説明

データ通信方法及びデータ通信装置

【課題】データ通信速度を高速化しつつ、高い信頼性を確保する。
【解決手段】非衝突を実現するためのACKフレームによるハンドシェイク通信方式を採用すると共に、リンクレイヤフレームを4B5B符号化し、リンクレイヤフレームに対してプリアンブル、SFD及びEFDを付加し、物理レイヤフレームをNRZI符号化するというクロック再生要件を追加することで、データ通信速度を高速化する。又、送信フレームを通信路へ送信する際には、ビットエラー検出を行い、通信路から受信フレームを受信した際には、コーディングエラー検出、CRCエラー検出、フォームエラー検出、ステートエラー検出及びタイムアウトエラー検出を行うことで、高い信頼性を確保する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データを含むフレームを通信するデータ通信方法及びデータ通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、高い信頼性が要求される車載系のLAN(Local Area Network)として例えばCAN(Controller Area Network)が広く普及している(例えば特許文献1参照)。CANでは、データ通信速度が500k[bps]以下において、スタッフエラー検出、ビットエラー検出、フォームエラー検出、アクノリッジエラー検出及びCRC(cyclic redundancy check)(巡回冗長検査)エラー検出等により信頼性を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第2546608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年では通信システムの高度化により、データ通信速度の高速化(数百M[bps]以上)且つ高い信頼性が要求される傾向にあり、データ通信速度の高速化に必要な非衝突やクロック再生の通信システムとした場合に、CANではフレーム構成の違いから十分な信頼性を確保することができなくなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ通信速度を高速化しつつ、高い信頼性を確保することができるデータ通信方法及びデータ通信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1及び2に記載した発明によれば、データを含むリンクレイヤフレームを4B5B符号化し、その4B5B符号化したリンクレイヤフレームに対してプリアンブル、フレーム開始部及びフレーム終了部を付加して物理レイヤフレームを生成し、その生成した物理レイヤフレームをNRZI(Non Return to Zero Inversion)符号化し、そのNRZI符号化した物理レイヤフレームを送信フレームとして通信路へ送信する際に、送信データが正常であるか否かを判定するビットエラー検出を行い、通信路から受信フレームとして物理レイヤフレームを受信した際に、その受信した物理レイヤフレームに対し、4B5B符号化が正常であるか否かを判定するコーディングエラー検出を行い、リンクレイヤフレームに含まれるデータが正常であるか否かを判定するCRC(Cyclic Redundancy Check)エラー検出を行い、リンクレイヤフレームの構成及び内容が正常であるか否かを判定するフォームエラー検出を行い、リンクレイヤフレームのビット列の並びが正常であるか否かを判定するステートエラー検出を行い、ACK(ACKnowledgement)フレームを所定時間内に正常に受信したか否かを判定するタイムアウトエラー検出を行うように構成した。
【0007】
これにより、非衝突を実現するためのACKフレームによるハンドシェイク通信方式を採用すると共に、リンクレイヤフレームを4B5B符号化し、リンクレイヤフレームに対してプリアンブル、フレーム開始部及びフレーム終了部を付加し、物理レイヤフレームをNRZI符号化するというクロック再生要件を追加することで、データ通信速度を高速化することができる。又、送信フレームを通信路へ送信する際には、ビットエラー検出を行い、通信路から受信フレームを受信した際には、コーディングエラー検出、CRCエラー検出、フォームエラー検出、ステートエラー検出及びタイムアウトエラー検出を行うことで、高い信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態を示す機能ブロック図
【図2】リンクレイヤフレーム及び物理レイヤフレームの各々のフレーム構成を示す図
【図3】機能の階層構造を示す図
【図4】OSI参照モデルとの対比を示す図
【図5】データ送信時エラー検出処理を示すフローチャート
【図6】データ受信時エラー検出処理を示すフローチャート
【図7】エラーの種別、検出モード及びエラーの内容を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、データ通信装置の構成を示す機能ブロック図である。データ通信装置1は、送信系の機能ブロックとして、送信LLF(Link Layer Frame)エンコーダ2と、FIFO(First In First Out)3と、4B5Bエンコーダ4と、5Nビットコマンドエンコーダ5と、制御回路6と、セレクタ7と、シリアライザ8と、NRZIエンコーダ9とを有する。
【0010】
送信LLFエンコーダ2は、送受信シーケンサ10(本発明でいうステートエラー検出手段、タイムアウトエラー検出手段に相当)から送信データを入力すると、フレームを識別(特定)するための識別子と、データのライト又はリードを示すリモートと、データの長さを示すサイズと、アクセスするアドレス空間を示すIDと、データ(送信データ)と、CRCとを含むリンクレイヤフレーム(LLF(Link Layer Frame))を生成してFIFO3を介して4B5Bエンコーダ4及び5Nビットコマンドエンコーダ5へ出力する。
【0011】
4B5Bエンコーダ4は、送信LLFエンコーダ2からFIFO3を介してリンクレイヤフレームを8ビットのビット列により入力すると、その8ビットのビット列を構成する上位の4ビットのビット列及び下位の4ビットのビット列の各々を4B5B符号化テーブル(図示せず)にしたがって5ビットのビット列に変換し、10ビットのビット列を生成してセレクタ7へ出力する。この場合、4B5Bエンコーダ4は、4ビットのビット列を「0」が3ビット以上連続しないように5ビットのビット列に変換する。
【0012】
5Nビットコマンドエンコーダ5は、送信LLFエンコーダ2からFIFO3を介してリンクレイヤフレームを入力すると、同期用のビット列であるプリアンブル(Preamble)、リンクレイヤフレームの先頭を検出するためのSFD(Start Frame Delimiter)(フレーム開始部)及びリンクレイヤフレームの末尾を検出するためのEFD(End Frame Delimiter)(フレーム終了部)を生成して制御回路6及びセレクタ7へ出力する。
【0013】
セレクタ7は、4B5Bエンコーダ4から10ビットのビット列を入力し、5Nビットコマンドエンコーダ5からプリアンブル、SFD及びEFDを入力すると、制御回路6から入力する制御指令にしたがって10ビットのビット列にプリアンブル、SFD及びEFDを付加して物理レイヤフレーム(PLF(Physical Layer Frame))を生成してシリアライザ8及びビットエラー検出部(データ比較部)11(本発明でいうビットエラー検出手段に相当)へ出力する。
【0014】
シリアライザ8は、セレクタ7から物理レイヤフレームを入力すると、その物理レイヤフレームをパラレル/シリアル変換してNRZIエンコーダ9へ出力する。NRZIエンコーダ9は、シリアライザ8からパラレル/シリアル変換された物理レイヤフレームを入力すると、その物理レイヤフレームをNRZI符号にエンコードして送信端子から送信フレームとして通信路へ送信する。
【0015】
一方、データ通信装置1は、受信系の機能ブロックとして、クロック再生部12と、NRZIデコーダ13と、SFD(Start Frame Delimiter)検出部14と、デシリアライザ15と、4B5Bデコーダ16(本発明でいうコーディングエラー検出手段に相当)と、セレクタ17と、制御回路18と、FIFO19と、受信LLFデコーダ20(本発明でいうフォームエラー検出手段、CRCエラー検出手段に相当)とを有する。
【0016】
クロック再生部12は、通信路から受信フレームとして受信したNRZI符号の物理レイヤフレームからクロック成分を抽出してクロック信号を再生し、その再生したクロック信号を各機能ブロックへ供給する。NRZIデコーダ13は、通信路から受信フレームとして受信したNRZI符号の物理レイヤフレームをデコードしてSFD検出部14へ出力する。
【0017】
SFD検出部14は、NRZIデコーダ13から物理レイヤフレームを入力すると、その物理レイヤフレームに含まれるSFDを検出してリンクレイヤフレームの先頭を検出し、リンクレイヤフレームをデシリアライザ15へ出力する。デシリアライザ15は、SFD検出部14からリンクレイヤフレームを入力すると、そのリンクレイヤフレームのビット列をシリアル/パラレル変換して4B5Bデコーダ16及びビットエラー検出部11へ出力する。4B5Bデコーダ16は、デシリアライザ15からシリアル/パラレル変換されたリンクレイヤフレームの10ビットのビット列を4B5B符号化テーブル(図示せず)にしたがって8ビットのビット列に逆変換してセレクタ17及び制御回路18へ出力する。
【0018】
セレクタ17は、4B5Bデコーダ16からリンクレイヤフレームの8ビットのビット列を入力すると、制御回路18から入力する制御指令にしたがってFIFO19を介して受信LLFデコーダ20へ出力する。受信LLFデコーダ20は、セレクタ17からFIFO19を介してリンクレイヤフレームの8ビットのビット列を入力すると、そのリンクレイヤフレームの8ビットのビット列を送受信シーケンサ10へ出力する。
【0019】
上記したリンクレイヤフレームのフレーム構成と物理レイヤフレームのフレーム構成とは、図2に示すような対応関係となっている。又、データ通信装置1は、図3に示すように、その機能を階層構造に分割すると、物理レイヤ、リンクレイヤ、API(Application Program Interface)レイヤに分割することができ、物理レイヤは送信(TX)制御を行う機能部と受信(RX)制御を行う機能部とに分割することができる。本実施形態で示す物理レイヤ、リンクレイヤ、APIレイヤは、国際標準化機構(ISO)により制定されたOSI(Open Systems Interconnection)参照モデル(Reference Model)と対比すると、図4に示すように、物理レイヤはOSI参照モデルの第1層(物理層)に対応し、リンクレイヤはOSI参照モデルの 第2層(データリンク層)と第3層(ネットワーク層)に対応し、APIレイヤはOSI参照モデルの第4層(トランスポート層)と第5層(セッション層)と第6層(プレゼンテーション層)に対応する。リンクレイヤフレームはデータ通信装置1のリンクレイヤ間で論理的に通信され、物理レイヤフレームはデータ通信装置1の物理レイヤ間で物理的に通信される。
【0020】
さて、上記したデータ通信装置1は、以下に示すエラー検出機能を有し、データ送信時にはデータ送信時エラー検出処理を行い、データ受信時にはデータ受信時エラー検出処理を行う。以下、データ送信時エラー検出処理及びデータ受信時エラー検出処理について順次説明する。
【0021】
(1)データ送信時エラー検出処理
データ通信装置1は、データ送信時には、図5に示すデータ送信時エラー検出処理を行う。即ち、データ通信装置1は、送信データが正常であるか否かを判定するビットエラー検出をビットエラー検出部11にて行う(ステップS1)。データ通信装置1は、セレクタ7からビットエラー検出部11へ入力された物理レイヤフレームに含まれるデータと、デシリアライザ15からビットエラー検出部11へ入力されたリンクレイヤフレームに含まれるデータとを照合し、送信データと異なるデータを検出した場合、又は送信データを検出しなかった場合には、送信データが正常でないと判定し(ステップS1にて「YES」)、ビットエラーが発生したことを検出する(ステップS2)。このように、データ通信装置1は、データ送信時にはビットエラー検出を行う。
【0022】
(2)データ受信時エラー検出処理
データ通信装置1は、データ受信時には、図6に示すデータ受信時エラー検出処理を行う。即ち、データ通信装置1は、4B5B符号化が正常であるか否かを判定するコーディングエラー検出を4B5Bデコーダ16にて行う(ステップS11)。データ通信装置1は、デシリアライザ15から4B5Bデコーダ16へ入力されたリンクレイヤフレームの10ビットのビット列を4B5B符号化テーブルにしたがって逆変換した8ビットのビット列を判定し、4B5B符号化テーブルに示すビット列以外のビット列(未定義のビット列)を検出した場合には、4B5B符号化が正常でないと判定し(ステップS11にて「YES」)、コーディングエラーが発生したことを検出する(ステップS12)。
【0023】
次いで、データ通信装置1は、リンクレイヤフレームに含まれるデータが正常であるか否かを判定するCRC(Cyclic Redundancy Check)エラー検出を受信LLFデコーダ20にて行う(ステップS13)。データ通信装置1は、セレクタ17からFIFO19を介して受信LLFデコーダ20へ入力されたリンクレイヤフレームの8ビットのビット列に対してCRC計算式による計算を受信LLFデコーダ20にて行い、CRC計算式による計算にてエラーを検出した場合には、リンクレイヤフレームに含まれるデータが正常でないと判定し(ステップS13にて「YES」)、CRCエラーが発生したことを検出する(ステップS14)。
【0024】
次いで、データ通信装置1は、リンクレイヤフレームの構成及び内容が正常であるか否かを判定するフォームエラー検出を受信LLFデコーダ20にて行う(ステップS15)。データ通信装置1は、セレクタ17からFIFO19を介して受信LLFデコーダ20へ入力されたリンクレイヤフレームの8ビットのビット列を判定し、受信ヘッダの条件と異なるリンクレイヤフレームの受信を検出した場合には、リンクレイヤフレームの構成及び内容が正常でないと判定し(ステップS15にて「YES」)、フォームエラーが発生したことを検出する(ステップS16)。
【0025】
次いで、データ通信装置1は、リンクレイヤフレームのビット列の並びが正常であるか否かを判定するステートエラー検出を送受信シーケンサ10にて行う(ステップS17)。データ通信装置1は、正常シーケンスと異なるリンクレイヤフレームの受信を検出した場合には、リンクレイヤフレームのビット列の並びが正常でないと判定し(ステップS17にて「YES」)、ステートエラーが発生したことを検出する(ステップS18)。
【0026】
最後に、データ通信装置1は、ACKフレームを所定時間内に正常に受信したか否かを判定するタイムアウトエラー検出を送受信シーケンサ10にて行う(ステップS19)。データ通信装置1は、データフレーム、バーストフレーム、コマンドフレームを送信した後に、その送信したデータフレーム、バーストフレーム、コマンドフレームに対するレスポンス(ACKフレーム)を、データフレーム、バーストフレーム、コマンドフレームの送信時を基準時点として所定時間内に検出しなかった場合には、ACKフレームを所定時間内に正常に受信しなかったと判定し(ステップS19にて「YES」)、タイムアウトエラーが発生したことを検出する(ステップS20)。このように、データ通信装置1は、データ受信時にはコーディングエラー検出、CRCエラー検出、フォームエラー検出、ステートエラー検出及びタイムアウトエラー検出を順次行う。
【0027】
図7は、上記したエラーの種別、検出ノード(送信ノード又は受信ノード)及びエラーの内容を対応付けて示す。尚、送信ノードとは送信フレームを送信するデータ通信装置1であり、受信ノードとは受信フレームを受信するデータ通信装置1である。
【0028】
以上に説明したように本実施形態によれば、データ通信装置1において、非衝突を実現するためのACKフレームによるハンドシェイク通信方式を採用すると共に、リンクレイヤフレームを4B5B符号化し、リンクレイヤフレームに対してプリアンブル、SFD及びEFDを付加し、物理レイヤフレームをNRZI符号化するというクロック再生要件を追加することで、データ通信速度を高速化することができる。又、送信フレームを通信路へ送信する際には、ビットエラー検出を行い、通信路から受信フレームを受信した際には、コーディングエラー検出、CRCエラー検出、フォームエラー検出、ステートエラー検出及びタイムアウトエラー検出を行うことで、高い信頼性を確保することができる。
【0029】
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
データ通信装置1は、例えば車載系のLANに接続されるノードであっても良いし、車載系のLAN以外のLANに接続されるノードであっても良い。
【符号の説明】
【0030】
図面中、1はデータ通信装置、10は送受信シーケンサ(ステートエラー検出手段、タイムアウトエラー検出手段)、11はビットエラー検出部(ビットエラー検出手段)、16は4B5Bデコーダ(コーディングエラー検出手段)、20は受信LLFデコーダ(フォームエラー検出手段、CRCエラー検出手段)である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを含むリンクレイヤフレームを4B5B符号化し、その4B5B符号化したリンクレイヤフレームに対してプリアンブル、フレーム開始部及びフレーム終了部を付加して物理レイヤフレームを生成し、その生成した物理レイヤフレームをNRZI(Non Return to Zero Inversion)符号化し、そのNRZI符号化した物理レイヤフレームを送信フレームとして通信路へ送信する際に、送信データが正常であるか否かを判定するビットエラー検出を行い、通信路から受信フレームとして物理レイヤフレームを受信した際に、その受信した物理レイヤフレームに対し、4B5B符号化が正常であるか否かを判定するコーディングエラー検出を行い、リンクレイヤフレームに含まれるデータが正常であるか否かを判定するCRC(Cyclic Redundancy Check)エラー検出を行い、リンクレイヤフレームの構成及び内容が正常であるか否かを判定するフォームエラー検出を行い、リンクレイヤフレームのビット列の並びが正常であるか否かを判定するステートエラー検出を行い、ACK(ACKnowledgement)フレームを所定時間内に正常に受信したか否かを判定するタイムアウトエラー検出を行うことを特徴とするデータ通信方法。
【請求項2】
データを含むリンクレイヤフレームを4B5B符号化し、その4B5B符号化したリンクレイヤフレームに対してプリアンブル、フレーム開始部及びフレーム終了部を付加して物理レイヤフレームを生成し、その生成した物理レイヤフレームをNRZI(Non Return to Zero Inversion)符号化し、そのNRZI符号化した物理レイヤフレームを送信フレームとして通信路へ送信するデータ通信装置であって、
送信データが正常であるか否かを判定するビットエラー検出を行うビットエラー検出手段と、
通信路から受信フレームとして受信した物理レイヤフレームに対し、4B5B符号化が正常であるか否かを判定するコーディングエラー検出を行うコーディングエラー検出手段と、
リンクレイヤフレームに含まれるデータが正常であるか否かを判定するCRC(Cyclic Redundancy Check)エラー検出を行うCRCエラー検出手段と、
リンクレイヤフレームの構成及び内容が正常であるか否かを判定するフォームエラー検出を行うフォームエラー検出手段と、
リンクレイヤフレームのビット列の並びが正常であるか否かを判定するステートエラー検出を行うステートエラー検出手段と、
ACK(ACKnowledgement)フレームを所定時間内に正常に受信したか否かを判定するタイムアウトエラー検出を行うタイムアウトエラー検出手段と、を備えたことを特徴とするデータ通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−58844(P2013−58844A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−195036(P2011−195036)
【出願日】平成23年9月7日(2011.9.7)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】