説明

メディア再生装置、メディア再生方法

【課題】ユーザの利便性を向上しつつ装置の小型化および低価格化を実現する。
【解決手段】このDVD再生システムのDVDプレーヤ1は、スピーカが接続可能な複数のコネクタ16a〜16fと、入力されたデジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号を生成して該当コネクタ16a〜16fへ出力するD/Aコンバータ12〜14と、各コネクタ16a〜16fに設けられ、コネクタ16a〜16fにケーブル40のプラグ41が接続されたか否かを検出するスイッチ19と、このスイッチ19によりプラグ41の接続が検出されたコネクタ16a〜16fの位置または数に応じた特性のデジタルオーディオ信号を生成し対応するD/Aコンバータ12〜14へ出力する制御回路11とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばホームシアターシステムなどと接続されるDVDプレーヤ、DVDレコーダ、コンピュータなどのメディア再生装置、メディア再生方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、映画コンテンツなどを収録したDVDソフトウェアの市場が拡大しており、ビデオプレーヤなどのメディア再生装置は、映像再生環境を充実するため、ホームシアターシステムなどの付加価値商品が商品化されている。
【0003】
ホームシアターシステムは、フロント右スピーカへの音声入力端子、フロント左スピーカへの音声入力端子、サラウンド右スピーカへの音声入力端子、サラウンド左スピーカへの音声入力端子、センタースピーカへの音声入力端子、サブウーファーへの音声入力端子など、少なくとも6個の入力端子を備え、複数のスピーカで優れた音響空間を表現する5.1chのオーディオ再生機能を備えるものである。このホームシアターシステムとDVDプレーヤとを同時に購入すれば、5.1chのオーディオ再生機能を十分に堪能できる。
【0004】
ところで、このような5.1chのオーディオ再生機能を備えるホームシアターシステムは、さまざまオーディオ入力端子を有しており、5.1chのデジタル音声を再生するDVDプレーヤなどの他、CDプレーヤや既存のテープカセット方式のビデオプレーヤなどのメディア再生装置も接続可能である。
【0005】
ユーザによっては、既にCDプレーヤや既存のビデオプレーヤがあり、とりあえずホームシアターシステムを購入しこれらのプレーヤに接続して音響環境を整えた後、DVD録画・再生機能とハードディスク録画・再生機能を備えたDVD・HDレコーダやコンピュータなどの高機能機種に買い替えてゆくような人も多い。
【0006】
CDプレーヤや既存のビデオプレーヤは、2chの光デジタル音声出力端子またはアナログ音声出力端子を備えており、ホームシアターシステムには、オーディオ信号系としては、2本のケーブルを接続することになる。
上記したようにホームシアターシステムには、オーディオ系だけでも6個もの入力端子があり、ユーザとしては、どの端子に接続してよいかを説明書を見ながら配線する必要があり、大変面倒である。
【0007】
オーディオ系の配線を容易にする従来の技術としては、スピーカへのプラグが接続されたときにステレオとモノラルとを自動的に切り換える手段を備える入出力装置の技術が公開されている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平3−157889号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、従来は、アナログのステレオ音声とモノラル音声を切り換える程度の技術であり、5.1chのデジタルオーディオ信号などには対応していないため、ユーザは、メディア再生元のメディア再生装置を高機能なものへ買い替えた際に、ホームシアターシステムとメディア再生装置との配線作業を一からやり直す必要があり、互いの説明書を読みながら多数のケーブルの接続を行う必要があるばかりか、誤配線でスピーカから思うように音が出なくなるおそれもある。
例えばコンピュータとホームシアターシステムとを接続する場合は、ケーブル配線と共にコンピュータのオーディオ環境設定画面でホームシアターシステムに適したオーディオ環境への設定作業を手操作で行う必要があり、大変面倒である。
【0009】
また、多数の端子がある中でユーザによる誤配線を防止するためには、5.1ch用と2ch用とでそれぞれ専用の端子を設けることになるが、これでは、装置が大型化する共に、コスト高になるという問題があった。
【0010】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、ユーザの利便性を向上しつつ装置の小型化および低価格化を実現できるメディア再生装置、メディア再生方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記した目的を達成するために、本発明のメディア再生装置は、ケーブルが接続可能な複数の外部出力端子と、入力されたデジタル信号からアナログ信号を生成して該当外部出力端子へ出力する信号変換手段と、各外部出力端子に設けられ、前記外部出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出された外部出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を生成し前記信号変換手段へ出力する制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明のメディア再生装置は、スピーカへのケーブルが接続可能な複数のオーディオ出力端子と、入力されたデジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号を生成して該当オーディオ出力端子へ出力する信号変換手段と、各オーディオ出力端子に設けられ、前記オーディオ出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出されたオーディオ出力端子の位置または数に応じた特性のオーディオデジタル信号を生成し前記信号変換手段へ出力する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
本発明のメディア再生方法は、ケーブルが接続可能な複数の外部出力端子を備えたメディア再生装置におけるメディア再生方法において、各外部出力端子に設けられた検出手段が、前記外部出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出するステップと、前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出された外部出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を制御手段が生成し信号変換手段へ出力するステップと、入力されたデジタル信号から信号変換手段がアナログ信号を生成して該当外部出力端子へ出力するステップとを有することを特徴とする。
本発明のメディア再生方法は、スピーカへのケーブルが接続可能な複数のオーディオ出力端子を備えたメディア再生装置におけるメディア再生方法において、各オーディオ出力端子に設けられた検出手段が、前記オーディオ出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出するステップと、前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出されたオーディオ出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を制御手段が生成し信号変換手段へ出力するステップと、入力されたデジタル信号から信号変換手段がアナログ信号を生成して該当オーディオ出力端子へ出力するステップとを有することを特徴とする。
【0013】
本発明では、各外部出力端子に設けられた検出手段が、外部出力端子にケーブルが接続されたか否かを検出すると、検出手段によりケーブルの接続が検出された外部出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を制御手段が生成し信号変換手段へ出力する。
信号変換手段では、入力されたデジタル信号からアナログ信号を生成して該当外部出力端子へ出力するので、オーディオ信号は、ケーブルが接続された外部出力端子へ正しく出力されるようになり、ユーザは所望のオーディオ信号を手間なく再生できる。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように本発明によれば、ユーザの利便性を向上しつつ装置の小型化および低価格化を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態のDVD再生システムの構成を示す図、図2は図1のDVD再生システムに用いられるスピーカ接続端子の部分拡大図である。
【0016】
このDVD再生システムは、DVDメディアより読み出したデジタル映像信号および/またはデジタルオーディオ信号を再生するメディア再生装置としてのデジタル・ビデオ・ディスク・プレーヤ1(以下DVDプレーヤ1と称す)と、このDVDプレーヤ1に5.1chアンプ17を介して接続された複数のスピーカ31〜36とから構成されている。5.1chアンプ17と複数のスピーカ31〜36とでホームシアターシステムなどともいう。
【0017】
DVDプレーヤ1は、デジタルオーディオ信号生成部10、制御回路11、D/Aコンバータ12〜14、ケーブル接続検出用配線15、信号出力用のコネクタ16a〜16fなどを備えている。メディア再生装置としては、DVDプレーヤ1以外に、例えばDVDレコーダ、DVDハードディスクレコーダ、DVD・CDプレーヤ、およびこれらの組み合わせ品などがある。
【0018】
デジタルオーディオ信号生成部10は、DVDプレーヤ1が例えばDVDプレーヤなどの場合、DVDドライブとこのDVDドライブを駆動してDVDドライブにセットされた映画コンテンツが収録されたDVDソフトウェアより映像および音声などのデジタル信号を再生する回路を含むものである。つまり、デジタルオーディオ信号生成部10は、デジタルオーディオ信号を生成し制御回路11へ出力するものである。
【0019】
コネクタ16a〜16fは、ピンジャックなどであり、5.1チャンネルアンプリファイヤー17(以下5.1chアンプ17と称す)を介してスピーカ31〜36を接続可能な複数のスピーカ接続端子である。コネクタ16a〜16fの内部構造については図2で説明する。
5.1chアンプ17は、DVDプレーヤ1の各コネクタ16a〜16fから出力されるアナログオーディオ信号を増幅して対応するスピーカ31〜36へ出力する装置である。5.1chアンプ17とDVDプレーヤ1とはケーブル40で結線される。
【0020】
スピーカ31は、フロント左用(FL)のスピーカである。スピーカ32は、フロント右用(FR)のスピーカ32は、スピーカ33は、サラウンド左用(SL)のスピーカである。スピーカ34は、サラウンド右用(SR)右用のスピーカである。スピーカ35は、センタ配置用(Center)のスピーカである。スピーカ36は、重低音専用(LFE)のサブウーファーである。つまりこのスピーカ36は、サラウンドの「.1ch」にあたる低音域再生のみを担当するスピーカである。
【0021】
各D/Aコンバータ12〜14は、制御回路11より入力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換してアナログオーディオ信号を生成して対応するコネクタ16a〜16fへ出力するオーディオ信号生成手段として機能する。
【0022】
制御回路11は、ケーブル接続検出用配線15を介してスイッチ19(図2参照)に接続されており、スイッチ19のオンまたはオフで、該当コネクタ16a〜16fへのケーブル40のピンプラグ41の接続・未接続を検出する。例えばスイッチ19がオンすると、制御回路11は、該当コネクタ16a〜16fにケーブル40のピンプラグ41が接続されたことを検出する。スイッチ19がオフすると、制御回路11は、該当コネクタ16a〜16fよりケーブル40のピンプラグ41が外されたことを検出する。
【0023】
例えば6個全てのコネクタ16a〜16fにケーブル40のピンプラグ41が挿入されて、全てのコネクタ16a〜16fのスイッチ19がオンした場合、制御回路11は、デジタルオーディオ信号生成部10から入力されたデジタルオーディオ信号を5.1ch分に分けて対応するD/Aコンバータ12〜14へ出力する。
【0024】
また、2個のコネクタ16a、16bにケーブル40のピンプラグ41が挿入されて、コネクタ16a,16bのスイッチ19がオンした場合、制御回路11は、デジタルオーディオ信号生成部10から入力されたデジタルオーディオ信号をダウンミックスし、ステレオ2ch分(左信号と右信号)に分けて対応するD/Aコンバータ、この場合、D/Aコンバータ12へ出力する。なお、スイッチの数や位置の判定については、論理回路で判定ロジック組んでも良く、またメモリなどの記憶手段に設定したテーブルなどで各コネクタ16a〜16fとスイッチ19との位置関係を対応付けても良い。
【0025】
制御回路11は、ケーブル40のプラグ41の接続が検出されたスイッチ19(コネクタ)の数またはスイッチ19(コネクタ)の位置に応じた特性のオーディオ信号を生成するよう該当D/Aコンバータ12〜14を制御する制御手段として機能する。
【0026】
制御回路11は、デジタルオーディオ信号生成部10から入力されたデジタルオーディオ信号を、スイッチ19によって接続が検出されたコネクタ16a〜16fに対応するD/Aコンバータ12〜14へ出力する。
【0027】
図2に示すように、各コネクタ16a〜16fには、ケーブル40の先端のピンプラグ41が挿入される接点部である穴18が設けられている。穴18の壁面には、金属メッキ処理が施されている。この穴18の奥の壁部にはスイッチ19が設けられている。スイッチ19は、穴18にピンプラグ41が挿入されたときにピンプラグ41のピンの先端部によって押されてオンし、穴18からピンプラグ41が抜かれたときにオフする。このスイッチ19にはケーブル接続検出用配線15を通じて制御回路11が接続されている。制御回路11、スイッチ19、ケーブル接続検出用配線15などによってケーブル40が接続されたか否かを検出するスピーカ接続検出手段が構成される。
【0028】
すなわち、このDVDプレーヤ1は、スピーカが接続可能な複数のコネクタ16a〜16fと、入力されたデジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号を生成して該当コネクタ16a〜16fへ出力するD/Aコンバータ12〜14と、各コネクタ16a〜16fに設けられ、コネクタ16a〜16fにケーブル40のプラグ41が接続されたか否かを検出するスイッチ19と、このスイッチ19によりプラグ41の接続が検出されたコネクタ16a〜16fの位置または数に応じた特性のデジタルオーディオ信号を生成し対応するD/Aコンバータ12〜14へ出力する制御回路11とを備える。
【0029】
以下、図3のフローチャートを参照してこのDVD再生システムの動作を説明する。
このDVD再生システムでは、DVDプレーヤ1と5.1chアンプ17を結線する場合、ユーザは、DVDプレーヤ1の各コネクタ16a〜16fにそれぞれケーブル40のピンプラグ41を挿入して接続し、ケーブル40の他端のプラグを5.1chアンプ17の該当端子に挿入して接続する。
【0030】
DVDプレーヤ1では、ユーザが電源スイッチなどをオンすると、制御回路11が、各コネクタ16a〜16fのスイッチ19のオン・オフの状態をチェックし(S101)、全てのコネクタ16a〜16fのスイッチ19がオンになっている場合(S102のYes)、5.1ch出力と判定し、入力されるデジタルオーディオ信号から5.1ch分のデジタルオーディオ信号を生成し、対応するD/Aコンバータ12〜14へそれぞれ出力する(S103)。
【0031】
また、S101の処理でスイッチ19のオン・オフの状態をチェックした結果、コネクタ16a、16bのスイッチ19だけがオンになっていた場合(S102のNo、S104のYes)、制御回路11は、2ch出力と判定し、入力されるデジタルオーディオ信号をダウンミックスし、ステレオ2ch分のデジタルオーディオ信号を生成し、対応するD/AコンバータであるD/Aコンバータ12へ出力する(S105)。
【0032】
また、全てのコネクタ16a〜16fのスイッチ19がオンではなく、かつコネクタ16a、16bのスイッチ19がオンではなかった場合(S102のNo、S104のNo)、制御回路11は、スイッチ19がオンになっているコネクタ(コネクタ16a〜16fの少なくとも1つ)へ異常信号を出力して接続異常を報知する(S106)。
【0033】
このようにこの実施形態のDVD再生システムによれば、ケーブル挿入検出機能を備えたコネクタ16a〜16fを設け、検出されたコネクタ16a〜16fの位置または数に応じて出力信号を自動的に切り替えることで、5.1ch出力端子(6個の端子)とダウンミックス出力端子(2個の端子)とを別々に備えるのに比べて、装置の小型化、低価格化を実現できる。
また、接続されたスピーカの数または位置に応じて信号が自動的に切り替えられて出力されるので、ユーザは、オーディオ出力設定画面などで一々設定する必要がなく、ユーザの利便性を向上することができる。
【0034】
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、ケーブルの挿入を検出する手段として、スイッチ19を設けたが、スピーカの接続に伴うインピーダンスの変化を検出するようにしても良い。
上記実施形態では、オーディオ信号についてのみ記載したが、DVDプレーヤでDVDソフトウェアを再生する場合は、オーディオ信号と共に映像信号も出力されるので、映像信号についても自動判別するようにしても良い。
【0035】
例えばDVDプレーヤなどの映像信号の出力端子としては、映像端子、左音声端子、右音声端子などの3個のコネクタからなるコンポーネントビデオ端子が標準的に設けられている。これら3個のコネクタを上記スイッチ19付きのものとし、例えば3個のコネクタのスイッチ19がオンした場合、制御回路11は、通常どおりコンポーネントビデオ出力を生成して出力するようにし、映像端子のスイッチ19しかオンしなかった場合は、出力対象のビデオ信号とデジタルオーディオ信号とを混合したコンポジットビデオ信号を生成し、対応する映像端子より出力するようにしても良く、この場合、装置の小型化、低価格化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一つの実施形態のDVD再生システムの構成を示す図である。
【図2】図1のDVD再生システムに用いられるスピーカ接続端子の部分拡大図である。
【図3】このDVD再生システムのDVDプレーヤの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0037】
1…DVDプレーヤ、10…デジタルオーディオ信号生成部、11…制御回路、12-14…D/Aコンバータ、15…ケーブル接続検出用配線、16a-16f…コネクタ、17…5.1chアンプ、18…穴、19…スイッチ、30-36…スピーカ、40…ケーブル、41…ピンプラグ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルが接続可能な複数の外部出力端子と、
入力されたデジタル信号からアナログ信号を生成して該当外部出力端子へ出力する信号変換手段と、
各外部出力端子に設けられ、前記外部出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出された外部出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を生成し前記信号変換手段へ出力する制御手段と
を具備したことを特徴とするメディア再生装置。
【請求項2】
スピーカへのケーブルが接続可能な複数のオーディオ出力端子と、
入力されたデジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号を生成して該当オーディオ出力端子へ出力する信号変換手段と、
各オーディオ出力端子に設けられ、前記オーディオ出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出されたオーディオ出力端子の位置または数に応じた特性のオーディオデジタル信号を生成し前記信号変換手段へ出力する制御手段と
を具備したことを特徴とするメディア再生装置。
【請求項3】
ケーブルが接続可能な複数の外部出力端子を備えたメディア再生装置におけるメディア再生方法において、
各外部出力端子に設けられた検出手段が、前記外部出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出するステップと、
前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出された外部出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を制御手段が生成し信号変換手段へ出力するステップと、
入力されたデジタル信号から信号変換手段がアナログ信号を生成して該当外部出力端子へ出力するステップと
を有することを特徴とするメディア再生方法。
【請求項4】
スピーカへのケーブルが接続可能な複数のオーディオ出力端子を備えたメディア再生装置におけるメディア再生方法において、
各オーディオ出力端子に設けられた検出手段が、前記オーディオ出力端子に前記ケーブルが接続されたか否かを検出するステップと、
前記検出手段により前記ケーブルの接続が検出されたオーディオ出力端子の位置または数に応じた特性のデジタル信号を制御手段が生成し信号変換手段へ出力するステップと、
入力されたデジタル信号から信号変換手段がアナログ信号を生成して該当オーディオ出力端子へ出力するステップと
を有することを特徴とするメディア再生方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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