説明

ミクロの濾過作用を、ウィンドー、ドア、その他に人が所在するスペース等の開口部分、もしくは、換気を意図する素材を作り付けることによる改善換気方法。

【課題】この発明は、長期再利用型フィルター採用のミクロの濾過換気を一戸建て、集合住宅、その他のビルシステムもしくは、乗り物等のような人が所在するスペースに作り付けられ、フィルターユニットが着脱容易な改善換気手段である。
【解決手段】ウィンドー、ドア、換気口等の開口部分に着脱式のミクロの有孔性を持つフィルターを作り付ける。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、換気手段に関連し、濾過素材を窓、ドア、換気口、単独の壁開口フレームもしくは、その他に人が所在するスペース等の開口部分に設置することにより、電動送風機使用の有無に係わらず、室内スペースにクリーン換気を提供することに関する。
【背景技術】
【0002】
室内スペースの換気を行なう為に、電動式送風機によるものから、単にウィンドー或いはドアを開けておく等の様々な方法がある。
【0003】
大型気孔のマットフィルター、主に空気中の粒子を捕らえる働きをし、廃棄、取り替えを必要とするファイバーグラスタイプを使用する機械的システムがある。(例えば、特開2001−311372号、昭59−27138号、Cecil Gordon Vokes,British 616,497号参照)
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動式送風機による方法は、電力の使用を必要とするのに対し、単にウィンドウ或いはドアを開けておく方法は、どんなパワーをも必要としないが、泥、埃、花粉の進入を防止する方法としては不十分である。大型の気孔のマットフィルターは取り替え、廃棄の必要がある。
【0005】
1970年代以来エネルギーコストが劇的に上昇した際、日本では建物がより緻密に造られるようになった。このより緻密な建設は、室内スペースの製品や建材から発生する有害なガスの蓄積に至って、シックビルディングシンドロームとして知られるような問題を生じさせた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
改訂されたことに関し、現在の発明は、電動送風機使用の有無に係わらず、室内スペースにクリーン換気を提供する長期使用可能型で、使用が容易であり、また簡単に清浄できる濾過素材を、窓やドアまたは単独の壁開口フレーム、または人が所在するスペースに設置することから構成される。
【0007】
濾過媒体の材料は、ポリエステル、ポリプロピレン、炭素配置されたファイバー等のプラスチック素材か、織って作られた金属、他の金属的な材料、ナノ構造材料等か、または単一素材による、もしくは複数による等、目的にふさわしい素材が使用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
この発明は、大型の気孔のマットフィルター、主に空気中の粒子を捕らえる働きをし、廃棄、取り替えを必要とするファイバーグラスタイプを使用する機械的システムに代わる、ビルシステム、換気システムの改良である。現在の発明は、通常埃の粒子を捕獲するのではなく、撥ね除ける長期使用の少なくとも一層からなるミクロン濾過素材であり、この材料は、定期的に清浄し再使用する為に、ウィンドーフレーム、ドア、他のオープニングフレームから容易に着脱できることを意図するものである。
【0009】
網戸を含む多くのウィンドーとドアに関する換気は、ほとんどの小さな空気中の粒子侵入防止には役立たない。現在の発明は、気孔サイズが1ミクロンから120ミクロンのミクロのスクリーン、もしくは、ほとんどの空気中の泥、埃、また、スギ花粉のようなアレルギー源を持つ花粉が侵入しない穴のサイズでの換気手段である。
【0010】
この発明は電動送風もしくは他の電気のデバイス使用することなく働くが、組み合わせも考えられる。素材は、平らかもしくは濾過面積を大きくする為のプリーツ加工が考えられる。発明は継続的な換気をもたらす為に使用されるか、花粉症シーズンのような必要性が高い期間の間のみの使用が考えられる。単独で使用されるか、機械システム、ウィンドーやドアを開ける等の他のシステムと関連した使用が考えられる。
【実施例】
【0011】
ウィンドーユニット1は、構造の一部となっている、換気を提供するフィルター素材3が張られたフレーム2を持つ物である。フレームの一片は、換気の量を調整を目的とし、風通しや通気孔閉鎖/ルーバーを開閉するために、ドア4で覆われる。図に表示されている独立したもの、もしくは図に掲載されていないが送風機との同時使用が考えられる。ウィンドウのサイドに垂直、もしくはウィンドウの上部に水平に構成設置される。
【0012】
取り外し可能なミクロのスクリーン2は、バネクリップ5、掛金,スナップ式止め金、もしくは単にフィットする方法等で、容易に取り外しやメインテナンスできることが好ましく、様々な方法によりウィンドウ(ドア、開いたままのフレーム)のフレームに取り付けられることが考えられる。
【発明の効果】
【0013】
この発明の主要な目的は、定期的に清浄し再使用することが可能で、ウィンドーフレーム、ドア、他の開口フレームから容易に着脱できる。
【0014】
この発明は、より良い実用的製品として、きれいな空気をウインドーやドア、換気口より直接取り入れることが可能である。シックビルディングシンドローム防止の為の換気や、外気より侵入する花粉やほこりによるアレルギー防止に役立つ。
【0015】
フィルターにミニプリーツを施し取り付けることにより、開口のサイズに対し、通風表面面積を増やすことができ、換気量の調節範囲を最大にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】 標準のタイプのスライド式ウィンドーの発明の可能な形状、構成の一例の正面図である。
【図2】 ウィンドーフレームのセクションA部分の拡大詳細横断面図である。
【図3】 フィルター素材をプリーツ加工した、図2の代用フィルターユニットの横断面図である。
【符号の説明】
1 ウインドーユニット
2 フレーム
3 フィルター素材
4 ドア
5 バネクリップ
6 代用フィルターフレーム
7 プリーツ加工されたフィルター素材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一層からなる長期再使用可フィルター媒体は、窓、ドア、換気口等の開口のフレームに配置される改善された換気手段。
【請求項2】
フィルター媒体は、マイクロメーター有孔性を有する請求項1記載の換気手段。
【請求項3】
フレームが取り外しできるように配置されている請求項1記載の換気手段。
【請求項4】
フィルター媒体の有孔性が1ミクロンから120ミクロンの間である請求項1記載の換気手段。
【請求項5】
フィルターが織って作られた素材である請求項1記載の換気手段。
【請求項6】
長期再利用型濾過材料が、濾過された換気を目的とする請求項1記載のフレームに装置することを提供する改善された換気手段。
【請求項7】
フィルタ媒体の有孔性が、1ミクロンから120ミクロンに関する請求項6記載の換気手段。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−90106(P2006−90106A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−307425(P2004−307425)
【出願日】平成16年9月22日(2004.9.22)
【出願人】(500506921)
【氏名又は名称原語表記】Michael Wolfe
【出願人】(503214667)
【Fターム(参考)】