説明

マッサージチェア

【課題】エアバックの着脱が容易に行え、作業性および経済性に優れたマッサージチェアを提供する。
【解決手段】本発明のマッサージチェア1は、座部2と、背もたれ部4と、マッサージ手段とを備え、背もたれ部4は、基体となるバックパネルと、バックパネルを覆うカバー部材15とを有している。マッサージ手段は、空気の給排によって膨縮動して、座部2に着座した施療者の身体部位を押圧マッサージするエアバック10A,10Bを有し、カバー部材15には、エアバック10A,10Bを挿脱自在に収納するための収納部が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマッサージチェアに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から知られているマッサージチェアは、一般に、座部と背もたれ部とを備えており、施療者が座部に腰掛けて背もたれ部に背中を当てた状態で座部や背もたれ部に組み込まれるマッサージユニットを作動させることによって身体の所定の部位に対して施療を施すことが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記マッサージユニットは、通常は、背もたれ部に設けられて転動および揺動するマッサージローラから成り、施療者の首から臀部近くの腰部にわたってマッサージを施すようになっているが、最近では、空気の給排によって膨縮動することにより所定の身体部位を押圧マッサージするエアバックと称される空気袋状のマッサージユニットも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−325645号公報
【特許文献2】特開2006−187478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のエアバックは、背もたれ部などのチェアを構成する基体(バックパネルとも称する)に対してアンカークリップなどの固定具を用いて個別に取り付けられているため、取り付け作業やメンテナンス作業(エアバックの着脱操作)が煩雑であるとともに、取り付け穴や固定具などの加工や製造も必要となり、製造コストが高くなるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記した事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、エアバックの着脱が容易に行え、作業性および経済性に優れたマッサージチェアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、座部と、背もたれ部と、マッサージ手段とを備えるマッサージチェアであって、前記背もたれ部は、バックパネルと、バックパネルを覆うカバー部材とを有し、前記マッサージ手段は、空気の給排によって膨縮動して、座部に着座した施療者の身体部位を押圧マッサージするエアバックを有し、前記カバー部材には、前記エアバックを挿脱自在に収納するための収納部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
この請求項1に記載の発明によれば、カバー部材の収納部にエアバックを挿入するだけで背もたれ部に対してエアバックを取り付けることができるため、エアバックの装着が容易に行える(エアバックの組み付け作業性が優れる)。また、上記構成によれば、バックパネルではなく、バックパネルを覆うカバー部材にエアバック用の収納部が設けられているため、エアバックの取り付けのための加工をバックパネルに施す必要がなく、また、エアバックのための固定具も不要となるため、マッサージチェアの製造コストを低く抑えることも可能となり、経済性にも優れる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明においては、前記収納部は、エアバックを収納可能な袋体であり、前記袋体は、前記カバー部材の外側領域に面するその外側縁部が所定の長さにわたって前記カバー部材に接合され、その接合部を動作軸として内側領域から外側領域へ回動可能であることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得られるとともに、収納部が、カバー部材の外側領域に面するその外側縁部が所定の長さにわたって接合される袋体によって構成されるため、収納部を簡単且つ安価に実現できるとともに、内側領域から外側領域へのエアバックの動き(回動する動き)を簡単且つ効果的に行なうことができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明においては、前記カバー部材を前記バックパネルに対して着脱自在に取り付けるための取り付け手段を更に備えることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果が得られるとともに、着脱自在な前記取り付け手段によって、バックパネルに対するカバー部材の取り付け及び取り外しが可能に行えるようになる。また、取り付け手段による取り付けによってバックパネルに対してカバー部材を安定的に保持させることが可能となる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明においては、前記取り付け手段は、前記カバー部材に固着され且つ複数のスリットを有するストリップと、前記バックパネルに設けられ且つ前記ストリップのスリットが引っ掛けられる複数のフックとから成ることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発明と同様の作用効果が得られるとともに、ストリップのスリットをフックに引っ掛けるだけでカバー部材をバックパネルに取り付けることができるため、バックパネルに対するカバー部材の装着が容易に行える。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、前記座部には、前記エアバックを挿脱自在に収納するための第2の収納部が設けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発明と同様の作用効果が得られるとともに、施療者の背中や腰に加えて腿部もマッサージすることができ、多面的なマッサージ作用を与えることができる。また、請求項1と同様、座部の収納部にエアバックを挿入するだけで座部に対してエアバックを取り付けることが可能となるため、エアバックの組み付け作業性が優れる。更に、エアバックのための固定具も不要となるため、マッサージチェアの製造コストを低く抑えることも可能となり、経済性にも優れる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、マッサージユニットを構成するエアバックの着脱が容易に行え、作業性および経済性に優れたマッサージチェアが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態に係るマッサージチェアの概略斜視図である。
【図2】カバー部材が装着されたバックパネルを裏側から見た斜視図である。
【図3】(a)は図1のマッサージチェアの背もたれ部のバックパネルの表側に装着されるカバー部材を裏側から見た平面図、(b)はカバー部材の収納部付近の要部拡大図である。
【図4】背もたれ部のバックパネルを露出させた状態を示すマッサージチェアの要部の概略斜視図である。
【図5】多数のフックが設けられたバックパネルの背面斜視図である。
【図6】バックパネルに対するカバー部材の取り付け形態を詳しく示した要部拡大斜視図である。
【図7】座部に設けられる腿部エアバックおよび収納部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るマッサージチェア1は、施療者が着座する座部2と、座部2に着座した施療者の背中を支持するよう座部2の後方に設けられた背もたれ部4と、座部2の両側に設けられ且つ所定の高さを有する肘掛部3と、座部2の前方に設けられ且つ座部2に着座した施療者の両脚部を保持する脚保持部5とを備えている。
【0020】
また、マッサージチェア1を構成するこれらの各構成要素2,3,4,5には、従来のマッサージチェアと同様、着座した施療者に対して様々なマッサージを施すマッサージ手段(マッサージユニット)が組み込まれている。例えば、背もたれ部4の中央には、転動および揺動するローラを具備したマッサージローラユニット55(図4参照)が組み込まれるとともに、背もたれ部4の左右両側部には、空気の給排によって膨縮動して座部2に着座した施療者の背中および腰を押圧マッサージする複数の背部エアバック10Aおよび腰部エアバック10B(本実施形態では、左右一対の背部エアバック10Aおよび左右一対の腰部エアバック10B)が設けられている。
【0021】
なお、上記したマッサージ手段は、後述する背もたれ部4の基体となるバックパネル8に関連して配設されており、前記マッサージローラユニット55は、バックパネル8の背面側に設置され、各エアバック10A,10Bは、バックパネル8の表面側(詳細には、表面側を覆うカバー部材15)に設置される。もちろん、上記した以外の箇所にマッサージ手段を組み込んでいても良く、例えば、脚保持部5に、脚部に対してマッサージを施すような脚部エアバック等のマッサージユニット(図示せず)が組み込まれても良い。
【0022】
前記背もたれ部4は、バックパネル8(図4参照)と、バックパネル8を覆うカバー部材15(図1および図3参照)と、施療者の頭部を両側から支える頭部支持体11,11とを有する。カバー部材15および頭部支持体11,11はバックパネル8の表側に対して着脱自在であり、図1の完成状態から頭部支持体11,11およびカバー部材15が(あるいは、後述する裏面カバーが存在する場合には、その裏面カバーも)取り外された状態が図4に示されている。
【0023】
前記カバー部材15は、比較的柔らかい素材で形成されており、マッサージローラユニット55が背もたれ部4の表面から露出しないように、バックパネル8を覆うように被着される。また、カバー部材15の特にマッサージローラユニット55が位置される中央領域15a(カバー部材の内側領域)は、施療者の背中に沿うような形状に裁断されており、背もたれ部4の表面においてマッサージローラユニット55の動きを施療者に伝え易いような素材、例えば、ベロアのような繊維状の素材、レザー、合成皮革、塩化ビニル樹脂等によって形成されている。一方、それ以外のカバー部材15の領域(後述する収納部20,40よりも外側に位置する外側領域15b,15bを含む)は、例えば、レザー、合成皮革、塩化ビニル樹脂等によって形成されている。
【0024】
前記バックパネル8は、施療者の背中に沿って上下方向に形成された略矩形状の開口8aを有する樹脂製のフレームから成り、このバックパネル8上に前述したカバー部材(表面カバー)15が着脱自在に装着される。このとき、開口8aの表側を覆うようにカバー部材15の前記内側領域15aが位置され、また、開口8a部分に前記マッサージローラユニット55が配置される(図4参照)。なお、バックパネル8の裏側には、開口8aの裏側を覆うようにポリアミド樹脂等から成る裏面カバー(図示せず)が止着されても良い。その場合、裏面カバーには、マッサージローラユニット55によって駆動されるアームの先端に支持されたローラ対55aが接触する。
【0025】
また、背もたれ部4は、着座した施療者の背中を支える部分でもあることから、図4に示されるように、バックパネル8の開口8aには、これを横切るように上下方向および左右方向に支持ベルト29a,29bが張設されている。すなわち、このような支持ベルト29a,29bが張設されることにより、施療者が着座した際に、背もたれ部4のバックパネル8の開口8aに背中が落ち込むことが防止される。
【0026】
図3に示されるように、カバー部材15の裏面側には、前記背部エアバック10Aおよび腰部エアバック10Bを挿脱自在に収納する収納部20,40が設けられている。各収納部20,40は、所定のマッサージ位置に対応して設けられており、具体的には、背部エアバック10Aが上側の左右に位置される背部用収納部20,20内に収納され、腰部エアバック10Bが下側の左右に位置される腰部用収納部40,40内に収納されるようになっている。
【0027】
各収納部20,40は、カバー部材15の裏側の左右両側に配設された袋体20a,40aによって構成されている。この場合、袋体20a,40aは、エアバックが収納し易いようにその一部、具体的に本実施形態では、上方側が開口しており、これらの開口部22,42からエアバック10A,10Bを挿脱できるようになっている。そして、このような袋体の構造では、エアバッグ挿入後に、開口部22,24からエアバックが飛び出さないように、開口を小さく絞れるゴムを装着しておくことが望ましい。また、袋体の内部には、補強、及び保形が図れるように、樹脂プレート等を設置しておくことが望ましい。すなわち、このように構成しておくことで、エアバッグの挿脱時における作業性の向上が図れるようになる
また、本実施形態の袋体20a,40aは、カバー部材15の外側領域15b,15bに面するその外側縁部が、所定の長さにわたってカバー部材15に対して接合され(本実施形態では、縫い付けられ或いは接着され)ており、収納されているエアバック10A,10Bの膨張時に、各収納部20,40(袋体20a,40a)は、その接合部27(図3に破線で示されている)を動作軸として回動できるようになっている。
【0028】
このため、座部2に着座した施療者は、エアバック10A,10Bの膨張時に、背骨側から外側に向かうようなマッサージ作用を受けることが可能となる。なお、袋体20a,40aは、変形可能な材料、例えば、レザー、樹脂、繊維状の物質で形成されている。
【0029】
また、収納部20,40内に収納されるエアバック10A,10Bにはそれぞれ空気給排チューブ65が接続されており、この空気給排チューブ65は、バックパネル8に設けられたチューブ導入孔66(図2および図4参照)を通じてバックパネル8の裏側に導かれ、バックパネル8の裏側に設置された図示しない空気給排手段(コンプレッサ等)に接続されている。この場合、空気給排手段は、所定の動作プログラムを格納した制御部によって、各エアバック10A,10Bに対する給排のタイミングや空気の供給/排出レベル等が制御されるようになっており、実際の制御は、公知技術と同様、施療者によって操作されるコントローラによって行なわれるようになっている。
【0030】
また、カバー部材15は、所定の取り付け手段を介してバックパネル8に着脱自在に取り付けられるようになっている。本実施形態において、この取り付け手段は、図3に示されるようにカバー部材15に固着され且つカバー部材15の内側領域15aの少なくとも両側(本実施形態では、左右両側および上下の少なくとも一方)に沿って延在するストリップ60と、図5に示されるように、バックパネル8の裏側に設けられ、且つ前記ストリップ60の長手方向に沿って設けられた複数のスリット62が引っ掛けられる複数のフック64とから構成されている。
【0031】
このような取り付け手段では、図2に示されるように、バックパネル8の表側にカバー部材15を装着した状態で(カバー部材15の表側を背もたれ部4の表面に露出させ且つカバー部材15の裏側の収納部20,40をバックパネル8に面接させた状態で)、図6に示されるようにバックパネル8の開口8aを通じて、ストリップ60をバックパネル8の裏側に導出し(折り返し)て、ストリップ60の各スリット62をフック64に引っ掛ければ、カバー部材15をバックパネル8に対して容易に装着できる。
【0032】
また、本実施形態では、図7に示されるように、座部2にも、背もたれ部4と同様な収納部が設けられている。すなわち、座部2には、2つの長さの異なる腿部エアバック70A,70Bを挿脱自在に収納できるように対応する収納部42A,42Bが設けられている。
【0033】
以上説明したように、本実施形態のマッサージチェア1によれば、カバー部材15に収納部を設け、これらの収納部20,40にエアバック10A,10Bを挿入するだけで背もたれ部4に対してエアバック10A,10Bを取り付けることができるため、エアバック10A,10Bの装着が容易に行えるようになる。すなわち、マッサージユニットを構成するエアバックの組み付け作業性が優れるとともに、メンテナンス等による交換作業も容易に行えるようになる。また、本実施形態によれば、従来のように、バックパネル8ではなく、バックパネル8を覆うカバー部材15にエアバック用の収納部20,40が設けられているため、エアバック10A,10Bの取り付けのための加工をバックパネル8に施す必要がなく、また、エアバック10A,10Bのための固定具も不要となるため、マッサージチェア1の製造コストを低く抑えることも可能となり、経済性にも優れる。
【0034】
また、本実施形態によれば、収納部20,40の配設形態に起因して(図3に示すように、各収納部20,40が接合部27を動作軸として回動できるようになっている)、各エアバック10A,10Bが、背もたれ部4の左右両側に位置し、しかも、背もたれ部4の内側から外側へ向かってエアバック10A,10Bが押し開くように膨張しつつ動くため、良好で且つ効果的な押圧マッサージを行うことができる。
【0035】
また、本実施形態によれば、カバー部材15に対して一方側端縁だけが接合される袋体20a,40aによって収納部20,40が構成されるため、収納部20,40を簡単且つ安価に実現できるとともに、上記のような内側領域15aから外側領域15bへのエアバック10A,10Bの動きを簡単且つ効果的に行うことができる。
【0036】
また、本実施形態によれば、着脱自在な前記取り付け手段、具体的には、ストリップ60とフック64とによってバックパネル8に対するカバー部材15の取り付け及び取り外しが可能になり、また、前記取り付け手段による取り付けによってバックパネル8に対してカバー部材15を安定的に保持させることもできるため、作業性の向上が図れる。すなわち、ストリップ60のスリット62をフック64に引っ掛けるだけでカバー部材15をバックパネル8に取り付けることができるため、バックパネル8に対するカバー部材15の装着が容易に行える。
【0037】
更に、本実施形態によれば、腿部エアバック70A,70Bを挿脱自在に収納できる収納部42A,42Bが座部2に設けられているため、施療者の背中や腰に加えて腿部もマッサージすることができ、多面的なマッサージ作用を与えることができる。
【0038】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態以外に、適宜変形することが可能である。例えば、エアバックを収納する収納部については、カバー部材15に設けられていれば良く、カバー部材に対する装着位置や個数、大きさ等については、上記した実施形態に限定されることはない。また、カバー部材に対する収容体の取り付け方法については、エアバックが膨張した際、その膨張方向(マッサージ方向)を変えることができるため、施療者に対するマッサージ方向を考慮して、適宜変形することができる。さらに、バックパネルに対してカバー部材を着脱自在に取り付けるための取り付け手段については、面ファスナを用いる等、適宜変形することが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 マッサージチェア
2 座部
4 背もたれ部
8 バックパネル
10A 背部エアバック
10B 腰部エアバック
15 カバー部材
20,40,42A,42B 収納部
20a,40a 袋体
30 接合部
60 ストリップ
62 スリット
64 フック
70A,70B 腿部エアバック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
座部と、背もたれ部と、マッサージ手段とを備えるマッサージチェアであって、
前記背もたれ部は、バックパネルと、バックパネルを覆うカバー部材とを有し、
前記マッサージ手段は、空気の給排によって膨縮動して、座部に着座した施療者の身体部位を押圧マッサージするエアバックを有し、
前記カバー部材には、前記エアバックを挿脱自在に収納するための収納部が設けられていることを特徴とするマッサージチェア。
【請求項2】
前記収納部は、エアバックを収納可能な袋体であり、前記袋体は、前記カバー部材の外側領域に面するその外側縁部が所定の長さにわたって前記カバー部材に接合され、その接合部を動作軸として内側領域から外側領域へ回動可能であることを特徴とする請求項1に記載のマッサージチェア。
【請求項3】
前記カバー部材を前記バックパネルに対して着脱自在に取り付けるための取り付け手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージチェア。
【請求項4】
前記取り付け手段は、前記カバー部材に固着され且つ複数のスリットを有するストリップと、前記バックパネルに設けられ且つ前記ストリップのスリットが引っ掛けられる複数のフックとから成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマッサージチェア。
【請求項5】
前記座部には、前記エアバックを挿脱自在に収納するための第2の収納部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマッサージチェア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−104090(P2011−104090A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−261831(P2009−261831)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【出願人】(000162010)しげるテック株式会社 (8)
【Fターム(参考)】