説明

バイオ容器

【課題】略矩形形状の底壁と頂壁と4つの側壁とを有し、かつ軟質プラスチックシート材料から形成されたフレキシブルな密封容器に関し、設置と充填の間における作業者の注意を最小限とする。
【解決手段】容器10は少なくとも第1ポート64を備え、底壁12と頂壁14と側壁とはそれらの縁部で一体に接合された4つの別個のシートによって形成されており、第1シート24が底壁12を形成し、第2シート26が頂壁14を形成し、第3および第4シートが28,30、容器の2つの反対の側面に第1および第2側壁を形成しており、第4シート30はそれぞれ、底壁12と頂壁14と第1および第2側壁と形成する部分に加えて、シートの反対端部に、一体形成された三角形または台形形状の壁部を備え、三角形または台形形状の壁部は、第3および第4側壁20,22をそれぞれ一体に接合して形成され、底壁12は中心からずらした位置に第1ポート64を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、略矩形形状の底壁と頂壁と4つの側壁とを備えたフレキシブルな密封容器に関し、より具体的には、3次元立体構造と大容積とを有するフレキシブル容器に関する。本発明の容器は、典型的には、継ぎ目によって縁部に沿って相互に結合されたプラスチック材料の複数の柔軟なシートから形成されている。
【0002】
密封容器は1つ以上のポートを介して充填および排出され、それらポートのうちの少なくとも1つは容器の底壁に配置されている。
【背景技術】
【0003】
50リットル以上(多くの場合には、500または1000リットル以上もの)の容積の3次元のフレキシブル容器は、例えば、媒体調製、成分混合、配合および充填のために、バイオテクノロジー産業で必要とされている。容器は、例えば、ワクチンや遺伝子治療薬の調製において、バイオリアクタとして機能してもよい。さらに、容器は、輸送および保管、または供給管として使用されてもよい。
【0004】
水または何らかの他の液体(例えば、バイオ培養液)で充填する場合、このような大きさの容器の重さは、最大約1500kg以上となることもある。その結果、容器に収容された大量の液体によって生じる液圧は、容器の継ぎ目に大きなストレスを与え、支持されない状態では容器の破裂の原因に十分になり得る。
【0005】
したがって、これらの大容積の3次元のフレキシブル容器は、自立状態で操作されることは意図しておらず、剛体の箱形の支持ケーシング(以後トートと称する)内に収容されるよう設計されている。
【0006】
トートとフレキシブル容器とは相互に密着していなければならない。容器内の液体から生じる力、特に、継ぎ目に作用する力、を最小限に低減するために、充填されたフレキシブル容器の壁面は、トートの側面と当接していることが望ましい。
【0007】
容器は、トートに組み込まれる実験室または生産現場に運ばれる際に、潰され折り畳まれた状態となる。そのような状態であっても、容器の寸法はかなり大きく、したがって扱いは容易でない。しかし、トート内に容器を適切に位置合わせし、正確に方向付けることは、折り目の形成などの、折り畳まれていないフレキシブル容器に伴う問題点を回避するためだけでなく、充填された容器をトート内に最適な向きで配置することによって、周囲のトートの側面が容器の壁面および継ぎ目を最大限に支持できるようにするために必要不可欠である。
【0008】
容器がトート内に適切に位置合わせされていない場合、トートによって支持されていても、容器に収容された液体の容積に関連する圧力と力は、容器の継ぎ目の破損または破壊を引き起こし、容器の漏れの原因となり得る。容器に収容された液体は、高価な成分を豊富に含んでいることが多い。したがって、微量の漏れであっても大きなコスト損失を招く可能性がある。容器の漏れは無菌性を損なうことになるため、漏れ損失は、漏れによって滲出する液体分に限定されるのではなく、容器の全内容物が危険に曝される恐れがある。
【0009】
トートの周囲の側面によって容器の側壁を最大限に支持する試みにおいて、米国特許第2002/0131654 A1号では、容器の側壁が、容器を充填した状態で、継ぎ目に追加の応力を加えることなく拡張した形状を取るように、継ぎ目を含む容器の側壁を設計することを提案している。
【0010】
トート内の容器の不適切な向きを修正することは、適度な労力で可能であり、また充填作業の開始時でのみ、容器を損傷するリスクを小さくできる。しかし、作業者が部分的に充填された容器を所定の位置に引っ張って移動することは困難であり、容器材料を引き裂いて破壊する原因となる可能性がある。
【0011】
容器の正確な位置合わせは、典型的には、実験室または生産環境において容器を簡単に設置するために容器の1つ以上のポートに取り付けられる配管によって、さらに妨げられる。多くの用途において、配管はろ過装置・締付金具・通気孔などの付属要素などを含み、これらによりトート内の容器の配置をさらに面倒にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、設置および充填の間において作業者の最小限の注意を必要とする、容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の目的は、略矩形形状の底壁と頂壁と4つの側壁とを有し、かつ軟質プラスチックシート材料から形成された容器によって達成され、上記容器は少なくとも第1ポートを備え、前記底壁と頂壁と側壁とはそれらの縁部で一体に接合された4つの別個のシートによって形成されており、第1シートが上記底壁を形成し、第2シートが上記頂壁を形成し、第3および第4シートが、容器の2つの反対の側面に第1および第2側壁を形成しており、上記第4シートはそれぞれ、底壁と頂壁と第1および第2側壁と形成する部分に加えて、シートの反対端部に、一体形成された三角形または台形形状の壁部を備え、上記三角形または台形形状の壁部は、第3および第4側壁をそれぞれ一体に接合して形成され、上記底壁は中心からずらした位置に上記第1ポートを備えている。
【0014】
容器の底壁において第1ポートを中心からずらして位置決めすることにより、第1ポートは、トート内に容器を設置したときに作業者が容易に届く距離に置かれる。
【発明の詳細な説明】
【0015】
本発明の容器は、全てのポートが容器の底壁の中心からずらして配置されてもよい複数のポートを有してもよい。多くの場合、容器に液体を供給するための入口ポートと、容器から液体を排出するための出口ポートとが設けられる。
【0016】
容器の底壁の第1ポートは、入口ポートとしても、また同様に出口ポートとして機能してもよい。好ましくは、底壁に配置された第1ポートが容器からの排出を容易にする出口ポートの役目を果たしてもよい。
【0017】
追加のポートが入口ポートとして設けられる場合、その追加ポートは、容器の頂壁に配置されることが多い。追加のポートが、例えば、サンプリングまたはテストのために用いられてもよい。
【0018】
また、複数の入口ポートが、容器の頂壁に設けられてもよい。頂壁の入口ポートの好ましい位置は、アクセスを容易にするために、底壁の第1ポートが中心からずらした位置にあるのと同様に中心からずれている。
【0019】
複数の入口ポートを設けてもよく、例えば、いくつかの液体を別々に容器に供給し、および/またはテスト装置またはサンプリングのためのアクセスを可能にしてもよい。
【0020】
あるいは、1つ以上の入口ポートが容器の底壁に収容されてもよい。上と同じく、好ましい位置は、第1ポートの位置と同様に中心からずらした位置である。
【0021】
底壁のポート(出口および/または入口ポート)の中心からずらした位置は、好ましくは、容器の底壁の縁部からある一定の距離内にある。この距離は、特に、容器の高さが、最大で容器の奥行きまたはそれ以下である容器においては、容器の高さの半分以下である。容器の高さが容器の奥行きよりも大きい場合、この距離は、好ましくは、高さの約3分の1以内である。
【0022】
好ましくは、ポートの中心からずらした位置は、短い距離(例えば、底壁と第1または第2側壁で形成された容器の縁部から約20cm以下)内に置かれる。
【0023】
第1ポートの中心からずらした位置の定義に関連して引用される縁部は、多くの場合、シートの底壁部分と別のシートの側壁部分とを結合する継ぎ目に対応する。他の実施形態では、縁部は、シートの底壁部分を、シートの一体形成された三角形または台形の壁部から分離する折曲げ線または仮想線で表される。
【0024】
本明細書で用いられる用語の密封容器とは、容器が周囲から完全に密封され、容器の内部との連通がポート(または複数ポート)に限定されていることを意味している。これは容器が無菌システムを形成するためのものである場合に非常に重要である。
【0025】
好ましくは、本発明の容器は、横にした平らな状態で市場に供給される。上記第1側壁および第2側壁は、側壁の約半分の高さの位置に折曲げ線を備え、上記第1および第2側壁は内側に折り畳まれ、接合した三角形または台形形状の壁部から形成された上記第3および第4側壁は、外側に折り畳まれる。
【0026】
このような平坦な構造の容器はトート内に容易に設置でき、外側に折り畳まれた第3および第4側壁は、トートの側面に対して上向きに動くように載っている。
【0027】
好ましくは、容器の底壁の第1ポートは、上記底壁から下向きに延びる管状要素を備え、上記管状要素は、例えば、フレキシブルチューブを受け入れるための端部を有する。
【0028】
より好ましくは、第1ポートは、容器の内部のその端部に、ディスク形のカラー(collar)を備えている。このカラーは、容器の底壁に接して置かれ、好ましくは、第1ポートを底壁に接合するのに役立つ。
【0029】
より好ましい実施形態では、上記反対側端部は、容器の内部に通じる、大きい直径部分を備えている。
【0030】
好ましくは、上記大きい直径部分は頂壁を支持する支持部材を含み、この支持部材は、容器が折り畳まれた状態にあるとき、容器からの適切な排出を促進するためのものである。支持部材は、好ましくは、容器からの排出を容易にするように1つ以上の排出溝を含む、実質的に中空の円筒形構造を有していてもよい。あるいは、支持部材は、容器が折り畳まれた状態で、頂壁を支持するように複数の個別の壁部またはスタッドを備えてもよい。
【0031】
特にポートが出口ポートとして作用する場合、容器の頂壁に設けられたポートに対して同様の設計が用いられてもよい。
【0032】
本発明の容器を収容するためのトートは、様々な材料で形成することができる。一般に使用される材料の1つはステンレス鋼である。
【0033】
トートは1つの床面と4つの側面とを備える。好ましくは、側面の1つはアクセスドアまたはフラップの形状であって、これにより作業者が容器をトート内に都合良く設置できる。トートの側面および/またはドアまたはフラップは一連の監視開口を有し、これにより容器内の液体のレベルを確認できるようにしてもよい。典型的には、床面は容器の底面の第1ポートと場合により関連配管および他の装置を収容する開口を含む。上記第1ポートと付属の配管との収容を容易にし、およびトート内への容器の設置を容易にするために、トートの床面における開口の寸法は十分に大きくしなければならない。しかし、開口が大き過ぎると、容器の底壁の部分が支持されない状態になるため、問題が発生する可能性がある。
【0034】
本発明の好ましい実施形態によれば、容器は、好ましくは、容器の外面の底壁の第1ポートに近接して位置合わせされるか、または第1ポートに取り付けられた支持要素を備える。
【0035】
容器の上記第1ポートに近接して位置合わせされるかまたは第1ポートに取り付けられた支持要素を用いることによって、設置および充填時において容器の損傷または位置合わせ不良のリスクを発生することなく、トートの床面に大きな開口を設けることが可能になる。容器の底壁部分は、充填時におけるトート内の容器の位置合わせおよび容器の拡張を妨害することなく、支持要素の上面によって適切な支持が得られるが、開口の寸法は、容器が多数の配管および/または補助装置を含む場合であっても、容器をトート内に容易に設置できるような寸法に選択されてもよい。
【0036】
好ましくは、支持要素は、第1ポートによって占有される空間を除いて、ほぼ完全に開口を閉鎖するように設計される。容器の底壁と接触する支持要素の上面は、トートの床面の上面と面一である。
【0037】
1つの代替例では、支持要素は、上記第1ポートに着脱可能に保持されてもよい。別の代替例では、支持要素は、上記第1ポートに永久的に接合される。
【0038】
好ましい実施形態では、支持要素は、トートの床面の開口の縁部に設けられた対応する表面領域と協働する1つ以上の案内面を備えている。案内面は、トート内に容器を正確にかつ確実に位置合わせするための手段を提供する。上記手段は、第1ポートを床面の開口内に正確に位置合わせするだけでなく、同時に、容器全体をトート内に正確に位置合わせするのを助ける。
【0039】
本発明の別の好ましい実施形態では、締り嵌めまたは圧力嵌めを提供する固定手段が設けられている。固定手段は、開口に挿入されると、水平および/または垂直方向への意図しない移動に対抗して支持要素を固定する。
【0040】
本発明の容器は、複数のポートが容器の底壁に設けられている場合は、21つ以上の支持要素を備えてもよいことが容易に理解される。また支持要素は、単一の支持要素として、21つ以上のポートを収容する領域内で容器の底壁を支持するように設計されてもよい。
【0041】
典型的には、本発明に関連して使用するのに好ましいトートには、好ましくは実質的に側面の全長に沿って、トートの内部へのアクセスを可能にする、ドアまたはフラップが設けられる。ドアを閉じる際に、容器の位置を良好に制御して維持する観点から、2ウイング式ドアが望ましい。
【0042】
トートの床面の開口は、トートの床面の縁部における切欠部として設計されるのが好ましい。切欠部は上述のドアまたはフラップを介してアクセスできるようなトートの面に設けられる。
【0043】
切欠部は床面の縁部の開放端と、トートの内部に対する閉鎖端とを有する。
【0044】
トートの縁部にある切欠部の形状の開口と協働する支持要素は、好ましくは、略水平方向に開口に滑り込むように設計される。
【0045】
支持要素の案内面は、あり継ぎ構造の一部であってもよく、このあり継ぎ構造は、同時に、垂直方向に加わる力に対して支持要素を固定するための固定手段を提供できる。
【0046】
あり継ぎ構造は、上記のような利点を有するが、通常は、支持要素と支持要素に取り付けられた容器を共に、トートの床面縁部と切欠部とに対して正確に方向合わせする必要がある。これは、長い配管を第1ポートに固定する場合は、特に困難となろう。
【0047】
多くの場合、支持要素の下側に、簡単な傾斜した直線状の案内面を設けることにより、容器の適切な挿入および位置合わせを達成できることが分かっている。
【0048】
多くの場合、支持要素がその最終の位置に滑り込むと、固定手段が支持要素を係合するならば、それで十分である。固定手段の例には、留め具、フック、突起物、凹部、およびスナップ式コネクタがある。
【0049】
固定手段は、手段の全てを切欠部の全長にわたって設ける必要はない。通常は、切欠部に沿った小部分における締り嵌めで十分であることがわかっている。
【0050】
傾斜した案内面を有する支持要素が、切欠部内の支持要素の最終位置に滑り込み、垂直方向の動きに対して固定されると、傾斜した案内面は、切欠部の縁部の対応する面と協働して、横方向の動きに対しても支持要素を固定する。
【0051】
支持要素にグリップまたはハンドルを設けることにより、トート内に支持要素と支持要素に取り付けられる容器とを挿入しやすくしてもよい。
【0052】
支持要素は、トートの床面の縁部と面一になるように設計されてもよい。次に、一度閉じられたトートのドアまたはフラップを用いて、支持要素をその最終位置から引き出されないように固定してもよい。
【0053】
好ましくは、支持要素は、プラスチック材料、特に、支持要素を取り付ける第1ポートを製造するのに用いられるプラスチック材料と同様のプラスチック材料から製造される。
【0054】
本発明の別の好ましい実施形態によれば、容器の壁部を形成するシート材料は、多層プラスチックフィルムから形成される。
【0055】
多層プラスチックフィルムを使用することによって、様々な用途に対して、容器の特性(特に機械的および化学的性質)を適合させることができる。
【0056】
フィルムの透明性はかなり重要である。この理由は、フィルムの透明性によって、容器の充填および排出手順、および最終的には、容器に収容された流体に生じる任意の反応の最適制御を容易に可能にするからである。
【0057】
ポリエチレンは、容易にフィルムを生成する、高透明性のポリマー材料である。ポリエステル系の他のポリマーが、優れた機械的特性から選択されてもよいが、多層シート材料の層のうちの少なくとも1層としてのポリエチレンフィルムは、実際的に放出可能物または抽出可能物を含まない等級で容易に利用できるという追加の利点を有している。
【0058】
したがって、ポリエチレンフィルム層は、容器の最も内側の層として好ましい。
【0059】
高透明性の多層シート材料ではまた、ポリエチレンの第2層が有利となることもある。これによって、望ましくない材料が、容器に収容された液体中に放出されるリスクをさらに低減する。
【0060】
多くの用途では、酸素および/または二酸化炭素の容器内への浸透を防ぐことが重要である。したがって、好ましい多層シート材料は、一般に、ガスバリア層、特に、酸素および/または二酸化炭素に対するバリア層を含む。
【0061】
このようなバリア層に適した材料はEVOHである。このポリマー材料は、例えば2つのポリエチレン層の間で、中間層として用いることができるという利点を有する。このような多層シート材料は、依然として、高い透明性を有している。
【0062】
底壁における第1ポートを製造するのに使用されるポリマー材料は、好ましくは、シート材料のプラスチック材料と適合性のある、より好ましくは、それと同種のプラスチック材料から選択される。これは、一般に、容器に設けられる別のポートにも適用される。
【0063】
多層シート材料が用いられる場合、最も内側の層のポリマー材料との適合性が重要である。
【0064】
本発明の別の態様によれば、本発明の容器に収容される種々の容積に対処するために、複数のフレキシブル容器のセットが提供される。
【0065】
1セットの容器は全て、実質的に同寸法の底壁および頂壁を有するのに対して、側壁は異なる寸法を有する。
【0066】
1セットの各容器は同じトート内に組み込まれ、トートの側壁は、容器のうち最も大きな容器を収容する高さを備える。
【0067】
例えば、100、200および250リットルを収容する一セットの容器の底壁の例示的な寸法は、約720mm×520mmである。したがって、容器の高さは、約285mmから約565mm、約667mmへ、それぞれ変化してもよい。
【0068】
より大きな容器については、好ましくは、より大きな寸法の底壁を有する異なるセットの容器が提供される。
【0069】
1セットの容器全てについての特徴は、底壁の第1ポートが、ほぼ同一の、中心からずらした位置にあることである。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の容器の斜視図である。
【図2】折り畳まれた状態の図1の容器の斜視図である。
【図3】本発明の容器を受け入れるように構成されたトートの斜視図である。
【図4】潰され折り畳まれた状態の、図1の容器を供給された図4のトートの斜視図である。
【図5a】容器1と支持要素の詳細を示している。
【図5b】所定位置にある支持要素を備えた図5aの詳細を示している。
【図6】図3のトートの床面の一部に関して、図5bの支持要素の詳細を斜視底面図で示している。
【図7】図3のトートに挿入される代替支持要素の上面図を示している。
【図8】図3のトートに挿入される図5bの支持要素の斜視上面図を示している。
【図9】図3のトートを2つ積み重ねた状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0071】
図面のうちの図1は、本発明に従って形成された密封容器10を示しており、容器10は、底壁12と頂壁14と第1側壁16と第2側壁18と第3側壁20と第4側壁22とを備える。
【0072】
容器10は、一般に、4つの部分の軟質プラスチックシート材料から形成され、第1シート24が底壁12を形成し、第2シート26が頂壁14を形成し、第3シート28が第1側壁16を形成し、第4シート30が第2側壁18を形成し、第1および第2側壁16、18は容器10の反対側に置かれている。
【0073】
第1、第2、第3および第4シート材料24、26、28、30はそれぞれ略矩形形状を有する。側壁を形成するシート28、30の両端縁部は、継ぎ目32、34、36、38によって、底壁および頂壁シート材料24、26の縁部と接合され、これによりスリーブ状の構造を形成している。
【0074】
シート材料はそれぞれ、その反対端部に、三角形または台形形状の壁部40、42、44、46を備えている。これらの壁部40、42、44、46は相互に接合して、第3および第4側壁20、22を形成している。接合部分は、継ぎ目48、50、52、54、56として表されている。図では、容器は閉じた状態である。
【0075】
図2は、実質的に折り畳まれているが、まだ完全に平坦な状態で置かれていない容器10を示している。側壁16、18はそれぞれ、折曲げ線58、60に沿って内側に折り畳まれている。対照的に、図1は、完全に拡張した状態の容器10を示している。
【0076】
第3および第4側壁20、22は、容器10の本体から外側に折り畳まれ、略三角形または台形形状のフラップ62として平坦に置かれている。
【0077】
容器10の底壁12は、中心からずらした位置に、出口ポートとして使用されてもよい第1ポート64を備えている。容器10の頂壁14は、入口ポートとして使用されてもよい3つの別のポート66、68、70を備えている。第1ポート64は入口ポートとして使用されてもよく、1つ以上の別のポート66、68、70が出口ポートとして使用されてもよいことが理解できる。参照を容易にするために、以下の説明の全体を通して、第1ポート64は出口ポートと称され、別のポート66、68、70は入口ポートと称される。
【0078】
出口ポート64および入口ポート66、68、70の中心からずらした位置は、継ぎ目32、36からある一定の距離内にある。この距離は、それぞれ、容器の高さの1/3未満に相当し、容器が完全に拡張した状態の側壁16、18の垂直寸法に相当する。さらに、ポートはそれぞれ、継ぎ目32、36の長さに対してほぼ中心に置かれている。
【0079】
それぞれ底壁および頂壁の縁部を表す継ぎ目32、36の代わりに、中心からずらした位置にあるポートの縁部からの距離が、他の実施形態では、シートの底壁部および頂壁部を、シートの三角形または台形壁部から分離する折曲げ線または仮想線から測定されてもよい。
【0080】
出口ポートおよび入口ポートは通常、容器10を組み立てる前に、底壁および頂壁シート24、26に取り付けられることが容易に理解される。
【0081】
上述のように、軟質プラスチックシート材料から形成された本発明の容器は、例えば、100、200もしくは500リットルまたはそれ以上の大容積を収容するように設計されている。容器10内に収容された液体によって力が加わるために、容器10は、安全に機能するために容器の壁部を支持するケーシング構造を必要とする。
【0082】
図3は、トート72の形状のこのようなケーシング構造を示している。トート72は、床面76と密閉側面78、80、82とを有する箱形本体74を備えている。
【0083】
箱形本体74の第4側面は、2つのウイング要素84、86を有するドアによって形成されている。2つのドア要素84、86は、上記側面のほぼ全幅にわたって箱形本体74の内部にアクセスできるように、箱形本体74の角部に蝶番で取り付けられている。
【0084】
箱形本体74の床面76には切欠部88が設けられている。切欠部88は、図3に示す実施形態では、床面76の正面縁部90から延びる、細長いスロットのような構造であることが多く、その場合、本体74の内部に通じ、閉鎖端部で終端している。
【0085】
好ましくは、トート72の床面76は、容器10からの排出を容易にする切欠部88によって表される床面76の部分を中心とする傾斜構造を有する。切欠部88は、床面76の最も低い部分を表している。
【0086】
トート72の床面76の切欠部88は、容器10がトート72内に置かれると、出口ポート64を収容する。これについては、図4に関してより詳細に説明する。
【0087】
切欠部88は、ドアのウイング要素84、86が開いているときには自由にアクセスできる箱形本体74の正面縁部90から延びているため、出口ポート64と何らかの可能な関連配管または補助装置を備えた容器10は、容易に確実に、箱形本体74内に位置合わせできる。配管が10メートル以上延び、その結果従来技術のトートでは、容器10を設置する際に何らかの大きな問題となる場合であっても、容器10をトート72の本体74内に、極めて容易に正確に位置合わせすることができる。
【0088】
地表面と箱形本体74との間に十分な間隙を与えるために、トート72の下側には、箱形本体74を地表面より上方に支持する脚92、94、96、98が箱形本体74の各角部に設けられている。これによって、出口ポート64に関連するあらゆる配管を簡単に収容することができる。
【0089】
好ましくはさらに、箱形本体74の上端部において、トート72は、角部部分に、トート72の頂部の上に積み重ねることができるトートへの結合手段となるスタッド100、102、104、106を備える。次に、脚90、92、94、96は、これらスタッド100、102、104、106を受け入れるために、下方端部に対応する開口を有する。
【0090】
トート72内に設置された容器への充填を容易にするために、箱形容器74の側面に設けられたいくつかの開口を有することが好ましい。より好ましく、好都合には、このような開口は、図3に示す実施形態では、2つのドアのウイング84、86によって表される、箱形容器74の正面側に対する密閉部材内に設けられる。
【0091】
開口は、いくつかの側面に設けることができるが、正面側のみに設けることで十分であることが最も多い。図3に示す実施形態で例示されているように、開口は、ドアのウイングのうちの1つのみに設けられてもよい。
【0092】
その目的で、ドアのウイング84は、スタガ配置で配列された複数のスロット状の貫通孔110を有する。これにより、好都合には、ドアのウイング84、86が閉じている場合であっても、箱形本体74の内側の容器10の充填レベルを最適に制御することができる。
【0093】
図4は、容器10が箱形本体74内に挿入されたトート72を示している。容器10の出口ポート64は、床面76の切欠部88内に収容されている。容器10のフラップ62は、上方に曲げられ、トートの側面78、82に接して置かれている。
【0094】
容器10の他の実施形態(図示せず)では、出口ポート64の中心からずらした位置は、シートの底壁部分を同じシートの三角形または台形の壁部から分離する折曲げ線または仮想線を基準にして決定される。このとき、継ぎ目を備える折り曲げられた側壁のフラップは、背面の側壁80とドアウイング84、86とにそれぞれに接して置かれる。
【0095】
箱形本体74内への容器10の設置を容易にするために、好ましくは、床面76の切欠部88を十分広く設計して、すでに出口ポート64に多数の配管および/または追加の補助装置(図示せず)が設けられている場合であっても、出口ポート64を妨害することなく容易に挿入できるようにしている。
【0096】
図4に示す実施形態の場合、切欠部88の幅は、箱形本体74内の容器10の設置位置において出口ポート64を収容するのに必要となる幅の約2倍である。
【0097】
容器10が収容できる大容積の液体は、上述のように、軟質プラスチックシート材料で形成された容器の底壁に大きな圧力を加える。過剰な力が容器10の底壁12を形成するシート材料を過度に変形および/または引き裂き、それによって、出口ポート64が容器10の底壁に取り付けられている場合、その部分から液体が漏出するのを回避するために、本発明は、切欠部88の上に延びている容器10の底壁12の部分を支持するために、支持要素112を切欠部88内に配置するのが好ましいことを提案する。
【0098】
支持要素は、様々なおよび全く異なる構造体の形状で提供されてもよいが、このような支持要素112の主な特徴は、切欠部88に完全に挿入された位置において、床面76の上面とほぼ面一となる表面を提供することである。
【0099】
図4に示す特定の実施形態においては、支持要素112は、出口ポート64が床面76を貫通して延びるのに必要な部分を除いて、切欠部88が提供する開口を実質的に完全に閉鎖する。
【0100】
支持要素112は、床面76によって支持され、したがって容器10の底壁12を十分に支持し、これにより容器10が完全に充填された状態であっても、プラスチック材料が引き裂かれ、出口ポート64が離脱する危険性が発生しないようにしている。
【0101】
支持要素112を設けることにより、切欠部88の寸法は、容器10の底壁12のシート材料の安全性とシート材料の出口ポート64への結合とに関する考慮によって、制限されることがなくなる。
【0102】
図3に明示されているように、トート72の床面76の切欠部分88は、その上方の縦方向の縁部に沿って、面取り表面領域114を有している。面取り表面領域114は、支持要素112に支持面を提供する。
【0103】
支持要素112自体は、好ましくは、面取り表面領域114と実質的に完全に接触する両方の平行側面に同様の面取り面116を備えている。
【0104】
面取り表面領域114を切欠部88の一部として用い、および対応して、支持要素112の下側の面取り面116を用いることによって、2つの機能を提供する。第1には、支持要素112を、容器10をトート72内に設置する前に通常は支持要素112が取り付けられる容器10と共に、切欠部88内に滑り込ませて挿入できる。
【0105】
さらに、面取り領域114と面116とは協働して支持要素112を中心に合わせ、それによって、支持要素112に取り付けられた出口ポート64と容器10を中心に合わせる。
【0106】
好ましくは、支持要素112には、図5aおよび5bに関して以下で説明する追加機能を設けてもよい。
【0107】
一実施形態では、図5aおよび5bに示すように、支持要素112は、出口ポート64に対して分離可能な構成部品として提供される。その目的で、支持要素112は、一組の弾性変形可能な脚118が設けられた凹部を備え、それによって、出口ポート64の下方突出部分に容易にスナップ嵌合する。
【0108】
容器10がトート72の本体74に予め挿入されていると、当然ながら、このような着脱可能な支持要素112を用いて出口ポート64にスナップ嵌合してもよい。このとき、支持要素112は、出口ポート64を床面76の切欠部88内に最終的に位置合わせするように働き、同時に、切欠部88の上に延びる底壁12の壁部を支持する。
【0109】
支持要素112はまた、切欠部88内に一種の垂直運動で位置合わせされてもよく、同じ2つの機能的利点を有するであろうことが容易に理解される。
【0110】
あるいは、支持要素は、出口ポート64に永久的に固定されてもよく、同じ2つの機能的利点が提供される。
【0111】
出口ポート64の位置、したがって容器10の位置を、全体としてトート72の本体74の境界線内に固定するために、好ましくは、支持要素112は固定手段を備え、この固定手段によって、支持要素112が垂直の作用力に対抗して切欠部88内のその最終位置に押し込まれたときに、支持要素112の位置を固定する。これは、様々な方法で達成することができ、そのうちの1つが図5aに示され、より具体的には図6に例示されている。
【0112】
場合に応じて、支持要素112には、その下側にフック120が設けられ、一方、床面76の切欠部88には、支持要素112が切欠部88に完全に挿入されるとフック120と係合する2つの突起部122が設けられる。
【0113】
これに加えて、または代替的に、支持要素112には、例えば、その先端部に、切欠部88の端面126に設けられた凹部(図示せず)に滑り込む突起部124が設けられてもよい。このように凹部と協働する突起部は、支持要素および切欠部の横方向の位置にも設けられてもよい。
【0114】
支持要素112を操作して、支持要素112を出口ポート64の上に固定し、容器10の操作および容器のトート72内での最終的な位置合わせの間に、支持要素をその状態に保持するのを容易にするために、支持要素112には、その一端部分にグリップ部分130が設けられてもよい。
【0115】
切欠部88の長さおよび支持要素112の長さは、グリップが床面76の縁部90から突出するように選択され、これにより、容器10をトート72から取り除く必要があるときに、グリップを容易に把持できるようにしてもよい(図7参照)。
【0116】
本発明の別の態様によれば、切欠部88の長さおよび支持要素112の長さは、支持要素112が切欠部88に完全に挿入されると、支持要素112のグリップ部分130がトート72の床面76の縁部90と面一となるように選択されてもよい(図6および8参照)。
【0117】
図5a、5b、7および8に関連して、出口ポート64の別の特定の特徴を以下で説明する。
【0118】
出口ポート64は、容器10に通じるその一端にディスク形状のカラー132を備えている。カラー132は、出口ポート64と一体形成されてもよい。カラー132は、容器10の底壁の内面に結合されている。
【0119】
カラー132には、その中心部に凹部134が設けられている。凹部134は、その最も低い中心部に、出口(例えば、配管および最終的には他の補助装置を出口ポート64に取り付けるために用いられる管要素136)と流体連通する凹部134が設けられている。凹部134は、容器10の内部に通じている。
【0120】
凹部134内では、円形壁140が設けられている。円形壁140は、カラー132の上面の高さを越えて突出し、凹部134の外側部分を、円筒形壁140内で凹部134の最も内側部分と接続する3つの放射状溝142を含む。
【0121】
出口ポート64のこれらの構造上の特徴には、排出中に容器10の形がつぶれると、頂壁14が凹部134の縁部と直接接触せず、これにより出口ポート64を時期尚早に閉じないという利点がある。これは、出口ポート64には重要な特徴である。なぜなら、容器10が排出されると、出口ポート64に存在する負の液圧(吸引)が、頂壁14を効率よく吸引し、カラー132と気密接触するようになり得るからである。カラー132の上面を越えて突き出ることによって、円筒形壁140は、このような状況を防止し、さらに、溝142を介して容器10から残りの液体を排出し続けることができる。同様の特徴は、頂壁の出口ポートを用いる場合に有利である。
【0122】
円筒形壁140は、複数のスタッドまたはいくつかの、例えば、放射状に向けられた直線の壁部など他の支持構造体と交換されてもよいことが容易に理解される。ただし、上記支持構造体がカラー132の上面を越えて突き出ること、およびそれら支持構造体が、液体が配管要素136に妨害されることなくアクセスできること、が必要条件である。
【0123】
最後に、図9は2つの積み重なったトートを示しており、各トートには容器10が設置され、容器10は、完全に拡張した状態で示されている。
【0124】
2つ以上のトート72が、容易に安全に互いの頂部に積み重ねられるが、積み重ねられた状態であっても、積み重ねられたトートの各1つに備えられた各容器10の入口および出口ポートに容易にアクセスできることが、図9から容易に明らかである。
【符号の説明】
【0125】
10…容器、12…底壁、14…頂壁、16…第1側壁、18…第2側壁、20…第3側壁、22…第4側壁、24…第1シート、26…第2シート、28…第3シート、30…第4シート、32…継ぎ目、34…継ぎ目、36…継ぎ目、38…継ぎ目、40…壁部、42…壁部、44…壁部、46…壁部、48…継ぎ目、50…継ぎ目、52…継ぎ目、54…継ぎ目、56…継ぎ目、58…折曲げ線、60…折曲げ線、62…フラップ、64…第1ポート、66…別のポート、68…別のポート、70…別のポート、72…トート、74…本体、76…床面、78…側面、80…側面、82…側面、84…ウイング要素、86…ウイング要素、88…切欠部、90…正面縁部、92…脚、94…脚、96…脚、98…脚、100…スタッド、102…スタッド、104…スタッド、106…スタッド、110…貫通孔、112…支持要素、114…面取り表面領域、116…面取り面、118…脚、120…フック、122…突起部、124…突起部、126…端面、130…グリップ部分、132…カラー、134…凹部、136…管要素、140…円形壁、142…放射状溝。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略矩形形状の底壁と頂壁と4つの側壁とを有し、かつ軟質プラスチックシート材料から形成されたフレキシブルな密封容器であり、
少なくとも第1ポートを備え、
前記底壁と頂壁と側壁とはそれらの縁部で一体に接合された4つの別個のシートによって形成されており、第1シートが前記底壁を形成し、第2シートが前記頂壁を形成し、第3および第4シートが、当該密封容器の2つの反対の側面に第1および第2側壁を形成している、フレキシブルな密封容器であって、
前記第4シートがそれぞれ、底壁と頂壁と第1および第2側壁と形成する部分に加えて、シートの反対端部に、一体形成された三角形または台形形状の壁部を備えており、前記三角形または台形形状の壁部が、第3および第4側壁をそれぞれ一体に接合して形成され、
前記底壁が中心からずらした位置に前記第1ポートを収容する、
フレキシブルな密封容器。
【請求項2】
前記第1ポートが、前記底壁の縁部から、当該密封容器の高さの約半分以下に対応する距離に配置されている、請求項1に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項3】
前記第1ポートが、当該密封容器の高さが当該密封容器の奥行きより大きい場合、当該密封容器の前記底壁の縁部から、前記コンテナの高さの約3分の1以下に対応する距離に配置されている、請求項1に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項4】
当該密封容器が平坦な状態で置かれ、前記第1および第2側壁がそれら側壁の約半分の高さの位置に折曲げ線を備え、前記第1および第2側壁が内側に折り畳まれており、
接合された三角形または台形形状の壁部分から形成された前記第3および第2側壁が外側に折り畳まれている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項5】
前記第1ポートが出口ポートであり、当該密封容器が入口ポートとして別のポートを備えており、前記入口ポートが前記頂壁に配置されるのが好ましい、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項6】
前記第1ポートにおいて外面で当該密封容器に取り付けられた支持要素をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項7】
前記支持要素が前記第1ポートにおいて着脱可能に保持されている、請求項6に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項8】
前記支持要素が前記第1ポートに永久的に接合されている、請求項6に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項9】
前記支持要素が、当該密封容器に対する支持構造の各面と協働する案内面を含む、請求項6〜8のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項10】
前記支持要素が、当該密封容器に対する支持構造に締り嵌めまたは圧力嵌めを提供するための要素を含む、請求項6〜9のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項11】
前記支持要素がプラスチック材料から形成されている、請求項6〜10のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項12】
当該密封容器の前記壁面を形成している前記シート材料が、多層プラスチックフィルムから作られている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項13】
前記多層フィルムがポリエチレン材料の第1層を備えている、請求項12に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項14】
前記多層フィルムがポリエチレン材料の第2層を備えている、請求項12または13のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項15】
前記多層フィルムがガスバリア層を備えている、請求項12〜14のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項16】
前記ガスバリア層が酸素および/または二酸化炭素に対して少なくとも有効である、請求項15に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項17】
前記ガスバリア層が第3層を形成し、かつ第1と第2層との間に挿入されている、請求項15または16のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項18】
前記ガスバリア層がEVOHポリマー材料から形成されている、請求項15〜17のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項19】
前記第1ポートが、前記シート材料の前記プラスチック材料と適合性のあるプラスチック材料から形成されている、請求項1〜18のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項20】
前記第1ポートが、前記多層シート材料の前記最も内側の層と適合性のあるプラスチック材料から形成されている、請求項12〜19のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項21】
前記第1ポートが、前記シート材料の前記プラスチック材料または前記シート材料の前記最も内側の層のプラスチック材料と同種のプラスチック材料から形成されている、請求項12〜20のいずれか一項に記載のフレキシブルな密封容器。
【請求項22】
請求項1〜21のいずれか一項による複数のフレキシブルな密封容器のセットであって、
前記セットの全ての密封容器が、実質的に同寸法の底壁を有するが、異なる収容容積を有し、
前記セットの前記個々の密封容器の前記第1ポートが、前記底壁の実質的に同一位置に位置合わせされている、複数のフレキシブルな密封容器のセット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−227341(P2009−227341A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−68641(P2009−68641)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(596064112)ポール・コーポレーション (70)
【氏名又は名称原語表記】Pall Corporation
【Fターム(参考)】