トイレ個室タイマー
【課題】本発明は、不特定多数の利用者に利用されるトイレの個室について、個室の外で待っている人に個室利用経過時間をカウントアップ表示で通知するタイマーである。
【解決手段】ドアにNC接点のセンサーを取り付け、ドア外側にカウントアップ表示処理部を設ける。ドアを閉じたときだけセンサーONになり、カウントアップ表示される。以上より、本発明は個室ドアを閉められてからの時間を計測し、個室外へ個室利用経過時間を表示するカウントアップタイマーである。
【解決手段】ドアにNC接点のセンサーを取り付け、ドア外側にカウントアップ表示処理部を設ける。ドアを閉じたときだけセンサーONになり、カウントアップ表示される。以上より、本発明は個室ドアを閉められてからの時間を計測し、個室外へ個室利用経過時間を表示するカウントアップタイマーである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、不特定多数に利用されるトイレの個室について、個室の外で待っている人に個室利用経過時間をカウントアップ表示で知らせるタイマーに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
個室ドア開閉の検知には、防犯などに用いられるマグネットタイプのNC接点センサーを用いる。これをスイッチにして、時刻のカウントアップを行うカウント表示を実施する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−２２３８８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
不特定多数に利用されるトイレの個室について、次のような不正長時間利用問題があった。
（イ）
街中、駅構内など条例により喫煙が厳しく状況下、トイレ個室で喫煙が行われやすくなり、本来の使用目的の利用者が迷惑する。
（ロ）
外界と隔離された安易に利用できる空間がトイレ個室ということがあり、店から万引きした商品の整理に長時間使われることがある。
（ハ）
オフィスビルなどにおいて、トイレ個室で仮眠を取るなど長時間占有するものがいる。
（ニ）
本来のトイレ個室利用においても、外で待つ人はどのくらいで解放されるか、目安になるものがなく、生理的現象においてなす術がない。
これらトイレ個室の不正長時間利用問題点に共通していえることは「外界から隔離された空間」を「どのくらいの時間利用されたかわからない」である。本発明は、以上の問題点である個室の利用時間を外で待つ者へ通知するものである。
【０００５】
既にトイレ情報システムのように赤外線を用いた人体検知装置は存在する（特許文献１参照）。しかし、本発明はドア開閉における個室利用時間を外に待つ者へ通知のみできれば良いので、低コスト的で容易に既設のドアへ取り付け可能な装置とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
ドアの開閉センサーにはNC接点（クローズ時にスイッチON）させるマグネットタイプのセンサーを使用する。これにより、個室ドアが閉まりセンサーがONの時のみタイマーのカウントアップが実施される。個室ドアが開いた場合は、センサーがOFFにされ電源の供給が止まり、カウントアップ表示が消える。また、このセンサーON、OFF仕組みにより通常使用時は電源使用を抑える効果もある。本発明は、以上の構成によりドアを閉めるとスイッチONとなるカウントアップタイマーである。
【発明の効果】
【０００７】
個室の利用時間を外で待つ者が認識することで、長時間利用者への注意喚起や時間経過が短い認識を持つことで別のトイレへの移動など実施できる。また、トイレ利用者だけではなく、トイレの管理者や防犯を行う者が立ち入ることで不自然にトイレ利用が長い場合の質問などにより、防犯や不正利用の問題を解決する手段にもなる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】図１は本発明の正面図である。
【図２】図２は本発明の使用状態（センサーOFF状態：ドアオープン時）を示した説明図である。
【図３】図３は本発明の使用状態（センサーON状態：ドアクローズ時）を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）
個室ドアの縁側にカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）を取り付ける。
（ロ）
個室ドア外側にセンサー接続ケーブル（2）で接続されたNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）を取り付ける。
（ハ）
個室ドア内側にNC接点-ドア内側センサー（3）と対象になるNC接点-ドア外側センサースイッチ（4）を取り付ける。
本発明は以上のような構造で、個室未使用時はドアが開いているためセンサー接続ケーブル（2）に接続されたNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）が電源OFFの状態でカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）に何も表示されない。個室使用時はドアが閉められるためNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）が電源ONの状態になりカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）に個室利用時間がカウントアップ表示される。個室使用が終わると再びドアが開かれ、電源OFFになりカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）のカウントアップ表示が消える。
【符号の説明】
【００１０】
（1） カウントアップタイマーデジタル表示処理部
（2） センサー接続ケーブル
（3） NC接点-ドア内側センサースイッチ
（4） NC接点-ドア外側センサースイッチ
【技術分野】
【０００１】
本発明は、不特定多数に利用されるトイレの個室について、個室の外で待っている人に個室利用経過時間をカウントアップ表示で知らせるタイマーに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
個室ドア開閉の検知には、防犯などに用いられるマグネットタイプのNC接点センサーを用いる。これをスイッチにして、時刻のカウントアップを行うカウント表示を実施する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−２２３８８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
不特定多数に利用されるトイレの個室について、次のような不正長時間利用問題があった。
（イ）
街中、駅構内など条例により喫煙が厳しく状況下、トイレ個室で喫煙が行われやすくなり、本来の使用目的の利用者が迷惑する。
（ロ）
外界と隔離された安易に利用できる空間がトイレ個室ということがあり、店から万引きした商品の整理に長時間使われることがある。
（ハ）
オフィスビルなどにおいて、トイレ個室で仮眠を取るなど長時間占有するものがいる。
（ニ）
本来のトイレ個室利用においても、外で待つ人はどのくらいで解放されるか、目安になるものがなく、生理的現象においてなす術がない。
これらトイレ個室の不正長時間利用問題点に共通していえることは「外界から隔離された空間」を「どのくらいの時間利用されたかわからない」である。本発明は、以上の問題点である個室の利用時間を外で待つ者へ通知するものである。
【０００５】
既にトイレ情報システムのように赤外線を用いた人体検知装置は存在する（特許文献１参照）。しかし、本発明はドア開閉における個室利用時間を外に待つ者へ通知のみできれば良いので、低コスト的で容易に既設のドアへ取り付け可能な装置とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
ドアの開閉センサーにはNC接点（クローズ時にスイッチON）させるマグネットタイプのセンサーを使用する。これにより、個室ドアが閉まりセンサーがONの時のみタイマーのカウントアップが実施される。個室ドアが開いた場合は、センサーがOFFにされ電源の供給が止まり、カウントアップ表示が消える。また、このセンサーON、OFF仕組みにより通常使用時は電源使用を抑える効果もある。本発明は、以上の構成によりドアを閉めるとスイッチONとなるカウントアップタイマーである。
【発明の効果】
【０００７】
個室の利用時間を外で待つ者が認識することで、長時間利用者への注意喚起や時間経過が短い認識を持つことで別のトイレへの移動など実施できる。また、トイレ利用者だけではなく、トイレの管理者や防犯を行う者が立ち入ることで不自然にトイレ利用が長い場合の質問などにより、防犯や不正利用の問題を解決する手段にもなる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】図１は本発明の正面図である。
【図２】図２は本発明の使用状態（センサーOFF状態：ドアオープン時）を示した説明図である。
【図３】図３は本発明の使用状態（センサーON状態：ドアクローズ時）を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）
個室ドアの縁側にカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）を取り付ける。
（ロ）
個室ドア外側にセンサー接続ケーブル（2）で接続されたNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）を取り付ける。
（ハ）
個室ドア内側にNC接点-ドア内側センサー（3）と対象になるNC接点-ドア外側センサースイッチ（4）を取り付ける。
本発明は以上のような構造で、個室未使用時はドアが開いているためセンサー接続ケーブル（2）に接続されたNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）が電源OFFの状態でカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）に何も表示されない。個室使用時はドアが閉められるためNC接点-ドア内側センサースイッチ（3）が電源ONの状態になりカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）に個室利用時間がカウントアップ表示される。個室使用が終わると再びドアが開かれ、電源OFFになりカウントアップタイマーデジタル表示処理部（1）のカウントアップ表示が消える。
【符号の説明】
【００１０】
（1） カウントアップタイマーデジタル表示処理部
（2） センサー接続ケーブル
（3） NC接点-ドア内側センサースイッチ
（4） NC接点-ドア外側センサースイッチ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
空室時にドアが開くタイプのトイレ個室のドア外部にNC接点のセンサーを設け、有室時のみ表示部がカウントアップする個室使用時間経過を示すタイマー。
【請求項１】
空室時にドアが開くタイプのトイレ個室のドア外部にNC接点のセンサーを設け、有室時のみ表示部がカウントアップする個室使用時間経過を示すタイマー。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２０１０−２８１６１５（Ｐ２０１０−２８１６１５Ａ）
【公開日】平成２２年１２月１６日（２０１０．１２．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−１３３５６３（Ｐ２００９−１３３５６３）
【出願日】平成２１年６月３日（２００９．６．３）
【出願人】（７０９００２４７３）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年１２月１６日（２０１０．１２．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年６月３日（２００９．６．３）
【出願人】（７０９００２４７３）
【Ｆターム（参考）】
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