説明

トリチオカルボナートRAFT剤およびその中間体の合成

本発明は、メタクリレートおよびその他のオレフィン系モノマーのリビング重合に用いることができるトリチオカルボナートRAFT剤(RSC(S)SR’)を合成するための効率的な方法を提供する。本発明は、トリチオカルボナートRAFT剤の合成において中間体として有用なビス(アルキルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドを合成するための効率的な方法も提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メタクリレートおよびその他のオレフィン系モノマーのリビング重合に用いることが可能であるトリチオカルボナートRAFT剤(RSC(S)SR’)を合成するための効率的な方法を提供する。本発明は、トリチオカルボナートRAFT剤の合成において中間体として有用であるビス(アルキルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドを合成するための効率的な方法も提供する。
【背景技術】
【0002】
RAFT(可逆的付加開裂連鎖移動)重合方法が、アクリル系モノマー、スチレン系モノマーおよび選択されたその他のビニルモノマーからの低〜多分散性ポリマーの調製のために開示されている((特許文献1)、(特許文献2)および(特許文献3))。
【0003】
トリチオカルボナートがメタクリレートを重合させるための好適なRAFT剤として特定されているが、これらの調製のための商業的に魅力のある方法に欠けている。例えば、チオールを相当するナトリウム塩に転換する方法は、典型的には、大規模で扱うには危険な物質であるNaHの使用を包含する。その他の方法(例えば、電子移動アルキル化)がトリチオカルボナートの合成のために用いられてきているが、低収率および必要とされる困難な精製方法のために魅力的ではない。
【0004】
効率的でかつ拡張性を有するRAFT剤のための方法に対する継続的な要求が存在する。
【0005】
【特許文献1】国際公開第98/01478号パンフレット
【特許文献2】国際公開第99/31144号パンフレット
【特許文献3】EP0 910,587号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、チオール(RSH)を、80〜99体積%の第一の溶媒と1〜20体積%の第二の溶媒とを含む溶媒混合物中において、ナトリウムt−ブトキシドまたはカリウムt−ブトキシドと、二硫化炭素とヨウ素と順次に反応させてRSC(S)SSS(S)SRを形成する工程を含む方法であって、
R=置換若しくは非置換のC〜C20の直鎖またはC〜Cの環状アルキル、置換若しくは非置換のアリール、または複素環基であり、
第一の溶媒は、n−アルカンおよび環状アルカンからなる群から選択され、および
第二の溶媒は、少なくとも36kcalmol−1の溶媒極性パラメータE(30)を有するエーテルからなる群から選択されることを特徴とする方法を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の方法は、ビス(アルキルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィド、(RSC(S)SSC(S)SR)を合成するための、および広い種類の有用なRAFT剤を調製するための実用的な手段を提供する。ビス(アルキルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドは、RAFT剤の合成において有用な中間体である。
【0008】
本発明の一実施形態においては、チオール(RSH)が、80〜99体積%の第一の溶媒と1〜20体積%の第二の溶媒とを含む溶媒混合物中において、ナトリウムt−ブトキシドまたはカリウムt−ブトキシドと、二硫化炭素とヨウ素と順次に反応させられてRSC(S)SSC(S)SRが形成される。
【0009】
好適なアルキルチオール(RSH)は、Rが置換若しくは非置換のC〜C20の直鎖またはC〜Cの環状アルキル基、置換若しくは非置換のアリール基、または複素環基であるものである。好適な置換基としては、ハロ基、シアノ基、アリール基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基およびアセトキシ基が挙げられる。好ましい実施形態においては、RがC1225である。
【0010】
好適な第一の溶媒としては、C〜C10のn−アルカンおよび環状アルカンが挙げられる。好適な第二の溶媒としては、1,2−ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルなどの直鎖エーテル、およびテトラヒドロフラン(THF)ならびに1,4−ジオキサンなどの環状エーテルが挙げられる。好ましい実施形態においては、第一の溶媒がヘプタンであり、第二の溶媒がTHFである。
【0011】
出願人は、少なくとも36kcalmol−1の溶媒極性パラメータE(30)を特徴とする少量の(1〜20%)二次溶媒を伴った、n−アルカン(例えば、ヘプタン)などの炭化水素の主溶媒としての使用が、所望の生成物の形成を促進することを見出した。一実施形態においては、テトラヒドロフランの小さい体積率(5〜20%)が、ドデカンチオールのビス(ドデシルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドへの99%を超える転換を、98+%を超える選択性で許容する。このように、ビス(ドデシルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィド中間体の単純な単離が、RAFT剤の合成におけるこのビス(アルキルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドの使用のためには十分である。
【0012】
「溶媒極性パラメータ」の定義および一般的な溶媒のためのこれらのパラメータのリストは、「溶媒および、有機化学における溶媒の効果(Solvents and Solvent Effects in Organic Chemistry)」、クリスチャンレイチャード(Christian Reichardt)、第2版の最初の重刷、VCH、1990年、第359〜371頁に見出すことが可能である。
【0013】
他の実施形態において、本発明は、ビス(アルキルサルファニルチオカルボニル)ジスルフィド(RSC(S)SSC(S)SR)をR’−N=N−R’と反応させてRSC(S)SR’を形成することをさらに含む。
【0014】
好適なR’基としては、置換若しくは非置換のC〜C10の直鎖またはC〜Cの環状アルキル基が挙げられる。好適な置換基としては、ハロ基、シアノ基、アリール基、アルコキシ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基およびアセトキシ基が挙げられる。
【0015】
本発明の方法の一実施形態が、RAFT剤の合成を例示するために図式に示される。しかしながら、この方法はこの特定の例に限定されず、および広い種類のチオールならびにジアゾ化合物のために用いることが可能である。
【0016】
(図式)
1)2C1225SH+2BuOK+2CS+I→C1225SC(S)SSC(S)SC1225
2)C1225SC(S)SSC(S)SC1225+4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)→2C1225SC(S)SC(CH)(CN)CHCHCO
【0017】
図式のステップ(2)は、ビス(アルキルサルファニルチオカルボニル)ジスルフィドの酢酸エチル溶液へのジアゾ試薬の並みの温度での多段添加を用いることにより行うことが可能である。
【0018】
ある場合においては、C1225SC(S)SC(CH)(CN)CHCHCOHなどのRAFT剤の酸基をエステルに転換することが望ましい。これは、RAFT剤の酸形態を、塩基(例えば、DBU=1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン)の存在下においてヨウ化アルキル(例えば、ヨウ化メチル)と反応させることによって達成することが可能である:
1225SC(S)SC(CH)(CN)CHCHCOH+DBU+CHI→
1225SC(S)SC(CH)(CN)CHCHCOCH
【0019】
これは、固体/液体界面の問題を回避し、容易に回収されるDBU/HI副生成物を生成する。または、ジメチル硫酸またはクロロメチルアルキルエーテル、クロロメチルシクロアルキルエーテルおよびクロロメチル多環状アルキルエーテルをアルキル化剤として用いると共に炭酸カリウムを塩基として用いて、メチルおよびアルコキシメチルエステルを事実上定量的様式で生成することが可能である。アルキル化剤は、一般に、求核攻撃を受けやすい官能基化アルキルフラグメントを有する化合物である。
【実施例】
【0020】
(実施例1)
(ビス(ドデシルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドの調製)
2000mLの4口丸底フラスコ(機械式攪拌機、セプタム、熱電対さや、およびNバブラーを備えた還流凝縮器を取り付けた)を、ヘプタン(1000mL)およびカリウムt−ブトキシドのテトラヒドロフラン溶液(174.4g、34.7gのカリウムt−ブトキシド、0.31molを含有している)で充填した。得られた溶液を約5℃まで冷却し、およびドデカンチオール(60.6g、0.30mol、ウィスコンシン州ミルウォーキーのシグマアルドリッチ社製(Sigma−Aldrich Co., Milwaukee,WI))と反応させた。得られた白色のスラリーを5〜10℃で30分攪拌し、次いで、20分の時間にわたって二硫化炭素(23.5g、0.31mol)と反応させた。混合物を5℃で10分攪拌し、20〜23℃まで暖めさせおよび4時間攪拌した。得られた黄色のスラリーの一部を、ヨウ素(40.0g、0.158mol)と40分の時間にわたって16〜18℃で反応させた。混合物を室温で15時間攪拌した。蒸留水を添加し、および分離した有機相を塩化ナトリウムおよびチオ硫酸ナトリウムの溶液で、次いで塩化ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を乾燥させおよび溶媒を蒸発させて84.2g(98%)の黄色い固体を得た。H NMR(CDCl)は:3.28(t、J=7.4、a=97.75)、2.92(小さい三重線、a=2.1)、2.66(極めて小さい三重線、a=0.52)、1.68(明白な五重線、a=102.0)、1.43〜1.17(残留CHのシグナル、a=914)、0.87(t、J=7.0、a=153.1)であった。
【0021】
(実施例2)
(4−シアノ−4−(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニルペンタン酸の調製)
還流凝縮器、固体添加ポート、保護管、および攪拌棒を取り付けた、2リットルの3口フラスコを、ビス(ドデシルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィド(84.1g、151.6mmol)および760mL酢酸エチルで充填した。得られた溶液を加熱して緩やかに還流して、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)(72.1g、257mmol)(バージニア州リッチモンドのワコーケミカルズUSA社製(Wako Chemicals USA、Inc.、Richmond、VA))と3.75時間にわたって反応させた。反応混合物をさらに16時間加熱した。
【0022】
酢酸エチルを減圧下で除去し、および生成物をヘプタンで結晶化させた。固体を濾過し、水で洗浄し、および乾燥させて110.0g(91%)を得た。H NMR(CDCl)は:3.31(t,a=2.00)、2.72〜2.61(m)および2.58〜2.34(追加のカップリングを備えたABパターン、組み合わされたa=3.96)、1.87(s,a=2.94)、1.68(m,a=2.02)、1.42〜1.20(重畳したCHシグナル、a=18.62)、0.87(t,a=3.07)、約10.0でのbd酸ピークであった。純度は99%超であった。13C NMR(CDCl)は:216.91(C=S)、177.52(COH)、118.96(CN)、46.38、37.24、33.65、32.01、29.72(重畳したシグナル)、29.68、29.64、29.52、29.43、29.17、29.03、27.79、24.97、22.78、20.12、14.20であった。
【0023】
(実施例3)
(メチル4−シアノ−4−(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニルペンタノエートの調製)
4−シアノ−4−(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニルペンタン酸(C1225SC(S)SC(Me)(CN)CHCHCOH、64.8g、160.5mmol)のTHF溶液(195mL)を5〜10℃で、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(26.9g、176.6mmol)で処理した。混合物を5分攪拌し、次いでヨウ化メチル(25.9g、182mmol)で処理し、得られた混合物を18時間攪拌した。
【0024】
この反応混合物をヘプタンで希釈し、濾過し、および固体をヘプタンでリンスした。濾液を、低濃度の塩化ナトリウム、1Nの塩酸、低濃度の重炭酸ナトリウム溶液、および水で順次洗浄した。乾燥した有機相を蒸発させて64.13g(96%)のコハク色のオイルを得た。
【0025】
H NMRは:(CDCl):3.70(s,a=3.00)、3.31(t,a=2.04)、2.66〜2.56(m,a=2.05)および2.54〜2.33(追加のカップリングを備えたABパターン、a=2.05)、1.86(s,a=3.02)、1.68(m,a=2.27)、1.42〜1.20(重畳したCH基、a=19.24)、0.87(t,a=3.28)であった。
【0026】
(実施例4)
(メトキシメチルエステルの調製)
4−シアノ−4−(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニルペンタン酸(1.21g、3.0mmol)と、THF(10mL)と、新しく粉砕した炭酸カリウム(0.42g、3mmol)との混合物をクロロメチルメチルエーテル(0.25mL、3.1mmol、ウィスコンシン州ミルウォーキーのシグマアルドリッチ社製(Sigma−Aldrich Co., Milwaukee, WI))で処理した。混合物を40℃で加熱しておよび18時間攪拌した。混合物を濾過しおよび固体を酢酸エチルで洗浄した。蒸発により1.31gの粘性のオイルを提供した。H NMR(CDCl)は:5.24(s,a=2.01)、3.47(s,a=3.01)、3.31(t,a=2.00)、2.70〜2.61(m,a=2.15)、2.56〜2.34(追加のカップリングを備えたABパターン、a=2.07)、1.87(s,a=2.85)、1.68(m,a=2.17)、1.38(m)および1.32〜1.2(重畳したCH’s、a=21.1)、0.87(t,a=3.50)であった。所望のエステルと一致する;純度の推定=95%である。
【0027】
(比較例A)
(ビス(ドデシルスルファニルチオカルボニル)ジスルフィドの合成の試み)
1000mLの4口丸底フラスコ(機械的攪拌機、セプタム、熱電対さや、およびN導入口を備えたコンデンサを取り付けた)を、カリウムt−ブトキシド(17.2g、0.153mol)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液で充填した。溶液を約5℃に冷却し、およびドデカンチオール(30.3g、0.15mol)で処理した。反応混合物を5〜10℃で30分攪拌した。濃いスラリーを二硫化炭素(11.8g、0.154mol)で約30分の時間にわたって処理した。混合物は黄色になった。混合物を約0℃で1時間攪拌し、次いで室温まで暖めさせた。得られた黄色の溶液の一部をヨウ素プリル(19.0g、0.075mol)で20分の時間にわたって、温度を28〜30℃未満に制御しながら処理した。ヨウ素添加が完了したら、混合物を1.5時間攪拌した。酢酸エチル(300mL)を添加し、および混合物を水(50mL)および次いでチオ硫酸ナトリウム溶液(50mL)で処理し、および激しく攪拌した。有機層を塩化ナトリウム溶液で2回洗浄し、NaSOで乾燥させ、および蒸発させて31.6gのほとんど無色の固体のみを得た。H NMRは、2.67での大きな低磁場CHSシグナル、および3.4〜2.8の範囲のその他の三重線シグナルの僅かな痕跡に特徴があった。質量スペクトルはm/e=402.335の親イオンを示し、C2450、ビス(ドデシル)ジスルフィドと一致した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
チオール(RSH)を、80〜99体積%の第一の溶媒と1〜20体積%の第二の溶媒と含む溶媒混合物中において、ナトリウムt−ブトキシドまたはカリウムt−ブトキシドと、二硫化炭素と、ヨウ素と順次に反応させて、RSC(S)SSC(S)SRを形成する工程を含む方法であって、
R=置換若しくは非置換のC〜C20の直鎖またはC〜Cの環状アルキル、置換若しくは非置換のアリール、または複素環基であり、
第一の溶媒は、n−アルカンおよび環状アルカンからなる群から選択され、および
第二の溶媒は、少なくとも36kcalmol−1の溶媒極性パラメータE(30)を有するエーテルからなる群から選択されることを特徴とする方法。
【請求項2】
RがC1225であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
RSC(S)SSC(S)SRをR’−N=N−R’と反応させてRSC(S)SR’(式中、R’は、置換または非置換のC〜C10の直鎖アルキル基およびC〜Cの環状アルキル基からなる群から選択される)を形成することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
R’が、ハロ基、シアノ基、アリール基、アルコキシ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基およびアセトキシ基からなる群から選択される置換基で置換されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
R’が−C(CH)(CN)CHCHCOHであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
R’が−C(CH)(CN)CHCHCOHであり、この方法はRSC(S)SR’をアルキル化剤と反応させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項7】
アルキル化剤は、ヨウ化アルキル、ジメチル硫酸、クロロメチルアルキルエーテル、クロロメチルシクロアルキルエーテルおよびクロロメチル多環状アルキルエーテルからなる群から選択されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
第一の溶媒は、C〜C10のn−アルカンからなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
第二の溶媒は、少なくとも36kcalmol−1の溶媒極性パラメータE(30)を有する直鎖エーテルおよび環状エーテルからなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
直鎖エーテルは、1,2−ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、およびジエチレングリコールジエチルエーテルからなる群から選択されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
環状エーテルは、テトラヒドロフラン(THF)および1,4−ジオキサンからなる群から選択されることを特徴とする請求項9に記載の方法。

【公表番号】特表2007−537279(P2007−537279A)
【公表日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−513342(P2007−513342)
【出願日】平成17年5月11日(2005.5.11)
【国際出願番号】PCT/US2005/016584
【国際公開番号】WO2005/113493
【国際公開日】平成17年12月1日(2005.12.1)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】