説明

ミルクセラミド含有食品及びその製造方法

【課 題】
沈殿や食品内での不均一性を解消したミルクセラミドを高含有する食品及びその製造方法を提供をする。特に、グミキャンディのような高糖度の食品において、ミルクセラミドを0.3%以上含有させたミルクセラミド高含有食品を提供する。
【解決手段】
ミルクセラミドをペースト状にした後に食品に配合することで、沈殿を発生させること無く均一にミルクセラミドを食品に添加することが可能となる。これにより従来含有させることができなかった量のミルクセラミドを、沈殿を発生させること無く、均一に含有した食品類を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミルクセラミドを高含有する食品及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
セラミドは、ヒトの角層を構成する成分のひとつで、皮膚の保湿・保護作用や肌荒れ改善効果を有することが知られており、コラーゲン、ヒアルロン酸と並び、美肌・美容素材として、認知度および需要が高まっている。食品に用いられるセラミド素材としては、米やこんにゃく芋、とうもろこし、小麦などの植物から抽出されるグルコシルセラミドを含有する素材や牛乳、バターなど乳から抽出されるスフィンゴミエリンを含有する素材が上市されている。グルコシルセラミドおよびスフィンゴミエリンは表皮細胞において、セラミドに加水分解される。中でもスフィンゴミエリンは、皮膚バリア機能に関与するセラミド2の前駆体となることが知られている(非特許文献1)。乳由来のスフィンゴミエリンを含有する素材はミルクセラミドと呼ばれている。本発明で定義するミルクセラミドとは、乳由来のスフィンゴミエリンを5%以上含有することを特徴とする乳リン脂質(脂質)、糖質、タンパク質の混合物である。
【0003】
ミルクセラミドは、ヘアレスマウスを用いた動物実験により、経口摂取することで、皮膚の水分量が増加し、水分蒸散量が低下することが確認されている。また、皮膚の角質層に含まれるセラミド量が増加することが明らかとなっている(非特許文献2)。そのため、美容素材としてヒトの皮膚に対する効果の検証が進められており、成人一人一日あたりミルクセラミドを20mg以上摂取することが望ましいことが報告されている(特許文献1)。糖質、タンパク質を殆ど含まないスフィンゴミエリン高含有素材があるが、一般的に、スフィンゴミエリンの純度を高めるためには、エタノール等の有機溶剤を使用する必要があり、その安全性に問題がある。また、その経口摂取により得られる美肌効果についても、必ずしも満足できるものではない。したがって、成人一人一日あたりミルクセラミドを20mg以上摂取させるために、食品中に2〜10000mgとなるようミルクセラミドを配合することが望ましいとされているが、食品中のミルクセラミド含量が低い場合には、食品自体を多量に摂取する必要が生じるため、可能な範囲でミルクセラミドを高含有させることが求められている。一方、近年、美容素材の摂取を目的とした商品としては、飲料、タブレット、ゼリーなど、さまざまな形態のものが流通している。特に、タブレットやキャンディは、手軽に摂取できるサプリメントとして人気が高く、グルコシルセラミドやミルクセラミドを配合した商品がすでに上市されているが、それらのグルコシルセラミドやミルクセラミドの配合量は摂取食品当り0.6mg〜1.2mgと低いため、商品自体を多量に摂取する必要があった。一方、グミキャンディ等の糖度が高く、水分が低い食品では、その摂取量を少なくするために、ミルクセラミドを高濃度で添加した際の溶解性が低く、沈殿の発生や、食品内において素材が均一に分散しない等の問題が生じている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−184428
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】Uchidaら、J.Lipid Res.、41、2071-2082項、2000年
【非特許文献2】Harutaら、Biosci.Biotechnol.Biochem.、72、2151-2157項、2008年
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、沈殿や食品内での不均一性を解消したミルクセラミドを高含有する食品及びその製造方法の提供を課題とする。特に、グミキャンディのような高糖度の食品において、ミルクセラミドを0.3%以上含有させたミルクセラミド高含有食品の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を達成すべく、鋭意検討した結果、ミルクセラミドをペースト状にした後に食品に配合することで、沈殿を発生させること無く均一にミルクセラミドを食品に添加することを可能とし、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の態様を含むものである。
(1)水分含量が2%〜30%であり、かつミルクセラミドを0.3%〜10.0%含有することを特徴とする食品。
(2)前記食品中の固形分が70%〜98%であることを特徴とする(1)記載の食品。
(3)前記食品の糖度が70%以上であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の食品。
(4)ミルクセラミドと、酸味料とを混合、攪拌することによってペースト状としたミルクセラミドペーストを原材料として添加したことを特徴とする、(1)乃至(3)記載の食品。
(5)前記ミルクセラミドペーストのpHが1.7乃至4の範囲であることを特徴とする(4)記載の食品。
(6)前記ミルクセラミドは、乾燥物中にタンパク質を15〜35重量%、脂質を45〜65重量%含有するものであって、かつ脂質中における乳由来のリン脂質の含有量が乾燥物中15重量%以上であることを特徴とする、(1)乃至(5)記載の食品。
(7)ミルクセラミドを0.3%〜10.0%含有することを特徴とするグミキャンディ。
(8)前記ミルクセラミドが、乾燥物中にタンパク質を15〜35重量%、脂質を45〜65重量%含有するものであって、かつ脂質中における乳由来のリン脂質の含有量が乾燥物中15重量%以上であることを特徴とする、(7)記載のグミキャンディ。
(9)ミルクセラミドと、酸味料とを混合・攪拌して得られるミルクセラミドペーストを原材料として添加することを特徴とする、(1)乃至(8)記載の食品の製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、従来含有させることができなかった量のミルクセラミドを沈殿を発生させること無く、均一に含有した食品類を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明において対象とする食品は、例えばグミキャンディやキャラメル、飴など、水分含量が2%〜30%、固形分が70%〜98%の食品を対象とする。水分含量が30%以上の食品においては、そもそも素材を添加した際の溶解性が高く、素材の沈殿等が問題にならないため、本発明の対象外である。
【0011】
本発明に用いられるミルクセラミドは、乳由来のスフィンゴミエリンを含有することを特徴とする乳リン脂質(脂質)、糖質、タンパク質の混合物である。本発明では一般に市販されているミルクセラミド(雪印乳業株式会社製「ミルクセラミドMC−5」等)が使用できるが、その他の公知の方法を用いて調製したものを用いてもよい。ミルクセラミドの調製方法としては、例えば、バターゼラム又はバターゼラム粉還元液をpH4.0〜5.0に調整し、塩化カルシムを添加してタンパク質の凝集を促進し、生成した沈殿を除去し、上清を限外濾過又は精密濾過することによって得られた濃縮液を乾燥する方法(特開2007-89535号)や、バターミルク又はバターミルク粉還元液を酸性域に調整し、等電点沈殿を行うことにより生じたタンパク質の沈殿を除去し、上清を精密濾過膜処理して得られる濃縮液を乾燥する方法(特許第3103218号公報)などが挙げられる。
【0012】
本発明のミルクセラミド含有食品は、0.3%〜10%のミルクセラミドを含有することを特徴とするが、水分含量が2%〜30%、固形分が70%〜98%の食品の場合、0.3%以上のミルクセラミドを添加すると、沈殿や素材が不均一に分散するなど、溶解性の点で問題が生じる。
【0013】
そこで本発明では、ミルクセラミドに酸味料を混合させ、少量の水に溶解・攪拌させることで均一なミルクセラミドペーストを調製し、このミルクセラミドペーストを食品に配合することを特徴とする。ここで用いることができる酸味料としては、クエン酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸など一般的に酸味料として使用されるものであればいずれも使用可能であるが、中でもキレート効果の高いクエン酸(無水物、1水和物)は最も均一なペーストを調製する効果が高い。
【0014】
本発明のミルクセラミドペーストは、ミルクセラミドペースト100重量部に対してミルクセラミド15〜50重量部、酸が5〜30重量部、水20〜80重量部を含有することを特徴とする。その際、ペーストの品温は70℃以下が望ましい。さらに、予備攪拌したペーストを用いることで、高糖度、高固形の食品に均一に分散、溶解させることができる優れた効果がある。
【0015】
本発明において、ミルクセラミドを高含有したグミキャンディを製造する場合、キャンディベース100重量部に対して、ミルクセラミドペーストを0.6〜30重量部含有させることができる。キャンディベースとしては、一般的なグミキャンディの製造に用いられるものであれば特に制限は無いが、グミキャンディの主要原材料であるゼラチンやゲル化剤、糖類を含有する混合物が挙げられる。ゼラチンとしては、通常グミキャンディに用いる物が使用でき、牛、豚、鶏、魚類などの皮、骨からの抽出物が挙げられる。また、それぞれ、酸処理、アルカリ処理などの処理方法およびブルーム値によって食感が変わってくるが、求める食感に合わせて使用することができる。
【0016】
ゲル化剤としては、ペクチン、寒天、カラギーナン、グアーガム、タマリンドガム、ジェランガム、タラガム、ローカストビーンガムなどが挙げられる。これらのゲル化剤は1種類を使用してもよいが、2種類以上を組み合わせて使用することもできる。糖類は、ブドウ糖、果糖などの単糖類、ショ糖、麦芽糖のような二糖類からラフィノース、スタキオースのような少糖類、トレハロースのようにブドウ糖が還元末端同士で結合したもの、糖アルコール(マルチトール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、還元澱粉加水分解物、還元キシロオリゴ糖、パラチニット、還元分岐オリゴ糖など)、また水飴などの混合糖も使用できる。
【0017】
ミルクセラミドペーストは溶解性がよく、糖度が高く、水分の低いグミキャンディのような食品にミルクセラミドを高濃度に配合することができ、かつ、沈殿や素材の不均一性の問題が生じないものとなる。こうして得られたグミキャンディは、ミルクセラミドが均一に分散されているため、製造時の焦げやすさが低減され、風味も改善される。さらに、特別な設備を必要とせず、一般的な製造工程にてグミキャンディを製造することが可能である。加えて、様々な風味や色素を後から付与することもできるので、バラエティーに富んだグミキャンディを作製することが可能となる。
【0018】
本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。また、「%」は重量%を示す。
【実施例1】
【0019】
(ミルクセラミドペーストの調製)
ミルクセラミド250gにクエン酸(無水)110gを加え手攪拌し、粉混合品を調製した。TK ROBOMICS(特殊機化工業(株)製)に20℃の蒸留水375gを入れ、5000rpmで攪拌しながら、上記の粉混合品を投入した。投入終了から5分間攪拌混合し、pH2.2の本発明のミルクセラミドペースト735gを調製した。(実施例品1)
【0020】
[比較例1]
ミルクセラミド250gに20℃の蒸留水485gを入れ、TK ROBOMICS(特殊機化工業(株)製)にて4500rpmで5分間攪拌混合し、pH5.0のミルクセラミド混合物735gを調製した。(比較例品1)
【0021】
[試験例1]
(溶解性評価)
実施例品1および比較例品1のそれぞれ50gを70℃の温水250gに加え、泡立て器にて2分間攪拌した。その後、目開き900μmの篩網を通過させて、網上に残る凝集物の有無を目視で確認した。目開き900μmの網上に残る凝集物の数により、3点(凝集物が無い)、2点(凝集物の数が10個以下)、1点(凝集物の数が20個以下)、0点(凝集物の数が30個以上)の4段階にて評価した。尚、網上に残る凝集物の数が10個以下であれば、良好なミルクセラミド混合物が得られたと判断した。
【0022】
(分散状態評価)
実施例品1および比較例品1をそれぞれ加温し20dPasに粘度調整した水飴に10%加え、スリーワンモーター(HEIDON社製)にて攪拌速度75rpmで10分間攪拌した。攪拌後の分散状態を目視で確認した。分散状態は、評価者3名により評価した。評価は2点(ミルクセラミドペーストが水飴に均一に分散している状態)、1点(ミルクセラミドペーストの塊が一部、水飴表面に浮遊している状態)、0点(ミルクセラミドペーストの塊が水飴表面に浮遊又は沈んでいる状態)の3段階にて評価し、その平均点を算出した。尚、評価点が2点以上の場合に分散性が良好な状態と判断した。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】

【実施例2】
【0024】
(グミキャンディの製造)
水飴40%、砂糖35%、水5%を良く混合し、加熱しながら水分を蒸発させた。その後、35%ゼラチン溶液を加え、よく混合した後、実施例1で得られたミルクセラミドペースト10%をグミミックス全体に対して添加した。最後に、果汁、香料、色素を添加し、糖度80に調整し、グミキャンディのミックスを得た。得られたミックスをスターチモールドの型に充填し、一晩乾燥させた。型から外した後、コーティングして最終本発明グミキャンディを得た。(実施例品2)
【0025】
[比較例2]
(グミキャンディの製造)
水飴40%、砂糖35%、水5%を良く混合し、加熱しながら水分を蒸発させた。その後、35%ゼラチン溶液を加え、よく混合した後、比較例1で得られたミルクセラミド混合物10%をグミミックス全体に対して添加した。最後に、果汁、香料、色素を添加し、糖度80に調整し、グミキャンディのミックスを得た。得られたミックスをスターチモールドの型に充填し、一晩乾燥させた。型から外した後、コーティングして最終グミキャンディを得た。(比較例品2)
[試験例2]
実施例品2および比較例品2のグミキャンディに含まれるミルクセラミド由来のスフィンゴミエリン(SPM)量を高速液体クロマトグラフフィーを用いて測定し、含量値のバラツキ(変動係数)を算出した。変動係数は標準偏差を算術平均値で割り算出した。結果を表2に示す。
【0026】
【表2】

【0027】
表1から明らかなように、実施例品1では、溶解性および分散性は良好であった。また、表2より、実施例品2のグミ中のスフィンゴミエリン量のバラツキは少なく、ミルクセラミドが高糖度で水分の低いグミキャンディに均一に配合されていた。一方、水のみで調製したミルクセラミド混合物を用いた場合(比較例品1)、溶解性および分散性が悪かった。また、比較例品2のグミキャンディに含まれるSPM量の変動係数は14%を超え、バラツキが大きく、グミキャンディへの分散性は不均一であった。
【実施例3】
【0028】
ミルクセラミド100gに50%酢酸溶液を144g添加し、手攪拌にてpH4.0の244gの本発明のミルクセラミドペーストを得た。(実施例品3)
【0029】
[試験例3]
実施例品3のミルクセラミドペースト50gを70℃の温水250gに加え、泡立て器にて2分間攪拌した。その後、目開き900μmの篩網を通過させて、網上に残る凝集物の有無を目視で確認した結果、凝集物の数は10個であった。
【実施例4】
【0030】
ミルクセラミド200gに50%リンゴ酸溶液を240g添加し、手攪拌にてpH3.0の440gの本発明のミルクセラミドペーストを得た。(実施例品4)
【0031】
[試験例4]
実施例品4のミルクセラミドペースト50gを70℃の温水250gに加え、泡立て器にて2分間攪拌した。その後、目開き900μmの篩網を通過させて、網上に残る凝集物の有無を目視で確認した結果、凝集物の数は3個であった。
【実施例5】
【0032】
ミルクセラミド2500gにクエン酸1100gを加え、手攪拌した粉混合品を調製した。粉体溶解機に70℃の温水3750gを入れ、攪拌しながら、上記の粉混合品を投入した。投入終了時から8分間攪拌し、pH2.1のミルクセラミドペーストを調製した。(実施例品5)
【実施例6】
【0033】
(キャラメルの製造)
砂糖30%、水飴30%、牛乳10%を釜に入れ溶かした後、練乳2.5%、乳化剤0.2%、実施例1で得られたミルクセラミドペースト4.8%を釜に入れ良く混合した。加熱濃縮した後、冷却盤の上に流し込み、ローラーで1.5cmの厚さに延ばした。ダイス状に裁断して、包装し、本発明のミルクセラミド含有キャラメルを得た。
【実施例7】
【0034】
(飴の製造)
グラニュー糖43%、水飴50%、水5%を60℃にて予備溶解した。その後、実施例4で得られたミルクセラミドペーストを0.6%加えて混合し、減圧脱水した。得られた飴の生地を冷却バッチに流し込み、飴をロープ状に成形した。その後、1個1.5gの球状に成形し、冷却して、本発明のミルクセラミド含有飴を得た。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水分含量が2%〜30%であり、かつミルクセラミドを0.3%〜10.0%含有することを特徴とする食品。
【請求項2】
前記食品中の固形分が70%〜98%であることを特徴とする請求項1記載の食品。
【請求項3】
前記食品の糖度が70%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品。
【請求項4】
ミルクセラミドと、酸味料とを混合、攪拌することによってペースト状としたミルクセラミドペーストを原材料として添加したことを特徴とする、請求項1乃至3記載の食品。
【請求項5】
前記ミルクセラミドペーストのpHが1.7乃至4の範囲であることを特徴とする請求項4記載の食品。
【請求項6】
前記ミルクセラミドは、乾燥物中にタンパク質を15〜35重量%、脂質を45〜65重量%含有するものであって、かつ脂質中における乳由来のリン脂質の含有量が乾燥物中15重量%以上であることを特徴とする、請求項1乃至5記載の食品。
【請求項7】
ミルクセラミドを0.3%〜10.0%含有することを特徴とするグミキャンディ。
【請求項8】
前記ミルクセラミドが、乾燥物中にタンパク質を15〜35重量%、脂質を45〜65重量%含有するものであって、かつ脂質中における乳由来のリン脂質の含有量が乾燥物中15重量%以上であることを特徴とする、請求項7記載のグミキャンディ。
【請求項9】
ミルクセラミドと、酸味料とを混合・攪拌して得られるミルクセラミドペーストを原材料として添加することを特徴とする、請求項1乃至8記載の食品の製造方法。


【公開番号】特開2012−135286(P2012−135286A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−291010(P2010−291010)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【出願人】(711002926)雪印メグミルク株式会社 (65)
【Fターム(参考)】