説明

メタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法

【課題】 容易にメタ情報を共有することができるメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法を提供する。
【解決手段】 メタ情報処理装置は、メタ情報を保持するサーバと通信を行うメタ情報処理装置であって、コンテンツに関するメタ情報を更新するメタ情報更新手段と、前記メタ情報更新手段により更新したメタ情報に対応するコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバから送信される情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記サーバから受信する情報に基づいて、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報のアップロードの要否を判定する判定手段と、前記判定手段によりアップロードが必要であると判定する場合、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報を前記サーバにアップロードすることを促す情報を報知する報知手段と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メタ情報を処理するメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、映像、または音楽などのコンテンツを再生することができる情報処理装置が一般的に普及している。情報処理装置により処理するコンテンツには、コンテンツに関する情報(メタ情報)が付加されている場合がある。また、コンテンツに関するメタ情報を複数保持し、情報処理装置にメタ情報を配信するサーバが実用化されている。
【0003】
情報処理装置は、コンテンツに関するメタ情報をユーザに報知することにより、コンテンツの内容、放送時刻などを知らせることができる。また、情報処理装置は、メタ情報をサーバにアップロードすることにより、複数のユーザにメタ情報を共有させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−242340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の方法によると、情報処理装置は、メタ情報をサーバにアップロードする為にユーザに所定の操作を行わせる必要がある。この為、サーバにメタ情報がアップロードされず、容易にメタ情報を共有することができないという課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、容易にメタ情報を共有することができるメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、メタ情報処理装置は、メタ情報を保持するサーバと通信を行うメタ情報処理装置であって、コンテンツに関するメタ情報を更新するメタ情報更新手段と、前記メタ情報更新手段により更新したメタ情報に対応するコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバから送信される情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記サーバから受信する情報に基づいて、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報のアップロードの要否を判定する判定手段と、前記判定手段によりアップロードが必要であると判定する場合、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報を前記サーバにアップロードすることを促す情報を報知する報知手段と、を具備する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、一実施形態に係るサーバの構成の一例を示す図である。
【図2】図2は、図1に示すクライアントの構成の一例を示す図である。
【図3】図3は、図1に示すサーバに記憶されるメタ情報の構成の一例を示す図である。
【図4】図4は、メタ情報の一例を示す図である。
【図5】図5は、図1に示すサーバ及びクライアントの動作の一例を示す図である。
【図6】図6は、図1に示すクライアントにおけるダイアログ表示の一例を示す図である。
【図7】図7は、図1に示すサーバ及びクライアントの動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図を参照しながら、一実施形態に係るメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法について詳細に説明する。
【0010】
図1は、一実施形態に係るサーバ200の構成の一例を示す図である。メタ情報共有システム1は、家庭内または企業内などの小規模ネットワーク上、またはインターネット上においてメタ情報を共有することができる。メタ情報共有システム1は、例えば、サーバ200と、複数のクライアント100とを備える。
【0011】
メタ情報は、コンテンツに関する情報である。メタ情報は、コンテンツの概要をユーザに認識させる為の情報である。また、コンテンツが放送信号により供給される番組である場合、メタ情報は、コンテンツの放送日時をユーザに認識させる為の情報をさらに有する。メタ情報は、例えば、コンテンツの「放送日時」、「チャンネル」、「番組(コンテンツ)名」、「ジャンル」、「作者」、及び他の「詳細情報」などの情報のうちの1つまたは複数を有する。
【0012】
サーバ200は、CPU210、通信部220、不揮発性メモリ230、ROM240、及びRAM250を備える。
【0013】
CPU210は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU210は、不揮発性メモリ230、またはROM240などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
【0014】
通信部220は、例えば、外部のクライアント100と通信を行う為の通信手段である。通信部220は、例えば、有線のLANポートまたは無線LANポートなどを備える。通信部220は、ネットワーク経由で接続される複数のクライアント100とそれぞれ個別にデータ通信を行う事ができる。
【0015】
不揮発性メモリ230は、サーバ200における各種の設定情報、プログラム、及びメタ情報などを記憶する。また、不揮発性メモリ230は、複数の番組(コンテンツ)に関するメタ情報を記憶する。サーバ200は、不揮発性メモリ230に記憶されているメタ情報をクライアント100にネットワーク経由で送信することができる。
【0016】
ROM240は、サーバ200を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU210は、ROM240に記憶されているプログラムを起動することにより、各部の動作を制御することができる。
【0017】
RAM250は、CPU210のワークメモリとして機能する。即ち、RAM250は、CPU210の演算結果、CPU210により読み込まれたデータなどを記憶する。
【0018】
図2は、図1に示すクライアント100の構成の一例を示す図である。なお、本実施形態では、クライアント100は、放送信号、記憶媒体、またはネットワーク上からコンテンツを取得することができると仮定して説明する。
【0019】
クライアント100は、入力端子101、チューナ111、復調部112、信号処理部113、通信インターフェース114、音声処理部121、音声出力端子122、映像処理部131、OSD処理部132、表示処理部134、映像出力端子135、制御部150、操作入力部161、受光部162、カードコネクタ164、USBコネクタ166、ディスクドライブ168及び通信部170を備える。
【0020】
入力端子101は、例えばアンテナ110により受信されるディジタル放送信号が入力される入力端子である。アンテナ110は、例えば、地上ディジタル放送信号、BS(broadcasting satellite)ディジタル放送信号、及び/または、110度CS(communication satellite)ディジタル放送信号を受信する。即ち、入力端子101には、放送信号により供給される番組などのコンテンツが入力される。
【0021】
入力端子101は、受信したディジタル放送信号をチューナ111に供給する。チューナ111は、ディジタル放送信号用のチューナである。チューナ111は、アンテナ110から供給されるディジタル放送信号のチューニング(選局)を行う。チューナ111は、チューニングしたディジタル放送信号を復調部112に送信する。
【0022】
復調部112は、受信するディジタル放送信号の復調を行う。復調部112は、復調したディジタル放送信号(コンテンツ)を信号処理部113に入力する。即ち、アンテナ110、チューナ111、及び復調部112は、コンテンツが入力される入力手段として機能する。
【0023】
通信インターフェース114は、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子などの、コンテンツを受信可能なインターフェースを備える。通信インターフェース114は、ディジタル映像信号、ディジタル音声信号、及びsデータ信号などが多重化されたコンテンツを他の機器から受信する。通信インターフェース114は、他の機器から受信したコンテンツを信号処理部113に入力する。即ち、通信インターフェース114は、コンテンツが入力される入力手段として機能する。
【0024】
信号処理部113は、入力されるコンテンツに対して信号処理を施す信号処理手段として機能する。信号処理部113は、復調部112から入力されるコンテンツに対して信号処理を施す。例えば、信号処理部113は、コンテンツを映像信号、音声信号、及びその他のデータ信号に分離する。また、例えば、信号処理部113は、分離した映像信号、音声信号、及びその他のデータ信号をそれぞれデコードする。
【0025】
信号処理部113は、音声処理部121にデコードした音声信号を供給する。また、信号処理部113は、映像処理部131にデコードした映像信号を供給する。さらに、信号処理部113は、制御部150及び/またはOSD処理部133にデコードしたデータ信号を供給する。例えば、コンテンツのデータ信号にメタ情報が含まれている場合、信号処理部113は、コンテンツに関するメタ情報を制御部150に供給することができる。
【0026】
なお、信号処理部113は、通信インターフェース114から入力されるコンテンツと、入力端子101から入力されるコンテンツとのいずれかを選択し、処理を行う。
【0027】
音声処理部121は、信号処理部113から受信した音声信号を、スピーカ300により再生可能なフォーマットの音声信号に変換する。音声処理部121は、変換した音声信号を音声出力端子122に出力する。音声出力端子122は、供給される音声信号を装置外部に出力する。音声出力端子122に接続されるスピーカ300は、供給される音声信号に基づいて音を再生する。
【0028】
映像処理部131は、信号処理部113受信する映像信号をディスプレイ400で再生可能なフォーマットの映像信号に変換する。映像処理部131は、信号処理部113から受信した映像信号に基づいてディスプレイ400で再生する画面の映像信号を生成する。映像処理部131は、生成した映像信号を逐次表示処理部134に入力する。
【0029】
OSD処理部132は、On Screen Display(OSD)処理を行う。OSD処理部132は、信号処理部113から供給されるデータ信号、及び/または制御部150から供給される制御信号に基づいて、GUI(グラフィック ユーザ インタフェース)画面、字幕、時刻、または他の情報などを画面に重畳して表示する為のOSD信号を生成する。OSD処理部132は、生成したOSD信号を映像処理部131に出力する。映像処理部131は、OSD処理部132から供給されるOSD信号を画面に重畳して映像信号を生成する。
【0030】
表示処理部134は、例えば、制御部150からの制御に基づいて、受信した映像信号に対して色味、明るさ、シャープ、コントラスト、またはその他の画質調整などの処理を行う。表示処理部134は、画質調整を施した映像信号を映像出力端子135に出力する。映像出力端子135に接続されるディスプレイ400は、供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
【0031】
ディスプレイ400は、例えば、液晶表示装置、有機ELディスプレイ、または映像信号に応じて映像を表示することができる他の表示装置などを備える表示手段である。ディスプレイ400は、供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
【0032】
クライアント100は、映像出力端子135の代わりにディスプレイ400を備える構成であってもよい。また、クライアント100は、音声出力端子122の代わりにスピーカ300を備える構成であってもよい。
【0033】
制御部150は、クライアント100の各部の動作を制御する制御手段として機能する。制御部150は、CPU151、ROM152、RAM153、及びEEPROM154などを備えている。制御部150は、操作入力部161または受光部162から供給される操作信号に基づいて、種々の処理を行う。
【0034】
CPU151は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU151は、ROM152、またはEEPROM154などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
【0035】
ROM152は、クライアント100を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU151は、操作入力部161または受光部162から供給される操作信号に基づいて、ROM152に記憶されているプログラムを起動する。これにより、制御部150は、各部の動作を制御する。
【0036】
RAM153は、CPU151のワークメモリとして機能する。即ち、RAM153は、CPU151の演算結果、CPU151により読み込まれたデータなどを記憶する。
【0037】
EEPROM154は、各種の設定情報、及びプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。
【0038】
操作入力部161は、例えば、操作キー、キーボード、マウス、タッチパッドまたは操作入力に応じて操作信号を生成する事ができる他の入力装置などを備える入力手段である。例えば、操作入力部161は、操作入力に応じて操作信号を生成する。操作入力部161は、生成した操作信号を制御部150に供給する。
【0039】
なお、タッチパッドは、静電センサ、サーモセンサ、または他の方式に基づいて位置情報を生成するデバイスを含む。また、クライアント100がディスプレイ400を備える場合、操作入力部161は、ディスプレイ400と一体に形成されるタッチパネルなどを備える構成であってもよい。
【0040】
受光部162は、例えば、リモートコントローラ163から送信される操作信号を受信するセンサなどを備える。受光部162は、受信した操作信号を制御部150に供給する。リモートコントローラ163は、ユーザの操作入力に基づいて操作信号を生成する。例えば、リモートコントローラ163は、生成した操作信号を赤外線通信により受光部162に送信する。なお、受光部162及びリモートコントローラ163は、電波などの他の無線通信により操作信号の送受信を行う構成であってもよい。
【0041】
カードコネクタ164は、例えば、メモリカード165と通信を行う為のインターフェースである。メモリカード165がコンテンツを記憶する場合、カードコネクタ164は、接続されるメモリカード165からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツを制御部150に供給する。
【0042】
USBコネクタ166は、USB機器167と通信を行う為のインターフェースである。USBコネクタ166は、接続されるUSB機器167から供給される信号を制御部150に供給する。
【0043】
例えば、USB機器167がキーボードなどの操作入力機器である場合、USBコネクタ166は、操作信号をUSB機器167から受け取る。USBコネクタ166は、受け取った操作信号を制御部150に供給する。この場合、制御部150は、USBコネクタ166から供給される操作信号に基づいて種々の処理を実行する。
【0044】
また、例えば、USB機器167がコンテンツを記憶する記憶装置である場合、USBコネクタ166は、コンテンツをUSB機器167から取得することができる。USBコネクタ166は、取得したコンテンツを制御部150に供給する。
【0045】
ディスクドライブ168は、例えば、コンパクトディスク(CD)、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、または動画のコンテンツデータを記録可能な他の光ディスクMを装着可能なドライブを有する。ディスクドライブ168は、装着される光ディスクMからコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツを制御部150に供給する。
【0046】
通信部170は、家庭内または企業内などの小規模ネットワーク、またはインターネットなどのネットワーク500に接続し、ネットワーク500上の機器と通信を行うインターフェースである。通信部170は、例えば、有線のLANポートまたは無線LANポートなどを備える。通信部170は、ネットワーク経由でサーバ200に接続することにより、サーバ200と通信を行う事ができる。
【0047】
また、クライアント100がインターフェースを介してネットワークに接続される場合、クライアント100は、ネットワーク上のコンテンツを取得し、再生することもできる。
【0048】
またさらに、クライアント100は、ハードディスク(HDD)、ソリッドステイトディスク(SSD)、または半導体メモリなどの記憶装置を備えていても良い。この記憶装置がコンテンツを記憶する場合、クライアント100は、この記憶装置に記憶されているコンテンツを読み出し、再生することが出来る。また、クライアント100は、信号処理部113に入力されるコンテンツをこの記憶装置に記憶することができる。
【0049】
また、クライアント100は、図示しない電源部を備える。電源部は、クライアント100の各部に電力を供給する。電源部は、例えば、ACアダプタなどを介して供給される電力を変換し各部へ供給する。また、電源部は、バッテリーを備えていても良い。この場合、電源部は、ACアダプタなどを介して供給される電力をバッテリーに充電する。電源部は、バッテリーに充電されている電力をクライアント100の各部に供給する。
【0050】
放送信号を受信してコンテンツを取得する場合、クライアント100は、放送信号からメタ情報を取得することが出来る。例えば、クライアント100は、コンテンツに多重化されるデータ信号からメタ情報を取得する。また、例えば、クライアント100は、メタ情報を格納するパケットからメタ情報を取得する。
【0051】
メタ情報を格納するパケットは、放送信号としてクライアント100に供給される。メタ情報を格納するパケットは、例えば、Electronic Program Guide(EPG)情報を表示する為のパケットがある。クライアント100は、このEPG情報に基づいて予約録画を行うことができる。この場合、メタ情報は、番組の検索に用いられる。
【0052】
クライアント100は、ユーザにより予約録画の操作が入力される場合、「放送日時」、「チャンネル」、「番組名」、「ジャンル」、及び「詳細情報」などをメタ情報としてEEPROM154に記憶する。
【0053】
光ディスクM、メモリカード165、またはUSB機器167などの記憶媒体は、コンテンツと併せてメタ情報を記憶する場合がある。コンテンツが記録された光ディスクM、メモリカード165、またはUSB機器167などの記憶媒体からコンテンツを取得する場合、クライアント100は、コンテンツと合わせて記憶されているメタ情報を記憶媒体から取得する。クライアント100は、取得したメタ情報をEEPROM154に記憶する。
【0054】
また、ネットワーク500経由でコンテンツを取得する場合、クライアント100は、メタ情報をネットワーク500上から取得する。クライアント100は、取得したメタ情報をEEPROM154に記憶する。
【0055】
またさらに、クライアント100は、コンテンツを特定する為の情報(コンテンツ特定情報)をネットワーク500経由でサーバ200に送信する。サーバ200は、クライアント100からコンテンツ特定情報を受け取る場合、コンテンツ特定情報が示すコンテンツに関するメタ情報を不揮発性メモリ230から読み出す。サーバ200は、読み出したメタ情報をクライアント100に送信する。
【0056】
即ち、クライアント100は、コンテンツに関するメタ情報をサーバ200から取得することが出来る。クライアント100は、取得したメタ情報をEEPROM154に記憶する。
【0057】
制御部150及びOSD処理部132は、EEPROM154に記憶したメタ情報に基づいてOSD処理を行うことにより、メタ情報をディスプレイ400に表示する為のOSD信号を生成することができる。映像処理部131は、OSD処理部132から供給されるOSD信号を映像信号に重畳することにより、メタ情報を画面に表示させることができる。これにより、クライアント100は、コンテンツに関するメタ情報をユーザに提供することができる。
【0058】
図3は、図1に示すサーバ200に記憶されるメタ情報の構成の一例を示す図である。サーバ200の不揮発性メモリ230は、コンテンツ毎に複数のメタ情報を保持する。
【0059】
上記したように、メタ情報は、コンテンツの概要をユーザに認識させる為の情報を有する。例えば、メタ情報は、1つの基本情報と、少なくとも1つ以上の追加情報と、を有する。サーバ200は、基本情報を索引(インデックス)として複数のメタ情報をコンテンツ毎に保持する。
【0060】
図4は、メタ情報の一例を示す図である。
基本情報は、コンテンツ特定情報に相当するものである。例えば、基本情報は、コンテンツの「放送日時」、「チャンネル」、及び「コンテンツ名」などの情報を有する。
【0061】
追加情報は、コンテンツの内容をユーザに認識させる為の情報である。例えば、追加情報は、コンテンツの「ジャンル」、及び「詳細情報」などの情報を有する。詳細情報は、例えば、コンテンツの作者、コンテンツの製作年月日、及びコンテンツのあらすじなどの情報を有する。
【0062】
しかし、クライアント100が取得するメタ情報の内容がユーザにとって充分でない場合がある。ユーザは、これを補完する為にメタ情報の内容を編集する場合がある。
【0063】
追加情報は、クライアント100により編集が可能な情報である。クライアント100は、操作入力部161、または受光部162により所定の操作入力が行われる場合、EEPROM154に記憶したメタ情報の編集を行う。クライアント100は、操作入力部161、または受光部162から供給される操作信号に基づいて、追加情報の内容を編集し、EEPROM154に記憶する。
【0064】
これにより、クライアント100は、ユーザの操作入力に基づいて、追加情報の変更及び追加を行うことができる。即ち、クライアント100は、ユーザの操作入力に基づいて、ジャンル及び詳細情報の変更、ユーザの感想またはレビューなどの追加を行うことができる。
【0065】
また、クライアント100は、EEPROM154に記憶したメタ情報をネットワーク500経由でサーバ200に転送(アップロード)することができる。
【0066】
サーバ200は、クライアント100から受け取ったメタ情報の基本情報に基づいて、コンテンツを特定する。さらに、サーバ200は、メタ情報の追加情報を特定したコンテンツのメタ情報に追加する。これにより、サーバ200は、1つのコンテンツについて複数の追加情報を保持することができる。
【0067】
また、クライアント100は、他のクライアント100からサーバ200にアップロードされたメタ情報の追加情報をサーバ200からダウンロードすることができる。上記した処理により、サーバ200に接続される各クライアント100は、コンテンツに関するメタ情報を共有する事ができる。
【0068】
図5は、図1に示すサーバ200及びクライアント100の動作の一例を示す図である。
クライアント100は、ブロックB11で、メタ情報が更新されたことを確認する。例えば、クライアント100は、新たにEEPROM154にメタ情報が記憶される場合、または、EEPROM154に記憶されているメタ情報が編集される場合、メタ情報が更新されたと判断する。
【0069】
メタ情報が更新されたことを確認する場合、クライアント100は、更新されたメタ情報に基づいて、コンテンツ特定情報を生成する。クライアント100は、ブロックB12で、コンテンツ特定情報をサーバ200に送信する。
【0070】
サーバ200は、ブロックB21に示すように、クライアント100からの接続が無い場合、クライアント100からの接続を待つ。
【0071】
クライアント100からコンテンツ特定情報が送信される場合、サーバ200は、ブロックB22でコンテンツ特定情報を受信する。サーバ200は、受信したコンテンツ特定情報に基づいてコンテンツを特定する。例えば、サーバ200は、クライアント100から受信するコンテンツ特定方法と一致する基本情報を有するメタ情報を不揮発性メモリ230から抽出する。
【0072】
サーバ200は、ブロックB23で、抽出したメタ情報の情報量をチェックする。即ち、サーバ200は、抽出したメタ情報が保持する追加情報の数が予め設定される所定数以上であるか否かを判断する。また、サーバ200は、クライアント100から受信するコンテンツ特定情報より基本情報の情報量が少ないか否か判断する。
【0073】
さらに、サーバ200は、ブロックB24で、クライアント100にメタ情報をアップロードさせる必要があるか否かを判断する。
【0074】
例えば、サーバ200は、抽出したメタ情報が保持する追加情報の数が予め設定される所定数未満であると判断する場合、アップロードが「必要」であると判断する。また、サーバ200は、抽出したメタ情報が保持する追加情報の数が予め設定される所定数以上であると判断する場合、アップロードが「不要」であると判断する。
【0075】
また例えば、サーバ200は、クライアント100から受信するコンテンツ特定情報より基本情報の情報量が少ないと判断する場合、アップロードが「必要」であると判断する。また、サーバ200は、クライアント100から受信するコンテンツ特定情報より基本情報の情報量が同じ、または多いと判断する場合、アップロードが「不要」であると判断する。
【0076】
サーバ200は、ブロックB25で、クライアント100に対してメタ情報のアップロードの要否に関する情報を送信する。
【0077】
即ち、ブロックB24でアップロードが「必要」であると判断した場合、サーバ200は、ブロックB26でメタ情報のアップロードが「必要」である事を示す情報をクライアント100に送信する。
【0078】
また、ブロックB24でアップロードが「不要」であると判断した場合、サーバ200は、ブロックB27でメタ情報のアップロードが「不要」である事を示す情報をクライアント100に送信する。
【0079】
サーバ200は、ステップS28で、クライアント100との通信の状況に応じて接続を終了するか否かを判断する。クライアント100との通信が終了する場合、サーバ200は、再度クライアント100の接続を待つ状態に移行する。また、クライアント100との通信が終了しない場合、サーバ200は、クライアント100からコンテンツ特定情報が送信されてくるのを待つ状態に移行する。
【0080】
なお、サーバ200は、ブロックB23において、コンテンツ特定情報が示すコンテンツに関するメタ情報が不揮発性メモリ230に記憶されていないと判断する場合も、メタ情報のアップロードが「必要」であると判断する。
【0081】
クライアント100は、ブロックB13で、メタ情報のアップロードの要否に関する情報をサーバ200から取得する。
【0082】
クライアント100は、ブロックB14で、取得したアップロードの要否に関する情報に基づいて、メタ情報のアップロードが必要であるか不要であるかを判断する。即ち、クライアント100は、サーバ200から送信される取得したアップロードの要否に関する情報が「必要」と「不要」とのどちらを示す情報であるかを判断する。
【0083】
サーバから送信される取得したアップロードの要否に関する情報が「必要」を示す情報である場合、クライアント100は、ブロックB15で、メタ情報のアップロードを促すダイアログ表示を行う。クライアント100は、例えば、図6に示すようなダイアログ画面を生成する。即ち、クライアント100は、メタ情報のアップロードが必要であると判定する場合、メタ情報をサーバ200にアップロードすることを促す情報をユーザに報知する。
【0084】
図6は、図1に示すクライアント100により生成される画面の一例を示す図である。
クライアント100の制御部150及びOSD処理部132は、OSD信号を生成する。映像処理部131は、生成されたOSD信号を映像信号に重畳することにより、ダイアログ画面をディスプレイ400に表示させる。
【0085】
ダイアログ画面は、メタ情報をアップロードする事を促す文字列と、ボタン402と、ボタン403とを有する。ボタン402は、メタ情報のアップロードを実行する為のボタンである。ボタン402が選択される操作入力が行われる場合、クライアント100は、メタ情報をサーバ200にアップロードする。即ち、クライアント100は、ブロックB11において更新されたと判断したメタ情報をサーバ200にアップロードする。
【0086】
ボタン403は、メタ情報のアップロードを実行しない為のボタンである。ボタン403が選択される操作入力が行われる場合、クライアント100は、メタ情報のアップロードを行わずに、処理を終了する。
【0087】
上記した構成によると、ユーザにメタ情報のアップロードを促すことができる。これにより、クライアント100は、ユーザにメタ情報をアップロードするか否かの操作を行わせることによりメタ情報をサーバ200にアップロードすることができる。この結果、メタ情報のアップロードに関する操作を簡易にすることができる。この結果、容易にメタ情報を共有することができるメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法を提供することができる。
【0088】
また、サーバ200においてメタ情報が充分でないコンテンツに関するメタ情報のアップロードを促すことができる。これにより、サーバ200のコンテンツに関するメタ情報を充実させることができる。
【0089】
なお、上記した実施形態では、ブロックB23及びブロックB24の処理をサーバ200が行う構成として説明したが、この構成に限定されない。ブロックB23及びブロックB24の処理をクライアント100が行う構成であってもよい。
【0090】
この場合、クライアント100は、コンテンツ特定情報をサーバ200に送信する。クライアント100からコンテンツ特定情報を受信する場合、サーバ200は、コンテンツ特定情報が示すコンテンツに関するメタ情報の量を示す情報をクライアント100に送信する。クライアント100は、サーバ200から送信されるメタ情報の量を示す情報に基づいて、メタ情報をアップロードする事を促すダイアログ画面をユーザに報知するか否かを判断する。
【0091】
また、上記した実施形態では、メタ情報が更新される場合にメタ情報のアップロードの要否を判断する構成として説明したが、この構成に限定されない。例えば、メタ情報の編集を終了する操作入力が行われる場合にメタ情報のアップロードの要否を判断する構成であってもよい。この場合、複数のメタ情報を続けて編集できる為、よりユーザの操作を簡易にすることができる。
【0092】
また、先にアップロードの要否の判断を行い、メタ情報が更新される場合にダイアログ表示を行う構成であってもよい。
【0093】
図7は、図1に示すサーバ200及びクライアント100の動作の他の例を示す図である。なお、サーバ200の動作は、図5に示す例と同様であるので、詳細な説明を省略する。
【0094】
クライアント100は、ブロックB31で、コンテンツの受信、または再生が行われたことを確認する。即ち、クライアント100は、放送信号の視聴、放送信号の録画、ネットワークからコンテンツを取得、または記憶媒体からコンテンツを再生、などの動作が実行されたことを確認する。
【0095】
コンテンツの受信、または再生が行われたことを確認する場合、クライアント100は、このコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を生成する。クライアント100は、ブロックB32で、コンテンツ特定情報をサーバ200に送信する。
【0096】
クライアント100は、ブロックB33で、メタ情報のアップロードの要否に関する情報をサーバ200から取得する。
【0097】
クライアント100は、ブロックB34で、取得したアップロードの要否に関する情報に基づいて、メタ情報のアップロードが必要であるか不要であるかを判断する。即ち、クライアント100は、サーバから送信される取得したアップロードの要否に関する情報が「必要」と「不要」とのどちらを示す情報であるかを判断する。
【0098】
サーバから送信される取得したアップロードの要否に関する情報が「必要」を示す情報である場合、クライアント100は、ブロックB35で、メタ情報が更新されたか否かを確認する。クライアント100は、新たにEEPROM154にメタ情報が記憶された場合、EEPROM154に記憶されているメタ情報が編集される場合、あるいはメタ情報が編集された場合、メタ情報が更新されたと判断する。 メタ情報が更新されたと判断する場合、クライアント100は、ブロックB36で、メタ情報のアップロードを促すダイアログ表示を行う。クライアント100は、例えば、図6に示すようなダイアログ画面を生成する。
【0099】
上記した構成においても、クライアント100は、ユーザにメタ情報のアップロードを促すことができる。これにより、クライアント100は、ユーザにメタ情報をアップロードするか否かの操作を行わせることによりメタ情報をサーバ200にアップロードすることができる。この結果、メタ情報のアップロードに関する操作を簡易にすることができる。この結果、容易にメタ情報を共有することができるメタ情報処理装置、サーバ、及びメタ情報処理方法を提供することができる。
【0100】
例えば、クライアント100は、EPGでメタ情報を取得した後、コンテンツの録画を実施する。ここで、クライアント100は、コンテンツの録画の実施前に記憶しているメタ情報をユーザによる操作に基づいて編集する場合がある。このような場合であっても、クライアント100は、ブロックB35で、既にメタ情報が更新されたか否かを判定することができる。ここで、クライアント100は、メタ情報が更新されていない場合、即ち、メタ情報がEPGで取得したままの情報である場合、アップロードを促すダイアログ表示を行わない。また、クライアント100は、メタ情報が更新された場合、即ち、メタ情報がEPGで取得した情報を編集したものである場合、アップロードを促すダイアログ表示を行う。
【0101】
上記した実施形態では、クライアント100は、単にダイアログ画面を表示させる構成として説明したが、さらにアップロードを要するメタ情報を表示する構成であってもよい。クライアント100は、メタ情報毎にアップロードするか否かを示すボタンを表示することにより、さらにユーザの操作を簡易にすることができる。
【0102】
また、クライアント100は、アップロードを促すダイアログ画面を最初の一度のみでなく、アップロードがない間、一定期間、または一定の間隔などのタイミングで表示する構成であってもよい。これにより、ユーザがアップロードを忘れることを防止することが出来る。
【0103】
また、クライアント100は、一定時間毎、所定時刻、またはユーザにより操作が行われていないと判断した時間にサーバ200にアクセスする構成であってもよい。この場合、クライアント100は、上記のタイミングにおいてサーバ200にコンテンツ特定情報を送信し、サーバ200からメタ情報のアップロードの要否を示す情報を受信する。例えば、クライアント100は、起動時、予約録画操作時、または録画済みのコンテンツの視聴操作時にダイアログ画面を表示する。これにより、クライアント100の動作が緩慢になることを防ぎ、且つ、メタ情報のアップロードをユーザに促すことができる。
【0104】
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【符号の説明】
【0105】
1…メタ情報共有システム、100…クライアント、101…入力端子、110…アンテナ、111…チューナ、112…復調部、113…信号処理部、114…通信インターフェース、121…音声処理部、122…音声出力端子、131…映像処理部、132…OSD処理部、133…OSD処理部、134…表示処理部、135…映像出力端子、150…制御部、151…CPU、152…ROM、153…RAM、154…EEPROM、161…操作入力部、162…受光部、163…リモートコントローラ、164…カードコネクタ、165…メモリカード、166…USBコネクタ、167…USB機器、168…ディスクドライブ170…通信部、200…サーバ、210…CPU、220…通信部、230…不揮発性メモリ、240…ROM、250…RAM、300…スピーカ、400…ディスプレイ、500…ネットワーク。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メタ情報を保持するサーバと通信を行うメタ情報処理装置であって、
コンテンツに関するメタ情報を更新するメタ情報更新手段と、
前記メタ情報更新手段により更新したメタ情報に対応するコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバから送信される情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により前記サーバから受信する情報に基づいて、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報のアップロードの要否を判定する判定手段と、
前記判定手段によりアップロードが必要であると判定する場合、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報を前記サーバにアップロードすることを促す情報を報知する報知手段と、
を具備するメタ情報処理装置。
【請求項2】
前記受信手段は、前記サーバからメタ情報のアップロードの要否を示す情報を受信し、
前記判定手段は、前記受信手段によりメタ情報のアップロードが必要であることを示す情報を受信する場合、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報のアップロードが必要であると判定する請求項1に記載のメタ情報処理装置。
【請求項3】
前記受信手段は、前記サーバからメタ情報の量を示す情報を受信し、
前記判定手段は、前記受信手段により受信した情報が示すメタ情報の量が予め設定される所定値未満である場合、前記メタ情報更新手段により更新されたメタ情報のアップロードが必要であると判定する請求項1に記載のメタ情報処理装置。
【請求項4】
メタ情報処理装置と通信を行うサーバであって、
複数のコンテンツに関するメタ情報を記憶する記憶手段と、
前記メタ情報処理装置からコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したコンテンツ特定情報に基づいてコンテンツを特定し、特定したコンテンツに関するメタ情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出したメタ情報に基づいて、特定したコンテンツに関するメタ情報のアップロードの要否を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を前記メタ情報処理装置に送信する送信手段と、
を具備するサーバ。
【請求項5】
前記判定手段は、前記読み出し手段により読み出したメタ情報の量が予め設定される所定値未満である場合、特定したコンテンツに関するメタ情報のアップロードが必要であると判定する請求項4に記載のサーバ。
【請求項6】
前記判定手段は、前記受信手段により受信したコンテンツ特定情報に基づいて特定したコンテンツに関するメタ情報が前記記憶手段により記憶されていない場合、メタ情報のアップロードが必要であると判定する請求項4に記載のサーバ。
【請求項7】
メタ情報を保持するサーバと通信を行うメタ情報処理装置に用いられるメタ情報処理方法であって、
前記サーバから送信されるメタ情報のアップロードの要否を示す情報を受信し、
受信した情報に基づいて、メタ情報のアップロードが必要であるか否かを判定し、
メタ情報のアップロードが必要であると判定する場合、メタ情報を前記サーバにアップロードすることを促す情報を報知する、
メタ情報処理方法。
【請求項8】
コンテンツに関するメタ情報を更新し、
前記更新したメタ情報に対応するコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を前記サーバに送信し、
前記サーバに送信したコンテンツ特定情報が示すコンテンツに関するメタ情報のアップロードの要否を示す情報を前記サーバから受信する、
請求項7に記載のメタ情報処理方法。
【請求項9】
コンテンツ受信、または再生を行い、
前記受信または再生したコンテンツを特定する為のコンテンツ特定情報を前記サーバに送信し、
前記サーバに送信したコンテンツ特定情報が示すコンテンツに関するメタ情報のアップロードの要否を示す情報を前記サーバから受信する、
請求項7に記載のメタ情報処理方法。
【請求項10】
前記サーバに送信したコンテンツ特定情報が示すコンテンツのメタ情報が更新されたか否かを判定し、
更新されたと判定する場合、メタ情報を前記サーバにアップロードすることを促す情報を報知する、
請求項9に記載のメタ情報処理方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−34043(P2012−34043A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−169667(P2010−169667)
【出願日】平成22年7月28日(2010.7.28)
【特許番号】特許第4852165号(P4852165)
【特許公報発行日】平成24年1月11日(2012.1.11)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】