説明

リフト機能を持つ移動可能な座椅子

【課題】
足(膝)の不自由な人が室内での自力移動を容易にすると同時に自力で座位調整ができ、背
もたれ角度の微調整ができ、室内に馴染む木製家具調の動作補助用のリフト機能を持つ移動可
能な座椅子を提供する。
【解決手段】
移動用のキャスター走行装置1と移動レバー機構2を備え、座面高さ調整用のリフト機構3
と背もたれの傾斜角度が調整できるリクライニング機構4を備えて構成した座椅子として利用
でき、操作レバー2−01によって後輪1−06に駆動力を与えて移動を可能にし、着座状態
で自力でリフトハンドル3−01を回して座位調節を行い、調整ノブ4−02を回して背もた
れの傾斜角度調整を行い、木材をベースに家具調のくつろぎ感を与えるデザインの座椅子とし
て利用できる構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足(膝)の不自由な人が座椅子として座り休息できると同時に移動できる座椅子
に関するものであり、具体的には座面高さを調節できるリフト機構および和室や洋室の段差な
どでも移動できるキャスター走行装置を備え、移動レバー機構を用いて室内での移動を可能に
したリフト機能を持つ移動可能な座椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、住宅内において、足(膝)の不自由な人は室内(和室)で座るときに風呂用の椅子
を用いたり、座布団を2枚重ねにして使用している。動くときは這ったり、立ち上がるときは
何かに掴まったり、している。室内用の車椅子もあるが板の間での使用が一般的である。また
、リフト機能を持つ移動可能な座椅子の実施例として「移動座椅子付き車椅子(特許文献1参
照)」および「高さ調整式椅子(特許文献2参照)」等が提案されているが、何れの実施例も
部品点数が多く大掛かりになり、製造コスト等の問題が残されているように見受けられる。
【0003】
【特許文献1】特許公開2003-325583号公報
【特許文献2】特許公開2004-267410号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2などは、油圧機器や歯車などを用いているために部品点数が多くなり、コス
ト高になるだけでなく、大掛かりなものとなるため、小型軽量で更に簡素化して使い易くする
工夫が課題と考えられる。
【0005】
従来品は、フローリングなどの洋室を主体に使用されており、自力で洋室から和室間の段差
部を乗越えて走行できる配慮がなされていない。また、座椅子本体は金属が主体に使用されて
おり家具調のデザインが容易でなく和室に馴染まないなどの課題が考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、従来品の課題解決を図ることを目的とするもので、油圧機器や歯車を使用するこ
となくネジ棒などを用いたリフト機構とリクライニング機構など簡素な構成とし、部品点数を
減らし、小型軽量化することによって従来品の課題解決を図るものである。
【0007】
本発明は、和室と洋室の両方で使用できると同時に段差走行が可能なキャスター走行装置と
、その駆動力を伝達する移動用レバー機構を備え、自力で絨毯・畳・フローリング・タイルな
ど室内のさまざまな場所への移動できて使用できるものである。
【0008】
本発明は、リフト機能を持つことで着座状態で自力でリフトハンドルを回してベットなどの
高さに合わせた座位調整ができる。また、背もたれは調整ノブを回して傾斜角度の微調整がで
きるリクライニング機構を備えて快適な休息ができるようにしている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、極めて簡単な機構の組合せによってリフト機能を持つ移動型座椅子は構成
したものであり、この座椅子は足(膝)の不自由者の日常生活において身体の不自由な部分を
補足し、その役割を担うと同時に、自立支援用具としての効果も期待できる。
【0010】
キャスター走行装置と移動用レバー機構によって自力で軽い力で室内の段差移動が可能にな
り、使用者の意思による自由な行動ができ、行動範囲が広がる。また、操作レバーは柄の部分
を座面に載せて肘掛および動き止めとして使用できる利点を有する。
【0011】
リフト機構は着座時の座面は出来るだけ低くして座り易くし、座面高さが自力で調整できる
ので座位調整が楽になる。また、背もたれはネジを用いたリクライニング機構であり傾斜角度
は使用者の体形に合わせて微調整ができる利点を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の好ましい実施例の形態を図面に基づいて説明する。図1に座面を高くした場合の平
面図、図2に側面図、図3に前方正面図を示す。図4に座面を低くした場合の側面図を示す。
本発明の外形は図1〜図4で示すようにキャスター走行装置1と移動レバー機構2とリフト機
構3とリクライニング機構4によって構成している。
【0013】
キャスター走行装置1の好ましい実施例の平面図を図5に示し、図6に側面図を示す。図7
に前方正面図を示す。キャスター走行装置は図5〜図7で示すように前輪台車本体部1−01
〜−05は連接棒1−09と後輪台車本体部1−06〜−08で接続して構成されており、前
輪台車本体1−01の前後方向への転倒防止を図るのに後輪台車本体1−08と連接棒1−0
9を用いてつなぐものとする。前輪台車本体1−01と後輪台車本体1−08はリフト機構3
を支持し、座面の上下変位に伴い連接棒1−09にガイドされて前後に変位する。
【0014】
図8aは走行面が平坦時の場合のガイド輪を示し、図8bはガイド輪の段差上昇時を示し、
図8cはガイド輪1−02が段差下降時の場合を示す。図8aは走行面が平坦時の場合で支持
腕1−03が水平になっており、ガイド輪は自重のみで走行面に接触している。図8bはガイ
ド輪1−02が前後力によって段差角部に乗り上げ、支持腕1−03は持ち上がって前輪台車
本体1−01の受け面で接触し上下荷重wを分担する。図8cはガイド輪1−02が段差下降
時に自重によって支持腕1−03が落下して傾き前輪台車本体1−01の受け面で接触し、キ
ャスターが上下荷重を負担している場合を示す。
【0015】
移動レバー機構2の好ましい実施例の座面高さを高くした場合の平面図を図9に示し、図1
0aにその側面図を示す。移動レバー機構2は図9〜10aで示すように後輪1−06と一体
にした六角部に操作レバー2−01をはめ込んで駆動力を伝達する方法を用いる。操作レバー
2−01は停止と前後に回転させると前進および後進し、操作レバー2−01の片方の回転を
止めて他の片方の操作レバー2−01を前後に回転させると方向転換が容易にできる。
【0016】
図10bは座面高さを低くした場合の側面図を示す。操作レバー2−01の先端は柄の部分
を肘掛としても使用できる形状にして座3−00の中央部に荷重支持面を設けている。また、
操作レバー2−01を後輪1−06と一体にした六角部2−02にはめ込み、操作レバー2−
01の動きを止めることによって移動止めとして使用できる。
【0017】
リフト機構3の好ましい実施例の座面を高くした場合の平面図を図11に示し、この場合の
側面断面図を図12に示し、図13にその前方正面図を示す。図14に座面を低くした場合の
側面断面図を示す。リフト機構3は図11〜14で示すように座3−00の下面にリフト右ネ
ジ3−02とリフト前レバー3−07とリフト後レバー3−03の上部をピン支持し、その下
部はキャスター走行装置1にピン支持して構成する。リフト前レバー3−05にピン支持した
リフト右ネジ3−02とリフト左ネジ3−04にリフト左右ネジ棒3−03をねじ込むものと
する。左右ネジ棒3−03の右ネジ先端部にリフトハンドル3−01をピン支持している。リ
フトハンドル3−01を左右方向に回すとレバー右ネジ3−02とレバー左ネジ3−04の間
隔が伸縮してリフト前レバー3−05とリフト後レバー3−07の傾斜角度が変わり座面高さ
が調整できる。
【0018】
リクライニング機構4の好ましい実施例の平面図を図15に示し、図16に側面断面図を示
し、図17に後方正面図を示す。リクライニング機構4は図15〜18で示すように座3−0
0の後方下部に調整右ネジ4−03と背もたれ4−01の支点ピン4−06をピン支持し、背
もたれ4−01と調整左ネジ4−05をピン支持し、調整左右ネジ棒4−04の先端に調整ノ
ブ4−02と調整右ネジ4−03と調整左ネジ4−05にねじ込み構成する。
【0019】
図18に背もたれ4−01を折畳む場合を示す。図18で示すように背もたれ4−01の支
点を開口にして支点ピン部で支点ピン4−06を抜かずに着脱できるようにして背もたれ4−
01の折畳を可能にする。
【0020】
図19にキャスター走行装置1の各車輪に作用する荷重配分を略図で示す。座面の上下荷重
Wはリフト前レバー3−05とリフト後レバー3−07を経由して前輪台車本体1−01と後
輪台車本体1−08に伝わり、さらにキャスター1−05と後輪1−06で負担する。ガイド
輪1−02は平坦面では自重のみを負担して方向転換を容易にしており、段差走行時に前後荷
重F1と前輪台車本体1−01の一部の上下荷重を負担する。また、前後荷重F1の作用点は図
19のhで示すように出来るだけ低くして段差上昇時にガイド輪1−02の浮き上がりを容易
にする。
【0021】
図20は段差上昇時に輪重の変化が予想される車輪の動きを6段階に分けて表示し、その
時のおおよその輪重分担比を示す。
【0022】
図21は段差下降時において輪重の変化が予想される車輪の動きを4段階に分けて表示し、
その場合の、おおよその輪重分担比を示す。
【0023】
図22はテコの原理を応用しためがねレンチタイプの移動レバー機構2の力学的なモデル図
を示す。この場合、車輪側面の六角部2−02に操作レバー2−01に設けた長穴部2−03
をはめ込んで回転力を伝達するものである。操作レバー作用力F=車輪踏面接線力P×後輪半
径R÷操作レバー長さLの関係になり操作レバー作用力Fは小さくなる。
【0024】
図23は車輪踏面押付タイプの移動レバー機構2の力学的なモデル図を示す。車輪踏面を操
作レバー2−01に設けた車輪踏面押付部で車輪踏面押付力P1と車輪踏面と操作レバー押付
面の摩擦係数μ1によって回転力を伝達するようにしたものである。この場合もテコの原理を
用いて操作レバー作用力Fは小さくなる。
【0025】
図24はリフト機構3の各部品の動きを示す略図である。座面を高くした時のリフト左ネジ
の位置Laでリフトハンドル3−01を回して座面を低くした時のリフト左ネジの位置Lbに
すると上下変位はリフト前レバーの上下変位δ1とリフト後レバーの上下変位δ2になる。本
図においてリフト前レバー3−05とリフト後レバー3−07の支持ピン位置3−10〜3−
16とその距離関係をL1〜L5で示しており、この距離関係寸法を選定することによってリ
フト前レバーの上下変位δ1とリフト後レバーの上下変位δ2は最適値を得ることができる。
また、リフト前レバーのリンク支点と座支点間距離L3とリフト前レバーの前輪台車本体と座
支点ピン間距離L1、リフト前レバーのリンク支点と座支点間距離L3とリフト前レバーのリ
フト右ネジ支点と左ネジ支点間距離L2、リフト後レバーのリンク支点ピン間距離L5とリフ
ト後レバーの後輪台車本体と座支点ピン間距離L4の寸法比はリフトハンドル反力Fhおよび
リフトハンドル回転数Nの選定に影響を与える。
【産業上の利用可能性】
【0026】
ここでは、本発明のリフト機能を持つ移動可能な座椅子の場合を例に挙げて説明したが、こ
の座椅子は老健施設・公共施設等においても適用できるものであり、さらに、施設等でも馴染
むようにしたユニバーサルデザインを考慮した座椅子にすることによってその用途は拡大化さ
れるものと予測される。また、各機構を個別にした場合、座位調整用具してのリフト機構、座
椅子用としてのリフト機構とリクライニング機構、車椅子用としてのキャスター走行装置と移
動レバー機構など、単独での商品化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施例による座面を高くした場合を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例による座面を高くした場合を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例による座面を高くした場合を示す前方正面図である。
【図4】本発明の実施例による座面を低くした場合を示す側面図である。
【図5】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す側面図である。
【図7】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す前方正面図である。
【図8a】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す平坦時の側面図である。
【図8b】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す段差上昇時の側面図である。
【図8c】本発明の実施例によるキャスター走行装置を示す段差下降時の側面図である。
【図9】本発明の実施例による移動レバー機構を示す平面図である。
【図10a】本発明の実施例による移動レバー機構を示す側面図である。
【図10b】本発明の実施例による移動レバー機構を示す肘掛とした場合の側面図である 。
【図11】本発明の実施例によるリフト機構の座面を高くした場合を示す平面図である。
【図12】本発明の実施例によるリフト機構の座面を高くした場合を示す側面断面図であ る。
【図13】本発明の実施例によるリフト機構の座面を高くした場合を示す前方正面図であ る。
【図14】本発明の実施例によるリフト機構の座面を低くした場合を示す側面断面図であ る。
【図15】本発明の実施例によるリクライニング機構を示す平面図である。
【図16】本発明の実施例によるリクライニング機構を示す側面断面図である。
【図17】本発明の実施例によるリクライニング機構を示す後方正面図である。
【図18】本発明の実施例によるリクライニング機構を示す背もたれ折畳側面断面図であ る。
【図19】本発明の実施例によるキャスター走行装置の各車輪に作用する荷重配分を略図 で示す。
【図20】本発明の実施例によるキャスター走行装置の段差上昇時の輪重分担を示す。
【図21】本発明の実施例によるキャスター走行装置の段差下降時の輪重分担を示す。
【図22】本発明の実施例によるメガネレンチタイプの移動レバー機構の力学的なモデル 図を示す。
【図23】本発明の実施例による車輪踏面押付けタイプの移動レバー機構の力学的なモデ ル図を示す。
【図24】本発明の実施例によるリフト機構の力学的なモデル図を示す。
【符号の説明】
【0028】
1 キャスター走行装置
2 移動レバー機構
3 リフト機構
4 リクライニング機構
1−01 前輪台車本体
1−02 ガイド輪
1−03 支持腕
1−04 ガイド輪軸
1−05 キャスター
1−06 後輪
1−07 後輪回転軸
1−08 後輪台車本体
1−09 連接棒
2−01 操作レバー
2−02 六角部
2−03 長穴部
3−00 座
3−01 リフトハンドル
3−02 リフト右ネジ
3−03 リフト左右ネジ棒
3−04 リフト左ネジ
3−05 リフト前レバー
3−06 リンク
3−07 リフト後レバー
3−10 リフト前レバーと座支点ピン
3−11 リフト前レバーと前輪台車本体支点ピン
3−12 リフト前レバーとリンク支点ピン
3−13 リフト前レバーとリフト左ネジ支点ピン
3−14 リフト後レバーと座支点ピン
3−15 リフト後レバーとリンク支点ピン
3−16 リフト後レバーと前輪台車本体支点ピン
4−01 背もたれ
4−02 調整ノブ
4−03 調整右ネジ
4−04 調整左右ネジ棒
4−05 調整左ネジ
4−06 支点ピン
W 上下荷重(自重 + 着座重量)
ω ガイド輪自重
h リフト前リンク支持点とガイド輪中心間距離
w1 後輪輪重
μ 後輪と移動面の摩擦係数
R 後輪半径
L 操作レバー長さ
F 操作レバー作用力
Fh リフトハンドル反力
N リフトハンドル回転数
P 車輪踏面接線力
P1 車輪踏面押付力
μ1 車輪踏面と操作レバー押付面の摩擦係数
La 座面を高くした時のリフト左ネジの位置
Lb 座面を低くした時のリフト左ネジの位置
L1 リフト前レバーの前輪台車本体と座支点ピン間距離
L2 リフト前レバーのリフト右ネジ支点と左ネジ支点間距離
L3 リフト前レバーのリンク支点と座支点間距離
L4 リフト後レバーの後輪台車本体と座支点ピン間距離
L5 リフト後レバーのリンク支点ピン間距離
δ1 リフト前レバーの上下変位
δ2 リフト後レバーの上下変位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リフトハンドルを手で回して座面高さ調整が可能なリフト機構と、調整ノブを手で回して背
もたれの角度調整が可能なリクライニング機構と、更に、平坦部および段差部で着座して移動
が可能なキャスター走行装置と、前記キャスター走行装置に駆動力を伝達する移動レバー機構
を備えたことを特徴とする座椅子。前記リフト機構は座面の高さ調整を可能とし、座の前方下
部と前記キャスター走行装置をリフト前レバーとリフト後レバーで結び、前記座と前記リフト
前レバーをリフト左右ネジ棒で繋ぎ、前後のリフトレバーをリンクで結び、前記リフト左右ネ
ジ棒を回して前記座を上下変位させるリフトハンドルを備える。前記リクライニング機構は、
座後方下部と背もたれ間に調整左右ねじ棒を設けてこの回転によって前記背もたれの傾斜角度
の微調整が可能に支持して構成する。前記キャスター走行装置は前輪台車本体を押付力によっ
て段差上昇を可能にした支持腕で保持したガイド輪と方向転換が容易なキャスターを備え、
前記ガイド輪の2倍程度の直径の後輪を備えた後輪台車本体を連接棒でつなぎ構成する。前記
移動レバー機構は前記後輪に回転力を伝達する後輪回転軸を設け、操作レバーに設けた長穴部
を前記後輪回転軸にはめ込んで移動を可能とする。また、前記操作レバーで前記後輪の踏面を
押して回転させて移動を可能することを特徴とするリフト機能を持つ移動可能な座椅子。
【請求項2】
前記リフト機構は、前記のリフト前レバーとリフト後レバーのリンク座支点の位置を変える
ことによって前記座の前後高さの変位量を変えることを可能な構成にしたことを特徴とする請
求項1記載のリフト機能を持つ移動可能な座椅子。
【請求項3】
前記の背もたれは先端支持部の支点ピンを取り外し、又は、支点ピンを取り外さずに先端支
持部の支点ピン穴を開口にして着脱できる形状にして前記背もたれが折畳めるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のリフト機能を持つ移動可能な座椅子。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8a】
image rotate

【図8b】
image rotate

【図8c】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10a】
image rotate

【図10b】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate