説明

ラベルを排出するための装置

本発明は、装置を通る冊子の移動パスを横切るように冊子に複数のラベルを排出するための装置(1)に関する。この装置は、キャリア(21)により支持されるラベルの供給部(2)と、この供給部(2)から排出手段(4)へと、複数のラベルを支持したキャリア(21)を案内するための案内システム(3)とを有している。前記排出手段(4)は、冊子を横切るように延びたアーム(5)と、このアーム上に配設された排出ワゴン(6)とを有している。この排出ワゴンは、アームに沿って移動しながら冊子にラベルを排出するようになっている。この装置は、キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段(11)を更に有している。この手段は、供給部(2)と排出手段(4)との間に配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置を通る冊子の移動パスを横切るように冊子に複数のラベルを排出するための装置に関する。この装置は、キャリアにより支持されるラベルの供給部と、この供給部から排出手段へと、複数のラベルを支持したキャリアを案内するための案内システムとを有している。前記排出手段は、冊子を横切るようにして延びたアームと、このアーム上に配設された排出ワゴンとを有している。この排出ワゴンは、アームに沿って移動しながら、冊子へとラベルを排出するようになっている。
【背景技術】
【0002】
従来技術において、クロスウェブ・ラベリングマシン(cross web labeling machines)が、知られている。このようなマシンは、冊子、若しくは、他の包装物にラベルを排出するようになっている。
【0003】
このような知られたマシンでのラベルの排出は、ラベルが、排出エリアに排出されることにより、しばしば果たされる。このエリアで、ラベルは、しばしば、本分野で良く知られる、いわゆる真空ボックスによりキャリアから外されて、貼り付け位置に運ばれる。ラベルは、貼り付け位置に運ばれた後に、冊子に貼られる。この後、この手順は、新しいラベルに対して繰り返される。
【0004】
この知られた方法は、以下のような欠点を有している。即ち、ラベルの貼り付け位置へと運ばれる間のラベルの位置付けが不安定であり、即ち、ラベルが、冊子に正確に貼られないという大きなリスクがある。冊子へのラベルの貼り付けは、ラベルの表面全体でラベルを冊子の表面にほぼ垂直に一気に貼り付けることにより、果たされる。即ち、気泡がラベルと冊子との間に形成されるリスクがある。このリスクは、更に、包装物が、食品、若しくは、医療装置又は医薬品に使用されるときに特に好ましくない、汚染された非衛生的なラベルを与えかねない。移送から貼り付けまでの間、ラベルは、ラベルと冊子との間の接着面を汚染し得る空気にさらされる。このことは、ラベルが剥がされるタイプであるとき、即ち、ラベルが何度も剥がされて冊子に貼られる場合に、特に問題である。ラベルの接着面はさらされ、これは、動作の停止の間にラベルに折り目ができたり、ラベルが物に貼り付いたりする結果をもたらす。従って、動作が再開される前にマシンのクリーニングが、必要とされ、また、多くのラベルが無駄にされてしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、従来技術の上記の欠点並びに難点を全体的若しくは部分的に克服することである。より詳細には、目的は、装置を通る冊子の移動パスを横切るように複数のラベルを冊子に排出するための装置を提供することである。
【0006】
本発明の目的は、また、動作耐久性が高く、かつ、動作停止中のラベルの浪費量が少ない装置を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、ラベルと冊子との間に気泡ができるのを実質的に回避する装置を提供することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、ラベルの接着面が、冊子へと排出される前に空気にさらされることのないような装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的は、以下の説明から明らかになるだろう複数の他の目的、効果、並びに、特徴と共に、キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段が、供給部と排出手段との間に配設されることにより、本発明に従った解決策で達成される。
【0010】
これにより、キャリアにダメージを与えることなく短時間で多くのラベルを排出することのできる装置が、得られる。また、これらラベルは、空気にほとんどさらされることなく、キャリアから冊子に直接排出され、従って、排出された衛生的なラベルが得られる。これは、特に、食料や医薬品に使用されるときに、必要とされる。
【0011】
本発明に従った好ましい実施形態において、ラベルの供給部材を有する緩衝ユニットが、キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段に関連して配設されることができる。従って、多くの場合でロールの形態である供給部の慣性は、回避されることができる。
【0012】
本発明に従った例示的な実施形態において、空のキャリア用の貯蔵ユニットが、前記排出手段に関連して配設されることができる。
【0013】
本発明によれば、空のキャリアを所定の伸張状態に維持するための手段が、前記排出手段と貯蔵ユニットとの間に配設されることができる。この手段は、供給部と排出手段との間に配設された手段に接続されることが好ましい。従って、キャリアは、また、ラベルが排出された後も、伸張されることができる。さらに、キャリアは、排出の間にキャリアに少しのたるみも形成されないように、伸張されることが重要である。なぜなら、このたるみは、装置の連続的な動作に影響を与え、最悪の場合には、キャリアがダメージを受けて、ラベリングの処理を停止させかねないからである。
【0014】
便宜的に、前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段は、駆動手段に関連した摺動部を有することができる。この摺動部は、アーム上での排出ワゴンの前後移動に関連して前後に移動し、従って、アーム上での排出ワゴンの一時的な位置に関連して、供給部と排出ワゴンとの間の距離を連続的に変更するようになっている。
【0015】
さらに、前記駆動手段は、サーボモータであり得る。このサーボモータは、精密なベルトにより前記摺動部を前後に移動させるようになっている。装置の動作の間に、排出ワゴンのクリアランスはほぼわずかなレベルに減じられることが、非常に重要である。クリアランスが大きすぎると、冊子へのラベルの位置付けが不正確にされる。これは、本発明に従った精密なベルトを使用することにより、便宜的に回避されることができる。
【0016】
本発明によれば、前記緩衝ユニットは、また、駆動手段に関連した他の摺動部を有することができる。この摺動部は、アーム上での排出ワゴンと前記摺動部との前後移動に関連して前後に移動し、従って、緩衝ユニットのラベルの供給部材が、排出ワゴンのところでのラベルの一時的な排出の必要性に常に関連するように、供給部と排出ワゴンとの間の距離を連続的に変更するようになっている。
【0017】
便宜的に本発明に従えば、冊子の速度と、両摺動部の移動速度とに関連してラベルの排出を制御するようになっている制御ユニットが、設けられることができる。
【0018】
また、本発明に従えば、ラベルが排出される前に情報がラベルにプリントされるように、プリンターが、キャリアの案内システムに関連して配設されることができる。このような情報は、例えば、包装日時、有効期限、値段等であり得る。
【0019】
本発明と本発明の多くの効果とは、図示の目的のために幾つかの非限定的な実施形態を示している添付の概略的な図面を参照して以下に詳細に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明に従った装置1の好ましい一実施形態が、図1に示されている。この装置1は、装置を通る冊子(folio)(図示されず)の移動パスを横切って冊子に複数のラベルを排出することに関連して使用される。
【0021】
この装置1は、キャリア(図示されず)により支持されるラベルの供給部2と、このラベルの供給部2から排出手段4へと、ラベルを支持したキャリアを案内するための案内システム3とを有している。この案内システム3は、供給部2から排出手段4へのキャリアの移動の間に、このキャリアのためのターニングポイントとして機能するように配設されている複数のローラ3で構成されている。これらローラ3は、回転可能なようになっている。図4並びに5において、装置1は、キャリアが装置1内に装着された状態で示され、このキャリアの案内は、これら図に関連して更に説明される。
【0022】
前記排出手段4は、冊子(図示されず)を横切って延出するアーム5と、このアーム5上に配設された排出ワゴン6とを有している。この排出ワゴンは、アーム5に沿って移動しながら冊子へとラベルを排出するのに適している。
【0023】
本発明に従ったこの実施形態において、前記冊子は、ラベルが下方から冊子へと排出されるように、排出ワゴン6上を装置1を通って移動するように配置される。しかし、当業者によって理解されるように、排出手段は、上方からラベルを排出するように配設されても良い。
【0024】
前記アーム5の延出範囲は、ラベルが排出される冊子の横幅に適している。このアーム5は、冊子に関連したアームの位置付けが正確であるように、装置1の残りの部分に対するしっかりとした固定の接続部7を有している。さらに、このアームは、装置の動作中におけるアームのいかなる移動若しくは振動が、回避若しくは少なくとも最小限に低減され、従って冊子へのラベルの位置付けに影響を与えないように、剛性材料で形成されることが重要である。
【0025】
さらに、前記アーム5には、溝部8が形成されている。前記排出ワゴン6は、この溝部中で、矢印Aにより示されているように前後に駆動されるようになっている。この排出ワゴンの案内が、他の方法、例えばレイルを使用することにより果たされ得ることは、本発明のアイデアの範囲内である。
【0026】
前記排出ワゴン6は、図3に関連して更に説明されるモータ、好ましくは、サーボモータにより、前記アーム5上で前後に駆動される。この排出ワゴン6は、車台9と、2つのローラ3’と、つまみ(tongue)形態の適用手段(applying means)とを有している。
【0027】
本発明に従えば、この装置1は、また、前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段11を有している。この手段は、前記供給部2と排出手段4との間に配設されている。この手段の機能は、図4並びに5に関連して更に説明される。
【0028】
この装置1は、ラベルの供給部材を有する緩衝ユニット12を更に有している。この緩衝ユニット12は、キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段11に関連して配設されている。この緩衝ユニットの機能は、図4並びに5に関連して更に説明される。
【0029】
空のキャリア用の貯蔵ユニット13が、前記排出手段4に関連して配設されている。便宜的に、空のキャリアを所定の伸張状態に維持するための手段11が、排出手段4と貯蔵ユニット13との間に配設されている。この手段は、前記供給部2と排出手段4との間に配設された手段11に接続されることが好ましい。
【0030】
図2において、本発明に従った装置1が、斜視図で示されている。この図から、前記ローラ3が、供給部2と貯蔵ユニット13との幅14により示されている、ラベルを支持するキャリアの幅よりも大きく延出していることが、判る。
【0031】
前記アーム5は、また、リセス15と、冊子(図示されず)をアーム5へと案内するためのローラ16とを有している。さらに、支持面17が、ラベルがつまみにより冊子へと排出されるときに、冊子に支持を与えるように配置されている。
【0032】
図3では、装置1が、後方から見た斜視図で示されている。装置の後側には、前記手段11用の駆動手段と、前記排出ワゴン6と、緩衝ユニット12とが配設されている。
【0033】
前記手段11用の駆動手段は、サーボモータ18であることが好ましい。このサーボモータ18は、精密なベルト19により(図4並びに5に関連して更に説明される)摺動部を、矢印Bにより示されているように前後に移動させるのに適している。この精密なベルトは、この実施形態において、下側のターニングポイント20の周りに部分的に延びた状態で示されているだけであるが、もちろん、モータ18までずっと延びている。例えば通常の段付Vベルトの代わりに精密なベルトを使用することにより、摺動部の高性能な移動が果たされ、このことは、さらに、装置のクリアランス(clearance)を制限し、従って、冊子へのラベルの正確な位置付けが達成される。
【0034】
前記駆動手段は、当業者により理解されるように、前記緩衝ユニット12と排出ワゴン6とを更に駆動させることができる。
【0035】
図4において、装置1は、この装置1に装着され、かつこの装置へと案内されたキャリア21を有するように示されている。前記排出ワゴン6は、ラベルを冊子へと排出する準備のできた第1の位置にある。
【0036】
この第1の位置において、前記緩衝ユニット12は、溝部23の最下位置に配置され、かつこの溝部内で移動するようになっている摺動部22により示されているラベルの供給部材を有している。このことは、摺動部22が最下位置にあるとき、キャリア21が供給部2から排出手段4へと移動しなければならない距離が、延長されているということである。この延長により、排出手段4に近いラベルの供給部材が得られ、従って、供給部2内でのラベルのロールの慣性は、無関係である。
【0037】
さらに、この第1の位置において、前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段11は、前記駆動手段18に関連した摺動部24を有している。この摺動部24は、アーム5上での前記排出ワゴン6の前後移動に関連して前後に移動し、従って、アーム5上での排出ワゴン6の一時的な位置に関連して、供給部2と排出ワゴン6との間の距離を連続的に変更するのに適している。この摺動部24は、溝部25中で移動される。この第1の位置において、摺動部24は、溝部25の最上位置にある。
【0038】
装置1の動作中、ラベルが付される冊子は、装置1、即ちアーム5へと導入される。この冊子が、所定の位置、即ちラベルが付される位置に到達すると、冊子は停止し、排出ワゴン6は、図4の右側の第1の位置から、左側へと移動し始め、これと同時に、キャリア21から冊子(図示されず)へとラベルを排出する。このラベルの排出中に、排出ワゴンを駆動させるモータは、ラベルがつまみ10の端部のところでキャリアから外されるように、排出ワゴンを加速させるようになっている。この装置の主な利点は、ラベルが空気にさらされることなくキャリアから冊子へと直接排出され、従って、ラベルと冊子との間の衛生的な(従って、汚染されない)エリアが、得られることである。本発明の更なる利点は、ラベルがつまみ10により横向き形態で冊子へと排出され、従って、気泡が、ラベルと冊子との間にほとんど形成されないことである。
【0039】
前記排出ワゴン6が左方向に移動するのと同時に、摺動部24が溝部25中で下方に移動し始める。従って、キャリアの伸張状態は、常に所定の値に維持される。摺動部24のこのような移動によって、空のキャリア26が所定の値で伸張状態に維持されることが、また、達成される。これは、空のキャリアが、前記摺動部24に関連しているという事実によるものである。
【0040】
同時に、前記緩衝ユニット12の摺動部22は、上方に移動し始め、従って、ラベルの供給部との距離を変更する。
【0041】
前記排出ワゴン6が、図5に示されている第2の位置に到達したとき、この排出ワゴン6は、冊子を横切るようにラベルを排出する。この第2の位置で、緩衝ユニット12の摺動部22は、前記溝部23の最上位置にあり、また、摺動部24は、前記溝部25の最下位置にある。
【0042】
その後、排出ワゴン6は、アーム5の右側へと移動し、摺動部22は、(緩衝ユニットをラベルで充填するように)下方に移動し、摺動部24は、全てが、図4に示されている位置、即ち新しい列のラベルを冊子へと排出する準備のできた位置を取るまで、上方に移動する。冊子は、冊子の新しい部分が、排出エリアに導入されるのと同時に、除去される。
【0043】
さらに、この装置は、制御ユニット(図示されず)を有することができる。この制御ユニットは、冊子のスピードと、摺動部22,24の移動スピードとに関連してラベルの排出を制御するのに適し、排出ワゴンのスピードを制御することができる。
【0044】
本発明に従った装置は、単列型の排出装置に関連して説明されているが、互いの後に連続して(一列に)配置された複数の装置が、適用されても良い。
【0045】
本発明の一実施形態に従えば、ラベルが排出される前に、情報がラベルにプリントされ得るように、プリンター(図示されず)が、キャリアの案内システムに関連して配設されることもできる。
【0046】
しばしば、ラベル支持するキャリアは、紙のような材料で形成され、従って、キャリアの所定の伸張状態は、キャリアが、装置内でのキャリアの移動の間に破損されないように設定されている。キャリアが、ラベルの排出前並びに後に破損されないことは、不可欠である。
【0047】
さらに、本発明に従った装置は、使用者にとって容易に動作可能であり、冊子への実際の排出中にラベルが最初にキャリアから外されるという事実によりラベルをほとんど無駄にしない。かくして、この装置は、クリーニングをほとんど必要とせず、わずかなメンテナンスを必要とするだけである。
【0048】
更なる効果は、本発明に従った装置が、既存の包装ラインに容易に組み合わされ得るキットとして形成されることができる。
【0049】
上記の発明は、本発明の好ましい実施形態に関連して説明されているが、幾つかの変形例が、添付の請求項により規定されているように、本発明から逸脱することなく考えられることは、当業者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に従った装置を示している。
【図2】本発明に従った装置を前方から見た斜視図で示している。
【図3】後方から見た装置の斜視図を示している。
【図4】ラベルを排出する準備のできたスタート位置にある本発明に従った装置を示している。
【図5】冊子を横切るようにラベルを排出した後の終了位置にある装置を示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置を通る冊子の移動パスを横切るように冊子に複数のラベルを排出するための装置(1)であって、
キャリア(21)により支持されるラベルの供給部(2)と、この供給部(2)から排出手段(4)へと、複数のラベルを支持した前記キャリア(21)を案内するための案内システム(3)とを具備し、前記排出手段(4)は、前記冊子を横切るように延びたアーム(5)と、このアーム(5)上に配設された排出ワゴン(6)とを有し、この排出ワゴンは、前記アーム(5)に沿って移動しながら、前記冊子へとラベルを排出するようになっている装置において、
前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段(11)が、前記供給部(2)と前記排出手段(4)との間に配設されていることを特徴とする装置。
【請求項2】
ラベルの供給部材を有する緩衝ユニット(12)が、前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段(11)に関連して配設されている請求項1の装置(1)。
【請求項3】
空のキャリア(26)のための貯蔵ユニット(13)が、前記排出手段(4)に関連して配設されている請求項1又は2の装置(1)。
【請求項4】
前記空のキャリアを所定の伸張状態に維持するための手段が、前記排出手段(4)と前記貯蔵ユニット(13)との間に配設され、この手段は、前記供給部(2)と前記排出手段(4)との間に配設された前記手段(11)に接続されている請求項3の装置(1)
【請求項5】
前記キャリアを所定の伸張状態に維持するための手段(11)は、駆動手段(18)に接続された摺動部(24)を有し、この摺動部(24)は、前記アーム(5)上の前記排出ワゴン(6)の前後移動に関連して前後に移動し、従って、前記供給部(2)と前記排出ワゴン(6)との間の距離を、前記アーム(5)上の排出ワゴン(6)の一時的な位置に関連して連続的に変更するようになっている請求項1又は4の装置(1)。
【請求項6】
前記駆動手段(18)は、サーボモータであり、このサーボモータ(18)は、ベルト(19)により、前記摺動部(24)を前後に移動させるようになっている請求項5の装置(1)。
【請求項7】
前記緩衝ユニット(12)は、また、駆動手段に接続された別の摺動部(22)を有し、この別の摺動部(22)は、前記アーム(5)上の排出ワゴン(6)と前記摺動部(24)との前後移動に関連して前後に移動し、従って、前記緩衝ユニット(12)のラベルの供給部材が、前記排出ワゴン(6)のところでのラベルの一時的な排出の必要性に常に関連するように、前記供給部(2)と前記排出ワゴン(6)との間の距離を連続的に変更するようになっている請求項2又は5の装置(1)。
【請求項8】
前記冊子のスピードと、前記両摺動部(22,24)の移動のスピードとに関連してラベルの排出を制御するようになっている制御ユニットが、設けられている前記全ての請求項のいずれか1の装置(1)。
【請求項9】
前記ラベルが排出される前に、これらラベルに情報がプリントされるように、プリンターが、前記キャリア(21)の案内システム(3)に関連して配設されている前記全ての請求項のいずれか1の装置(1)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2008−534398(P2008−534398A)
【公表日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−503369(P2008−503369)
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【国際出願番号】PCT/DK2006/000182
【国際公開番号】WO2006/105788
【国際公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】(507318406)
【氏名又は名称原語表記】ELMOPRINT APS Maskinfabrik
【Fターム(参考)】