説明

ハイブリッドインスタントオンライン宝くじゲーム

宝くじゲームを執行するためのシステムおよび方法が説明される。ゲームは、ゲームをする人にゲームプレイデータの第1の組を有する無料の事前印刷された第1のゲームピースを提供することを含んでよく、第1のゲームピース上のゲームプレイデータは宝くじゲームの結果を確認するには不十分である。ゲームは、第1のゲームピースを識別する情報と、ゲームをする人が宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいることの指示とを受け取ることをさらに含んでよい。指示を受け取ることに応答してゲームの結果が決定されることができ、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って抽選券の結果を示すように当該結果に基づいてゲームプレイデータの第2の組が選択されてもよい。ゲームデータの第2の組はゲームをする人に対して、第2のゲームピースを第1のゲームピースと関連付けるデータと、一意的な識別子とをやはり有する第2のゲームピース上に提供される。賞に対する要求がゲームをする人から受け取られるときに、賞がゲームをする人に与えられるべきかどうかを確認するために一意的な識別子が使用されてもよい。次に、ゲームの結果に応じた価値を有する賞がゲームをする人に授与されてもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッドインスタントオンライン宝くじゲームに関する。
【背景技術】
【0002】
本願は、2005年5月12日に出願された「Hybrid Instant Online Lottery Game」と題された米国仮出願第60/680607号の合衆国法典第35編(米国特許法)第119条(e)項の下での優先権の主張を主張するものである。前記出願の内容の全体は参照により本明細書に援用される。
【0003】
後で抽選する宝くじゲームは、抽選券が購入された後に行われることになる抽選の結果と比較される通常はチケットの形態の抽選券または賭の対象を購入することを伴う。ロトおよびキーノは後で抽選する宝くじゲームの2つの例である。インスタントウィンまたはインスタント宝くじゲームにおいては、チケットまたは抽選券が当選券となるかどうかは購入するときより前、または購入するときに決められる。したがって、概して、当選インスタント宝くじチケットは、賞と直ちに引き換えられることができる。一般的な種類のインスタントウィン宝くじゲームは、プルタブ式のチケット、はぎ取り式のチケット、またはスクラッチ式のチケットなどの事前印刷されたチケットを含む。インスタントウィン宝くじゲームは、例えばRiendeauに帰属する米国特許第6241606号に記載されているように電子的に提供されることもできる。
【0004】
インスタント宝くじゲームに使用される事前印刷された宝くじチケットは、扱いにくく費用がかかる可能性がある。概して、有効化されたインスタントチケットは、現金と引き換え可能な当選チケットを用いた持参人払いの手段である。セキュリティの要求は、事前印刷インスタント宝くじチケットの安全な印刷および配布、ならびに逸失を防ぐための厳重な在庫管理の使用を必要とする。さらに、従来、インスタント宝くじチケットは、くじの小売業者およびくじの販売機に配布される前にパックまたは綴りの状態で印刷される。このことは、宝くじの運営者に、インスタント宝くじチケットが売られる前に特定のインスタント宝くじゲームのために印刷されるべきチケットの数を決定すること、ならびに逸失およびいかさま行為を防ぐためにそのようなチケットの在庫を安全に管理することを要求する。さらに、配布および販売の前にチケット印刷することは、宝くじの運営者がインスタント宝くじチケットゲームを変更することができる速さと容易さを制限する。
【0005】
インスタント宝くじゲームは、広範な種類、サイズ、色、およびテーマで提供される。通常インスタント宝くじゲームは、金銭登録機もしくは販売時点情報管理端末の近くの「衝動買い」品として、または人の出入りの多い地域、例えば鉄道の駅、その他の交通機関のハブ、ボーリング場、もしくはその他の娯楽施設の無人端末もしくは販売機から販売される。概して、インスタント宝くじゲームは、消費者の関心を引きつけ、そのような衝動買いを促すように見た目に魅力的なデザインで明るい色を使って印刷される。
【0006】
後で抽選する宝くじシステムにおいては、概して、顧客は注文に応じてチケットが印刷されるコンビニエンスストアまたは同様の施設の専用の宝くじ端末でチケットを購入することができる。それぞれの専用の宝くじ端末は、所与の宝くじの処理に関連する情報および指示を交換するために中央の宝くじサーバと通信する。後で抽選するチケットは人気が高いが、後で抽選するチケットは金銭登録機のところに陳列されるインスタントチケットの魅力的な店頭の存在を持たないことが多く、後で抽選するチケットはインスタント宝くじゲームチケットの「衝動買い」の魅力も持たない。概して、後で抽選する宝くじシステムは、衝動買いとは対照的に「計画」購入である。Robertsに帰属する米国特許第5772510号は、後で抽選する宝くじチケットを販売する宝くじ端末におけるインスタント宝くじチケットの印刷を可能にするが、やはり事前印刷された情報を伴う特別なチケットの在庫を必要とする。
【特許文献1】米国仮出願第60/680607号
【特許文献2】米国特許第6241606号
【特許文献3】米国特許第5772510号
【特許文献4】米国特許出願第60/645488号
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の1つの例は、宝くじゲームと、当該宝くじゲームで遊ぶ、および当該宝くじゲームを執行するために必要とされる手順および装置とを含むことができる。宝くじゲームの例は、第1の種類の宝くじゲームのピースを含む。これらの第1の種類のピースは事前印刷され、例えば郵便物で、または売り場付近で自由に配布されてもよい。第1の種類の宝くじゲームのピースは、顧客の関心を引きつけ、顧客の購買を促すように見た目に魅力的なデザインで明るい色で印刷されてもよい。第1の種類の宝くじゲームのピースに含まれるのは、グラフィカルに、または1組の数字、文字として、またはその他の印を使って示されてもよい1組の宝くじゲームのプレイデータである。ゲームをする人は、これらの第1の種類の宝くじゲームのピースのうちの1つを取得し、ゲームで遊ぶことを決定することができる。次に、宝くじゲームのピースは、例えば本明細書において説明される種類のゲームをサポートするように修正された従来のオンライン宝くじ端末において当該ゲームピースから識別コードを読み取らせることによって宝くじゲームの抽選券の購入プロセスの一部としてゲームをする人によって提示されてもよい。次に、ゲームをする人は、オンライン宝くじ端末において印刷されてもよい第2のゲームピース上に提供されてもよいか、または第1のゲームピース上に印刷されてもよいか、または例えばビデオスクリーン上に表示されるなどその他のやり方でゲームをする人に提供されてもよい宝くじゲームデータの第2の組を受け取る。ゲームをする人は、当該ゲームをする人がゲームにおいて抽選券を購入したことを確認するために使用されてもよい、および当選した抽選券を引き換えるために後で使用されてもよい所与のある種の領収書、例えば購入時に第1のまたは第2のゲームピース上に印刷される一意的な検証コードを与えられることができる。ゲームプレイデータおよび検証コードの購入処理および生成は、その出願の全体が参照により本明細書に援用される「Flexible Online Instant Lottery Game」に関する米国仮出願(米国特許出願第60/645488号、2005年1月18日出願)に記載されているシステムの修正形態などの宝くじクライアントサーバシステムを使用して容易にされてもよい。次に、ゲームをする人は、ゲーム規則の所定の組を参照して宝くじゲームデータの第1の組と第2の組とを比較することによってゲームの結果を確認することができる。例えば、第1のゲームピースはビンゴカードであってよく、第2のゲームピースは、ゲームの結果を確認するために従来のビンゴゲームの規則に従って第1のゲームピース上のビンゴカードと比較されてもよい1組のビンゴで引き当てられた番号を含んでよい。確認される宝くじゲームデータの2つの組を所定の規則と比較することによってゲームをする人が抽選券が当選券であるといったん断定すると、ゲームピースのうちの一方が、適切な場所、例えば宝くじゲームの売店、有人の宝くじ端末、または宝くじの機関の引き換えセンタで当該ゲームピースを提示することによって適切な賞と引き換えられることができる。宝くじシステムが引き換えのために提示されたチケットが正当な当選チケットであることを確認することを可能にするために、上述の検証コードがチケットから読み取られることができる。また、当選した抽選券の検証および引き換えを容易にするためにクライアントサーバ宝くじシステムが使用されてもよい。上述の手順の代替手順が使用されることもできる。手順および装置の実施形態のいくつかの例、例えば宝くじゲームおよびゲームシステムが以下で詳細に検討される。
【0008】
本発明の実施形態の1つの例は、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの組を比較することによって結果が確認されてもよい宝くじゲームを執行するための手順を含むことができる。手順の例は、ゲームをする人にゲームプレイデータの第1の組を有する第1のゲームピースを提供することと、ゲームをする人が宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいるという指示を受け取ることと、抽選券に関する結果を決定することと、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って抽選券の当該結果を示すようにゲームプレイデータの第2の組を生成することと、ゲームをする人にゲームプレイデータの第2の組を提供することと、ゲームをする人に賞を授与することとを含むことができ、賞の価値は当該結果に依存する。実施形態の例は、ゲームをする人に第1のゲームピースを自由に配布することをさらに含むことができる。実施形態の例は、郵便物の一部としての第1のゲームピースをさらに含むことができる。実施形態の例は、第1のゲームピースを店頭に陳列することをさらに含むことができる。実施形態の例は、別の購入処理の完了と連動して第1のゲームピースを販売することをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームプレイデータの第1の組を示す印を有する事前印刷されたゲーム用紙である第1のゲームピースをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームをする人から第1のゲームピースを受け取ることと、第1のゲームピース上にゲームプレイデータの第2の組を印刷することと、ゲームをする人に第1のゲームピースを返却することとをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームをする人から第1のゲームピースを受け取ることと、ディスプレイ上にゲームプレイデータの第2の組を表示することとをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームプレイデータの第2の組を含む第2のゲームピースを印刷することと、ゲームをする人に第2のゲームピースを提供することとをさらに含むことができる。実施形態の例は、第2のゲームピース上の第2の識別子と、データベース内で第1の識別子を第2の識別子と関連付けることとをさらに含むことができる。実施形態の例は、賞をもらうための第2のゲームピースの提出を受け取ることをさらに含むことができる。実施形態の例は、第1のゲームピース上の第1の識別子と、データベース内で第1の識別子を第1のゲームデータと関連付けることとをさらに含むことができる。実施形態の例は、賞をもらうための第1のゲームピースの提出を受け取ることをさらに含むことができる。実施形態の例は、賞プールからランダムなエントリを選択することによって結果を決定することをさらに含むことができる。
【0009】
本発明の実施形態の別の例は、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの組を比較することによって結果が確認されてもよい宝くじゲームを執行するための手順を含むことができる。手順の例は、ゲームプレイデータの第1の組および第1の識別子を有する第1のゲームピースを自由に配布することと、第1のゲームピース、およびゲームをする人が宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいるという指示をゲームをする人から受け取ることと、第1のゲームピースから第1の識別子を読み取ることと、抽選券に関する結果を決定することと、一意的な第2の識別子を抽選券に関連付けることと、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って結果を示すようにゲームプレイデータの第2の組を生成することと、ゲームをする人にゲームプレイデータの第2の組および第2の識別子を有する第2のゲームピースを提供することと、賞をもらうための第2のゲームピースの提出を受け取ることと、第2のゲームピースから第2の識別子を読むことと、結果に基づいて賞を授与することとを含むことができる。
【0010】
本発明の実施形態の別の例は、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの組を比較することによって結果が確認されてもよい宝くじゲームを執行するための手順を含むことができる。手順の例は、ゲームプレイデータの第1の組および第1の識別子を有する第1のゲームピースを自由に配布することと、第1のゲームピース、およびゲームをする人が宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいるという指示をゲームをする人から受け取ることと、第1のゲームピースから第1の識別子を読み取ることと、一意的な第2の識別子を抽選券に関連付けることと、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って結果を示すようにゲームプレイデータの第2の組を生成することと、ゲームをする人にゲームプレイデータの第2の組および第2の識別子を有する第2のゲームピースを提供することと、賞をもらうための第2のゲームピースの提出を受け取ることと、第2のゲームピースから第2の識別子を読み取ることと、結果に基づいて賞を授与することとを含むことができる。実施形態の例は、ゲームをする人が宝くじゲームにおいて補足的な抽選券を購入することを望んでいるという指示を受け取ることと、補足的な抽選券に関する補足的な結果を決定することと、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とゲームプレイデータの補足的な組との比較が所定のゲーム規則に従って補足的な結果を示すようにゲームをする人にゲームプレイデータの補足的な組を提供することとをさらに含むことができる。実施形態の例は、第1のゲームピースまたは第2のゲームピースのうちの一方の上にゲームプレイデータの補足的な組を印刷することをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームプレイデータの補足的な組を有する補足的なゲームピースを提供することをさらに含むことができる。実施形態の例は、一連の追加的な補足的な抽選券を購入する機会をゲームをする人に提供することをさらに含むことができる。実施形態の例は、少なくともゲームをする人が当選する結果を得るまでゲームをする人によって補足的な抽選券が購入されてもよい手順をさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームプレイデータの補足的な組が補足的な一意の識別子と関連付けられる手順をさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームをする人が、ゲームプレイデータの補足的な組と補足的な一意の識別子とを含む補足的なゲームピースを受け取ることをさらに含むことができる。実施形態の例は、ゲームをする人およびゲームをする人の情報を抽選券と関連付けることをさらに含むことができ、ゲームをする人の情報は補足的な抽選券、第1のゲームピース、第2のゲームピース、および補足的なゲームピースを含む。実施形態の例は、ゲームをする人をゲーム情報に触れさせることをさらに含むことができる。
【0011】
本発明の実施形態の別の例は、プロセッサによって実行されるように適合された命令をその媒体上に記憶したコンピュータ可読媒体を含む製品を含むことができ、命令は、実行されるときに、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの組を比較することによって結果が確認されてもよい宝くじゲームを執行するための手順を規定する。手順は、ゲームをする人が宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいるという指示を受け取る入力ルーチンと、抽選券に関する結果を決定する実行ルーチンと、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って抽選券の結果を示すようにゲームプレイデータの第2の組を生成する生成ルーチンと、ユーザにゲームプレイデータの第2の組を提供する出力ルーチンと、ゲームをする人に賞を授与する授与ルーチンとを含むことができ、賞の価値は当該結果に依存する。
【0012】
本発明の実施形態の別の例は、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの組を比較することによって結果が確認されてもよい宝くじゲームで遊ぶための宝くじゲームシステムを含むことができる。システムは、それぞれがゲームプレイデータの第1の組と第1の識別コードとのそれぞれの組を有する複数の自由に配布されるゲームピースと、ゲームをする人から宝くじゲームで遊ぶ要求を受信し、ゲームをする人によって提示された複数の自由に配布されたゲームピースのうちの1つから第1の識別コードを読み取るための端末と、端末から第1の識別コードを受信するように、および端末にゲームプレイデータの第2の組を送信するように構成された、端末と通信しているホストと、ゲームをする人にゲームプレイデータの第2の組を提供するように構成された、端末と通信している出力デバイスと、ホストと通信しており、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定の規則に従って当選した結果を示す場合にゲームをする人に賞を支払うように構成された引き換えステーションとを含むことができる。本発明の実施形態のいくつかの例は、端末の一部として引き換えステーションを含むことができる。実施形態の例は、出力デバイスによって出力される第2のゲームピースをさらに含むことができ、第2のゲームピースはゲームプレイデータの第2の組を含む。実施形態の例は、第2のゲームピース上に一意的な第2の識別コードをさらに含むことができる。実施形態の例は、一意的な識別子を読み取り、一意的な第2の識別子をホストに送信するように構成された引き換えステーションをさらに含むことができる。実施形態の例は、ホストにアクセスすることができるデータベースをさらに含むことができ、データベースは複数のレコードを含み、複数のレコードのうちの少なくとも1つはゲームプレイデータの第1の組と、ゲームプレイデータの第2の組と、第2の一意的な識別子と、ゲームの結果とを関連付ける。実施形態の例は、支払いを受領するように構成された支払い受領装置と、第1のゲームピースから第1の識別コードを読み取るように構成された読み取り装置とをさらに含むことができる。実施形態の例は、宝くじゲームにおいて利用可能な複数の賞を含む賞テーブルと、宝くじゲームにおいて生成された複数の結果を含む結果テーブルと、チケット端末によって分配された複数の第1のゲームピースおよび第2のゲームピースを含むログとをさらに含むことができる。実施形態の例は、端末および引き換えステーションとリアルタイムに通信しているホストをさらに含むことができる。
【0013】
本発明の実施形態の別の例は、第1の識別子、およびゲームプレイデータの第1の組を含む第1のゲームピースと、第1の識別子と関連する第2の一意的な識別子、およびゲームプレイデータの第2の組を含む第2のゲームピースと、支払いを受領するように構成された支払い受領装置、第1のゲームピースを読み取るように構成された読み取り装置、および第2のゲームピースを分配するように構成された、プリンタを含むディスペンサを含むチケット端末と、賞を授与するように構成された引き換え端末と、宝くじゲームにおいて利用可能な複数の賞を含む賞テーブルと、宝くじゲームにおいて生成された複数の結果を含む結果テーブルと、チケット端末および引き換え端末と通信しており、それぞれのレコードがゲームプレイデータの第1の組、ゲームプレイデータの第2の組、第2の一意的な識別子、ゲームの結果を含む複数のレコードを含むデータベース、ならびにチケット端末によって分配された複数の第1のゲームピースおよび第2のゲームピースを含むログをさらに含むホストとを含むことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明の実施形態の1つの例による、宝くじゲームを執行するための手順の1つの例を示す。100において第1のゲームピースが配布されてもよい。第1のゲームピースは、その第1のゲームピースをゲームをする人に郵送すること、ゲームをする人が取ることができるようにその第1のゲームピースを公共区域に置くこと、別の購入処理に関する領収書と共に販売促進用のプレゼントとしてその第1のゲームピースを提供すること、またはその他のやり方で自由に配布されてもよい。第1のゲームピースは、ゲームをする人による要求に応じて、修正された従来の宝くじ端末から配布されることもできる。
【0015】
第1のゲームピースは、事前印刷されるか、部分的に事前印刷されるか、または注文に応じて印刷されてもよい。例えば、従来のインスタントウィン宝くじチケットと同様に、第1のゲームピースは、顧客の関心を引きつけるために魅力的なグラフィックを用いて明るい色で印刷されてもよい。第1のゲームピースの例は、後で検討される図3A、4A、5A、および12に示される通りであってよい。100において配布される第1のゲームピースは、ゲームプレイデータの第1の組、例えば宝くじゲームで遊ぶ中で使用されるグラフィカルな印を含むことができる。これらは、明るく、カラフルで、視覚的に魅力的なやり方で描画されてもよいゲームで遊ぶ中で使用するための数字、文字、またはその他のグラフィカルな要素を含むことができる。第1のゲームピースは、ゲームの遊び方に関する指示も含むことができる。
【0016】
102において、第1のゲームピースは、例えば宝くじゲームにおいて抽選券を購入するためのゲームをする人の要求の一部として有効化されてもよい。この有効化は、例えば宝くじゲームにおける抽選券に関する支払いと共に宝くじ端末で第1のゲームピースを提出することによって、ゲームをする人が宝くじゲームで遊びたいという希望を示すことに応答して行われることができる。例えば、第1のゲームピースは、例えば第1のゲームピース上の機械可読コードを走査すること、RFIDタグを復号化すること、スマートカードを読み取ること、または磁気ストライプカードを読み取ることによって読み取り装置において第1のゲームピースを読み取ることによって宝くじ端末で有効化されてもよい。代替として、第1のゲームピースは、第1のゲームピースに関連する第1の識別子を手動で入力することによって宝くじ端末で有効化されてもよい。
【0017】
第1のゲームピースは、ゲームをする人自身の動作、例えば無人の宝くじの売店で、またはインターネットを介してゲームをする人自身のパーソナルコンピュータ上で第1のゲームピースを走査することを通じて有効化されることもできる。代替として、販売時点情報管理端末のところの係員が第1のゲームピースを有効化することもできる。売り場がコンビニエンスストアまたはスーパーマーケットのレジである場合、係員はコンビニエンスストアの従業員であるか、またはスーパーマーケットのレジの従業員であるか、または公認された宝くじゲームの担当者もしくは係員であってよい。
【0018】
宝くじ端末は、第1の識別子をホストに送信することができる。ホストは、例えば識別子をデータベースに記録することによって、第1のゲームピースが有効化されたことを記録することができる。ホストは、第1の識別子が有効化禁止リストに載せられていたことをチェックすることができる。有効化禁止リストは、宝くじゲームにおいて有効化されるべきでない第1のゲームピース、例えば試験用ゲームピース、サンプルのゲームピース、または盗難が報告されたゲームピースに関連する一連の第1の識別子を含むことができる。
【0019】
104において、第2のゲームピースが配布されてもよい。例えば、第2のゲームピースは、後で検討される図3B、4B、5B、および12に示される通りであってよい。第2のゲームピースは、コンビニエンスストアなどの小売店の場所から配布されてもよい。代替として、第2のゲームピースは、人の出入りの多い地域に置かれた自動化された売店から配布されてもよい。第2のゲームピースは、第1のゲームピースと同じ、または第1のゲームピースとは異なる場所から配布されてもよい。
【0020】
104において配布される第2のゲームピースは、例えばグラフィカルに提示されたゲームプレイデータの第2の組を含むことができる。第2のゲームピースは、グラフィックと、宝くじゲームの遊び方に関する指示とを含むことができる。ゲームプレイデータの第2の組は、第1のゲームピースまたは第2のゲームピースが賞と引き換えられることができるかどうかを確認するために、所定のゲーム規則に従ってゲームプレイデータの第1の組と比較されてもよい。
【0021】
106において、ゲームをする人はゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較して、第1のゲームピースおよび第2のゲームピースが所定のゲーム規則に従って当選する組合せを形成するかどうかを確認することができる。例えば、比較は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよく、例えば当選する抽選券はゲームプレイデータの第1の組によって示される手がゲームプレイデータの第2の組によって示される手を負かす場合である可能性がある。代替として、比較は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を示すことができ、賞を獲得すること、または賞の価値は、カードゲームにおける手のランクに依存する可能性がある。代替として、2つの手が形成されることができ、ゲームで当選すること、または賞の価値は2つの手の間の比較によって決まることができ、例えばゲームをする人はカードゲームの規則に従って第1の手が第2の手を負かす場合に当選する。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができ、例えば、ゲームは、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が組み合わせられたときにゲームの規則に従って勝つ組合せを形成する場合に当選される。
【0022】
108において、ゲームをする人は、賞をもらうために第2のゲームピースを宝くじ端末に提出することができる。例えば、宝くじ端末は図6に示される通りであってよい。代替として、ゲームをする人は、第2のゲームピースを係員に提出することができる。例えば、ゲームをする人は、当選宝くじチケットを引き換える権限を与えられたコンビニエンスストアの従業員または宝くじゲームの担当者に第2のゲームピースを提出することができる。
【0023】
ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が当選する組合せを形成しない場合、ゲームをする人は第1および第2のゲームピースを破棄することができる。ゲームをする人が当選しない組合せの第2のゲームピースを引き換えようと試みる場合、ゲームをする人は、ゲームで遊んだことをゲームをする人に感謝し、ゲームをする人の次回の幸運を祈るメッセージを受け取る可能性がある。ゲームをする人は、なぜ第1のゲームピースおよび第2のゲームピースが当選する組合せではないのかを説明するエラーメッセージも受け取る可能性がある。ゲームをする人は、別のゲームピースを購入するように案内するメッセージも受け取る可能性がある。
【0024】
代替として、ゲームをする人は、賞をもらうために第1のゲームピースを宝くじ端末に提出することができる。手順は、第2のゲームピースの代わりに第1のゲームピースを提出すること以外は上述の手順と同様である。この代替は、図1の角括弧内に記されている。
【0025】
110において、宝くじ端末に動作可能に接続されたホストが、第1のゲームデータおよび第2のゲームデータが当選する組合せを形成するかどうかを判定することができる。ホストは、提出されたゲームピースが正当であるかどうかを判定することもできる。ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が当選する組合せを形成し、提出されたゲームピースが正当である場合、112において、ゲームをする人は賞、例えば、現金、金券、または別の宝くじチケットを受け取ることができる。1つの実装の例において、賞は、例えば賞プール中のエントリをランダムに選択することによって1組の可能なゲーム結果の中からランダムに選択される結果を選択することによって賞プールから取り出されてもよい。賞プールは、賞テーブルとしてホスト上に記憶されてもよい。賞プールは、賞が授与された後で更新されてもよい。
【0026】
図2は、本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す。200において、例えば図3A、4A、5A、および12に示されるゲームピースのようなゲームピースである第1のゲームピースが配布される。例えば、第1のゲームピースは、コンビニエンスストアなどの小売店の場所から配布されてもよい。代替として、第1のゲームピースは自動化された売店から配布されてもよい。
【0027】
第1のゲームピースは第1の識別子を含むことができる。例えば、第1の識別子は、第1のゲームピース上に印刷されてもよいか、または例えばスマートカード、RFIDタグ、もしくは磁気カードを使用して電気的に符号化されてもよい。第1の識別子は、第1のゲームピースを識別するために使用されてもよい。第1の識別子は、宝くじゲームにおけるそれぞれの第1のゲームピースが一意的である場合は一意的であることができ、または代替的に、単純に特定の種類の第1のゲームピースを識別することができる。
【0028】
200において配布される第1のゲームピースは、ゲームプレイデータの第1の組を含むことができる。第1のゲームピースは、グラフィックと、宝くじゲームの遊び方に関する指示とを含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組は、第1のゲームピースが賞と引き換えられることができるかどうかを判定するために比較されるべき数字の組を含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組は、第1のゲームピースが賞と引き換えられることができるかどうかを判定するために比較されるべきその他の情報の組も含むことができる。
【0029】
202において第1のゲームピースが有効化されてもよい。例えば、第1のゲームピースは、その第1のゲームピースを宝くじ端末に読み込むことによって有効化されてもよい。代替的に、第1のゲームピースは、小売店の場所において人間の販売員によって有効化されてもよい。例えば、人間の販売員は、第1のゲームピースを走査することができるか、または手動で第1の識別子を入力することができる。代替として、第1のゲームピースは、ゲームをする人によって、またはゲームを運営する宝くじの係員によって、自動化された売店において有効化されてもよい。
【0030】
204において、第2のゲームピースが配布されてもよい。第2のゲームピースは、図3B、4B、5B、および12に示される通りであってよい。例えば、第2のゲームピースは、コンビニエンスストアなどの小売店の場所から配布されてもよい。代替として、第2のゲームピースは自動化された売店から配布されてもよい。
【0031】
204において配布される第2のゲームピースは、ゲームプレイデータの第2の組を含むことができる。例えば、第2のゲームピースは、グラフィックと、宝くじゲームの遊び方に関する指示とを含むことができる。ゲームプレイデータの第2の組は、視覚的に魅力的な形式で明るい色で印刷されてもよい。
【0032】
第2のゲームピースは、第2の一意的な識別子と関連付けられることができる。例えば、第2の一意的な識別子は、第2のゲームピース上に含まれることができる。第2の一意的な識別子は、第1の識別子と関連付けられることができる。例えば、第2の一意的な識別子は、第1の識別子と同一であってよいか、または第1の識別子のある部分を含んでよい。
【0033】
206において、ゲームをする人によってゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とが比較されてもよい。ゲームをする人はゲームプレイデータの第2の組を第1のゲームデータと比較して、第1のゲームピースおよび第2のゲームピースが所定のゲーム規則に従って当選する組合せを形成するかどうかを判定することができる。例えば、比較は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよい。代替として、比較は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を示すことができる。次に、当選する結果、または賞の価値が、カードゲームにおける手のランクによって示されてもよい。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができる。
【0034】
207において、ゲームをする人は、宝くじ端末において賞をもらうために第2のゲームピースを提出することができる。宝くじ端末は図6に示される通りであってよい。代替として、ゲームをする人は、宝くじゲームの担当者に第2のゲームピースを提出することができる。
【0035】
角括弧内に示された代替的な実装において、ゲームをする人は、宝くじ端末において賞をもらうために第1のゲームピースまたは追加的なゲームピースを提出することができる。上述の手順は、ゲームをする人が第2のゲームピースの代わりに第1のゲームピースまたは追加的なゲームピースを提出すること以外は同じままである。
【0036】
ゲームピースからのゲームプレイデータが当選する組合せを形成しない場合、ゲームをする人はゲームピースを破棄することができる。ゲームをする人が当選しない組合せのゲームピースのうちの1つを引き換えようと試みる場合、ゲームをする人は、ゲームで遊んだことをゲームをする人に感謝し、ゲームをする人の次回の幸運を祈るメッセージ、または別のゲームピースを購入する勧めを受け取る可能性がある。
【0037】
208において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの受け取られた組が当選する組合せを形成するかどうかを判定する。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が当選する組合せを形成する場合、212において、ゲームをする人は、第1のゲームピースまたは第2のゲームピースを賞と引き換えることができる。
【0038】
実施形態の1つの例において、ゲーム規則は、ゲームをする人が当選するまでゲームをする人がゲームをすることを継続することを可能にする。例えば、210において、ゲームをする人は追加的なゲームピースを購入するかどうかを決定することができる。当選する組合せがない場合、214において追加的なゲームピースが配布されてもよい。それぞれの追加的なゲームピースは賞プールを変更することができ、例えば、それぞれの追加的なゲームピースは、より少ない配当金によるより高い当選の可能性を提供することによって結果を変更することができる。ゲームをする人は、第1のゲームピース、第2のゲームピース、および追加的なゲームピースが当選する組合せを形成するまで追加的なゲームピースを購入し続けることができる。代替として、追加的なゲームで遊ぶことは、より低い最終的な当選確率を有するより高い配当金、例えばダブルオアナッシングタイプのゲームを提供する可能性がある。
【0039】
実施形態の別の代替的な例において、ゲームをする人は、208において当選する組合せがあったかどうかに関係なく追加的なゲームピースを購入することができる可能性がある。
【0040】
208において、ゲームをする人がそのゲームをする人が当選する組合せを持っている場合、212において、そのゲームをする人は、第1のゲームピースまたは第2のゲームピースまたは追加的なゲームピースを賞と引き換えることができる。例えば、賞は、現金、金券、または別の宝くじチケットであってよい。賞は賞プールから取り出されてもよい。
【0041】
図3Aおよび3Bは、本発明の実施形態の1つの例による1対のゲームピースの例を示す。例えば、第1のゲームピース300および第2のゲームピース302が宝くじゲームにおいて提供されてもよい。第1のゲームピース300は、事前印刷された紙片であってよい。代替として、第1のゲームピース300は、部分的に事前印刷された紙片か、または注文に応じて印刷される紙片であってよい。第1のゲームピース300は、小売店の場所、または自動化された売店から販売されることもできる。
【0042】
第1のゲームピース300は第1の識別子314を含むことができる。例えば、第1の識別子314は、一意的な数字、文字の一意的な並び、バーコード、スマートカードコード、もしくは磁気ストライプなどの機械可読コード、またはRFIDタグであってよい。
【0043】
第1のゲームピース300は、グラフィック304、例えば宝くじゲームのタイトル、ロゴ、またはその他の視覚的に魅力的なグラフィックも含むことができる。グラフィック304は、宝くじゲームに関連するその他の情報も含むことができる。グラフィック304は、宝くじゲームに関連するかまたは関連しない広告も含むことができる。
【0044】
第1のゲームピース300は第1のゲームデータ308を含むことができる。例えば、第1のゲームデータ308は、複数のビンゴのボックス340、342、344、346を含むことができる。ビンゴのボックス340、342、344、346のそれぞれは、ビンゴゲームで比較される一連の数字を含むことができる。その他の例が以下で説明され、一連の文字および数字、ゲーム用カード、ゲームボード、またはゲーム規則に従ってゲームの結果を決定することに使用するためのその他の印を含むことができる。
【0045】
第1のゲームピース300は、ゲームで遊ぶことについての指示320および322も含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示320および322は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができ、ゲームの規則を示すことができ、ゲームの賞の構成を示すことができ、宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0046】
第1のゲームピース300は、機械可読コード316を含むことができる。例えば、機械可読コード316は、第1の識別子314を示すことができる。機械可読コード316は、ゲームをする人による購入の後で第1のゲームピースを有効化するために使用されてもよい。例えば、機械可読コード316は、例えばゲームをする人によるゲームにおける抽選券の購入を開始するために、宝くじ端末において、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0047】
第2のゲームピース302は、第1のゲームピース300が有効化された後で配布されてもよい。代替として、第2のゲームピース302は、その第2のゲームピースをディスプレイ上に表示することによって、その第2のゲームピースを第1のゲームピース300上に印刷することによって、またはその第2のゲームピースを宝くじ端末から配布することによって配布されてもよい。
【0048】
例えば、第2のゲームピース302を第1のゲームピース上に印刷するために、ゲームをする人は第1のゲームピース300を宝くじ端末に挿入することができ、そこで第1のゲームピース300が読み取られ、有効化されてもよい。次に、第2のゲームピース302が第1のゲームピース300の一部の上に、または図3Bに示されるように別個の一枚の紙の上に印刷されてもよい。
【0049】
第2のゲームピース302は、第2のプレイデータ310を含むことができる。例えば、第2のプレイデータ310は、一連のビンゴの数字であってよい。ビンゴの数字は、ビンゴのボックス340、342、344、346のどの要素が指定されるかを示すことができる。例えば、ビンゴのボックス340、342、344、346内の十分な数またはパターンのビンゴのボックスの要素が、第2のプレイデータ310内で指定されたパターンで指定される場合、第1のゲームピース300および第2のゲームピース302は当選する結果を有する可能性がある。例えば、当選する組合せは、ビンゴのボックス340、342、344、および346のうちのいずれかの中の4つのビンゴのボックスの要素の縦または横のラインであってよい。ゲームをする人は、第2のプレイデータ310の要素をそれぞれのビンゴのボックス340、342、344、および346と比較して、ビンゴのボックス340、342、344、および346の中のどのビンゴのボックスの要素が指定されているかを確認することができる。
【0050】
第2のゲームピース302は、グラフィック306を含むことができる。グラフィック306は、例えば宝くじゲームのタイトル、ロゴ、視覚的に魅力的なグラフィック、または広告であってよい。
【0051】
第2のゲームピース302は、ゲームで遊ぶことについての指示324を含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示324は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。ゲームで遊ぶことについての指示324は、第2のゲームピース302が第1のゲームピース300を伴った使用に対してのみ有効であることができることを示すことができる。
【0052】
第2のゲームピース302は、第1のゲームピースと同じ識別子、例えば第1の識別子314を含むことができる。312に見られるように、第1の識別子314は第2のゲームピース302上に示されてもよい。いくつかの実装において、第2のゲームピース302は、第1のゲームピース300と共に使用されるときにのみ有効であることができる。
【0053】
第2のゲームピース302は、第2の一意的な識別子320も含むことができる。第2の一意的な識別子320は、第1の識別子314と関連付けられることができる。例えば、第2の一意的な識別子320は、第1の識別子314と同一であってよいか、または第1の識別子314のある部分を含んでよい。
【0054】
第2のゲームピース302は、機械可読コード318も含むことができる。機械可読コード318は第1の識別子314を示すことができ、第2のゲームピース302が引き換えのために提出されるときに第2のゲームピース302の当選のステータスを確認するために使用されてもよい。代替として、機械可読コード318は、第2の一意的な識別子312を示すことができる。
【0055】
図4Aおよび4Bは、本発明の実施形態の別の例によるゲームピースの例の別の対を示す。第1のゲームピース400および第2のゲームピース402が宝くじゲームにおいて提供されてもよい。例えば、第1のゲームピース400は事前印刷された紙片であってよく、小売店の場所、または自動化された売店から販売されてもよい。
【0056】
第1のゲームピース400は第1の識別子414を含むことができる。例えば、第1の識別子414は、一意的な数字、文字の一意的な並び、機械可読コード、RFIDタグ、または機械によって読み取られることができる何らかのその他のメカニズムであってよい。代替として、第1の識別子414は、例えば同じゲームプレイデータを用いた同じゲームに対するゲーム用カードの複数の実例がある場合、宝くじゲームにおいて一意的でない可能性がある。
【0057】
第1のゲームピース400は、グラフィック404を含むことができる。例えば、グラフィック404は、宝くじゲームのタイトル、ロゴ、または視覚的に魅力的なグラフィックであってよい。
【0058】
第1のゲームピース400は第1のゲームデータ408を含むことができる。例えば、第1のゲームデータ408は、格子の位置の一部に宇宙をテーマにした記号を含む格子であるSpace Blasterボックス440を含むことができる。
【0059】
第1のゲームピース400は、ゲームで遊ぶことについての指示420および422を含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示420および422は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0060】
第1のゲームピース400は、機械可読コード416を含むことができる。機械可読コード416は第1の識別子414を示すことができ、例えばゲームをする人がゲームにおいて抽選券を購入するときに第1のゲームピースを有効化するために使用されてもよい。機械可読コード416は、宝くじ端末において、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0061】
第2のゲームピース402は、第1のゲームピース400が有効化された後で配布されてもよい。例えば、第2のゲームピース402は、その第2のゲームピースをディスプレイ上に表示することによって、その第2のゲームピースを宝くじ端末から配布することによって、またはその第2のゲームピースを第1のゲームピース400上に印刷することによって配布されてもよい。
【0062】
第2のゲームピース402を第1のゲームピース上に印刷するために、ゲームをする人は第1のゲームピース400を宝くじ端末に挿入することができ、そこで第1のゲームピース400が読み取られ、有効化されてもよい。次に、第2のゲームピース402が第1のゲームピース400の一部の上に印刷されてもよい。
【0063】
第2のゲームピース402は、第2のプレイデータ410を含むことができる。例えば、第2のプレイデータ410は、Space Blasterボックス440内の格子の位置の一部を示す一連の升目の位置であってよい。所定の印を含む十分な数のSpace Blasterボックス440が第2のプレイデータ410において指定される場合、第1のゲームピース400および第2のゲームピース402は、一致された位置の数と共に増加することができる賞を伴う当選する結果を有する可能性がある。
【0064】
第2のゲームピース402は、グラフィック406を含むことができる。例えば、グラフィック406は、宝くじゲームのタイトル、ロゴ、または視覚的に魅力的なグラフィックであってよい。
【0065】
第2のゲームピース402は、ゲームで遊ぶことについての指示424を含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示424は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。ゲームで遊ぶことについての指示424は、一致する識別子を有する第1のゲームに関連するピース400に対してのみ第2のゲームピース402が有効であることを示すことができる。
【0066】
第2のゲームピース402は第1の識別子414を含むことができる。例えば、412に見られるように、第1の識別子414は第2のゲームピース402上に示されてもよい。実施形態のいくつかの例において、第2のゲームピース402は、関連する第1のゲームピース400と共に使用されるときにのみ有効であることができる。
【0067】
第2のゲームピース402は、ゲームプレイデータの第2の組410を含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第2の組410は、一連のボックスの要素であることができる。例えば、ボックスの要素は、Space Blasterボックス440内の要素を指すことができる。例えば、ゲームプレイデータの第2の組410の中の各要素は、Space Blasterボックス440内の要素を指すことができる。ゲームをする人は、Space Blasterボックス440内の何個の要素が正しく指定されたかを判定することによってゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することができる。例えば、Space Blasterボックス440は、そのSpace Blasterボックス440がグラフィックを含み、ゲームプレイデータの第2の組410に含まれていた場合に正しく指定されてもよい。賞は、指定された数の正しく指定された要素をSpace Blasterボックス440が含む場合に授与されてもよい。例えば、賞は、より多い数の正しく指定された要素に対してより大きくなることができる。
【0068】
第2のゲームピース402は、第2の一意的な識別子420を含むことができる。例えば、第2の一意的な識別子420は、第1の識別子414と関連付けられることができる。例えば、第2の一意的な識別子420は、第1の識別子414と同一であってよいか、または第1の識別子414の一部を含んでよい。
【0069】
第2のゲームピース402は、機械可読コード418を含むことができる。例えば、機械可読コード418は、第1の識別子を示すことができる。代替として、機械可読コード418は、第2の一意的な識別子412を示すことができる。機械可読コード418は、例えば賞をもらうために同じピースが提出されたときに第2のゲームピース402の当選のステータスを判定するために使用されてもよい。
【0070】
図5A、5B、および5Cは、本発明の実施形態の別の例による1組のゲームピースの例を示す。例えば、第1のゲームピース500は、事前印刷された紙片、部分的に事前印刷された紙片、または注文に応じて印刷される紙片であってよい。例えば、第1のゲームピース500は、小売店または自動化された売店を介して購入することができる可能性があるか、または自由に配布される可能性がある。
【0071】
第1のゲームピース500はゲームタイトル502を含むことができる。例えば、ゲームタイトル502は「Buy it All Up」であってよい。ゲームタイトル502は、色およびレイアウトの両方において視覚的に魅力的で目立つやり方で示されてもよい。第1のゲームピース500は、グラフィック504も含むことができる。例えば、グラフィック504は、ロゴ、またはその他の視覚的に魅力的なイラストであってよい。
【0072】
第1のゲームピース500は、ゲームプレイデータの第1の組506も含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組506は、グラフィックとテキストの組合せであってよい。財産形成ゲームの例において、ゲームプレイデータの第1の組は、ゲームレイアウトのマップと全ての利用可能な財産の名前とを含むことができる。これらは財産の複数の組であってよく、それぞれの組は異なる色を有するか、または何らかのその他のやり方でグループ化される。
【0073】
第1のゲームピース500は第1の識別子508を含むことができる。例えば、第1の識別子508は、一意的な数字、文字の一意的な並び、機械可読コード、またはRFIDタグであってよい。例えば、第1の識別子508は、複数の同一の第1のゲームピースが利用可能であるか場合は宝くじゲームにおいて一意的でなくてよく、またはそれぞれの第1のゲームピースが一意的である場合は一意的であってよい。
【0074】
第1のゲームピース500は、指示510を含むことができる。例えば、指示510は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0075】
第1のゲームピース500は、機械可読コード512を含むことができる。例えば、機械可読コード512は、第1の識別子508を示すことができる。機械可読コード512は、ゲームをする人による購入の後で第1のゲームピース500を有効化するために使用されてもよい。代替として、第1のゲームピースがゲームにおいて引き換え可能な要素ではない場合、第1の識別子は、適切な引き換え可能なゲームピースが生成されてもよいように単にシステムに対して第1のゲームピースを識別するだけである可能性がある。いずれの代替においても、機械可読コード512は、ゲームをする人がゲームにおける抽選券を購入しているときに宝くじ端末おいて、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0076】
第2のゲームピース540は、既に保有されている財産のリスト542を含むことができる。例えば、既に保有されている財産のリスト542は、第1のゲームピース500が初めて有効化されるまで空であってよい。
【0077】
第2のゲームピース540は、第2の一意的な識別子548を含むことができる。例えば、第2の一意的な識別子548は、一意的な数字、文字の一意的な並び、機械可読コード、またはRFIDタグであってよい。第2のゲームピース540は、第1の識別子508と関連付けられることができる。例えば、第2の一意的な識別子は、第1の識別子508と同一であってよいか、または第1の識別子508のある部分を含んでよい。
【0078】
実施形態のいくつかの例において、第2のゲームピース540は、関連する第1の識別子508を有する第1のゲームピース500を伴う場合にのみ有効であることができる。
【0079】
第2のゲームピース540は、新しく獲得された財産のリスト544を含むことができる。それぞれの新しく獲得された財産は、既に保有されている財産のリスト542に追加されてもよい。新しく獲得された財産のリスト544は、ゲームプレイデータの第1の組506上に示された1つまたは複数の財産を含むことができる。
【0080】
第2のゲームピース540は、テキスト546を含むことができる。例えば、テキスト546は、既に保有されている財産のリスト542および新しく獲得された財産のリスト544の見出しであることができる。テキスト546も、視覚的に魅力的なやり方で描かれることができる。
【0081】
第2のゲームピース540は、機械可読コード552を含むことができる。例えば、機械可読コード552は、機械が読み取ることができる形態で第2の一意的な識別子548を示すことができる。機械可読コード552は、第2のゲームピース540が引き換えられることができる場合に第2のゲームピース540を検証するために使用されることもできる。例えば、機械可読コード552は、引き換えのために第2のゲームピースが提示されるときに宝くじ端末おいて、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0082】
第2のゲームピース540は、指示550を含むことができる。例えば、指示550は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0083】
第2のゲームピース540は、グラフィック554を含むことができる。例えば、グラフィック554は、ロゴ、またはその他の視覚的に魅力的なイラストであってよい。図5A、5B、および5Cに示されたゲームピースを使用するゲームの例は、ゲームをする人が追加的な抽選券を複数回購入することを可能にすることができ、購入の各回は新しいチケット上に追加的なゲーム情報を受け取る。
【0084】
追加的なゲームピースの1つの例560は、既に保有されている財産のリスト562を含むことができる。既に保有されている財産のリスト562は第1のゲームピース500が最初に有効化されるまで空であってよく、ゲームをする人によって購入されたそれぞれの追加的な抽選券は追加的なゲームプレイ情報を追加することができ、追加的な当選の機会を提供することができる。
【0085】
追加的なゲームピース560は、追加的な一意の識別子568を含むことができる。例えば、追加的な一意の識別子568は、一意的な数字、文字の一意的な並び、機械可読コード、RFIDタグ、または人間が読むことができない追加的な一意の識別子568であってよい。
【0086】
追加的なゲームピース560は、第1の識別子508と関連付けられることができる。追加的なゲームピース560は、第1のゲームピース500を伴う場合、または前に取得されたゲームピースの何らかの組を伴う場合にのみ有効であることができる。代替として、ゲームをする人によって取得されたそれぞれの新しいゲームピースは、それまでに獲得されたプレイ情報の全てを含むことができ、前のゲームピースを保存することなしに別個に引き換えられることができる。
【0087】
追加的なゲームピース560は、新しく獲得された財産のリスト564を含むことができる。それぞれの新しく獲得された財産は、既に保有されている財産のリスト562に追加されてもよい。例えば、新しく獲得された財産のリスト564は、ゲームプレイデータの第1の組506上に示された1つまたは複数の財産を含むことができる。
【0088】
追加的なゲームピース560は、テキスト566を含むことができる。例えば、テキスト566は、既に保有されている財産のリスト562および新しく獲得された財産のリスト564の見出しであることができる。テキスト566も、視覚的に魅力的なやり方で描かれることができる。
【0089】
追加的なゲームピース560は、機械可読コード572を含むことができる。機械可読コード572は、追加的な一意の識別子568を示すことができる。機械可読コード572は、追加的なゲームピース560が引き換えられることができる場合に追加的なゲームピース560を検証するために使用されることもできる。例えば、機械可読コード572は、宝くじ端末において、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0090】
追加的なゲームピース560は、指示570を含むことができる。例えば、指示570は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0091】
追加的なゲームピース560は、グラフィック574も含むことができる。例えば、グラフィック574は、ロゴ、広告、またはその他の視覚的に魅力的なイラストもしくは情報であってよい。
【0092】
ゲームをする人は、そのゲームをする人が例えば特定の色のグループの中の全ての財産を集めたときに、図5A、5B、および5Cに示される同じピースを使って遊ばれるゲームに当選することができる。例えば、ゲームをする人は、第1のゲームピース500、第2のゲームピース540、およびそのゲームをする人が当選する組の財産を集めるために必要とするのと同じだけ多くの追加的なゲームピース560を持つことになる。そのとき、ゲームをする人は、第2の色の財産の全てを集めるために追加的なゲームピース560を購入することができる。ゲームをする人は、そのゲームをする人が2度目の当選をするまでその他の追加的なゲームピース560を繰り返し購入することができる。
【0093】
図6は、本発明の実施形態の1つの例による宝くじ端末の1つの例を示す。宝くじ端末は、ロードアイランド州West GreenwichのGTECH Corporationから入手可能な従来のALTURA(商標)もしくはISYS(商標)宝くじ端末の修正形態、またはGamePoint(商標)セルフサービス端末の修正形態であってよい。宝くじ端末600は、自動化された売店であることができるか、販売時点情報管理端末に統合されてもよいか、またはパーソナルコンピュータであることができる。宝くじ端末は、本出願において説明されるゲームプレイ手順の例を執行するようにプログラムされてもよい。
【0094】
宝くじ端末600は、小売店またはコンビニエンスストアのカウンタ、鉄道の駅、空港、またはレンタカーの場所などの交通のハブ、映画館、ボーリング場、またはビリヤード場などの娯楽施設に置かれることができる。宝くじ端末600は、ホスト602と通信していてよい。例えば、宝くじ端末600は、ホスト602とリアルタイム通信、またはバッチ非同期通信していてよい。
【0095】
宝くじ端末600は、中央演算処理装置604を含むことができる。例えば、中央演算処理装置604は、読み取り装置606、プリンタ608、支払い受領装置610、およびディスペンサ612と通信し、これらを制御するように構成されてもよい。
【0096】
宝くじ端末600は、読み取り装置606を含むことができる。読み取り装置606は、例えばゲームをする人がゲームで遊ぶための要求の一部として第1のゲームピース620を提示するときに第1のゲームピース620上の機械可読コードを読み取るように構成されてもよい。第1のゲームピース620は、図3、4、5、または12に示された第1のゲームピースであってよい。第1のゲームピース620が読み取られた後、第1のゲームピース620は、中央演算処理装置604によって有効化されてもよい。中央演算処理装置は、例えば第1のゲームピースから読み取られた識別子などの、第1のゲームピース620から読み取られた情報をホスト602に伝達することができる。
【0097】
宝くじ端末600は、ディスプレイ614を含むことができる。ディスプレイ614は、ゲームをする人に対して情報を表示するように構成されてもよい。例えば、ディスプレイ614は、保護のためのシャッタおよび傷付き防止パネルの後ろに置かれることができ、その他のセキュリティ対策を有することもできる。
【0098】
宝くじ端末600は、プリンタ608を含むことができる。プリンタ608は、第2のゲームピース622を印刷するように構成されてもよい。例えば、第2のゲームピース622は、図3、4、5、または12に示された第2のゲームピースであってよく、その第2のゲームピースは、第1のゲームピースを使用することによるゲームをする人のゲームで遊ぶための要求に応答して印刷されてもよい。
【0099】
本発明の実施形態の別の例において、第2のゲームピース622は、第1のゲームピース620上に印刷されてもよい。ゲームをする人(または係員)は、第1のゲームピース620を宝くじ端末608に挿入する。プリンタは、第1のゲームピース620上に第2のゲームピース622を印刷する。
【0100】
本発明の実施形態の別の例において、第2のゲームピース622は、ディスプレイ614上に表示されてもよい。
【0101】
プリンタ608は、追加的なゲームピース624を印刷するようにも構成されてもよい。例えば、追加的なゲームピース624は、図5に示された追加的なゲームピースであってよい。
【0102】
宝くじ端末600は、支払い受領装置610を含むことができる。例えば、支払い受領装置610は、現金、クレジットカード、デビットカード、バウチャ、またはその他の支払いの形態を受領するように構成されてもよい。
【0103】
宝くじ端末600は、ディスペンサ612を含むことができる。ディスペンサ612は、第1のゲームピース620を分配するように構成されてもよい。一実施形態において、ゲームをする人は宝くじ端末600から第1のゲームピース620を購入することができるか、または第1のゲームピース620は販売促進物品として自由に配布されてもよい。
【0104】
ディスペンサ612は、第2のゲームピース622を分配するように構成されてもよい。一実施形態において、ゲームをする人は、宝くじ端末600からの第1のゲームピース620を有効化することができ、予め生成された第2のゲームピース622を受け取ることができる。
【0105】
図7は、本発明の実施形態の1つの例によるクライアント/サーバシステムの1つの例を示す。クライアントサーバシステムの例は、ネットワーク701に接続されてもよいホスト700を含むことができる。ネットワーク701は、例えば、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、仮想プライベートネットワーク、またはその他のネットワークであってよい。ホスト700とネットワーク701の間の通信、およびネットワーク701を介したその他の通信は暗号化されてもよい。
【0106】
オンライン宝くじ端末702がネットワーク701に接続されてもよい。例えば、オンライン宝くじ端末702は、図6に示された宝くじ端末であってよい。オンライン宝くじ端末702は、例えばレジカウンタのところなど店舗内に置かれることができる。オンライン宝くじ端末702は、ネットワーク701を介してホスト700と通信していてよい。例えば、オンライン宝くじ端末702は、ホスト700とリアルタイム通信、または非同期/バッチ通信していてよい。オンライン宝くじ端末702は、ゲームピースを分配し、支払いを受領するように構成されてもよい。オンライン宝くじ端末702とネットワーク701の間の通信は暗号化されてもよい。
【0107】
宝くじの売店、インスタントチケット販売機(ITVM)、またはその他の種類のセルフサービス端末704もネットワーク701に接続されてもよい。例えば、宝くじの売店704は、歩行者交通の多い地域に置かれた自動で無人の売店であってよい。宝くじの売店704は、ネットワーク701を介してホスト700と通信していてよい。宝くじの売店704とネットワーク701の間の通信は暗号化されてもよい。
【0108】
ローカルサーバ708は、ネットワーク701に接続されてもよい。ローカルサーバ708は、ネットワーク701を介してホスト700と通信していてよい。ローカルサーバ708とネットワーク701の間の通信は暗号化されてもよい。
【0109】
ローカルサーバ708は、情報を記憶するためのキャッシュを含むことができる。ローカルサーバ708は、ホスト700の機能の一部または全てを有することができる。ローカルサーバ708は、ホスト700上に記憶されたデータベースをミラーリングすることができる。ローカルサーバは、例えば1つの大きな場所において宝くじ端末の集合を管理する、およびこれらの端末とホストの間の通信を容易にする働きをすることができる。
【0110】
宝くじ端末1 710、および宝くじ端末2 712がローカルサーバ708に接続されてもよい。宝くじ端末1 710、および宝くじ端末2 712は図6に示される通りであってよい。宝くじ端末1 710と、宝くじ端末2 712と、ネットワーク701との間の通信は暗号化されてもよい。その他の宝くじ端末を含むその他のデバイスもローカルサーバに接続されてもよいことが理解されるであろう。
【0111】
販売時点情報管理端末(POS)706がネットワーク701に接続されてもよい。例えば、POS端末は、店舗内の既存のPOS端末に統合されてもよい。POS端末は、ゲームをする人が店舗において精算処理を完了した後で、ゲームをする人にチケットを購入するように勧めることができる。販売時点情報管理端末706とネットワーク701の間の通信は暗号化されてもよい。
【0112】
パーソナルコンピュータ714がネットワーク701に接続されてもよい。パーソナルコンピュータ714は、ゲームをする人の所有であってよい。パーソナルコンピュータ714は、取り付けられたローカルプリンタを有することができる。パーソナルコンピュータ714とネットワーク701の間の通信は暗号化されてもよい。例えば、ゲームをする人は、ホストのウェブサーバとの安全なインターネット接続を介してゲームに参加することができる。
【0113】
携帯無線機器716がネットワーク701に接続されてもよい。携帯無線機器716は、例えば、セル電話または無線携帯情報端末(PDA)であってよい。例えば、携帯無線機器716は、ゲームをする人が遠隔から宝くじゲームで遊ぶことを可能にすることができる。
【0114】
図8は、本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す。800において、ゲームをする人は、ゲームにおいて抽選券を購入することができる。抽選券は、宝くじ端末、例えば既に説明された端末のうちの1つから購入されてもよい。例えば、宝くじ端末は、小売店のカウンタに置かれることができ、店員によって操作されてもよいか、販売時点情報管理端末に統合されてもよいか、または自動化された売店であってよい。
【0115】
いくつかの実装において、抽選券は、宝くじゲームにおいて賞を当てる機会であってよい。抽選券は、購入後にゲームをする人に関連付けられることができる。ゲームをする人は、抽選券の購入時に本人証明を提示するように求められる可能性がある。ゲームをする人の本人証明はホストに送信されてもよい。
【0116】
ゲームをする人は、そのゲームをする人の個人情報、例えば連絡先および人物情報を提供するように求められる可能性がある。人物情報は、例えば市場調査のために使用されてもよい。例えば、ゲームをする人の連絡先は、ゲームをする人にゲーム情報を送信するために使用されてもよい。ゲーム情報は、例えば、宝くじゲームで遊ぶための注意、特別な賞のお知らせ、およびゲームをする人の当選する可能性のある抽選券の所持を含むことができる。抽選券に関する情報は、ホストに送信されることができ、データベースに記憶されてもよい。例えば、この情報は、頻繁にゲームをする人のためのプログラムを実行するために使用されてもよい。頻繁にゲームをする人のためのプログラムは、頻繁に宝くじゲームで遊ぶゲームをする人に、例えば無料チケットまたは無料の商品などの賞を与えることができる。
【0117】
代替として、抽選券はゲームをする人に関連付けられる必要はないが、その代わりに当選するカードまたはチケットを保持している人なら誰によってでも引き換えられる可能性があるチケットまたはゲーム用カードと関連付けられることができる。
【0118】
804において、ゲームをする人は第1のゲームピースを受け取ることができる。第1のゲームピースは購入された抽選券と関連付けられることができる。第1のゲームピースは、ゲームプレイデータの第1の組を含むことができる。ゲームをする人は、第1のゲームピースを宝くじ端末から受け取ることができる。ゲームをする人は、そのゲームをする人の抽選券の購入と同じ処理において第1のゲームピースを受け取ることができる。代替として、ゲームをする人は、異なる場所での別個の処理において第1のゲームピースを受け取ることができる。第1のゲームピースは、例えば厚紙の上に印刷された事前印刷されたカラーチケットであってよい。代替として、第1のゲームピースは、販売促進用のプレゼントとして自由に配布されてもよい。
【0119】
例えば、第1のゲームピースは、封筒の中に封入されることができ、折り重ねられ封をされることができ、封筒の内側に印刷されてもよい。封筒は、折り込み広告、例えば別の宝くじゲームのためのクーポン、または別の宝くじゲームに関する広告を含むことができる。
【0120】
808において、宝くじ端末は、購入の指示を受け取ることができる。例えば、購入の指示は、ゲームをする人が第1のゲームピースを提示した後で第1のゲームピース上の機械可読コードを走査することによって提供されてもよい。購入の指示が受け取られた後で、宝くじ端末はホストと通信し、第1のゲームピースを有効化することができる。代替として、購入の指示は、第1のゲームピース上の一意的な識別子を宝くじ端末に手動で入力することによって提供されてもよい。
【0121】
812において、抽選券の結果が、賞プールから結果を取り出すことによって決定されてもよい。例えば、取り出すことは実質的にランダムであってよいか、または所定の順番で行われてよい。取り出す方法の例は、「Flexible Online Instant Lottery Game」に関する米国仮出願(米国特許出願第60/645488号、2005年1月18日出願)に記載されている。抽選券の結果は、外れるか当選するかのいずれかであってよい。外れる結果は賞を提供しなくてよい。当選する結果は、ゲームをする人に賞プールからの1つまたは複数の賞を提供してよい。例えば、賞プールは、金銭的および非金銭的両方の複数の種類の賞を含むことができる。金銭的な賞は、様々な額であってよい。非金銭的な賞は、宝くじゲームにおける別の抽選券を含むことができる。賞プールは、宝くじゲームにおいて所定の数の各種類の賞が分配されるように制限されてもよい。
【0122】
賞プールは予め決められることができる。代替として、賞プールは、例えば賞が補充になしに取り出される場合、抽選券の結果が決定された後で変わることができる。賞プールは、賞テーブルとしてホストにおいてメモリに記憶されてもよい。宝くじ端末またはホストは乱数を生成することができ、当該乱数を使用して賞プールからエントリを選択することができる。
【0123】
816において、結果に応じてゲームプレイデータの第2の組が生成されてもよい。結果が当選である場合、ゲームプレイデータの第2の組は、ゲーム規則に従ってゲームプレイデータの第1の組と共に当選する組合せを形成するように生成されてもよい。
【0124】
結果が外れである場合、ゲームプレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組と共に外れる組合せを形成するように生成されてもよい。ゲームプレイデータの第2の組は、例えばゲームプレイデータの第1の組を含む第1のゲームピースの識別子をゲームプレイデータの第2の組を含む第2のゲームピース上に印刷することによってゲームプレイデータの第1の組と関連付けられることができる。ゲームプレイデータの第2の組は、処理またはゲームをする人の識別子を使用して抽選券と関連付けられることもできる。
【0125】
820において、ゲームをする人は第2のゲームピースを受け取ることができる。第2のゲームピースは、ゲームプレイデータの第2の組を含むことができる。例えば、第2のゲームピースは、宝くじ端末において印刷されることができ、ゲームをする人に分配されてもよい。第2のゲームピースは、第1のゲームピースと関連付けられることができる。第2のゲームピースは、抽選券と関連付けられることができる。
【0126】
本発明の実施形態の別の例において、ゲームをする人は、第2のゲームピースを受け取らなくてもよい。例えば、ゲームプレイデータの第2の組は、ディスプレイ上に表示されてもよい。本発明の実施形態の別の例において、ゲームをする人は第1のゲームピースを宝くじ端末に挿入することができ、ゲームプレイデータの第2の組は第1のゲームピース上に印刷されてもよい。
【0127】
824において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することができる。ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することによって、ゲームをする人は、抽選券の結果が当選か、それとも外れかを確認することができる。例えば、比較は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよい。代替として、比較は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を一緒に形成することができる。特定のランクの手は、予め設定されたゲームの結果をもたらす。代替として、ゲームプレイデータの第1および第2の組のそれぞれが別個の手を形成することができ、ゲームをする人は、第2の手が第1の手を負かす場合に当選することができる。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができる。
【0128】
828において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が当選する組合せを形成する場合、ゲームピースを賞と引き換えることができる。例えば、引き換えられるゲームピースは、どのようにゲームが実装されるかに応じて第1のゲームピースまたは第2のゲームピースのいずれかあってよい。ゲームをする人は、宝くじ端末においてゲームピースを引き換えることができる。賞として授与される少額の賞金または追加的な宝くじチケットは、チケットが販売される宝くじ端末で引き換えられることができる。多額の賞金は、例えば特別な引き換えセンタにおいて、公認された宝くじゲームの担当者または係員によって引き換えられることができる。
【0129】
ゲームをする人は、ゲームピースを引き換える前に本人証明を提示するように求められる可能性がある。本人証明は、例えば、運転免許証などの行政機関によって発行された身分証明であってよい。本人証明は、例えばクレジットまたはデビットカードであってもよい。宝くじ端末は、ゲームをする人の本人証明を読み取るためのカード読み取り装置を含むことができる。ゲームをする人の本人証明は、ゲームをする人がゲームピースを引き換えた後で記憶されてもよい。ゲームをする人の本人証明は、ゲームをする人が抽選券を購入したときに本人証明が要求された場合、ゲームをする人が抽選券を購入したときに記憶された本人証明と比較されてもよい。賞プールは、ゲームピースが引き換えられ、授与された後で更新されてもよい。
【0130】
図9は、本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す。900において、ゲームをする人は抽選券を購入することができる。抽選券は宝くじ端末から購入されてもよい。例えば、宝くじ端末は、小売店のカウンタに置かれることができ、店員によって操作されてもよいか、販売時点情報管理端末に統合されてもよいか、または自動化された売店であってよい。抽選券は、宝くじゲームにおいて賞を当てる機会であってよく、購入後にゲームをする人に関連付けられてよい。ゲームをする人は、抽選券の購入時に本人証明を提示するように求められる可能性がある。ゲームをする人の本人証明はホストに送信されてもよい。代替として、ゲームにおける抽選券は匿名であってよく、ゲームをする人に関連付けられなくてよい。
【0131】
ゲームをする人は、そのゲームをする人の個人情報、例えば連絡先および人物情報を提供するように求められる可能性がある。人物情報は、例えば市場調査のために使用されてもよい。例えば、ゲームをする人の連絡先は、ゲームをする人にゲーム情報を送信するために使用されてもよい。ゲーム情報は、例えば、宝くじゲームで遊ぶための注意、特別な賞のお知らせ、およびゲームをする人の当選する可能性のある抽選券の所持を含むことができる。
【0132】
抽選券はゲームをする人に関連付けられることができる。抽選券に関する情報は、ホストに送信されることができ、データベースに記憶されてもよい。この情報は、頻繁にゲームをする人のためのプログラムを実行するために使用されてもよい。頻繁にゲームをする人のためのプログラムは、頻繁に宝くじゲームで遊ぶゲームをする人に例えば無料チケットまたは無料の商品などの賞を与えることができる。
【0133】
904において、ゲームをする人は第1のゲームピースを受け取ることができる。第1のゲームピースは抽選券と関連付けられることができる。第1のゲームピースは、ゲームプレイデータの第1の組を含むことができる。例えば、ゲームをする人は、そのゲームをする人の抽選券の購入と同じ処理において宝くじ端末から第1のゲームピースを受け取ることができる。代替として、ゲームをする人は、異なる場所での別個の処理において第1のゲームピースを受け取ることができる。例えば、第1のゲームピースは、厚紙の上に印刷された事前印刷されたカラーチケットであってよい。
【0134】
第1のゲームピースは、販売促進物品として自由に配布されることもできる。例えば、第1のゲームピースは、封筒の中に封入されてもよいか、折り重ねられ封をされてもよいか、または封筒の内側に印刷されてもよい。例えば、封筒は、別の宝くじゲームのためのクーポン、または別の宝くじゲームに関する広告などの折り込み広告も含むことができる。
【0135】
908において、宝くじ端末は、購入の指示を受け取ることができる。例えば、購入の指示は、第1のゲームピース上の機械可読コードを走査することによって提供されてもよい。購入の指示は、第1のゲームピース上の一意的な識別子を宝くじ端末に手動で入力することによって提供されることもできる。購入の指示が受け取られた後で、宝くじ端末はホストと通信し、第1のゲームピースを有効化することができる。
【0136】
912において、抽選券の結果が、賞プールから結果を取り出すことによって決定されてもよい。取り出す方法の例は、「Flexible Online Instant Lottery Game」に関する米国仮出願(米国特許出願第60/645488号、2005年1月18日出願)に記載されている。例えば、取り出すことは、実質的にランダムであってよいか、または所定の順番で行われてよい。抽選券の結果は、外れるか当選するかのいずれかであってよい。外れる結果は賞を提供しなくてよい。当選する結果は、ゲームをする人に賞プールからの1つまたは複数の賞を提供してよい。例えば、賞プールは、金銭的および非金銭的両方の複数の種類の賞を含むことができる。金銭的な賞は、様々な額であってよい。非金銭的な賞は、宝くじゲームにおける別の抽選券を含むことができる。賞プールは、宝くじゲームにおいて所定の数の各種類の賞が分配されるように制限されてもよい。
【0137】
賞プールは予め決められることができる。賞プールは、例えば賞が補充になしに授与される場合、結果が決定された後で変わることができる。賞プールは、賞テーブルとしてホストにおいてメモリに記憶されてもよい。例えば、宝くじ端末またはホストは乱数を生成することができ、当該乱数を使用して賞プールからエントリを選択することができる。
【0138】
916において、結果に応じてゲームプレイデータの第2の組が生成されてもよい。結果が当選である場合、ゲームプレイデータの第2の組はゲームプレイデータの第1の組と共に当選する組合せを形成するように生成されることができ、その結果、ゲームをする人はゲームプレイデータの第1の組と第2の組とを比較することによって正しいゲームの結果を確認することができる。
【0139】
結果が外れである場合、ゲームプレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組と共に外れる組合せを形成するように生成されてもよい。ゲームプレイデータの第2の組は、例えばゲームプレイデータの第2の組をゲームプレイデータの第1の組に関連する識別子と共に印刷することによってゲームプレイデータの第1の組と関連付けられることができる。ゲームプレイデータの第2の組は、例えばそれぞれの販売された抽選券に対応するエントリを有するデータベーステーブルに当該ゲームプレイデータを記憶することによって抽選券と関連付けられることができる。
【0140】
920において、ゲームをする人は第2のゲームピースを受け取ることができる。第2のゲームピースは、ゲームプレイデータの第2の組を含むことができる。例えば、第2のゲームピースは、宝くじ端末において印刷されることができ、ゲームをする人に分配されてもよい。第2のゲームピースは、例えば識別子を第2のゲームピース上に印刷することによって第1のゲームピースおよび抽選券と関連付けられることができる。
【0141】
本発明の実施形態の別の例において、ゲームをする人は、第2のゲームピースを受け取らなくてもよい。例えば、ゲームプレイデータの第2の組は、ディスプレイ上に表示されてもよいか、または第1のゲームピース上に印刷されてもよい。
【0142】
924において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することができる。ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することによって、ゲームをする人は、抽選券の結果が当選か、それとも外れかを確認することができる。
【0143】
928において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組が当選する組合せを形成する場合、ゲームピースを賞と引き換えることができる。実装に応じて、引き換えられるゲームピースは、第1のゲームピースまたは第2のゲームピースのいずれかであってよい。ゲームをする人は、宝くじ端末において、または何らかのその他の場所においてゲームピースを引き換えることができる。例えば、賞として授与される少額の賞金または追加的な宝くじチケットは、チケットが販売される宝くじ端末で引き換えられることができる。多額の賞金は、例えば特別な引き換えセンタにおいて、公認された宝くじゲームの担当者または係員によって引き換えられることができる。
【0144】
ゲームをする人は、ゲームピースを引き換える前に本人証明を提示するように求められる可能性がある。本人証明は、例えば、運転免許証などの行政機関によって発行された身分証明であってよい。本人証明は、例えばクレジットまたはデビットカードであってもよい。宝くじ端末は、ゲームをする人の本人証明を読み取るためのカード読み取り装置を含むことができる。ゲームをする人の本人証明は、ゲームをする人がゲームピースを引き換えた後で記憶されてもよい。ゲームをする人の本人証明は、ゲームをする人が抽選券の購入時に本人証明を提示するように要求された場合、ゲームをする人が抽選券を購入したときに記憶された本人証明と比較されてもよい。賞プールは、ゲームピースが引き換えられ、授与された後で更新されてもよい。
【0145】
932において、ゲームをする人は、ゲームにおいて追加的な抽選券を購入することができる。ゲームをする人の前の抽選券は外れの結果を有していた可能性があるが、ゲームをする人はそのゲームをする人が既に持っているゲームプレイデータを使用してゲームで遊ぶことを継続したいと望む可能性がある。例えば、ゲームをする人は、ゲームで遊ぶために既に使用されたゲームピースのうちの1つを提示することによって宝くじ端末から追加的な抽選券を購入することができる。
【0146】
942において、宝くじ端末またはホストは、追加的な抽選券に対する追加的な結果を決定することができる。追加的な抽選券の追加的な結果が、追加的な賞プールから追加的な結果を取り出すことによって決定されてもよい。例えば、取り出すことは実質的にランダムであってよいか、または所定の順番で行われてよい。例えば、追加的な抽選券の追加的な結果は、外れるか当選するかのいずれかであってよい。外れる追加的な結果は賞を提供しなくてよい。当選する追加的な結果は、ゲームをする人に追加的な賞プールからの1つまたは複数の賞を提供してよい。
【0147】
追加的な賞プールは、初めの賞プールと同じであってよい。代替として、追加的な賞プールは、初めの賞プールよりも大きなもしくはより魅力的な賞か、またはより高い当選の可能性を有するより小さな賞を含むことができる。
【0148】
946において、ゲームプレイデータの追加的な組が、追加的な結果に従って生成されてもよい。追加的な結果が当選である場合、ゲームプレイデータの追加的な組は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組と組み合わさって、当選する組合せを形成する。ゲームプレイデータの追加的な組は、例えば識別子を追加的なゲームピース上に印刷することによってゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組と関連付けられることができる。ゲームプレイデータの追加的な組は、例えば適切なデータベーステーブルにそのゲームプレイデータの追加的な組を記憶することによって抽選券と関連付けられることもできる。
【0149】
950において、ゲームをする人は追加的なゲームピースを受け取ることができる。追加的なゲームピースは、ゲームプレイデータの追加的な組を含むことができる。例えば、追加的なゲームピースは、宝くじ端末において印刷されることができ、ゲームをする人に分配されてもよい。追加的なゲームピースは、例えば第1のおよび/または第2のゲームピースからの識別子を追加的なゲームピース上に印刷することによって第1のゲームピースおよび第2のゲームピースと関連付けられることができる。
【0150】
954において、ゲームをする人は、第1のゲームデータと、第2のゲームデータと、追加的なゲームデータとを比較することができる。第1のゲームデータと、第2のゲームデータと、追加的なゲームデータとを比較することによって、ゲームをする人は、追加的な抽選券の結果が当選か、それとも外れかを確認することができる。例えば、比較は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよい。代替として、比較は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を一緒に形成することができ、手の価値がゲームの結果を示す。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができる。
【0151】
958において、ゲームをする人はゲームピースを賞と引き換えることができる。実装に応じて、引き換えられるゲームピースは、第1のゲームピースか、第2のゲームピースか、または追加的なゲームピースであってよい。
【0152】
図10は、本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す。1000において、ゲームをする人は抽選券を購入することができる。抽選券は宝くじ端末から購入されてもよい。例えば宝くじ端末は、店舗のカウンタの上、または自動化された売店に置かれることができる。
【0153】
ゲームをする人は、そのゲームをする人の連絡先、例えばそのゲームをする人の郵送先住所、電話番号、および電子メールアドレスを入力するように求められる可能性がある。ゲームをする人は、本人証明を提供するように求められる可能性がある。宝くじ端末は、この情報をホストに送信することができる。例えば、ゲームをする人の連絡先は、ゲームをする人にゲーム情報を送信するために使用されてもよい。例えば、ゲームをする人は、宝くじゲームで遊び続けるように促される可能性があり、特別な賞、または賞プールに追加された新しい賞を知らされてもよい。抽選券は、ゲームをする人の情報と関連付けられることができる。代替として、抽選券は匿名であってよい。抽選券はホストまたは宝くじ端末上に記憶されることができ、特定のゲームをする人とではなく、一意的な識別子を有するゲームピースと関連付けられることができる。
【0154】
1004において、結果が賞プールから取り出されてもよい。例えば、取り出すことは実質的にランダムであってよいか、または所定の順番で行われてよい。取り出す方法の例は、「Flexible Online Instant Lottery Game」に関する米国仮出願(米国特許出願第60/645488号、2005年1月18日出願)に記載されている。例えば、賞プールは、宝くじゲームにおいて授与されるべき賞の所定のプールであってよい。結果が当選である場合、当選する結果は、賞プールからの1つまたは複数の賞を授与してよい。結果は外れである可能性がある。外れる結果は賞を授与しなくてよい。
【0155】
賞プールは、賞テーブルとしてホスト上に記憶されてもよい。賞プールは、例えば賞が補充になしに授与される場合、結果が決定された後で変わることができる。
【0156】
1008において、結果に応じて1組のゲームプレイデータが生成されてもよい。結果が当選である場合、ゲームプレイデータの当選する組が生成されてもよい。結果が外れである場合、外れる結果が生成されてもよい。ゲームプレイデータは、そのゲームプレイデータが初めのゲームプレイデータと組み合わされたときに、その組合せが正しい結果を示すように選択されてもよい。
【0157】
ゲームプレイデータの組は、ゲームをする人の前の抽選券に依存する可能性がある。本発明の実施形他の1つの例は、財産形成宝くじゲームであってよい。当選する結果は、ゲームをする人が例えば特定の色のグループの中の全ての財産を集めたときに発生する。当選する結果は、ゲームをする人によって既に保有されている財産の不完全な組を完全にする1組の財産のうちの最後の財産を表すゲームプレイデータの組を生成することができる。
【0158】
1012において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの組を受け取ることができる。例えば、ゲームプレイデータの組は、ゲームピース上に印刷されてもよい。例えば、ゲームピースは、宝くじ端末に含まれるプリンタによって印刷されてもよい。代替として、ゲームプレイデータの組は、ディスプレイ上に表示されてもよい。ディスプレイは宝くじ端末に含まれることができる。表示された結果が当選した結果であった場合、ゲームピースが受領書としてプリンタによって印刷されてもよい。
【0159】
1016において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの組をゲームプレイデータの前の組と比較して、そのゲームをする人の当選券の結果を確認することができる。例えば、ゲームピースは、ゲームプレイデータの前の組を含むことができる。ゲームプレイデータの前の組は、ゲームをする人がゲームにおいて前の抽選券を購入したときに生成された可能性がある。例えば、比較は、ゲームプレイデータの新しい組とゲームプレイデータの前の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよい。代替として、比較は、ゲームプレイデータの新しい組およびゲームプレイデータの前の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの前の組およびゲームプレイデータの新しい組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を示すことができる。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの新しい組およびゲームプレイデータの前の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができる。
【0160】
結果が当選である場合、ゲームをする人は次にゲームピースを賞と引き換えることができる。1020において、ゲームピースが賞と引き換えられることができる。例えば、ゲームをする人は、宝くじ端末において、または公認された宝くじゲームの担当者または係員によってゲームピースを1つまたは複数の賞と引き換えることができる。結果が外れである場合、ゲームをする人は別の抽選券を購入することができる。
【0161】
図11は、本発明の実施形態の1つの例による、宝くじゲームを執行するためのシステムの1つの例を示す。第1のゲームピース1100が、ゲームをする人に配布されてもよい。第1のゲームピースは販売促進用のプレゼントとして自由に配布されてもよいか、またはゲームにおける抽選券の購入の一部として販売されてもよい。例えば、第1のゲームピース1100は、厚紙の上に印刷されてもよいか、または封をされた封筒の中に入れられることができる。第1のゲームピース1100は第1の識別子1102を含むことができる。第1の識別子は、第1のゲームピース1100を識別することができる。第1のゲームピース1100は、ゲームプレイデータの第1の組1104を含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組1104は、グラフィックとテキストを含むことができる。第1のゲームピースは一意的であることができるか、または代替として、複数の同一の第1のゲームピースがゲームの一部であることができる。
【0162】
第2のゲームピース1110が、ゲームをする人に配布されてもよい。例えば、第2のゲームピース1110は、厚紙の上に印刷されてもよいか、または封をされた封筒の中に入れられることができる。第2のゲームピース1110は、第2の識別子1112を含むことができる。第2の識別子は、第2のゲームピース1110を識別することができる。第2のゲームピース1110は、ゲームプレイデータの第2の組1114を含むことができる。例えば、ゲームプレイデータの第2の組1114は、グラフィックとテキストを含むことができる。上述のように、ゲームプレイデータの第2の組1114はゲームの結果の決定に基づいて選択されることができ、その結果、第1のゲームプレイデータと第2のゲームプレイデータとの組合せはゲームをする人によって同じ結果を確認するために使用されてもよい。
【0163】
チケット端末1120は、支払い受領装置1130、読み取り装置1140、およびディスペンサ1150を含むことができる。例えば、支払い受領装置1130は、支払いを受領するように構成されてもよい。支払いは、例えば、現金、クレジットカード、デビットカード、またはバウチャであってよい。支払い受領装置1130は、現金支払いに対しておつりを提供するように構成されてもよい。
【0164】
読み取り装置1140は、第1のゲームピース1100を読み取るように構成されてもよい。実施形態の別の例において、読み取り装置1140は、第1のゲームピース1100上に含まれる機械可読コードを読み取るように構成されてもよい。実施形態の別の例において、読み取り装置1140は、第1のゲームピース1100上に含まれるRFIDタグを読み取るように構成されてもよい。ゲームピースは、ゲームにおけるゲームをする人の抽選券の購入の一部として読み取りのために提出されてもよい。
【0165】
ディスペンサ1150は、第2のゲームピース1110を分配するように構成されてもよい。例えば、ディスペンサ1150は、第2のゲームピース1110を印刷するためのプリンタを含むことができる。チケット端末1120および引き換え端末1170は、同じハウジング内の宝くじ端末に含まれることができるか、または別個のデバイスであることができる。
【0166】
チケット端末1120および引き換え端末1170はホスト1180と通信していてよい。ホスト1180は、ゲームデータ、例えばゲームをする人による過去の購入、および宝くじゲームのための賞プールを含むことができる。
【0167】
図12は、本発明の実施形態の別の例によるゲームピースの例の別の対を示す。第1のゲームピース1200および第2のゲームピース1202が宝くじゲームにおいて提供されてもよい。例えば、第1のゲームピース1200は、販売促進用のプレゼントとして自由に配布されてもよい事前印刷された紙片であってよい。代替として、第1のゲームピース1200は、小売店の場所、または自動化された売店から販売されてもよい。
【0168】
第1のゲームピース1200は第1の識別子1214を含むことができる。例えば、第1の識別子1214は、一意的な数字、文字の一意的な並び、機械可読コード、またはRFIDタグであってよい。第1のゲームピース1200は、グラフィック1204を含むことができる。例えば、グラフィック1204は、宝くじゲームのタイトル、ロゴ、または視覚的に魅力的なグラフィックであってよい。
【0169】
第1のゲームピース1200は第1のゲームデータ1208を含むことができる。例えば、第1のゲームデータ1208は、複数のルーレットのベットを含むことができる。ゲームプレイデータの第1の組1208は、ルーレットのレイアウト上のルーレットのベットの視覚的な描写も含むことができる。
【0170】
第1のゲームピース1200は、ゲームで遊ぶことについての指示1220および1222を含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示1220および1222は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。
【0171】
第1のゲームピース1200は、機械可読コード1216を含むことができる。機械可読コード1216は、第1の識別子1214を示すことができる。機械可読コード1216は、ゲームをする人による購入の後で第1のゲームピースを有効化するために使用されてもよい。例えば、機械可読コード1216は、宝くじ端末において、または小売店の場所において走査されてもよい。
【0172】
第2のゲームピース1202は、第1のゲームピース1200が有効化された後で配布されてもよい。例えば、第2のゲームピース1202は、その第2のゲームピースをディスプレイ上に表示することによって、そのゲームピースを宝くじ端末から印刷することによって、またはその第2のゲームピースを第1のゲームピース1200上に印刷することによって配布されてもよい。例えば、第2のゲームピース1202を第1のゲームピース上に印刷するために、ゲームをする人は第1のゲームピース1200を宝くじ端末に挿入することができ、そこで第1のゲームピース1200が読み取られ、有効化されてもよい。次に、第2のゲームピース1202が第1のゲームピース1200の一部の上に印刷されてもよい。
【0173】
第2のゲームピース1202は、第2のプレイデータ1210を含むことができる。第2のプレイデータ1210はルーレットの結果であってよい。例えば、ルーレットの結果は、偶数/奇数の表示、数字、および色であってよい。ルーレットの結果は、ゲームをする人が当選者の例であるかどうかを所定のゲーム規則に従って確認するために、ゲームプレイデータの第1の組1208によって示されるルーレットのベットと比較されてもよい。
【0174】
第2のゲームピース1202は、グラフィック1206を含むことができる。例えば、グラフィック1206は、宝くじゲームのタイトル、ロゴ、または視覚的に魅力的なグラフィックであってよい。
【0175】
第2のゲームピース1202は、ゲームで遊ぶことについての指示1224を含むことができる。例えば、ゲームで遊ぶことについての指示1224は、ゲームの遊び方に関してゲームをする人に指示することができるか、ゲームの規則を示すことができるか、ゲームの賞の構成を示すことができるか、または宝くじ会社の連絡先を提供することができる。ゲームで遊ぶことについての指示1224は、第1のゲームピース1200に対してのみ第2のゲームピース1202が有効であることを示すことができる。
【0176】
第2のゲームピース1202は第1の識別子1214を含むことができる。1212に見られるように、第1の識別子1214は第2のゲームピース1202上に示されてもよい。第2のゲームピース1202は、特定の関連する第1のゲームピース1200と比較されるときにのみ有効であることができる。これは、共通の識別子を持つことによって示されてもよい。
【0177】
第2のゲームピース1202は、第2の一意的な識別子1220を含むことができる。第2の一意的な識別子1220は、例えば第1の識別子1214からの情報の一部と同一であるか、または第1の識別子1214からの情報の一部を含むことによって第1の識別子1214と関連付けられることができる。
【0178】
第2のゲームピース1202は、機械可読コード1218を含むことができる。機械可読コード1218は、第1の識別子1214を示す情報を含むことができる。機械可読コード1218は、例えば引き換えのためにゲームピースが提示されたときに第2のゲームピース1202の当選のステータスを確認するために使用されることもできる。代替として、機械可読コード1218は、第2の一意的な識別子1220を示すことができる。
【0179】
図13は、本発明の実施形態の1つの例によるデータ構造の1つの例を示す。ホスト1300は、賞テーブル1302を含むことができる。例えば、賞テーブル1302は、宝くじゲームにおいて利用可能な賞についての情報を含むことができる。宝くじゲームにおいて利用可能な賞は、例えば、現金、同じかまたは異なる宝くじゲームのための追加的な宝くじチケット、または公認された代理店において引き換え可能な品物またはサービスのためのバウチャであってよい。
【0180】
賞テーブル1302は、ホスト1300がゲームピースの結果が当選であると決定する場合に授与されるべき賞を選択するためにホスト1300によって使用されてもよい。賞が補充されない場合、賞テーブル1302は、ホスト1300によって賞が授与された後で当該賞を削除するために更新されてもよい。賞テーブル1302は、賞、例えば特別ボーナスまたは販売促進用の賞を追加するか、または削除するためにホスト1300によって更新されてもよい。
【0181】
ホスト1300は、ログ1304を含むことができる。ログ1304は、情報、例えば、購入されたゲームピース、有効化されたゲームピース、授与された賞、有効化されるべきでないまたは引き換えられるべきでないゲームピースのリストを記録することができる。ゲームピースは、そのゲームピースが盗難の報告がされていたか、または試験用ゲームピースであった場合、有効化されないか、または引き換えられなくてよく、このことはログ1304に記録されてもよい。ログ1304は、特定の配当率が達成されることを保証するための、またはゲームをする人とそのゲームをする人の当選とを追跡するための監査の目的で使用されてもよい。
【0182】
ホスト1300は、結果テーブル1306を含むことができる。結果テーブル1306は、宝くじゲームにおける全てのゲームピースのリストを含むことができる。結果テーブル1306は、それぞれのゲームピースに関連する様々な当選する結果および外れる結果に関する出力、例えば特定の結果を示すために印刷されるべきゲームプレイデータを含むことができる。ホスト1300は、ゲームピースが当選する結果を有するのか、または外れる結果を有するのかを決定した後で結果テーブル1306から適切な出力のうちの1つを選択することができる。次に、出力はゲームをする人に提供されてもよい。ゲームをする人は、出力を1組のゲームプレイデータと比較して、そのゲームプレイデータの組が当選した組であるかどうかを確認することができる。
【0183】
図14Aは、本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す。1400において、ゲームをする人は第1のゲームピースを受け取ることができる。例えば、ゲームをする人は無料で第1のゲームピースを受け取ることができ、例えば第1のゲームピースは販売促進用のプレゼントとしてゲームをする人に郵送されてもよい。代替として、第1のゲームピースは、公共の場所に置かれることができ、ゲームをする人が入手できるようにされてもよい。代替として、第1のゲームピースは、ゲームをする人が本人を確認する情報を提供した後で提供されてもよい。例えば、第1のゲームピースは、ゲームをする人が本人を確認する情報を入力した後で宝くじ端末から分配されてもよい。宝くじ端末の1つの例が図6に示される。本人を確認する情報は、例えば、個人識別子、有効なクレジットカードもしくはデビットカード番号、またはゲームをする人の社会保障番号であってよい。
【0184】
1404において、ゲームをする人は第1のゲームピースを見直すことができる。第1のゲームピースは、宝くじゲームの規則を含むことができる。第1のゲームピースは、1組の第1のゲームデータも含むことができる。第1のゲームピースは第1の識別子も含むことができる。第1のゲームピースは、宝くじゲームにおいて利用可能な賞のリストも含むことができる。第1のゲームピースは視覚的に魅力的であることができる。第1のゲームピースは、ゲームをする人に宝くじゲームで遊ぶように促すやり方で印刷されてもよい。第1のゲームピースを見直した後で、ゲームをする人は、宝くじゲームで遊ぶことを決定することができる。
【0185】
1408において、ゲームをする人は、第1のゲームピースを宝くじ端末に提示することができる。ゲームをする人は、所定の時間枠の間に第1のゲームピースを宝くじ端末に提示することができる。所定の時間枠は第1のゲームピース上で指定されてもよい。例えば、第1のゲームピースは、ある期間中有効であるように符号化されてもよい。
【0186】
1412において、宝くじ端末は、第1のゲームピースから第1の識別子を読み取ることができる。宝くじ端末は、第1のゲームピースから第1の識別子を読み取るように構成されてもよい。代替として、宝くじ端末は、第1のゲームピース全体を読み取り、第1の識別子を抽出するように構成されてもよい。第1の識別子が与えられたとすると、例えばデータベースをチェックすることによってどんなゲームプレイデータが第1のゲームピース上にあるのかを判定するために、記憶された情報がアクセスされてもよい。代替として、宝くじ端末は、第1のゲームピースから第1のゲームプレイデータを読み取ることができる。宝くじ端末は、第1のゲームピースが正当なゲームピースであることを検証することができる。宝くじ端末は、第1の識別子が正当な第1の識別子であることを検証することができる。
【0187】
1416において、ゲームをする人は、宝くじ端末から抽選券を購入することができる。宝くじ端末は、小売店のカウンタに置かれることができるか、店員によって操作されてもよいか、販売時点情報管理端末に統合されてもよいか、または人の出入りの多い地域に置かれた自動化された売店であってよい。
【0188】
抽選券は、宝くじゲームにおいて賞を当てる機会であってよい。抽選券は、購入後にゲームをする人に関連付けられることもできる。
【0189】
ゲームをする人は、個人情報、例えば連絡先および人物情報を提供するように求められる可能性がある。人物情報は、例えば将来の宝くじゲームにおける市場調査のために使用されてもよい。ゲームをする人の連絡先は、例えばゲームをする人にゲーム情報を送信するために使用されてもよい。ゲーム情報は、例えば、宝くじゲームで遊ぶための注意、特別な賞のお知らせ、およびゲームをする人の当選する可能性のある抽選券の所持を含むことができる。代替として、抽選券は匿名であってよく、例えば当選するゲームピースの持参人がそのゲームピースを賞と引き換えることができる。
【0190】
1420において、宝くじ端末は、ゲームをする人からの支払いを受領することができる。宝くじ端末は、現金、クレジットカード、デビットカード、バウチャ、またはその他の支払いの形態を受領するように構成されてもよい。宝くじ端末は、例えば従来の紙幣受領装置を使用して現金が本物であることを確認するように構成されることもできる。宝くじ端末は、クレジットカードもしくはデビットカードによる購入情報を適切な認可代行業者に送信するように構成されることもできる。宝くじ端末は、適切な認可代行業者からの認可を受信するように構成されることもできる。宝くじ端末は、バウチャ認証サーバと交信することによってバウチャが本物であることを確認するように構成されることもできる。
【0191】
1424において、宝くじ端末は、ゲームをする人の購入に関する情報をホストに送信することができる。宝くじ端末は、ゲームをする人の個人情報も送信することができる。宝くじ端末は、第1の識別子も送信することができる。宝くじ端末は、ゲームデータの第1の組も送信することができる。宝くじ端末は、第1のゲームピースも送信することができる。宝くじ端末の送信は暗号化されてもよい。宝くじ端末の送信は、その他の従来のセキュリティ対策、例えば安全なネットワーク接続の使用によって保護されてもよい。
【0192】
1428において、ホストは、送信されたゲームをする人の購入に関する情報を受信することができる。ホストは、ゲームをする人の個人情報も受信することができる。ホストは、第1の識別子および/またはゲームデータの第1の組も受信することができる。ホストは、第1のゲームピースからのその他の情報も受信することができる。ホストは、宝くじ端末の送信を暗号化することができる。
【0193】
1432において、ホストは、ゲームをする人の購入をロギングすることができる。ホストは、ゲームをする人の個人情報もロギングすることができる。ホストは、第1の識別子、ゲームデータの第1の組、および第1のゲームピースもロギングすることができる。
【0194】
ゲームをする人の個人情報は、頻繁にゲームをする人のためのプログラムを実行するために使用されてもよい。頻繁にゲームをする人のためのプログラムは、頻繁に宝くじゲームで遊ぶゲームをする人に、例えば無料チケットまたは無料の商品などの賞を与えることができる。頻繁にゲームをする人のためのプログラムは、所定の規則と、ゲームをする人によるゲームで遊ぶことの特定のレベルに対する賞のレベルとを有することができる。例えば、頻繁にゲームをする人のためのプログラムは、ゲームをする人が10枚の宝くじチケットを購入した後でゲームをする人に無料の宝くじチケットを授与することができる。
【0195】
1436において、ホストは、ゲームをする人の購入に対してセキュリティチェックを行うことができる。例えば、ホストは、ゲームをする人がゲーム禁止リストに含まれていないことを確かめることができる。例えば、ゲーム禁止リストは、ゲームをする人が問題のある賭博師である場合にゲームをする人が入ることができる自発的なリストであってよい。代替として、ゲーム禁止リストは、宝くじゲームで遊ぶことを禁じられたゲームをする人、例えば以前の宝くじゲームにおいていかさま行為を働く人であることが分かったゲームをする人のリストであってよい。ホストは、遊ばれている宝くじゲームにおいて第1のゲーム識別子が正当であることを検証することができる。ホストは、遊ばれている宝くじゲームにおいてゲームデータの第1の組が正当であることを検証することもできる。ホストは、ゲームをする人の購入を承認することができる。あるいは、ホストは、ゲームをする人の購入を拒否することができる。
【0196】
1440において、ホストは抽選券に関する結果を決定することができる。抽選券の結果は、賞プールから取り出すことによって決定されてもよい。取り出す方法の例は、「Flexible Online Instant Lottery Game」に関する米国仮出願(米国特許出願第60/645488号、2005年1月18日出願)に記載されている。賞プールは、宝くじゲームが開始する前に予め決められることができる。代替として、賞プールは、ある宝くじゲームから別の宝くじゲームにキャリーオーバーすることができる。代替として、賞プールは、異なる宝くじゲームの間で供給されてもよい。賞プールは、ホスト上の、例えばデータベース内の賞テーブルに記憶されてもよい。
【0197】
例えば、賞プールから賞を取り出すことは、実質的にランダムであってよい。代替として、取り出すことは所定の順番で行われてよい。例えば、ホストは、3回の購入毎に賞を授与することができる。例えば、ホストは、例えば、ゲームにおいて、ゲームをする人によって、または特定の場所で何回の購入が行われたかに応じて賞を変更することもできる。
【0198】
抽選券の結果は、外れるか当選するかのいずれかであってよい。外れる結果は賞を提供しなくてよい。当選する結果は、ゲームをする人に賞プールからの1つまたは複数の賞を提供してよい。賞プールは、複数の種類の賞を含むことができる。賞は、金銭的であるか、または非金銭的であることができる。金銭的な賞は、様々な金額であってよい。非金銭的な賞は、宝くじゲームにおける別の抽選券、またはゲームの商品を含むことができる。賞プールは、宝くじゲームにおいて所定の数の各種類の賞が分配されるように制限されてもよい。
【0199】
賞プールは予め決められることができる。賞プールは結果が決定された後で変わることができ、例えば賞は補充になしに授与されてもよい。賞プールは、賞テーブルとしてメモリに記憶されてもよい。宝くじ端末またはホストは乱数を生成することができ、当該乱数を使用して賞プールからエントリを選択することができる。
【0200】
1444において、ホストは、第2の一意的な識別子を抽選券と関連付けることができる。例えば、第2の一意的な識別子は、ホスト内の一時的な変数に記憶されてもよい。代替として、第2の一意的な識別子は、抽選券に関するその他の情報と共にデータベースのレコードに記憶されてもよい。
【0201】
例えば、第2の一意的な識別子は、その第2の一意的な識別子が検査合計の数字を有するように生成されてもよい。検査合計の数字は、伝送の検証において、または第2の一意的な識別子の信憑性を検証するために使用されてもよい。
【0202】
1448において、ホストは、プレイデータの第2の組を生成することができる。プレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って結果を示すように生成されてもよい。
【0203】
例えば、ゲームプレイデータの第2の組は、結果に応じて生成されてもよい。結果が当選である場合、ゲームプレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組と共に当選する組合せを形成するように生成されてもよい。
【0204】
結果が外れである場合、ゲームプレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組と共に外れる組合せを形成するように生成されてもよい。ゲームプレイデータの第2の組は、ゲームプレイデータの第1の組と関連付けられることができる。ゲームプレイデータの第2の組は、抽選券と関連付けられることができる。
【0205】
1452において、ホストは、ゲームをする人の購入の承認を宝くじ端末に送信することができる。ホストは、ゲームプレイデータの第2の組を宝くじ端末に送信することができる。ホストの送信は暗号化されてもよい。ホストの送信は、その他の従来のセキュリティ機能、例えば安全なネットワーク接続を利用することができる。
【0206】
1456において、宝くじ端末は、第2のゲームピースを分配することができる。例えば、宝くじ端末は、第2のゲームプレイデータを含む第2のゲームピースを印刷することができる。代替として、宝くじ端末は、ゲームをする人から第1のゲームピースを受領することができ、第1のゲームピース上にゲームプレイデータの第2の組を印刷することができる。代替として、宝くじ端末は、宝くじ端末に取り付けられたディスプレイ上にゲームプレイデータの第2の組を表示することができる。
【0207】
第2のゲームピースは、ゲームをする人によって購入された抽選券に関連付けられることができる。第2のゲームピースは、第2の一意的な識別子を含むことができる。
【0208】
1460において、宝くじ端末は、購入の承認を記録することができる。宝くじ端末は、ゲームをする人によってなされた支払いの額および種類も記録することができる。宝くじ端末は、購入に関連する任意のその他の情報も記録することができる。宝くじ端末は、ホストから受信された第2のゲームプレイデータを記録することができる。
【0209】
1464において、ゲームをする人は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組とを比較することができる。ゲームをする人は所定の規則を利用して、第1の組をゲームプレイデータの第2の組と比較することによって、購入された抽選券が当選券であるかどうかを確認することができる。例えば、比較は、ゲームプレイデータの第1の組とゲームプレイデータの第2の組との間でグラフィックまたは数字を合わせることであってよい。代替として、比較は、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるカードの組合せの価値に基づくことができる。例えば、ゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組は、ポーカーまたはブラックジャックのカードの手を示すことができる。代替として、比較は、ボードゲームにおいてゲームプレイデータの第1の組およびゲームプレイデータの第2の組によって示されるゲームピースの組合せの価値に基づくことができる。
【0210】
1468において、ゲームをする人は、賞をもらうために第2のゲームピースを提出することができる。ゲームをする人は、宝くじ端末においてゲームピースを引き換えることができる。賞として授与される少額の賞金または追加的な宝くじチケットは宝くじ端末で引き換えられることができる一方、多額の賞金は、例えば特別な引き換えセンタにおいて、公認された宝くじゲームの担当者または係員によって引き換えられることができる。ゲームの賞品も、公認された宝くじゲームの担当者または係員によって引き換えられることができる。
【0211】
1472において、宝くじ端末は、第2のゲームピースを受け取ることができる。ゲームをする人は、第2のゲームピースを提出するときに本人証明を提示するように求められる可能性がある。本人証明は、例えば、運転免許証またはパスポートなどの行政機関によって発行された身分証明であってよい。代替として、本人証明は、クレジットまたはデビットカードであってもよい。宝くじ端末は、ゲームをする人の本人証明を読み取るためのカード読み取り装置を含むことができる。ゲームをする人の本人証明は、ゲームをする人が抽選券を購入したときに記憶された本人証明と比較されてもよい。
【0212】
1476において、宝くじ端末は、第2のゲームピースから第2の一意的な識別子を受け取ることができる。例えば、宝くじ端末は、第2のゲームピースから第2の一意的な識別子を受け取るように構成されてもよい。第2の一意的な識別子は、例えば、RFID、機械可読コード、スマートカードタグ、または磁気ストライプカードであってよい。第2のゲームピースは、第2の一意的な識別子が読み取られた後、ゲームをする人に返却されてもよい。代替として、第2のゲームピースは、後の回収のために宝くじ端末内に保存されてもよいか、または破棄されてもよい。
【0213】
1480において、宝くじ端末は、第2の一意的な識別子をホストに送信することができる。例えば、第2の一意的な識別子は、安全なネットワークを介して送信されてもよい。例えば、第2の一意的な識別子は、リアルタイムで、またはバッチ/非同期モードでホストに送信されることもできる。
【0214】
1484において、ホストは、宝くじ端末から第2の一意的な識別子を受け取ることができる。例えば、ホストは、安全なネットワークを介して宝くじ端末から第2の一意的な識別子を受け取ることができる。ホストは、リアルタイムで、またはバッチ/非同期モードで宝くじ端末から第2の一意的な識別子を受け取ることができる。
【0215】
図14Bは、本発明の実施形態の1つの例による、図14Aに示された宝くじゲームを執行するための手順の1つの例のうちのさらなる手順を示す。図14Bは、図14Aからの手順の例を継続する。1488において、ホストは、第2の一意的な識別子を検証することができる。ホストは、例えば、第2の一意的な識別子の正当性を検証するためにログをチェックすることができる。ホストは、例えば、フラグを立てられた第2の一意的な識別子のリストをチェックすることもできる。第2の一意的な識別子は、第2の一意的な識別子が無効化されるか、盗難が報告されたか、サンプルもしくは試験用ゲームピースに関連付けられたか、または既に引き換えられた場合にフラグが立てられることができる。
【0216】
ホストは、第2の一意的な識別子が正しい検査合計を有することを検証することもできる。検査合計の数字は、伝送誤りに関する伝送の検証チェックにおいて、または第2の一意的な識別子の信憑性を検証するために使用されてもよい。
【0217】
1492において、ホストは、賞テーブルから賞を調べることができる。例えば、ホストは、第2の一意的な識別子に関連する賞に関して賞テーブルをチェックすることができる。例えば、ホストは、第2の一意的な識別子が賞テーブル内の賞に関連付けられていることを検証することができる。ホストは、第2の一意的な識別子が宝くじ端末から分配されてもよい賞に関連付けられており、特別な引き換えセンタに回される必要がないことを検証することもできる。
【0218】
1496において、ホストは賞テーブルを更新することができる。例えば、ホストは、第2の一意的な識別子に関連する賞が要求されたことを記録することができる。賞テーブルは、監査目的で、およびどの当選する第2の一意的な識別子が賞と引き換えられたかを判定するために使用されてもよい。
【0219】
1500において、ホストは、賞を分配する承認を宝くじ端末に送信することができる。例えば、宝くじ端末は、賞を自動的に分配する売店であってよい。例えば、宝くじ端末は、宝くじゲームの係員によって操作されてもよい。承認は、宝くじ端末に送信されることができ、宝くじゲームの係員のために表示されてもよい。ホストは、分配されるべき賞に関する情報も送信することができる。
【0220】
第2の一意的な識別子に関連する賞が宝くじ端末から分配されることができない場合、ゲームをする人に第2のゲームピースを宝くじゲームの公認された代理店のところで引き換えるように促すエラーメッセージが送信されてもよい。例えば、第2の一意的な識別子に関連する賞が宝くじ端末、または宝くじ端末を操作する係員から分配されることが許可されない場合、ゲームをする人に第2のゲームピースを宝くじゲームの公認された代理店のところで引き換えるように促すエラーメッセージが送信されてもよい。
【0221】
承認は、セキュリティフラグと、伝送中の盗聴および改ざんを防止するためのその他のセキュリティ機能とを伴うことができる。例えば、伝送中、承認はセキュリティのために暗号化されてもよい。
【0222】
1504において、宝くじ端末は、第2の一意的な識別子に関連する賞を分配する承認を受信することができる。例えば、宝くじ端末は、承認の信憑性を検証することができる。例えば、宝くじ端末は、任意のエラーメッセージ対する承認メッセージを解析することもできる。
【0223】
1508において、宝くじ端末は、第2の一意的な識別子に関連する賞を分配することができる。宝くじ端末は、ゲームをする人に対するお祝いメッセージと、ゲームをする人によって獲得された賞の説明とを表示することができる。宝くじ端末は、宝くじ端末が賞を分配することができない場合、賞の引き換え券を印刷することができる。例えば、第2の一意的な識別子に関連する賞が宝くじ端末から分配されることができない場合、ゲームをする人に第2のゲームピースを宝くじゲームの公認された代理店のところで引き換えるように促すエラーメッセージが表示されてもよい。
【0224】
修正形態
上述の明細において、本発明が、本発明の実施形態の特定の例を参照して説明された。しかし、添付の特許請求の範囲に記載された本発明のより広い精神および範囲を逸脱することなく本発明に対して種々の修正および変更がなされ得ることは明らかであろう。したがって、明細および図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味に解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0225】
【図1】本発明の実施形態の1つの例による、宝くじゲームを執行するための手順の1つの例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【図3A】本発明の実施形態の1つの例による1対のゲームピースの例のうちの1つを示す図である。
【図3B】本発明の実施形態の1つの例による1対のゲームピースの例のうちの1つを示す図である。
【図4A】本発明の実施形態の別の例によるゲームピースの例の別の対を示す図である。
【図4B】本発明の実施形態の別の例によるゲームピースの例の別の対を示す図である。
【図5A】本発明の実施形態の別の例による1組のゲームピースの例を示す図である。
【図5B】本発明の実施形態の別の例による1組のゲームピースの例を示す図である。
【図5C】本発明の実施形態の別の例による1組のゲームピースの例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の1つの例による宝くじ端末の1つの例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態の1つの例によるクライアント/サーバシステムの1つの例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態の1つの例による、宝くじゲームを執行するためのシステムの1つの例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態の別の例によるゲームピースの例の別の対を示す図である。
【図13】本発明の実施形態の1つの例によるデータ構造の1つの例を示す図である。
【図14A】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【図14B】本発明の実施形態の別の例による、宝くじゲームを執行するための手順の別の例を示す図である。
【符号の説明】
【0226】
300 第1のゲームピース
302 第2のゲームピース
304 グラフィック
306 グラフィック
308 第1のゲームデータ
310 第2のプレイデータ
314 第1の識別子
316 機械可読コード
318 機械可読コード
320 第2の一意的な識別子、ゲームで遊ぶことについての指示
322 ゲームで遊ぶことについての指示
324 ゲームで遊ぶことについての指示
340 ビンゴのボックス
342 ビンゴのボックス
344 ビンゴのボックス
346 ビンゴのボックス
400 第1のゲームピース
402 第2のゲームピース
404 グラフィック
406 グラフィック
408 第1のゲームデータ
410 第2のプレイデータ、ゲームプレイデータの第2の組
414 第1の識別子
416 機械可読コード
418 機械可読コード
420 第2の一意的な識別子、ゲームで遊ぶことについての指示
422 ゲームで遊ぶことについての指示
424 ゲームで遊ぶことについての指示
440 Space Blasterボックス
500 第1のゲームピース
502 ゲームタイトル
504 グラフィック
506 ゲームプレイデータの第1の組
508 第1の識別子
510 指示
512 機械可読コード
540 第2のゲームピース
542 既に保有されている財産のリスト
544 新しく獲得された財産のリスト
546 テキスト
548 第2の一意的な識別子
550 指示
552 機械可読コード
554 グラフィック
560 追加的なゲームピース
562 既に保有されている財産のリスト
564 新しく獲得された財産のリスト
566 テキスト
568 追加的な一意の識別子
570 指示
572 機械可読コード
574 グラフィック
600 宝くじ端末
602 ホスト
604 中央演算処理装置
606 読み取り装置
608 プリンタ
610 支払い受領装置
612 ディスペンサ
614 ディスプレイ
620 第1のゲームピース
622 第2のゲームピース
624 追加的なゲームピース
700 ホスト
701 ネットワーク
702 オンライン宝くじ端末
704 宝くじの売店
706 販売時点情報管理端末(POS)
708 ローカルサーバ
710 宝くじ端末1
712 宝くじ端末2
714 パーソナルコンピュータ
716 携帯無線機器
1100 第1のゲームピース
1102 第1の識別子
1104 ゲームプレイデータの第1の組
1110 第2のゲームピース
1112 第2の識別子
1114 ゲームプレイデータの第2の組
1120 チケット端末
1130 支払い受領装置
1140 読み取り装置
1150 ディスペンサ
1170 引き換え端末
1180 ホスト
1200 第1のゲームピース
1202 第2のゲームピース
1204 グラフィック
1206 グラフィック
1208 第1のゲームデータ、ゲームプレイデータの第1の組
1210 第2のプレイデータ
1214 第1の識別子
1216 機械可読コード
1218 機械可読コード
1220 第2の一意的な識別子、ゲームで遊ぶことについての指示
1222 ゲームで遊ぶことについての指示
1224 ゲームで遊ぶことについての指示
1300 ホスト
1302 賞テーブル
1304 ログ
1306 結果テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
宝くじゲームを執行する方法であって、
ゲームをする人にゲームプレイデータの第1の組を有する無料の事前印刷された第1のゲームピースを提供する段階であって、前記第1のゲームピース上のゲームプレイデータは前記宝くじゲームの結果を確認するには不十分である、第1のゲームピースを提供する段階と、
前記第1のゲームピースを識別する情報、および前記ゲームをする人が前記宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいることの指示を受け取る段階と、
前記指示を受け取る段階に応答して前記抽選券に関する結果をランダムに決定する段階と、
ゲームプレイデータの前記第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って前記抽選券の結果を示すように前記結果に基づいてゲームプレイデータの前記第2の組を選択する段階と、
ゲームプレイデータの前記第2の組、第2のゲームピースを前記第1のゲームピースと関連付けるデータ、および一意的な識別子を含む前記第2のゲームピースを前記ゲームをする人に提供する段階と、
前記ゲームをする人から賞の要求を受け取る段階と、
前記賞の要求に応答して、前記賞が前記ゲームをする人に与えられるべきかどうかを確認するために前記一意的な識別子を使用する段階と、
前記賞を前記ゲームをする人に授与する段階であって、前記賞の価値は前記結果に依存する、授与する段階と
を含む方法。
【請求項2】
前記第1のゲームピースを販売時点情報管理端末におけるディスプレイから提供する段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
その複数の第1のゲームピースから前記ゲームをする人が前記第1のゲームピースを選択することができる、異なるゲームプレイデータを有する複数の第1のゲームピースを表示する段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のゲームピースを郵便物の一部として提供する段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記宝くじゲーム以外の品物またはサービスに関する購入処理の完了の一部として前記第1のゲームピースを提供する段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のゲームピースの一部として第1のゲームピースの識別子を含める段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のゲームピースの識別子は一意的である請求項6に記載の方法。
【請求項8】
同じゲームプレイデータを有する複数の第1のゲームピースが同じ第1のゲームピースの識別子を有する請求項6に記載の方法。
【請求項9】
データベース内で前記第1のゲームピースの識別子を前記一意的な識別子と関連付ける段階をさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のゲームピースを前記第1のゲームピースと関連付ける前記データは前記第1のゲームピースの識別子を含む請求項6に記載の方法。
【請求項11】
前記宝くじゲームにおいて抽選券を購入するための前記ゲームをする人の要求の一部として前記第1のゲームピースの提出を受け取る段階と、
前記第1のゲームピースの提出を受け取る段階に応答して、前記第1のゲームピースから前記第1のゲームピースの識別子を読み取る段階と
をさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項12】
前記賞の要求の一部として前記第2のゲームピースの提出を受け取る段階と、
前記第2のゲームピースの提出を受け取る段階に応答して前記第2のゲームピースから前記一意的な識別子を読み取る段階と
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項13】
プロセッサによって実行されるように適合された命令をその媒体上に記憶したコンピュータ可読媒体を含む製品であって、前記命令は、前記プロセッサによって実行されるときに請求項1に記載の宝くじゲームを執行する方法を前記プロセッサに実行させる製品。
【請求項14】
宝くじゲームを執行する方法であって、
ゲームをする人にゲームプレイデータの第1の組を有する第1のゲームピースを提供する段階であって、前記第1のゲームピースが提供されるときに前記第1のゲームピース上のゲームプレイデータは前記宝くじゲームの結果を確認するには不十分である、第1のゲームピースを提供する段階と、
前記ゲームをする人が前記宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいることの指示を受け取る段階と、
前記抽選券に関する結果を決定する段階と、
ゲームプレイデータの前記第1の組とゲームプレイデータの第2の組との比較が所定のゲーム規則に従って前記抽選券の結果を示すように前記結果に基づいたゲームプレイデータの前記第2の組を前記ゲームをする人に提供する段階と、
賞を前記ゲームをする人に授与する段階であって、前記賞の価値は前記結果に依存する、授与する段階と
を含む方法。
【請求項15】
前記ゲームをする人が前記宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいることの指示の受け取りに応答して前記抽選券の結果をランダムに決定する段階をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記宝くじゲームにおける前記ゲームをする人の抽選券の購入の一部として前記第1のゲームピースから第1のゲームピースの識別子を受け取る段階をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記宝くじゲームにおける前記ゲームをする人の抽選券の購入の一部として前記第1のゲームピースから第1のゲームピースの識別子を読み取る段階をさらに含む請求項16に記載の方法。
【請求項18】
プロセッサによって実行されるように適合された命令をその媒体上に記憶したコンピュータ可読媒体を含む製品であって、前記命令は、前記プロセッサによって実行されるときに請求項14に記載の宝くじゲームを執行する方法を前記プロセッサに実行させる、製品。
【請求項19】
前記ゲームをする人に前記第1のゲームピースを自由に配布する段階をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のゲームピースはゲームプレイデータの前記第1の組を事前印刷される請求項14に記載の方法。
【請求項21】
前記ゲームをする人から前記第1のゲームピースを受け取る段階と、
前記第1のゲームピース上にゲームプレイデータの前記第2の組を印刷する段階と、
ゲームプレイデータの前記第2の組が印刷された後で、前記第1のゲームピースを前記ゲームをする人に返却する段階と
をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項22】
前記ゲームをする人から前記第1のゲームピースを受け取る段階と、
ゲームプレイデータの前記第2の組をビデオディスプレイ上に表示する段階と
をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項23】
ゲームプレイデータの前記第2の組を示す第2のゲームピースを印刷する段階と、
前記第2のゲームピースを前記ゲームをする人に提供する段階と
をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のゲームピース上に一意的な識別子を含める段階と、
データベース内で前記第1のゲームピース上の第1のゲームピースの識別子を前記一意的な識別子と関連付ける段階
をさらに含む請求項23に記載の方法。
【請求項25】
賞をもらうための前記第2のゲームピースの提出を受け取る段階をさらに含む請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のゲームピースからの識別子を前記第2のゲームピース上に印刷する段階をさらに含む請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記ゲームをする人が前記宝くじゲームにおいて補足的な抽選券を購入することを望んでいることの指示を受け取る段階と、
前記補足的な抽選券に関する補足的な結果を決定する段階と、
ゲームプレイデータの前記第1の組とゲームプレイデータの前記第2の組とゲームプレイデータの補足的な組との比較が所定のゲーム規則に従って補足的な結果を示すようにゲームプレイデータの前記補足的な組を前記ゲームをする人に提供する段階と
をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項28】
ゲームプレイデータの前記補足的な組を、前記第1のゲームピース、またはゲームプレイデータの前記第2の組を含む第2のゲームピースのうちの1つの上に印刷する段階をさらに含む請求項27に記載の方法。
【請求項29】
ゲームプレイデータの前記補足的な組を有する補足的なゲームピースを提供する段階をさらに含む請求項27に記載の方法。
【請求項30】
少なくとも前記ゲームをする人が当選する結果を得るまで前記ゲームをする人が追加の補足的な抽選券を購入し続けることができるようにする段階をさらに含む請求項29に記載の方法。
【請求項31】
ゲームプレイデータの前記補足的な組が補足的な一意の識別子と関連付けられる請求項27に記載の方法。
【請求項32】
前記ゲームをする人に補足的なゲームピースを提供する段階であって、前記補足的なゲームピースは、ゲームプレイデータの前記補足的な組、および前記補足的な一意の識別子を含む、補足的なゲームピースを提供する段階をさらに含む請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第1のゲームピース上に第1の識別子を含める段階と、
データベース内で前記第1の識別子をゲームプレイデータの前記第1の組と関連付ける段階と
をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項34】
賞プールからランダムなエントリを選択することによって前記結果を決定する段階をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項35】
ゲームプレイデータの前記第1の組はビンゴカードを表し、ゲームプレイデータの前記第2の組は1組のビンゴで引き当てられた番号を表す請求項14に記載の方法。
【請求項36】
ゲームプレイデータの前記第1の組は格子内に配置され、ゲームプレイデータの前記第2の組は前記格子内の位置を示す請求項14に記載の方法。
【請求項37】
ゲームプレイデータの前記第1の組とゲームプレイデータの前記第2の組との組合せがカードゲームにおけるカードの手を示し、前記結果は前記カードゲームにおける前記カードの手のランクに基づく請求項14に記載の方法。
【請求項38】
前記カードゲームはポーカーである請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記カードゲームはブラックジャックである請求項37に記載の方法。
【請求項40】
前記第1のゲームプレイデータおよび前記第2のゲームプレイデータのうちの少なくとも1つを用いて、後で抽選する宝くじゲームに前記ゲームをする人を参加させる段階をさらに含む請求項14に記載の方法。
【請求項41】
前記後で抽選する宝くじゲームにおける抽選をブロードキャストする段階と、
前記抽選の結果と、前記第1のゲームプレイデータおよび前記第2のゲームプレイデータのうちの少なくとも1つとを比較することによって確認されてもよい賞を前記ゲームをする人に授与する段階と
をさらに含む請求項40に記載の方法。
【請求項42】
宝くじゲームシステムであって、
それぞれのゲームピースがそれぞれのゲームプレイデータの第1の組およびそれぞれの第1の識別コードを有する複数の自由に配布されるゲームピースと、
ゲームをする人によって提示された前記複数の自由に配布されるゲームピースのうちの1つからの第1の識別コード、および前記ゲームをする人が前記宝くじゲームにおいて抽選券を購入することを望んでいることの指示を受け取るように構成された端末と、
前記ホストは、前記端末から前記第1の識別コードを受け取るように、前記宝くじゲームで遊ぶための要求に応答してゲームの結果を決定するように、前記ゲームをする人によって提示された前記ゲームピースのうちの前記1つからの前記それぞれのゲームプレイデータの第1の組と、ゲームプレイデータの第2の組との組合せが所定のゲーム規則に従って前記ゲームの結果を示すようにゲームプレイデータの前記第2の組を選択するように、およびゲームプレイデータの前記第2の組を前記端末に送信するように構成された、前記端末と通信しているホストと、
ゲームプレイデータの前記第2の組を前記ゲームをする人に提供するように構成された、前記端末と通信している出力デバイスと、
前記ホストと通信しており、前記出力に基づいて前記ゲームをする人に賞を払い出すように構成されている引き換えステーションと
を含む宝くじゲームシステム。
【請求項43】
前記引き換えステーションは前記端末の一部である請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項44】
前記出力デバイスは前記端末の一部である請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項45】
ゲームプレイデータの前記第2の組を含む、前記出力デバイスによって印刷された第2のゲームピースをさらに含む請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項46】
前記出力デバイスは、前記第2のゲームピース上に第2の一意的な識別コードを印刷するようにさらに構成されている請求項45に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項47】
前記出力デバイスは、ゲームプレイデータの前記第2の組を表示するように構成されたビデオディスプレイを含む請求項45に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項48】
前記引き換えステーションは、前記第2のゲームピースから前記第2の一意的な識別コードを読み取るように、および前記第2の一意的な識別子を前記ホストに送信するようにさらに構成されている請求項47に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項49】
前記引き換えステーションは前記端末の一部である請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項50】
前記ホストにアクセスすることができるデータベースであって、前記データベースは複数のレコードを含み、前記複数のレコードのうちの少なくとも1つはゲームプレイデータの前記第1の組と、ゲームプレイデータの前記第2の組と、前記第2の一意的な識別子と、前記ゲームの結果とを関連付ける、データベースをさらに含む請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項51】
前記端末は、
支払いを受領するように構成された支払い受領装置と、
前記第1のゲームピースから第1の識別コードを読み取るように構成された読み取り装置と
をさらに含む請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項52】
前記宝くじゲームにおいて利用可能な複数の賞を識別する情報を含む、前記ホストに記憶された賞プールをさらに含む請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項53】
前記ホストは前記端末および前記引き換えステーションとリアルタイムに通信している請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項54】
前記複数の自由に配布されるゲームピースのうちのそれぞれの第1のゲームピースは、一意的な第1の識別コードを有する請求項42に記載の宝くじゲームシステム。
【請求項55】
前記複数の自由に配布されるゲームピースの一部は、ゲームプレイデータの同一の組および同一の識別コードの両方を有する請求項42に記載の宝くじゲームシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【公表番号】特表2008−539984(P2008−539984A)
【公表日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−511423(P2008−511423)
【出願日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際出願番号】PCT/US2006/018508
【国際公開番号】WO2006/124645
【国際公開日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【出願人】(504453487)ジーテック・ロード・アイランド・コーポレーション (3)
【Fターム(参考)】