説明

ブタDC−SIGN、ICAM−3およびLSECtinならびにそれらの使用

本発明は、pDC−SIGN遺伝子およびpLSECtinの両方の全長cDNAおよび遺伝子の新規のヌクレオチド配列を含む新たなブタDC−SIGNおよびLSECtinタンパク質をコードする独特なおよび全体的なゲノム配列のクローニング、同定および特徴付けに関する。また、ブタ単球由来樹状細胞から新たに発見したブタICAM−3アイソフォームをコードする核酸分子およびそれらの使用を提供する。具体的には、本発明は、ブタDC−SIGN、ブタICAM−3、ブタLSECtinをコードするヌクレオチド配列、ヌクレオチド配列の相補体もしくはヌクレオチド配列の機能的な定義された部分のうち1つ以上を含む単離された核酸分子またはブタもしくはヒト起源であり得るタンパク質に連結したタンパク質融合産物に関する。新たなブタ遺伝子を単離およびクローニングするため、ならびにウイルス、特に、エンベロープウイルスを繁殖させるための改良された方法において、新たなヌクレオチド配列を使用するための方法についても、本明細書においてさらに説明する。本発明は、ブタタンパク質、新たな抗体などを安定に発現することができる新たなトランスフェクト細胞または細胞系統をさらに含む。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
pDC−SIGN、pICAM−3およびpLSECtinからなる群から選択される1つ以上のタンパク質をコードするヌクレオチド配列、前記ヌクレオチド配列の少なくとも1つの相補体、ならびに前記ヌクレオチド配列の少なくとも1つの機能的な定義された部分を含む単離された核酸分子。
【請求項2】
前記ヌクレオチド配列は融合タンパク質をコードする、請求項1に記載の核酸分子。
【請求項3】
前記融合タンパク質は少なくとも2つのタンパク質を含み、pLSECtinが、pDC−SIGNか、または2つのタンパク質のうちの少なくとも1つの機能的な定義された部分に連結されている、請求項2に記載の核酸分子。
【請求項4】
前記融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項2に記載の核酸分子。
【請求項5】
前記融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項3に記載の核酸分子。
【請求項6】
前記融合タンパク質は、pDC−SIGNまたはpLSECtinの炭水化物認識ドメインと、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinの細胞質尾部、膜貫通ドメインもしくは反復ネック領域またはそれらの組み合わせとを含有する、請求項4に記載の核酸分子。
【請求項7】
pDC−SIGNをコードする前記ヌクレオチド配列は、配列番号1またはその相補鎖を含む、請求項1に記載の核酸分子。
【請求項8】
pICAM−3をコードする前記ヌクレオチド配列は、配列番号4、配列番号39またはその相補鎖を含む、請求項1に記載の核酸分子。
【請求項9】
pLSECtinをコードする前記ヌクレオチド配列は、配列番号36またはその相補鎖を含む、請求項1に記載の核酸分子。
【請求項10】
請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれか一項に記載の核酸分子を含有する生物学的に機能的なプラスミドまたはウイルスベクター。
【請求項11】
前記ベクターはpTriEx−1.1Neoである、請求項10に記載の生物学的に機能的なプラスミドまたはウイルスベクター。
【請求項12】
pDC−SIGN、pICAM−3およびpLSECtinからなる群から選択される少なくとも1つ以上のタンパク質、ヌクレオチド配列の少なくとも1つの相補体ならびにそれらの機能的な定義された部分を発現する単離されたトランスフェクト細胞または細胞系統。
【請求項13】
前記細胞または細胞系統は融合タンパク質を発現する、請求項12に記載の細胞または細胞系統。
【請求項14】
前記融合タンパク質は少なくとも2つのタンパク質を含み、pLSECtinが、pDC−SIGNか、または2つのタンパク質のうちの少なくとも1つの機能的な定義された部分に連結されている、請求項13に記載の細胞または細胞系統。
【請求項15】
前記融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項13に記載の細胞または細胞系統。
【請求項16】
前記融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項14に記載の細胞または細胞系統。
【請求項17】
前記融合タンパク質は、pDC−SIGNまたはpLSECtinの炭水化物認識ドメインと、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinの細胞質尾部、膜貫通ドメインもしくは反復ネック領域またはそれらの組み合わせとを含有する、請求項15に記載の細胞または細胞系統。
【請求項18】
前記細胞または細胞系統は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択される、請求項12、13、14または15のいずれか一項に記載の細胞または細胞系統。
【請求項19】
前記細胞または細胞系統は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択される、請求項12、13、14または15のいずれか一項に記載の細胞または細胞系統。
【請求項20】
タンパク質産物の産生のための方法であって、適切な栄養条件下で、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれか一項に記載の核酸分子でトランスフェクトされた原核または真核細胞を、前記タンパク質産物の発現を可能にする様式で増殖させる工程と、前記核酸分子の発現の所望されるタンパク質産物を単離する工程とを含む方法。
【請求項21】
配列番号2、配列番号5または配列番号37を含む単離されたタンパク質。
【請求項22】
配列番号2、配列番号5または配列番号37のアミノ酸配列に特異的に結合する単離されたモノクローナルまたはポリクローナル抗体。
【請求項23】
前記抗体はポリクローナルであり、そして前記ポリクローナル抗体は、配列番号13、配列番号14または配列番号13および配列番号14の組み合わせを含むペプチド領域に特異的に結合する、請求項22に記載の抗体。
【請求項24】
請求項22または23に記載の抗体を産生するハイブリドーマ細胞系統。
【請求項25】
配列番号2、配列番号5または配列番号37のアミノ酸配列に特異的に結合する天然のまたは人工的に合成されたオリゴ糖リガンド。
【請求項26】
(a)pDC−SIGN、pICAM−3およびpLSECtinからなる群から選択される1つ以上のタンパク質をコードするヌクレオチド配列、前記ヌクレオチド配列の少なくとも1つの相補体、ならびに前記ヌクレオチド配列の少なくとも1つの機能的な定義された部分を含有するトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する工程と;
(b)前記トランスフェクト細胞または細胞系統を増殖培地において増殖させて、培養物を形成する工程と;
(c)前記培養物にウイルスを播種する工程と;
(d)前記播種された培養物を、培養物中でウイルスを繁殖させるのに有効な条件下でインキュベートする工程と
を含む、ウイルスを繁殖させるための方法。
【請求項27】
細胞変性効果が観察されるか、または高い力価が達成されるまで、前記播種された培養物をインキュベートする工程をさらに含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記細胞を溶解して、細胞内のビリオンを放出させ、そしてウイルス抗原を採取する工程をさらに含む、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
工程(a)は、融合タンパク質をコードするヌクレオチド配列を含有するトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項30】
工程(a)における融合タンパク質は少なくとも2つのタンパク質を含み、pLSECtinが、pDC−SIGNか、または2つのタンパク質のうちの少なくとも1つの機能的な定義された部分に連結されている、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
工程(a)における融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
工程(a)における融合タンパク質は、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質、またはその機能的な定義された部分をさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
工程(a)における融合タンパク質は、pDC−SIGNまたはpLSECtinの炭水化物認識ドメインと、hDC−SIGN、hL−SIGN、hLSECtinの細胞質尾部、膜貫通ドメインもしくは反復ネック領域またはそれらの組み合わせとを含有する、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
工程(a)は、配列番号1またはその相補鎖を含むヌクレオチド配列を含有するトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項35】
工程(a)は、配列番号4、配列番号39またはその相補鎖を含むヌクレオチド配列を含有するトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項36】
工程(a)は、配列番号36またはその相補鎖を含むヌクレオチド配列を含有するトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項37】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項38】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項39】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項29に記載の方法。
【請求項40】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項29に記載の方法。
【請求項41】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項30に記載の方法。
【請求項42】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項30に記載の方法。
【請求項43】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項31に記載の方法。
【請求項44】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項31に記載の方法。
【請求項45】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項32に記載の方法。
【請求項46】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項32に記載の方法。
【請求項47】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項33に記載の方法。
【請求項48】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項33に記載の方法。
【請求項49】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項34に記載の方法。
【請求項50】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項34に記載の方法。
【請求項51】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項35に記載の方法。
【請求項52】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項35に記載の方法。
【請求項53】
工程(a)は、樹状細胞、マクロファージ細胞、単球系細胞、リンパ系細胞および絨毛細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項36に記載の方法。
【請求項54】
工程(a)は、BHK−21、MARC−145、PK−15、COS−7、VERO、CV−1、LLC−MK2、MDCK、MDBK、Raji B、CHO−K1、3D4/31、SJPL、IPEC−J2、THP−1、RAW264.7、MA−104、293TおよびST細胞からなる群から選択されるトランスフェクト細胞または細胞系統を提供する、請求項36に記載の方法。
【請求項55】
前記ウイルスはエンベロープまたは非エンベロープウイルスである、請求項26、27または28に記載の方法。
【請求項56】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記ウイルスはエンベロープまたは非エンベロープウイルスである、請求項29に記載の方法。
【請求項58】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項37に記載の方法。
【請求項60】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項38に記載の方法。
【請求項61】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項39に記載の方法。
【請求項62】
前記ウイルスは、ブタ繁殖呼吸障害症候群ウイルス、ブタ呼吸器型コロナウイルス、ブタ流行性下痢ウイルス、ブタ内在性レトロウイルス、ブタ血球凝集性脳脊髄炎ウイルス、感染性胃腸炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、デングウイルス、ウエストナイルウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、ネココロナウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、ブタサイトメガロウイルス、C型肝炎ウイルス、サル免疫不全ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス、シンドビスウイルス、単純ヘルペスウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルス、ブタインフルエンザウイルス、ニパウイルス、ヘンドラウイルス、アフリカブタコレラウイルス、ブタコレラウイルス、ウシウイルス性下痢ウイルス、仮性狂犬病ウイルス、ブタポックスウイルス、水疱性口内炎ウイルス、狂犬病ウイルス、東部ウマ脳炎ウイルスおよびウマ動脈炎ウイルスからなる群から選択されるエンベロープウイルスである、請求項40に記載の方法。
【請求項63】
前記ウイルスは非エンベロープウイルスである、請求項55に記載の方法。
【請求項64】
前記非エンベロープウイルスは、E型肝炎ウイルスまたはブタサーコウイルス2型である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記ウイルスは非エンベロープウイルスである、請求項57に記載の方法。
【請求項66】
前記非エンベロープウイルスは、E型肝炎ウイルスまたはブタサーコウイルス2型である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
非霊長類大型動物種から未知のDC−SIGN cDNA相同体をクローニングする方法であって、以下の工程:
(a)動物の静脈血から、適切な宿主細胞において、前記樹状細胞の増殖を可能にする適切な栄養条件下で、単球由来樹状細胞を単離し、そしてインビトロで培養する工程と;
(b)RNAを抽出する工程と;
(c)cDNAの第1鎖を合成し、そしてRT−PCRによって、hDC−SIGNに相同な配列を有する短いフラグメントを増幅するために、ヒトおよびマウスDC−SIGNをコードする核酸分子の複数の配列アラインメントに基づいて、ヒトおよびマウスDC−SIGNヌクレオチド配列の保存配列に相補的であるように設計された縮重プライマーを使用して、逆転写酵素(RT)およびPCRを実施する工程と;
(d)それぞれ、5’−RACEまたは3’−RACEについて設計した、配列番号9を含む遺伝子特異的プライマーPDR−1および配列番号10を含む遺伝子特異的プライマーPDF−1を使用して、縮重PCR産物由来の配列情報に基づき、短いフラグメントに対して逆転写酵素およびRACE−PCRを実施する工程と;
(e)cDNA末端迅速増幅(RACE)−PCR反応産物によって、動物における未知のDC−SIGN相同体の完全なcDNAの2つの重複フラグメントをクローニングする工程と;
(f)動物のDC−SIGN相同体を単離、精製または配列決定する工程と
を含む、方法。
【請求項68】
前記宿主細胞は、CD14陽性末梢血単球細胞、脾臓由来リンパ球または骨髄由来リンパ球の培養物である、請求項67に記載の方法。

【図2a】
image rotate

【図2b】
image rotate

【図3(a)】
image rotate

【図3(b)】
image rotate

【図3(c)】
image rotate

【図3(d)】
image rotate

【図4a】
image rotate

【図4b】
image rotate

【図5a】
image rotate

【図5b】
image rotate

【図5c】
image rotate

【図5d】
image rotate

【図6a】
image rotate

【図6b】
image rotate

【図6c】
image rotate

【図6d】
image rotate

【図7(a)】
image rotate

【図7(b)】
image rotate

【図7(c)】
image rotate

【図7(d)】
image rotate

【図8a】
image rotate

【図8b】
image rotate

【図8c】
image rotate

【図8d】
image rotate

【図8e】
image rotate

【図9a】
image rotate

【図9b】
image rotate

【図9c】
image rotate

【図9d】
image rotate

【図10a】
image rotate

【図10b】
image rotate

【図11a】
image rotate

【図11b】
image rotate

【図12a】
image rotate

【図12b】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14a】
image rotate

【図14b】
image rotate

【図14c】
image rotate

【図15a】
image rotate

【図15b】
image rotate

【図15c】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate


【公表番号】特表2011−501958(P2011−501958A)
【公表日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−532042(P2010−532042)
【出願日】平成20年10月29日(2008.10.29)
【国際出願番号】PCT/US2008/012251
【国際公開番号】WO2009/058285
【国際公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【出願人】(501326584)バージニア テック インテレクチュアル プロパティーズ インコーポレーテッド (6)
【Fターム(参考)】