説明

ミミズの生態を利用した円筒形缶型生ゴミ処理装置

【課題】季節によらずミミズの活動を維持でき、ミミズ糞土の回収も簡単な、ミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置の提供。
【解決手段】本装置はミミズの生活床地温維持の為、気温低下時は温水を流し高温乾燥時には冷水を流す温冷水循環装置2を装備し、蛆虫が発生した場合、羽化した成虫を本処理機内で殺虫する為に装置の蓋には電撃殺虫器1を装備、またミミズの生活床内の排気装置の排気端末には補虫ネットを取り付け羽化したハエや蚋などを捕獲する補虫器の機能も併せ持つ装置を装備し、また、ミミズの生活床の底面から、ミミズの生活床の床受け4自体を回転させて掻き落とす装置を装備して、ミミズ糞土の回収作業を簡単にした。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、冷温水送り込み手段により所望温度にコントロールされたミミズの生活床と、補虫及び殺虫機能を備えた、ミミズを用いた生ごみ処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来装置筐体内に土とミミズを入れるとともに土の上面に食品の生ごみを載せ、生ごみをミミズに食べさせて消化減量させるようにした生ごみ処理装置が提案されている。
【0003】
従来のミミズを用いた生ごみ処理装置は、筐体内の温度と湿度が、季節ごとの気候や日々の天候によって大きく変動し、ミミズの生ゴミ処理能力が不安定である。
【0004】
従来のミミズを用いた生ごみ処理装置は、夏場は外気温上昇と共に床土が乾燥しミミズが筐体内から逃避して死滅する現象が見られ、冬場は気温が下がりミミズの活動が低下して、ミミズの繁殖も鈍るという問題がある。
【0005】
従来のミミズを用いた生ごみ処理装置には蛆虫が湧きやすく、ハエや蚋の発生源となり衛生上好ましく無いので、羽化した成虫を外部に逃がさないようにする対策が必要である。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ミミズの生活床内部に温度と湿度を適正に保持された部分をつくる事によって、外気温が異常に上昇、または低下してもミミズが該生活床中に退避できるように工夫し、緊急時にミミズが逃避して死滅する現象を回避できるようにする方法。
【0007】
ハエや蚋の発生については、羽化した成虫を該処理装置内で補虫または殺虫できる様にする方法。
【0008】
ミミズの糞土収集や該装置のメンテナンスも容易にできる様にする方法。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記
【0006】
の手段として、図1−2ミミズの生活床内部に螺旋形トンネル状のホースまたはパイプを円形ドーナツ状に配置し、該ホースまたはパイプ内に温度を一定に保った水を循環させる事で熱伝導によりトンネルの内側全体の床温を一定に保つ事ができる。つまり、冬場は温水を流し、夏場の高温乾燥時には冷水を流すのである。
【0010】
これによって、夏場、配管の周囲は冷水により冷やされて水分の結露が起こり、適度な水分補給が可能となり、床土の乾燥も防ぐ事ができる。
【0011】
図1−3ミミズの生活床の外周部と筐体の接触面、つまり筐体の内面には厚さ10ミり以上の保水性のあるスポンジシートを貼りつける、これによりスポンジの溜水及び放水作用により床土の保湿性を向上させる事ができる。
【0012】
上記
【0007】
の手段として、図2−8筐体ドラム缶は上部を開口し、木製固定蓋と跳ね上げ蓋を取り付け更に、蛆虫の発生時、羽化した成虫を外部に逃がさないように該処理機内で殺虫する為に、固定蓋には電撃殺虫器を装備する。
【0013】
さらに、ミミズ飼育ユニットの中心部にはユニットを一体構成する為、直径50ミリのステンレスパイプを構造柱として建て図3−14、ユニット底部からミミズの生活床上部まで貫通させ、パイプ底部端末にはシロッコファン図3−19を取り付け、ミミズの生活床最上部から吸気し、最下部へ排気するダクトとして利用。尚且つ、パイプファンには補虫ネット図3−26を取り付け羽化したハエや蚋などを捕獲する補虫器の機能も併せ持つ。
【0014】
上記
【0008】
の解決手段として、ミミズ飼育ユニットの中間部はミミズの生活床最底部から、糞土をかき出し回収する為に、100ミリ程度の空間を設けている。
図3−15 ミミズ生活床の床受け自体が、手動で水平方向に回転させる事で糞土を掻き落とす為の金網になっており、掻き落とした糞土は下段に設置した糞土受けポット図3−25にゴムベラ等で掻き集め落とし込む。これにより手を汚す事無く糞土回収が出来る。
【0015】
また本装置の筐体にリサイクルドラム缶を使用する場合、耐用年数がミミズ飼育ユニットより該缶のが短いと考えられる事と、ミミズ飼育ユニット及び該装置のメンテナンスまたは、ミミズの生活床の入れ替え等のメンテナンス性を考慮して、ミミズ飼育ユニットと筐体とは簡単に分離できる構造とした。図3
【発明の効果】
【0016】
本発明の利点は、ミミズの生ゴミ処理を実施するにあたり、ミミズ飼育環境及び生ゴミ処理環境ともに、最良の状態で、より衛生的に実施できる事と、ドラム缶のリサイクル活用もできる点である。
【0017】
ミミズ飼育環境は、ミミズの生活床の地温を一定に保つ過程で保湿効果も生まれ、異常な外気温の変化対して、ミミズ自身が安全に退避できる場所がミミズの生活床の中に常にあると云う事が、ミミズの安定的な食餌活動と繁殖を促すものであり、通年安定した生ゴミ処理能力を維持する事ができる。
【0018】
生ゴミ処理環境は、ミミズの生ゴミ処理能力の向上のみならず、蛆から羽化したハエや蚋等の成虫を補虫または殺虫する装置を装備した事により、自然発生する蛆虫も従来の様に駆除の必要がなく、むしろ蛆の段階ではミミズと共に有用生物として生ゴミ処理に活用できる。蛆虫は生ゴミの中でもミミズが不得手な動物性蛋白質等の処理能力が優れているので、生ゴミ処理能力の向上に大いに活用したい。
【0019】
ミミズ飼育ユニットの中間部に装備する糞土回収装置、上記
【0014】
により収集する糞土は、多孔質で脱臭力が優れているので、生ゴミ投入時、生ゴミの腐敗臭を抑制する為に生ゴミの上に散布して、脱臭剤として活用する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明を具体化した生ごみ処理装置の実施形態を図1〜図6に従って説明する。
ミミズや蛆の生態を利用した円筒形缶型生ゴミ処理装置の実施形態は図5に示すように、廃棄ドラム缶の再利用を含む、円筒形缶からなる筐体(以下筐体という)、図2と、筐体内に収納するミミズの飼育ユニット(以下飼育ユニットという)、図3、図4、筐体上面に支持された木製の固定折蓋7と跳ね上げ折蓋10とによって構成されている。
【0021】
筐体、図2と、飼育ユニット、図3、図4、は合体または分離が簡単にできる構造で、飼育ユニットを筐体内に筐体上面から収納後、筐体上面に電撃殺虫器8を取り付けた木製の折蓋7を固定し、固定折蓋7に取っ手を付けた折蓋10を兆番で取り付けて完成である。
【0022】
筐体、図2は側面下部に飼育ユニット点検及び糞土収集の為に開口し、開口部にはワイヤメッシュ張り片開き扉11,12を取り付けている。
【0023】
筐体にドラム缶をリサイクル使用する場合は、大小2つのネジ蓋の付いている面を上面とし、該上面鉄板を缶の内法いっぱいに切り取り、切り取った鉄板は飼育ユニット図3の糞土受け16として再利用するが、大ネジ蓋は外し、鉄板下面から塩ビパイプのソケット24をねじ込み、糞土掃除口23として利用する。
【飼育ユニットの構造について以下説明する】
【0024】
飼育ユニットは、図3、図4、に示すように、上記
【0023】
の鉄板と同寸法の底板、17の上に、排気用チャンバー18を溶接し、該チャンバーの上に直径50ミリのステンレス製構造柱パイプ14を垂直に溶接するが、該パイプの中心は底板17の中心に垂直に位置し、飼育ユニットの構造基本軸組となる。
【0025】
上記
【0024】
の排気用チャンバーとステンレスパイプは、ステンレスパイプ内部で貫通させ、チャンバー側面を開口し、排気用シロッコファン19を取り付けて排気ダクトとなるが、該ダクト内部は水循環ホース32の配管ダクトを兼ねており、図4チャンバー側面から挿入された水循環ホース32は、螺旋ホース支持パイプ13の内部を通し、水循環螺旋ホース2に接続する。
【0026】
上記
【0025】
の排気ダクトは、排気用シロッコファン19の外部排気口に、補虫ネット26を取り付ける事で、排気ダクト14上部先端の吸気口21より吸気と同時に吸引されるハエや蚋など捕獲する補虫器の機能を併せ持つ事になる。
【0027】
飼育ユニット底板には、温冷水循環コントロールユニット28、溜水タンク30、冷却ファン及び熱電素子33、糞土収集ポット25が配置される。
【0028】
上記
【0025】
の水循環ホース32は水循環螺旋ホース2に接続され、螺旋ホースの終端末は再度排気ダクト14内部を通り、排気用チャンバー18側面に出て溜水タンク30上部の水中ポンプ29先端に接続される。
【0029】
水中ポンプ出水口にはサーモセンサー27を取り付け、水循環螺旋ホース2に送る水温を一定に保つ様に、冷却ファン及び熱電素子33の動作を制御し、溜水タンク内の水を加熱または冷却する。
【0030】
飼育ユニット中間部には糞土回収機能を装備します。
上記
【0023】
の糞土受け16を排気ダクト14に固定し、糞土受け16上部に100ミリ程度の空間をとり、ミミズの生活床の床受け15を排気ダクト14に取り付けるが、排気ダクト14を軸に水平方向に回転スライドさせる事で、ミミズの生活床の底部の糞土を糞土受け16の上に掻き落とす様に可動式とする。
【0031】
ミミズの生活床の床受け15はステンレス製のメッシュ張りとし、床受け側面には手動で回転スライドさせる為の収納式ハンドル22を取り付ける。収納式ハンドル22は12ミリ鉄棒で、鉄棒の収納部は床受け裏面にステンレスパイプを溶接し、鉄棒を出し入れして使用する。
【筐体と飼育ユニットの収まりについて以下説明する】
【0032】
糞土受け16と筐体9の隙間には、発泡ウレタン等のバックアップ材5を筐体内面に貼付け充填する。
【0033】
ミミズの生活床35の外周部と筐体9の接触面、つまり筐体の内面には保水性スポンジシート3をはりつける、これによりスポンジの溜水及び放水作用により床土の保湿性を向上させる事ができる。スポンジシートの厚みは、ミミズの生活床の床受けと筐体との隙間を埋める目的を兼ねるため、最低10ミリ以上の厚みが必要である。
【0034】
上記
【0026】
の排気装置への外気導入は、筐体正面内側に取り付けた外気導入ダクト6から導入される。該ダクトは、ミミズの生活床の床受け15と筐体との隙間から吸気するもので、糞土受け16上部空間から、ミミズの生活床上部まで貫通しており、排気用シロッコファン19の吸引力によって外気が流入する。
【0035】
外気導入ダクト6は、上記
【0033】
のスポンジシート3の厚みよりも10ミリほど厚く配置する事で、ミミズの生活床の床受け15を水平回転させて糞土を掻き出す際に、ミミズの生活床自体の回転を防ぐストッパーの役割を兼ねる。
【0036】
ミミズの生活床の床受け4にミミズの生活床35を載せ、ミミズを投入後、ミミズの生活床上部に生ゴミ34を投入します。生ゴミ34の下には排気ダクト14を中心にして、トンネル状水循環螺旋ホース2が円形ドーナツ状に取り付けられている。
【0037】
水循環螺旋ホースは2は、水循環螺旋ホース支持パイプ13に支持された固定リング31に固定する。
【0038】
排気ダクト機能を併せ持つステンレス製構造柱パイプ14の、上部先端の吸気口は、生ゴミ34より上部に位置するので、生ゴミ投入時該ダクト内部にゴミが落ち込まないように、10ミり程度の隙間を空けてゴミ落下防止用傘20を取り付ける。
【本発明の構成実施例について、ブロック図6を参照して説明する】
【0039】
この実施例では、センサー39が、貯水ボックス42に収容された水温を感知するように配設され、センサー39は信号をサーモスタット電気回路38に送る。
また、熱電素子48が貯水ボックス42と電源44とに接続され、水の加熱と冷却を行なうようになっている。水は、貯水ボックス42から水循環螺旋ホース41内を循環して貯水ボックス42に戻る。水の温度は、サーモスタット電気回路38が発生する信号により制御され、サーモスタット電気回路38は熱電素子48に作動接続された電源を起動する。ヒートシンク47とファン46が熱電素子48に隣接して配置され、ファンは空気流をヒートシンクに吹き付けるように配設する。
【0040】
貯水ボックス42には前記水循環螺旋ホース41に水を循環させるため貯水ボックス42内部に水中ポンプ40を配設する。
前記熱電素子48にはヒートシンク47が接続され、前記サーモスタット電気回路38と前記電源44とにはインジケータ37が接続されている。このインジケータ37の状況に従って、前記センサー39が感知する水温情報に応答して前記電源44は調整される。
【0041】
又、前記サーモスタット電気回路38により制御され、空気流を前記ヒートシンク47に吹き付けてラジエータを形成するように前記ヒートシンク47に隣接してファン46が配設される。
【0042】
前記熱電素子48は、例えばトランジスタにより形成され、また前記貯水ボックス42は、アルミニウムにより形成されている。
【0043】
本発明の飼育ユニットを構成している前記冷温水送り込み手段は以上の如く構成され、サーモスタット電気回路38からの情報を受ける電源44から熱電素子48に異なる方向へ電力を供給することにより、熱電素子48は、加熱または冷却される。熱電素子480の一方の側は、貯水ボックス42に接続されている。
熱電素子48は、貯水ボックス42を介して水循環螺旋ホース41内の水流の温度を変える。熱電素子48の他方の側は、ヒートシンク47に接続されている。
空気流を、ファン46によりヒートシンク47に導入することにより、放熱機能が提供される。ファン46は、電源44により作動される。
水循環螺旋ホース41内の水の循環は、水中ポンプ40により行なわれ水流が得られる。循環水は貯水ボックス42に戻り、センサー39はボックスの水温を測定する。センサー39は電源44を制御し、電源44は供給される情報に従ってファン46を適宜切換え、熱電素子48の電力のオン/オフを行なう。
電源44とサーモスタット電気回路38は、調整された信号をインジケータ37に送る。かくして熱電素子48の熱電機能により、ミミズの生活床は理想的な温度に保持される。
【0044】
前記水循環螺旋ホース41は、トンネル状螺旋ホースが円形ドーナツ状に配置され、該水循環螺旋ホース41は、例えばシリコン、ステンレス等の部材を用いて形成されている。
【0045】
一方、電撃殺虫器43及び排気用シロッコファンについては、季節によっては不要な時期もあり、ミミズの飼育状況により、蛆虫の発生が見られる場合においてのみ使用できるように、該装置のオン/オフはマニュアルでスイッチボックス36内のスイッチで切り替えて使用するものとする。
【0046】
以上の構成において、ミミズを飼育した状態で、蓋体10を開けて内部に生ゴミ34を投入し生ゴミの処理が可能となる。従来のミミズ飼育装置等に比較して、生ゴミ処理能力が飛躍的に向上し、より衛生的な生ゴミ処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した生ごみ処理装置の一部切載斜視図である。
【図2】生ごみ処理装置の外観を示す斜視図である。
【図3】飼育ユニットの構造を示す点検扉側の斜視図である。
【図4】飼育ユニットの構造を示す点検扉裏側の斜視図である。
【図5】実使用例を示す生ごみ処理装置の一部切載斜視図である。
【図6】飼育ユニットと全体の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電撃殺虫器 26 補虫ネット
2 水循環螺旋ホース 27 サーモセンサー
3 保水性スポンジシート 28 温冷水循環コントロールユニット
4 ミミズの生活床の床受け 29 水中ポンプ
5 バックアップ材 30 溜水タンク
6 外気導入ダクト 31 固定リング
7 固定折蓋 32 水循環ホース
8 電撃殺虫器 33 冷却ファン及び熱電素子
9 筐体 34 生ゴミ
10 跳ね上げ折蓋 35 ミミズの生活床
11 ワイヤメッシュ張り片開き扉 36 スイッチボックス
12 ワイヤメッシュ張り片開き扉 37 インジケータ
13 水循環螺旋ホース支持パイプ 38 サーモスタット電気回路
14 ステンレス製構造柱パイプ 39 センサー
15 ミミズの生活床の床受け 40 水中ポンプ
16 糞土受け 41 水循環螺旋ホース
17 底板 42 貯水ボックス
18 排気用チャンバー 43 電撃殺虫器
19 排気用シロッコファン 44 電源
20 ゴミ落下防止用傘 45 排気用シロッコファン
21 吸気口 46 ファン
22 収納式ハンドル 47 ヒートシンク
23 糞土掃除口 48 熱電素子
24 塩ビパイプのソケット
25 糞土収集ポット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄ドラム缶の再利用を含む、ミミズの生態を利用した円筒形缶型生ゴミ処理装置。
【請求項2】
ミミズ飼育ユニットと、該ユニットを収納する円筒形缶体が、分離脱着可能な構造を持つミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項3】
蛆虫の発生時、羽化した成虫を外部に逃がさないように、該生ゴミ処理装置内で殺虫する為に、電撃殺虫器を内部に装備しているミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項4】
ミミズの生活床の換気用ファンに補虫ネットを取り付け、羽化したハエや蚋などを吸引捕獲する補虫機能を有するミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項5】
ミミズ生活床最底部から糞土をかき出し回収する為に、ミミズ生活床の床受け自体が水平方向に回転し、糞土を掻き落とす構造を有するミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項6】
ミミズの生活床の筐体外周に、保水性スポンジシートを貼り、該スポンジの溜水及び放水作用により、ミミズの生活床の保湿性の向上を図る構造のミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項7】
ミミズの生活床の土中に、温度を一定に保った水が循環するホースまたはパイプを配管し、熱伝導により地温を一定に保つ機能を有するミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。
【請求項8】
上記請求項7の、ホースまたはパイプの配置を、螺旋状にしたホースまたはパイプをトンネル状に配管した構造を持つ、ミミズの生態を利用した生ゴミ処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−289333(P2006−289333A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−146009(P2005−146009)
【出願日】平成17年4月14日(2005.4.14)
【出願人】(505184104)
【Fターム(参考)】