説明

ポイント管理システム、ポイント管理携帯端末装置、ポイント管理装置、ポイント管理プログラムおよびポイント管理方法

【課題】携帯電話と管理サーバー間の通信によって仮想空間におけるポイント管理を行うにあたって、その途中で通信が切断されてしまった場合であっても、利用者が損失を被らないようにすることができるようにしたポイント管理携帯端末装置を提供する。
【解決手段】ポイント記憶手段は携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶し、アイテム記憶手段は前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶し、アイテム登録手段は操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶手段に登録し、登録送信手段は管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、ポイント減算手段は前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、減算送信手段は前記登録送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システム、ポイント管理携帯端末装置、ポイント管理装置、ポイント管理プログラムおよびポイント管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話を用いたサービスとして、豊かなコミュニケーションを可能にする身近で使いやすいサービスが望まれている。そのためには、第三者が発信するメッセージを一方的に受け取るのではなく、生身の「人と人」の間のコミュニケーションをサポートすることが必要である。また、これまでは「知り合い」までに限られていたコミュニケーションの相手を、世の中にいる「自分と同じ興味をもつ人たち」にまで広げることも必要である。そして、利用者としても、新しい仲間を見つけ、「人と人」の間のコミュニケーションをもっと楽しめるようにしたいという要求がある。
【0003】
そのために、アバター(Avatar)を利用した仮想空間におけるサービスが利用されている。例えば、オンライン対戦型ゲームなどが実現されているが、今まで知らなかった人との現実世界にも通じるコミュニケーションが実現されているわけではない。
そこで、仮想空間における「今まで知らなかった人とのコミュニケーション」を実現するためのプラットフォームを構築することが望まれている。つまり、携帯電話のユーザーが住人となって、散歩、イベント、コミュニケーション、おしゃれ、ゲームなどを、いつでも、どこからでも気軽に楽しめる仮想空間が望まれている。
そして、その仮想空間の中では、現実の取引を模した行為をすることができるように、仮想マネーともいうべきポイントが使われている。このポイントは仮想空間において、現金と同様の働きを持っているため、厳密な管理が望まれている。
【0004】
これらに関連する技術として、例えば、特許文献1には、購入価格に応じてポイントを集め、利用者が来店した場合に、集まった総取得ポイントに応じて割引やクーポンとして利用するだけではなく、汎用的に管理できるポイント管理システム等を提供することを課題とし、所定エリア内に複数の設置端末を設置し、設置端末は、記憶媒体に記憶された利用者を識別するための固有の記憶情報を読み取る読取手段と、読取手段により記憶情報を読み取ると、読み取った記憶情報と、設置端末自身を他の設置端末から識別するための固有の識別情報と、を管理装置に送信する送信手段と、管理装置は、設置端末により送信された記憶情報と識別情報を受信する受信手段と、受信した記憶情報と識別情報とに基づいて、所定のルールに従ってポイントを算出するポイント算出手段と、算出したポイントを記憶情報に対応付けて蓄積記憶する記憶手段と、を備える技術が開示されている。
【特許文献1】特開2006−202229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来の技術では、携帯電話と管理サーバー間の通信によってポイント管理を行うにあたって、その途中で通信が切断されてしまった場合に対処できないという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、携帯端末装置と管理サーバー間の通信によって仮想空間におけるポイント管理を行うにあたって、その途中で通信が切断されてしまった場合であっても、利用者が損失を被らないようにすることができるようにしたポイント管理システム、ポイント管理携帯端末装置、ポイント管理装置、ポイント管理プログラムおよびポイント管理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムであって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録する第1のアイテム登録手段と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信手段と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する第1のポイント減算手段と、
前記登録送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信手段
を具備し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置の登録送信手段によって送信されたアイテムを受信する登録受信手段と、
前記登録受信手段によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段に記憶する第2のアイテム登録手段と、
前記携帯端末装置の減算送信手段によって送信された減算したポイントを受信する減算受信手段と、
前記減算受信手段によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する第2のポイント減算手段
を具備することを特徴とするポイント管理システム。
【0007】
[2] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶手段に登録するアイテム登録手段と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信手段と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算するポイント減算手段と、
前記登録送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信手段
を具備することを特徴とするポイント管理携帯端末装置。
【0008】
[3] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する登録受信手段と、
前記登録受信手段によって受信したアイテムを前記アイテム記憶手段に記憶するアイテム登録手段と、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信する減算受信手段と、
前記減算受信手段によって受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算するポイント減算手段
を具備することを特徴とするポイント管理装置。
【0009】
[4] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムで実行されるポイント管理プログラムであって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶機能と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶機能に登録する第1のアイテム登録機能と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信機能と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算する第1のポイント減算機能と、
前記登録送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信機能
を実現させ、
前記管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置の登録送信機能によって送信されたアイテムを受信する登録受信機能と、
前記登録受信機能によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶機能に記憶する第2のアイテム登録機能と、
前記携帯端末装置の減算送信機能によって送信された減算したポイントを受信する減算受信機能と、
前記減算受信機能によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算する第2のポイント減算機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0010】
[5] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理携帯端末装置に、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信機能と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能と、
前記登録送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0011】
[6] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する登録受信機能と、
前記登録受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能に記憶するアイテム登録機能と、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信する減算受信機能と、
前記減算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0012】
[7] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムが行うポイント管理方法であって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録し、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段に記憶し、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0013】
[8] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶手段に登録し、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0014】
[9] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記アイテム記憶手段に記憶し、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0015】
[10] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムであって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第1のポイント加算手段と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信手段と、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録する第1のアイテム登録手段と、
前記加算送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信手段
を具備し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置の加算送信手段によって送信された加算したポイントを受信する加算受信手段と、
前記加算受信手段によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算手段と、
前記携帯端末装置の売却送信手段によって送信されたアイテムを受信する売却受信手段と、
前記売却受信手段によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段から削除する第2のアイテム登録手段
を具備することを特徴とするポイント管理システム。
【0016】
[11] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算するポイント加算手段と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信手段と、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶手段に登録するアイテム登録手段と、
前記加算送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信手段
を具備することを特徴とするポイント管理携帯端末装置。
【0017】
[12] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信する加算受信手段と、
前記加算受信手段によって受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算手段と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する売却受信手段と、
前記売却受信手段によって受信したアイテムを前記アイテム記憶手段から削除する第2のアイテム登録手段
を具備することを特徴とするポイント管理装置。
【0018】
[13] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムで実行されるポイント管理プログラムであって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶機能と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第1のポイント加算機能と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信機能と、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶機能に登録する第1のアイテム登録機能と、
前記加算送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信機能
を実現させ、
前記管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置の加算送信機能によって送信された加算したポイントを受信する加算受信機能と、
前記加算受信機能によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算機能と、
前記携帯端末装置の売却送信機能によって送信されたアイテムを受信する売却受信機能と、
前記売却受信機能によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶機能から削除する第2のアイテム登録機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0019】
[14] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理携帯端末装置に、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算するポイント加算機能と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信機能と、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記加算送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0020】
[15] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信する加算受信機能と、
前記加算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する売却受信機能と、
前記売却受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能から削除する第2のアイテム登録機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【0021】
[16] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムが行うポイント管理方法であって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信し、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段から削除する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0022】
[17] 情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信し、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶手段に登録し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0023】
[18] 無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記アイテム記憶手段から削除する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【0024】
前記本発明は次のように作用する。
本発明におけるポイント管理システム、ポイント管理携帯端末装置、ポイント管理装置、ポイント管理プログラムおよびポイント管理方法は、無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理する。
アイテムを購入する場合、携帯端末装置は、操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを第1のアイテム記憶手段に登録し、管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、前記アイテムを取得する際に交換したポイントを第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、前記送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信し、管理装置は、前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、前記受信したアイテムを第2のアイテム記憶手段に記憶し、前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信し、前記受信したポイントを第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する。これによって、携帯端末装置と管理装置間の通信によって仮想空間におけるポイント管理を行うにあたって、アイテムを購入した後に通信が切断されてしまった場合であっても、利用者が損失を被らないようにすることができる。
【0025】
アイテムを売却する場合、携帯端末装置は、操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、前記管理装置にポイントを加算した旨を送信し、前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録し、前記送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信し、前記管理装置は、前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信し、前記受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、前記受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段から削除する。これによって、携帯端末装置と管理装置間の通信によって仮想空間におけるポイント管理を行うにあたって、ポイントを取得した後に通信が切断されてしまった場合であっても、利用者が損失を被らないようにすることができる。
【発明の効果】
【0026】
本発明にかかるポイント管理システム、ポイント管理携帯端末装置、ポイント管理装置、ポイント管理プログラムおよびポイント管理方法によれば、携帯端末装置と管理装置間の通信によって仮想空間におけるポイント管理を行うにあたって、その途中で通信が切断されてしまった場合であっても、利用者が損失を被らないようにすることができる。それによって、利用者が安心して仮想空間における行動を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
まず、本実施の形態の理解を容易にするために、図5〜図8を用いて、仮想空間アプリケーションを説明する。
仮想空間アプリケーションは、現実世界では出会えないような人とのコミュニケーションの場を提供するものであり、そのために仮想空間としての街を用意し、「もう一人の自分」としてのアバターを介してリアルタイムでチャットを行う環境を用意する。これによって、広告、電子的なコンテンツに関するビジネスを活性化させることもできる。
また、この仮想空間としての街は、携帯電話の中に広がる、現実世界とは別のもう一つの世界である。その街では、ユーザー自身としてのアバターが行動し、別のユーザーと会話(チャット)をしたり、自分の部屋(マイルーム)を飾り付けたりしながら、現実とは違った自分として生活することができる。
ただし、仮想空間でのみの行動ではなく、実在するユーザーとの会話ができ、自分の趣味にあった電子的なコンテンツまたは現実としてのコンテンツ等を購入することができ、現実の世界とも通じている。
また、仮想空間としての街は、季節にあわせて変化させたり、新しい店舗、タウンを作ったりすることもできる。
【0028】
図5を用いて、仮想空間アプリケーションが取り扱う仮想空間を説明する。仮想空間は、立体的に描画されたグラフィックスによって描いており、大きく分けてマイルーム520、センター街510、おしゃれタウン530等のタウンからなる。アバターはこの仮想空間を自由に移動することができる。
マイルーム520は、ユーザー毎に割り当てられる空間である。仮想空間アプリケーション起動時は、このマイルーム520から始まる。また、マイルーム520はユーザーによって模様替えすることもできる。他のユーザーを招待して、自分のマイルーム520を他のユーザーに見せたり、その中でチャットすることができる。マイルーム520はセンター街510とつながっており、マイルーム520のドアを開くと、センター街510へ移動することができる。
【0029】
センター街510は、ユーザー全員が共有する空間である。他人と出会ったり、チャットしたりできる。また、アイテムをショップ512で購入・売却したり、拾ったりすることもできる。ショップ512では、ポイント等を用いてアイテムを購入すること、逆にアイテムを売却することによってポイントを入手することができる。なお、図5では、ショップ512として、ショップ512A〜ショップ512Dの4つが配置されている。
また、アイテムとしては、マイルーム520を飾る壁紙、マイルーム520を飾る額縁、マイルーム520内に置く植物、等がある。
また、ポイントは、仮想空間の中で現金のように通用する仮想マネーであり、アイテムとの交換に用いることができる。ポイントは、初期の状態でいくらか付与されており、自分が所持しているアイテムを売却することによって入手することができ、アイテム購入代金、サービス利用料、特別な空間への入場料、イベント参加料等として利用することができる。
【0030】
そして、看板広告511をセンター街510内に配置することができる。看板広告511にはURLを埋め込んでおき、その看板広告511が操作者によって携帯電話200のキー420を用いてクリックされると、URLが示すサーバーにアクセスすることができる。なお、図5では、看板広告511として、看板広告511A〜看板広告511Dの4つが配置されている。
センター街510は、マイルーム520、おしゃれタウン530等のタウンとつながっており、ユーザーはマイルーム520からセンター街510へ入場し、おしゃれタウン530等のタウンへ入場することができる。
【0031】
タウンは、おしゃれタウン530、デジタルタウン540、アクティブタウン550、カルチャータウン560からなり、センター街510と同様に、ユーザー全員が共有できる空間であり、他人と出会ったり、チャットしたりできる。また、ショップ512でアイテムを購入することもできる。タウンが複数あるのは、趣味によって集まるユーザーが異なるからである。おしゃれタウン530にはファッション、美容、グルメ、ペット等のショップ512が配置され、デジタルタウン540には携帯電話、パソコン、ゲーム等のショップ512が配置され、アクティブタウン550にはスポーツ、釣り、アウトドア、車、バイク、旅行、ギャンブル等のショップ512が配置され、カルチャータウン560にはテレビ、映画、読書、アート、音楽、カラオケ、習い事、語学等のショップ512が配置される。これらのショップ512は各ショップの経営者によって管理される。
【0032】
図6を用いて、マイルーム520および登場人物を説明する。マイルーム520は、図6に示すように、現実の部屋を模しており、自分自身を表しているアバターA610のほかに、他のユーザーを表しているアバターB620、アバターC630が入ることができる。ただし、他のユーザーのアバターB620、アバターC630をマイルーム520に入れるには「トモダチ」になる必要がある。逆に、「トモダチ」になれば、他のユーザーのマイルーム520へ行くこともできる。
【0033】
図7を用いて、マイルーム520を詳細に説明する。図7(A)は、マイルーム520を上から見た図である。図7において、マイルーム520の右上隅は図7(B)に示し、マイルーム520の右下隅は図7(C)に示し、マイルーム520の左下隅は図7(D)に示し、マイルーム520の左上隅は図7(E)に示した。
マイルーム520の右上隅には、ショップ512で購入したポスター等を貼り付けることができるマイボード710、この街のユーザーとメールすることができるメール720、そのユーザーが所持している仮想マネーを確認することができる金庫730が配置されている。
マイルーム520の右下隅には、そのユーザーが所持している全てのアイテムを確認できる収納740、ショップ512で購入したものである植物750が配置されている。
【0034】
マイルーム520の左下隅には、コレクションスペース761〜コレクションスペース764が配置されている。それぞれのコレクションスペースの上にはアイテムA771、アイテムB772を飾ることができる。アイテムA771は、センター街510で拾ってきたアイテムやショップ512で購入したアイテム等である。
マイルーム520の左上隅には、携帯電話から音楽を聴くためのBGM780、エージェント782を置くためのエージェントスペース781、センター街510へ行くことができるドア790が配置されている。エージェント782は、ユーザーの指示によって所望のプロファイルを有している他のユーザーを探したりする。また、各種コミュニケーションを行った頻度によって、エージェント782の外観を変化させたり、エージェント782の能力(ユーザーの頼みごとを叶えたり、他のユーザーを探す能力等)を向上させることができる。
【0035】
図8を用いて、仮想空間アプリケーションにおけるコミュニケーション例について説明する。図8のそれぞれは、携帯電話200のディスプレイ410に表示する画像である。図8(A)は、マイルーム520にトモダチを招待した場合の画像である。図8(A)では、「ヒロシ」のマイルーム520に、他のユーザーである「JJ」、「みやっち」、「たくや」、「ゆみこ」を招待した例である。図8(B)は、図8(A)の続きであり、その5人によってチャットが行われている例である。また、チャット内の文字に絵文字を利用した場合は、その絵文字にあわせて発言したアバターを動作させることもできる。図8(C)は、センター街510で会った他のユーザーと、1対1によるチャットを行う場面例である。図8(D)は、この仮想空間アプリケーションにおけるメールを例示したものである。このメールは、会話したいユーザーが現在は仮想空間アプリケーションにログインしていない場合に、マイルーム520にあるメール720を用いてコミュニケーションをとるものである。
【0036】
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1、図2は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
以下、携帯端末装置として、携帯電話を主に例示して説明する。また、ポイントは、仮想空間内でのみ利用できるものとする。
【0037】
図1に示す本実施の形態は、管理サーバー100内のモジュール構成であり、登録受信モジュール112、アイテム登録モジュール114、減算受信モジュール116、ポイント減算モジュール118、加算受信モジュール122、ポイント加算モジュール124、削除受信モジュール126、アイテム削除モジュール128、アイテム管理テーブル132、ポイント管理テーブル134を備えている。
登録受信モジュール112、アイテム登録モジュール114、減算受信モジュール116、ポイント減算モジュール118、アイテム管理テーブル132、ポイント管理テーブル134は、アイテム購入時のポイント管理に用いられる。
加算受信モジュール122、ポイント加算モジュール124、削除受信モジュール126、アイテム削除モジュール128、アイテム管理テーブル132、ポイント管理テーブル134は、アイテム売却時のポイント管理に用いられる。
また、この仮想空間においては、アイテムの登録処理とポイントの登録処理とは別々の処理である。
【0038】
登録受信モジュール112は、図1に示すように、アイテム登録モジュール114と接続されており、携帯電話200のアイテム登録モジュール212によって送信された登録すべきアイテム名を受信する。受信したアイテム名をアイテム登録モジュール114へ渡す。
アイテム登録モジュール114は、図1に示すように、登録受信モジュール112、減算受信モジュール116、アイテム管理テーブル132と接続されており、登録受信モジュール112によって受信したアイテム名をアイテム管理テーブル132に記憶する。つまり、その操作者は新たにアイテムを入手したことを意味する。
減算受信モジュール116は、図1に示すように、アイテム登録モジュール114、ポイント減算モジュール118と接続されており、携帯電話200の減算送信モジュール218によって送信された減算したポイントを受信する。受信したポイントをポイント減算モジュール118へ渡す。
ポイント減算モジュール118は、図1に示すように、減算受信モジュール116、ポイント管理テーブル134と接続されており、減算受信モジュール116によって受信したポイントをポイント管理テーブル134に記憶されているポイントから減算する。
【0039】
加算受信モジュール122は、図1に示すように、ポイント加算モジュール124と接続されており、携帯電話200のポイント加算モジュール222によって送信された加算したポイントを受信する。
ポイント加算モジュール124は、図1に示すように、加算受信モジュール122、削除受信モジュール126、ポイント管理テーブル134と接続されており、加算受信モジュール122によって受信したポイントをポイント管理テーブル134に記憶されているポイントに加算する。
削除受信モジュール126は、図1に示すように、ポイント加算モジュール124、アイテム削除モジュール128と接続されており、携帯電話200のアイテム削除モジュール226によって送信されたアイテムを受信する。受信したアイテムは、売却(削除)したアイテムである。
アイテム削除モジュール128は、図1に示すように、削除受信モジュール126、アイテム管理テーブル132と接続されており、削除受信モジュール126によって受信したアイテムをアイテム管理テーブル132から削除する。
【0040】
アイテム管理テーブル132は、図1に示すように、アイテム登録モジュール114、アイテム削除モジュール128と接続されており、携帯電話200の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する。そして、アイテム登録モジュール114からアクセスされ、アイテムを付加(購入)する登録がされる。また、アイテム削除モジュール128からアクセスされ、アイテムを削除(売却)する登録がされる。
ポイント管理テーブル134は、図1に示すように、ポイント減算モジュール118、ポイント加算モジュール124と接続されており、携帯電話200の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する。そして、ポイント減算モジュール118からアクセスされ、ポイントが減算される。また、ポイント加算モジュール124からアクセスされ、ポイントが加算される。
【0041】
図2に示す本実施の形態は、携帯電話200内のモジュール構成であり、アイテム登録モジュール212、登録送信モジュール214、ポイント減算モジュール216、減算送信モジュール218、ポイント加算モジュール222、加算送信モジュール224、アイテム削除モジュール226、削除送信モジュール228、アイテム管理テーブル232、ポイント管理テーブル234を備えている。
アイテム登録モジュール212、登録送信モジュール214、ポイント減算モジュール216、減算送信モジュール218、アイテム管理テーブル232、ポイント管理テーブル234は、アイテム購入時のポイント管理に用いられる。
ポイント加算モジュール222、加算送信モジュール224、アイテム削除モジュール226、削除送信モジュール228、アイテム管理テーブル232、ポイント管理テーブル234は、アイテム売却時のポイント管理に用いられる。
【0042】
アイテム登録モジュール212は、図2に示すように、登録送信モジュール214、アイテム管理テーブル232と接続されており、操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことをアイテム管理テーブル232に登録する。
登録送信モジュール214は、図2に示すように、アイテム登録モジュール212、ポイント減算モジュール216と接続されており、管理サーバー100の登録受信モジュール112にアイテムを登録した旨を送信する。
ポイント減算モジュール216は、図2に示すように、登録送信モジュール214、減算送信モジュール218、ポイント管理テーブル234と接続されており、アイテムを取得する際に交換したポイントをポイント管理テーブル234に記憶されているポイントから減算する。つまり、アイテムを購入するに際して支払ったポイントを現在有しているポイントから減算する。
減算送信モジュール218は、図2に示すように、ポイント減算モジュール216と接続されており、登録送信モジュール214による送信が終了した後に、管理サーバー100にポイントを減算した旨を送信する。つまり、アイテム購入時には、アイテムを入手したことを先に管理サーバー100へ伝え、その後に、その購入代金としての意味があるポイントの減算を管理サーバー100に伝えるようにしている。このようにすることによって、たとえ、登録送信モジュール214によってアイテムを登録した旨を送信した後に、携帯電話200と管理サーバー100の通信が切断されるような事故(例えば、携帯電話200を所持している操作者が通信できない圏外に移動した場合等)があったとしても、操作者側は何ら損害を被らないことになる。
【0043】
ポイント加算モジュール222は、図2に示すように、加算送信モジュール224、ポイント管理テーブル234と接続されており、操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントをポイント管理テーブル234に記憶されているポイントに加算する。
加算送信モジュール224は、図2に示すように、ポイント加算モジュール222、アイテム削除モジュール226と接続されており、管理サーバー100にポイントを加算した旨を送信する。
アイテム削除モジュール226は、図2に示すように、加算送信モジュール224、削除送信モジュール228、アイテム管理テーブル232と接続されており、前記アイテムを売却したことをアイテム管理テーブル232に登録する。
削除送信モジュール228は、図2に示すように、アイテム削除モジュール226と接続されており、加算送信モジュール224による送信が終了した後に、管理サーバー100にアイテムを売却した旨を送信する。つまり、アイテム売却時には、アイテムの売却代金としての意味があるポイントを入手したことを先に管理サーバー100へ伝え、その後に、アイテムの削除(売却)を管理サーバー100に伝えるようにしている。このようにすることによって、たとえ、ポイント加算モジュール222によってポイントを加算した旨を送信した後に、携帯電話200と管理サーバー100の通信が切断されるような事故があったとしても、操作者側は何ら損害を被らないことになる。
【0044】
アイテム管理テーブル232は、図2に示すように、アイテム登録モジュール212、アイテム削除モジュール226と接続されており、携帯電話200の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する。そして、アイテム登録モジュール212からアクセスされ、アイテムを付加(購入)する登録がされる。また、アイテム削除モジュール226からアクセスされ、アイテムを削除(売却)する登録がされる。
ポイント管理テーブル234は、図2に示すように、ポイント減算モジュール216、ポイント加算モジュール222と接続されており、携帯電話200の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する。そして、ポイント減算モジュール216からアクセスされ、ポイントが減算される。また、ポイント加算モジュール222からアクセスされ、ポイントが加算される。
【0045】
図3に図1または図2に示した本実施の形態が実現されるハード的なモジュール構成例を示す。
管理サーバー100と携帯電話200とは、通信回線300を介して接続されている。
管理サーバー100は、通信モジュール191、CPU192、入力モジュール193、表示モジュール194、RAM195、ROM196、HDD197を備えており、これらはバス199によって接続されている。
通信モジュール191は、携帯電話200と通信するための通信回線300とのインタフェースである。
CPU192は、RAM195に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。前述したアイテム登録モジュール114、ポイント減算モジュール118、ポイント加算モジュール124、アイテム削除モジュール128等による処理を実行する。
入力モジュール193は、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等からの入力を受け付ける。
表示モジュール194は、各種プログラムによる処理結果等をディスプレイに表示する。
RAM195は、アイテム登録モジュール114、ポイント減算モジュール118、ポイント加算モジュール124、アイテム削除モジュール128等を実現するプログラム、各モジュールが処理する変数等を記憶する。
ROM196は、管理サーバー100の起動時に動作するプログラム等を記憶している。
HDD197は、アイテム管理テーブル132、ポイント管理テーブル134等の内容を記憶する記憶装置である。
【0046】
携帯電話200は、アンテナ291、通信モジュール292、CPU293、キー入力モジュール294、表示モジュール295、RAM296、ROM297、メモリーカードモジュール298を備えており、これらはバス299によって接続されている。
通信モジュール292は、無線による通信を行うアンテナ291を介して管理サーバー100と通信するための通信回線300とのインタフェースである。
CPU293は、RAM296に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。前述したアイテム登録モジュール212、ポイント減算モジュール216、ポイント加算モジュール222、アイテム削除モジュール226等による処理を実行する。
キー入力モジュール294は、携帯電話200のキー420からの入力を受け付ける。
表示モジュール295は、各種プログラムによる処理結果等を携帯電話200のディスプレイ410に表示する。
RAM296は、アイテム登録モジュール212、ポイント減算モジュール216、ポイント加算モジュール222、アイテム削除モジュール226等を実現するプログラム、各モジュールが処理する変数等を記憶する。
ROM297は、携帯電話200の起動時に動作するプログラム等を記憶している。
メモリーカードモジュール298は、アイテム管理テーブル232、ポイント管理テーブル234等の内容を記憶する記憶装置である。なお、アイテム管理テーブル232、ポイント管理テーブル234等の内容はRAM296に記憶してもよい。
【0047】
なお、携帯電話200は、図4に示すように、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク450と、音声出力できるスピーカ440と、電話番号または仮想空間アプリケーション等のために文字を入力するための文字入力装置であるキー420と、電波を送受信するアンテナ430と、キー420による文字入力の結果や仮想空間アプリケーション等による表示を行うディスプレイ410とを有している。また、このほかにカメラ等を有していてもよい。
【0048】
次に作用・働き(動作)を説明する。
図9〜図12を用いて、管理サーバー100と携帯電話200とが通信回線300を介して行う通信手順について説明する。なお、図9、図10はアイテムを購入する場合、図11、図12はアイテムを売却する場合の通信手順を示している。
図9は、アイテムを購入する場合の一般的な通信手順を示している。
ステップS901では、携帯電話200の登録送信モジュール214によって、アイテムを購入したことを管理サーバー100へ送信する。そして、管理サーバー100の登録受信モジュール112が受信する。このステップでは、携帯電話200はアイテムが増えたことを管理サーバー100に通知し、正式な登録をしてもらうことを依頼する。
ステップS902では、管理サーバー100のアイテム登録モジュール114が、携帯電話200の保有者はそのアイテムを購入したことを登録し、登録完了を管理サーバー100が携帯電話200に通知する。
アイテム管理テーブル132内のデータ構造例を図14を用いて説明する。アイテム購入テーブル1400は、購入日時欄1410、アイテム欄1420、摘要欄1430を有している。仮想空間の利用者毎にアイテム購入テーブル1400がある。購入日時欄1410には、登録受信モジュール112により受信した日時を購入日時として登録する。アイテム欄1420には、受信したアイテムの名称またはアイテムの識別番号等を登録する。摘要欄1430には、購入したショップ名等を登録してもよい。なお、携帯電話200のアイテム管理テーブル232内のデータ構造例もアイテム購入テーブル1400と同様である。
【0049】
ステップS903では、携帯電話200の減算送信モジュール218によって、アイテム購入代金分のポイントを減算したことを管理サーバー100へ送信する。そして、管理サーバー100の減算受信モジュール116が受信する。このステップでは、携帯電話200はポイントを消費したことを管理サーバー100に通知し、正式な登録をしてもらうことを依頼する。
ステップS904では、管理サーバー100のポイント減算モジュール118が、携帯電話200の保有者はポイントが減算されたことを登録し、登録完了を管理サーバー100が携帯電話200に通知する。
ポイント管理テーブル134内のデータ構造例を図13を用いて説明する。ポイント管理テーブル1300は、日時欄1310、支払ポイント欄1320、受取ポイント欄1330、ポイント残高欄1340、摘要欄1350を有している。仮想空間の利用者毎にポイント管理テーブル1300がある。日時欄1310には、減算受信モジュール116により受信した日時を購入日時として登録する。支払ポイント欄1320には、支払ったポイント(減算するポイント)を登録する。受取ポイント欄1330には、受け取ったポイント(加算するポイント)を登録する。ポイント残高欄1340には、それまでの残高ポイントと支払いポイントまたは受取ポイントとから計算される残高ポイントを登録する。摘要欄1350には、ポイントを利用又は取得したショップ名等を登録してもよい。なお、携帯電話200のポイント管理テーブル234内のデータ構造例もポイント管理テーブル1300と同様である。
【0050】
図10は、アイテムを購入する場合に途中で通信切断が生じた場合の通信手順を示している。
ステップS1001、ステップS1002は、それぞれ図9で示したフローチャートのステップS901、ステップS902と同様である。
ステップS1003で、ステップS1002の後に通信切断が生じたとする。つまり、管理サーバー100のアイテム管理テーブル132には購入したアイテムが登録されているが、ポイント管理テーブル134ではその代金であるポイントが減算されていない状態である。
【0051】
ステップS1004では、通信切断後に、携帯電話200の保有者が仮想空間の利用者として、管理サーバー100にログインを行った場合である。
ステップS1005では、管理サーバー100はログイン処理終了後、ログインを許可したことを携帯電話200に通知する。
ステップS1006では、ログイン後、前回の利用で通信が切断され、ポイント登録処理が途中で終了したことを検知した場合、または、ログイン後は必ず、携帯電話200内のポイント管理テーブル234が正しいことを管理サーバー100に確認依頼する。
ステップS1007では、管理サーバー100は、その利用者の現在のポイント管理テーブル134内のポイントを携帯電話200に通知する。
ステップS1008では、携帯電話200は、ステップS1007で受信したポイントと現在のポイント管理テーブル234内のポイントが異なるので、減算送信モジュール218が前回のポイント減算額を管理サーバー100に送信する。
ステップS1009では、管理サーバー100は、ステップS1008で受信したポイントをポイント管理テーブル134内のポイントから減算して、終了したことを携帯電話200に通知する。
このように、仮想空間へのログイン後、携帯電話200は自己のポイントのチェック依頼を管理サーバー100に送信し、管理サーバー100が現在のポイントを送信し、そのポイントを携帯電話200が確認するので、アイテム購入時に通信切断があった場合であっても、適切にポイントの処理ができるようになる。
【0052】
図11は、アイテムを売却する場合の一般的な通信手順を示している。
ステップS1101では、携帯電話200の加算送信モジュール224によって、アイテムを売却したことによってポイントを入手したことを管理サーバー100へ送信する。そして、管理サーバー100の加算受信モジュール122が受信する。このステップでは、携帯電話200はポイントが増えたことを管理サーバー100に通知し、正式な登録をしてもらうことを依頼する。
ステップS1102では、管理サーバー100のポイント加算モジュール124が、携帯電話200の保有者はそのアイテム分のポイントを加算したことを登録し、登録完了を管理サーバー100が携帯電話200に通知する。
ステップS1103では、携帯電話200の削除送信モジュール228によって、アイテムを売却したことを管理サーバー100へ送信する。そして、管理サーバー100の削除受信モジュール126が受信する。このステップでは、携帯電話200はアイテムがなくなったことを管理サーバー100に通知し、正式な登録をしてもらうことを依頼する。
アイテム管理テーブル132内のデータ構造例を図15を用いて説明する。アイテム売却テーブル1500は、売却日時欄1510、アイテム欄1520、摘要欄1530を有している。仮想空間の利用者毎にアイテム売却テーブル1500がある。売却日時欄1510には、削除受信モジュール126により受信した日時を売却日時として登録する。アイテム欄1520には、受信したアイテムの名称またはアイテムの識別番号等を登録する。摘要欄1530には、売却したショップ名等を登録してもよい。なお、携帯電話200のアイテム管理テーブル232内のデータ構造例もアイテム売却テーブル1500と同様である。また、図14に示したアイテム購入テーブル1400と図15に示したアイテム売却テーブル1500とのマッチングを行って、現在保有しているアイテムだけを記憶するようにしてもよい。
ステップS1104では、管理サーバー100のアイテム削除モジュール128が、携帯電話200の保有者はアイテムを売却したことを登録(アイテムを削除)し、登録完了を管理サーバー100が携帯電話200に通知する。
【0053】
図12は、アイテムを売却する場合に途中で通信切断が生じた場合の通信手順を示している。
ステップS1201、ステップS1202は、それぞれ図11で示したフローチャートのステップS1101、ステップS1102と同様である。
ステップS1203で、ステップS1202の後に通信切断が生じたとする。つまり、管理サーバー100のポイント管理テーブル134には加算したポイントが登録されているが、アイテム管理テーブル132では売却したアイテムが削除されていない状態である。
【0054】
ステップS1204、ステップS1205は、それぞれ図10で示したフローチャートのステップS1004、ステップS1005と同様である。
ステップS1206では、ログイン後、前回の利用で通信が切断され、アイテム登録処理が途中で終了したことを検知した場合、または、ログイン後は必ず、携帯電話200内のアイテム管理テーブル232が正しいことを管理サーバー100に確認依頼する。
ステップS1207では、管理サーバー100は、その利用者の現在のアイテム管理テーブル132内のアイテムを携帯電話200に通知する。
ステップS1208では、携帯電話200は、ステップS1207で受信したアイテムと現在のアイテム管理テーブル232内のアイテムが異なるので、削除送信モジュール228が前回の削除アイテムを管理サーバー100に送信する。
ステップS1209では、管理サーバー100は、ステップS1208で受信したアイテムをアイテム管理テーブル132から削除して、終了したことを携帯電話200に通知する。
このように、仮想空間へのログイン後、携帯電話200は自己のアイテムのチェック依頼を管理サーバー100に送信し、管理サーバー100が現在のアイテムを送信し、そのアイテムを携帯電話200が確認するので、アイテム売却時に通信切断があった場合であっても、適切にアイテムの処理ができるようになる。
【0055】
前記実施の形態においては、携帯端末装置として、携帯電話を示したが、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯可能であり、無線通信可能なものであればよい。
【0056】
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、例えば以下の発明としても把握することができる。
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信機能と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能と、
前記登録送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0057】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する登録受信機能と、
前記登録受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能に記憶するアイテム登録機能と、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信する減算受信機能と、
前記減算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0058】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算するポイント加算機能と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信機能と、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記加算送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0059】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信する加算受信機能と、
前記加算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する売却受信機能と、
前記売却受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能から削除する第2のアイテム登録機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0060】
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本実施の形態に係る管理サーバー側の概念的なモジュール構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る携帯電話側の概念的なモジュール構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に係る全体のモジュール構成例を示すブロック図である。
【図4】携帯電話の構成例を示す説明図である。
【図5】仮想空間における地図を示す説明図である。
【図6】仮想空間におけるマイルームを示す説明図である。
【図7】仮想空間におけるマイルームを示す説明図である。
【図8】仮想空間におけるコミュニケーション例を示す説明図である。
【図9】管理サーバーと携帯電話との間の通信手順例を示す説明図である。
【図10】管理サーバーと携帯電話との間の通信手順例を示す説明図である。
【図11】管理サーバーと携帯電話との間の通信手順例を示す説明図である。
【図12】管理サーバーと携帯電話との間の通信手順例を示す説明図である。
【図13】ポイント管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
【図14】アイテム管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
【図15】アイテム管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0062】
100…管理サーバー
112…登録受信モジュール
114…アイテム登録モジュール
116…減算受信モジュール
118…ポイント減算モジュール
122…加算受信モジュール
124…ポイント加算モジュール
126…削除受信モジュール
128…アイテム削除モジュール
132…アイテム管理テーブル
134…ポイント管理テーブル
200…携帯電話
212…アイテム登録モジュール
214…登録送信モジュール
216…ポイント減算モジュール
218…減算送信モジュール
222…ポイント加算モジュール
224…加算送信モジュール
226…アイテム削除モジュール
228…削除送信モジュール
232…アイテム管理テーブル
234…ポイント管理テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムであって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録する第1のアイテム登録手段と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信手段と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する第1のポイント減算手段と、
前記登録送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信手段
を具備し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置の登録送信手段によって送信されたアイテムを受信する登録受信手段と、
前記登録受信手段によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段に記憶する第2のアイテム登録手段と、
前記携帯端末装置の減算送信手段によって送信された減算したポイントを受信する減算受信手段と、
前記減算受信手段によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する第2のポイント減算手段
を具備することを特徴とするポイント管理システム。
【請求項2】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶手段に登録するアイテム登録手段と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信手段と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算するポイント減算手段と、
前記登録送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信手段
を具備することを特徴とするポイント管理携帯端末装置。
【請求項3】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する登録受信手段と、
前記登録受信手段によって受信したアイテムを前記アイテム記憶手段に記憶するアイテム登録手段と、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信する減算受信手段と、
前記減算受信手段によって受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算するポイント減算手段
を具備することを特徴とするポイント管理装置。
【請求項4】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムで実行されるポイント管理プログラムであって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶機能と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶機能に登録する第1のアイテム登録機能と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信機能と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算する第1のポイント減算機能と、
前記登録送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信機能
を実現させ、
前記管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置の登録送信機能によって送信されたアイテムを受信する登録受信機能と、
前記登録受信機能によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶機能に記憶する第2のアイテム登録機能と、
前記携帯端末装置の減算送信機能によって送信された減算したポイントを受信する減算受信機能と、
前記減算受信機能によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算する第2のポイント減算機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項5】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理携帯端末装置に、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信する登録送信機能と、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能と、
前記登録送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する減算送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項6】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する登録受信機能と、
前記登録受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能に記憶するアイテム登録機能と、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信する減算受信機能と、
前記減算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントから減算するポイント減算機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項7】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムが行うポイント管理方法であって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録し、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段に記憶し、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【請求項8】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がポイントと交換することによってアイテムを取得したことを前記アイテム記憶手段に登録し、
前記管理装置にアイテムを登録した旨を送信し、
前記アイテムを取得する際に交換したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にポイントを減算した旨を送信する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【請求項9】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記アイテム記憶手段に記憶し、
前記携帯端末装置によって送信された減算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントから減算する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【請求項10】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムであって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第1のポイント加算手段と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信手段と、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録する第1のアイテム登録手段と、
前記加算送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信手段
を具備し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置の加算送信手段によって送信された加算したポイントを受信する加算受信手段と、
前記加算受信手段によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算手段と、
前記携帯端末装置の売却送信手段によって送信されたアイテムを受信する売却受信手段と、
前記売却受信手段によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段から削除する第2のアイテム登録手段
を具備することを特徴とするポイント管理システム。
【請求項11】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算するポイント加算手段と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信手段と、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶手段に登録するアイテム登録手段と、
前記加算送信手段による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信手段
を具備することを特徴とするポイント管理携帯端末装置。
【請求項12】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段と、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信する加算受信手段と、
前記加算受信手段によって受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算手段と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する売却受信手段と、
前記売却受信手段によって受信したアイテムを前記アイテム記憶手段から削除する第2のアイテム登録手段
を具備することを特徴とするポイント管理装置。
【請求項13】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムで実行されるポイント管理プログラムであって、
前記携帯端末装置に、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶機能と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第1のポイント加算機能と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信機能と、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶機能に登録する第1のアイテム登録機能と、
前記加算送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信機能
を実現させ、
前記管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置の加算送信機能によって送信された加算したポイントを受信する加算受信機能と、
前記加算受信機能によって受信したポイントを前記第2のポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算機能と、
前記携帯端末装置の売却送信機能によって送信されたアイテムを受信する売却受信機能と、
前記売却受信機能によって受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶機能から削除する第2のアイテム登録機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項14】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理携帯端末装置に、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶機能と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶機能と、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算するポイント加算機能と、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信する加算送信機能と、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶機能に登録するアイテム登録機能と、
前記加算送信機能による送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する売却送信機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項15】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置で実行されるポイント管理プログラムであって、
前記ポイント管理装置に、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶機能と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶機能と、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信する加算受信機能と、
前記加算受信機能によって受信したポイントを前記ポイント記憶機能に記憶されているポイントに加算する第2のポイント加算機能と、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信する売却受信機能と、
前記売却受信機能によって受信したアイテムを前記アイテム記憶機能から削除する第2のアイテム登録機能
を実現させることを特徴とするポイント管理プログラム。
【請求項16】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続された管理装置により、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理システムが行うポイント管理方法であって、
前記携帯端末装置は、
該携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶する第1のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶する第1のアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記第1のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信し、
前記アイテムを売却したことを前記第1のアイテム記憶手段に登録し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信し、
前記管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶する第2のポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶する第2のアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記第2のポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記第2のアイテム記憶手段から削除する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【請求項17】
情報の授受を可能に無線通信によって接続された管理装置を用いて、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理携帯端末装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理携帯端末装置は、
該ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記ポイント管理携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
操作者がアイテムを売却することによって取得したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記管理装置にポイントを加算した旨を送信し、
前記アイテムを売却したことを前記アイテム記憶手段に登録し、
前記送信が終了した後に、前記管理装置にアイテムを売却した旨を送信する
ことを特徴とするポイント管理方法。
【請求項18】
無線通信によって携帯端末装置と情報の授受を可能に接続され、仮想空間におけるアイテムと交換することができるポイントを管理するポイント管理装置が行うポイント管理方法であって、
前記ポイント管理装置は、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるポイントを該操作者毎に記憶するポイント記憶手段と、
前記携帯端末装置の操作者が所持する仮想空間におけるアイテムを該操作者毎に記憶するアイテム記憶手段
を具備し、
前記携帯端末装置によって送信された加算したポイントを受信し、
前記受信したポイントを前記ポイント記憶手段に記憶されているポイントに加算し、
前記携帯端末装置によって送信されたアイテムを受信し、
前記受信したアイテムを前記アイテム記憶手段から削除する
ことを特徴とするポイント管理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2008−83840(P2008−83840A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−261163(P2006−261163)
【出願日】平成18年9月26日(2006.9.26)
【出願人】(501440684)ソフトバンクモバイル株式会社 (654)
【Fターム(参考)】