説明

ベルト駆動装置並びにそれを備えた中間転写ユニット及び画像形成装置

【課題】複数のローラ間に無端状ベルトを架け渡したベルト駆動装置において、無端状ベルトの蛇行等を抑え安定して回転させる。
【解決手段】駆動ローラ23と従動ローラ22との間に無端状ベルト21を架け渡すと共に、従動ローラ22の回転軸24を移動規制板25に形成された長穴251に移動可能に挿入する。そして、押しバネSによって従動ローラ22を外方へ付勢し無端状ベルト21に張力を与える。無端状ベルト21を張架した状態において従動ローラ22の移動量を長穴251で規制する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無端状ベルトを張架させた状態で回転駆動させるベルト駆動装置並びにそれを備えた中間転写ユニット及び画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
複数のローラ間に張架された無端状ベルトを回転させて物品等を搬送することは従来から様々な分野で行われている。例えば、ファクシミリやプリンター、複写機などの電子写真方式の画像形成装置では、複数色のトナー像を重ね合わせてフルカラー像を形成するための中間転写ベルトや定着装置においてトナー像を加熱するための定着ベルト、転写材である用紙を搬送するための用紙搬送ベルト等が用いられている。
【0003】
ここで、ローラ間に張架されている無端状ベルトは、ローラの設置状態における傾きや寸法などの条件によってローラの回転軸方向に移動する場合がある。無端状ベルトが回転軸方向に移動すると、無端状ベルトの蛇行、斜行、回転軸方向一方側への片寄り、表面の皺、波打ちが生じる。このような無端状ベルトの蛇行等が発生すると、一般に搬送物の搬送ミスや搬送タイミングのズレの原因となる。また無端状ベルトが傷付くことがありベルト寿命にも影響する。
【0004】
そこで、例えば特許文献1には、所定軸を中心として揺動する支持部材にテンションローラを軸支することによって、テンションローラの位置決めを正確に行い中間転写ベルトの蛇行を防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008-102302号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示技術では、中間転写ベルトへの負荷変動によってテンションローラが揺動しベルト張力が変動することがある。中間転写ベルトの張架状態が変動すると、例えば、テンションローラの軸方向両側に設けられているフランジ部材に中間転写ベルトが乗り上げ、中間転写ベルトが割れたり傷つくおそれがある。
【0007】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のローラ間に無端状ベルトを架け渡したベルト駆動装置において無端状ベルトの蛇行等を抑え安定して回転させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は前記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、無端状ベルトの蛇行等は、無端状ベルトの張力を緩める方向にテンションローラが移動することが大きな要因の一つであることを突き止め本発明をなすに至った。すなわち、本発明に係るベルト駆動装置は、テンションローラを含む複数のローラと、これら複数のローラ間に架け渡された無端状ベルトと、前記無端状ベルトに張力を与える方向にテンションローラを付勢する付勢部材と、前記無端状ベルトを前記複数のローラ間に張架した状態において回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの移動量を規制する移動規制部材とを備えたことを特徴とする。
【0009】
ここで、前記移動規制部材としては、テンションローラの回転軸方向両側に設けられた、テンションローラの回転軸よりも大きい規制穴を有する一組の板状体であって、テンションローラの回転軸を前記規制穴に挿入しテンションローラの移動量を規制するものであってもよい。
【0010】
また、前記無端状ベルトの回転方向に対して垂直な幅方向の長さをテンションローラよりも長くし、前記無端状ベルトの両端部の内周面に、連続した突条を設けると共に、テンションローラの外径と同じ又はそれ以下の外径を有する第1円盤状部材をテンションローラの回転軸方向両側に設け、前記無端状ベルトの幅方向の移動を規制するようにしてもよい。このとき、回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの許容最大移動量Mと、前記突条の高さHとが下記式(1)を満足するようにするのが好ましい。
H≧3M ・・・・・・(1)
【0011】
あるいは、テンションローラよりも半径方向に長い鍔状部を有する第2円盤状部材を、テンションローラの回転軸方向両側に設け、前記無端状ベルトの幅方向の移動を規制するようにしてもよい。このとき、回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの許容最大移動量Mと、前記鍔状部の半径方向の長さLが下記式(2)を満足するようにするのが好ましい。
L≧2M ・・・・・・(2)
【0012】
そしてまた、テンションローラの、回転軸方向に対して垂直方向の移動を検知する検知手段を設けて、テンションローラが許容最大移動量M以上移動すると、無端状ベルトの回転を停止させるのが好ましい。さらには、テンションローラの異常を知らせる報知手段を設けて、テンションローラが許容最大移動量M以上移動すると、報知手段を作動させて使用者にテンションローラの異常を知らせるようにしてもよい。
【0013】
本発明に係る中間転写ユニットは、前記いずれかに記載のベルト駆動装置を備え、前記無端状ベルトを画像形成装置における中間転写ベルトとして用いることを特徴とする。
【0014】
本発明に係る画像形成装置は、前記記載のベルト駆動装置を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係るベルト駆動装置では、無端状ベルトを複数のローラ間に張架した状態において、回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの移動量を規制するので、無端状ベルトに負荷がかかっても無端状ベルトの張架状態は大きくは変動せず、無端状ベルトは蛇行等することなく安定して回転する。
【0016】
本発明の中間転写ユニット及び画像形成装置によれば、長期間にわたって高画質のカラー画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す構成図。
【図2】本発明の中間転写ユニットの一実施形態を示す正面図。
【図3】図2の従動ローラ付近の拡大図。
【図4】従来のベルト駆動装置における中間転写ベルトの状態を示す概説図。
【図5】本発明のベルト駆動装置の一実施形態を示す従動ローラ端部の断面図。
【図6】本発明のベルト駆動装置の他の実施形態を示す従動ローラ端部の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係るベルト駆動装置、中間転写ユニット及び画像形成装置について図に基づいて説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0019】
図1に、本発明の中間転写ユニット及び画像形成装置の概説図を示す。図1の画像形成装置100はタンデム型のカラー画像形成装置であって、原稿画像を読み取るイメージリーダー部200と、読み取った画像を転写材にプリントして再現するプリンタ部300と、プリント条件を入力したり装置の稼動状況を表示する操作表示部400とから構成される。イメージリーダー部200は、不図示の原稿ガラス板に載置された原稿の画像をスキャナを移動させながら読み取る公知のもので、読み取った画像データはイメージセンサにより色別に電気信号に変換されてプリンタ部300に送られる。また、画像形成装置100は、装置の動作を制御したり画像データを記憶する制御部60を備え、各種センサの情報や使用者の指示に応じて設計された仕様で駆動制御される。
【0020】
プリンタ部300は電子写真方式で画像形成するもので、その略中央部に中間転写ユニット2が設置されている。この中間転写ユニット2は、中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21を張架する駆動ローラ23と従動ローラ22とを主要構成要素として備える。従動ローラ22はテンションローラとしての役割を果たし、中間転写ベルト21に張力を与える。駆動ローラ23は駆動モータMによって図において反時計回りに回転駆動し、これにより、中間転写ベルト21が回転し、従動ローラ22が従動回転する。従動ローラ22には、中間転写ベルト21を挟んでクリーニングブレード27が圧接している。クリーニングブレード27は、転写材40に転写しなかった残留トナーを中間転写ベルト21表面から除去する。
【0021】
中間転写ベルト21の下面水平部の下方には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色に対応する4つの画像形成部30Y、30M、30C、30Kが並んで配置されている。各画像形成部では、感光体表面を均一に帯電させた後、電気信号に変換された画像データに応じて露光して静電潜像を形成し、形成された静電潜像をトナーで現像し可視像化する。そして、各色ごとに形成されたトナー像を中間転写ベルト21に1次転写して重ね合わせてフルカラーのトナー画像を形成する。なお、画像形成部30Y、30M、30C、30Kには、それぞれの色別のトナー容器31Y、31M、31C、31Kからトナーが補給される。
【0022】
プリントする転写材40はトレイ41に積層されており、最上の転写材40から順に一枚ずつ搬送路に引き出され、中間転写ベルト21の回転とタイミングを合わせて駆動ローラ23と転写ローラ42とのニップ部(2次転写領域)に送られる。そして、中間転写ベルト21の表面に形成されたトナー画像が転写材40に転写される。その後、転写材40が定着装置50を通過する間に、トナー画像は加熱・加圧されて転写材40に溶融定着し排紙トレイに排出される。
【0023】
図2に、中間転写ユニット2の概略正面図、図3に、従動ローラ22付近の拡大図をそれぞれ示す。主フレーム20の一方端側には駆動ローラ23が回転自在に取り付けられ、もう一方端側の幅方向両側には、長穴(規制穴)251が形成された移動規制板(移動規制部材)25が取り付けられている。他方、従動ローラ22の軸方向両端から突出した回転軸24には、クリーニングブレード27を取り付けた支持板26が、回転軸24を中心として揺動自在に取り付けられている。支持板26は、中間転写ベルト21を介してクリーニングブレード27が従動ローラ22と圧接する方向に不図示の付勢手段によって付勢されている。そして、支持板26から外方に突出した従動ローラ22の回転軸24は長穴251に移動可能に挿入されている。支持板26の右側端は回転軸方向内方へ折曲され、バネ座片261が形成されている。このバネ座片261と主フレーム20との間には押しバネ(付勢部材)Sが介装されており、従動ローラ22は、駆動ローラ23から離れる方向に常に付勢され、駆動ローラ23と従動ローラ22とに架け渡された中間転写ベルト21に張力が与えられている。
【0024】
図4に示すように、中間転写ベルト21に対するクリーニングブレード27の摺擦抵抗が大きくなると、駆動ローラ23と従動ローラ22と間における中間転写ベルト21の上側部の張力F1は弱まる一方、下側部の張力F2が強まり、従動ローラ22は押しバネSに抗して駆動ローラ23側に移動する。すると、中間転写ベルト21の上側部の張力F1はさらに弱まり、中間転写ベルト21の上側部が上方に膨らむように弛む。従来の中間転写ユニットでは、この中間転写ベルト21の弛みが大きくなり過ぎて、例えば、従動ローラ22の軸方向両端部に設けられている、中間転写ベルト21の幅方向の移動を規制する円盤状部材に乗り上げてベルトが傷つくことがあった。
【0025】
そこで、本発明では、従動ローラ22の移動量を規制することによって、中間転写ベルト21の前記弛みを抑制し、前記円盤状部材に中間転写ベルト21が乗り上げないようにした。例えば、図3に示すように、移動規制板25に形成した長穴251によって、従動ローラ22の移動量を規制する実施形態例が挙げられる。従動ローラ22の許容される最大移動量Mは、中間転写ベルト21の材質や従動ローラ22の外径などを考慮し適宜決定すればよい。通常、従動ローラ22の許容される最大移動量Mは0.5mm〜数mm程度である。また、従動ローラ22の回転軸24の端部を挿入する穴は、回転軸24の外径よりも大きければよく、その形状は長穴に限定されるものではない。さらには、従動ローラ22の移動量の規制は、長穴251による規制に限定されるものではなく、従来公知の手段を用いることができる。
【0026】
中間転写ベルト21の蛇行をより効果的に防止するには、図5に示すように、中間転写ベルト21の幅方向の長さを従動ローラ22よりも長くすると共に、中間転写ベルト21の両端部の内周面に断面四角形の線状のガイドゴム(突条)8を設けてもよい。そして、従動ローラ21の回転軸方向両端に、従動ローラ22の外径よりもわずかに小さい外径の第1円盤状部材7を設け、中間転写ベルト21が幅方向内方へ移動すると、中間転写ベルト21のガイドゴム8が第1円盤状部材7に接触し、中間転写ベルト21のそれ以上の移動を制限するようにする。このとき、中間転写ベルト21に設けるガイドゴム8の高さHは、前記式(1)に示すように従動ローラ21の許容最大移動量Mの3倍以上とするのが好ましい。これにより中間転写ベルト21の幅方向内方への移動を確実に制限できる。
【0027】
あるいは、図6に示すような実施形態として中間転写ベルト21の蛇行を防止してもよい。すなわち、従動ローラ22の回転軸方向の両側に、従動ローラ22よりも半径方向に長い鍔状部91を有する第2円盤状部材9を設ける。中間転写ベルト21が幅方向外方へ移動すると、中間転写ベルト21が第2円盤状部材9の鍔状部91に接触し、中間転写ベルト21のそれ以上の移動を制限するようにする。このとき、鍔状部91の半径方向の長さLは、前記式(2)に示すように従動ローラ22の許容最大移動量Mの2倍以上とするのが好ましい。これにより中間転写ベルト21の幅方向内方への移動を確実に制限できる。
【0028】
ここで、中間転写ベルト21に設けるガイドゴム8の高さHの下限値が、鍔状部91の半径方向の長さLの下限値よりも大きいのは、第1円盤状部材7とガイドゴム8との摩擦係数が、中間転写ベルト21と鍔状部91との摩擦係数よりも一般に大きく、従動ローラ22の移動量が小さくてもガイドゴム8が第1円盤状部材7に乗り上がりやすいからである。
【0029】
なお、従動ローラ22の許容移動量を変動できる装置の場合には、ガイドゴム8の高さH(図5に図示)や鍔状部91の半径方向の長さL(図6に図示)から、前記式(1)又は前記式(2)を満足するように従動ローラ22の許容最大移動量Mを定め、従動ローラ22を取り付けた移動規制板25を、当該許容最大移動量Mとなるように主フレーム20に固定してもよい。
【0030】
また、中間転写ベルト21の蛇行等をより確実に防止するために、従動ローラ22の回転軸方向に対して垂直方向の移動を検知する検知手段を設けて、従動ローラ22が許容最大移動量M(図3に図示)以上移動したことが検知手段で検知されると、駆動ローラ23の回転を停止し中間転写ベルト21を止めるようにしてもよい。さらには、従動ローラ22の異常を知らせる報知手段を設け、従動ローラ22の異常な移動及び中間転写ベルト21の停止を使用者に知らせるようにしてもよい。報知手段としては、表示画面への表示やランプの点灯、音声報知等が挙げられる。
【0031】
以上説明した画像形成装置100によれば、中間転写ユニット2の中間転写ベルト21の蛇行が防止され、色別のトナー画像を重ね合わせる際の色ズレや、転写材40への2次転写の際の位置ズレが確実に防止され高画質画像が得られる。
【0032】
また、画像形成装置100では、中間転写ベルト21の他に、定着装置50に定着ベルトを用いる場合や、転写材40の搬送手段として搬送ベルトを用いる場合などがあり、これらのベルト駆動装置として本発明のベルト駆動装置を用いれば、安定したベルト走行が得られ好適である。
【0033】
もちろん、本発明は、画像形成装置への使用に限定されるものではなく、複数のローラ間に無端状ベルトを架け渡し、テンションローラによって無端状ベルトに張力を与える構成のベルト駆動装置であればいずれにも適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明に係るベルト駆動装置は、無端状ベルトに負荷がかかっても無端状ベルトの張架状態は大きくは変動せず、無端状ベルトは蛇行等することなく安定して回転するので有用である。
【符号の説明】
【0035】
2 中間転写ユニット
7 第1円盤状部材
8 ガイドゴム(突条)
9 第2円盤状部材
S 押しバネ(付勢部材)
21 中間転写ベルト
22 従動ローラ(テンションローラ)
23 駆動ローラ
25 移動規制板(移動規制部材)
91 鍔状部
100 画像形成装置
251 長穴(規制穴)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テンションローラを含む複数のローラと、これら複数のローラ間に架け渡された無端状ベルトと、前記無端状ベルトに張力を与える方向にテンションローラを付勢する付勢部材と、前記無端状ベルトを前記複数のローラ間に張架した状態において回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの移動量を規制する移動規制部材とを備えたことを特徴とするベルト駆動装置。
【請求項2】
前記移動規制部材が、テンションローラの回転軸方向両側に設けられた、テンションローラの回転軸よりも大きい規制穴を有する一組の板状体であって、テンションローラの回転軸を前記規制穴に挿入しテンションローラの移動量を規制するものである請求項1記載のベルト駆動装置。
【請求項3】
前記無端状ベルトの回転方向に対して垂直な幅方向の長さをテンションローラよりも長くし、前記無端状ベルトの両端部の内周面に、連続した突条を設けると共に、テンションローラの外径と同じ又はそれ以下の外径を有する第1円盤状部材をテンションローラの回転軸方向両側に設け、前記無端状ベルトの幅方向の移動を規制する請求項1又は2記載のベルト駆動装置。
【請求項4】
回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの許容最大移動量Mと、前記突条の高さHとが下記式(1)を満足する請求項3記載のベルト駆動装置。
H≧3M ・・・・・・(1)
【請求項5】
テンションローラよりも半径方向に長い鍔状部を有する第2円盤状部材を、テンションローラの回転軸方向両側に設け、前記無端状ベルトの幅方向の移動を規制する請求項1又は2記載のベルト駆動装置。
【請求項6】
回転軸方向に対して垂直方向のテンションローラの許容最大移動量Mと、前記鍔状部の半径方向の長さLが下記式(2)を満足する請求項5記載のベルト駆動装置。
L≧2M ・・・・・・(2)
【請求項7】
テンションローラの、回転軸方向に対して垂直方向の移動を検知する検知手段を備え、テンションローラが許容最大移動量M以上移動すると、無端状ベルトの回転を停止させる請求項1〜6のいずれかに記載のベルト駆動装置。
【請求項8】
テンションローラの、回転軸方向に対して垂直方向の移動を検知する検知手段と、テンションローラの異常を知らせる報知手段とを備え、テンションローラが許容最大移動量M以上移動すると、前記報知手段を作動させる請求項1〜7のいずれかに記載のベルト駆動装置。
【請求項9】
前記請求項1〜8のいずれかに記載のベルト駆動装置を備え、前記無端状ベルトを画像形成装置における中間転写ベルトとして用いることを特徴とする中間転写ユニット。
【請求項10】
前記請求項9記載の中間転写ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−159696(P2012−159696A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19430(P2011−19430)
【出願日】平成23年2月1日(2011.2.1)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】