説明

ドロッパーネック受けブッシング、対応パッケージ、及び対応キット

本発明は、第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のブッシング(190)であって、第1の生成物を最初に収容している第1のボトルを、第2の生成物を最初に収容している第2のボトルと連通するように配置することを可能にし、第2のボトルには、ドロッパーネックが設けられており、第1のボトルと第2のボトルとの連通は、順番に、第1の段階で、第2の生成物を第1のボトルに導入し、第2の段階で、第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液をドリッパーネックを介して吸引することで行われ、ブッシング(190)は、内部に、ドロッパーネックを受ける受容部(16)を備えており、内部受容部はドロッパーネックの形状と一致する形状を有することを特徴とするブッシングに関する。本発明は、また、本発明のブッシングを有する、第1の生成物を収容したボトルを備えるパッケージと、また、本発明のパッケージと第2の生成物を収容したボトルを備えるキットに関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のブッシングであって、第1の生成物を最初に収容している第1のボトルを、第2の生成物を最初に収容している第2のボトルと連通するように配置することを可能にするブッシングに関わる。
【0002】
本発明は、また、前記ブッシングを備えるパッケージ、及び前記ブッシングを備えるキットに関する。
【背景技術】
【0003】
本発明は、活性生成物である懸濁液又は溶液の即時調整用のパッケージアセンブリの改良に関する。
【0004】
図1及び図2は、従来の組立て部を示す。
【0005】
前記組立て部は、2つの主要部からなる。
【0006】
まず、組立て部は、2つの密封したボトルA,Bを備える。これらのボトルのうち、第1のボトルAは、一般的に、粉末乾燥状の第1の活性生成物を収容するものである。第2のボトルには、第2の生成物を収容する。第2の生成物は、一般的に、第1の活性生成物が添加される液体であり、投与時には溶液又は懸濁液となっている。
【0007】
第2に、組立て部は、第1のボトルへ液体を加えるという第1の目的と、第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のため、2つのボトルA,Bを連通するように配置するためのリンク手段を備える。
【0008】
この目的のために、軟金属からなる第2のボトルBを逆さにし、第1のボトルAのブッシングにねじ込み結合する。このブッシングは、内部スレッド4を有する上部2と、内部ショルダー5を有する下部3とを備える。
【0009】
第2のボトルBの先端は、外部スレッドを有するショルダー8によって本体7と連結されるドリッパー6内に位置する。
【0010】
また、ボトルAは、一般的に、ガラスでできており、エラストマー材料からなるストッパー9によって蓋閉されている。ストッパー9には、孔部10が貫通しており、穿孔可能な保護膜11で封止されている。保護膜は、例えば、アルミニウムでできている。
【0011】
スレッド4とスレッド8とを合わせて、ボトルBをボトルAにねじ込み結合する際、ドロッパー6は保護膜11を穿孔し、孔部10に入り込む。これにより、2つのボトルを連通するように配置することができる。
【0012】
2つのボトルは、この一体部分1を介して接続されている。この一体部分1は、ショルダー5をボトルAのネックに圧着させることで、ボトルAに固定される。
【0013】
ここにあげた互いに関連する構成部材のセンタリングと準備とを容易にするために、ボトルAのネックの周りであって、「ビード」と称する圧着カラーの下側に位置する部分に垂直突起部13を設ける。5の圧着は、初期の圧着が一時的にビード12上でなされ、その後、図1に示すように、ブッシングをネックの上まで押し下げてビード12の下側で最終的に圧着する。このような準備は、ブッシング1をストッパー9及びボトルA上に設置しやすくするために行われ、組立てにかかるコストを削減する。ボトルAのネックは、一般的に、2つの圧着カラーを有する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
前記組立て部には、いくつか不具合がある。
【0015】
1つ目の不具合は、ボトルのネックは、ブッシング1をボトルAに固定する際に妨げとなる2つのカラー12を有するということである。また、2つのカラーと突起部は、ボトルの製造に使用する材料の量という点では、最適ではない。
【0016】
2つ目に、エラストマー材料からなるストッパー9と、穴を開ける封口膜11は、別々の部品からなり、ブッシングとも別の部品であり、最適とは言えない。ストッパー、膜、ブッシングを固定するには、難しいセンタリングを行う必要がある。
【0017】
これらの全ての理由より、これらの部品はコストも高く、組立てにかかる時間も比較的長くなってしまう。
【0018】
本発明は、ブッシングの新しい種類の実施形態を対象とし、特に、前記部材の簡略化を図ることで、上記の不具合を全て克服することができる実施形態をその対象とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
この目的のため、本発明は、第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のブッシングであって、第1の生成物を最初に収容している第1のボトルを、第2の生成物を最初に収容している第2のボトルと連通するように配置することを可能にし、第2のボトルには、ドロッパーネック(a dropper neck)が設けられており、前記第2の生成物を前記第1のボトルに加えるという第1の目的と、前記第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のために、第1のボトルが、ドロッパーネックを介して第2のボトルと連通するように配置され、前記ブッシングは、前記ドロッパーネックを受ける内部受容部を備え、前記内部受容部は前記ドロッパーネックの形状と一致する形状を有することを特徴とする即時調整用ブッシングを提案する。
【0020】
本発明は、以下の特徴を個々に、または、技術的に可能な範囲で組み合わせて使用することで、効果的に完成させることができる。
【0021】
本発明のブッシングは、前記第2のボトルの前記ドロッパーネックの一部と結合する上部と前記第1のボトルのネックの上を覆うことができる下部とを有する本体を備える。
【0022】
本発明のブッシングにおいて、前記内部受容部の一部は、前記上部から前記下部に行くに従って小さくなり、前記ドロッパーネックと一致して結合する。
【0023】
本発明のブッシングは、形状が前記内部受容部の1つと一致するストッパーをさらに備え、前記ストッパーの形状は前記ドロッパーネックの形状とほぼ同じである。
【0024】
本発明のブッシングにおいて、前記ストッパーは、前記本体から取り外すことができる。
【0025】
本発明のブッシングにおいて、前記ブッシングの上部は、前記ドロッパーネックの基部のスレッド又はストッパーの基部のスレッドとねじ結合されることができるように内部スレッドを有する。
【0026】
本発明のブッシングにおいて、前記ブッシングの下部は、円形カラーに嵌合し(latch)、前記第1のボトルのネックに圧着する内部ショルダーを有する。
【0027】
本発明のブッシングにおいて、前記本体の外側部分に結合することができるキャップを備える。
【0028】
本発明のブッシングにおいて、前記キャップは、前記ストッパーの内側部分とも結合することができる。
【0029】
本発明のブッシングにおいて、前記キャップは、前記本体及び/又はストッパーから取り外すことができる。
【0030】
本発明のブッシングは、成型プラスチック材料で形成されている。
【0031】
本発明は、また、前記ブッシングを備えるパッケージ、及び前記ブッシングを備えるキットに関する。
【発明の効果】
【0032】
本発明には多くの効果がある。
【0033】
ブッシングをガラスボトル上に容易に固定することができる。ボトルを製造する際に使用するガラスの量を減らすことができ、これにより製造コストを減らすことができる。
【0034】
組立てに必要な部品の数を減らすことができる。特に、エラストマーからなるストッパーや膜は必要ない。よって、組立てにかかるコストと時間を削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
本発明の他の様相、目的、効果は、以下の好ましい実施の形態の記載で、より明らかにされている。発明を限定することのない例を示すとともに、既に説明した図1(a)、図1(b)及び図2以外にも、添付した図面を参照して、以下の好ましい実施の形態を説明する。
【0036】
図4(a)、図4(b)、図5、図7、及び図9は、第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のブッシング190を概略的に示す。
【0037】
ブッシング190は、図3の第1のボトルを、図1及び図2に示すボトルBと同一の図5の第2のボトルBと連通するように配置することを可能にする。
【0038】
第1のボトルAは、第1の生成物を最初に収容している。第1の生成物は、固体の活性生成物で、乾燥したフリーズドライ粉末状であることが好ましい。
【0039】
第2のボトルBは、第2の生成物を最初に収容している。第2の生成物は、液体の生成物であることが好ましい。
【0040】
第2のボトルBには、ドロッパーネック6が設けられている。
【0041】
第1のボトルAを、ブッシング190を介して第2のボトルBと連通するように配置する。従来の通り、第2の生成物を第1のボトルAに加えるという第1の目的と、第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のために、第1のボトルAを、ドロッパーネック6を介して第2のボトルBと連通させて配置する。
【0042】
生成物の添加、溶液又は懸濁液の吸引は、ドロッパーネック6を介して行う。図5に示すように、ドロッパーネック6がその先端部に、生成物を通過させることができる開口部600を有する。
【0043】
ブッシング190は、ドロッパーネック6を受ける内部受容部16を有する。内部受容部16の形状は、ドロッパーネック6の形状と一致している。形状が一致する内部受容部16内でドロッパーネック6を受けることで、ドロッパーネック6を内部受容部とうまく結合させることができ、これにより、生成物の添加、溶液又は懸濁液の吸引の際に第1の生成物又は第2の生成物の漏出を防ぐことができるため、確実に無菌状態にすることができる。
【0044】
内部受容部16の底壁に形成する穴100は、ドロッパーネックが内部受容部16内に配置される場合に、開口部600と合致させることができる。ドロッパーネック6の形状と、内部受容部16の形状の一致のおかげで、開口部600は穴100に対向して配置され、これにより、生成物の添加、溶液又は懸濁液の吸引の際に第1の生成物及び第2の生成物の漏出を防ぐことができ、無菌状態を保つことができる。
【0045】
ブッシング190は、大部分に本体191を備える。
【0046】
本体191は、第2のボトルBのドロッパーネック6の一部と連結する上部2を有する。本体191は、第1のボトルAのネックの上を覆うことができる下部3を有する。
【0047】
内部受容部16の一部は、ドロッパーネック6と対応して合致するように、上部2から下部3に行くに従って小さくなる。
【0048】
図4(b)、図5及び図7は、特に、内部受容部16が、ドロッパーネック6の直線状円筒部610と対応して合致する直線円筒部160を備えることを示す。内部受容部16は、ドロッパーネック6の円錐円筒部611と対応して合致する円錐円筒部161を備える。直線円筒部160と円錐円筒部161とは、内部受容部16が上部2から下部3に行くに従って小さくなるように連続して設けられている。
【0049】
図4(a)及び図4(b)に示すように、ブッシング190は、その形状が内部受容部16の形状と一致するストッパー110を備える。したがって、ストッパーは、ドロッパーネック6の形状と同様の形状となる。
【0050】
ストッパー110と内部受容部16とは、図4(b)に示すように、ストッパー110が内部受容部16内に位置するときに、内部受容部16の穴100がストッパー110の底壁26によって完全に塞がれるように結合する。はめ合わせ形状の内部受容部16内にストッパー110を受けることで、ストッパー110と内部受容部16との間はうまく結合し、これにより、第1の生成物の漏出を防ぐことができ、無菌状態を保つことができる。
【0051】
明らかに、ストッパー110は、内部受容部16及び/又は本体191から取り外すことができることが好ましい。
【0052】
ブッシング190の上部2は、ドロッパーネック6の基部のスレッド8とねじ結合されることができるように内部スレッド4を備える。
【0053】
スレッド4は、また、ストッパー110の基部のスレッド18とねじ結合されることができるようにしてもよい。
【0054】
ブッシング190の下部3は、円形カラー12に嵌合し、第1のボトルAのネックに圧着する内部ショルダー5を有する。
【0055】
第1のボトルAは、カラー12を1つだけ有することがより好ましい。これにより、使用するガラスの量を、従来のボトルに使用するガラスの量よりも少なくすることができる。
【0056】
図9に示すように、ショルダーは、連続的でなくてもよく、切欠き15を有していてもよい。
【0057】
このブッシング190では、ブッシング190をボトルA上に組立てやすくする一方で、切欠き15は、材料をさらに節約することができるように設けられる。
【0058】
同様に、図7には、ブッシング190は、ブッシングを製造するために使用する材料を節約するための切取り部29を有することを示す。
【0059】
図4(b)及び図7に示すように、ストッパー110は、底壁26に対向した領域28を開けて中空にすることが好ましい。このようにすると、材料をさらに節約して、ストッパー110を製造することができる。
【0060】
図8(a)及び図8(b)は、ブッシング190が、本体191の外側部分17にはめることができるキャップ14を備えることを示す。
【0061】
これにより、本体191の上部2は、適合するキャップ14のショルダー19と結合することができるラグ形状又は鋸波形状のパターンを備えていてもよい。
【0062】
キャップ14は、また、ストッパー110の内側部分21にはめることができるようにしてもよい。
【0063】
これにより、ストッパー110の上部は、キャップ14の内壁22と外壁23の間に位置する切り欠き20内に収容されている。
【0064】
明らかに、キャップ14は、本体191及び/又はストッパー110から取り外すことができる。
【0065】
図4(a)は、ストッパー110の上部25は、ストッパー110のブッシングへのねじ込み及び取り外しを容易にするための滑り止めパターンを有することを示す。
【0066】
本体191、ストッパー110及びキャップ14は、プラスチック材料からなり、それぞれが単体として形成されるのがもっとも好ましい。これにより、材料と組立て時間を節約することができる。
【0067】
本発明は、また、本発明に係るブッシングを有するタイプAのボトルを備えたパッケージや、本発明に係るパッケージとタイプBのボトルを有するキットにも関する。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】図1は、上記に既に説明したが、従来の組立ての軸方向断面図を示す。
【図2】図2は、上記に既に説明したが、従来の組立ての軸方向断面図を示す。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に係る第1のボトルを示す。
【図4】図4(a)及び図4(b)は、本発明の第1の実施形態に係るブッシングの正面図、軸方向断面図をそれぞれ示す。ブッシングは、本発明に係るストッパーと結合している。
【図5】図5は、本発明の第1の実施形態に係る、ドロッパーネックに結合したブッシングを示す軸方向断面図である。図面左側にブッシングを示し、ドロッパーネックを図面右側に示す。
【図6】図6は、本発明に係るストッパーの軸方向断面図を示す。
【図7】図7は、本発明の第2の実施形態に係るブッシングの軸方向断面図を示す。ブッシングは、本発明に係るストッパーとキャップを備える。
【図8】図8(a)及び図8(b)は、本発明に係るキャップの正面図と軸方向断面図をそれぞれ示す。
【図9】図9は、本発明の第2の実施形態に係るブッシングの底面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のブッシング(190)であって、
第1の生成物を最初に収容している第1のボトル(A)を、第2の生成物を最初に収容している第2のボトル(B)と連通するように配置することを可能にし、
第2のボトル(B)には、ドロッパーネックが設けられており、
前記第2の生成物を前記第1のボトル(A)に加えるという第1の目的と、前記第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のために、第1のボトル(A)が、ドロッパーネック(6)を介して第2のボトル(B)と連通するように配置され、
前記ブッシング(190)は、前記ドロッパーネック(6)を受ける内部受容部(16)を備え、
前記内部受容部(16)は、前記ドロッパーネック(6)の形状と一致する形状を有することを特徴とする即時調整用ブッシング。
【請求項2】
請求項1記載のブッシングにおいて、
前記ブッシング(190)は、前記第2のボトル(B)の前記ドロッパーネック(6)の一部と結合する上部(2)と前記第1のボトル(A)のネックの上を覆うことができる下部(3)とを有する本体(191)を備えるブッシング。
【請求項3】
請求項2記載のブッシングにおいて、
前記内部受容部(16)の一部は、前記上部(2)から前記下部(3)に行くに従って小さくなり、前記ドロッパーネック(6)と相補的に合致するブッシング。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載のブッシングにおいて、
形状が前記内部受容部(16)の1つと一致するストッパー(110)をさらに備え、
前記ストッパーの形状は前記ドロッパーネック(6)の形状とほぼ同じであるブッシング。
【請求項5】
請求項4記載のブッシングにおいて、
請求項2又は3に従属し、
前記ストッパー(110)は、前記本体(191)から取り外すことができるブッシング。
【請求項6】
請求項2〜5のいずれか1つに記載のブッシングにおいて、
前記ブッシングの上部(2)は、前記ドロッパーネック(6)の基部のスレッド(8)又はストッパー(110)の基部のスレッド(18)とねじ結合されることができるように内部スレッド(4)を有するブッシング。
【請求項7】
請求項2〜6のいずれか1つに記載のブッシングにおいて、
前記ブッシング(190)の下部(3)は、円形カラー(12)に嵌合し、前記第1のボトル(A)のネックに圧着する内部ショルダー(5)を有するブッシング。
【請求項8】
請求項2〜7のいずれか1つに記載のブッシングにおいて、
さらに、前記本体(191)の外側部分(17)に結合することができるキャップを備えるブッシング。
【請求項9】
請求項8記載のブッシングにおいて、
請求項4に従属する場合には、前記キャップ(14)は、前記ストッパー(110)の内側部分(21)にも結合することができるブッシング。
【請求項10】
請求項8又は9記載のブッシングにおいて、
前記キャップ(14)は、前記本体(191)及び/又はストッパー(110)から取り外すことができるブッシング。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1つに記載のブッシングにおいて、
成型プラスチック材料で形成されているブッシング。
【請求項12】
第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のパッケージであって、
第1の生成物を最初に収容している第1のボトル(A)を備え、
第2の生成物は、ドロッパーネック(6)を有する第2のボトル(B)に最初に収容されており、
前記パッケージは、前記第2の生成物を前記第1のボトル(A)に加えるという第1の目的と、前記第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のために、前記第1のボトル(A)を前記第2のボトル(B)と連通するように配置することを可能にするブッシングを備え、
前記ブッシング(190)は、前記ドロッパーネック(6)を受ける内部受容部(16)を備え、
前記内部受容部(16)は、前記ドロッパーネック(6)の形状と一致する形状を有することを特徴とするパッケージ。
【請求項13】
第1の生成物を第2の生成物に混合することで得られる懸濁液又は溶液の即時調整用のキットであって、
第1の生成物を最初に収容している第1のボトル(A)と、
ドロッパーネック(6)を有する、第2の生成物を最初に収容している第2のボトル(B)と、
前記第2の生成物を前記第1のボトル(A)に加えるという第1の目的と、前記第2のボトル内に生成された溶液又は懸濁液を吸引するという第2の目的のために、前記第1のボトル(A)を前記第2のボトル(B)と連通するように配置することを可能にするブッシングとを備え、
前記ブッシング(190)は、前記ドロッパーネック(6)を受ける内部受容部(16)を備え、
前記内部受容部(16)は、前記ドロッパーネック(6)の形状と一致する形状を有することを特徴とするキット。
【請求項14】
請求項13記載のキットにおいて、
前記第1の生成物は、固体の活性生成物であり、
第2の生成物は流体の生成物であるキット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2009−517293(P2009−517293A)
【公表日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−541744(P2008−541744)
【出願日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【国際出願番号】PCT/EP2006/068806
【国際公開番号】WO2007/060193
【国際公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(399050909)サノフィ−アベンティス (225)
【Fターム(参考)】