説明

マイクロ反応システムを使ったアシル化

マイクロ反応システムを使って第三級アルコールとフェノール化合物をカルボン酸またはそれらの酸無水物によりアシル化する方法であり、アシル化は、水を含めたいかなる触媒も存在することなく最長30分間の滞留時間で行われる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、モジュラーマイクロ反応システムを使って第三級アルコールとフェノール化合物をアシル化する方法に関する。
【0002】
アルコールのアシル化、特にアセチル化は、有機化学における最も重要な反応のうちの1つであり、商業的に高価値な製品、例えば医薬品、農薬、または香味料、ならびにそれらの中間体に有用である。
【0003】
一方で、有機ヒドロキシ化合物のアシル化は、ヒドロキシ化合物を酸と反応させることによって行うことができる。より良好な収率は、一般に酸誘導体、例えば酸無水物または酸ハロゲン化物を使用する場合に達成される。もう一方で、良好な収率を達成するために触媒、主に酸性触媒が使用されるが、望ましくない副反応、例えば第三級アルコールからの水の脱離、または不斉中心の攻撃を引き起こし、こうして立体化学的性質に悪影響を与える恐れがある。これらの欠点を示さない塩基性触媒は、反応時間がより長いために一般にはあまり有効でない。
【0004】
本発明の目的は、いかなる触媒も使用せずに、有機ヒドロキシ化合物、より正確には第三級アルコールとフェノール化合物を酸またはそれらの酸無水物によりアシル化するための商業的に魅力のある方法を提供することである。
【0005】
この10年間に化学反応器の小型化は、化学工業と関係する多くの基本的かつ実際的利点を与え、また化学合成にマイクロリアクターを使用する方法が実験室規模だけでなく商業的に有力な量の生産にも応用できる程度まで、開発されてきた。マイクロリアクター中での化学合成は広く応用できることが実証されており、また様々なマイクロリアクターおよびマイクロリアクターシステム、具体的にはモジュラー反応システムを使って、多くの異なる反応の種類による合成が成功裡に実現され、参考文献中に記載されている。例えば、P.D.I.Fletcherらの論文、Tetrahedron 58,4735〜4755(2002)、Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry,6th edition,1999中のW.Ehrfeldらの記述、およびV.Hesselらの論文、Angew.Chemie,Int.Ed.,43,406〜451(2004)を参照されたい。これらはすべて参照により本明細書中に導入される。
【0006】
T.Schwalbeらは、Chimia 56,636 ff(2002)中で、一般式R−CH−NHの数種類のアミンを、DMFまたはジオキサン中でAcO/EtNにより、マイクロリアクター中での1〜13分間の滞留時間および6.1〜68.3g/時の処理量で、100%までの収率でアシル化することを述べている。D.A.Snyderらは、Helv.Chimica Acta 88,1〜9(2005)中で、モジュラーマイクロ反応システムで、触媒として過剰のAcOおよび4−(ジメチルアミノ)−ピリジン(DMAP)を用いて、2−フェニルエタノールから酢酸2−フェニルエチルを生産することを述べている。マイクロ反応システムを使って有機ヒドロキシ化合物を酸により、かつ触媒の不在下でアシル化することについては、どこにも記載されていない。
【0007】
最近、Satoらは、Angew.Chem.Int.Ed.46,6284〜8,2007中で、マイクロ反応システムを使った、触媒として、および基質および生成相としての両方として亜臨界水を伴う、酸触媒も塩基触媒もなしの無水酢酸によるアルコール類とフェノール類のきわめて効率的なアシル化について述べている。この執筆者は、これらの結果が、亜臨界水がルイス酸として働くことができることを裏付けていると示唆している。ルイス酸は、アシル化における既知の触媒である。所望のエステルが、200℃において高い選択性を伴う優れた収率で得られる。一般的手順では、アルコールと酸無水物の混合物を含有する流れを亜臨界水の高速流と交差するように配置し、得られる混合物をマイクロリアクター中に導入する。そこでアシル化が顕著な副反応なしに急速に進行する。生成物は水溶液の底に蓄積し、相分離または濾過によって容易かつ量的に単離することができる。
【0008】
E.Bulychevは、Pharmaceutical Chemistry Journal 32,331〜2(1998)中で、トコフェロールの分子中へのアセチル基の導入が、生理活性に影響を与えずに、その長期貯蔵および酸化に対する安定性を著しく高めるという事実を指摘している。他方で、様々な国の薬局方によって規定されている市販ビタミンE酢酸エステル中のα−トコフェロールの最大許容比率は、0.5%から3.0%まで様々である。最終の市販α−トコフェロール酢酸エステル中の遊離α−トコフェロールの過剰な含有量は、その品質を下げ、また最大貯蔵期間を減少させる。これは、所望の製品をできるだけ短時間で高純度かつ高収率で生産するα−トコフェロール酢酸エステルの商業的生産方法の必要性が存在することの例証となる。α−トコフェロールのアセチル化は急速な反応であり、通常の条件下では、例えば無水酢酸、一定濃度の触媒(硫酸)で、温度60、80、および100℃においては、事実上不可逆性である。しかしながら、より高温ではその反応は可逆性になり、所望の最終生成物中により高濃度のα−トコフェロールを生じさせる。したがって、副生成物として比較的高い比率のα−トコフェロールを伴う望ましくない平衡を定着させることを避けるには、反応時間を十分に短くしなければならない。
【0009】
様々な触媒の存在下での無水酢酸によるα−トコフェロールのアセチル化はよく知られており、文書に記録されている。1997年7月16日公開の欧州特許第0 784 042A1号明細書は、ホウ酸水素ビス(オキサラート)(hydrogen bis (oxalate) borate)を触媒として使用するこの反応について記述している。1時間加熱して還流させた後、87%の含量を有する粗d,l−α−トコフェロールを収率92%で得た。
【0010】
2001年10月18日公開の韓国特許第10−2001−0090181号明細書は、D,L−α−トコフェロールおよび無水酢酸からなる反応物を連続管形反応器に送り、触媒の不在下で139〜250℃および2〜20気圧で反応させる高収率、高純度のD,L−α−トコフェロール酢酸エステルの調製方法を開示している。その特定の2つの実施例によれば、ビーズを充填した130mLの容積を有する管形反応器を使用し、それぞれDL−α−トコフェロール1kgおよび2kgと、無水酢酸500gとの混合物を、それぞれ温度205℃および250℃の反応器に流量100mL/時で供給した。それぞれ99.6%および99.3%の転化率が報告されている。しかしながら反応の選択性、すなわちα−トコフェロール酢酸エステルの純度ならびに不純物/副生成物についてはなにも述べていない。実験の記述の詳細が欠けているため、それらを再現することができなかった。
【0011】
アルコール類とフェノール類をアシル化するこのマイクロ反応法をさらに改良する試みの中で、本発明によればマイクロ反応システムを使った第三級アルコールとフェノール化合物のアシル化において、触媒および担体として水を含めたいかなる触媒も存在することなく同様の優れた結果が得られることが分かった。したがって、反応混合物から過半量の水の排除が不必要になるので、エネルギーが節約され、本発明の方法を商業的に一層魅力的なものにする。
【0012】
したがって本発明は、マイクロ反応システムを使って、第三級アルコールとフェノール化合物をカルボン酸またはそれらの誘導体によりアシル化する方法に関し、この方法は、水を含めたいかなる触媒も存在することなく最長30分の滞留時間で行われることを特徴とする。
【0013】
本発明に関連してマイクロ反応およびマイクロ反応システムという用語は、現状技術が表すその最も広い意味での化学的マイクロ加工に適用され、その流体チャネルの内部構造が一般に「ミリメートル以下」の範囲内の独特の寸法を有する規則正しいドメインを通過する定常流として一般的に定義される(Hessel,Vらの著、Chemical Microprocess Engineering:Fundamentals,Modelling and Reactions,Wiley−VCH,Weinheim,2004)。しかしながら、流体チャネルの内径がミリメートル次元、すなわち1〜5mm、好ましくは1、2、または3mmであるシステムもまた、うまく使用して良好な結果を得ることができる。好ましい実施形態ではモジュラーマイクロ反応システムを使用し、それによってモジュラーシステムが提供する既知の全般的利点をうまく利用することができる。
【0014】
次いでこの反応混合物は、当業界でよく知られている方法によって仕上げられる。
【0015】
用語「第三級アルコール」および「フェノール化合物」は、本明細書中ではそれらの最も広い通常の意味で使用され、アシル化の影響を受けやすいヒドロキシ基を有するそうしたすべての化合物を対象とする。その第三級アルコールの脂肪族鎖は、直鎖でも分岐鎖でもよく、場合によりそれは環状、飽和、または不飽和(すなわち1個または複数個の炭素−炭素二重結合および/または三重結合を有する)でもよく、また反応条件下で修飾に抵抗する1種類または複数種類の置換基で置換されてもよい。そのフェノール化合物、すなわち芳香族アルコールは、単環または縮合性の炭素環式および/または複素環式化合物であってもよく、すなわち2環、3環、またはより多くの環を含有してもよい。このヒドロキシ化合物は、好ましくは1〜50個の炭素原子を有してもよい。不飽和第三級アルコールの例は、ネロール、リナロール、デヒドロリナロール、ネロリドール、およびイソフィトールである。この群の中で特に関心のあるものは、香味料または芳香剤としての用途を有し、また香料の成分であるそれらの化合物であり、中でも多くの単環式および二環式モノテルペン(C10化合物)、例えばテルピネオール、ならびにフェノール、例えばチモール(またはp−シメノール)である。テルペノイドまたはイソプレノイド化合物の群の中にはセスキテルペン(C15)、ジテルペン(C20)、トリテルペン(C30)、およびテトラテルペン(C40)に属する第三級アルコールがある。トリテルペンの代表はカルシフェロールであり、またテトラテルペンの代表はカロテノイドである。ポリプレノールとして知られる、5個以上のイソプレニル残基、すなわち炭素原子25個、30個、35個、40個、45個、50個などを有するイソプレノイド第三級アルコールもまた、上記定義に包含される。本発明において特に関心のある「フェノール化合物」の群はトコフェロールである。本明細書中で使用される用語「トコフェロール」は、トコールと、トコール[2−メチル−2−(4’,8’,12’−トリメチルトリデシル)−6−クロマノール]の基本構造から誘導され、遊離の6−ヒドロキシ基を有し、かつビタミンE活性を示す任意の化合物、すなわち飽和側鎖4’,8’,12’−トリメチルトリデシルを有する任意のトコフェロール、例えばα−、β−、γ−、δ−、ζ−、またはη−トコフェロールと、さらに側鎖[4’,8’,12’−トリメチルトリデカー3’,7’,11’−トリエニル]中に3個の二重結合を有する任意のトコトリエノール、例えばε−またはζ−トコフェロールとを指すものと理解されたい。これらの様々なトコフェロールの中で、一般にビタミンEと呼ばれる(all−rac)−α−トコフェロールが主に関心のあるものであり、ビタミンE群の中で最も活性な、かつ工業的に最も重要な構成員である。
【0016】
アシル化は、反応条件下で液体であり、したがって溶媒の使用を避ける脂肪族および芳香族モノ−、ジ−、およびポリ−カルボン酸および/またはそれらの対応する酸無水物で行われる。脂肪族酸、好ましくはC1〜8飽和酸は、分岐鎖または直鎖、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、イソペンタン酸、好ましくは酢酸であってもよく、芳香族酸の代表は、安息香酸、フタル酸、および没食子酸である。最も好ましいアシル化剤は無水酢酸である。
【0017】
便利には本発明のアシル化は、80〜280℃、好ましくは100〜250℃の範囲の温度において、反応混合物の沸騰を防止するのに十分な、一般には6〜50バール、好ましくは6〜35バールの範囲の圧力下で行うことができる。しかしながら、これらのパラメーターは、周囲の事情に応じて変えることができる。本発明で使用されるマイクロ反応システムの規模もまた広い範囲で変えることができ、要求に合わせることができる。ヒドロキシ化合物:アシル化剤のモル比は、1:1〜1:10の範囲内で変えることができ、好ましくは1:1〜5の範囲内である。最も好ましくは、ほんのわずか過剰なアシル化剤、例えば1.2〜1.5:1モル/モルが使用される。
【0018】
アシル化は、溶媒なしで行うこともでき、また所望の生成物をそれから容易に単離し、必要に応じて精製することができる不活性溶媒を用いて行うこともできる。
【0019】
ほとんどの場合、反応は高収率および高選択率に加えて、最長30分の反応器中での反応物の滞留時間、好ましくはより短い、例えば20、15、10、または10分未満の滞留時間で完了する。もう一方で、設備の規模によっては所望の結果を達成するためにより長い滞留時間が必要な場合もある。
【0020】
[設備]
フィルター638−1423を含むMerck Hitachi L600およびL6200 HPLCピストンポンプ(0〜10mL/分)
背圧弁Nupro/Swagelok(1psi)
混合ユニット(外部油浴):Swagelok 1/16インチ T−継手
滞留時間:油浴中に配置された45mL鋼管(1.4435鋼、内径3mm)、熱交換器Ehrfeld−Komponente(300μm、0309−2−0001−F)
圧力測定:WIKA(S−11、0〜100バール)
尖頭弁Swagelok 1/8インチ
戻止弁Swagelok 1/8インチ(30バール)
試料採取弁Swagelok 1/8インチ
【0021】
[一般手順]
アルコールまたはフェノール/無水酢酸または酢酸の混合物(室温で予混合)(1.0:1.2モル)を、HPLCポンプを用いて吐出圧力40バールで、油浴中で必要な加工温度まで加熱したステンレス鋼製管中に汲み上げた。次いで反応混合物を、マイクロ熱交換器を用いて室温まで急冷した。冷却した反応混合物の圧力を、圧力制御弁を用いて下げた。反応混合物をGCにより分析し、アルコール/フェノールおよび対応するエステルの濃度を測定した。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明で使用することができるマイクロ反応システムを全体的に描いた図であり、反応物(それぞれ、アルコールとアシル化剤またはフェノールとアシル化剤)を入れた容器(A)、フィルター(B)、ポンプ(C)、戻止弁(D)、混合ユニット、例えばT継手(Y)、マイクロリアクター(E)、油浴または加熱ジャケット(F)、冷却エレメント(G)、圧力計(H)、尖頭弁(I)、戻止弁(K)、および試料採取弁(V)を含む。
【図2】本発明で使用することができるマイクロ反応システムを全体的に描いた図であり、反応物(それぞれ、アルコールとアシル化剤またはフェノールとアシル化剤)を入れた容器(A)、フィルター(B)、ポンプ(C)、戻止弁(D)、混合ユニット、例えばT継手(Y)、マイクロリアクター(E)、油浴または加熱ジャケット(F)、冷却エレメント(G)、圧力計(H)、尖頭弁(I)、戻止弁(K)、および試料採取弁(V)を含む。
【0023】
[実施例および結果]
[実施例1]
触媒なし、30バールでの無水酢酸によるtert−ブタノールのアセチル化(1.0:1.2モル)。使用したマイクロリアクターシステムは、図1に示したものであった。
【0024】
様々な温度および様々な滞留時間における反応の結果を下記の表1に示す。
【0025】
【表1】



【0026】
GC法による反応混合物の分析:
【0027】
【表2】



【0028】
実施例2〜4ではマイクロリアクターシステムの構成を、図2に示すように若干修正した。
【0029】
[実施例2]
触媒なし、30バールでの無水酢酸によるd,l−α−トコフェロールのアセチル化(1.0:1.1モル)。
【0030】
室温で予混合した反応混合物をただ1台のポンプを用いて混合器経由で滞留管中に汲み上げたことを除いて、図2に示したものと同じ設備を使用した。
【0031】
様々な温度および様々な滞留時間における反応の結果を下記の表2に示す。
【0032】
【表3】



【0033】
反応混合物の分析はGC法により行った。
【0034】
【表4】



【0035】
[実施例3]
触媒なし、30バールでの無水酢酸によるデヒドロリナロール(3,7−ジメチル−6−オクテン−1−イン−3−オール)のアセチル化(1.0:1.2モル)。
【0036】
実験には実施例2で述べたものと同じ設備を使用した。
【0037】
様々な温度および様々な滞留時間における反応の結果を下記の表3に示す。
【0038】
【表5】



【0039】
反応混合物の分析はGC法により行った。
【0040】
【表6】



【0041】
[実施例4]
触媒なし、30バールでの酢酸によるd,l−α−トコフェロールのアセチル化(1.0:2.0モル)。
【0042】
実験には実施例2の場合と同じ設備を使用した。
【0043】
様々な温度および様々な滞留時間における反応の結果を下記の表4に示す。
【0044】
分析はGC法により行った。
【0045】
【表7】



【0046】
【表8】



【0047】
収率は無水酢酸によるアセチル化の場合よりも低いが、この結果は、通常の反応器中でのこの反応の難点および欠点を考慮に入れると商業的生産にとって魅力的である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロ反応システムを使って第三級アルコールとフェノール化合物をカルボン酸またはそれらの酸無水物によりアシル化する方法であって、前記アシル化を、水を含めたいかなる触媒も存在することなく最長30分間の滞留時間で行うことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記マイクロ反応システムが、モジュラーマイクロ反応システムである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第三級アルコールが、脂肪族または芳香脂肪族アルコールである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アシル化が、酸無水物により、具体的には無水酢酸により行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第三級アルコールが、アリル型アルコール、具体的にはリナロール、デヒドロリナロール、ネロリドール、またはイソフィトールである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記フェノール化合物が、トコフェロールまたはトコトリエノール、具体的にはd,l−α−トコフェロールである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記アシル化が、80〜280℃、好ましくは100〜250℃の範囲内の温度で行われる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記アシル化が、反応混合物の沸騰を妨げるのに十分な圧力下で行われる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。

【公表番号】特表2013−517253(P2013−517253A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548438(P2012−548438)
【出願日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際出願番号】PCT/EP2011/050412
【国際公開番号】WO2011/086135
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(503220392)ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. (873)
【Fターム(参考)】