説明

ナノスケール孔を形成するためのレトロパーカッシブ法

ガラス基板またはガラス類似の基板(26)に極めて小さな細孔(54)を形成する方法は、例えば、パッチクランプ用途に便利であり、前記基板の前記表面を通ってレーザー誘起されたアブレーションのエネルギーを内包するための裏当てプレート(32)を利用する。この裏当てプレート(32)は、エネルギー吸収材(34)、好ましくは水またはアセトンとともに、基板との界面をなしつつ、細孔の出口開口(アパーチャ)(53)に対する火造りを提供する裏面衝撃波を提供し、それにより、細胞膜との改善された封止シールを形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イオンチャネルを経由した細胞膜経由のイオン輸送および分子輸送の調査をするための「パッチクランピング(patch clamping)」に関し、特に、細胞膜を容易に封止することができるナノスケールないしミクロスケールの細孔群を提供する基板(substrate)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
細胞膜を構成する脂質二重層(lipid bilayer)は、細胞内へのイオンの流れおよび細胞外へのイオンの流れを制御するイオンチャネル(ion channels)を有している。特定のイオンチャネルは、自然発生したシグナリング分子と薬物分子とを含むシグナリング分子(signaling molecule)に応じて開く。治療薬剤の開発においては薬剤の副作用を防止するため、または、イオンチャネルに関連した疾患の治療のための肯定的な治療効果を得るうえで、イオンチャネルに対する薬剤の効果を判定することが必要である。
【0003】
イオンチャネルの反応の解析は、いわゆるパッチクランプ(patch clamp)、若干の吸引力によって細胞の表面に付着させたマイクロピペット(micropipette)を用いて従来行われている。細胞の内部への電気的接続は、例えば、鋭い吸引力パルスをピペットに適用して、細胞壁に孔を空けることによって確立することができる。(前記電気的接続により)細胞膜にわたる小さな電気的変化を測定することで、特定のイオンチャネルの開閉を推測することができる。
【0004】
これらの測定に係る少量の電流は、ピペットと細胞壁との間に極めて高抵抗のシールを必要とする(ギガオームシールまたはギガシール)。典型的には、ギガオームシールは、15〜20ギガオームのオーダとされ、少なくとも5ギガオームとされる。
【0005】
薬剤スクリーニングでは多数回にわたるイオンチャネル測定が必要となることがある。したがって、現在の慣行においては、ピペットは、それぞれ細胞を受容することができる複数の細孔が設けられたプレートで代替されうる。プレートのアレイによって複数の細胞の並行処理が可能となり、ピペットに比べてより容易に自動化装置に組み込むことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
プレート構造体にナノスケール孔(nanoscale hole)を設けることは相対的に困難である。ある技術では、ガラス基板または水晶基板に対して重イオンを照射して分子損傷(molecular damage)の痕跡(これはフッ化水素酸などで選択的にエッチングされてもよい)を残すことが必要となり、このエッチングのタイミングは、前記基板の反対側まで突き抜けて正確な孔サイズで孔が設けられるように制御される。
【0007】
レーザーを用いて、あらかじめ薄くされたガラス基板を貫通するクレーターをアブレーションにより形成する第2の技術を用いれば、前記ナノスケール孔を設けるために必要となる重イオン加速器を用いなくてすむ。レーザー持続時間およびレーザー出力を制御することによって、適切な孔サイズを有する概して円錐形のクレーターを基板の反対側まで貫通させることができる。
【0008】
レーザーによる前記アプローチの不利な点として、溶解したガラスと破片とを孔の出口に拡散させてしまうという問題がある。この破片は、細胞膜と孔のリップ部とを適切に接着する妨げとなるものであり、また、形成した孔の電気的抵抗の低下につながるものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、レーザーを用いて基板に該基板を貫通するナノスケール細孔を設けるための改善された技術を提供するものである。この技術においては、基板は、該基板とは異なる熱膨張物質によって裏当てが施されている。孔形成の最終段階において、レーザーによって加熱された前記熱膨張物質が、基盤の反対面に凹状のクレーターを生じさせる衝撃波を生じさせる。このクレーターは、レーザーによって設けられた前記クレーターの表面と交わる。前記衝撃波は、細孔の出口を火造りする類のものであり、実質的に、細孔が細胞膜との高抵抗シールを形成する能力を増大させる。火造り(fire polishing)は、熱または炎を用いてざらつき(不均質性)を溶解させて、表面張力の作用のもとで平滑にさせるものである。
【0010】
具体的には、本発明は、ナノスケール孔を設ける方法を提供し、この方法は、基板材の裏面に近接して設けられた第2の、衝撃波を含む裏当て材によって裏当てされた、ナノスケール孔を有する基板材を備えた層状構造を設けるステップを含むものである。集束レーザーを第1の期間の間、基板材の表面部に適用して、基板材の表面部に開口しているとともに該基板材の厚さ未満の量だけ基板材内へ延在している第1のクレーターをアブレーションにより形成する。集束レーザーの適用は、第2の期間の間継続されて、第1のクレーターの向こう側の材料を加熱させて、基板材の裏面部から始まって基板材内に延在している第2のクレーターを生成させる衝撃波を生起させる。この第2のクレーターは第1のクレーターと接続されて、それにより、第1のクレーターと第2のクレーターとの間に孔径を有する開口が設けられる。
【0011】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、標準的なレーザー孔形成の間に生じる、基板裏面上への破片の発生を低減させるナノスケール細孔を提供することにある。
【0012】
孔径は1000ナノメートル未満であってもよい。
【0013】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、パッチクランプ用途に用いられるのに適した細孔を設けることにある。
【0014】
前記基板材は透明な材料で構成されてもよい。
【0015】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、細胞膜の電気的測定および光学的測定の双方を許容する、光の伝達を許容する基板材を提供することにある。
【0016】
掘られるべき前記基板材は、ホウケイ酸ガラスで構成されている。
【0017】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、電気生理学的用途に適した基板を提供することにある。
【0018】
前記方法は、前記基板材の表面部にポケットをあらかじめ形成するステップを含んでもよく、前記第1のクレーターは、前記ポケット内の実質的に中央に配置されてもよい。
【0019】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、構造的完全性の点で要求される基板の任意の厚さを確保することにある。
【0020】
本発明は、前記基板材と前記裏当て材との間に蒸発可能な材料を用いてもよい。
【0021】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、改善された孔形成のための増大された圧力波を提供することにある。
【0022】
前記蒸発可能な材料は、水とされてもよい。
【0023】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、相対的に安全な蒸発可能な物質の使用を許容することにある。
【0024】
前記蒸発可能な物質は、前記基盤材と前記裏当て材との間に、該蒸発可能な物質の厚さを規定するスペーサによって保持された液体であってもよい。
【0025】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、衝撃波形成に係るパラメータの精密制御を許容することにある。
【0026】
前記集束レーザーは、火造り面を設けるために前記第2のクレーターが融解温度に達するように印加されてもよい。
【0027】
少なくとも本発明の一実施形態の目的は、細胞膜により高抵抗なシールを形成するために、開口(アパーチャ)に対して改善されたシール表面を設けることにある。
【0028】
これらの具体的な特徴および利点は、請求項に記載された範囲に入るところの実施形態の一部に適用されるものであって、発明の範囲を確定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施形態に係る平面状のパッチクランプ・プレートを製造するために用いられる装置の概略を示した図である。
【図2】図1に示す装置によって製造されるパッチクランプのブロック図である。
【図3】揮発性物質で充填された隙間による、裏当て材に対するパッチクランプ基板のスペーシングを示した、図2中の3−3線に沿う断面図である。
【図4】第1のクレーターを形成するレーザーアブレーションの初期段階を示すとともに基板の表面への融解した破片の散乱を示した、図3と同様の図である。
【図5】基板を貫通した第1のクレーターの発生前における、基板を経由して揮発性物質へのエネルギーの伝達を示す図3と同様の図である。
【図6】基板の背後の揮発性物質による衝撃波の形成を示す図5と同様の図である。
【図7】第1のクレーターの反対側で衝撃波によって火造りされた第2のクレーターが生成された後における、図6に示す基板の拡大図である。
【図8】パッチクランプ用途における図7に示す基板の利用を単純化して示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
図1を参照すると、本発明は、細くコリメートされた(narrow collimated)ビーム12を、メカニカルステージ16によって保持された基板アセンブリ14の表面(front surface)に向けるように構成された、コリメーション・集束用光学要素11を備えたエキシマレーザー10を用いている。レーザーの周波数レンジは、例えば、192ないし157ナノメートル(nm)である。
【0031】
エキシマレーザー10およびメカニカルステージ16は、後述するように、連続するパルスによってエキシマレーザー10を出力制御する制御信号22をエキシマレーザー10に送信するとともに、メカニカルステージ16のx−y方向制御を行うための制御信号22をアクチュエータモータ24に送信するように構成された、技術分野において公知のタイプの自動化されたコントローラ18によって制御されている。
【0032】
図2および図3を参照すると、基板アセンブリ14は、その上側に、基板(substrate)26、例えば約150ミクロンの厚さを有するホウケイ酸塩で構成されたカバースリップを備えている。この上側の基板26の表面は、規則的なx−y格子状のロケーション29にて形成された複数の陥没またはくぼみ28を有している。前記複数のくぼみ28は、成型、研磨またはエッチングにより基板26に設けられており、軸15に沿って測定して100〜1000ミクロン(μ)の厚さとなるロケーション29における薄肉部30をなしている。くぼみ28の直径は、相対的に大きく、例えば、5.0ミリメートルであり、構造的な便宜のために、ロケーション29の外側領域においては概してより厚肉な基板26が提供されるようになっている。
【0033】
基板26は、基板26の裏面に隣接して配置されているとともに例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)で構成された任意的なスペーサ31によって該基板26から離隔して設けられた、裏当てプレート(backer plate)32を有している。ポリジメチルシロキサン(PDMS)は、精密に制御されたスペーサ厚さを提供するために集積回路技術を用いて製作されたモールドを介して、基板26の裏面に鋳造されているか、または、スパンコーティング(spun−coated)されて選択的に基板26の縁部を除いて除去して構成されてもよい。
【0034】
基板26と裏当てプレート32との間のスペースは、揮発性材料34によって充填されている。この揮発性材料34は好ましくは水であるが、例えば、アセトンなどの他の材料で構成することもできる。前記基板26と前記裏当てプレート32との間の前記スペースは、レーザー特性および該裏当てプレート32を構成する材料特性に応じて実験に基づいて定められなければならないが、別体構成されたスペーサ31を設けずに、例えば、水の毛細管力によって厳密に提供される分離といった程度のごくわずかなスペースとされてもよい。一実施形態において、基板26と裏当てプレート32とは、完全に誘起された反衝撃波(counter shock wave)、例えば、コリメートされたビーム(collimated beam)12によって提供されるアブレーションとは反対方向に進行する反衝撃波が得られるかぎりは、実質的に互いに隣接していてもよい。
【0035】
図1および図4を参照すると、エキシマレーザー10は、第1のロケーション29の上方に位置し、コントローラ18によってパルス制御されて、制御されたレーザービーム12の連続する光パルス40を発生させる。この光パルス40は基板26を構成する基板材料によって吸収されて、第1の時間にわたって、アブレーション(ablation)により第1のクレーター42を形成する。第1のクレーター42から放出された融解した材料44は、概して基板26の表面(おもてめん)46に付着されるので基板26には実質的な表面ざらつきが生じる。このレーザーアブレーションは、第1のクレーター42の最深部が基板26の裏面から3〜10ミクロンの距離に達するまで継続される。
【0036】
図5を参照すると、出願人は特定の理論に束縛されることを希望するものではないが、この時点で、パルス40からの漏出エネルギー50が基板26の残りの部分を通過して第1のクレーター42の向こう側に存在する材料を加熱するとされている。この材料とは、好ましくは前記揮発性材料34であるが、空気であってもよく、また、反射エネルギーに打たれた基板26の裏面それ自体であってもよい。
【0037】
図6に示すように、図5に示す漏出エネルギー50の効果は、第1のクレーター42の向こう側の点から開始して、基板26の裏面からその表面へと通過する衝撃波52を生成するために急速な熱膨張を生じるというものである。衝撃波52は、裏当てプレート32に閉じ込められた場合には基板26の裏面においてその表面の融解を生じさせるのに十分強力である。
【0038】
図7を参照すると、最終結果は、第1のクレーター42と、前記衝撃波52によって形成された反対面クレーター53とが交わって形成された、基板26を貫通する砂時計形状を有する細孔(pore)54である。砂時計形状の細孔54は、該細孔54の最も狭い部分をなすくびれ直径55を有しており、このくびれ直径55は、1〜200ミクロンであり好ましくは実質的に1ミクロン未満、例えば、200ナノメートルである。反対面クレーター53によって形成された前記砂時計形状の細孔54の裏側直径57は、くびれ直径55よりもはるかに大きく、典型的には少なくとも該くびれ直径55の2倍とされているであろう。
【0039】
第1のクレーター42によって形成された前記砂時計形状の細孔54の表面部は、反対面クレーター53の深さの効果を低減することによりくびれ直径55に対する改善された制御を提供するために、第1の小さな円錐角56を概して有しているであろう。反対面クレーター53の第2の円錐角58は、実質的により大きく、例えば、第1の円錐角56の2倍である。反対面クレーター53の直径は、例えば、10ミクロンのオーダであって、本質的に、衝撃波52の加熱効果によって生じた火造り(先端熱加工)によって設けられている。
【0040】
図8を参照すると、基板26(図7の方向に対して反転して図示している)は、細胞60を反対面クレーター53内に収容している。細胞60の細胞壁62の一部がくびれ55において露出しており、細胞60が第1のクレーター42を介してアクセスすることができるようになっている。基板26の側から第1のクレーター42へと作用するポンプ67による軽い吸引力は、細胞60を保持している基板26側の溶液64と反対側の基板26の側における溶液66との間の5ギガオームないし30ギガオーム抵抗にて、細胞壁62を反対面クレーター53の表面へ付着させている。
【0041】
ポンプ67によって表面46に適用された鋭い吸引力またはその他の手段を用いて、細胞60の内部と接続されている電極72を介して細胞60の外側の溶液64を基準とした細胞60の外部と内部との間の電気的な相違を測定することができる高感度電気的検出器70によって、細胞60の内部への電気的接続を提供してもよい。
【0042】
ここにいう火造り、先端熱加工(fire polishing)は火によって提供されるものに類似した表面の溶融をさすものであるが、必ずしも燃焼を必要とするものではない。
【0043】
本発明は、実施形態およびそこに説明された事項に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に属するところのこれらの実施形態またはそれらの一部の修正された形態、および、異なる実施形態の要素どうしの組合せをも含むものであると具体的に想定されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナノスケール孔を設ける方法において、
(a)(i)厚さを規定する互いに対向する外表面を有するとともにナノスケール孔(54)を貫通して設ける基板材(26)と、(ii)前記互いに対向する外表面の一方に隣接して設けられて前記基板との界面を規定するエネルギー吸収材(34)と、を備えた多層アセンブリ(14)を設けるステップと、
(b)前記エネルギー吸収材を通過するとともに該エネルギー吸収材によって吸収されるエネルギーを有するレーザー(12)を、前記多層アセンブリを貫通して適用するステップと、
(c)前記多層アセンブリにレーザー(12)を続けて適用して前記界面に衝撃波を発生させることにより前記基板材から前記基板材を構成する材料を除去するとともに、前記界面から該界面からみて反対側の前記基板材の前記外表面に向かう前記衝撃波の伝播方向に前記基板材に孔を設けるステップと、
を順次有することを特徴とするナノスケール孔を設ける方法。
【請求項2】
前記ステップ(c)に先立って、前記レーザーを前記界面からみて反対側の前記基板材の前記外表面(46)に適用して、該界面に対して反対側の該基板材の該外表面(46)に開口するとともに前記基板材の前記厚さ未満の量だけ該外表面から該界面に向かって該基板材内へ延在する第1のクレーター(42)をアブレーションにより設けるステップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記孔の直径を1000ナノメートル未満とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記基板材を透明な材料で構成する請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記基板材をホウケイ酸ガラスで構成する請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記基板材の表面部にポケット(28)をあらかじめ形成したうえで前記孔を該ポケット内の中央に設けるステップを有していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記エネルギー吸収材が、水およびアセトンからなる群から選ばれることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記エネルギー吸収材を液体で構成するとともに、前記基板材と該基板材のための裏当て材(32)との間に、前記エネルギー吸収材の厚さをなすスペーサ(31)を設けることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記レーザーを、前記孔に火造り面を設けるように、適用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記レーザーを、192ないし157ナノメートルの周波数のものとすることを特徴とする請求項1に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−509769(P2012−509769A)
【公表日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−537695(P2011−537695)
【出願日】平成21年11月24日(2009.11.24)
【国際出願番号】PCT/US2009/065610
【国際公開番号】WO2010/065386
【国際公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(390023641)ウイスコンシン アラムナイ リサーチ ファウンデーシヨン (61)
【氏名又は名称原語表記】WISCONSIN ALUMNI RESEARCH FOUNDATION
【Fターム(参考)】