説明

ラゲージルーム構造

【課題】上下方向に高さを変えられるラゲージフロアボードを備え、円滑な操作を楽に行えるようにして利便性を高めたラゲージルーム構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る、ラゲージフロアボード12を上段又は下段の水平位置で保持可能な車両用のラゲージルーム構造は、ラゲージフロアボード12の車幅方向両外側に設けられる突起部14と、ラゲージルーム側壁3に設けられ、突起部14を受け入れるガイド部15と、を備え、当該ガイド部は、ラゲージフロアボード12を上段に導く水平ガイド部17と、ラゲージフロアボード12を下段に導く傾斜ガイド部16と、水平ガイド部17と傾斜ガイド部16との交差する部分の車体後方側に設けられ、突起部14の方向を転換する方向転換部18と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体後方に設けられるラゲージルーム構造に関する。特に、本発明は、上下方向に高さを変えられるラゲージフロアボードを備えるラゲージルーム構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ラゲージフロアボードを上下方向に移動して高さを変えることにより、ラゲージルームの容量を拡大縮小可能とし、荷物の積み下ろしを楽に行えるようにして利便性を高めたラゲージルーム構造が知られている。
【0003】
図5に、ラゲージフロアボードを上下方向に移動可能なラゲージルーム構造の例を示す。床置き状態のラゲージフロアボード11aは、昇降装置により、自動車1のラゲージルーム側壁3に沿って上昇状態のラゲージフロアボード11bの位置まで上昇され、ラゲージフロアボード下方に設けられるラゲージルームの容量を拡大することができる。また、開放状態のラゲージフロアボード11cのように車体後方側を開くことにより、ラゲージルームを利用する荷物の積み下ろしを楽に行うことができる。
【0004】
昇降装置としては、ラゲージルームの側壁に傾斜溝と水平溝を設け、ラゲージフロアボード両側の突起を傾斜溝と水平溝の中を移動させることでラゲージフロアボードを上下方向の高さを変えられるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−241795号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような昇降装置においては、ラゲージフロアボードの円滑な操作をするために、第1開閉部と第2開閉部とを有するガイド部材を用いているため、部品点数が多くなり、製造コストが増加するという課題があった。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上下方向に高さを変えられるラゲージフロアボードを備え、可動部品を用いることなく円滑な操作を楽に行えるようにして利便性を高めたラゲージルーム構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るラゲージルーム構造は、ラゲージフロアボードを第1の水平位置と第1の水平位置より上段又は下段の第2の水平位置で保持可能な車両用のラゲージルーム構造において、ラゲージフロアボードの車幅方向両外側に設けられる突起部と、ラゲージルームの側壁に設けられ、突起部を受け入れるガイド部と、を備え、当該ガイド部は、ラゲージフロアボードを第1の水平位置に導く水平ガイド部と、ラゲージフロアボードを第2の水平位置に導く傾斜ガイド部と、水平ガイド部と傾斜ガイド部との交差する部分の車体後方側に設けられ、突起部の方向を転換する方向転換部と、を有する。
【0009】
この構成によれば、下段にあるラゲージフロアボードを上段に移動する場合は、ラゲージフロアボードを傾斜状態で上昇させ、突起部を方向転換部で方向転換させ、ラゲージフロアボードを上段において車体前方側に押し込むことができる。また、上段にあるラゲージフロアボードを下段に移動する場合は、ラゲージフロアボードを水平状態で車体後方に後退させ、突起部を方向転換部で方向転換させ、ラゲージフロアボードを傾斜状態で車体前方側に落とし込むことができる。したがって、ラゲージフロアボードを上段又は下段に移動する操作は、いずれも円滑に行うことができる。
【0010】
上記構成において、第2の水平位置は、第1の水平位置より下段側にあり、方向転換部は、第2の水平位置にあったラゲージフロアボードを傾斜状態で上昇させてきた際に突起部の後端部が当接する第1の面と、ラゲージフロアボードを傾斜状態から水平状態にした際に突起部の上面と下面が当接する第2の面と、第1の水平位置にあったラゲージフロアボードを水平状態で車体後方に後退させてきた際に突起部の後端部が当接する第3の面と、ラゲージフロアボードを水平状態から傾斜状態にした際に突起部の上面と下面が当接する第4の面と、を有する。
【0011】
この構成によれば、下段にあるラゲージフロアボードを上段に移動する場合は、ラゲージフロアボードを傾斜状態で上昇させ、突起部の後端部を方向転換部の第1の面に当接させ、ラゲージフロアボードを自重により水平状態にさせ、突起部の上面及び下面を方向転換部の第2の面に当接させ、ラゲージフロアボードを上段において車体前方側に押し込むことができる。したがって、突起部が不用意に傾斜ガイド部に落ち込むことがなく、ラゲージフロアボードを確実に上段に移動することができる。
【0012】
また、この構成によれば、上段にあるラゲージフロアボードを下段に移動する場合は、ラゲージフロアボードを水平状態で車体後方に後退させ、突起部の後端部を方向転換部の第3の面に当接させ、ラゲージフロアボードの後方を引き上げて傾斜状態にさせ、突起部の上面及び下面を方向転換部の第4の面に当接させ、ラゲージフロアボードを傾斜状態で車体前方側に落とし込むことができる。したがって、ラゲージフロアボードを確実に下方位置へ移動することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、開閉部等の可動部品を用いることなく、ラゲージフロアボードを上方位置と下方位置の間で移動させる操作が可能なラゲージルーム構造を提供できる。また、本発明によれば、ラゲージフロアボードの上下方向の移動を円滑に行うことが可能なラゲージルーム構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態に係るラゲージルーム構造を示す、自動車内の要部斜視図。
【図2】図1のラゲージフロアボードに設けられる突起部の一つを示す斜視図。
【図3】図1のラゲージフロアボードの移動に伴う突起部の状況を示す側面図。
【図4】図3の方向転換部の状況をさらに説明するための図。
【図5】従来における、ラゲージフロアボードを上下方向に移動可能なラゲージルーム構造を例示する、自動車内の要部斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る好適な実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態に係るラゲージルーム構造を示す自動車内の要部斜視図である。本発明のラゲージルーム構造は、自動車1のラゲージルーム側壁3に設けられるガイド部15と、ラゲージフロアボード12とからなる。ガイド部15は、ラゲージルーム側壁3の溝として設けることができる。ラゲージフロアボード12には、突起部14(図2)が設けられ、この突起部14はガイド部15内に入れられる。ラゲージフロアボード12は、第1の水平位置である上段における水平状態のラゲージフロアボード12b、第2の水平位置である下段における水平状態のラゲージフロアボード12a、又は上段下段のいずれかに移動する際の傾斜状態のラゲージフロアボード12cの状態にすることができる。図1には、自動車の一側方のラゲージルーム側壁3に設けられるガイド部15のみを示しているが、図示しない車幅方向の反対側のラゲージルーム側壁においてもラゲージフロアボード12の移動のためにガイド部が設けられる。
【0017】
まず、ラゲージフロアボード12を下段から上段に移動する場合について説明する。下段における水平状態のラゲージフロアボード12aの車体後方側(図示の車体前方側の反対側)を持ち上げ、ラゲージフロアボード12を傾斜状態のラゲージフロアボード12cの位置まで上昇させる。ラゲージフロアボード12の自重によってラゲージフロアボード12を傾斜状態から水平状態とすることができる。ラゲージフロアボード12を車体前方側に押し込むことにより、上段における水平状態のラゲージフロアボード12bまで移動させることができる。このように、傾斜状態で持ち上げたラゲージフロアボード12の自重を利用して水平状態に移行させ、押し込むことによって、ラゲージフロアボード12を下段から上段に円滑に移動することができる。
【0018】
次いで、ラゲージフロアボード12を上段から下段に移動する場合について説明する。上段における水平状態のラゲージフロアボード12bを車体後方側に引き出し、車体後方側を持ち上げて傾斜状態のラゲージフロアボード12cとし、下方に落とし込むことにより、下段における水平状態のラゲージフロアボード12aの位置まで移動させることができる。このように、ラゲージフロアボード12を上段から下段に円滑に移動することができる。
【0019】
これらのように、本発明のラゲージルーム構造においては、ラゲージフロアボード12に設けられる突起部14がガイド部15内に入れられた状態で、水平状態と傾斜状態との間でラゲージフロアボード12を方向転換することにより、可動部品を用いることなく、ラゲージフロアボード12を上段と下段との間で円滑に移動することができる。
【0020】
図2に、ラゲージフロアボード12の突起部14を示す。図2においては、ラゲージフロアボード前面13aの近傍において、ラゲージフロアボード側面13bの上に突起部14が設けられることを示す。突起部14は、ラゲージフロアボード12の車幅方向の反対側にも設けられる。
【0021】
突起部14は、車体後方側の端部である後端部、上面及び下面を有して、ラゲージフロアボード12から突出し、ガイド部15内に入れられる。一例として、突起部14は、ラゲージフロアボード側面13bから見た形状を、車体前方側に斜面のある台形とすることができる。
【0022】
図3は、ラゲージフロアボード12の移動に伴う突起部14の状況を示す側面図である。図3において、傾斜ガイド部16、水平ガイド部17及び方向転換部18は、いずれも自動車1のラゲージルーム側壁3における溝構造であり、全体としてガイド部15を構成する。ラゲージフロアボード12は、これらの溝構造の内部に突起部14が入れられた状態で移動することができる。
【0023】
まず、ラゲージフロアボード12の下段から上段への移動に伴う突起部14の状況について説明する。ラゲージフロアボード12が下段において水平状態にあるとき、突起部14は、傾斜ガイド部16の車体前方側位置21に位置している。ラゲージフロアボード12が車体後方側に引き上げられると、突起部14は、傾斜ガイド部16の傾斜位置22を経由して、方向転換部18の傾斜位置23まで移動する。突起部14が方向転換部18にある状態で、ラゲージフロアボード12を自重によって傾斜状態から水平状態とすることができ、突起部14は、方向転換部18の水平位置24に位置する。ラゲージフロアボード12を車体前方側に押し込むことにより、突起部14は、水平ガイド部17の車体前方側位置25まで移動する。
【0024】
このようにして、突起部14が方向転換部18にある状態で、ラゲージフロアボード12の自重を利用して方向転換することにより、可動部品を用いることなく、ラゲージフロアボード12を下段から上段に円滑に移動することができる。
【0025】
次に、ラゲージフロアボード12の上段から下段への移動に伴う突起部14の状況について説明する。ラゲージフロアボード12が上段において水平状態にあるとき、突起部14は、水平ガイド部17の車体前方側位置25に位置している。ラゲージフロアボード12が車体後方側に引き出されると、突起部14は、方向転換部18の水平位置24まで移動する。突起部14が方向転換部18にある状態で、ラゲージフロアボード12の車体後方側を持ち上げて傾斜状態とすると、突起部14は、方向転換部18の傾斜位置23に位置する。ラゲージフロアボード12を車体前方側に落とし込むことにより、突起部14は、傾斜ガイド部16の傾斜位置22を経由して、傾斜ガイド部16の車体前方側位置21まで移動する。
【0026】
このようにして、突起部14が方向転換部18にある状態で、ラゲージフロアボード12を傾斜状態に引き上げて傾斜ガイド部16に落とし込むことにより、可動部品を用いることなく、ラゲージフロアボード12を上段から下段に円滑に移動することができる。
【0027】
図4は、本発明の実施の形態に係る方向転換部18をさらに説明するための図である。図4において、方向転換部18は、上面当接領域33、35、下面当接領域34、36、後端部当接領域31、32を有し、それぞれの領域において突起部14の一部と当接することができる。方向転換部18のこれらの領域は、溝構造であるガイド部15の、突起部14に露出した壁面の一部である。
【0028】
方向転換部18のそれぞれの領域と突起部14の一部との関係は、例えば、次のように対応させることができる。後端部当接領域32は、下段における水平状態のラゲージフロアボード12aを傾斜状態で上昇させてきた際に、突起部14の後端部が当接する第1の面とすることができる。上面当接領域33及び下面当接領域34は、ラゲージフロアボード12を傾斜状態から水平状態にした際に、突起部14の上面と下面が当接する第2の面とすることができる。後端部当接領域31は、上段における水平状態のラゲージフロアボード12bを車体後方側に引き出した際に突起部14の後端部が当接する第3の面とすることができる。上面当接領域35及び下面当接領域36は、ラゲージフロアボード12を水平状態から傾斜状態にした際に突起部14の上面と下面が当接する第4の面とすることができる。
【0029】
まず、ラゲージフロアボード12が下段から上段へ移動する際の、方向転換部18における突起部14の状況について説明する。前述のように、突起部14が傾斜ガイド部16を経由して方向転換部18の傾斜位置23まで移動すると、突起部14の後端部は、方向転換部18の後端部当接領域32に当接する。ここで、ラゲージフロアボード12を自重によって傾斜状態から水平状態とすることにより、突起部14はラゲージフロアボード12と共に回動する。突起部14の上面が方向転換部18の上面当接領域33と当接し、突起部14の下面が方向転換部18の下面当接領域34と当接することによって、ラゲージフロアボード12は水平状態となり、突起部は、方向転換部18の水平位置24に位置する。ラゲージフロアボード12を車体前方側に押し込むことにより、突起部14は、傾斜ガイド部16に落ち込むことがなく、水平ガイド部17内を車体前方側に移動する。
【0030】
このように、方向転換部18の後端部当接領域32、上面当接領域33及び下面当接領域34を用いて突起部14の移動及び回動を制限することにより、ラゲージフロアボード12の方向転換と、ラゲージフロアボード12の下段から上段への移動を円滑に行うことができる。また、突起部14は、図2に示したように、側面の形状を車体前方側に斜面のある台形形状としたので、水平状態のラゲージフロアボード12を車体前方側に押し込む際に、水平ガイド部17と傾斜ガイド部16との分岐部等に引っかかることがなく、円滑な操作を行うことができる。
【0031】
次に、ラゲージフロアボード12が上段から下段へ移動する際の、方向転換部18における突起部14の状況について説明する。突起部14が水平ガイド部17を経由して方向転換部18の水平位置24まで移動すると、突起部14の後端部は、方向転換部18の後端部当接領域31に当接する。ラゲージフロアボード12の車体後方側を持ち上げて傾斜状態とすると、突起部14はラゲージフロアボード12と共に回動する。突起部14の上面が方向転換部18の上面当接領域35と当接し、突起部14の下面が方向転換部18の下面当接領域36と当接することによって、ラゲージフロアボード12は傾斜状態となり、突起部は、方向転換部18の傾斜位置23に位置する。ラゲージフロアボード12を車体前方側に落とし込むことにより、突起部14は、傾斜ガイド部16内を車体前方側に移動する。
【0032】
このように、方向転換部18の後端部当接領域31、上面当接領域35及び下面当接領域36を用いて突起部14の移動及び回動を制限することにより、ラゲージフロアボード12の方向転換と、ラゲージフロアボード12の上段から下段への移動を円滑に行うことができる。また、突起部14は、図2に示したように、側面の形状を車体前方側に斜面のある台形形状としたので、水平状態のラゲージフロアボード12を傾斜状態にする際に、水平ガイド部17と傾斜ガイド部16との分岐部等に引っかかることがなく、円滑な操作を行うことができる。
【0033】
本発明に係る方向転換部18においては、可動部品を用いることなく、突起部14の方向転換を円滑に行うことができる。したがって、本発明に係る方向転換部18により、製造コストを増加することなく、容量を拡大縮小可能とし、ラゲージフロアボード12の車体後方側を開放して荷物の積み下ろしを楽に行えるようにして利便性を高めたラゲージルーム構造を提供することができる。
【0034】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
上記実施の形態では、自動車用のラゲージルーム構造について説明したが、本発明は自動車以外のラゲージルーム構造にも応用することが可能である。
【符号の説明】
【0036】
3 ラゲージルーム側壁
11、12 ラゲージフロアボード
13a ラゲージフロアボード前面
13b ラゲージフロアボード側面
14 突起部
15 ガイド部
16 傾斜ガイド部
17 水平ガイド部
18 方向転換部
21、25 車体前方側位置
22、23 傾斜位置
24 水平位置
31、32 後端部当接領域
33、35 上面当接領域
34、36 下面当接領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラゲージフロアボードを第1の水平位置と前記第1の水平位置より上段又は下段の第2の水平位置で保持可能な車両用のラゲージルーム構造において、
前記ラゲージフロアボードの車幅方向両外側に設けられる突起部と、
前記ラゲージルームの側壁に設けられ、前記突起部を受け入れるガイド部と、を備え、
前記ガイド部は、
前記ラゲージフロアボードを前記第1の水平位置に導く水平ガイド部と、
前記ラゲージフロアボードを前記第2の水平位置に導く傾斜ガイド部と、
前記水平ガイド部と前記傾斜ガイド部との交差する部分の車体後方側に設けられ、前記突起部の方向を転換する方向転換部と、を有する、
ラゲージルーム構造。
【請求項2】
前記第2の水平位置は、前記第1の水平位置より下段側にあり、
前記方向転換部は、
前記第2の水平位置にあったラゲージフロアボードを傾斜状態で上昇させてきた際に前記突起部の後端部が当接する第1の面と、
前記ラゲージフロアボードを傾斜状態から水平状態にした際に前記突起部の上面と下面が当接する第2の面と、
前記第1の水平位置にあったラゲージフロアボードを水平状態で車体後方に後退させてきた際に前記突起部の後端部が当接する第3の面と、
前記ラゲージフロアボードを水平状態から傾斜状態にした際に前記突起部の上面と下面が当接する第4の面と、
を有する、
請求項1に記載のラゲージルーム構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−207324(P2011−207324A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−76515(P2010−76515)
【出願日】平成22年3月30日(2010.3.30)
【出願人】(000124454)河西工業株式会社 (593)
【Fターム(参考)】