説明

バルブ及びディスペンサ

入口及び出口を具えたバルブであって、当該バルブが、平衡な第1の位置と開放された第2の位置との間で可動なバルブ要素を有しており、バルブ要素が、第1の位置にある場合に流体連通せず、バルブ要素が第2の位置にある場合に、入口及び出口が流体連通し、バルブ要素が、入口及び出口の圧力に応じて第1の位置及び第2の位置の間で可動である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブ及びバルブを具えるディスペンサに関する。
【0002】
ある容積の中の圧力を制御する必要がある場合、そして供給源から圧力で供給する必要がある場合、適切なバルブを提供することが知られている。しかしながら、既知のバルブは付勢要素及び制御機構を具えて複雑であり、多くの適用に対して概して適していない。
【0003】
本発明の第1の態様によれば、入口及び出口を具えたバルブであって、当該バルブが、平衡な第1の位置と開放された第2の位置との間で可動なバルブ要素を有しており、バルブ要素が第1の位置にある場合に、入口及び出口が流体連通せず、バルブ要素が第2の位置にある場合に、入口及び出口が流体連通し、バルブ要素が、入口及び出口での圧力に応じて第1の位置及び第2の位置の間で可動であるバルブを提供する。
【0004】
バルブ要素が、出口での圧力に対応する第1の表面積及び入口での圧力に対応する第2のより小さい表面積を有するピストンを具えており、ピストンが、第1及び第2の表面積での正味の力に応じて可動である。
【0005】
ピストンが、出口と流体連通する第1の穴の中で可動であり、第2の表面積が、ピストンに取り付けられ入口と流体連通する第2の穴の中で可動なロッドに設けられている。
【0006】
貫通穴がロッドに設けられており、上部シール及び下部シールが、ロッドと第2の穴との間で摺動シールを与えるよう設けられている。
【0007】
第2の位置で、ロッドの端部が、流体が下部シールを通過してロッドの周りを流れ貫通穴に流入し得るように、上部シール及び下部シールの間に位置する。
【0008】
バルブ要素が、入口及び出口での圧力に応じて入口及び出口が流体連通しない第3の位置に可動である。
【0009】
バルブ要素が、第4の位置に可動であり、出口から入口への流体流れを可能とする。
【0010】
バルブ要素が、単に入口及び出口での圧力に応じて第1の位置及び第2の位置の間を移動し、第1及び第2の位置間でバルブ要素を動かすための付勢要素又は制御要素が存在しない。
【0011】
バルブの使用例は、噴霧器といった液体用のディスペンサである。都合のよいことに、このようなディスペンサは、プロパン、ブタン又はイソブタンといった揮発性有機物を具える推進剤が充填されている。このような推進剤は、低圧では液体のままであり噴霧器又はタバコのライターに入れた場合に低い沸点を有し、噴霧器を使用するときに圧力が低下するため低温で沸騰する。これらの推進剤は可燃性且つ有毒であることが知られている。窒素又は二酸化炭素といった不活性且つあまり有害ではない推進剤が考えられている。しかしながら、窒素を液体にするのに約4000psiで閉じ込め、二酸化炭素は815psiで閉じ込めておく必要があり、それらは高過ぎて従来の噴霧器の容器の中に収容できない。このため、これらのガスの圧力曲線の拡大は、内圧が60乃至120psiの範囲である従来の噴霧器の容器に送出した場合に、内容物を使用して排出早さが減少するときに、容器の圧力が非常に早く無くなってしまう。
【0012】
本発明の第2の態様によれば、容器及びノズルを具える容器から加圧液体を放出するためのディスペンサであって、さらに、当該ディスペンサが、容器に加圧流体を供給するための圧力源を具えており、圧力源及び容器が、本発明の第1の態様によるバルブによって結合されているディスペンサを提供する。
【0013】
圧力源が、容器に取り外し可能に結合し得る。
【0014】
圧力源が、バルブ及び圧力瓶を具える。
【0015】
容器が、圧力源に係合するための結合部を有しており、結合部が、圧力源が容器に係合するときにバルブ要素を第3の位置から第2の位置に押しやるためのプッシュロッドを有する。
【0016】
ノズルが、容器の中に延びるチューブに結合可能であり、液体が容器から小出しされ得る。
【0017】
液体が、噴霧、噴出又は発泡体のいずれかの態様で小出しされる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
ここで、本発明の実施例を、添付図面を参照して単なる具体例として説明することとする。
【0019】
【図1a】図1aは、本発明を実施するバルブの断面図である。
【図1b】図1bは、第2の位置にある図1aのバルブの断面図である。
【図1c】図1cは、第3の位置にある図1aのバルブの断面図である。
【図1d】図1dは、第4の位置にある図1aのバルブの断面図である。
【図2】図2は、代替的なバルブの断面図である。
【図3】図3は、図1のバルブを具えたディスペンサの断面図である。
【図4】図4は、第1の動作位置における、図3のディスペンサの拡大部分の図である。
【図5】図5は、第2の動作位置における、図3のディスペンサの拡大部分の図である。
【図6】図6は、第2の動作位置における、図3の噴霧器の拡大部分の図である。
【図7】図7は、図3のディスペンサの圧力容器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明を実施するバルブを、図1a及び1dにおいて符号10で概略的に示す。バルブ10は、流体圧力の制御供給を要する適切な適用例での使用に適している。バルブ10は、加圧流体が供給される入口11を具えている。加圧流体は、例えばガスボンベから供給されるガスである。ピストン12が、第1の穴13の中で可動であり、その動きが本実施例では第1の穴13の端部14及びサークリップ15によって規制される。第1の穴13よりも小径の第2の穴16が、第1の穴13から入口11に延びている。ピストンロッド17がピストン12に結合されており、第2の穴16の中で摺動可能に移動し得る。流路18が、ピストン12の上面からピストンロッド17を通って延びており、1又はそれ以上のポート19を有している。第2の穴16の溝部で支持されている上部Oリングシール20及び下部Oリングシール21が、ピストンロッド17と第2の穴16との間に摺動密着を与える。第1の穴13の上部は、出口を与える。ピストン12と穴13の端部14との間の穴13の容量は、好適には、例えば適切なポート(図示せず)を介して雰囲気に排出する程度の低い圧である。ピストン12は、ピストン12のより大きな表面積及びピストンロッド17の端部のより小さな表面積に作用する入口11及び出口の差圧による正味の圧力に応じて自由に移動し得る。
【0021】
図1aは、第1の平衡位置におけるバルブ10を示しており、出口ひいては穴13の下方圧が、入口及びロッド17の端部の狭い領域に加えられる上方圧とバランスしている。したがって、ピストン12に正味の圧力が働かず、又はピストン12の不十分な正味の圧力により、ピストンがシール20、21とピストンロッド17との間といった摩擦力に抗して移動する。
【0022】
出口の圧力が低下すると、ピストン12に加わる力がロッド17の端部の狭い領域に作用する入口11の高い圧力により上向きの力よりも小さくなるため、図1bに示すようにピストン12が第2の開放位置に向けて押し上げられる。ピストン12は、上方に押しやられ、ピストンロッド17の下部を移動させ下部Oリング21から離す。ロッド17及び第2の穴16との間の公差は厳しくないため、加圧流体は入口11、ポート19及び流路18を通って出口22に流れる。出口での圧力が十分増加すると、ピストン12に働く下向きの力がロッド17の端部に働く上向きの力を超え、ピストン12が図1aの第1の位置に戻る。
【0023】
図1cに示すように、第3の位置では、例えば、バルブ10を故意にディスペンサから離すことにより、又はリーク等により、第1の穴13の圧力が完全に解放され、又は大気圧又は周囲圧力に減少する。このようなケースでは、入口11での圧力が、サークリップ15に係合してポート19が上部Oリングシール20の上方に来るまで、ピストン12を上方に押し上げる。そして、加圧流体は、入口11から出口22に通り抜けることができず、これによりバルブ10は安全な状態にある。
【0024】
ガス容器が加圧流体源を具える場合、バルブ10を使用してガス容器の補充もし得る。図1dに示すように、出口22に加わる補充圧力により、ピストン12が第4の位置に達するまで下方に押され、本実施例ではピストンが穴13の端部14に係合する。流路18及びポート19は流体連通を与え、圧力を受けた流体が出口22から入口11に通り抜け得る。出口22の圧力が解放されると、ピストン12が図1cに示すような位置に達するまで上方に押し上げられる。代替的に、第4の位置にピストン12を押しやるための補充圧力を単に使用するのではなく、プッシュロッドといった適切な機械的機構を用いて、バルブが補充圧力の圧力源に係合するときに、第4の位置にピストン12を移動させることができ、バルブ10が補充圧力の圧力源から外されるときに図1cに示すような第3の位置にピストン12が戻ることができる。ピストン12が必ずしも端面14に接触しないことが望ましい場合、第4の位置を穴の中のサークリップといった他のストッパによって規定してもよい。
【0025】
他の適切な構成の流路を、入口11と出口との間を結合し得るようバルブに設けてもよいことに留意されたい。図2は、代替的なピストン12’及びロッド17’を示しており、ロッド17’は貫通穴24以外は中実であり、ロッド17’は十分に長いため下部Oリング21に常に密着する。ピストン12’の移動により、貫通穴24が供給流路25を開閉して穴13と流体連通する出口22’に流体を供給する。
【0026】
バルブ10,10’が加圧流体が供給されるディスペンサといった装置と結合するときに、ピストン12が図1cに示すような第3の位置にくることが明らかである。バルブ10により加圧流体が入口11から穴13の出口に通り抜け得るために、第2の位置にピストン12を初めに動かすための何らかの物理的な要素が必要である。図2の実施例では、プッシュロッド26が、バルブ10がネジ接続28を介して取り付けられる装置にコネクタ27のパーツとして設けられている。バルブ10がネジ接続28にネジ込まれると、プッシュロッド23がピストン12に接触し、図1cの閉止位置からピストン12を変位させることで、圧力が入口11から穴13に通過し得る。装置の中の圧力ひいては穴13の圧力が十分に上昇すると、ピストン12が第1の平衡位置に移動し、続いて穴13の圧力の変化に応じて上述のように動作する。
【0027】
バルブ10が圧力源の補充を可能にする場合、ピストン12が図1dに示すような第4の位置に移動できないようバルブを構成してもよい。これは、例えば、下部Oリング21に延びないようロッド17の長さを選択することによって、又は穴13の端部14の位置によってピストン12の移動範囲を規制することによって、又はさらなるサークリップを設けることによって、又はその他の方法によって実現する。
【0028】
高圧で供給源から低圧で装置又はボリュームに加圧流体を供給するのが望ましい適用例で、バルブ10を用いてもよいことに留意されたい。供給源は、ガス容器、圧力管路、又はポンプ、又は他の適切な供給源といった加圧流体を保持する容器でよい。バルブの構成は簡単で、装置を付勢又は制御する必要性がなく、圧力源の所望の圧力及び出口圧力にしたがってピストン12及びロッド17の相対的な大きさを選択し得る。バルブ10は小型化に適しており、製造が簡単である。
【0029】
ここで、図3乃至7を参照して、バルブの適用例を説明する。ディスペンサを符号30で示しており、本実施例ではディスペンサの内容物がミスト、スプレー又は発泡体として排出されるように噴霧器を具えるが、必要に応じて他のタイプのディスペンサでもよい。ディスペンサ30は、小出しされる液体を保持するための容器31を具えており、容器31の上端のキャップ32で閉じれられている。以下でより詳細に説明するように、ガス圧の圧力源を受容するための結合部33が容器31の下部に設けられている。キャップ32は、ノズル34a及び容器31の本体の中に延びている浸漬管34bを有している。押した場合に浸漬管34bをノズル34aに結合するボタン35が設けられており、液体が容器31から容器の31中の圧力によって浸漬管34b及びノズル34aを通って押し出される。
【0030】
結合部33は、内部シール37を具えた略円筒形の本体36を具えている。排出口38が、結合部33を容器の31の内部に結合する。プッシュロッド39が本体36の中に下方に延びており、以下のようにバルブ10に係合する。
【0031】
容器31に加圧流体を提供するために、圧力源40が設けられている。圧力源40は、圧力瓶41及び上述のようなバルブ10を有するレギュレータ42を具えており、ピストン12がシール12aを有し圧力源40の端部40aで可動である。レギュレータ42の中で、ネジ43がピストン12の下方の部分に対して雰囲気への結合を与える。本実施例では、ネジ43はまた、圧力瓶41を使用しないときにその排出を防止又は妨げるための安全対策として、ピストン12が第4の位置に移動するのを防止する。圧力瓶41が加圧流体を含み、圧力源40が結合部33に結合されていない場合に、バルブ10が図1cに示すような第3の位置にある。
【0032】
圧力源40は、シール37を通過するまで圧力源を挿入することによって、図4に示すように結合部33の中に導入される。圧力源をさらに押すと、ピストン12がプッシュロッド39に接触する。上述のように、これによりピストン12が図5に示すように第3の位置から第2の位置に押しやられる。加圧流体が、バルブ10から排出口38を通って容器31の中に供給される。上述のようにピストン12及びピストンロッド17の寸法を選択することによって、容器31が適切な圧力に達すると、図6に示すようにピストン12が第1の平衡位置に移動する。
【0033】
容器31の略中央に位置し容器31の下部の中に収容されている圧力源40及び結合部33を示すが、ディスペンサに適切な方法で配置され且つ結合される圧力源及び容器を設けてもよい。
【0034】
液体を容器31から小出しするようボタン35を押すときに、容器31の中の圧力が低下することが明らかである。したがって、ピストン12が上方に押しやられ、再び平衡圧力に達するまで加圧流体が容器31の中に供給される。
【0035】
圧力瓶41を補充するのが望ましい場合に、ネジ43が外され又は十分に引き出されて、ピストン12が第4の位置に移動し得る。そして、バルブ10が、図7に示すようにピストン12を第4の位置に押しやる適切な補充ノズル44に係合し得る。圧力がノズル44の流路45から穴18及び出口19を通って圧力瓶41の中に供給される。容器31を補充するのが望ましい場合、キャップ32又は容器31のパーツ33を、液体が容器31の中に導入され得るよう取り外し、その後適切な液体又は耐圧シールで閉じることができる。代替的に、適切ならば、圧力源40を挿入する前に小出しにされる液体を排出口38を通して容器31の中に導入してもよい。
【0036】
小出しされる液体及び推進剤を充填し得る噴霧器又はディスペンサを設けることができる点で、本ディスペンサが利点を有することが明らかであろう。このように、本発明は、内容物を排出すると、容器全体を使い捨てなければならず資源の無駄遣いとなる既知の噴霧器に対してかなりの利点を提供する。
【0037】
また、バルブ10の使用により窒素又は二酸化炭素を信頼性をもって使用し得る点でも本ディスペンサは有利である。窒素又は二酸化炭素は、従来の推進剤とは異なり環境にダメージを与える影響がなく、生成及び流通するのに比較的安価である。また、窒素及び二酸化炭素は不活性で比較的安価であり、既知の可燃性の推進剤に関する危険性を有しない。例えば、約75乃至250psiの圧力を容器内に生成するために、圧力源は約4000psiの液体窒素を収容することができる。ピストン及びロッドの領域を、これらの圧力がバルブ10の出口及び入口にそれぞれ加えられたときに、バルブ要素がその第1の平衡位置に移動するように選択する。1ccの液体窒素は、70℃で696.5ccの気体を与える。このため、12ccの容積を具えた圧力源は、ディスペンサの約10回の排出のための推進剤を与える。
【0038】
圧力瓶及びバルブ10を具えた圧力源を、適切な機能のために、別々に用いてもよいことに留意されたい。
【0039】
本明細書及び特許請求の範囲で使用する場合、「具える」及び「具えている」という用語及びそれらのバリエーションは、特定の態様、ステップ又は整数を含んでいることを意味する。この用語は、他の態様、ステップ又は部品を排除するものと解釈すべきではない。
【0040】
開示された機能、又は方法又は必要に応じて開示された結果に達するためのプロセスを実行するための特定の形式で又は手段に関して表現された上述の記載又は以下の特許請求の範囲、又は添付図面で開示された態様は、多様な形式で本発明を実施するために、別々に、又はこのような態様を組み合わせて用いてもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入口及び出口を具えたバルブであって、
当該バルブが、平衡な第1の位置と開放された第2の位置との間で可動なバルブ要素を有しており、
前記バルブ要素が前記第1の位置にある場合に、前記入口及び出口が流体連通せず、
前記バルブ要素が前記第2の位置にある場合に、前記入口及び出口が流体連通し、
前記バルブ要素が、前記入口及び出口での圧力に応じて前記第1の位置及び前記第2の位置の間で可動であることを特徴とするバルブ。
【請求項2】
前記バルブ要素が、前記出口での圧力に対応する第1の表面積及び前記入口での圧力に対応する第2のより小さい表面積を有するピストンを具えており、
前記ピストンが、前記第1及び第2の表面積での正味の力に応じて可動であることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
【請求項3】
前記ピストンが、前記出口と流体連通する第1の穴の中で可動であり、
前記第2の表面積が、前記ピストンに取り付けられ前記入口と流体連通する第2の穴の中で可動なロッドに設けられていることを特徴とする請求項2に記載のバルブ。
【請求項4】
貫通穴が前記ロッドに設けられており、
上部シール及び下部シールが、前記ロッドと前記第2の穴との間で摺動シールを与えるよう設けられていることを特徴とする請求項3に記載のバルブ。
【請求項5】
前記第2の位置で、前記ロッドの端部が、流体が前記下部シールを通過して前記ロッドの周りを流れ前記貫通穴に流入し得るように、前記上部シール及び下部シールの間に位置することを特徴とする請求項4に記載のバルブ。
【請求項6】
前記バルブ要素が、前記入口及び出口での圧力に応じて前記入口及び出口が流体連通しない第3の位置に可動であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバルブ。
【請求項7】
前記バルブ要素が、第4の位置に可動であり、前記出口から前記入口への流体流れを可能とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバルブ。
【請求項8】
前記バルブ要素が、単に前記入口及び出口での圧力に応じて前記第1の位置及び前記第2の位置の間を移動し、
前記第1及び第2の位置間で前記バルブ要素を動かすための付勢要素又は制御要素が存在しないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバルブ。
【請求項9】
実質的に本書に記載された及び/又は添付図面に関するバルブ。
【請求項10】
容器と、前記容器から加圧液体を放出するためのノズルとを具えるディスペンサであって、
さらに、当該ディスペンサが、前記容器に加圧流体を供給するための圧力源を具えており、
前記圧力源及び容器が、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のバルブによって結合されていることを特徴とするディスペンサ。
【請求項11】
前記圧力源が、前記容器に取り外し可能に結合し得ることを特徴とする請求項10に記載のディスペンサ。
【請求項12】
前記圧力源が、前記バルブ及び圧力瓶を具えることを特徴とする請求項11に記載のディスペンサ。
【請求項13】
前記容器が、前記圧力源に係合するための結合部を有しており、
前記結合部が、圧力源が前記容器に係合するときに前記バルブ要素を前記第3の位置から前記第2の位置に押しやるためのプッシュロッドを有することを特徴とする請求項5に間接的に従属する請求項12に記載のディスペンサ。
【請求項14】
前記ノズルが、前記容器の中に延びるチューブに結合可能であり、液体が前記容器から小出しされ得ることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載のディスペンサ。
【請求項15】
前記液体が、噴霧、噴出又は発泡体のいずれかの態様で小出しされることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のディスペンサ。
【請求項16】
実質的に本書に記載され及び/又は添付図面に示されたディスペンサ。
【請求項17】
本書及び/又は添付図面に開示された新規な態様又は態様の組み合わせ。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図1d】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2010−527861(P2010−527861A)
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−509894(P2010−509894)
【出願日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際出願番号】PCT/GB2008/001830
【国際公開番号】WO2008/146001
【国際公開日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【出願人】(509323196)
【Fターム(参考)】