説明

ハンドヘルド・デバイス上に表示されたイメージを外部ディスプレイへ表示する方法

ハンドヘルド通信デバイス(110)上で検索結果をブラウズすることおよび外部ディスプレイ・デバイス(155)で所望の検索結果を表示することに関係する方法を開示する。適用されるシステムは、複数のメディア・リソースを検索するためにユーザ・インターフェースを有するハンドヘルド通信デバイス(110)と、メディア・リソースを配信するアプリケーション・サーバ(130)と、IPTVなどの、セットトップ・ボックス(150)に結合されたディスプレイ・デバイス(155)に所望のメディア・リソースを表示する要求を受信するセットトップ・ボックス(150)とを含む。ユーザ・インターフェースは、アプリケーション・サーバ(130)を介して所望の検索結果をIPTVに送信する。ユーザは、ハンドヘルド通信デバイス(110)内の加速度計を呼び出すために手ジェスチャを使用してセットトップ・ボックス(150)にメディア・リソースを「投げる」ことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、その内容全体が参照によって本開示に組み込まれている、2009年9月22日に出願した米国特許出願第12/564,480号の優先権を主張するものである。
【0002】
本発明は、ハンドヘルド通信デバイスでのメディアの検索に関する。具体的には、本発明は、ハンドヘルド通信デバイス上でのマルチメディア検索結果の表示および外部ディスプレイ・デバイスへの所望の結果の送信に関する。
【背景技術】
【0003】
セルラ電話機などのハンドヘルド通信デバイスが、日常生活の一般的ツールになってきた。セルラ電話機は、もはや、単純に電話をかけるためだけの位置づけとしては使用されていない。急速に広がっている利用可能な機能の範囲に伴い、セルラ電話機は、今や住所の格納、予定表の記録、電子メールの読取、文書の下書きなどに使用される。これらのデバイスは、1日中ポケットまたは財布の中で持ち運ぶに十分小さく、ほぼどこにいてもユーザが連絡を保つことを可能にする。最近のデバイスは、非常に機能的になり、ビジネス・プロフェッショナルならびにカジュアル・ユーザに有用なアプリケーションを提供するようになった。
【0004】
多くのハンドヘルド通信デバイスは、現在、ユーザが写真を撮り、ビデオを撮り、あるいはインターネットからマルチメディア・コンテンツを検索することを可能にする。これらの特徴は、内蔵カメラを有するデバイスまたはセルラ・ネットワーク、WiFiネットワークなどを介してインターネットにアクセスするウェブ・ブラウザを有するデバイスを使用することによって可能である。
【0005】
しかし、これらのデバイスは、通常、見る機能を制限する小さいスクリーンを有する。たとえば、小さいスクリーンは、同時にスクリーンを見る人の数を制限する。あるユーザが、写真を撮り、大きいグループに見せたいと思う場合がある。そのユーザは、単純に、写真を見るためにより大きいスクリーンを望む可能性もある。その代わりに、そのユーザが、離れた場所の誰かに大きいスクリーンでその写真を見せたいと思う場合がある。市場にある現在のデバイスは、これらの要望を満足させる簡単な方法を提供していない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
必要なものは、ハンドヘルド通信デバイスで見られているマルチメディア・コンテンツを取り込み、テレビジョンなどのより大きいスクリーンにそのコンテンツを転送する能力である。デバイス上でマルチメディア検索結果をブラウズする改善された形も必要である。
【0007】
本発明は、ハンドヘルド通信デバイスを使用してネットワーク上のメディアを検索し、外部ディスプレイ・デバイスで所望の検索結果を表示するデバイス、システム、および方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの例示的実施形態では、本発明は、メディア・ファイルを共有するシステムである。このシステムは、ディスプレイ、トランシーバ、デバイス・メモリ、デバイス・プロセッサ、およびデバイス・メモリ上のメディア・ロジック・ユニットを含むハンドヘルド通信デバイスと、サーバ・メモリ、サーバ・プロセッサ、およびサーバ・メモリ上のメディア共有ロジック・ユニットを含む、ハンドヘルド通信デバイスと通信しているアプリケーション・サーバと、アプリケーション・サーバと通信しているセットトップ・ボックスと、セットトップ・ボックスと通信しているディスプレイ・デバイスとを含む。ハンドヘルド通信デバイスは、メディア・ファイルの第1アドレスをアプリケーション・サーバに送信し、アプリケーション・サーバは、メディア・ファイルをディスプレイ・デバイス上で表示できるようにするために、メディア・ファイルの第2アドレスをセットトップ・ボックスに送信する。転送には、ディスプレイ・デバイスでメディア・ファイルを表示する要求が付随することができる。
【0009】
もう1つの例示的実施形態では、本発明は、ハンドヘルド通信デバイス上でメディア・リソースを共有する方法である。この方法は、ネットワークを介してハンドヘルド通信デバイスからメディア検索要求を受信するステップと、メディア検索要求に対応するメディア・リソースのセットをネットワークから収集するステップと、メディア・リソースのセットからのメディア・リソースを外部ディスプレイ・デバイスに表示する要求をハンドヘルド・デバイスから受信するステップと、メディア・リソースのアドレスをネットワークを介して外部ディスプレイ・デバイスに結合されたセットトップ・ボックスに送信するステップとを含む。セットトップ・ボックスは、外部ディスプレイ上にメディア・リソースを表示するように構成される。
【0010】
もう1つの例示的実施形態では、本発明は、ハンドヘルド通信デバイス上でメディア・リソースを共有する方法である。この方法は、ネットワークを介してサーバにメディア検索クエリを送信するステップと、メディア検索クエリに対応するメディア・リソースのセットをネットワークから取り出すステップと、メディア・リソースのセットからのメディア・リソースを外部ディスプレイ・デバイスに表示する要求をサーバに送信するステップと、サーバから外部ディスプレイ・デバイスに結合されたセットトップ・ボックスへメディア・リソースのアドレスを送信するステップとを含む。セットトップ・ボックスは、メディア・リソースを外部ディスプレイ・デバイスに表示するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の例示的実施形態による、メディア検索およびテレビジョン・スクリーン上でのメディア・ファイルの表示のシステムを示す図である。
【図2】本発明の例示的実施形態による、検索結果を表示する方法を示す図である。
【図3】本発明の例示的実施形態による、検索結果を表示するネットワーク・フロー図である。
【図4】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイスから検索要求および表示要求を受信する方法を示す図である。
【図5】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイスを示す図である。
【図6】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス上で検索結果を表示するユーザ・インターフェースを示す図である。
【図7A】本発明の例示的実施形態による、外部ディスプレイ・デバイスにイメージを送信する技法を示す図である。
【図7B】本発明の例示的実施形態による、外部ディスプレイ・デバイスにイメージを送信する技法を示す図である。
【図8A】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス上で検索結果の新しいスタックを見る技法を示す図である。
【図8B】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス上で検索結果の新しいスタックを見る技法を示す図である。
【図8C】本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス上で検索結果の新しいスタックを見る技法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、ハンドヘルド通信デバイスを使用してネットワーク上のメディアを検索し、ネットワークを介して外部表示デバイスに所望の検索結果を送信するシステムおよび方法を提供する。所望の検索結果を表示する要求は、外部ディスプレイ・デバイスに結合されたセットトップ・ボックスに到着する前に、ネットワークの複数の要素を通過する場合がある。
【0013】
本明細書で使用される時および本開示全体を通じて、ハンドヘルド通信デバイスは、データを無線で送信し、受信することができる任意のポータブル電子デバイスを指す。ハンドヘルド通信デバイスの例は、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、無線技術を有するポータブル音楽デバイスなどを含む。
【0014】
本明細書で使用される時および本開示全体を通じて、セットトップ・ボックスは、テレビジョンなどの外部ディスプレイ・デバイス上で見るためにネットワークを介してデータを受信し、フォーマットすることができる任意のデバイスを指す。セットトップ・ボックスの例は、ケーブル・ボックス、衛星パラボラ・アンテナ受信器ボックス、インターネット・プロトコル・テレビジョン(Internet Protocol Television)(IPTV)ボックスなどを含む。
【0015】
インターネット・プロトコル・テレビジョン(IPTV)は、インターネットなどのパケットベースのネットワークを介して放送TVコンテンツを見るシステムである。同時にウェブをブラウズし、TVコンテンツを見ることが、IPTVシステムでは可能である場合がある。これは、TVが、ウェブを介して取り出されるコンテンツのインターフェースになることをも可能にする。コンテンツを、IPマルチキャストを介してまたは個々のユニキャストを介して配信することができる。マルチキャストの場合には、上で識別されたセットトップ・ボックスが、IPマルチキャスト・グループに参加するマルチキャスト・クライアントになる。グループおよびクライアントは、通常、IPTVサービスまたはネットワークのサービス・プロバイダ/オペレータによって定義される。
【0016】
オペレータのネットワークの追加要素は、複数のゲートウェイ、スイッチ、サーバ、およびデータベースを含む。1つのそのようなサーバが、アプリケーション・サーバであり、アプリケーション・サーバは、ハンドヘルド通信デバイスまたはセットトップ・ボックスにインストールされたものなどのサードパーティ・アプリケーションによる使用のためにアプリケーション、ロジック、および他のプロセスをホスティングする。用語アプリケーション・サーバは、その上でサービスが動作するコンピュータ・ハードウェア、サーバが使用可能にするサービス、およびサービスをホスティングするのに使用されるソフトウェア・フレームワークを含む。アプリケーション・サーバは、メディア・サーバと通信することができ、メディア・サーバは、メディア・リソースまたはメディア・ファイルを格納し、共有するデバイスである。サーバのもう1つの例が、認証サーバであり、認証サーバは、ネットワーク上のユーザまたは他のシステムに認証サービスを提供する。これは、メディア・ファイルなどの要求されたリソースについて特権が特定のユーザに与えられるかどうかをオペレータが判定することを可能にする。IPTVネットワークでは、認証サーバはRADIUSプロトコルを使用するが、代替の認証機構を使用することができる。サーバを、格納を容易にするためにデータベースに結合することができる。サーバとデータベースとの組合せは、当業者にとって明白である。
【0017】
本明細書で使用される時および本開示全体を通じて、メディア・リソースまたはメディア・ファイルは、ビジュアル・フォーマットで提示できる任意の情報またはデータを含む。例は、イメージ、アニメーション、ビデオなどを含む。メディア・リソースは、通常、JPEG、GIF、TIFF、AVI、MPEG、MP4、DivXなどの複数の法律で保護された、またはオープンソースのストレージ・フォーマットのうちの1つで格納される。メディア・リソースは、さらに、オーディオ・データを含むことができる。メディア・リソースまたはメディア・ファイルは、リソースの一意的なネットワーク・アドレス(アドレス)を使用することによってネットワーク上でアクセス可能とすることができる。アドレスは、ホスト・アドレス、IPアドレス、論理アドレスなどの任意の組合せを含むが、これに限定されない。たとえば、サービス・プロバイダのネットワークによってホスティングされるウェブサイト上のイメージを、http://www.domain.com/image1.JPEGの形とすることができる。他のアドレス・フォーマットは、当業者にとって明白である。
【0018】
本発明の例示的実施形態では、ハンドヘルド通信デバイスのユーザは、イメージなどの特定のメディア・リソースの検索を実行する能力を与えられる。検索コマンドは、一般に使用可能な検索エンジン技法を使用する、インターネット上でのまたはネットワーク上のインデックス付きデータベースの同様のセット上での特定のリソースの検索をトリガする。結果は、ネットワーク内のサーバ上に格納することができ、ハンドヘルド・デバイスに一体化されたディスプレイに表示される。ほとんどのハンドヘルド通信デバイス上のディスプレイが小さいサイズゆえに、結果のセットが、たとえば同時に10の結果のスタックに副分割される場合がある。スタックは、結果が積み重ねられていることがユーザに明白になる形で配置される。たとえば、イメージ結果のエッジをさまざまな角度で回転することができ、その結果、イメージ結果が、スタックの上から「見下ろしている」かのように見えるようにすることができる。ユーザは、アイテムを「つかみ」、スクリーン上でスライドさせるためにタッチスクリーン上で指またはスタイラスを使用することによって、結果を個別に選択し、操作する能力を有する。これは、アイテムが物理的にテーブル、デスクなどの上にある場合にアイテムを操作できる形に似ている。
【0019】
アイテムを見た後に、ユーザが好みのアイテムを見出せず、更にまだ閲覧されていない結果のセットからの追加アイテムがある場合に、ユーザは、結果の次のスタックを取り出す能力を有する。これは、ユーザ・インターフェース、たとえば「次ページ」ボタンを介して達成することができる。代替実施形態では、ハンドヘルド通信デバイスは、加速度計を含み、イメージの次のスタックは、単純にデバイスを振ることによって取り出される。デバイスが振られる時に、結果の前回のスタックは、スクリーンから消去され、結果の次のスタックが、類似する形で表示される。ユーザは、結果の元のスタックに似た形でこれらの結果を操作する能力を有する。
【0020】
結果のセットをブラウズしている時に、ユーザが、テレビジョン・スクリーンなどの外部ディスプレイ・デバイスに表示させたいと思う結果のスタック内の特定のメディア・ファイルを見つける場合がある。ハンドヘルド通信デバイス上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して、ユーザは、ハンドヘルド・デバイスからテレビジョン・スクリーンにメディア・ファイルを送信することができる。これは、アイテムをたとえばユーザ・インターフェース上のテレビジョンのアイコンにドラッグするためにタッチスクリーンを使用することによって、またはその代わりに、加速度計を呼び出すために事前定義のジェスチャを実行することによって、行うことができる。加速度計からの信号は、このジェスチャが実行された後にメディア・ファイルをテレビジョンに送信するコマンドをトリガする。事前定義のジェスチャは、たとえば、ハンドヘルド・デバイスを持っている間の投げる動きである。
【0021】
メディア・ファイルを送信するコマンドが実行される時に、ハンドヘルド通信デバイスは、ネットワーク上のサーバに、メディア・ファイルのアドレスをセットトップ・ボックスに送信するようにサーバに要求する要求を提供する。ハンドヘルド・デバイスは、その要求にメディア・ファイルのアドレスを含める。たとえば、ウェブサイト上のイメージの場合に、ハンドヘルド・デバイスは、イメージへのリンクをサーバに送信する。代替案では、メディア・ファイル自体が、サーバにアップロードされる。サーバにアップロードされたファイルについて、サーバは、ローカル・データベースまたはネットワーク・データベース上にコピーを格納し、そのメディア・ファイルのリンクまたはアドレスを生成する。その後、サーバは、そのアドレスをセットトップ・ボックスに送信すると同時に、イメージを表示するためにハンドヘルド・デバイスからの要求を転送する。セットトップ・ボックスのユーザが、そのイメージを見ることを望むことを確認する場合には、セットトップ・ボックスは、メディア・ファイルにアクセスし、これをテレビジョンに表示する。
【0022】
以下の説明について、複数の図面にまたがって最も対応する符号を付けられた構造(たとえば、132および232など)が、同一の特性を有し、同一の構造および機能を条件とすると仮定することができる。対応する符号を付けられた要素の間に指摘されない相違があり、この相違が特定の実施形態について要素の対応しない構造または機能をもたらす場合には、特定の実施形態に与えられるその衝突する説明が支配的にならなければならない。
【0023】
図1に、本発明の例示的実施形態による、リモート・メディア検索およびテレビジョン・スクリーン上でのメディア・ファイルの表示のシステム100を示す。システム100は、ハンドヘルド通信デバイス110、アプリケーション・サーバ130、認証サーバ140、およびテレビジョン155に結合されたセットトップ・ボックス150を含む。アプリケーション・サーバ130は、ハンドヘルド通信デバイス110およびセットトップ・ボックス150にインターネット170へのアクセスを提供する。アプリケーション・サーバ130は、ロジック135をも含む。さらに、イメージ180は、リモートでホスティングされ、インターネット170を介してアクセス可能なメディア・ファイルを表す。
【0024】
前に説明したように、ハンドヘルド通信デバイス110は、ユーザが複数のイメージをインターネット170から検索することを可能にする。1つの例示的実施形態では、ハンドヘルド通信デバイス110は、サードパーティ・インターネット検索アプリケーションを含む。実行された時に、このアプリケーションは、インターネット170上で検索を実行するためにアプリケーション・サーバ130と通信する。検索の結果は、検索結果のセットとしてハンドヘルド通信デバイス110に配信される。検索結果のセットを、簡単な表示のために複数のスタックにさらに分割することができ、各スタックは、複数のメディア・ファイル、たとえばイメージを含む。ハンドヘルド通信デバイス110のユーザは、他のイメージを見るためにスタックの最上部から複数のイメージの間でイメージを移動することによって、このスタックをナビゲートする。このスタック内には、イメージ180の形で、所望の検索結果がある。ユーザは、スタックからイメージ180を選択する。イメージ180が選択された状態で、ユーザが、イメージ180をテレビジョン155で見ることを望む場合がある。これを達成するために、ユーザは、彼のタッチスクリーン上のイメージ180をテレビジョン155に対応するアイコンにドラッグする。その代わりにまたはそれに加えて、ユーザは、イメージ180をテレビジョン155に「投げる」ために投げる動きを行う。これらの手順を、図6および7でさらに説明する。
【0025】
ユーザがイメージ180を送信するためにいずれかのコマンドを実行した後に、要求が、アプリケーション・サーバ130を介してセットトップ・ボックス150にサブミットされる。イメージ180を受信し、表示する要求が、セットトップ・ボックス150のユーザによって承認される場合には、送信プロセスが始まる。イメージ180がインターネット170上のどこかでリモートにホスティングされる場合には、ハンドヘルド通信デバイス110は、イメージ180のアドレスをアプリケーション・サーバ130に送信する。オプションで、デバイス110のユーザは、イメージ180をデバイス110上のメモリに保存することができ、この場合には、デバイス110は、イメージ180のコピーをアプリケーション・サーバ130にアップロードし、アプリケーション・サーバ130では、そのコピーがデータベースに格納される。どちらの場合でも、その後、アプリケーション・サーバ130は、イメージ180の第2アドレスをセットトップ・ボックス150に送信する。第2アドレスは、データベースに格納されたコピーへのリンクまたはインターネット上のリモート・イメージへのリンクとすることができる。表示要求を受け入れるか否かをセットトップ・ボックス150で確認することに加えて、認証サーバ140は、ハンドヘルド通信デバイス110がメディア・ファイル180をセットトップ・ボックス150に転送するために正しく認証されるかどうかを判定する。これは、ハンドヘルド通信デバイス110ならびにセットトップ・ボックス150の一意識別を、たとえばMACアドレスを使用して検証することによって実行することができる。正しく認証された転送は、イメージ180のアドレスをセットトップ・ボックス150に提供するためにアプリケーション・サーバ130をトリガし、セットトップ・ボックス150は、リソースにアクセスし、これをテレビジョン155に表示する。
【0026】
図2に、本発明の例示的実施形態による、検索結果を表示する方法を示す。この方法は、ハンドヘルド通信デバイスが検索を実行すること(S218)から始まる。これは、検索ボックスなどのアプリケーションを起動することによって、またはウェブ・ブラウザを介して達成することができる。検索が実行された後に、メディア・ファイルのスタックが、ハンドヘルド通信デバイスのディスプレイに提示され、ユーザがイメージを見ること(S283)を可能にする。スタック内の各メディア・ファイルについて、ユーザは、複数のオプションを有する。たとえば、ユーザが、IPTVなどのより大きい外部ディスプレイ・デバイスでイメージを見ることによって、イメージを拡大することを望む場合がある(S285)。ユーザがイメージを拡大することを望む場合には、イメージのアドレスをセット・トップ・ボックスに送信する(S287)。もう1つの例示的実施形態では、送信は、セットトップ・ボックスの仕様に従うためにイメージのサイズを変更できるアプリケーション・サーバによって実行される。
【0027】
ユーザは、さらに、メディア・ファイルを保存することを望む場合があり(S289)、その場合には、ファイルをハンドヘルド通信デバイスのメモリに格納する(S291)。その代わりに、ファイルを、アプリケーション・サーバまたはアプリケーション・サーバと通信するデータベースに格納することができる。ユーザは、さらに、メディア・ファイルを電子メール受取人に送信することを望む場合がある(S293)。ユーザがこのオプションを選択する場合には、メディア・ファイルが添付されたメッセージを受取人に送信する(S295)。送信を、その代わりにテキスト・メッセージを介して行うことができ、あるいは、WiFi、BLUETOOTHなどの任意の他の配信機構を介して行うことができる。ユーザは、スタック内の他のイメージを見ること(S283)によって、スタック内のすべてのイメージについてこれらのオプションを行使することができる。最後に、ユーザが、結果の現在表示されているスタックを破棄し、次のスタックを取り出すことを望む場合がある(S297)。このコマンドは、ハンドヘルド通信デバイスを「シャッフル」するか振り、これによって、結果の次のスタックの取出をトリガするために加速度計をアクティブ化することを含めて、本明細書で説明する手段のいずれによっても実行することができる(S299)。新しいスタックが、ハンドヘルド通信デバイスのディスプレイに表示される(S283)。
【0028】
図3に、本発明の例示的実施形態による、検索結果を表示するネットワーク・フロー図を示す。ハンドヘルド通信デバイス310は、アプリケーション・サーバにメディア検索を要求する(S381)。アプリケーション・サーバ330は、ハンドヘルド・デバイス310にメディア結果を送り返す(S383)。ユーザが所望のメディア・ファイルを選択した後に、ハンドヘルド通信デバイス310は、アプリケーション・サーバ330がメディア・ファイルを送信することを要求する(S385)。アプリケーション・サーバ330は、認証サーバ340と通信して、ハンドヘルド通信デバイス310がメディア・リソースをセットトップ・ボックス350に送信することを認可されるかどうかを判定する(S387)。この認可は、ハンドヘルド・デバイス310とセットトップ・ボックス350との間に関係が存在するかどうか、たとえば、これらが同一のユーザによって所有されるかどうかを判定するために、認証サーバ340上のデータベースを参照することを含むことができる。その後、認証サーバ340は、ハンドヘルド通信デバイス310の認可をアプリケーション・サーバ330に送信する(S389)。アプリケーション・サーバ330は、認可が成功したことをハンドヘルド通信デバイス310に通知し(S391)、この時に、ハンドヘルド・デバイス310は、メディア・ファイルのアドレスをアプリケーション・サーバ330に送信する(S393)。その後、アプリケーション・サーバ330は、アドレスをセットトップ・ボックス350に転送する(S395)。代替案では、アプリケーション・サーバ330は、イメージを格納し、かつ/またはそのサイズを変更し、格納されたイメージの第2アドレスをセットトップ・ボックス350に転送する。セットトップ・ボックス350は、ディスプレイ・デバイスと通信しており、所望のメディア・ファイルをテレビジョンに表示することができる。
【0029】
図4に、本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイスから検索要求および表示要求を受信する方法を示す。この方法を、サービス・プロバイダのネットワーク上のアプリケーション・サーバ側の展望から描写する。アプリケーション・サーバは、ハンドヘルド通信デバイスからメディア検索要求を受信する(S481)。サーバは、検索を実行し、メディア・ファイルの便利なサイズのスタックでハンドヘルド通信デバイスに結果を送り返す(S483)。その後、サーバは、さらなるメディア・ファイルに関する要求を受信したかどうかを判定する(S485)。この要求が受信済みである場合には、サーバは、結果の次のスタックをハンドヘルド・デバイスに配信する(S487)。その後、サーバは、ハンドヘルド・デバイスから「投げる要求」すなわちメディア・ファイルを外部ディスプレイ・デバイスに表示する要求を受信する(S489)。投げる要求は、イメージのサイズを変更するオプションを含む(S491)。サイズ変更が要求される場合、またはセットトップ・ボックスおよびテレビジョンの技術仕様に基づいてサイズ変更が必要であるとサーバによって判定される場合には、イメージを、これらの仕様に従うサイズにし(S493)、サイズ変更されたイメージを、アプリケーション・サーバと通信しているデータベースに格納する(S495)。その後、このサイズ変更されたイメージのアドレスをセットトップ・ボックスに送信する(S497)。その代わりに、サイズ変更が要求されず、必要でない場合には、元のイメージのアドレスを、テレビジョンでの表示のためにセットトップ・ボックスに送信する(S497)。
【0030】
図5に、本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス510のコンポーネントを示す。この実施形態では、ハンドヘルド通信デバイス510は、タッチスクリーン512、スピーカ514、マイクロホン516、カメラ518、トランシーバ520、バッテリ522、中央処理装置(CPU)524、メモリ526、および加速度計528を含む。スピーカ514およびマイクロホン516は、ハンドヘルド通信デバイス510を音声通信ならびに音楽またはサウンドのリスニングなどに使用することを可能にする。スクリーン512は、ユーザがイメージを検索し、イメージを見、イメージを操作し、イメージをテレビジョンまたはごみ箱に送り、ハンドヘルド通信デバイス510の他のコンポーネントと対話し、その他を行うことを可能にする。カメラ518は、ユーザが写真、ビデオなどを撮影することを可能にする。トランシーバ520は、ハンドヘルド通信デバイス510が他のデバイスまたはネットワークと無線で通信することを可能にする。トランシーバ520は、セルラ・ラジオ周波数(RF)、WiFi、BLUETOOTH、赤外線信号などを使用して通信することができる。バッテリ522は、デバイス510のコンポーネントのすべてにエネルギを供給する。CPU 524は、メモリ526に格納されたプログラムまたはロジックを実行する。これらのプログラムまたはロジックは、デバイス510のコンポーネントに関する制御ロジックを含み、これによって、ユーザがイメージを閲覧し、イメージを保存し、イメージをテレビジョンに送信し、その他を行うことを可能にする。メモリ526は、イメージ検索から収集されたデータまたはカメラ518を使用して獲得されたデータを格納することができ、RAM、ROMなど、任意のコンピュータ可読媒体を含む。加速度計528は、デバイス510の方位および動きの複数の方向を検出する。
【0031】
図6に、本発明の例示的実施形態による、ハンドヘルド通信デバイス610上で検索結果のスタックをブラウズするユーザ・インターフェースを示す。タッチスクリーン612は、イメージのスタック623、IPTVアイコン613、電子メール・アイコン615、星アイコン617、検索ツールバー619、およびごみ箱アイコン621を表示する。デバイス610のユーザは、指またはスタイラスなどの他の道具を使用して、イメージのスタック623を操作し、一番上のイメージ680をディスプレイ上のどこかにスライドさせる。たとえば、イメージ680を、上で説明した送信プロセスを実行するためにIPTVアイコン613に、電子メール・アドレスに送信するために電子メール・アイコン615に、または消去のためにごみ箱アイコン621に「ドラッグ」することができる。これは、イメージをハンドヘルド通信デバイス610のメモリから削除し、イメージをスタック623から除去することなどを行うことができる。イメージ680をIPTVアイコン613にスライドすることは、イメージ680をテレビジョンに表示することをもたらす。イメージ680を電子メール・アイコン615にスライドすることは、電子メール・アプリケーションを開き、イメージ680は、リンク、添付ファイルなどとして保存される。イメージ680を星アイコン617にスライドすることで、イメージ680をユーザのお気に入りに保存する。これは、ユーザが後に検索できるお気に入りのイメージのリストとすることができる。検索ツールバー619は、ユーザがイメージまたは他のメディアを見つけるために検索用語を入力することを可能にする。検索用語を入力することで、ハンドヘルド通信デバイス610のメモリ、インターネットなどを検索することができる。
【0032】
一番上のイメージ680がスタック623の外に移動される時には、次のイメージが、一番上のイメージになり、同様に操作できるようになる。したがって、ユーザが同時に複数のイメージを見られるように、スタック623をユーザが操作することができる。例示的実施形態では、デバイス610は、加速度計を備え、ユーザは、結果の次のスタックを取り出すためにデバイス自体を単純に「シャッフルする」ことができる。図7Aおよび7Bに、本発明の例示的実施形態による、テレビジョンにイメージを「投げる」潜在的方法をより詳細に示す。
【0033】
図7Aの実施形態では、ユーザは、まず、ハンドヘルド通信デバイス710のディスプレイ712からイメージ780を選択する。ユーザは、このイメージをディスプレイ712上のテレビジョン・アイコン713にドラッグする。ディスプレイ712のタッチスクリーン機能性を使用して、ユーザは、指またはスタイラスをイメージ780の上に置き、指/スタイラスをスクリーン712上でテレビジョン・アイコン713までドラッグし、指/スタイラスをスクリーン712から離すことによって、イメージ780をドラッグすることができる。イメージ780がテレビジョン・アイコン713上に来た後に、送信プロセスが開始される。具体的に言うと、イメージ780をセットトップ・ボックスに送信する要求が、アプリケーション・サーバにサブミットされ、イメージへのリンクが、セットトップ・ボックスに送信されて、テレビジョンで表示される。
【0034】
ユーザは、その代わりに、1つの滑らかなジェスチャまたはジェスチャの組合せでハンドヘルド通信デバイス710を回転することによって、イメージをテレビジョンに送信することができる。この回転は、時計回り、反時計回り、ユーザに向けて、ユーザから離れてなどとすることができる。回転は、ユーザの好みに応じて、90°、より大きい角度、またはより小さい角度とすることができる。図7Bの実施形態は、その中心軸の回りに回転されながら、矢印701によって示される方向で移動されるハンドヘルド通信デバイス710を示す。回転は、デバイス710内の加速度計によって検出され、この加速度計は、ハンドヘルド通信デバイス710のプロセッサに信号を提供する。この信号に応答して、プロセッサは、一番上のイメージ780をテレビジョンに送信しなければならないことを判定するロジックを実行する。イメージ780のコピーまたはイメージのアドレスのいずれかが、アプリケーション・サーバにアップロードされ、アプリケーション・サーバでは、必要な場合にそれが保存され、その後、イメージのアドレスが、テレビジョンと通信しているセットトップ・ボックスに送信される。したがって、ユーザは、IPTVへのメディア・ファイルの転送を開始するために複数の方法を行使することができる。
【0035】
図8A、8B、および8Cに、本発明の例示的実施形態による、検索結果の新しいスタック823を見る手段を示す。この実施形態では、ユーザは、メディア・ファイルを既に検索しており、結果の第1のスタックを破棄している。図8Aに、ユーザが第1スタック内のすべての結果を投げ棄てるか他の形で破棄した後の、単純にIPTVアイコン813、電子メール・アイコン815、星アイコン817、およびごみ箱アイコン821が残っている、ハンドヘルド通信デバイス810のディスプレイ812を示す。結果の次のスタックを取り出すために、ユーザは、図8Bに示されているようにハンドヘルド通信デバイス810を振ることができる。振ることは、ハンドヘルド通信デバイス810内の加速度計によって検出される。加速度計は、検出された信号をデバイス810内のプロセッサに送り、このプロセッサは、ハンドヘルド通信デバイス810のディスプレイに結果の次のスタック823を取り出すロジックを実行する。図8Cに、ハンドヘルド通信デバイス810のディスプレイ812上のイメージの新しいスタック823を示す。本発明の代替実施形態では、第1スタックまたは任意の以前のスタックからのイメージは、ディスプレイ上で移動され得、新しいスタックが取り出された後であっても、ユーザがメディア・ファイルを転送するか他の形で破棄するまで、フォーカスなし状態でディスプレイ上に残ることができる。
【0036】
本発明の例示的実施形態の前述の開示は、例示および説明のために提示されたものである。網羅的であることも、開示された厳密な形に本発明を限定することも、意図されてはいない。本明細書で説明された実施形態の多数の変形形態および修正形態が、上の開示を考慮して当業者に明白になるであろう。本発明の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲およびその同等物のみによって定義される。
【0037】
さらに、本発明の代表的な実施形態の説明で、本明細書は、本発明の方法および/またはプロセスをステップの特定のシーケンスとして提示した可能性がある。しかし、方法またはプロセスが本明細書で示されたステップの特定の順序に頼らない範囲で、方法またはプロセスが、説明されたステップの特定のシーケンスに限定されてはならない。当業者が了解するように、ステップの他のシーケンスが可能である場合がある。したがって、本明細書で示されたステップの特定の順序を、特許請求の範囲に対する限定と解釈してはならない。さらに、本発明の方法および/またはプロセスを対象とする請求項が、書かれた順序でのステップの実行に限定されてはならず、当業者は、シーケンスを変更し、なおかつ本発明の趣旨および範囲の中に留まることができることをたやすく了解することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアファイルを共有するためのシステムであって、前記システムは、
ディスプレイ、トランシーバ、デバイス・メモリ、デバイス・プロセッサ、および該デバイス・メモリ上のメディア・ロジック・ユニットを有するハンドヘルド通信デバイスと、
前記ハンドヘルド通信デバイスと通信しているアプリケーション・サーバであって、サーバ・メモリ、サーバ・プロセッサ、および該サーバ・メモリ上のメディア共有ロジック・ユニットを有するアプリケーション・サーバと、
前記アプリケーション・サーバと通信しているセットトップ・ボックスと、
前記セットトップ・ボックスと通信しているディスプレイ・デバイスと
を具備し、
前記ハンドヘルド通信デバイスは、前記メディア・ファイルの第1アドレスを前記アプリケーション・サーバに送信し、
前記アプリケーション・サーバは、前記メディア・ファイルを前記ディスプレイ・デバイス上で表示できるようにするために、前記メディア・ファイルの第2アドレスを前記セットトップ・ボックスに送信する、システム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記システムは、前記ハンドヘルド通信デバイス、前記アプリケーション・サーバ、および前記セットトップ・ボックスを接続するパケットベースのネットワークをさらに具備する、システム。
【請求項3】
請求項2に記載のシステムにおいて、前記パケットベースのネットワークは、インターネットである、システム。
【請求項4】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記第2アドレスは、前記第1アドレスと同一である、システム。
【請求項5】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アプリケーション・サーバは、前記メディア・ファイルのコピーをデータベースに格納し、前記メディア・ファイルの前記第2アドレスは、前記データベースに格納された前記メディア・ファイルの前記コピーに対応する、システム。
【請求項6】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記ハンドヘルド通信デバイスは、前記メディア・ファイルを表示する要求を前記アプリケーション・サーバに送信し、前記アプリケーション・サーバは、前記メディア・ファイルを表示する前記要求を前記セットトップ・ボックスに転送する、システム。
【請求項7】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記ハンドヘルド通信デバイスおよび前記セットトップ・ボックスが前記ネットワーク上の1つまたは複数のユーザ・アカウントに関連することを検証するために、前記アプリケーション・サーバと通信している認証サーバをさらに具備する、システム。
【請求項8】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記ハンドヘルド通信デバイスは、セルラ電話機およびPDAのうちの1つである、システム。
【請求項9】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記トランシーバは、高周波セルラ、BLUETOOTH、およびWiFiのうちの1つである、システム。
【請求項10】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記ハンドヘルド通信デバイスは、加速度計を具備する、システム。
【請求項11】
ハンドヘルド通信デバイス上のメディア・リソースを共有する方法であって、該方法が、
ネットワークを介してハンドヘルド通信デバイスからメディア検索要求を受信するステップと、
前記メディア検索要求に対応するメディア・リソースのセットを前記ネットワークから収集するステップと、
メディア・リソースの前記セットからのメディア・リソースを外部ディスプレイ・デバイスに表示する要求を前記ハンドヘルド・デバイスから受信するステップと、
前記メディア・リソースのアドレスを前記外部ディスプレイ・デバイスに接続されたセットトップ・ボックスに前記ネットワークを介して送信するステップと
を含み、
前記セットトップ・ボックスは、前記外部ディスプレイ上に前記メディア・リソースを表示するように構成される、方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスから前記メディア・リソースの第1アドレスを受信するステップと、前記第1アドレスを前記セットトップ・ボックスに送信するステップとをさらに含む、方法。
【請求項13】
請求項11に記載の方法において、閲覧するのに最適なサイズに前記メディア・リソースのサイズを変更するステップと、前記メディア・リソースをサーバと通信しているデータベースに格納するステップと、第2アドレスを前記セットトップ・ボックスに送信するステップとをさらに含み、前記第2アドレスは、前記データベースに格納された前記メディア・リソースのコピーに対応する、方法。
【請求項14】
請求項11に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスからの前記メディア・リソースを表示する前記要求を前記セットトップ・ボックスに転送するステップをさらに含む、方法。
【請求項15】
請求項11に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスおよび前記セットトップ・ボックスが前記ネットワーク上の1つまたは複数のユーザ・アカウントに関連することを検証するステップをさらに含む、方法。
【請求項16】
請求項11に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスから追加のメディアの結果の要求を受信するステップをさらに含む、方法。
【請求項17】
請求項16に記載の方法において、追加のメディアの結果の前記要求は、前記ハンドヘルド通信デバイスを振ることによってアクティブ化され、前記ハンドヘルド通信デバイスは、前記振ることを検出するための加速度計を具備する、方法。
【請求項18】
ハンドヘルド通信デバイス上のメディア・リソースを共有する方法であって、該方法が、
ネットワークを介してサーバにメディア検索クエリを送信するステップと、
前記メディア検索クエリに対応するメディア・リソースのセットを前記ネットワークから取り出すステップと、
メディア・リソースの前記セットからのメディア・リソースを外部ディスプレイ・デバイスに表示する要求を前記サーバに送信するステップと、
前記サーバから前記外部ディスプレイ・デバイスに接続されたセットトップ・ボックスへ、前記メディア・リソースのアドレスを送信するステップと
を含み、
前記セットトップ・ボックスは、前記メディア・リソースを前記外部ディスプレイ・デバイスに表示するように構成される、方法。
【請求項19】
請求項18に記載の方法において、前記メディア・リソースの第1アドレスを前記サーバに送信するステップをさらに含み、前記サーバは、前記第1アドレスを前記セットトップ・ボックスに転送する、方法。
【請求項20】
請求項18に記載の方法において、閲覧に最適なサイズに前記メディア・リソースのサイズを変更するステップと、前記メディア・リソースを前記サーバと通信しているデータベースに格納するステップと、第2アドレスを前記セットトップ・ボックスに送信するステップとをさらに含み、前記第2アドレスは、前記データベースに格納された前記メディア・リソースのコピーに対応する、方法。
【請求項21】
請求項18に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスからの前記メディア・リソースを表示する前記要求を前記セットトップ・ボックスに転送するステップをさらに含む、方法。
【請求項22】
請求項18に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスおよび前記セットトップ・ボックスが前記ネットワーク上の1つまたは複数のユーザ・アカウントに関連することを検証するステップをさらに含む、方法。
【請求項23】
請求項18に記載の方法において、前記ハンドヘルド通信デバイスを振ることによって追加のメディアの結果の要求を送信するステップをさらに含み、前記ハンドヘルド通信デバイスは、前記振ることを検出するための加速度計を具備する、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【公表番号】特表2013−505675(P2013−505675A)
【公表日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−530926(P2012−530926)
【出願日】平成22年9月11日(2010.9.11)
【国際出願番号】PCT/US2010/048546
【国際公開番号】WO2011/037768
【国際公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
【出願人】(507220730)エイ・ティ・アンド・ティ インテレクチュアル プロパティ アイ,エル.ピー. (17)
【Fターム(参考)】