プラグアダプタ
【課題】プラグアダプタの提供。
【解決手段】プラグアダプタに関するものである。それを使って、異なる規格のプラグ及びソケットを接続することで、電気接続が形成され、そのプラグアダプタに、電源ソケットに挿入する挿入端子セットが２セットあり、その２セットの端子セットをそれぞれプラグアダプタの一端にピボットして設けてあり、それを相対に開くことができる。又、その２セットの挿入端子を常にプラグアダプタに凹んで設けてある収納スロットに置いてあるので、使用する状態で挿入したい電源ソケットの規格によって、適切に対応する挿入端子セットを選ぶことができるし、それを直立で使用することもできる。このような挿入端子セットは相対に開いて収納する設計であるので、場所を占用する体積が小さくなるし、挿入端子を突出するため、人間又は物品に傷をつけることを避けられる。
【解決手段】プラグアダプタに関するものである。それを使って、異なる規格のプラグ及びソケットを接続することで、電気接続が形成され、そのプラグアダプタに、電源ソケットに挿入する挿入端子セットが２セットあり、その２セットの端子セットをそれぞれプラグアダプタの一端にピボットして設けてあり、それを相対に開くことができる。又、その２セットの挿入端子を常にプラグアダプタに凹んで設けてある収納スロットに置いてあるので、使用する状態で挿入したい電源ソケットの規格によって、適切に対応する挿入端子セットを選ぶことができるし、それを直立で使用することもできる。このような挿入端子セットは相対に開いて収納する設計であるので、場所を占用する体積が小さくなるし、挿入端子を突出するため、人間又は物品に傷をつけることを避けられる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明はプラグアダプタに関するものである。特に異なる規格のプラグを持つプラグアダプタを指すものである。
【背景技術】
【０００２】
プラグアダプタは外国へ旅行する時に不可欠なものの一つであり、それは最も基本的なプラグ転換を電気製品に提供するため、二つの異なる規格のプラグをソケットに電気接続を形成することで、電気製品が電気を得ることができる。このような製品について、本発明者は関連する特許を得たし、市場に製品を販売することもある。又、本発明者がこれに関する特許を複数出願し、その特許の出願が公告され、下記で簡単に述べる。
【０００３】
特許文献１は世界中のソケットを規格化にして素早くに組立てる構造である。特に、必要によって、国々の異なるプラグホールを持つソケットを１個又は１個以上の嵌めるホールを持つソケット固定台に嵌めて設けることで、国々のソケットを素早く組立てて電源の接続を完了させる設計を指すものである。それは主にソケットのベースの底部にネジ穴又は密封する塞ぐ穴を持つ金属ピンを設け、金属ピンごとをそれぞれ台の中にある二つの導電枠及び接地ガイド枠に接続することで、金属ピンのねじ部に素早くスクリューのある導電ユニットをそれぞれ設けることができるので、電流をソケットの中に導入することができる。又、上述のソケットを素早く一つのソケット固定台に嵌めて設けることができる。そのソケット固定台は一つ又は一つ以上の嵌める穴を持つアッパーケース及びベースで構成され、ベースがアッパーケースの上での嵌める穴と相対する位置に、それぞれソケットの底部に設けてある導電ユニットと接続して一体になる留め端子を設けてあり、その留め端子をベースに設けてある複数の固定枠の縁に嵌めて設ける。そのベース及びアッパーケースの間に一つの安全仕切り板を設けてあり、その安全仕切り板が留め端子ごとと相対する位置に、すべてソケットの底部に設けてある導電ユニットを貫通する穴を設けてあるので、必要によって、国々の異なるプラグホールがあるソケットをソケット固定台でのすべての嵌める穴に嵌めて設けることができるし、ソケット底部に設けてある導電ユニットを安全仕切り板での穴を貫通してから、ベースに設けてある留め端子と組立てて一体になることで、電源をソケットに導入して、それぞれのタイプの電源プラグを挿入して使用することができるし、ソケットの両側に設けてあるバックルによって、ソケットを素早くソケットの固定台での嵌める穴ごとに固定することができる。更に、その安全仕切り板の設計によって、ソケットを嵌めていない場合、電気を持つ留め端子に直接触ることが無いので、安全の目的を達成できる。
【０００４】
又、特許文献２は素早くプラグホールのパネルを変更できる万能プラグアダプタである。特に、ソケット又はプラグアダプタでの万能プラグホールを持つパネルに、必要によって、国々の異なる規格のプラグホールを持つプラグホールパネルを組立てることで、素早く必要なプラグホールを持つソケット又はプラグアダプタに変更することができるものを指す。それは主にソケット又はプラグアダプタのパネルに国々の異なる規格のプラグの挿入を提供するプラグホールを予め設けてあり、ソケット又はプラグアダプタのプラグホールの縁に一つの適切な高さを持つフランジ枠を設けてあるので、そのフランジ枠の中に適切な凹形場所が形成され、又、必要によって、その凹形場所に各種の異なる規格のプラグホールを持つプラグホールパネルを組立てることができるし、そのプラグホールパネルの底部の面に一つ又は一つ以上の弾性バックルを設けることで、そのプラグホールパネルを凹形場所に組立てる場合、その設けてある弾性バックルを通して、ソケット又はプラグアダプタのパネルに設けてあるプラグホールの一つに挿入して固定することで、プラグホールパネルを素早くその凹形場所に組立てて位置決めして、単一規格のプラグホールを呈する状態が形成される。又、必要によって、いつでもプラグホールパネルを取り外して、異なる規格のプラグホールがあるプラグホールパネルに変更することができるので、素早く異なるプラグホールを持つプラグホールパネルを交換する目的を達成することで、ソケット又はプラグアダプタが素早く必要な規格のプラグホールに交換する目的を達成できる。
【０００５】
又、特許文献３は簡単なプラグアダプタである。特にドイツのプラグ規格を基本とするアダプタの本体をプラグアダプタのパネル部と射出で一体成型させるものを指す。更に、その内部の両側に形成される収納区域にそれぞれ一つの万能タイプの導電枠を設け、中央の収納地域に一つの単一合板がある接地枠を設けてあり、プラグアダプタ本体の一端の周りに、少なくとも一つ以上の固定するフランジを設けるし、差込板ごとの縁と相対する位置に、すべて一つの固定凹形ホールを設けてあるので、その差込板を組立てる場合、プラグアダプタ本体の縁にある固定フランジを差込板の縁に入って、凹形ホールの一つの側にあるホールを固定した後、その差込板を回転させることで、その固定フランジを一つの側にある固定凹形ホールに入ることで、差込板を素早くプラグアダプタの本体と一体になるか、交換を行うことができる。プラグアダプタの両側に対称を呈するドイツタイプの接地スロットの中に、それぞれ１枚の接地プレートを設け、その２枚の接地プレートの一つの側縁を前述の接地枠と接触して接続することで、プラグアダプタの本体をドイツソケットのスロットに挿入した後、その接地プレートを接地端子と接触することができる。又、プラグアダプタを同時にフランス規格のソケットの中に挿入させるため、その差込板の位置決め位置をパネルのインサートホールと特定な斜めの角度を呈する位置に設定するが、その導電枠にすべて伸ばす部を設けてあるので、差込板を斜めの角度を呈する位置決め位置に組立てる場合、その差込部の内部を導電枠の伸ばす部と接触する状態に維持させる。又、差込板がフランスソケットの接地プレートと相対する位置に、一つの接地挿入穴を設け、その接地挿入穴の位置をちょうどプラグアダプタのパネルに設けてある接地挿入穴の一つ側に偏移する状態を呈させることで、プラグアダプタをフランス規格のソケットの中に挿入して設ける場合、その接地プレートを差込板の接地挿入穴から入ることができるし、その接地をプラグアダプタ本体と対応する接地プレートにあるアーク形状の接触縁と接触することで、接地の効果を構成する。この設計によって構造が簡単化になり、組立が素早く、コストダウンになる効果があるほか、このプラグアダプタは一般のプラグアダプタとして使い、及びドイツ、フランの規格のソケットに使うこともできるプラグアダプタであるので、それは構造がもっと簡単、効果がもっと向上する万能プラグアダプタの設計である。
【０００６】
上述のそれぞれの特許の目的は、使用者が外国へ旅行する場合、プラグのタイプを変換することで、現地のソケットの規格に合わせて、電気製品を使用できるように設計するものである。上述のそれぞれのプラグアダプタは機能には完全に備えるので、ソケットによって直ちに変更することができるが、それはマルチ機能を持つので、相対的にその体積も大きくなったため、使用者にとって、旅行の負担になる。本発明の発明者はこの業界に長年の経験があるので、プラグアダプタを縮小しても、マルチ機能の効果を達成できることがよくわかる。更に、ドイツ、フランスタイプの凹形スロットの安全設計に対して、現時点の万能プラグアダプタは、その凹形スロットに対して、単独に対応するプラグを設計しなければ、その他の挿入端子と共用する（挿入端子が短すぎる）ことができないこともよくわかるので、上述の難関を突破できれば、産業界に大きい影響をもたらすし、旅行者にとってもそのような製品を期待すると思う。
【０００７】
【特許文献１】台湾特許第４３０１６６号明細書
【特許文献２】台湾特許第４４５６７１号明細書
【特許文献３】台湾特許第４５６６３４号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明の主要な目的は上述の欠点を解決するものである。本発明はプラグアダプタに関するものであり、本発明に２セット以上の挿入端子を持つことにより、対応する規格を選んでソケットに挿入することができる。その２セットの挿入端子を相対的にプラグアダプタにピボットして設けることで、相対的に開く形式でマルチセットの挿入端子を使用するための占用する空間を短縮できるし、使用する状態でその中での１セットの挿入端子セットを直立させることで、それとマッチングするソケットに挿入することができる。又、閉じる状態でその挿入端子をプラグアダプタの収納スロットに収納することで、プラグアダプタ全体の占用する空間を短縮することができるので、旅行する場合、携帯しやすい長所があるのである。
【０００９】
この発明の又一つの目的は、挿入端子で人間の体又は物品に傷をつけることを避けるため、その二つの挿入端子をプラグアダプタの表面に設けられる収納スロットに設置することで、突出する挿入端子のための損害を避けるものである。
【００１０】
この発明の再一つの目的は、そのプラグアダプタにもっと広い適用性を持たせるため、その挿入端子の上に長さを調整できる伸ばす部品を嵌めて設けることで、この発明のプラグアダプタを凹形スロットのあるドイツ、フランスのソケットに挿入しても挿入端子が短すぎる現象を生じないので、挿入してから電源を入れることができるのである。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
請求項１の発明は、一種のプラグアダプタにおいて、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続を形成され、該プラグアダプタはプラグを挿入するための挿入面を設けてあり、該挿入面にプラグ導電端子を挿入するための接続ホールが複数個設けられ、及び一つのソケットを挿入するための接続面が設けられ、該プラグアダプタは、
一つの接続面に凹んで設けられる収納スロット及び２セットの異なる規格を持つ第一及び第二挿入端子を含み、
その第一及び第二挿入端子セットを収納スロットでの相対する両端にそれぞれ枢設して、向かい合い対称的に形成され、該二つの挿入端子セットを収納し閉める状態で、該二つの挿入端子セットは収納スロットの中に置いてあり、使用する状態でその中の１セットの挿入端子セットを回転直立させることで、それと対応するソケットに挿入することができることを特徴とするプラグアダプとしている。
請求項２の発明は、上記プラグアダプタの中にそのプラグ導電端子を挿入するための伝導素子が設けられ、該伝導素子に二つのそれぞれ第一及び第二挿入端子セットに伸ばす接触端を設け、該プラグアダプタを使用する状態で、その二つの挿入端子セットの中の１セットは接触端と電気接続の状態が形成されることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項３の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びイギリス式の四方形の挿入端子であり、該イギリス式の四方形の挿入端子の接続面での適切な所に一つの接地端子をピボットして設けてあることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項４の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項３記載のプラグアダプタとしている。
請求項５の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子であることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項６の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項７の発明は、上記接続面及び端子台にそれぞれ一つの凹形スロットを設けることで、そのアメリカ式のフラット形状の挿入端子を斜めの角度Ｄで回転することで、オーストラリア式の斜めフラット形状の挿入端子になることを特徴とする請求項４又は請求項６記載のプラグアダプタとしている。
請求項８の発明は、上記接続面での適切な所に一つの四方形の接地端子をピボットして設けることで、それをイギリス式の３穴ソケットに挿入できることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項９の発明は、上記四方形の接地端子は絶縁材料で作られることを特徴とする請求項８記載のプラグアダプタとしている。
請求項１０の発明は、上記ヨーロッパ式の丸形挿入端子にスライドして移動することができ、並びに位置決めすることで、第一固定位置及び第二固定位置を形成する延伸素子を嵌めて設け、且つ該延伸素子は該ヨーロッパ式の丸形挿入端子と電気接続関係を持つことを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項１１の発明は、上記延伸素子の一端はオープンホールであり、その内部は中空で、その同一端に一つの突出部を設けてあり、更に、そのオープンホールを上記挿入端子に嵌めて設けた後、その端子に一層の絶縁層を覆い、且つその絶縁層に一つの突出部をその内部にスライドして移動できるスライドスロットを設けてあり、そのスライドホールの前端及び底部の端それぞれ第一及び第二固定孔を凹んで設けてあるので、その突出部を第一又は第二固定孔に固定して、その挿入端子の前端又は底部の端に位置決めされることで、電気接続を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタとしている。
請求項１２の発明は、上記延伸素子の両端にそれぞれ一つのねじ部が設けられ、上記挿入端子は中空であり、その内部に延伸素子をはめて設ける中空の導電素子を固定して設けてあり、且つその導電素子の内壁がその延伸素子と対称になる所にもねじ部があるので、相互に位置決めすることにより第一固定位置及び第二固定位置を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタとしている。
請求項１３の発明は、上記接続面に一つの電流が過大になることを防止するためのヒューズが設けられ、そのヒューズを交換できることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
【発明の効果】
【００１２】
本発明はプラグアダプタ全体の占用する空間を短縮することができるので、旅行する場合、携帯しやすい長所があるのである。挿入端子で人間の体又は物品に傷をつけることを避けるため、その二つの挿入端子をプラグアダプタの表面に設けられる収納スロットに設置することで、突出する挿入端子のための損害を避けるものである。そのプラグアダプタにもっと広い適用性を持たせるため、その挿入端子の上に長さを調整できる伸ばす部品を嵌めて設けることで、この発明のプラグアダプタを凹形スロットのあるドイツ、フランスのソケットに挿入しても挿入端子が短すぎる現象を生じないので、挿入してから電源を入れることができるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
この発明の詳細の説明及び技術の内容を図示に合わせて下記で説明する。図１〜６をご参照ください。図１〜６はこの発明の外観立体図及び実施例の説明図である。図の通り、この発明はプラグアダプタ１に関するものである。それを使って、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続が形成され、そのプラグアダプタ１に、プラグを受けるための挿入面５０を設けてあり、その挿入面５０の上に接続穴５１（図８をご参照ください）を複数個設けて、プラグの導電端子をその上に挿入し、及び２セットの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を設けてある接続面１０があり、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０を使って、そのマッチングするソケットに挿入する（図の中に表示されていない）。又、その接続面１０に第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納するための収納スロット１１を設けてあり、その二つの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１での相対する両端にピボットして設けることで、その二つの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を閉じて、相対に開く形状が形成され、そのため、使用する状態でソケット規格と対応する挿入端子を選んで回転して接続面１０（図１及び図５の上に、異なるタイプの挿入端子セットを選ぶことが表示される）に直立させることで、ソケットの上に挿入することができる。又、そのプラグアダプタ１が閉じる状態を呈する場合、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１の中に収納して接続面１０の表面（図１３をご参照ください）に突出していないので、そのプラグアダプタ１の上に異なる規格の挿入端子を設けることで、そのマッチングするソケットと対応することができる。
【００１４】
上述の通り、そのプラグアダプタ１での第一及び第二挿入端子セット２０、３０はそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子を例として表示され、この発明の好ましい方式は、２種類の挿入端子２１、３１でのピッチが違うことを利用するものである。即ち、アメリカ式のフラット形状の挿入端子２１のピッチＢがより短く、ヨーロッパ式の丸形の挿入端子のピッチＡがより広いので、アメリカ式のフラット形状の挿入端子２１をヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１のピッチＡの中に設けることで、両者を相対的に開いて相互に干渉されないことを呈させる。又、閉じる状態で、その２セットの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１の中に収納して、接続面１０の外に突出しないため、プラグアダプタ１の占用する空間を減少できるし、それを突出するため、人間の体又は物品（図１３の通り）に傷をつけることがないのであり、又、使用する状態で、例えば図１又は図２の通り、第一挿入端子セット２０又は第二挿入端子セット３０を選んで、そのマッチングするソケットの中に挿入することで、そのプラグに異なる規格のソケットからの電気を入れることができる。更に、この発明はヨーロッパ式の挿入端子３１を使用するだけに限らない、図６の通り、その第二の挿入端子セット３０’はイギリス式の四方形の挿入端子３１’を使うので、そのピッチＣはアメリカ式の挿入端子のピッチＢより広い。又、ヨーロッパ式の挿入端子３１の代わりとして、イギリスの四方形の挿入端子３１’を使っても良いのである。
【００１５】
又、安全のため及び国々の異なる規格のプラグを対応するため、たくさんの国のソケットに接地穴のような接地端の設計がある。例えばイギリスなど。そのため、プラグアダプタ１に又一つの接地端子３２を設けることができる。例えば図２の通り、その接地端子３２を収納スロット１１の中での適切な所にピボットして設けるので、閉じる状態で、それを収納スロット１１の中に収納するので、その接続面１０の表面に突出しない。更に、使用する状態で、それを回転して接続面１０に直立させることで、ソケットでのマッチする接地穴に挿入することができる。
【００１６】
図２をご参照ください。イギリス式のソケットの接地穴にも安全措置を設けてあるので、接地端子３２を挿入していない場合、その対応する挿入端子３１をイギリスソケットに挿入して電源を入れることができない。この発明は上述のような接地端子３２の設置を利用するので、プラグアダプタ１の挿入端子３１はヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１であっても、その接地端子３２を直立させることで、そのヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１はイギリスのソケットから電気を得ることができる。その接地端子３２は絶縁材料又は導電素材を使って作ることができるが、導電接地の機能を持たなければならないことを制限しないので、イギリスのソケットでの安全措置を開いて、挿入端子３１をソケットに挿入して電気を入れることができるだけで良いのである。
【００１７】
図７及び図８をご参照ください。それはこの発明の構造分解説明図である。図の通り、そのプラグアダプタ１に二つの挿入端子２１、３１とソケットの導電端子の間に電気接続状態を形成させるための伝導素子４０を設けてあり、その伝導素子４０から二つのそれぞれ第一、第二挿入端子セット２０、３０までに伸ばす接触端４１を設けることで、挿入端子２１、３１を直立して使用する状態で、その挿入端子セットを接触端４１と相互に接触して、プラグと電気接続状態を形成させる。
【００１８】
図８の通り、その第一挿入端子セット２０は固定素子２３で絶縁の端子台２２に位置決めされ、その端子台２２の両側に二つのピボット軸２２１を突出して設けてあり、その接続面１０の内部の端が二つのピボット軸２２１と対応して、ピボット軸２２１を回転して変位させるガイドレール１４が設けられるので、第一挿入端子セット２０を直立させる使用状態を選ぶ場合、そのピボット軸２２１が伝導素子４０及び導電端子を通して、電気接続を形成する。
【００１９】
第二挿入端子セット３０をプラグアダプタ１の中での一端に設け、それを絶縁の連結棒３０１に接続することで、接触端４１と接続する電気接続サイド３０３が形成され、その連結棒３０１の両側に二つの回転軸３０２を設けて、それを接続面１０の中での一端が二つの回転軸３０２と対応して設ける回転スロット１３に取り付けるので、回転軸３０２及び回転スロット１３を利用して、第二挿入端子セット３０を回転して、それを直立して変位させることで、第二挿入端子セット３０の閉じる状態又は使用状態を形成することができる。
【００２０】
図９及び図１０をご参照ください。それはこの発明の一部の構造分解説明図及びその一部構造の断面説明図である。図の通り、その第二挿入端子セット３０はヨーロッパ式の丸い系の挿入端子３１である場合、二つの挿入端子３１の上にひとつの延伸素子３１４を嵌めて設けてあり、その延伸素子３１４の一端は中空であるし、その内部に一つの突出部３１５を設け、その挿入端子３１に一層の絶縁層３１６を被ってある。更に、その絶縁層３１６にその突出部３１５がその上にスライドで移動できるスライドスロット３１１を設けてある。そのスライドスロット３１１の前端及び底部の端に第一及び第一固定孔３１２、３１３を凹んで設けることで、その突出部３１５をスライドで挿入端子３１の前端又は後端に移動する時、突出部３１５及び第一固定孔３１２を利用して、その延伸素子３１４を前端又は底部の端に伸ばして、それぞれ延伸素子３１４の第一固定位置又は第二固定位置を形成させ、それを挿入端子３１との間に電気接続を形成させる。その延伸素子３１４を第一固定位置又は第二固定位置を形成させる目的は、挿入端子３１の長さを調整するのである。例えば、この発明をドイツ、フランス式ソケット（図の中に表示されていない）に応用する場合、そのソケットに安全設計がある安全凹形スロットを設けてあり、その挿入穴を安全凹形スロットの底面に設けることで、この発明のプラグアダプタ１をこのソケットと対応して挿入することで、挿入端子３１の長さを安全凹形スロットに合わせて調整して、接続面とソケットの間に隙間を形成させることで、挿入端子３１の長さがより長いことが必要する場合に対応することができる。この発明の挿入端子３１の設計の主要な特色は、その延伸素子３１４の突出部３１５にある第二固定位置を一般の平面のソケットの挿入穴と対応するものであり、その突出部３１５を第二固定孔３１３の中に固定して、位置決めすることで延伸素子３１４の第二固定位置を形成するので、その挿入端子３１を安定で一般の平面式のソケットの挿入穴に弛めることがないように挿入することができる。又、上述のドイツ、フランス式のソケットに対応するため、この発明は挿入端子３１が短すぎる現象を生じさせないように、第二固定孔３１３にある突出部３１５を回転して第二固定孔３１３の制限から出すし、スライドスロット３１１をその軌道として、挿入端子３１の前端にスライドで移動するし、それを第一固定孔３１２の中に回転することで、第一固定孔３１２に位置決めされることで、その延伸素子３１４の第一固定一が形成されるので、その挿入端子３１はその伸びる延伸素子３１４でそのようなドイツ、フランス式のソケットに挿入することで電源を得ることができる。又一つの挿入端子３１及び延伸素子３４の実施状態は図１４及び図１５をご参照ください。その延伸素子３４の両端にそれぞれ一つのねじ部３４１ 、３４２が設けられ、その挿入端子３１は中空である。その内部に中空でその延伸素子３４を嵌める導電素子３３が固定で設けられ、その延伸素子３４の一端に端子ヘッド３６があり、その別の一端に封じる素子３５で中空の挿入端子３１の中に封じ、その導電素子３３の内壁が延伸素子３４と相対する場所にもねじ部３３１を設けてあるので、その延伸素子３４を第一固定位置及び第二固定位置までにスライドして移動することができる。更に、ねじ部３４１、３４２を利用してねじ部３３１と相互位置決めを行う。同時に図５、図１１及び図１２をご参照ください。それはこの発明の一部素子の作動説明図である。オーストラリア式のソケットの挿入穴に一つの斜めの角度Ｄがあり、その挿入穴の大きさをアメリカ式のフラット形状の挿入端子とマッチングすることができる。図の通り、プラグアダプタ１の汎用性を増加するため、その第一挿入端子セット２０は使用する状態であることを利用して、第一挿入端子セット２０を固定素子２３で端子台２２に位置決めするし、その固定素子２３をピボット軸２２１として、回転変位をさせることで、端子セット２０が回転変位によって、オーストラリア式のソケットの斜めのフラット形状の挿入端子２１と対応して挿入することができる。その接続面１０を端子台２２とそれぞれ斜め角度Ｄと対応して凹形スロット１２、２２２を設けることで、オーストラリア式のソケットの斜めのフラット形状の挿入端子２１を収納して固定で形成する。
【００２１】
図１３及び図１６をご参照ください。それはこの発明の別一つの実施例の説明図及びその正面図である。それはプラグアダプタ１が閉じる状態を呈する場合、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０をすべて収納スロット１１の中に収納するので、接続面１０の表面に突出しないので、プラグアダプタ１の体積を減少する効果があるし、人間及び物品に傷をつけることもない。更に、電気を使う場合の安全のため、その接続面１０にヒューズ６０（実際の必要によって、取り付けないこともできる）を設けることで、電流過大ため、電気を焼却することを防止する。この発明の適用分野がとても広いで、例えば、プラグアダプタ１を変圧器２（図１７をご参照ください）に応用するか、プラグアダプタ１を携帯の充電器３（主には携帯電池４の充電に応用する。図１７をご参照ください）と結合するか、一つの充電器５（主には充電電池６の充電に応用する。図１９をご参照ください）に配置することができる。上述によって、国と国の間に旅行かビジネスをする人たちが主要な国のソケット規格に合わせて、電子製品をその国のソケットに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２２】
【図１】この発明の外観立体説明図である。
【図２】この発明の外観立体説明図である。
【図３】この発明の外観立体説明図である。
【図４】この発明の外観立体説明図である。
【図５】この発明の別一つの実施例の説明図である。
【図６】この発明の又一つの実施例の説明図である。
【図７】この発明の構造分解説明図である。
【図８】この発明の構造分解説明図である。
【図９】この発明の一部構造の分解説明図である。
【図１０】この発明の一部構造の断面説明図である。
【図１１】この発明の一部素子の作動説明図である。
【図１２】この発明の一部素子の作動説明図である。
【図１３】この発明のもう一つの実施例の説明図である。
【図１４】端子を接続しているその他一つの実施例の構造図である。
【図１５】端子を接続している再び一つの実施例の断面図である。
【図１６】プラグアダプタの正面図である。
【図１７】この発明を変圧器に応用する説明図であるである。
【図１８】この発明を携帯の充電器に応用する説明図である。
【図１９】この発明を充電器に応用する説明図である。
【符号の説明】
【００２３】
１ プラグアダプタ
２ 変圧器
３ 携帯の充電器
４ 携帯電池
５ 充電器
６ 充電電池
１０ 接続面
１１ 収納スロット
１２、２２２ 凹形スロット
１３ 回転スロット
１４ ガイドレール
２０、３０ 端子セット
２２ 端子台
２３ 固定素子
２１、３１ 挿入端子
３０’挿入端子セット
３１’挿入端子
３２ 接地端子
３３ 導電素子
３４、３１４ 延伸素子
３５ 封じる素子
３６ 端子ヘッド
４０ 伝導素子
４１ 接触端
５０ 挿入面
５１ 接続穴
６０ ヒューズ
２２１ ピボット軸
３０１ 連結棒
３０２ 回転軸
３１１ スライドスロット
３１２、３１３ 固定孔
３１５ 突出部
３１６ 絶縁層
３３１、３４１、３４２ ねじ部
【技術分野】
【０００１】
この発明はプラグアダプタに関するものである。特に異なる規格のプラグを持つプラグアダプタを指すものである。
【背景技術】
【０００２】
プラグアダプタは外国へ旅行する時に不可欠なものの一つであり、それは最も基本的なプラグ転換を電気製品に提供するため、二つの異なる規格のプラグをソケットに電気接続を形成することで、電気製品が電気を得ることができる。このような製品について、本発明者は関連する特許を得たし、市場に製品を販売することもある。又、本発明者がこれに関する特許を複数出願し、その特許の出願が公告され、下記で簡単に述べる。
【０００３】
特許文献１は世界中のソケットを規格化にして素早くに組立てる構造である。特に、必要によって、国々の異なるプラグホールを持つソケットを１個又は１個以上の嵌めるホールを持つソケット固定台に嵌めて設けることで、国々のソケットを素早く組立てて電源の接続を完了させる設計を指すものである。それは主にソケットのベースの底部にネジ穴又は密封する塞ぐ穴を持つ金属ピンを設け、金属ピンごとをそれぞれ台の中にある二つの導電枠及び接地ガイド枠に接続することで、金属ピンのねじ部に素早くスクリューのある導電ユニットをそれぞれ設けることができるので、電流をソケットの中に導入することができる。又、上述のソケットを素早く一つのソケット固定台に嵌めて設けることができる。そのソケット固定台は一つ又は一つ以上の嵌める穴を持つアッパーケース及びベースで構成され、ベースがアッパーケースの上での嵌める穴と相対する位置に、それぞれソケットの底部に設けてある導電ユニットと接続して一体になる留め端子を設けてあり、その留め端子をベースに設けてある複数の固定枠の縁に嵌めて設ける。そのベース及びアッパーケースの間に一つの安全仕切り板を設けてあり、その安全仕切り板が留め端子ごとと相対する位置に、すべてソケットの底部に設けてある導電ユニットを貫通する穴を設けてあるので、必要によって、国々の異なるプラグホールがあるソケットをソケット固定台でのすべての嵌める穴に嵌めて設けることができるし、ソケット底部に設けてある導電ユニットを安全仕切り板での穴を貫通してから、ベースに設けてある留め端子と組立てて一体になることで、電源をソケットに導入して、それぞれのタイプの電源プラグを挿入して使用することができるし、ソケットの両側に設けてあるバックルによって、ソケットを素早くソケットの固定台での嵌める穴ごとに固定することができる。更に、その安全仕切り板の設計によって、ソケットを嵌めていない場合、電気を持つ留め端子に直接触ることが無いので、安全の目的を達成できる。
【０００４】
又、特許文献２は素早くプラグホールのパネルを変更できる万能プラグアダプタである。特に、ソケット又はプラグアダプタでの万能プラグホールを持つパネルに、必要によって、国々の異なる規格のプラグホールを持つプラグホールパネルを組立てることで、素早く必要なプラグホールを持つソケット又はプラグアダプタに変更することができるものを指す。それは主にソケット又はプラグアダプタのパネルに国々の異なる規格のプラグの挿入を提供するプラグホールを予め設けてあり、ソケット又はプラグアダプタのプラグホールの縁に一つの適切な高さを持つフランジ枠を設けてあるので、そのフランジ枠の中に適切な凹形場所が形成され、又、必要によって、その凹形場所に各種の異なる規格のプラグホールを持つプラグホールパネルを組立てることができるし、そのプラグホールパネルの底部の面に一つ又は一つ以上の弾性バックルを設けることで、そのプラグホールパネルを凹形場所に組立てる場合、その設けてある弾性バックルを通して、ソケット又はプラグアダプタのパネルに設けてあるプラグホールの一つに挿入して固定することで、プラグホールパネルを素早くその凹形場所に組立てて位置決めして、単一規格のプラグホールを呈する状態が形成される。又、必要によって、いつでもプラグホールパネルを取り外して、異なる規格のプラグホールがあるプラグホールパネルに変更することができるので、素早く異なるプラグホールを持つプラグホールパネルを交換する目的を達成することで、ソケット又はプラグアダプタが素早く必要な規格のプラグホールに交換する目的を達成できる。
【０００５】
又、特許文献３は簡単なプラグアダプタである。特にドイツのプラグ規格を基本とするアダプタの本体をプラグアダプタのパネル部と射出で一体成型させるものを指す。更に、その内部の両側に形成される収納区域にそれぞれ一つの万能タイプの導電枠を設け、中央の収納地域に一つの単一合板がある接地枠を設けてあり、プラグアダプタ本体の一端の周りに、少なくとも一つ以上の固定するフランジを設けるし、差込板ごとの縁と相対する位置に、すべて一つの固定凹形ホールを設けてあるので、その差込板を組立てる場合、プラグアダプタ本体の縁にある固定フランジを差込板の縁に入って、凹形ホールの一つの側にあるホールを固定した後、その差込板を回転させることで、その固定フランジを一つの側にある固定凹形ホールに入ることで、差込板を素早くプラグアダプタの本体と一体になるか、交換を行うことができる。プラグアダプタの両側に対称を呈するドイツタイプの接地スロットの中に、それぞれ１枚の接地プレートを設け、その２枚の接地プレートの一つの側縁を前述の接地枠と接触して接続することで、プラグアダプタの本体をドイツソケットのスロットに挿入した後、その接地プレートを接地端子と接触することができる。又、プラグアダプタを同時にフランス規格のソケットの中に挿入させるため、その差込板の位置決め位置をパネルのインサートホールと特定な斜めの角度を呈する位置に設定するが、その導電枠にすべて伸ばす部を設けてあるので、差込板を斜めの角度を呈する位置決め位置に組立てる場合、その差込部の内部を導電枠の伸ばす部と接触する状態に維持させる。又、差込板がフランスソケットの接地プレートと相対する位置に、一つの接地挿入穴を設け、その接地挿入穴の位置をちょうどプラグアダプタのパネルに設けてある接地挿入穴の一つ側に偏移する状態を呈させることで、プラグアダプタをフランス規格のソケットの中に挿入して設ける場合、その接地プレートを差込板の接地挿入穴から入ることができるし、その接地をプラグアダプタ本体と対応する接地プレートにあるアーク形状の接触縁と接触することで、接地の効果を構成する。この設計によって構造が簡単化になり、組立が素早く、コストダウンになる効果があるほか、このプラグアダプタは一般のプラグアダプタとして使い、及びドイツ、フランの規格のソケットに使うこともできるプラグアダプタであるので、それは構造がもっと簡単、効果がもっと向上する万能プラグアダプタの設計である。
【０００６】
上述のそれぞれの特許の目的は、使用者が外国へ旅行する場合、プラグのタイプを変換することで、現地のソケットの規格に合わせて、電気製品を使用できるように設計するものである。上述のそれぞれのプラグアダプタは機能には完全に備えるので、ソケットによって直ちに変更することができるが、それはマルチ機能を持つので、相対的にその体積も大きくなったため、使用者にとって、旅行の負担になる。本発明の発明者はこの業界に長年の経験があるので、プラグアダプタを縮小しても、マルチ機能の効果を達成できることがよくわかる。更に、ドイツ、フランスタイプの凹形スロットの安全設計に対して、現時点の万能プラグアダプタは、その凹形スロットに対して、単独に対応するプラグを設計しなければ、その他の挿入端子と共用する（挿入端子が短すぎる）ことができないこともよくわかるので、上述の難関を突破できれば、産業界に大きい影響をもたらすし、旅行者にとってもそのような製品を期待すると思う。
【０００７】
【特許文献１】台湾特許第４３０１６６号明細書
【特許文献２】台湾特許第４４５６７１号明細書
【特許文献３】台湾特許第４５６６３４号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明の主要な目的は上述の欠点を解決するものである。本発明はプラグアダプタに関するものであり、本発明に２セット以上の挿入端子を持つことにより、対応する規格を選んでソケットに挿入することができる。その２セットの挿入端子を相対的にプラグアダプタにピボットして設けることで、相対的に開く形式でマルチセットの挿入端子を使用するための占用する空間を短縮できるし、使用する状態でその中での１セットの挿入端子セットを直立させることで、それとマッチングするソケットに挿入することができる。又、閉じる状態でその挿入端子をプラグアダプタの収納スロットに収納することで、プラグアダプタ全体の占用する空間を短縮することができるので、旅行する場合、携帯しやすい長所があるのである。
【０００９】
この発明の又一つの目的は、挿入端子で人間の体又は物品に傷をつけることを避けるため、その二つの挿入端子をプラグアダプタの表面に設けられる収納スロットに設置することで、突出する挿入端子のための損害を避けるものである。
【００１０】
この発明の再一つの目的は、そのプラグアダプタにもっと広い適用性を持たせるため、その挿入端子の上に長さを調整できる伸ばす部品を嵌めて設けることで、この発明のプラグアダプタを凹形スロットのあるドイツ、フランスのソケットに挿入しても挿入端子が短すぎる現象を生じないので、挿入してから電源を入れることができるのである。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
請求項１の発明は、一種のプラグアダプタにおいて、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続を形成され、該プラグアダプタはプラグを挿入するための挿入面を設けてあり、該挿入面にプラグ導電端子を挿入するための接続ホールが複数個設けられ、及び一つのソケットを挿入するための接続面が設けられ、該プラグアダプタは、
一つの接続面に凹んで設けられる収納スロット及び２セットの異なる規格を持つ第一及び第二挿入端子を含み、
その第一及び第二挿入端子セットを収納スロットでの相対する両端にそれぞれ枢設して、向かい合い対称的に形成され、該二つの挿入端子セットを収納し閉める状態で、該二つの挿入端子セットは収納スロットの中に置いてあり、使用する状態でその中の１セットの挿入端子セットを回転直立させることで、それと対応するソケットに挿入することができることを特徴とするプラグアダプとしている。
請求項２の発明は、上記プラグアダプタの中にそのプラグ導電端子を挿入するための伝導素子が設けられ、該伝導素子に二つのそれぞれ第一及び第二挿入端子セットに伸ばす接触端を設け、該プラグアダプタを使用する状態で、その二つの挿入端子セットの中の１セットは接触端と電気接続の状態が形成されることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項３の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びイギリス式の四方形の挿入端子であり、該イギリス式の四方形の挿入端子の接続面での適切な所に一つの接地端子をピボットして設けてあることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項４の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項３記載のプラグアダプタとしている。
請求項５の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子であることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
請求項６の発明は、上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項７の発明は、上記接続面及び端子台にそれぞれ一つの凹形スロットを設けることで、そのアメリカ式のフラット形状の挿入端子を斜めの角度Ｄで回転することで、オーストラリア式の斜めフラット形状の挿入端子になることを特徴とする請求項４又は請求項６記載のプラグアダプタとしている。
請求項８の発明は、上記接続面での適切な所に一つの四方形の接地端子をピボットして設けることで、それをイギリス式の３穴ソケットに挿入できることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項９の発明は、上記四方形の接地端子は絶縁材料で作られることを特徴とする請求項８記載のプラグアダプタとしている。
請求項１０の発明は、上記ヨーロッパ式の丸形挿入端子にスライドして移動することができ、並びに位置決めすることで、第一固定位置及び第二固定位置を形成する延伸素子を嵌めて設け、且つ該延伸素子は該ヨーロッパ式の丸形挿入端子と電気接続関係を持つことを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタとしている。
請求項１１の発明は、上記延伸素子の一端はオープンホールであり、その内部は中空で、その同一端に一つの突出部を設けてあり、更に、そのオープンホールを上記挿入端子に嵌めて設けた後、その端子に一層の絶縁層を覆い、且つその絶縁層に一つの突出部をその内部にスライドして移動できるスライドスロットを設けてあり、そのスライドホールの前端及び底部の端それぞれ第一及び第二固定孔を凹んで設けてあるので、その突出部を第一又は第二固定孔に固定して、その挿入端子の前端又は底部の端に位置決めされることで、電気接続を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタとしている。
請求項１２の発明は、上記延伸素子の両端にそれぞれ一つのねじ部が設けられ、上記挿入端子は中空であり、その内部に延伸素子をはめて設ける中空の導電素子を固定して設けてあり、且つその導電素子の内壁がその延伸素子と対称になる所にもねじ部があるので、相互に位置決めすることにより第一固定位置及び第二固定位置を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタとしている。
請求項１３の発明は、上記接続面に一つの電流が過大になることを防止するためのヒューズが設けられ、そのヒューズを交換できることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタとしている。
【発明の効果】
【００１２】
本発明はプラグアダプタ全体の占用する空間を短縮することができるので、旅行する場合、携帯しやすい長所があるのである。挿入端子で人間の体又は物品に傷をつけることを避けるため、その二つの挿入端子をプラグアダプタの表面に設けられる収納スロットに設置することで、突出する挿入端子のための損害を避けるものである。そのプラグアダプタにもっと広い適用性を持たせるため、その挿入端子の上に長さを調整できる伸ばす部品を嵌めて設けることで、この発明のプラグアダプタを凹形スロットのあるドイツ、フランスのソケットに挿入しても挿入端子が短すぎる現象を生じないので、挿入してから電源を入れることができるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
この発明の詳細の説明及び技術の内容を図示に合わせて下記で説明する。図１〜６をご参照ください。図１〜６はこの発明の外観立体図及び実施例の説明図である。図の通り、この発明はプラグアダプタ１に関するものである。それを使って、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続が形成され、そのプラグアダプタ１に、プラグを受けるための挿入面５０を設けてあり、その挿入面５０の上に接続穴５１（図８をご参照ください）を複数個設けて、プラグの導電端子をその上に挿入し、及び２セットの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を設けてある接続面１０があり、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０を使って、そのマッチングするソケットに挿入する（図の中に表示されていない）。又、その接続面１０に第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納するための収納スロット１１を設けてあり、その二つの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１での相対する両端にピボットして設けることで、その二つの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を閉じて、相対に開く形状が形成され、そのため、使用する状態でソケット規格と対応する挿入端子を選んで回転して接続面１０（図１及び図５の上に、異なるタイプの挿入端子セットを選ぶことが表示される）に直立させることで、ソケットの上に挿入することができる。又、そのプラグアダプタ１が閉じる状態を呈する場合、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１の中に収納して接続面１０の表面（図１３をご参照ください）に突出していないので、そのプラグアダプタ１の上に異なる規格の挿入端子を設けることで、そのマッチングするソケットと対応することができる。
【００１４】
上述の通り、そのプラグアダプタ１での第一及び第二挿入端子セット２０、３０はそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子を例として表示され、この発明の好ましい方式は、２種類の挿入端子２１、３１でのピッチが違うことを利用するものである。即ち、アメリカ式のフラット形状の挿入端子２１のピッチＢがより短く、ヨーロッパ式の丸形の挿入端子のピッチＡがより広いので、アメリカ式のフラット形状の挿入端子２１をヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１のピッチＡの中に設けることで、両者を相対的に開いて相互に干渉されないことを呈させる。又、閉じる状態で、その２セットの第一及び第二挿入端子セット２０、３０を収納スロット１１の中に収納して、接続面１０の外に突出しないため、プラグアダプタ１の占用する空間を減少できるし、それを突出するため、人間の体又は物品（図１３の通り）に傷をつけることがないのであり、又、使用する状態で、例えば図１又は図２の通り、第一挿入端子セット２０又は第二挿入端子セット３０を選んで、そのマッチングするソケットの中に挿入することで、そのプラグに異なる規格のソケットからの電気を入れることができる。更に、この発明はヨーロッパ式の挿入端子３１を使用するだけに限らない、図６の通り、その第二の挿入端子セット３０’はイギリス式の四方形の挿入端子３１’を使うので、そのピッチＣはアメリカ式の挿入端子のピッチＢより広い。又、ヨーロッパ式の挿入端子３１の代わりとして、イギリスの四方形の挿入端子３１’を使っても良いのである。
【００１５】
又、安全のため及び国々の異なる規格のプラグを対応するため、たくさんの国のソケットに接地穴のような接地端の設計がある。例えばイギリスなど。そのため、プラグアダプタ１に又一つの接地端子３２を設けることができる。例えば図２の通り、その接地端子３２を収納スロット１１の中での適切な所にピボットして設けるので、閉じる状態で、それを収納スロット１１の中に収納するので、その接続面１０の表面に突出しない。更に、使用する状態で、それを回転して接続面１０に直立させることで、ソケットでのマッチする接地穴に挿入することができる。
【００１６】
図２をご参照ください。イギリス式のソケットの接地穴にも安全措置を設けてあるので、接地端子３２を挿入していない場合、その対応する挿入端子３１をイギリスソケットに挿入して電源を入れることができない。この発明は上述のような接地端子３２の設置を利用するので、プラグアダプタ１の挿入端子３１はヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１であっても、その接地端子３２を直立させることで、そのヨーロッパ式の丸形の挿入端子３１はイギリスのソケットから電気を得ることができる。その接地端子３２は絶縁材料又は導電素材を使って作ることができるが、導電接地の機能を持たなければならないことを制限しないので、イギリスのソケットでの安全措置を開いて、挿入端子３１をソケットに挿入して電気を入れることができるだけで良いのである。
【００１７】
図７及び図８をご参照ください。それはこの発明の構造分解説明図である。図の通り、そのプラグアダプタ１に二つの挿入端子２１、３１とソケットの導電端子の間に電気接続状態を形成させるための伝導素子４０を設けてあり、その伝導素子４０から二つのそれぞれ第一、第二挿入端子セット２０、３０までに伸ばす接触端４１を設けることで、挿入端子２１、３１を直立して使用する状態で、その挿入端子セットを接触端４１と相互に接触して、プラグと電気接続状態を形成させる。
【００１８】
図８の通り、その第一挿入端子セット２０は固定素子２３で絶縁の端子台２２に位置決めされ、その端子台２２の両側に二つのピボット軸２２１を突出して設けてあり、その接続面１０の内部の端が二つのピボット軸２２１と対応して、ピボット軸２２１を回転して変位させるガイドレール１４が設けられるので、第一挿入端子セット２０を直立させる使用状態を選ぶ場合、そのピボット軸２２１が伝導素子４０及び導電端子を通して、電気接続を形成する。
【００１９】
第二挿入端子セット３０をプラグアダプタ１の中での一端に設け、それを絶縁の連結棒３０１に接続することで、接触端４１と接続する電気接続サイド３０３が形成され、その連結棒３０１の両側に二つの回転軸３０２を設けて、それを接続面１０の中での一端が二つの回転軸３０２と対応して設ける回転スロット１３に取り付けるので、回転軸３０２及び回転スロット１３を利用して、第二挿入端子セット３０を回転して、それを直立して変位させることで、第二挿入端子セット３０の閉じる状態又は使用状態を形成することができる。
【００２０】
図９及び図１０をご参照ください。それはこの発明の一部の構造分解説明図及びその一部構造の断面説明図である。図の通り、その第二挿入端子セット３０はヨーロッパ式の丸い系の挿入端子３１である場合、二つの挿入端子３１の上にひとつの延伸素子３１４を嵌めて設けてあり、その延伸素子３１４の一端は中空であるし、その内部に一つの突出部３１５を設け、その挿入端子３１に一層の絶縁層３１６を被ってある。更に、その絶縁層３１６にその突出部３１５がその上にスライドで移動できるスライドスロット３１１を設けてある。そのスライドスロット３１１の前端及び底部の端に第一及び第一固定孔３１２、３１３を凹んで設けることで、その突出部３１５をスライドで挿入端子３１の前端又は後端に移動する時、突出部３１５及び第一固定孔３１２を利用して、その延伸素子３１４を前端又は底部の端に伸ばして、それぞれ延伸素子３１４の第一固定位置又は第二固定位置を形成させ、それを挿入端子３１との間に電気接続を形成させる。その延伸素子３１４を第一固定位置又は第二固定位置を形成させる目的は、挿入端子３１の長さを調整するのである。例えば、この発明をドイツ、フランス式ソケット（図の中に表示されていない）に応用する場合、そのソケットに安全設計がある安全凹形スロットを設けてあり、その挿入穴を安全凹形スロットの底面に設けることで、この発明のプラグアダプタ１をこのソケットと対応して挿入することで、挿入端子３１の長さを安全凹形スロットに合わせて調整して、接続面とソケットの間に隙間を形成させることで、挿入端子３１の長さがより長いことが必要する場合に対応することができる。この発明の挿入端子３１の設計の主要な特色は、その延伸素子３１４の突出部３１５にある第二固定位置を一般の平面のソケットの挿入穴と対応するものであり、その突出部３１５を第二固定孔３１３の中に固定して、位置決めすることで延伸素子３１４の第二固定位置を形成するので、その挿入端子３１を安定で一般の平面式のソケットの挿入穴に弛めることがないように挿入することができる。又、上述のドイツ、フランス式のソケットに対応するため、この発明は挿入端子３１が短すぎる現象を生じさせないように、第二固定孔３１３にある突出部３１５を回転して第二固定孔３１３の制限から出すし、スライドスロット３１１をその軌道として、挿入端子３１の前端にスライドで移動するし、それを第一固定孔３１２の中に回転することで、第一固定孔３１２に位置決めされることで、その延伸素子３１４の第一固定一が形成されるので、その挿入端子３１はその伸びる延伸素子３１４でそのようなドイツ、フランス式のソケットに挿入することで電源を得ることができる。又一つの挿入端子３１及び延伸素子３４の実施状態は図１４及び図１５をご参照ください。その延伸素子３４の両端にそれぞれ一つのねじ部３４１ 、３４２が設けられ、その挿入端子３１は中空である。その内部に中空でその延伸素子３４を嵌める導電素子３３が固定で設けられ、その延伸素子３４の一端に端子ヘッド３６があり、その別の一端に封じる素子３５で中空の挿入端子３１の中に封じ、その導電素子３３の内壁が延伸素子３４と相対する場所にもねじ部３３１を設けてあるので、その延伸素子３４を第一固定位置及び第二固定位置までにスライドして移動することができる。更に、ねじ部３４１、３４２を利用してねじ部３３１と相互位置決めを行う。同時に図５、図１１及び図１２をご参照ください。それはこの発明の一部素子の作動説明図である。オーストラリア式のソケットの挿入穴に一つの斜めの角度Ｄがあり、その挿入穴の大きさをアメリカ式のフラット形状の挿入端子とマッチングすることができる。図の通り、プラグアダプタ１の汎用性を増加するため、その第一挿入端子セット２０は使用する状態であることを利用して、第一挿入端子セット２０を固定素子２３で端子台２２に位置決めするし、その固定素子２３をピボット軸２２１として、回転変位をさせることで、端子セット２０が回転変位によって、オーストラリア式のソケットの斜めのフラット形状の挿入端子２１と対応して挿入することができる。その接続面１０を端子台２２とそれぞれ斜め角度Ｄと対応して凹形スロット１２、２２２を設けることで、オーストラリア式のソケットの斜めのフラット形状の挿入端子２１を収納して固定で形成する。
【００２１】
図１３及び図１６をご参照ください。それはこの発明の別一つの実施例の説明図及びその正面図である。それはプラグアダプタ１が閉じる状態を呈する場合、その第一及び第二挿入端子セット２０、３０をすべて収納スロット１１の中に収納するので、接続面１０の表面に突出しないので、プラグアダプタ１の体積を減少する効果があるし、人間及び物品に傷をつけることもない。更に、電気を使う場合の安全のため、その接続面１０にヒューズ６０（実際の必要によって、取り付けないこともできる）を設けることで、電流過大ため、電気を焼却することを防止する。この発明の適用分野がとても広いで、例えば、プラグアダプタ１を変圧器２（図１７をご参照ください）に応用するか、プラグアダプタ１を携帯の充電器３（主には携帯電池４の充電に応用する。図１７をご参照ください）と結合するか、一つの充電器５（主には充電電池６の充電に応用する。図１９をご参照ください）に配置することができる。上述によって、国と国の間に旅行かビジネスをする人たちが主要な国のソケット規格に合わせて、電子製品をその国のソケットに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２２】
【図１】この発明の外観立体説明図である。
【図２】この発明の外観立体説明図である。
【図３】この発明の外観立体説明図である。
【図４】この発明の外観立体説明図である。
【図５】この発明の別一つの実施例の説明図である。
【図６】この発明の又一つの実施例の説明図である。
【図７】この発明の構造分解説明図である。
【図８】この発明の構造分解説明図である。
【図９】この発明の一部構造の分解説明図である。
【図１０】この発明の一部構造の断面説明図である。
【図１１】この発明の一部素子の作動説明図である。
【図１２】この発明の一部素子の作動説明図である。
【図１３】この発明のもう一つの実施例の説明図である。
【図１４】端子を接続しているその他一つの実施例の構造図である。
【図１５】端子を接続している再び一つの実施例の断面図である。
【図１６】プラグアダプタの正面図である。
【図１７】この発明を変圧器に応用する説明図であるである。
【図１８】この発明を携帯の充電器に応用する説明図である。
【図１９】この発明を充電器に応用する説明図である。
【符号の説明】
【００２３】
１ プラグアダプタ
２ 変圧器
３ 携帯の充電器
４ 携帯電池
５ 充電器
６ 充電電池
１０ 接続面
１１ 収納スロット
１２、２２２ 凹形スロット
１３ 回転スロット
１４ ガイドレール
２０、３０ 端子セット
２２ 端子台
２３ 固定素子
２１、３１ 挿入端子
３０’挿入端子セット
３１’挿入端子
３２ 接地端子
３３ 導電素子
３４、３１４ 延伸素子
３５ 封じる素子
３６ 端子ヘッド
４０ 伝導素子
４１ 接触端
５０ 挿入面
５１ 接続穴
６０ ヒューズ
２２１ ピボット軸
３０１ 連結棒
３０２ 回転軸
３１１ スライドスロット
３１２、３１３ 固定孔
３１５ 突出部
３１６ 絶縁層
３３１、３４１、３４２ ねじ部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
一種のプラグアダプタにおいて、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続を形成され、該プラグアダプタはプラグを挿入するための挿入面を設けてあり、該挿入面にプラグ導電端子を挿入するための接続ホールが複数個設けられ、及び一つのソケットを挿入するための接続面が設けられ、該プラグアダプタは、
一つの接続面に凹んで設けられる収納スロット及び２セットの異なる規格を持つ第一及び第二挿入端子を含み、
その第一及び第二挿入端子セットを収納スロットでの相対する両端にそれぞれ枢設して、向かい合い対称的に形成され、該二つの挿入端子セットを収納し閉める状態で、該二つの挿入端子セットは収納スロットの中に置いてあり、使用する状態でその中の１セットの挿入端子セットを回転直立させることで、それと対応するソケットに挿入することができることを特徴とするプラグアダプタ。
【請求項２】
上記プラグアダプタの中にそのプラグ導電端子を挿入するための伝導素子が設けられ、該伝導素子に二つのそれぞれ第一及び第二挿入端子セットに伸ばす接触端を設け、該プラグアダプタを使用する状態で、その二つの挿入端子セットの中の１セットは接触端と電気接続の状態が形成されることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項３】
上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びイギリス式の四方形の挿入端子であり、該イギリス式の四方形の挿入端子の接続面での適切な所に一つの接地端子をピボットして設けてあることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項４】
上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項３記載のプラグアダプタ。
【請求項５】
上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子であることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項６】
上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項７】
上記接続面及び端子台にそれぞれ一つの凹形スロットを設けることで、そのアメリカ式のフラット形状の挿入端子を斜めの角度Ｄで回転することで、オーストラリア式の斜めフラット形状の挿入端子になることを特徴とする請求項４又は請求項６記載のプラグアダプタ。
【請求項８】
上記接続面での適切な所に一つの四方形の接地端子をピボットして設けることで、それをイギリス式の３穴ソケットに挿入できることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項９】
上記四方形の接地端子は絶縁材料で作られることを特徴とする請求項８記載のプラグアダプタ。
【請求項１０】
上記ヨーロッパ式の丸形挿入端子にスライドして移動することができ、並びに位置決めすることで、第一固定位置及び第二固定位置を形成する延伸素子を嵌めて設け、且つ該延伸素子は該ヨーロッパ式の丸形挿入端子と電気接続関係を持つことを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項１１】
上記延伸素子の一端はオープンホールであり、その内部は中空で、その同一端に一つの突出部を設けてあり、更に、そのオープンホールを上記挿入端子に嵌めて設けた後、その端子に一層の絶縁層を覆い、且つその絶縁層に一つの突出部をその内部にスライドして移動できるスライドスロットを設けてあり、そのスライドホールの前端及び底部の端それぞれ第一及び第二固定孔を凹んで設けてあるので、その突出部を第一又は第二固定孔に固定して、その挿入端子の前端又は底部の端に位置決めされることで、電気接続を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタ。
【請求項１２】
上記延伸素子の両端にそれぞれ一つのねじ部が設けられ、上記挿入端子は中空であり、その内部に延伸素子をはめて設ける中空の導電素子を固定して設けてあり、且つその導電素子の内壁がその延伸素子と対称になる所にもねじ部があるので、相互に位置決めすることにより第一固定位置及び第二固定位置を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタ。
【請求項１３】
上記接続面に一つの電流が過大になることを防止するためのヒューズが設けられ、そのヒューズを交換できることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項１】
一種のプラグアダプタにおいて、異なる規格のプラグ及びソケットに電気接続を形成され、該プラグアダプタはプラグを挿入するための挿入面を設けてあり、該挿入面にプラグ導電端子を挿入するための接続ホールが複数個設けられ、及び一つのソケットを挿入するための接続面が設けられ、該プラグアダプタは、
一つの接続面に凹んで設けられる収納スロット及び２セットの異なる規格を持つ第一及び第二挿入端子を含み、
その第一及び第二挿入端子セットを収納スロットでの相対する両端にそれぞれ枢設して、向かい合い対称的に形成され、該二つの挿入端子セットを収納し閉める状態で、該二つの挿入端子セットは収納スロットの中に置いてあり、使用する状態でその中の１セットの挿入端子セットを回転直立させることで、それと対応するソケットに挿入することができることを特徴とするプラグアダプタ。
【請求項２】
上記プラグアダプタの中にそのプラグ導電端子を挿入するための伝導素子が設けられ、該伝導素子に二つのそれぞれ第一及び第二挿入端子セットに伸ばす接触端を設け、該プラグアダプタを使用する状態で、その二つの挿入端子セットの中の１セットは接触端と電気接続の状態が形成されることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項３】
上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びイギリス式の四方形の挿入端子であり、該イギリス式の四方形の挿入端子の接続面での適切な所に一つの接地端子をピボットして設けてあることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項４】
上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項３記載のプラグアダプタ。
【請求項５】
上記第一及び第二挿入端子セットはそれぞれアメリカ式のフラット形状の挿入端子及びヨーロッパ式の丸形の挿入端子であることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【請求項６】
上記第一及び第二挿入端子セットの挿入端子はそれぞれ一つの絶縁端子台及び一つの絶縁連結棒に設けられ、該端子台及び該絶縁連結棒の両側にそれぞれピボット軸及び回転軸を突出して設けることで、それぞれ上記接続面のガイドレール及び回転スロットにピボットして設けられることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項７】
上記接続面及び端子台にそれぞれ一つの凹形スロットを設けることで、そのアメリカ式のフラット形状の挿入端子を斜めの角度Ｄで回転することで、オーストラリア式の斜めフラット形状の挿入端子になることを特徴とする請求項４又は請求項６記載のプラグアダプタ。
【請求項８】
上記接続面での適切な所に一つの四方形の接地端子をピボットして設けることで、それをイギリス式の３穴ソケットに挿入できることを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項９】
上記四方形の接地端子は絶縁材料で作られることを特徴とする請求項８記載のプラグアダプタ。
【請求項１０】
上記ヨーロッパ式の丸形挿入端子にスライドして移動することができ、並びに位置決めすることで、第一固定位置及び第二固定位置を形成する延伸素子を嵌めて設け、且つ該延伸素子は該ヨーロッパ式の丸形挿入端子と電気接続関係を持つことを特徴とする請求項５記載のプラグアダプタ。
【請求項１１】
上記延伸素子の一端はオープンホールであり、その内部は中空で、その同一端に一つの突出部を設けてあり、更に、そのオープンホールを上記挿入端子に嵌めて設けた後、その端子に一層の絶縁層を覆い、且つその絶縁層に一つの突出部をその内部にスライドして移動できるスライドスロットを設けてあり、そのスライドホールの前端及び底部の端それぞれ第一及び第二固定孔を凹んで設けてあるので、その突出部を第一又は第二固定孔に固定して、その挿入端子の前端又は底部の端に位置決めされることで、電気接続を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタ。
【請求項１２】
上記延伸素子の両端にそれぞれ一つのねじ部が設けられ、上記挿入端子は中空であり、その内部に延伸素子をはめて設ける中空の導電素子を固定して設けてあり、且つその導電素子の内壁がその延伸素子と対称になる所にもねじ部があるので、相互に位置決めすることにより第一固定位置及び第二固定位置を形成することを特徴とする請求項１０記載のプラグアダプタ。
【請求項１３】
上記接続面に一つの電流が過大になることを防止するためのヒューズが設けられ、そのヒューズを交換できることを特徴とする請求項１記載のプラグアダプタ。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図１３】
【図１４】
【図１５】
【図１６】
【図１７】
【図１８】
【図１９】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図１３】
【図１４】
【図１５】
【図１６】
【図１７】
【図１８】
【図１９】
【公開番号】特開２００８−１７６９８９（Ｐ２００８−１７６９８９Ａ）
【公開日】平成２０年７月３１日（２００８．７．３１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−８３１９（Ｐ２００７−８３１９）
【出願日】平成１９年１月１７日（２００７．１．１７）
【出願人】（５０７０１７４５１）淳溢科學股▲ふん▼有限公司 (4)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年７月３１日（２００８．７．３１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１月１７日（２００７．１．１７）
【出願人】（５０７０１７４５１）淳溢科學股▲ふん▼有限公司 (4)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]