新は、インターネットにアクセスする前に完了しておくことが望ましい。例えば、電化機器がインターネットにアクセスした際に、ウィルスに感染してしまう可能性があるため、アクセス前に、アップデートファイルの更新を行なっておくことが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−250451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような現状に対する解決方法として、例えば、特許文献1は、ツール管理システムにおけるツールのバージョンアップがあると、このバージョンアップを適切なユーザに配信する方法が示されている。
【0006】
しかしながら、このように、ユーザの端末側ではなく、サーバ側で配信の管理をする場合には、ユーザの端末と、配信するソフトを対応付けた多数のテーブルを用意する必要がある。さらに、例えば、ウィルス対策のバージョンアップのようなソフトは、電化機器を、公衆回線網に接続する直前までのタイミングで、更新しておくことが必要であり、特許文献1では、このようなタイミングを確定することができない。
【0007】
本発明は、これらの課題に鑑み、通信可能に接続された電化機器に、所定のデータやプログラムを、公衆回線網への接続前に送信する情報処理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0009】
第1の特徴に係る発明は、電化機器が、公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するために、リクエストを送信して、情報処理装置にアクセスするステップと、
前記情報処理装置が、前記電化機器のリクエストのヘッダ部を参照するステップと、
参照した前記ヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定するステップと、
前記情報処理装置が、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、前記電化機器に、決定した前記データ又は前記プログラムを送信するステップと、
を備える方法。
【0010】
第1の特徴に係る発明によれば、電化機器が、公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するために、リクエストを送信して、情報処理装置にアクセスする。これに応じて、情報処理装置が、電化機器のリクエストのヘッダ部を参照し、参照したヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定する。そして、情報処理装置が、電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、電化機器に、決定したデータ又はプログラムを送信する。
【0011】
したがって、通信可能に接続された電化機器に、所定のデータやプログラムを、当該電化機器が公衆回線網へ接続する前に、送信することが可能である。
【0012】
第1の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいてシステムのみならず、方法、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
【0013】
第2の特徴に係る発明は、ユーザエージェントとは、前記電化機器の文章ページを表示するためのソフトウェアの種類、バージョン又は、前記電化機器のオペレーティングシステムの種類、バージョンであって、前記情報処理装置が、前記電化機器の文章ページを表示するためのソフトウェアの種類、バージョン又は、前記電化機器のオペレーティングシステムの種類、バージョン又は前記電化機器の機種名に基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムを決定する。
【0014】
第2の特徴に係る発明によれば、情報処理装置が、電化機器の文章ページを表示するためのソフトウェアの種類、バージョン又は、電化機器のオペレーティングシステムの種類、バージョン又は電化機器の機種名に基づいて、電化機器に送信すべきデータ又はプログラムを決定する。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、通信可能に接続された電化機器に、所定のデータやプログラムを、公衆回線網への接続前に送信する情報処理装置、方法及びプログラムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の好適な実施形態に係る通信システム1の構成図である。
【図2】図2は、本発明の好適な実施形態に係る電化機器10、情報処理装置50、Webサーバ100の機能ブロック図である。
【図3】図3は、本発明の好適な実施形態に係る電化機器10、情報処理装置50が実行する基本処理を示すフローチャート図である。
【図4】図4は、本発明の好適な実施形態に係るユーザエージェント対応テーブル1を示す図である。
【図5】図5は、本発明の好適な実施形態に係るユーザエージェント対応テーブル2を示す図である。
【図6】図6は、本発明の好適な実施形態に係るユーザエージェント対応テーブル3を示す図である。
【図7】図7は、本発明の好適な実施形態に係る電化機器10の表示される画面表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0018】
[システムの説明]
図1は、本発明の好適な実施形態である通信システム1の構成図である。通信システム1は、電化機器10a〜10c(以下、単に「10」とする)、情報処理装置50、公衆回線網3(インターネット網や第3世代、第4世代通信網、固定回線など)、Webサーバ100とから構成される。電化機器10は、情報処理装置50を介して、Webサーバ100と通信可能に接続されている。
【0019】
図1に示すように、情報処理装置50が、電化機器10のゲートウェイとして機能し、LAN(Local Area Network)に接続され、構成されてもよいが、情報処理装置50が、電化機器10と同一のLANに接続されずに、公衆回線網3に接続されていてもよい(後者の場合は、リレーサーバとも呼ばれる)。この場合には、電化機器10が存在するLAN内のゲートウェイが、情報処理装置50と通信可能に構成される。なお、本実施形態で行われる通信は、有線、無線を問わない。
【0020】
ここでは、Webサーバ100と情報処理装置50がグローバルアドレスを有して、公衆回線網3を介して通信可能となっている。また、電化機器10は、グローバルアドレスが割当てられていないため、ルータとして機能する情報処理装置50を介していないと、Webサーバ100に接続することはできない。
【0021】
電化機器10は、OS(Operating System)を有するコンピュータ端末であればよく、後述する機能を備える情報機器や電化製品、家電製品(家庭用電化製品)である。電化機器10は、例えば、携帯電話、スマートフォン10b、複合型プリンタ、テレビ10a、ルータ又はゲートウェイ等のネットワーク機器、コンピュータ10cに加えて、冷蔵庫、洗濯機等の白物家電であってもよいし、電話機、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯型音楽プレーヤ、携帯型コンテンツ再生・録画プレーヤ等の一般的な情報家電であってよい。
【0022】
[各機能の説明]
図2は、Webサーバ100、情報処理装置50、電化機器10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
【0023】
電化機器10は、制御部として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity対応デバイスを備える(有線であってもよい)。さらに、出力・入力部が、制御部で制御したデータや画像を出力表示する表示部等を備え、かつ、ユーザからの入力を受付けるタッチパネルやキーボード等を備えてよい。
【0024】
電化機器10において、制御部及び通信部が協働して、所定のプログラムを読み出すことで、HTTPリクエスト手段11、データ受信手段12を実現する。さらに、制御部及び記憶部が協働して、インストール手段13を実現する。各手段の機能と関係については、図3に基づいて説明する。
【0025】
電化機器10の好適な実施形態としては、Webブラウザ(電化機器10の文章ページを表示するためのソフトウェア)のプログラムが起動可能であり、Webブラウザのユーザインターフェースが表示可能であって、このWebブラウザに対してユーザからの入力を受付けることができる。
【0026】
Webサーバ100、情報処理装置50は、制御部として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える(有線であってもよい)。
【0027】
情報処理装置50は、グローバルアドレスを有するルータ、ゲートウェイ、モデム、アクセスポイント等であってよいが、所定のIPアドレスに対して、接続先を決定するルーティング機能を有する。すなわち、電化機器10のWebブラウザに対して入力されたURL(Uniform Resource Locator)により送信されたHTTPリクエストに対して、公衆回線網3に接続されたサーバであるDNS(Domain Name Server)に問い合わせを行う。
【0028】
情報処理装置50は、ホームネットワークとして、管理下にある電化機器10のプライベートアドレスを記憶し、電化機器10と通信可能に構成されている。
【0029】
情報処理装置50において、制御部及び通信部が協働して、所定のプログラムを読み出すことで、アクセス受付手段51、ヘッダ部参照手段52,データ送信手段54を実現する。さらに、制御部により、適正判断手段53を実現する。各手段の機能と関係については、図3に基づいて説明する。
【0030】
Webサーバ100の制御部は、通信部と協働して、HTTPリクエスト受信手段101を実現し、記憶部と協働して、所定のプログラムを読み出すことで、文章データ記憶手段102を実現する。各手段の機能と関係については、図3に基づいて説明する。
【0031】
[基本処理のフローチャート]
図3は、電化機器10、情報処理装置50が実行する基本処理のフローチャートである。
【0032】
最初に、電化機器10のHTTPリクエスト手段11が、Webサーバ100へHTTPリクエストを送信する(ステップS01)。すなわち、ユーザの操作、もしくは所定のプログラムが起動(ユーザの操作によらず自動的に起動)することで、電化機器10のWebブラウザが、HTTPリクエストを行う。例えば、Webブラウザが、URLを指定して、Webサーバ100に、文章ページ(Webページ)を要求する場合である。
【0033】
電化機器10は、Webサーバ100にアクセスするため、ルータ機能を有している情報処理装置50にアクセスする。このアクセスの際に、情報処理装置50のヘッダ部参照手段52は、HTTPリクエストのヘッダ部を参照する(ステップS02)。
【0034】
HTTPリクエストのヘッダ部には、ユーザエージェントが含まれている。ユーザエージェントは、例えば、電化機器10のWebブラウザの種類、バージョンや、電化機器10のOS(Operating System)の種類、バージョン、電化機器10の機種名に関する情報である。
【0035】
ヘッダ部参照手段52は、このユーザエージェントをHTTPリクエストのヘッダ部から読み出して、図4から図6のユーザエージェント対応テーブル1〜3を参照する。
【0036】
図4のユーザエージェント対応テーブル1は、電化機器10のWebブラウザの名称、バージョンと、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムが対応づけられている。例えば、ユーザエージェントで読み出したWebブラウザの名称が、「ブラウザ名1」で、バージョンが「2.1.1」であれば、「ブラウザ更新プログラム」が、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムに対応する。
【0037】
図5のユーザエージェント対応テーブル2は、電化機器10のOSの名称、バージョンと、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムが対応づけられている。例えば、ユーザエージェントで読み出したOSの名称が、「OS名2」で、バージョンが「Visda」であれば、「アドオン」が、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムに対応する。
【0038】
図6のユーザエージェント対応テーブル3は、電化機器10の機種名と、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムが対応づけられている。例えば、ユーザエージェントで読み出した機種名が、「N2001」であれば、「セキュリティプログラム」が、電化機器10に送信すべきデータ又はプログラムに対応する。
【0039】
適正判断手段53は、ヘッダ部参照手段52が参照したユーザエージェント対応テーブルに基づいて、データ又はプログラムが存在すると判断した場合(ステップS03:「YES」)には、ステップS04に処理を移す。
【0040】
この場合、例えば、電化機器10のWebブラウザに、図7に示すようなメッセージを表示してもよい。すなわち、「要求されたページを表示する前に、セキュリティ担保のため、以下のプログラムを設定しています」と電化機器10に表示し、設定するプログラム名を表示することで、ユーザは、通常よりも、Webページの表示に時間がかかることを把握することが出来る。
【0041】
適正判断手段53は、読み出したユーザエージェントに基づいて、ユーザエージェント対応テーブルを参照して、データ又はプログラムが存在しないと判断した場合(ステップS03:「NO」)には、ステップS08に処理を移す。データ又はプログラムが存在しないと判断する場合とは、ユーザエージェント対応テーブルにおいて、データ又はプログラムが「特に無し」の場合である。
【0042】
次に、適正判断手段53は、送信すべきデータ又はプログラムを読み出す(ステップS04)。送信すべきデータ又はプログラムは、情報処理装置50に記憶されていてもよいし、他のアプリケーションサーバに記憶されていてもよい。適正判断手段53は、これらの記憶場所から、読み出す。
【0043】
送信すべきデータ又はプログラムは、電化機器10に必要なデータ、プログラム、アプリケーション、モジュール、ライブラリ、コマンド、URLアドレス等であってよい。
【0044】
次に、情報処理装置50のデータ送信手段54は、読み出したデータ又はプログラムを電化機器10に送信する(ステップS05)。電化機器10のデータ受信手段12は、このデータ又はプログラムを受信する。電化機器10は、データ又はプログラムを受信(ステップS06)し、必要であれば、インストール手段13が、プログラム又はアプリケーションをインストールする(ステップS07)。ここでインストールとは、ウィルス対策のアップデート対策データをウィルス対策ソフトに適用することや、所定のプログラムやデータを電化機器10に設定することを含む。電化機器10にインストールが必要か否かは、情報処理装置50が所定のコマンドを送信することで、電化機器10に常駐しているエージェントソフトが判断してもよい。
【0045】
次に、HTTPリクエスト手段11が、再度、Webサーバ100にアクセスするため、情報処理装置50にアクセスする。この際に、情報処理装置50は、Webサーバへアクセスする(DNSサーバに問い合わせてもよい)(ステップS08)。そして、Webサーバから送信されたWebページのデータに基づいて、電化機器10のWebブラウザが、Webページを表示する(ステップS09)。
【0046】
なお、上記のデータ又はプログラム、アプリケーションの受信等に基づいて、ユーザエージェントが変更されていないと、ステップS07に移行して、HTTPリクエストを行う際に、再度、データまたはプログラムの読み出しを実行してしまう。そこで、データまたはプログラムの受信が行われ、インストールが行われた後に、ユーザエージェントが変更されていない場合は、データ受信手段12は、ユーザエージェントの記述を変更してもよい。
【0047】
上述した手段、機能は、コンピュータ(情報処理装置,Webサーバ)が、CPUに、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。アプリケーションプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からアプリケーションプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0048】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0049】
1 通信システム、3 公衆回線網、10 電化機器、50 情報処理装置、100 Webサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電化機器が、公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するために、リクエストを送信して、情報処理装置にアクセスするステップと、
前記情報処理装置が、前記電化機器のリクエストのヘッダ部を参照するステップと、
参照した前記ヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定するステップと、
前記情報処理装置が、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、前記電化機器に、決定した前記データ又は前記プログラムを送信するステップと、
を備える方法。
【請求項2】
前記ユーザエージェントとは、前記電化機器の文章ページを表示するためのソフトウェアの種類、バージョン又は、前記電化機器のオペレーティングシステムの種類、バージョンであって、
前記情報処理装置が、前記電化機器の文章ページを表示するためのソフトウェアの種類、バージョン又は、前記電化機器のオペレーティングシステムの種類、バージョン又は前記電化機器の機種名に基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムを決定する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
電化機器を公衆回線網へアクセスさせるための情報処理装置であって、
前記電化機器が、前記公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するためのリクエストを当該電化機器から受付けるアクセス受付手段と、
前記電化機器のリクエストのヘッダ部を参照するヘッダ部参照手段と、
参照した前記ヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定する適正判断手段と、
前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、前記電化機器に、決定した前記データ又は前記プログラムを送信するデータ送信手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項4】
電化機器を公衆回線網へアクセスさせるための情報処理装置に、
前記電化機器が、前記公衆回線網に接続されたサーバに記憶された文章ページを表示するためのリクエストを当該電化機器から受付けるアクセス受付手段、
前記電化機器のリクエストのヘッダ部を参照するヘッダ部参照手段、
参照した前記ヘッダ部に記述されたユーザエージェントに基づいて、前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在するか否かを決定する適正判断手段、
前記電化機器に送信すべきデータ又はプログラムが存在すると判断した場合には、前記電化機器に、決定した前記データ又は前記プログラムを送信するデータ送信手段、として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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