パネルヒーター
【課題】
パネルヒーターにおいては、表面板(前面パネル)の前面上部の表面温度が異常に上昇する欠点がある。よって、本願発明は、表面板(前面パネル)の前面上部の表面温度の異常上昇を防止すること、および、表面板(前面パネル)の前面にタオル等を掛ける等の異常な使用状態を確実迅速に検知することを課題とする。
【課題を解決するための手段】前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成する。背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成するとともに、前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造とする。第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備する。
パネルヒーターにおいては、表面板(前面パネル)の前面上部の表面温度が異常に上昇する欠点がある。よって、本願発明は、表面板(前面パネル)の前面上部の表面温度の異常上昇を防止すること、および、表面板(前面パネル)の前面にタオル等を掛ける等の異常な使用状態を確実迅速に検知することを課題とする。
【課題を解決するための手段】前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成する。背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成するとともに、前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造とする。第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本願発明は、パネルヒーター(室内電気暖房機)に関するものである。より詳しくは、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで構成した電気加熱部を、熱源とするパネルヒーター(室内電気暖房機)に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
この種のパネルヒーターとして、本発明出願人は、図6および図７を参照して、電気ヒータ１を二枚の放熱板２で挟込んで電気加熱部３を構成し、多数の小孔４を有する前面パネル(表面板)５と背面板(バックプレート)６との間に形成される加熱空間Ｈ１内に前記電気加熱部３を内装し、前面パネル５および背面板６を垂直面方向とした壁掛け式(または、床面直立型)のパネルヒーターＣを発明している。
【０００３】
【特許文献１】実開平５−９４６１６号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
図６および図７に示す、パネルヒーターＣにおいては、電気ヒータへの通電により放熱板に熱を伝えて加熱空間の温度を上昇させ、自然対流で部屋を暖房するものである。この際、加熱空間に熱がこもり、前面パネルの前面上部の表面温度が異常に上昇する欠点がある。よって、本願発明は、前面パネルの前面上部の表面温度の異常上昇を防止することを課題とする。
また、前面パネルの前面にタオル等を掛ける等の異常な使用状態を確実迅速に検知することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本願第１発明は、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装したパネルヒーターにおいて、前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成したことを特徴とする。
【０００６】
本願第２発明は、第１発明に加えて、背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成する。前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたことを特徴とする。
【０００７】
本願第３発明は、第１発明に加えて、第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備したことを特徴とする。前面パネルの前面に毛布等を掛ける等の異常な使用状態を、第２加熱空間の異常温度上昇として確実迅速に検知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本願第１発明は、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向とした壁掛け式のパネルヒーターにおいて、前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成する。
【０００９】
本願第２発明は、第１発明に加えて、背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成するとともに、前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造とする。
【００１０】
本願第３発明は、第１発明に加えて、第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備することで、前面パネルの前面に毛布等を掛ける等の異常な使用状態を、第２加熱空間の異常温度上昇として確実迅速に検知することができる。
【実施例】
【００１１】
図１ないし図３を参照して、第１実施例を説明する。
パネルヒーターＡは、電気ヒータ２を二枚の放熱板１で挟込んで電気加熱部３を構成し、前面パネル(表面板)５と背面板(バックプレート)６との間に形成される加熱空間Ｈ1内に前記電気加熱部３を内装し、前面パネル５および背面板6 を垂直面方向とした壁掛け式構造のパネルヒーターとすることは、図６、図７のパネルヒーターＣと同様であり、正面斜視図は図６と同様である。
【００１２】
パネルヒーターＡは、前面パネル５の上部内面と対向させ、わずかの間隔をおいて、遮熱板９を内装する。
前記放熱板1の上方延長部1Ａを背面板６方向へ傾斜させて、加熱空間Ｈ1の上方に、第２加熱空間Ｈ２を形成する。
【００１３】
遮熱板９の垂下面９ａの端縁は、放熱板1の上方延長線上に位置し、かつ、上方延長部1Ａの先端縁と間隔をおいている。
【００１４】
背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面７を形成する。前記傾斜頂面７に多数の小孔８を形成して、第２加熱空間Ｈ2を前記傾斜頂面７に開口する構造とする。
【００１５】
実施例においては、前記小孔８を開孔切きにより形成したルーバー８ａとする。
【００１６】
第１実施例においては、遮熱板９で、前面パネル５の上部の表面温度を下げるとともに、第２加熱空間Ｈ２の熱気をルーバー８ａより自然に排出できる。
その結果、図６、図７のパネルヒーターＣでは、前面パネル５の上部の表面温度の最高値は９５Ｋであったが、第１実施例のパネルヒーターＡにおいては、８０Ｋ以下とすることができた。
【００１７】
また、第１実施例においては、遮熱板９の上部傾斜面9ｂには、適当な位置に適当な径の穴を数十個設けて、一部の熱気を前面パネル５の上部に逃がし、遮熱板９を装備しているが、前面パネル５の上部からも適当な熱気が得られるように構成している。
【００１８】
図３を参照して、背面板の裏面に、壁面取付け具１４を装備して、壁掛け式パネルヒーターとしている。１５は吸気孔、16は制御装置である。
第２加熱空間Ｈ２に位置して、背面板の裏面に、高温検出装置(サーモスタット)10を装備する。
【００１９】
図４および図５を参照して、第２実施例を説明する。
第２実施例のパネルヒーターＢは、第１実施例のパネルヒーターＡにおける第２加熱空間Ｈ２に位置して、遮熱板9の裏面側に高温検出装置(サーモスタット)10を装備する。
なお、正面斜視図は図６と同様である。
【００２０】
第２実施例においては、高温検出装置(サーモスタット)10の異常温度上昇の検知を迅速にすべく、前面パネル５に接近させるべく、遮熱板9の一部に切欠部を形成し、該切欠部に高温検出装置(サーモスタット)10を装備した。サーモスタット支持金具１１を背面板６の上端部より吊下げ、サーモスタット支持金具１１の内側に固定されているサーモスタットホルダー１３でサーモスタット１０を保持する。なお、サーモスタット支持金具１１の中央部には、熱気を逃がすための穴１２が形成されている。
【００２１】
第２実施例においては、前面パネル５に毛布等が掛けられた場合には、第２加熱空間Ｈ2内のサーモスタット１０を設置した位置が迅速に高温となることで、サーモスタット１０の周囲温度が急激に高くなり、すばやくサーモスタット１０を作動させることができ、火災の心配がない安全装置とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【００２２】
本願発明は、パネルヒーターの安全対策を確実なものとすることにより、パネルヒーターの商品価値を高めてパネルヒーターの利用を促進することにより、産業の発展に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本願発明の第１実施例を示すパネルヒーターの縦断面図。
【図２】同じく、背面視斜視図。
【図３】背面板(バックプレート)を除去して示す背面視斜視図。
【図４】本願発明の第２実施例を示すパネルヒーターの縦断面図。
【図５】同じく、背面板(バックプレート)を除去して示す背面視斜視図。
【図６】参考例として示すパネルヒーターの正面視斜視図。
【図７】同じく、縦断面図。
【符号の説明】
【００２４】
１ 放熱板
１Ａ 上方延長部
２ 電気ヒータ
３ 電気加熱部
５ 前面パネル(表面板)
６ 背面板(バックプレート) 加熱空間
７ 傾斜頂面
８ 小孔
８ａ ルーバー
９ 遮熱板
9ｂ 上部傾斜面
１０ 高温検出装置(サーモスタット)
１１ サーモスタット支持金具
１４ 壁面取付け具
Ｈ１ 加熱空間
Ｈ２ 第２加熱空間
【技術分野】
【０００１】
本願発明は、パネルヒーター(室内電気暖房機)に関するものである。より詳しくは、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで構成した電気加熱部を、熱源とするパネルヒーター(室内電気暖房機)に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
この種のパネルヒーターとして、本発明出願人は、図6および図７を参照して、電気ヒータ１を二枚の放熱板２で挟込んで電気加熱部３を構成し、多数の小孔４を有する前面パネル(表面板)５と背面板(バックプレート)６との間に形成される加熱空間Ｈ１内に前記電気加熱部３を内装し、前面パネル５および背面板６を垂直面方向とした壁掛け式(または、床面直立型)のパネルヒーターＣを発明している。
【０００３】
【特許文献１】実開平５−９４６１６号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
図６および図７に示す、パネルヒーターＣにおいては、電気ヒータへの通電により放熱板に熱を伝えて加熱空間の温度を上昇させ、自然対流で部屋を暖房するものである。この際、加熱空間に熱がこもり、前面パネルの前面上部の表面温度が異常に上昇する欠点がある。よって、本願発明は、前面パネルの前面上部の表面温度の異常上昇を防止することを課題とする。
また、前面パネルの前面にタオル等を掛ける等の異常な使用状態を確実迅速に検知することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本願第１発明は、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装したパネルヒーターにおいて、前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成したことを特徴とする。
【０００６】
本願第２発明は、第１発明に加えて、背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成する。前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたことを特徴とする。
【０００７】
本願第３発明は、第１発明に加えて、第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備したことを特徴とする。前面パネルの前面に毛布等を掛ける等の異常な使用状態を、第２加熱空間の異常温度上昇として確実迅速に検知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本願第１発明は、電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向とした壁掛け式のパネルヒーターにおいて、前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成する。
【０００９】
本願第２発明は、第１発明に加えて、背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成するとともに、前記傾斜頂面に多数の小孔を形成して、第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造とする。
【００１０】
本願第３発明は、第１発明に加えて、第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備することで、前面パネルの前面に毛布等を掛ける等の異常な使用状態を、第２加熱空間の異常温度上昇として確実迅速に検知することができる。
【実施例】
【００１１】
図１ないし図３を参照して、第１実施例を説明する。
パネルヒーターＡは、電気ヒータ２を二枚の放熱板１で挟込んで電気加熱部３を構成し、前面パネル(表面板)５と背面板(バックプレート)６との間に形成される加熱空間Ｈ1内に前記電気加熱部３を内装し、前面パネル５および背面板6 を垂直面方向とした壁掛け式構造のパネルヒーターとすることは、図６、図７のパネルヒーターＣと同様であり、正面斜視図は図６と同様である。
【００１２】
パネルヒーターＡは、前面パネル５の上部内面と対向させ、わずかの間隔をおいて、遮熱板９を内装する。
前記放熱板1の上方延長部1Ａを背面板６方向へ傾斜させて、加熱空間Ｈ1の上方に、第２加熱空間Ｈ２を形成する。
【００１３】
遮熱板９の垂下面９ａの端縁は、放熱板1の上方延長線上に位置し、かつ、上方延長部1Ａの先端縁と間隔をおいている。
【００１４】
背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面７を形成する。前記傾斜頂面７に多数の小孔８を形成して、第２加熱空間Ｈ2を前記傾斜頂面７に開口する構造とする。
【００１５】
実施例においては、前記小孔８を開孔切きにより形成したルーバー８ａとする。
【００１６】
第１実施例においては、遮熱板９で、前面パネル５の上部の表面温度を下げるとともに、第２加熱空間Ｈ２の熱気をルーバー８ａより自然に排出できる。
その結果、図６、図７のパネルヒーターＣでは、前面パネル５の上部の表面温度の最高値は９５Ｋであったが、第１実施例のパネルヒーターＡにおいては、８０Ｋ以下とすることができた。
【００１７】
また、第１実施例においては、遮熱板９の上部傾斜面9ｂには、適当な位置に適当な径の穴を数十個設けて、一部の熱気を前面パネル５の上部に逃がし、遮熱板９を装備しているが、前面パネル５の上部からも適当な熱気が得られるように構成している。
【００１８】
図３を参照して、背面板の裏面に、壁面取付け具１４を装備して、壁掛け式パネルヒーターとしている。１５は吸気孔、16は制御装置である。
第２加熱空間Ｈ２に位置して、背面板の裏面に、高温検出装置(サーモスタット)10を装備する。
【００１９】
図４および図５を参照して、第２実施例を説明する。
第２実施例のパネルヒーターＢは、第１実施例のパネルヒーターＡにおける第２加熱空間Ｈ２に位置して、遮熱板9の裏面側に高温検出装置(サーモスタット)10を装備する。
なお、正面斜視図は図６と同様である。
【００２０】
第２実施例においては、高温検出装置(サーモスタット)10の異常温度上昇の検知を迅速にすべく、前面パネル５に接近させるべく、遮熱板9の一部に切欠部を形成し、該切欠部に高温検出装置(サーモスタット)10を装備した。サーモスタット支持金具１１を背面板６の上端部より吊下げ、サーモスタット支持金具１１の内側に固定されているサーモスタットホルダー１３でサーモスタット１０を保持する。なお、サーモスタット支持金具１１の中央部には、熱気を逃がすための穴１２が形成されている。
【００２１】
第２実施例においては、前面パネル５に毛布等が掛けられた場合には、第２加熱空間Ｈ2内のサーモスタット１０を設置した位置が迅速に高温となることで、サーモスタット１０の周囲温度が急激に高くなり、すばやくサーモスタット１０を作動させることができ、火災の心配がない安全装置とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【００２２】
本願発明は、パネルヒーターの安全対策を確実なものとすることにより、パネルヒーターの商品価値を高めてパネルヒーターの利用を促進することにより、産業の発展に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本願発明の第１実施例を示すパネルヒーターの縦断面図。
【図２】同じく、背面視斜視図。
【図３】背面板(バックプレート)を除去して示す背面視斜視図。
【図４】本願発明の第２実施例を示すパネルヒーターの縦断面図。
【図５】同じく、背面板(バックプレート)を除去して示す背面視斜視図。
【図６】参考例として示すパネルヒーターの正面視斜視図。
【図７】同じく、縦断面図。
【符号の説明】
【００２４】
１ 放熱板
１Ａ 上方延長部
２ 電気ヒータ
３ 電気加熱部
５ 前面パネル(表面板)
６ 背面板(バックプレート) 加熱空間
７ 傾斜頂面
８ 小孔
８ａ ルーバー
９ 遮熱板
9ｂ 上部傾斜面
１０ 高温検出装置(サーモスタット)
１１ サーモスタット支持金具
１４ 壁面取付け具
Ｈ１ 加熱空間
Ｈ２ 第２加熱空間
【特許請求の範囲】
【請求項１】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成したこと
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項２】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項1に記載するパネルヒーター
【請求項３】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装し、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成するとともに、
背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成し、該傾斜頂面に多数の小孔を形成して、
第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたこと
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項４】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項３に記載するパネルヒーター
【請求項５】
傾斜頂面に多数のルーバーを形成して、
第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたこと
を特徴とする請求項３に記載するパネルヒーター。
【請求項６】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装し、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成するとともに、
第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備して、
第２加熱空間の異常温度上昇を確実迅速に検知すること
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項７】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター
【請求項８】
高温検出装置を、第２加熱空間に位置して、遮熱板の裏面に取付けたサーモスタットとすることを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター。
【請求項９】
高温検出装置を、第２加熱空間に位置して、背面板の内面に取付けたサーモスタットとすることを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター。
【請求項１】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装するとともに、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成したこと
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項２】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項1に記載するパネルヒーター
【請求項３】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装し、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成するとともに、
背面板の上方部を前面パネル方向に傾斜させて傾斜頂面を形成し、該傾斜頂面に多数の小孔を形成して、
第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたこと
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項４】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項３に記載するパネルヒーター
【請求項５】
傾斜頂面に多数のルーバーを形成して、
第２加熱空間を前記傾斜頂面に開口する構造としたこと
を特徴とする請求項３に記載するパネルヒーター。
【請求項６】
電気ヒータを二枚の放熱板で挟込んで電気加熱部を構成し、前面パネルと背面板との間に形成される加熱空間内に前記電気加熱部を内装し、前面パネルおよび背面板を垂直面方向としたパネルヒーターにおいて、
前面パネルの上部内面と対向する遮熱板を内装し、
前記放熱板の上方延長部を背面板方向へ傾斜させて、
加熱空間の上方に、第２加熱空間を形成するとともに、
第２加熱空間に位置させて、高温検出装置を装備して、
第２加熱空間の異常温度上昇を確実迅速に検知すること
を特徴とするパネルヒーター。
【請求項７】
背面板の裏面に壁面取付具を装備して、壁掛け式のパネルヒーターとしたことを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター
【請求項８】
高温検出装置を、第２加熱空間に位置して、遮熱板の裏面に取付けたサーモスタットとすることを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター。
【請求項９】
高温検出装置を、第２加熱空間に位置して、背面板の内面に取付けたサーモスタットとすることを特徴とする請求項６に記載するパネルヒーター。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公開番号】特開２００８−１７５４４７（Ｐ２００８−１７５４４７Ａ）
【公開日】平成２０年７月３１日（２００８．７．３１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−８６７６（Ｐ２００７−８６７６）
【出願日】平成１９年１月１８日（２００７．１．１８）
【出願人】（５９２０４４４９９）株式会社千石 (19)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年７月３１日（２００８．７．３１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１月１８日（２００７．１．１８）
【出願人】（５９２０４４４９９）株式会社千石 (19)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]