説明

ラベル貼付装置

【課題】タイヤの製造工程等において部材等の情報を有するラベルを精度よく、効率的にグリーンタイヤ等に貼り付けることができるラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】吸着ヘッド6は、ラベル供給経路の供給方向変更部5よりも供給方向上流側でラベル2に吸着し、吸着した状態でラベル2と同期して供給方向に供給方向変更部5を越えて移動する一方で、ラベル台紙3は、供給方向変更部5で屈曲してラベル2の備わる面と反対面側に移動することによって、供給方向変更部5で、ラベル2をラベル台紙3からはく離させて、同期作動ロッド18および作動ロッド20の作動で、このラベル2を所定の位置に貼り付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル貼付装置に関し、さらに詳しくは、タイヤの製造工程等において部材等の情報を有するラベルを精度よく、効率的にグリーンタイヤ等に貼り付けることができるラベル貼付装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、タイヤの製造工程等においては、タイヤ情報を有するラベルを例えば、加硫前のグリーンタイヤのタイヤ外側のビード部周辺に貼り付けている。このタイヤ情報には、製造者、製造日時、タイヤ種類等が含まれ、製品管理や選別等に利用され、確実なトレーサビリティを可能とするもので、非常に重要なものである。
【0003】
ラベルとしては、例えば、表面に二次元コード等を印字したラベルを用いており、作業効率を向上させるために、ラベルを所定間隔あけて連続的に多数備えたリール状に巻回されたラベル台紙を用いて自動貼付装置によってラベルを所定の位置に貼り付けるようにしていた。
【0004】
従来の自動貼付装置では、ラベル台紙の一端部を引き出してラベルを供給方向に移動させつつ、ラベルの備わった面の反対面側に折り曲げて供給方向を変えることによって、ラベル自体の弾性力でラベルの一部をはく離させた状態にした後、吸着ヘッド等でラベルを吸着して台紙からはく離させるようにしていた(例えば、特許文献1、2参照)。
【0005】
しかしながら、この装置では一部がはく離した状態から吸着されるまでの間、ラベルの挙動が不安定となり、はく離した部分どうしが貼り付いて、そのラベルが使用できなくなることや、すべてがはく離して脱落する等の不具合があり、その都度、貼付装置を停止させなければならず、工数と時間がかかり、作業効率が悪くなるという問題があった。
【0006】
また、位置がずれた状態で、吸着ヘッドに保持されて、ラベルを精度よく所定位置に貼り付けできないという問題があった。
【特許文献1】特開平7−329945号公報
【特許文献2】特開平5−310236号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、タイヤの製造工程等において部材等の情報を有するラベルを精度よく、効率的にグリーンタイヤ等に貼り付けることができるラベル貼付装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため本発明のラベル貼付装置は、情報を有するラベルを所定間隔をあけて多数、連続して備えたリール状に巻回されたラベル台紙の一端部を引き出して、前記ラベルを供給するラベル供給装置と、前記ラベルの供給経路の途中で、前記ラベル台紙を屈曲させて前記ラベルの供給方向を前記ラベル台紙において前記ラベルが備わっている面と反対面側に変える供給方向変更部と、前記供給されるラベルを前記ラベル台紙からはく離させて保持するとともに、このラベルを所定の位置に押圧して貼り付ける吸着ヘッドとを備え、前記吸着ヘッドは、前記ラベル供給経路の前記供給方向変更部よりも供給方向上流側で前記ラベルに吸着し、吸着した状態で前記ラベルと同期して前記供給方向に前記供給方向変更部を越えて移動可能とすることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のラベル貼付装置によれば、情報を有するラベルを所定間隔をあけて多数、連続して備えたリール状に巻回されたラベル台紙の一端部を引き出して、ラベルを供給するラベル供給装置と、ラベルの供給経路の途中で、ラベル台紙を屈曲させてラベルの供給方向をラベル台紙においてラベルが備わっている面と反対面側に変える供給方向変更部と、供給されるラベルをラベル台紙からはく離させて保持するとともに、このラベルを所定の位置に押圧して貼り付ける吸着ヘッドとを備え、吸着ヘッドは、ラベル供給経路の供給方向変更部よりも供給方向上流側でラベルに吸着し、吸着した状態でラベルと同期して供給方向に供給方向変更部を越えて移動可能とするので、供給方向変更部によって、ラベル自体がラベル台紙からはく離しようとする力を契機として確実かつ容易に台紙からはく離させることができ、はく離できずに装置を停止させる等の損失を最小限として、ラベル貼り付けの効率化を図ることが可能となる。
【0010】
また、ラベルはラベル台紙に備わった状態からはく離されて所定位置に貼り付けされるまで、吸着ヘッドで保持され続けることになり、一連の貼り付け過程においてラベルの脱落、位置ずれ等がなく、精度よく所定位置に貼り付けが可能となる。これに伴って、ラベル貼り付けの効率化を図ることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明のラベル貼付装置を図に示した実施形態に基づいて説明する。図1に本発明のラベル貼付装置の全体概要を示す。このラベル貼付装置1が貼り付けるラベル2は、部材、製造者、製造日時、タイヤ種類等の様々な情報を有するラベル2であり、リール状に巻回されたラベル台紙3に所定間隔をあけて多数、連続して備わっている。このラベル台紙3は、いわゆる、はく離紙の一種である。リール状のラベル台紙3は、巻芯を挿通して折り曲げ可能な保持バー12aを備えたラベル台紙保持装置12によって着脱可能に保持されている。
【0012】
ラベル台紙保持装置12は、例えば、図9に示すように上下方向に回転可能な一対の保持バー12a、12aと、それぞれの保持バー12a、12aの下方移動を規制する固定ガイド12b、12bとを備えた構造にすることもできる。この構造では、下方からリール状のラベル台紙3を上方移動させて、巻芯を一対の保持バー12a、12aに係合させることによってラベル台紙3を保持させることができる。また、保持されているラベル台紙3を上方に移動させるとラベル台紙保持装置12から容易に取り外すことができ、頻繁にラベル台紙3を取替える工程においては、段取り替えが迅速、容易にできる。保持バー12aは、ばね等で下方に付勢させておくと、更に着脱しやすくなる。
【0013】
本実施形態のラベル貼付装置1の主要部は、ラベル台紙の一端部を引き出して、ラベルを供給するラベル供給装置4と、引き出されるラベル台紙の上下左右の位置ずれを防止する台紙ガイド10と、供給されたラベル2をバキュームで吸着してラベル台紙3からはく離させる吸着ヘッド6とから構成されている。
【0014】
ラベル供給装置4は、駆動ローラ13とフリーローラ14との駆動系統部を備えて、両ローラ13、14間にラベル台紙3の一端部を挟んだ状態で駆動ローラ13を図示しない駆動源で駆動することによって、ラベル台紙3が引き出されてラベル2が供給される。この実施形態では、ラベル2がラベル台紙3の下面に備わっている。尚、フリーローラ14の下方には、介在プレート9が設けられており、この介在プレート9の機能等については後述する。
【0015】
台紙ガイド10は、矩形断面の筒状体であり、引き出されるラベル台紙3を一端側から他端側へ挿通させて、上下左右の位置ずれを防止しつつ、円滑に引き出し可能な大きさとなっている。
【0016】
この実施形態では、ラベル供給装置4の配置が、台紙ガイド10の上方となっているので、台紙ガイド10の他端側から出てくるラベル台紙3は、供給経路の途中で屈曲した状態で引き出されることになる。
【0017】
即ち、台紙ガイド10の他端部が、供給方向変更部5となって、ラベル2の供給方向をラベル台紙3において、ラベル2が備わっている面と反対面側に変える構造となっている。供給方向変更部5は、台紙ガイド10と独立別個に設けてもよい。
【0018】
吸着ヘッド6は、先端部に吸引孔を有し、バキュームによってラベル台紙に備わっているラベル2を吸着可能な構造となっており、作動ロッド20の先端に取り付けられて、吸着ロッド作動シリンダ19の作動によって供給されるラベル2に対して進退可能となっている。
【0019】
この作動ロッド20には、連結部21を介して同期移動シリンダ17の同期作動ロッド18が連結されている。同期作動ロッド18は、ラベル2の供給方向に進退可能であり、この連結によって吸着ヘッド6がラベル2の供給方向に移動可能となっている。
【0020】
本実施形態のラベル貼付装置1は、さらに、供給されるラベル2を所定の位置に停止可能とする位置決め装置8と、ラベル台紙3にテンションを付与するテンショナー11と、ラベル2がはく離された後のラベル台紙3を切断する切断装置7と、ラベル台紙3を巻き取るラベル台紙巻取り部15とを備えている。
【0021】
位置決め装置8は、供給されるラベル2の位置を検知する位置センサ8aと、位置センサ8aの検知信号に基づいて、駆動ローラ13の駆動を制御する制御部8bとを備えている。予め設定されたプログラムによって、位置センサ8aの検知信号で、駆動ローラ13を停止させて、ラベル2を所定の位置に停止させることができ、ラベル2の頭出しが可能となっている。
【0022】
テンショナー11は、柔軟な接触面を有する接触プレート11aと、コイルばね11bとを備えて、コイルばね11bの付勢力によってラベル台紙3を台紙ガイド10の天面の下側面に押付けて、ラベル台紙3にテンションを与えている。これによって、ラベル台紙3のたるみ等を防止して、ラベル2を円滑に、精度よく供給可能としている。尚、接触プレート11aとラベル台紙3とを接触させるために、テンショナー11が配置される周辺の台紙ガイド10の下面は開口している。
ラベル2がはく離された後のラベル台紙3は、C字状のハウジングを有するラベル台紙巻取り部15に駆動ローラの駆動によって自動的に巻回されて収容される。
【0023】
駆動ローラ13よりもラベル台紙3の引き出し方向下流側に切断装置7が配置され、一対の切断刃7a、7aの刃先の間を通過するラベル台紙3を、刃先間を閉じることによって、所定の長さに切断することができる。これによって、ラベル台紙3の取替えの際に、不要となったラベル台紙3が邪魔にならず、ラベル台紙3の取替えが迅速にできる。
【0024】
以下、図2〜図8に基づいて、ラベル貼付装置1がラベル台紙3からラベル2をはく離させ、グリーンタイヤ16に貼り付けするまでの過程を詳述する。この一連の貼り付け過程における駆動ローラ13の駆動、両シリンダ17、19の作動は、制御部8bによって制御される。
【0025】
図2、図7に第1過程を示す。図2は要部の正面図、図7は、図2における構成の一部を平面図(上方から見た図)で示したものである。駆動ローラ13の駆動によってラベル台紙3が引き出されてラベル2が供給され、はく離されるラベル2が、位置決め装置8によって頭出しされる。この際に、吸着ヘッド6は同期作動ロッド18によって戻り側の位置となっており、作動ロッド20の作動によってラベル2に向かって移動する。
【0026】
ラベル台紙3のサイドには、介在プレート9が配置されている。介在プレート9は、一方の上端部に回転軸9aを有して、回転可能であり、ラベル2の供給方向にも移動可能となっている。この過程では、介在プレート9はフリーローラ14と接触していない。
【0027】
図3、図8に第2過程を示す。図3は、要部の正面図、図8は図3における構成の一部を平面図(上方から見た図)で示したものである。吸着ヘッド6がラベル2に接触して吸着し、更に作動ロッド20の作動によって、吸着ヘッド6が介在プレート9に当接し、回転軸9aを中心にして介在プレート9が移動して、吸着ヘッド6とフリーローラ14との間に挟まれる。即ち、吸着ヘッド6は、ラベル供給経路において供給方向変更部5よりも供給方向上流側でラベル2に吸着する。介在プレート9が挟まれた時には、同期作動ロッド18はフリー状態となっている。
【0028】
第3過程では、図4に示すように、作動ロッド20の高さ位置は固定され、同期作動ロッド18はフリー状態であり、挟み込まれた介在プレート9と吸着ヘッド6は、駆動力を受けたフリーローラ14によって、ラベル2と同期してラベル2の供給方向に移動する。このように、介在プレート9を挟入する構造として、吸着ヘッド6とラベル2との同期移動が容易になる。
【0029】
尚、同期移動させる手段は、これに限定されず、例えば、同期作動ロッド18の作動を制御して吸着ヘッド6をラベル2の移動速度と同速度かつ同方向に移動させる等の手段で同期移動させることもできる。
【0030】
ここで、ラベル台紙3は、供給方向変更部5でフリーローラ14に沿って上方に移動方向を変更するが、ラベル2を吸着した吸着ヘッド6は、供給方向変更部5を越えて方向を変えずに進行する。方向変更後のラベル供給方向、即ち、ラベル台紙3の移動方向は、ラベル台紙3においてラベル2が備わっている面の反対面側となっているので、供給方向変更部5を通過する際に、ラベル2の供給方向先端部には自らの弾性力で、はく離しようとする力が作用し、このはく離力を契機として、吸着されたラベル2は、容易にラベル台紙3からはく離する。尚、ラベル2が、はく離した時には駆動ローラ13は停止しており、ラベル2の供給が中断される。
【0031】
このように、本発明では、ラベル2自体のはく離しようとする力を利用するので、確実かつ容易にはく離させることができる。これによって、はく離できずに装置を停止させる等の損失を最小限にすることができ、ラベル貼り付けの効率化を図ることができる
【0032】
供給方向変更部5によって変更されるラベル2の供給方向と、変更前の供給方向とのなす角度Aは、ラベル2の材質や接着力等によって適宜、決定されるが、鋭角にするとはく離が容易になる。
【0033】
第4過程では、図5に示すように、同期作動ロッド18および作動ロッド20の作動によって、吸着ヘッド6を所定位置にあるグリーンタイヤ16まで移動させて、作動ロッド20で押圧してラベル2をグリーンタイヤ16に貼付する。
【0034】
第5過程では、図6に示すように、同期作動ロッド18と作動ロッド20の作動によって、吸着ヘッド6を介在プレート9に当接させ、同期作動ロッド18を後退させることによって、介在プレート9を元の位置に後退させる。
【0035】
以後は、再度、図2の第1過程の状態に戻り、同様に第1〜5過程を繰り返す。このように、本発明では、ラベル2がラベル台紙3に備わった状態からはく離されて所定位置のグリーンタイヤ16に貼り付けされるまで、吸着ヘッド6で保持され続けることになり、一連の貼り付け過程においてラベル2の脱落や位置ずれ等がなく、精度よく所定位置に貼り付けが可能となる。これに伴って、ラベル貼り付けの効率化を図ることが可能となる。
【0036】
この実施形態では、ラベル2を貼り付けする対象がグリーンタイヤ16となっているが、これに限定されず、タイヤ部材等、他の対象物に対してラベル2を貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明のラベル貼付装置の全体概要を例示する斜視図である。
【図2】本発明のラベル貼付装置によるラベル貼り付けの第1過程を例示する説明図である。
【図3】本発明のラベル貼付装置によるラベル貼り付けの第2過程を例示する説明図である。
【図4】本発明のラベル貼付装置によるラベル貼り付けの第3過程を例示する説明図である。
【図5】本発明のラベル貼付装置によるラベル貼り付けの第4過程を例示する説明図である。
【図6】本発明のラベル貼付装置によるラベル貼り付けの第5過程を例示する説明図である。
【図7】図2における構成の一部を示す平面図である。
【図8】図3における構成の一部を示す平面図である。
【図9】本発明に係るラベル台紙保持装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1 ラベル貼付装置
2 ラベル
3 ラベル台紙
4 ラベル供給装置
5 供給方向変更部(台紙ガイドの他端部)
6 吸着ヘッド
7 切断装置
8 位置決め装置 8a 位置センサ 8b 制御部
9 介在プレート(介在体) 9a 回転軸
10 台紙ガイド
11 テンショナー
12 ラベル台紙保持装置 12a 保持バー 12b 固定ガイド
13 駆動ローラ
14 フリーローラ
15 ラベル台紙巻取り部
16 グリーンタイヤ
17 同期移動シリンダ
18 同期作動ロッド
19 吸着ヘッド作動シリンダ
20 作動ロッド
21 連結部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報を有するラベルを所定間隔をあけて多数、連続して備えたリール状に巻回されたラベル台紙の一端部を引き出して、前記ラベルを供給するラベル供給装置と、前記ラベルの供給経路の途中で、前記ラベル台紙を屈曲させて前記ラベルの供給方向を前記ラベル台紙において前記ラベルが備わっている面と反対面側に変える供給方向変更部と、前記供給されるラベルを前記ラベル台紙からはく離させて保持するとともに、このラベルを所定の位置に押圧して貼り付ける吸着ヘッドとを備え、前記吸着ヘッドは、前記ラベル供給経路の前記供給方向変更部よりも供給方向上流側で前記ラベルに吸着し、吸着した状態で前記ラベルと同期して前記供給方向に前記供給方向変更部を越えて移動可能とすることを特徴とするラベル貼付装置。
【請求項2】
前記供給されるラベルの位置を検知する位置センサと、該位置センサの検知信号に基づいて前記ラベル供給装置の駆動を制御する制御部とを有するラベル位置決め装置を設けた請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
前記吸着ヘッドと、前記ラベル供給装置の駆動系統部との間に介在体を挟入して、前記吸着ヘッドと前記ラベルとを同期移動させる請求項1または2に記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記リール状に巻回されたラベル台紙を着脱可能に保持する台紙保持装置と、前記引き出されるラベル台紙の位置ずれを防止する台紙ガイドと、前記引き出されるラベル台紙にテンションを付与するテンショナーと、前記ラベルがはく離された後のラベル台紙を所定長さで切断する切断装置とを設けた請求項1〜3のいずれかに記載のラベル貼付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−193170(P2006−193170A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−5212(P2005−5212)
【出願日】平成17年1月12日(2005.1.12)
【出願人】(000006714)横浜ゴム株式会社 (4,905)
【Fターム(参考)】