説明

ボタン構造及び電子機器

【課題】ボタンを操作する際の静電気から安定して電子部品を保護することができるボタン構造及び電子機器を安価に提供する。
【解決手段】ボタン構造20は、電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部23とを有するプリント基板22と、プリント基板22に搭載されて電子部品に接続されたタクトスイッチ24と、開口部21aを有しプリント基板22とタクトスイッチ24とを内蔵する筐体21と、タクトスイッチ24から所定距離離隔して筐体21とタクトスイッチ24との間に配置され、開口部21aから筐体21の外部に突出する操作部27を備えたボタン26とを有する。ボタン26は、該ボタン26をプリント基板22から離隔方向に付勢する2本の脚部29,29を有し、両脚部29,29は、導電性プラスチックにより一体成形され、タクトスイッチ24を挟んで対称に配置されて一方の脚部29がアース部23に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電対策用のボタン構造及びこのボタン構造を有する電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人が着用する衣類や人体等に発生して帯電した静電気が、例えば、電子機器のボタンを操作するユーザの指先から電子機器内に飛び込んで放電されることにより、電子機器の内部回路が誤動作したり、損傷を受けたり、破壊されたりして問題となることが知られている。
【0003】
一般に、静電気の放電による内部回路への被害を防ぐための対策としては、各電子部品や素子間に絶縁体を介在させたり、或いは、各電子部品や素子間の距離(いわゆる、空間距離や沿面距離)を大きく確保したりすることで、各電子部品や素子間の絶縁を達成することが考えられる。しかし、例えば、携帯電話端末や携帯用テレビ等のポータブル機器においては、小型化の必要からスペース上の制約があり、各電子部品間の沿面距離を十分に確保することは困難である。
【0004】
上記問題に鑑みて、例えば、キーボードの操作面側に金属膜を設け、この金属膜をプリント基板上に取り付けたアース部品と接続する構成とした静電対策ボタン構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、押しボタンを導電性樹脂材料で形成し、該押ボタンに帯電した静電気を芯金、配線、金属ボックス等を経てアース部品に放電する構成とした静電対策ボタン構造も知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、ボタンとプリント基板に配置された台座との間に導電性プレートを配置して、この導電性プレートとプリント基板に設けたアース部品とを接続することで絶縁を図る構成とした静電対策ボタン構造も知られている(例えば、特許文献3参照)。
【特許文献1】特開平3−57113号公報
【特許文献2】特開平10−27529号公報
【特許文献3】特開2005−32495号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に開示される静電対策ボタン構造は、キーボードとは別に金属膜を設ける必要があるため、部品点数が多く、ポータブル機器に搭載するにはコスト高であるという問題があった。また、上記特許文献2に開示される静電対策ボタン構造は、押ボタンに帯電した静電気を芯金、配線、金属ボックス等を経てアース部品に放電するため、アース回路を構成する部品点数が多く、ポータブル機器に搭載するにはスペース的にもコスト的にも適さないという問題がある。さらに、上記特許文献3に開示される静電対策ボタン構造は、例えば、カーボンや銀等を含む導電性塗料や導電性メッキ等を塗装することで導電性プレートを成形しているため、経年変化により導電性の塗料層が磨耗した場合は安定して導電性すなわちアース回路を確保できないという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、ボタンを操作する際の静電気から安定して電子部品を保護することができるボタン構造及び電子機器を安価に提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ボタン構造において、
電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部とを有するプリント基板と、
前記プリント基板に搭載されて前記電子部品に接続された押下式のスイッチと、
開口部を有し前記プリント基板と前記スイッチとを内蔵する筐体と、
前記スイッチから所定距離離隔して前記筐体と前記スイッチとの間に配置され、前記開口部から前記筐体の外部に突出する操作部を有するボタンと、
前記ボタンを前記プリント基板から離隔する方向に付勢することにより前記操作部を前記開口部から前記筐体の外側に向けて付勢する付勢部と、を備え、
少なくとも前記操作部と前記付勢部とが導電性材料から構成されて互いが電気的に接続されてなり、
前記付勢部は、少なくともその一端が前記アース部に接続されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボタン構造において、前記導電性材料は、導電性プラスチックであることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のボタン構造において、前記付勢部は、前記スイッチを挟んで対称に配置された弾性体からなる2本の脚部を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のボタン構造において、前記操作部と前記付勢部とが一体に成形されていることを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、電子機器において、
電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部とを有するプリント基板と、
前記プリント基板に搭載されて前記電子部品に接続された押下式のスイッチと、
開口部を有し前記プリント基板と前記スイッチとを内蔵する筐体と、
前記スイッチから所定距離離隔して前記筐体と前記スイッチとの間に配置され、前記開口部から前記筐体の外部に突出する操作部を有するボタンと、
前記ボタンを前記プリント基板から離隔する方向に付勢することにより前記操作部を前記開口部から前記筐体の外側に向けて付勢する付勢部と、を備え、
前記操作部と前記付勢部とが、導電性プラスチックにより一体に成形され、
前記付勢部は、前記スイッチを挟んで対称に配置された弾性体からなる2本の脚部からなり、少なくとも一方の前記脚部が前記アース部に接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、少なくともボタンの操作部と付勢部とが導電性材料から構成されて互いに電気的に接続されるとともに、付勢部の一端が、プリント基板の電子部品と絶縁されたアース部に接続されていることにより、例えば、ボタンを操作する際に、帯電した人体の指等から放電される静電気を、ボタンを介して積極的にアース部に放電することができる。また、電子部品と接続されたスイッチとボタンとが所定距離離隔して配置されていることにより、帯電した人体の指がボタンに触れた際にスイッチに静電気が流れることを確実に防止することができる。これにより、静電気による電子部品の誤動作、損傷及び破壊等の弊害を効果的に防止することができる。さらに、ボタンの操作部と付勢部とが導電性材料からなることにより、経年変化による導電性の劣化等の問題を生じることがなく、安定して電子部品を保護することができるボタン構造を安価に提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明にかかるボタン構造20及び当該ボタン構造20を具備する電子機器としてのリモコン装置1を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、以下の説明及び図示例に限定されない。
【0014】
<リモコン装置の構成>
図1は、本実施形態におけるリモコン装置1の全体図を示す概略図である。
図1に示すように、リモコン装置1は、ユーザが図示しないテレビジョン受像機に対して、各種指示を入力するための複数のキーからなるキー操作部11を備えている。
キー操作部11は、例えば、図1に示すように、テレビジョン受像機の電源をオン/オフするための電源キー11aと、音量を調節するためのボリュームキー11bと、チャンネル番号をダイレクトに入力するためのテンキーであるチャンネルキー11cと、チャンネル番号を1ずつトグルして変更するためのチャンネルアップ/ダウンキー11dと、音声モードを切替選択するための音声モード切替キー11eと、入力を確定するための確定キー11fと、入力を消去するためのクリアキー11gと、各種メニュー画面を表示させるためのメニューキー11hと、等を備えており、各キーには一のデータコードが割り当てられて図示しない所定の記憶領域に記憶されている。そして、当該キー操作部11において、何れかのキーが押下されると、操作されたキーに対応するデータコードが読み出され、読み出されたデータコードに基づくリモコン信号が生成されて、テレビジョン受像機に送信されることとなる。さらに、本実施形態におけるキー操作部11は、各々が、後述するボタン構造20により構成されている。
【0015】
<ボタン構造の構成>
次に、ボタン構造20の構成について、図2〜図6を参照して詳しく説明する。
図2は、本発明を適用した好適な実施形態として例示するボタン構造20を示す斜視図であり、図3は、本実施形態におけるボタン26を示す平面図であり、図4は、ボタン構造20を示す横断面図であり、図5は、図4におけるA−A断面を示す横断面図であり、図6は、ボタン構造20の動作を示す動作説明図である。
【0016】
本実施形態におけるボタン構造20は、
例えば、図2に示すように、図示しない電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部23とを有するプリント基板22と、プリント基板22に搭載されて電子部品に接続された押下式のスイッチとしてのタクトスイッチ24と、開口部21aを有しプリント基板22とタクトスイッチ24とを内蔵する筐体21と、タクトスイッチ24から所定距離離隔して筐体21とタクトスイッチ24との間に配置され、開口部21aから筐体21の外部に突出する操作部27を有するボタン26と、を備えている。
【0017】
プリント基板22は、例えば、図示しない集積回路、抵抗器、コンデンサー等、種々の電子部品が実装され、各電子部品間が配線により接続されて構成された電子回路(内部回路)を具備する板状またはフィルム状の部品である。上記電子回路には、それぞれアース回路が組み込まれている。そして、本実施形態におけるプリント基板22には、各電子回路に組み込まれたアース回路の他に、これらのアース回路とは電気的に絶縁された状態でアース部23が設けられている。このアース部23は、例えば、図2〜4に示すように、プリント基板22の上面に露出した状態で設けられている。
【0018】
タクトスイッチ24は、例えば、図2〜4に示すように、押下式のスイッチであって、プリント基板22に組み込まれた電子回路を構成する各種電子部品と接続され、各電子部品のON/OFFの切り替え入力を受け付けるようになっている。かかるタクトスイッチ24は、プリント基板22の上面に固定されていて、プリント基板22の上面と反対側に向けて突設された押下部25を備えている。
【0019】
筐体21は、上記プリント基板22及びタクトスイッチ24と、後述するボタン26とを内蔵している。かかる筐体21の下面(内側面)とプリント基板22との間には、図4,図5に示すように、所定距離の隙間が確保されている。また、筐体21には複数の開口部21aが設けられている。そして、開口部21aには、ボタン26の操作部27が挿入されていて、ユーザが筐体21の外側からボタン26を操作することを可能としている。
【0020】
ここで、本実施形態におけるボタン26の構成について詳しく説明する。
図2〜5に示すように、ボタン26は、開口部21aから筐体21の外部に突出する操作部27と、筐体21の下面(内側面)に係止される係止部28と、係止部28の下部から下方に延設された2本の脚部29,29と、を備えている。
【0021】
操作部27は、図2〜5に示すように、ボタン26の上部をなし、筐体21の開口部21a内に摺動自在に挿入されている。この操作部27は、プリント基板22に設けられたタクトスイッチ24の上方に位置するようになっている。そして、操作部27は、ユーザが、当該操作部27を筐体21の外側から押下することで、当該操作部27を含むボタン26を介してタクトスイッチ24の押下部25を押下することを可能としている。
【0022】
係止部28は、開口部21aから筐体21の外部に突出する操作部27を位置決めするためのものであり、操作部27の周囲に沿って設けられている(図2、図3参照)。かかる係止部28は、後述する脚部29,29の付勢力により、プリント基板22から離隔する方向に付勢されており、平常時には筐体21の下面(内側面)に圧接された状態で係止されるようになっている。これにより、ボタン26は、平常時にはその下面がタクトスイッチ24の押下部25から所定距離だけ上方に離隔した状態で、当該押下部25の上方に保持される(図4、図5参照)。
【0023】
脚部29,29は、図2〜5に示すように、ボタン26の下部をなし、上記係止部28における縁部の下面から下方に向けて斜めに延在している。各脚部29,29は、タクトスイッチ24を挟んで互いが対称に配置されている。かかる脚部29,29は、ボタン26をプリント基板22から離隔する方向に付勢することで、操作部27を開口部21aから筐体21の外側に向けて付勢する本発明の付勢部として機能する。そして、本実施形態では、例えば、図2に示すように、一方の脚部29がアース部23に接続されている。
【0024】
さらに、本実施形態におけるボタン26は、操作部27と、係止部28と、脚部29,29とを含む全体が、導電性プラスチック(導電性材料)により一体に成形されている。
この導電性プラスチックとは、例えば、熱可塑性樹脂と導電性金属粉末等を混在させて加熱したのち、例えば、射出成形等の加工法によって形成される。
【0025】
すなわち、本実施形態におけるボタン26は、導電性プラスチックにより一体形成されているため、操作部27と、係止部28と、脚部29,29とを含む全体が導電性を有するとともに、下部をなす脚部29,29が、樹脂特有の弾性を有するため、弾性体から構成されているといえる。
【0026】
<実施形態の作用>
次に、図3〜図5に基づき、本実施形態に係るボタン構造20の動作説明を行う。
ユーザがボタン26を操作する際、まず、指先でボタン26の操作部27に触れることになる。このとき、例えば、ユーザ自身の体が帯電していると、ボタン26に触れる指先からボタン26の操作部27に静電気が放電されることになる。
【0027】
ここで、ユーザがボタン26の操作部27に触れる瞬間は、脚部29,29の付勢力によって当該ボタン26がプリント基板22から離隔して配置されているため、プリント基板22上のタクトスイッチ24とボタン26との間には所定距離が確保されている。つまり、ユーザがボタン26の操作部27に触れる瞬間は、タクトスイッチ24とボタン26とは電気的に絶縁状態にある。一方、アース部23に接続されている一方の脚部29と操作部27とは、導電性プラスチックにより一体成形されているため、ボタン26の操作部27に放電された静電気は、脚部29を通ってプリント基板22上のアース部23に放電されることになる。すなわち、帯電した指先でボタン26を操作しても、ボタン26が押し下げられてタクトスイッチ24と接触する前に、指先に帯電した静電気がアース部23に放電されて除去されるため、各電子部品に静電気が放電されることはない。
【0028】
<実施形態の効果>
以上説明した本発明に係るボタン構造20によれば、ボタン26の操作部27と2つの脚部29,29とが導電性プラスチックにより一体に形成されるとともに、一方の脚部29が、プリント基板22の電子部品と絶縁されたアース部23に接続されていることにより、例えば、ボタン26を操作する際に、帯電した人体(ユーザ)の指等から放電される静電気を、ボタン26を介して積極的にアース部23に放電することができる。
【0029】
また、電子部品と接続されたタクトスイッチ24とボタン26とが所定距離離隔して配置されていることにより、帯電した人体の指がボタン26に触れた際にタクトスイッチ24に静電気が流れることを確実に防止することができる。これにより、静電気による電子部品の誤動作、損傷及び破壊等の弊害を効果的に防止することができる。
【0030】
さらに、ボタン26の操作部27と両脚部29,29とが導電性プラスチックからなることにより、経年変化による導電性の劣化等の問題を生じることがなく、安定して電子部品を保護することができるボタン構造20を安価に提供することができる。
【0031】
(その他)
なお、付勢部は、本実施形態では、ボタン26に2本の脚部29,29を一体に設けて構成しているが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、付勢部を、タクトスイッチ24を挟んで対称に配置された3本以上の脚部から構成してもよいし、これらをボタン26の操作部27及び係止部28とは別体から構成してもよい。また、付勢部は、例えば、タクトスイッチ24に外挿されるように配置されたコイルばねとしてもよく、さらに、このコイルばねをボタン26と一体に成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明を適用した好適な実施形態として例示するボタン構造を搭載するリモコン装置の概略図である。
【図2】本発明を適用した好適な実施形態として例示するボタン構造を示す斜視図である。
【図3】本実施形態におけるボタンを示す平面図である。
【図4】本実施形態に係るボタン構造を示す横断面図である。
【図5】図4におけるA−A断面を示す横断面図である。
【図6】本実施形態に係るボタン構造の動作を示す動作説明図である。
【符号の説明】
【0033】
1 リモコン装置
11 キー操作部
20 ボタン構造
21 筐体
21a 開口部
22 プリント基板
23 アース部
24 タクトスイッチ(押下式のスイッチ)
25 押下部
26 ボタン
27 操作部
28 係止部
29 脚部(付勢部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部とを有するプリント基板と、
前記プリント基板に搭載されて前記電子部品に接続された押下式のスイッチと、
開口部を有し前記プリント基板と前記スイッチとを内蔵する筐体と、
前記スイッチから所定距離離隔して前記筐体と前記スイッチとの間に配置され、前記開口部から前記筐体の外部に突出する操作部を有するボタンと、
前記ボタンを前記プリント基板から離隔する方向に付勢することにより前記操作部を前記開口部から前記筐体の外側に向けて付勢する付勢部と、を備え、
少なくとも前記操作部と前記付勢部とが導電性材料から構成されて互いが電気的に接続されてなり、
前記付勢部は、少なくともその一端が前記アース部に接続されていることを特徴とするボタン構造。
【請求項2】
請求項1に記載のボタン構造において、
前記導電性材料は、導電性プラスチックであることを特徴とするボタン構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のボタン構造において、
前記付勢部は、前記スイッチを挟んで対称に配置された弾性体からなる2本の脚部を備えることを特徴とするボタン構造。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項に記載のボタン構造において、
前記操作部と前記付勢部とが一体に成形されていることを特徴とするボタン構造。
【請求項5】
電子部品と該電子部品と絶縁されたアース部とを有するプリント基板と、
前記プリント基板に搭載されて前記電子部品に接続された押下式のスイッチと、
開口部を有し前記プリント基板と前記スイッチとを内蔵する筐体と、
前記スイッチから所定距離離隔して前記筐体と前記スイッチとの間に配置され、前記開口部から前記筐体の外部に突出する操作部を有するボタンと、
前記ボタンを前記プリント基板から離隔する方向に付勢することにより前記操作部を前記開口部から前記筐体の外側に向けて付勢する付勢部と、を備え、
前記操作部と前記付勢部とが、導電性プラスチックにより一体に成形され、
前記付勢部は、前記スイッチを挟んで対称に配置された弾性体からなる2本の脚部からなり、少なくとも一方の前記脚部が前記アース部に接続されていることを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−305658(P2008−305658A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−151542(P2007−151542)
【出願日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】