説明

ビタミン入り透明容器入り飲料

【課題】 本発明は、透明容器に充填された飲料に光に不安定なビタミン類を配合させた際、安価な方法で、そのビタミン類の安定性を向上させることが可能な透明容器入り飲料を提供することを主目的とするものである。
【解決手段】 本発明は、液体飲料が透明容器に充填された透明容器入り飲料であって、少なくとも褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを含有することを特徴とする透明容器入り飲料を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐光性の劣るビタミン類の配合が可能な透明容器入り飲料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、リサイクル性のある透明飲料用容器に光に不安定なビタミン類を含有する清涼飲料水を充填して流通させるためには、容器の遮光性を高める方法やビタミン類自体に耐光性を付与する方法が提案されてきた。容器の遮光性を高める方法としては、例えば、透明なペットボトルの全体を熱収縮性ラベルで覆う方法(特許文献1)、透明飲料用容器に外装するシュリンクラベルにインクを多層塗布する方法(特許文献2および特許文献3)、白色又は乳白色のシュリンクフィルムの裏面に黒色の印刷をする方法(特許文献4)等が挙げられる。また、ビタミン類自体に耐光性を付与する方法としては、例えば、脂溶性ビタミン類を環状グルカンに包摂する方法(特許文献5)、ビタミンと界面活性剤を混ぜ糖類多孔質粒状物とする方法(特許文献6)、ビタミン類をマイクロカプセル化する方法(特許文献7)、ベルベリン類を配合することにより耐光性を付与する方法(特許文献8)、枯草菌からビタミンKを抽出する際に有機溶媒を使わない脱水処理をすることにより、ビタミンKに耐光性を付与する方法(特許文献9)等が挙げられる。
【0003】
しかしながら、容器の遮光性を高めるために容器にシュリンクフィルムを装着するだけでは容器中の液体を光の影響から完全に保護することが出来ず、通常の流通条件でのビタミン類の安定性を担保できないといった問題があった。また、ビタミン類に耐光性を付与する方法においても、種々の処理工程を加えることにより、ビタミン製剤の価格が上がることが予想され、清涼飲料水での実現が困難であるといった問題があった。
【0004】
【特許文献1】特開2004−256143号公報
【特許文献2】特開2001−125488号公報
【特許文献3】特開2001−192084号公報
【特許文献4】特開2003−26252号公報
【特許文献5】特開昭60−116643号公報
【特許文献6】特許第3266656号公報
【特許文献7】特許第1854513号公報
【特許文献8】特開2001−48780号公報
【特許文献9】特開平11−32787号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、透明容器に充填された飲料に光に不安定なビタミン類を配合させた際、安価な方法で、そのビタミン類の安定性を向上させることが可能な透明容器入り飲料の提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、液体飲料が透明容器に充填された透明容器入り飲料であって、少なくとも褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを含有することを特徴とする透明容器入り飲料を提供する。
【0007】
本発明によれば、褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを共存させることにより、上記褐色液体中の褐色色素が光を吸収し、上記耐光性の劣るビタミン類を光から保護することができる。したがって、安価な方法で、透明容器に充填させた液体飲料の光に対する安定性を向上させることができるため、透明容器に充填させた液体飲料に耐光性の劣るビタミン類を配合することが可能となる。
【0008】
また、本発明においては、上記透明容器は、上記透明容器の胴部全体が遮光性を有したラベルで覆われていることが好ましい。これにより、上記透明容器に遮光性を付与することができ、上記液体飲料中の上記耐光性の劣るビタミン類を光からさらに保護することができるからである。
【0009】
さらに本発明においては、上記褐色液体が、カラメル色素、ココア色素、テアフラビンからなる群から選択される1種または2種以上の褐色色素を含有することが好ましい。これらの色素を含有することにより、耐光性の劣るビタミン類を光からより保護することが可能となるからである。
【0010】
さらにまた本発明においては、上記耐光性の劣るビタミン類が、ビタミンB、ビタミンB、葉酸、ビタミンKおよびビタミンQからなる群から選択される1種または2種以上のビタミン類であることが好ましい。このようなビタミン類は、耐光性の劣るものであるので、これまで、透明容器入り飲料には配合しにくいものであったからである。
【0011】
本発明においては、上記褐色液体は、L表色系でL値が76.5以下、a値が−2.9以上、b値が1.3以上を示すことが好ましい。これにより、上記褐色液体中の褐色色素が光を十分吸収することができ、上記耐光性の劣るビタミン類を光からより保護することができるからである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを共存させることにより、上記褐色液体中の褐色色素が光を吸収し、上記耐光性の劣るビタミン類を光から保護することができ、透明容器に充填させた液体飲料の光に対する安定性を向上させることができるため、耐光性の劣るビタミン類を配合することが可能な透明容器入り飲料とすることができるといった効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、耐光性の劣るビタミン類の配合が可能な透明容器入り飲料について説明する。
【0014】
本発明の透明容器入り飲料は、液体飲料が透明容器に充填された透明容器入り飲料であって、少なくとも褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを含有することを特徴とするものである。
【0015】
一般的に、透明容器入り飲料に耐光性の劣るビタミン類を配合した場合、このようなビタミン類を光から保護するために、透明容器の遮光性を高める方法やビタミン類自体に耐光性を付与する方法が用いられてきた。しかしながら、透明容器の遮光性を高めるために、透明容器にシュリンクフィルムを装着する等の方法だけでは透明容器中の液体を光の影響から完全に保護することができず、通常の流通条件でのビタミン類の安定性を担保できないといった問題があった。また、ビタミン類に耐光性を付与する方法においても、種々の処理工程を加えることにより、ビタミン製剤の価格が上がることが予想され、清涼飲料水での実現が困難であるといった問題があった。
【0016】
本発明によれば、褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを共存させることにより、上記褐色液体中の褐色色素が光を吸収し、上記耐光性の劣るビタミン類を光から保護することができる。したがって、透明容器に充填させた液体飲料の光に対する安定性を向上させることができるため、透明容器に充填させた液体飲料に耐光性の劣るビタミン類を配合することが可能となる。
以下、本発明の透明容器入り飲料を各構成ごとに分けて説明する。
【0017】
1.透明容器
まず、本発明における透明容器について説明する。本発明における透明容器は、飲料用の容器として用いられるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ガラス瓶やペットボトル等を用いることができる。
【0018】
本発明において、上記透明容器は、上記透明容器の胴部全体が遮光性を有したラベルで覆われていることが好ましい。これにより、上記透明容器全体に遮光性を付与することができ、上記液体飲料中の上記耐光性の劣るビタミン類を光からさらに保護することができるからである。したがって、透明容器に充填させた液体飲料の光に対する安定性をより向上させることができるため、透明容器に充填させた液体飲料に耐光性の劣るビタミン類を配合することが可能となる。なお、本発明における透明容器の胴部全体とは、上記透明容器における口部以外の胴部全面のことを示し、上記透明容器の底部も含むものとする。
【0019】
ここで、本発明における遮光性を有したラベルは、紫外領域〜可視領域までの全波長にわたる光の透過率が10%以下であるラベルであるものとする。
【0020】
本発明における遮光性を有したラベルは、上述したような遮光性を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ラベルの基材に灰色、銀色、白色などのインクを数回重ね塗りする方法やラベルの基材に印刷を施す方法等により遮光性を付与したラベルを用いることができる。これにより、ラベルの遮光性を十分確保することが可能となるからである。
【0021】
本発明における遮光性を有したラベルとしては、一般的な飲料用の容器を覆うことが可能なラベルであれば特に限定されるものではないが、本発明においては、シュリンクラベルであることが好ましい。シュリンクラベルは、熱により収縮する性質を有するため、接着剤等を用いることなく如何なる形状を有する容器にも密着させて覆うことが可能であるからである。
【0022】
また、上述したようなシュリンクラベルの材質は、一般的にシュリンクラベルの材質として用いられているものであれば特に限定されるものではなく、例えばPET樹脂等を用いることができる。
【0023】
なお、本発明に用いられる透明容器の色や形状は、一般的に飲料用の透明容器として用いるのに適した色や形状であればよく、特に限定されるものではない。
【0024】
2.褐色液体
次に、本発明における褐色液体について説明する。本発明における褐色液体は、液体の色が褐色である液体飲料であれば特に限定されるものではない。
【0025】
本発明における褐色液体は、カラメル色素、ココア色素、テアフラビンからなる群から選択される1種または2種以上の褐色色素を含有することが好ましい。これにより、耐光性の劣るビタミン類をより光から保護することが可能となるからである。ここで、ココア色素とは、ココア飲料から弱アルカリ性水溶液を用いて加温抽出したものを、さらに中和することにより得られた褐色色素のことをいう。
【0026】
なお、本発明に用いられる褐色液体は、上述したような褐色色素を添加したものであってもよく、元から上述したような褐色色素を有しているものであってもよい。
【0027】
また、本発明における褐色液体は、L表色系でL値が76.5以下、a値が−2.9以上、b値が1.3以上を示すことが好ましく、特にL値が52.1以下、a値が6.3以上、b値が5.8以上、中でもL値が33.9以下、a値が13.5以上、b値が10.3以上を示すことが好ましい。これにより、上記褐色液体中の褐色色素が光を十分吸収することができ、上記耐光性の劣るビタミン類を光から保護することができるからである。
【0028】
このようなL表色系で表す値は、測色色差計ZE―2000(日本電子工業株式会社製)を用いた反射測定で得ることができる。その測定方法を以下に示す。まず、測色色差計の試料台に黒色のキャップをかぶせ、試料台を完全に遮光した状態でゼロ合わせを行う。次いで、試料台に標準白版をおいて標準合わせを行う。その後、専用の丸形セルに試料を7ml正確に秤り入れ、そのセルを黒色キャップで遮光して反射測定を行う。
【0029】
さらに、本発明における褐色液体は、褐色透明液体であっても褐色不透明液体であってもよいが、本発明においては褐色不透明液体であることが好ましい。これにより、液体中に配合された耐光性の劣るビタミン類を光からより保護することが可能となるからである。ここで、褐色不透明液体の不透明液体とは、光路長10mmのガラスセルを用いて光の透過率を測定した場合、波長660nmの光の透過率が94.0%以下の液体をいう。
【0030】
このような褐色不透明液体としては、具体的に、ココア飲料、ミルク入りコーヒー飲料あるいはミルク入り紅茶等が挙げられる。
【0031】
3.耐光性の劣るビタミン類
次に、本発明における耐光性の劣るビタミン類について説明する。本発明における耐光性の劣るビタミン類は、光に不安定なもので、人間が摂取するのに適したビタミン類であれば特に限定されるものではない。
【0032】
本発明に用いられる耐光性の劣るビタミン類は、ビタミンB、ビタミンB、葉酸、ビタミンKおよびビタミンQからなる群から選択される1種または2種以上のビタミン類であることが好ましい。このようなビタミン類は、耐光性の劣るものであるので、これまで、透明容器入り飲料には配合されていないものであるからである。
【0033】
また、上述した耐光性の劣るビタミン類の中でも、特にビタミンKであることが好ましい。ビタミンKは、骨の健康維持を助ける栄養素であり、飲料に含ませることにより、手軽に摂取することが可能となるからである。
【0034】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するもの、またはそれらの均等物は、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【実施例】
【0035】
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。
【0036】
[実施例1:ココア飲料の作製]
砂糖60g、牛乳40g、全脂粉乳20g、生クリーム1g、ココアパウダー6g、安定剤4.5g、食塩0.6g、香料2gおよびビタミンK製剤0.13g(ビタミンK含量:0.2%)を混ぜ合わせ、重曹でpHが中性付近になるように調整した。次いで、ホモゲナイザーにより均質化し、水を用いて1kgになるように調整した後、Fo=40相当の加熱殺菌を行い、ココア飲料を作製した。
【0037】
[比較例1:乳清飲料の作製]
果糖ブドウ糖液糖100g、乳酸菌濃縮液10g、フレーバー2g、安定剤1g、酸味料1.8gおよびビタミンK製剤0.13g(ビタミンK含量:0.2%)を混ぜ合わせ、pHを3.8に調整した。次いで、ホモゲナイザーにより均質化し、水を用いて1kgになるように調整した後、95℃×30秒のホットパック殺菌を行い、乳清飲料を作製した。
【0038】
(完全遮光時におけるココア飲料および乳清飲料中のビタミンKの経時変化)
実施例1および比較例1で作製した飲料を飲料用の透明容器にそれぞれ入れ、25℃の恒温機内に放置し、経時的に残存するビタミンK量を測定した。その結果を図1に示す。この際、光による影響がないように、上記透明容器にアルミホイルを巻いて、光を完全に遮断した。この結果から、ビタミンKは、pHや内容液組成に影響を受けないことが明らかとなった。また、実施例1および比較例1において、殺菌前後でのビタミンKの量の変動はなかった。なお、ビタミンK量の測定は、それぞれの飲料から有機溶媒により抽出したビタミンKを含む脂溶性成分から、HPLCによりビタミンKを分画し、そのビタミンK量を蛍光強度計を用いて測定することにより行った。以下、ビタミンK量の測定については、同様の方法を用いることとする。
【0039】
(6000ルクス照射条件下におけるココア飲料および乳清飲料中のビタミンKの経時変化)
実施例1および比較例1で作製した飲料がそれぞれ入った透明容器を、遮光処理をしない状態でフェードメーターに入れ、フェードメーター内温度10℃、6000ルクスでの照射の下、経時的に残存するビタミンK量を測定した。その結果を、図2に示す。なお、6000ルクスとは、市販のリーチイン冷蔵ショーケースの最も明るい場所での照度である。液色が白色の乳清飲料では、保存1週間以内でビタミンK量の残存率が0%になり、液色が褐色のココア飲料では、2週間後でも20%以上のビタミンK量の残存が確認された。したがって、液色を光を吸収しやすい褐色不透明にするとビタミンKの残存率が向上することがわかった。なお、6000ルクスでの照射の下、2週間という保存期間は、通常の流通条件としては、かなり過酷な条件と考えられる。
【0040】
(シュリンクラベルの効果)
実施例1および比較例1で作製した飲料の入った透明容器それぞれに対して、シュリンクラベルを装着したものとそうでないものとを用意し、それらをフェードメーター内に入れ、フェードメーター内温度10℃、6000ルクスでの照射の下、経時的に残存するビタミンK量を測定した。その結果を、実施例1(ココア飲料)については図3に、比較例1(乳清飲料)については図4に示す。図3に示すように、ココア飲料の入った透明容器に遮光性を有するシュリンクラベルを装着することにより、ビタミンKの減少速度が2.4倍遅くなることが判明した。一方、図4に示すように、乳清飲料の入った透明容器にシュリンクラベルを装着したものについては、ビタミンKを光から保護する効果は現れなかった。
【0041】
[実施例2:褐色不透明液体飲料の作製]
果糖ブドウ糖液糖100g、無色透明ストレート果汁50g、酸味料2.0g、フレーバー1.2gおよびビタミンK製剤0.13g(ビタミンK含量:0.2%)を混ぜ合わせて作製した無色透明な酸性飲料に、乳酸菌濃縮液とカラメル色素を適時添加した。この時、乳酸菌濃縮液の添加量は、10gとした。また、カラメル色素については、4g、6.5g、11gと添加量を変えたものを作製し、それぞれ実施例2−1、2−2、2−3とした。次いで、水を用いてそれぞれ1kgになるように調整した後、95℃×30秒のホットパック殺菌を行い、褐色不透明液体飲料を作製した。
【0042】
[比較例2:透明飲料の作製]
乳酸菌濃縮液とカラメル色素を加えなかったこと以外は、実施例2と同様に飲料を作製し、透明飲料を得た。
【0043】
(褐色色素の添加による効果)
実施例2および比較例2で作製した飲料の入った透明容器それぞれに対して、シュリンクラベルを装着し、それらをフェードメーター内に入れ、フェードメーター内温度10℃、6000ルクスでの照射の下、2週間保管した際のビタミンK量を測定した。また、実施例2のL、a、bの値についても測定した。その結果を、下記表1に示す。なお、比較例2は無色透明液体のため、反射測定によるL、a、b値を測定しなかった。
【0044】
【表1】

透明飲料を褐色不透明液体飲料にすることによりビタミンKの残存率が向上した。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施例および比較例の遮光した状態でのビタミンK残存率の経時変化を示すグラフである。
【図2】本発明の実施例および比較例の遮光しない状態でのビタミンK残存率の経時変化を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例のシュリンクラベル装着の有無によるビタミンK残存率の経時変化を示すグラフである。
【図4】本発明の比較例のシュリンクラベル装着の有無によるビタミンK残存率の経時変化を示すグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体飲料が透明容器に充填された透明容器入り飲料であって、少なくとも褐色液体と耐光性の劣るビタミン類とを含有することを特徴とする透明容器入り飲料。
【請求項2】
前記透明容器は、前記透明容器の胴部全体が遮光性を有するラベルで覆われていることを特徴とする請求項1に記載の透明容器入り飲料。
【請求項3】
前記褐色液体が、カラメル色素、ココア色素、テアフラビンからなる群から選択される1種または2種以上の褐色色素を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透明容器入り飲料。
【請求項4】
前記耐光性の劣るビタミン類が、ビタミンB、ビタミンB、葉酸、ビタミンKおよびビタミンQからなる群から選択される1種または2種以上のビタミン類であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の透明容器入り飲料。
【請求項5】
前記褐色液体は、L表色系でL値が76.5以下、a値が−2.9以上、b値が1.3以上を示すことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の透明容器入り飲料。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2006−262735(P2006−262735A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−82703(P2005−82703)
【出願日】平成17年3月22日(2005.3.22)
【出願人】(000004569)日本たばこ産業株式会社 (406)
【Fターム(参考)】