説明

ブリュー容器並びにこのようなブリュー容器を有するフォームユニット及び飲料メーカー

コーヒー等の飲料をブリューするための装置のためのブリュー容器である。該容器は、ブリューチャンバ(13;63;113)を持ち、該ブリューチャンバは、飲料をブリューするために前記チャンバ(13;63;113)に水を通過させるための少なくとも1つの入口流路と出口流路と、前記粒子(18;118,118’)(18)を支持するための底部(14;64;114)と、前記底部(14;64;114)を通じて飲料液体を排出するための前記底部(14;64;114)の放出口(19;69;119)とを持つ。少なくとも前記底部(14;64;114)は、第1の及び第2の動作位置間で反転可能である。ブリューチャンバ(13;63;113)は、前記底部(14;64;114)が前記第1の位置にあるときには第1の容量及び第1の形状を有し、前記底部が前記第2の位置にあるときには第2の容量及び第2の形状を有し、前記第2の容量及び形状のうち少なくとも1つは、それぞれ前記第1の容量及び形状とは異なる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の冒頭部分に記載のブリュー容器(brewing receptacle)、並びに、部品セット、フォームユニット(foam unit)及び飲料メーカー(beverage maker)であってこのようなブリュー容器を有するものに関する。
【背景技術】
【0002】
上記の種類のブリュー容器は、米国特許第6,192,786号から知られている。コーヒー容器の側壁とフィルタプレートによって形成された底部とは、容器のブリューチャンバ(brewing chamber)の容積を規定するので、分量(portioning)は実質的に予め決まっている。この文書によれば、容器は挽かれたコーヒーを受けることを意図されている。ブリューチャンバの容積を、コーヒーがブリューされるべき異なった量のコーヒー粒に適応させるため、フィルタプレートは、コーヒー容器の側壁に対してコーヒー容器の軸方向の所定の位置に段階的に移動可能であるように構成され、上記各位置は、ブリューチャンバの異なった内的高さを結果として生じる。この目的のため、カム素子の形の上昇手段がコーヒー容器内に回転可能に構成され、円周上に分布された位置のフィルタプレートの突起を支持する。カム素子の回転運動は、フィルタプレートが該カム素子によって保持される位置を調整することができる。カム素子は、コーヒー容器内に構成される。直径が同じままで深さが減少されるので、ブリューチャンバの容積と共に、ブリューチャンバの形状も変化される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このようなコーヒー容器の問題は、コーヒー容器内の回転可能なカム素子が追加の素子を形成し、コーヒー素子内のカム素子を動作させるために設計された構造が比較的複雑であり、従って高価であるということである。
【0004】
本発明の目的は、飲料がブリューされるべき粒子が特定の形状の構成に収容されるブリューチャンバの容積及び/又は形状を変化させることを許可するより単純な解決策を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載のブリュー容器を提供することによって達成される。更に、本発明によれば、この目的は、請求項6に記載の部品セット、請求項7に記載のフォームユニット又は請求項8に記載の飲料メーカーであって、それぞれがこのようなブリュー容器を有するものによって達成されることができる。
【0006】
動作可能な1つ又は複数のブリューチャンバの全容積、形状又は容積及び形状の両方の変化は、前記1つ又は複数のチャンバの少なくとも底部を反転させることによって達成されるので、前記動作可能な1つ又は複数のブリューチャンバの全容積を変化させるために追加の支持部材は必要とされない。更に、ブリューの動作が可能である1つ又は複数のブリューチャンバの全容積、形状又は容積及び形状の両方を変化させるのは容易であり、複雑な動作構造もない。なぜなら1つ又は複数のチャンバの底部が適切な方向性で配置されることを提供することで十分だからである。
【0007】
本発明の特に有利な実施例は従属請求項に規定される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の他の特徴、効果及び詳細は、図面に示される実施例を参照して説明される。
【0009】
図1及び2において、参照番号1は、小さい泡のフォーム層を持つコーヒー抽出物を調製するための本発明によるコーヒーメーカーを指す。本発明の実施例の本説明において、飲料がブリューされるべき原材料はコーヒー粒である。しかし、他の物、例えばココア、ミルクパウダー、ドライストック、茶、ハーブ等も、飲料がブリューされることができる原材料として用いられることができることは明らかである。
【0010】
コーヒーメーカー1は、ハウジング2と、該ハウジング2にヒンジ4によってとめられると共に閉じ具10によって閉じた位置に固定されるカバー3とを持つ。ハウジング2は、前方に延在する部分を持ち、該部分の上面5は、コーヒーで満たされるべき1つ又は複数のカップ6を支持するための台(plateau)を形成する。ハウジング内に、水貯蔵部7が位置する。導管9が加熱チャンバ46を通じて延在し、該加熱チャンバ46内には電気加熱素子47が構成される。容器8から加圧された水を供給するために、ポンプ45が、導管9中でヒータ47の上流に構成される。
【0011】
スプリンクリングヘッド11がブリュー容器15のブリューチャンバ13の上壁12に組み込まれ、導管9の端を形成する。ブリュー容器15は、コーヒーブリューチャンバ13の下方境界を形成する底部14を持つ。底部14の支持スタブ16が上向きに突出し、これら突起16間の間隔は、液体飲料(本例ではコーヒー抽出物)が、挽かれたコーヒー粒又は粉末を含むパッド又はパウチ18から押し出されて底部14の放出口19に流れることを可能にする。底部14は、ブリュー容器ハウジング部20のリブ23によって支持され、該リブ23は、コーヒーメーカー1のメインハウジング2の一部によって支持される。動作状況においては、ブリューチャンバ13はシール21、35及び37によって水密に密閉されるので、ポンプ45によって発生される圧力には大幅な損失が発生せず、コーヒーが抽出されているときには、ポンプ45によって発生される全て又は実質的に全ての圧力がブリューチャンバ13に加えられる。コーヒー以外の飲料が調製されるべきであれば、パッドは他の材料、例えばココア粉末及び/又はミルク粉末を含んでもよく、これはフレーバーが付けられ及び/又は甘くされていてもよい。
【0012】
上方を向く面が底部14の一部を形成するノズル22は、コーヒー抽出物の通過のために利用可能な放出口19の断面を制限する。ノズル22は、パッド支持部15の一体部分であってもよい。
【0013】
放出口19は分散チャンバ36に流れ出て、該分散チャンバ36は、分注口(dispensing spouts)38を通じて延在する2つの分注チャネルと通じ、チャンバに放出されたコーヒー抽出物は、前記分注口38を介してプラットフォーム5上のカップ6に流入する。コーヒー抽出物上にフォームを形成するために、コーヒー抽出物は、バッファ容器36のバッファ量のコーヒー抽出物にノズル22から噴射される。
【0014】
底部14は、図1に示される第1の動作位置と図2に示される第2の動作位置との間で反転可能である。底部14が第1の動作位置にあるとき、ブリューチャンバ13は、1つのコーヒーパッド18を収容するための第1の容積を有する。
【0015】
底部14が第2の動作位置にあるとき、ブリューチャンバ13は、例えばより大きなコーヒーパッドの形で、又は、図2に示されるように、2杯のコーヒー若しくはより強い1杯のコーヒーを調製するための2つのコーヒーパッドの形で、より多くの粒子を収容するための第1の容積よりも大きい第2の容積を有する。本例によれば、ブリューチャンバのより大きな容積は、より少量の粒子に対して2倍多い量の粒子を受けるように適応され、このため、容積は、コーヒー粒及び/又は飲料を調製するための他の粒子を含むそれぞれ1つ及び2つのパッド又はパウチを収容するように適応される。
【0016】
ブリューチャンバ13の容積は、ブリューチャンバ13の底部14を取り外し、これを反転された方向で再取り付けすることにより単純な態様で変更されることができる。
【0017】
図1及び2に示される例によれば、底部14は、底部14が図1に示される方向にあるときには実質的にリブ23の上に載置される。図2に示される状況においては、底部14の横スリットは、リブ23の上部を受け、これは、底部がより低い位置に落ち込むことを許可し、このことは、これに応じて大きくされた容積のブリューチャンバ13を結果として生じる。
【0018】
図3〜5は、代替の、現在最も好まれる本発明によるブリュー容器の実施例を示す。本例によれば、ブリュー容器65は、粒子パッド18を受けるための第1の穴67−1及び粒子パッド18を受けるための第2の穴67−2を有する。第2の穴67−2は、第1の穴67−1よりも大きな容積を持ち、底部64は、2つの穴67−1と67−2との間に位置する。本例によるブリュー容器は、容器65全体が取り外され反転された方向で取り付けられるということで、ブリューチャンバ63の容積を変化することを許可する。底部64が穴67−1及び67−2を固定する横壁75に一体的に接続されるので、容器は、別個の底部部材を持たず、更に、一般的には密封されなければならないことになる底部と壁との間の継ぎ目を持たない。ブリューの最中にコーヒーが通過するノズル69は、底部64の中心に位置する。
【0019】
容器65は、更に、該容器65を手で保持するためのハンドル74を有する。ハンドル74は、底部64に固定的に接続され、横に突出する。このようなハンドル74は、2つの互いに反転された動作位置間で容器65を操作するのに特に適している。なぜなら、両方の動作位置において、ハンドル74は、ユーザによって容易に到達されることができる同一方向に、容器65から突出することができるからである。
【0020】
更に、ハンドル74は、穴67−1及び67−2を結合する横壁75から突出するため、ハンドルはブリューチャンバ63の境界を通じて突出せず、ハンドルをこのような境界に対して密封する関連する必要性は回避される。
【0021】
図3〜5に示される例によれば、飲料メーカーは、更に、容器固定具(fixture)76を有する。図4に示される動作状況においては、シール71が、容器65の上端と容器固定具76との間の継ぎ目を密封するように構成される。容器65の上端に加えて、その下端も、容器固定具76との密封係合のために適応されている。これは、容器65の図4において最も下の端が容器65の上端を形成している図5に見ることができる。
【0022】
飲料メーカーは更に飲料ファネル78を有する。図4に示される構成では、シール85が、容器65と飲料ファネル78との間の継ぎ目を密封する。図5に示される構成では、シール85は、容器65と容器固定具76との間の継ぎ目を密封する。ファネル形飲料導管86は、コーヒーを分注口88に導くために飲料ファネル78の下流に構成される。
【0023】
図6及び7は、本発明によるブリュー容器の更に他の代替実施例を示す。本例によれば、ブリュー容器115は、粒子パッド118’(又は適切なサイズの複数の粒子パッド)を受けるための第1の穴117−1と、ブリューチャンバの水の通過の方向に垂直な、パッド118’より大きい断面を持つ粒子パッド118を受けるための第2の穴117−2(又は適切なサイズの複数の粒子パッド)とを有する。
【0024】
図1〜5に示される例において動作ブリューチャンバ13の底部14を反転させること又はその底部64を含む容器全体65を反転させることは、異なった量のコーヒー(又は飲料をブリューするための他の原料)を収容するためにブリューチャンバ13又は63の形状及び大きさを適応させる結果となった。一方で、穴117−1と117−2との間の違いは、その底部114を含む容器115を反転させることが、容積が実質的に同じままでブリューチャンバ113の形状を変化させる結果を生じる、ということである。これは、第2の穴117−2の形状に従う大きい断面を持つ比較的浅い形状と、第1の穴117−1の形状に従うより小さい断面を持つ比較的深い形状との間で動作ブリューチャンバの形状を変化させることを許可する。
【0025】
ブリューチャンバ113の比較的浅い形状は、低から中程度の強さのコーヒーを調製するのに特に適しており、より小さい断面を持つ比較的深い形状は、強い、即ち非常に濃縮されたコーヒーを調製するのに特に適している。従って、この例によるブリュー容器115は、容器115を取り外してそれを反転された方向で取り付けることにより、ブリューされるべきコーヒーの所望の種類に応じて動作ブリューチャンバの形状を変化させることを許可する。パッド118及び118’のコーヒー粒混合物は、例えば細かさ及び粒が挽かれたコーヒー豆の種類に関して互いに異なっていてもよく、それぞれの種類のコーヒーを調製するように特に適応されることができる。本発明によれば、ブリューチャンバ113の容積は、容器115が反転されても実質的に同じままであるが、例えば、或る種類のコーヒーを調製するための該コーヒーの所望の量が、他の種類のコーヒーを調製するための該コーヒーの所望の量よりも大きければ、穴117−1及び117−2の大きさ及び形状は、容器が反転されたら容積も変化するようにされてもよい。
【0026】
図6に示される動作状況において、シール121は、容器115の上端と容器固定具126との間の継ぎ目を密封するように構成される。図7に示されるように容器115が反転されたら、シール121は、容器115と飲料ファネル128との間の継ぎ目を密封する。容器115の上端と容器固定具126との間の継ぎ目は次にシール135によって密封され、該シールは、容器が図6に示される方向性にあるとき、容器115と表縁128との間の継ぎ目を密封する。
【0027】
ブリューの最中にコーヒーが通過するノズル119は、表縁128の下方部の中心に位置する。ブリューの最中に、ろ過されたコーヒーはノズル119からフォームユニット136に噴出し、このため、フォーム(「クレーマ(crema)」層が得られる。
【0028】
コーヒーは、スパウト138から分注される。好適には、フォームユニットの下方部に、ろ過されたコーヒーの一時的なプールを維持するための構成が設けられ、これにろ過物が噴出され、フォーム形成を向上させる。
【0029】
第1の穴117−1が上を向いており容器固定具126の方を向いていれば、スプリンクリングヘッドの水供給チャネルのうちの最も外の方のものはシール121によって閉じられる。図7に示される状況においては、大きな直径の第2の穴117−2がスプリンクリングヘッド111に面し、水供給チャネルのうちの最も外の方のものは閉じられない。容器115を反転させるために、該容器115は、該容器115から放射状に突出するグリップ124を備える。
【0030】
本発明の枠組内で、本発明を説明するために上記で説明された以外の多くの実施例が想到可能である。例えば、容器の又は少なくとも底部の少なくとも1つの方向で複数のブリューチャンバが設けられ、1つ又は複数の動作ブリューチャンバの全容積が、容器全体又は底部が反転されると変化されることによって、飲料がブリューされるべき原料を受ける容積は可変であるようにすることができる。容器は、例えば、容器又は底部が第1の方向にあるときには、飲料をブリューする動作が可能な位置にある1つのブリューチャンバを持ち、容器又は底部が、第1の方向に対して反転された第2の方向にあるときには、飲料をブリューする動作が可能な位置にある2つのブリューチャンバを持つので、容器又は少なくとも底部が第1の方向から第2の方向に反転されると、前記少なくとも1つのブリューチャンバの動作容積が2倍される。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明によるブリュー容器の一例を有する本発明によるコーヒーメーカの一例の断面図である。
【図2】ブリュー容器が、飲料がブリューされるべきより多くの粒子を収容するための代替動作状況にある、図1のコーヒーメーカーの断面図である。
【図3】本発明によるブリュー容器の第2の例の平面図である。
【図4】本発明によるブリュー容器及び本発明による第2の飲料メーカーの隣接部分の図3の線IV−IVで取った横断面図である。
【図5】ブリュー容器が、飲料がブリューされるべきより多くの粒子を収容するための代替動作状況にある、図4の図である。
【図6】本発明による第3のブリュー容器及び本発明による第3の飲料メーカーの隣接部分の横断面図である。
【図7】ブリュー容器が、他の構成で飲料がブリューされるべき粒子を収容するための代替動作状況にある、図6の図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粒子を保持するように動作する少なくとも1つのブリューチャンバを有するブリュー容器であって、前記少なくとも1つのチャンバは、飲料をブリューするために前記チャンバに水を通過させるための少なくとも1つの入口流路と出口流路とを持ち、更に、前記粒子を支持するための底部と、前記底部を通じて飲料液体を排出するための前記底部の放出口とを持つ、ブリュー容器において、少なくとも前記底部は、第1の及び第2の動作位置間で反転可能であり、前記少なくとも1つの動作的ブリューチャンバは、前記底部が前記第1の位置にあるときには第1の容量及び第1の形状を有し、前記底部が前記第2の位置にあるときには第2の容量及び第2の形状を有し、前記第2の容量及び形状のうち少なくとも1つは、それぞれ前記第1の容量及び形状とは異なることを特徴とするブリュー容器。
【請求項2】
請求項1に記載のブリュー容器において、前記容器は、前記粒子を受けるための少なくとも1つの第1の穴及び前記粒子を受けるための少なくとも1つの第2の穴を有し、前記少なくとも1つの第1の穴は、第1の容量及び第1の形状を有し、前記少なくとも1つの第2の穴は、第2の容量及び第2の形状を有し、前記第2の穴の前記第2の容量及び形状のうちの少なくとも1つは、それぞれ前記第1の穴の前記第1の容量及び形状とは異なる、ブリュー容器。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のブリュー容器において、前記第1の容量は、第1の量の粒子を受けるように適応され、前記第2の容量は、第2の量の粒子を受けるように適応され、前記第2の量の粒子は、前記第1の量の粒子の2倍である、ブリュー容器。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載のブリュー容器において、更に、前記容器を手動で保持するためのハンドルを有し、前記ハンドルは前記底部に固定的に接続され、前記底部から横に突出する、ブリュー容器。
【請求項5】
請求項2及び4に記載のブリュー容器において、前記ハンドルは、前記穴のうちの少なくとも1つの境界である側壁から突出する、ブリュー容器。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか1項に記載のブリュー容器と、前記第1のブリューチャンバに収容されるために、前記第1のブリューチャンバの形状及び寸法に合致する形状及び寸法を持つ、或る量の前記粒子を含む少なくとも第1のパッドと、前記第2のブリューチャンバに収容されるために、前記第2のブリューチャンバの形状及び寸法に合致する形状及び寸法を持つ、或る量の前記粒子を含む少なくとも第2のパッドとを含む部品セットであって、前記第2のパッドの前記形状及び少なくとも1つの寸法は、それぞれ前記第1のパッドの前記形状及び少なくとも1つの対応する寸法とは異なる、部品セット。
【請求項7】
請求項1乃至5の何れか1項に記載のブリュー容器と、動作中、液体飲料が前記出口流路からバッファ量の液体飲料に噴射されるように、前記バッファ量の液体飲料を保持するために、前記出口流路の下流に配置されるバッファ貯蔵部とを有するフォームユニット。
【請求項8】
圧力下で前記ブリューチャンバに向けて熱水を供給するための、ブリューチャンバと連通する水加熱供給構造、請求項1乃至6の何れか1項に記載のブリュー容器、及び/又は請求項7に記載のフォームユニット、並びに、前記バッファ貯蔵部と連通する飲料供給流路を有する飲料メーカー。
【請求項9】
請求項8に記載の飲料メーカーにおいて、更に、前記容器の上端に密封的に係合するように適応された容器取付具を有し、前記容器は、前記粒子を受けるための第1の穴及び前記粒子を受けるための第2の穴を有し、前記第2の穴は前記第1の穴よりも大きい容量を有し、前記底部は前記2つの穴の間に位置し、前記容器は、前記容器取付具に密封的に係合するように適応された上端及び下端を有する、飲料メーカー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−503274(P2007−503274A)
【公表日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−530877(P2006−530877)
【出願日】平成16年5月18日(2004.5.18)
【国際出願番号】PCT/IB2004/050729
【国際公開番号】WO2004/105564
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips Electronics N.V.
【住所又は居所原語表記】Groenewoudseweg 1,5621 BA Eindhoven, The Netherlands
【Fターム(参考)】