説明

ポジションに基づく触覚的報告

ポジションに基づく触覚的報告は、妥当で社会的に満足できる報告を提供する。触覚的エレメントは、第1のポジションから第2のポジションに動かされることによって、ステータスを示す。触覚的エレメントは、第2のポジションのままであるので、触覚的エレメントを触ることおよび第2のポジションを検出することでステータスを判断できる。他の局面では、触覚的エレメントは振動することによって、ステータスを示す。この方法では、ユーザは、社会的に不適切な振る舞いをすることなしに、コンピューティング装置のステータスを適切にかつ別々に検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポジションに基づく触覚的報告に関する。
【背景技術】
【0002】
コンピューティング装置は、電子メール、テキストメッセージ、ボイスメールおよび/または電話呼び出しなどのメッセージのステータス(状態)を提供し得る。コンピューティング装置は、いくらかの他の様態(例えば、バッテリ低下、信号強度など)もまた備え得る。このようなステータスを報告するために、コンピューティング装置は、聴覚的報告、視覚的報告および/または振動的報告を提供し得る。これらの報告のタイプは、多くの環境で社会的に不適切である。聴覚的、振動的報告は、耳障りで、気を散らすものである。視覚的報告は、ユーザが視覚的報告についてコンピュータをチェックすることを強いる(しばしば不適切な時間に)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これらの報告のタイプは、多くの環境において、不適切でもあり得る。聴覚的報告は、大きなノイズが背景にあると聞こえ得ない。コンピューティング装置がユーザと接触しない場合は、振動的報告は気付かれ得ず、ユーザがコンピューティング装置を見ることが出来ない場合、視覚的報告は役に立たない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決するための手段の記載は、以下の詳細な説明にさらに記載されるコンセプトの選択を簡単な形で紹介するよう提供される。この課題を解決するための手段の記載は、特許請求の範囲に記載された主題のキーおよび/または必須の特徴を意図していない。また、この課題を解決するための手段の記載は、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を限定することを意図していない。
【0005】
ポジションに基づく触覚的報告(tactile reporting)は、適切で社会的に許容されるステータス報告を提供する。触覚的エレメント(tactile element)は、第1のポジションから第2のポジションに移動されることによって、新しいステータスを示す。触覚的エレメントは第2のポジションで保持され、その結果、触覚的エレメントを触れて第2のポジションを検出することで、新しいステータスを明らかにする。また、触覚的エレメントは、新しいステータスを明らかにするために振動してもよい。この方法で、ユーザは、視覚的報告を示したりおよび/または聴覚的報告を示したりするコンピューティング装置を見ることなく、コンピューティング装置のステータスを検出し得る。さらに、ポジションに基づく触覚的報告は、報告周期をもたないだろう。したがって、ユーザは、社会的に不適応な振る舞いをすることなしに、コンピューティング装置のステータスを別々に判断し得る。
【0006】
本発明の非限定的であり、非排他的な実施形態が、添付の図面を参照して詳述され、特に断りがない限り、様々な観点から同様の符号は同様の部分を示している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
一部分を形成し、特別な例示的実施形態を示す添付図面を参照して、以下詳細に実施形態を説明する。しかしながら、実施形態は、様々異なる形態で実現されてよく、ここに述べられる実施形態に限定されるよう解釈されるべきでない。むしろ、これらの実施形態は、開示が徹底的かつ完全であり、範囲を完全に示唆するように提供される。実施形態は、方法、システムまたは装置として実施され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウエア実現、ソフトウエア実現、またはハードウエアおよびソフトウエアの組み合わせによる実現の形態をとり得る。それゆえ、後述の詳細な説明は、限定する意味で取られるべきでない。
【0008】
様々な実施形態の論理的オペレーションは、(1)コンピュータシステムで作動するコンピュータ実行ステップのシーケンスとして、および/または(2)コンピューティングシステム内の相互連結されたマシンモジュールとして実現される。本発明を実施するコンピューティングシステムのパフォーマンス要求に依存した選択事項である。したがって、実施形態の記述を決定する論理的オペレーションは、オペレーション、ステップまたはモジュールとして選択的にここで参照される。
【0009】
図2は、ポジションに基づく触覚的報告を概観するシステムを示している。システム200は、コンピューティング環境のモジュラ概観を示している。システム200は、コンピューティング装置202を含み得る。コンピューティング装置202は、ステータスを変化させ、ステータスを報告し、および/または他の装置のステータスを報告するよう構成され得る、デスクトップコンピューティング装置、モバイルコンピューティング装置、ラップトップ、パーソナルデジタルアシスタント、ノートブックコンピュータ、電話、携帯電話、キーフォッブ(key fob)および/または任意の他のタイプのコンピューティング装置を含み得る。1つの局面において、コンピューティング装置202は、図1で例示されるようなコンピューティング装置100を含む。
【0010】
システム200は、コンピューティング装置202のモジュラ概観を示している。システム200は、ソフトウエアおよびハードウエアの組み合わせ、オペレーションシステムまたはそれらの組み合わせして統合されてよい。ここに参照される、ハードウエア、ソフトウエア、アプリケーション、および/またはプログラムは単一のエレメントとして統合されてよく、互いに通信する様々なエレメントを含み得る。ソフトウエアおよび/またはハードウエアエレメントは、例示的目的だけのために詳述され、複数のエレメントまたは単一のエレメントでいくらかの機能を実現するよう構成を限定するためのものでない。例えば、図2に描写されているように、システム200は、ステータス検出モジュール204、アクチュエータ206および触覚的エレメント208を有するコンピューティング装置202を含んでいる。参照符号204から208は別々のプログラムおよび通信する別々のハードウエアを含み得る。参照符号204から208は単一のハードウエアエレメントまたは単一および複数のプログラムおよび/またはハードウエアエレメントの任意の組み合わせをも含み得る。
【0011】
コンピューティング装置202は、コンピューティング装置202のステータスを検出するためのステータス検出モジュール204を含み得る。他の局面では、ステータス検出モジュール204は、コンピューティング装置202以外の装置のステータスを検出し得る。例えば、コンピューティング装置202は、1または複数の関連付けられたコンピューティング装置のステータスを検出するキーフォッブを含み得る。この方法で、関連付けられたコンピューティング装置は、キーフォッブにステータス情報を渡して報告を容易にする。
【0012】
ステータスは、電話呼び出し、電子メールメッセージ、音声メッセージ、バッテリレベル、信号強さなどに関連付けられたステータスおよび/またはコンピューティング装置202が手助けする任意の他のステータスを含み得る。例えば、ステータス検出モジュール204は、メッセージが待機中であるか、バッテリレベルが低いことを検出し得る。ステータス検出モジュール204は、ステータスを検出するプログラム、ステータスと関連付けられ他信号を検出するサーボ機構、および/またはコンピューティング装置202のステータスを検出する任意の他の方法を含み得る。
【0013】
コンピューティング装置202は、触覚的エレメントを作動するためのアクチュエータ206をも含み得る。アクチュエータ206は、機械的アクチュエータ、電気的アクチュエータ、磁気的アクチュエータ、および/または任意の他の種類のアクチュエータを含むことによって、触覚的エレメントの動きを容易にしている。第1のポジションおおび第2のポジションはここで説明されないが、触覚的エレメントは、3またはそれ以上のポジションの間で動くことによって、ステータスを示し得る。触覚的エレメントは、内側から外側のポジションに動くことによりステータスを示してもよい。触覚的エレメントは、上側から下側のポジションの間で動くことによりステータスを示してもよい。触覚的エレメントは、振動することによりステータスを示してもよい。典型的に、触覚的エレメントは、ポジションの任意の方向の任意の組の間で動くことによりステータスを示してもよい。
【0014】
アクチュエータタイプの例示として、アクチュエータ206は、ポジションにおいて触覚的エレメントをバイアスするバイアスエレメントを有する機械的アクチュエータを含み得る。作動されると、ロックは触覚的エレメントを解除し、バイアスエレメントは触覚的エレメントを第1のポジションから第2のポジションへ移動させ得る。電気的アクチュエータは、第1のポジションから第2のポジションへ触覚的エレメントを移動させるサーボ機構を含み得る。サーボ機構は、触覚的エレメントを第2のポジションから第1のポジションへも移動させ得る。磁気的アクチュエータは、第1のポジションにおいて触覚的エレメントを保持する磁石(マグネット)を含み得る。作動されると、磁石は触覚的エレメントを解除し、バイアスエレメントは第1のポジションから第2のポジションへ触覚的エレメントを移動させ得る。
【0015】
コンピューティング装置202は、触覚的エレメント208を含み得る。触覚的エレメント208は、ボタン、タブ、拡張などを含み得る。触覚的エレメント208は、キー、ボタン、ソフトキー、アンテナ、方向パッドなどのコンピューティング装置202に存在するエレメントを含み得る。触覚的エレメント208は、コンピューティング装置のステータスを示すよう機能し得るコンピュータ装置202の任意の可動エレメントを含み得る。触覚的エレメント208は単一の触覚的エレメントとして描写されているが、1つのステータスまたはいくらかのステータスを示すために、複数の触覚的エレメントが存在してよい。
【0016】
図2に関連した例として、コンピューティング装置202は、テキストメッセージを受け取ってもよい。ステータス検出モジュール204は、テキストメッセージの受付を明らかにし、アクチュエータ206を動機付ける。アクチュエータ206は、テキストメッセージが受信されたことを示すポジションに触覚的エレメント208を位置させる。ポジションは、ボタンの外側ポジションを含み得る。ユーザは、別々にボタンに気づいて、ボタンが外側であるか否かを判断してよい。ユーザが要望した場合、ユーザは、触覚的エレメントをリセットするためにボタンを内側に押してよい。他の局面では、触覚的エレメントは、振動し得る。この方法において、ユーザは、ステータスが変化した後の任意の時間に、コンピューティング装置のステータスを検出し得る。
【0017】
図3は、ポジションに基づく触覚的報告を容易にするためのコンピューティング装置300の一例を示している。コンピューティング装置300は、1または複数の、キーパッドボタン302、ソフトキー304、方向パッド306、および/またはアンテナ308を含み得る。コンピューティング装置300は、触覚的エレメント310をも含んでいる。図3において、触覚的エレメント310は、(破線および実線で示される)第1のポジションから第2のポジションに移動することが描かれている。触覚的エレメント310は、単一のエレメントとして描かれているが、コンピューティング装置300は、複数の触覚的エレメントを含み得る。さらに、キーパッドボタン302、ソフトキー304、方向パッド306、および/またはアンテナ308は触覚的エレメントでもあり得る。触覚的エレメントは、少なくとも2つのポジションの間を移動してステータスを示す機能の、コンピューティング装置300の任意のエレメントを含み得る。
【0018】
図4は、ポジションに基づく触覚的報告のための操作フロー図を示している。操作フロー400は、開始操作402で始まり、判断操作404に進む。判断操作404において、新しいステータスを示すか否か判断する。新しいステータスは、電話信号の受付、メッセージの受付、ボイスメールの待機、電子メールの受付、テキストメッセージの受付、低バッテリ、弱い信号、ローミング信号などを含み得る。
【0019】
新しいステータスを示すものでないと判断された場合、操作フロー400は、バックアップループする。新しいステータスを示すと判断された場合、操作フロー400は、操作406に続いていく。操作406において、触覚的エレメントは、第1のポジションから第2のポジションに移動されることによって、新しいステータスを示す。
【0020】
判断操作408において、触覚的エレメントのポジションをリセットするか否かが判断される。触覚的エレメントのポジションをリセットしたと判断された場合、操作フロー400は、バックアップループする。触覚的エレメントのポジションをリセットすることは、ユーザによって、手動で行われてもよい。他の局面において、触覚的エレメントのポジションをリセットすることは、アクチュエータおよび/またはサーボによって容易にされる。他の局面において、触覚的エレメントは、振動してステータスを示す。
【0021】
判断操作412において、他のステータスが指示を必要としているか否かが判断される。前記の判断において否と判断された場合、操作400は、終了操作414に続いていく。必要としていると判断された場合、操作フロー400は、操作406に戻る。
【0022】
図1を参照すると、本発明を実施する例示的なシステムは、コンピュータ装置100などのコンピューティング装置を含んでいる。基本構成において、コンピューティング装置100は、任意のタイプの備え付けのコンピューティング装置またはモバイルコンピューティング装置を含み得る。コンピューティング装置100は、典型的に、少なくとも1つの処理ユニット102およびシステムメモリ104を含んでいる。システムメモリ104は、オペレーティングシステム105、および1つまたは複数のアプリケーション106を典型的に含んでおり、また、プログラムデータ107を含み得る。1つの実施形態において、アプリケーション106は、さらに、ポジションに基づく触覚的報告のためのアプリケーション120を含んでいる。この基本的構成は、はライン108内のコンポーネントによって、図1に図示されている。
【0023】
コンピューティング装置100は、追加の特徴または機能性をもまた備えてよい。例えば、コンピューティング装置100は、(取り外し可能/取り外し不能な)追加のデータストレージ装置も含み得る。このような、追加のストレージは、取り外し可能なストレージ109および取り外し不能なストレージ110によって図1に図示されている。コンピューティング装置100は、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置などの入力装置112も有し得る。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力装置114もまた含まれ得る。
【0024】
コンピューティング装置100は、装置が他のコンピューティング装置118と、ネットワークまたは無線ネットワークを介して通信することができるように通信コネクション116を含んでいる。通信コネクション116は、通信媒体の例示である。通信媒体は、コンピュータ可読命令、データ構成、プログラムモジュール、または搬送波や他の伝送機構などの調整されたデータ信号における他のデータを典型的に包含し、および任意の情報伝送媒体を含んでいる。
【0025】
本発明は、構造的特長および/または方法的ステップに特有の言葉で記載されてきたが、付属の特許請求の範囲で明らかにされた発明が、記述される特有の特徴またはステップに限定される必要がないことを理解されたい。むしろ、特有の特徴およびステップは、特許請求の範囲に記載された発明を実現する形式として開示される。本発明の多くの実施形態が本発明の精神および範囲から離れることなく実現され得るので、本発明は、添付の特許請求の範囲に存在する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】例示的なコンピューティング装置を示す図である。
【図2】ポジションに基づく触覚的報告を概観する1つの例示的システムを示す図である。
【図3】ポジションに基づく触覚的報告のための1つの例示的コンピューティング装置を示す図である。
【図4】ポジションに基づく触覚的報告のための操作フロー図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポジションに基づく触覚的報告のためのコンピュータ実行方法であって、
コンピューティング装置に関連付けられたステータスの変化を検出すること(404)と、
ステータスの変化の検出に応答して、アクチュエータ(206)を動機づけることと、
アクチュエータ(206)によって、触覚的エレメント(208)を第1のポジションから第2のポジションに移動させることと
を含むことを特徴とするコンピュータ実行方法。
【請求項2】
コンピューティング装置に関連付けられたステータスの変化を検出すること(404)は、ステータス検出プログラム、ステータス検出モジュールおよびサーボ機構のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項3】
ステータスの変化を検出すること(404)は、電話呼び出し、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、ボイスメッセージ、バッテリレベル、信号強度、および信号の種類の少なくとも1つに関連付けられた変化を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項4】
アクチュエータ(206)は、機械的アクチュエータ、電気的アクチュエータ、磁気的アクチュエータ、およびサーボのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項5】
触覚的エレメント(208)は、キー、ボタン、アンテナ、および方向パッドのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項6】
第3のポジションに触覚的エレメント(208)を移動させることをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項7】
触覚的エレメント(208)は、内側および外側のポジションと、上側および下側のポジションとのうちの少なくとも1つの間を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
【請求項8】
ポジションに基づく触覚的報告を提供するためのコンピュータ実行可能命令を記録したコンピュータ可読記録媒体であって、該命令は、
ステータスの変化が生じた場合に、コンピューティング装置に関連付けられたステータスの変化を検出すること(404)と、
ステータスの変化に応答して自動的にアクチュエータ(206)を動機付けることであって、アクチュエータ(206)が自動的に触覚的エレメント(208)を第1のポジションから第2のポジションに移動させて、ステータスの変化の触覚的伝達を容易にする、動機付けることと
を含むことを特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
【請求項9】
コンピューティング装置に関連付けられたステータスの変化を検出すること(404)は、ステータス検出プログラム、ステータス検出モジュールおよびサーボ機構のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項10】
ステータスの変化は、電話呼び出し、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、音声メッセージ、バッテリレベル、信号強度、信号の種類のうちの少なくとも1つに関連付けられた変化を含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項11】
アクチュエータ(206)は、機械的アクチュエータ、電気的アクチュエータ、磁気的アクチュエータ、およびサーボ機構のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項12】
触覚的エレメント(208)は、キー、ボタン、アンテナ、方向パッドのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項13】
触覚的エレメント(208)を第3のポジションに移動させることをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項14】
触覚的エレメント(208)は、内側および外側のポジションと上側および下側のポジションとのうちの少なくとも1つの間を移動可能であることを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読記録媒体。
【請求項15】
ポジションに基づく触覚的報告のためのコンピューティング装置(20)であって、
コンピューティング装置(202)に関連付けられた状態の変化を検出する(404)よう構成されたステータス検出モジュール(204)と、
ステータス検出モジュール(204)と通信するアクチュエータ(206)であって、コンピューティング装置(202)に関連付けられたステータスの変化についてのステータス検出モジュール(204)からの伝達を自動的に動機付けされ、第1のポジションから第2のポジションに移動するよう操作可能であるアクチュエータ(206)と、
アクチュエータ(206)に結合された触覚的エレメント(208)であって、コンピューティング装置(202)に関連付けられたステータスの変化についてステータス検出モジュール(204)からアクチュエータ(206)に伝達があると、アクチュエータによって第1のポジションから第2のポジションに移動可能である触覚的エレメント(208)と
を備えたことを特徴とするコンピューティング装置。
【請求項16】
ステータス検出モジュール(204)はサーボ機構を含んでいることを特徴とする請求項15に記載のコンピューティング装置。
【請求項17】
ステータスの変化(404)は、電話呼び出し、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、音声メッセージ、バッテリレベル、信号強度、信号の種類のうちの少なくとも1つに関連付けられた変化を含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピューティング装置。
【請求項18】
アクチュエータ(206)は、機械的アクチュエータ、電気的アクチュエータ、磁気的アクチュエータ、およびサーボ機構のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピューティング装置。
【請求項19】
触覚的エレメント(208)は、キー、ボタン、アンテナ、方向パッドのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピューティング装置。
【請求項20】
触覚的エレメント(208)は第3のポジションに移動可能であることを特徴とする請求項15に記載のコンピューティング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2009−538471(P2009−538471A)
【公表日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−512012(P2009−512012)
【出願日】平成19年4月24日(2007.4.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/009915
【国際公開番号】WO2007/139637
【国際公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】