説明

リモコンシステム

【課題】リモコンの使い勝手を向上させるとともに、テレビジョン受像機等のメニュー表示を行う各種機器の操作を簡単にする。
【解決手段】リモコン100には、タッチパネル103とボタン101が設けられ、タッチパネル103の上半分の領域を指で触れながら時計回りまたは反時計回りにスライドさせる操作を行うと、この操作に対応してチャンネルを選択するための制御信号が赤外線により送信される。一方、タッチパネル103の下半分の領域を指で触れながら時計回りまたは反時計回りにスライドさせる操作を行うと、この操作に対応して音量を調節するための制御信号が赤外線により送信される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はリモコンシステムに関し、特に、メニュー表示を行う各種機器を遠隔操作するリモコンシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、テレビジョン受像機等を遠隔操作するリモートコントローラ(以下、リモコンと略記する)の操作部は、テレビジョン受像機が実行可能な各機能に対応した複数のキーが配置され、その各キーを押下することにより、各機能に対応する制御信号が赤外線等によってテレビジョン受像機に送信され、所望の機能をテレビジョン受像機に実行させることができるようになっている。
【0003】
ところが、給湯器等の機器を遠隔操作するリモコンのように、浴室等の湿気の多い場所や水の付いた手で操作される恐れのある場所に設置されるリモコンの場合、従来のリモコンではキーと筐体の隙間から水が侵入し、機器が故障してしまう。そこで、リモコンの筐体の前面に、機器の制御指示画面が表示されるタッチパネルを設け、このタッチパネルの縦または横方向のいずれか一方に沿ってタッチパネルの表面を指等で擦ると、その移動方向および移動距離に応じてタッチパネルの制御指示画面が切替り、所望の制御指示画面の位置でタッチパネルの縦または横方向のいずれか他方に沿ってタッチパネルの表面を擦ることにより、その制御指示画面に応じた指示信号が機器に出力されるようにし、簡単な操作で機器の制御指示画面を順次切替えることができるとともに、機器を誤動作させることなく遠隔操作することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−111173号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のリモコンでは、リモコンのボタンを見ながら操作しなければならなかった。また、タッチパネルの表面を擦ることによって操作することができるリモコンの場合、縦および横方向にタッチパネルの表面を擦る必要があり、テレビジョン受像機のリモコンのように片手で操作する場合には操作し辛く適していないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、リモコンを見ることなく片手で簡単に操作することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載のリモートコントローラは、筐体に設けられたタッチパネルと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出手段と、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出手段と、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出手段と、スライド位置検出手段によって検出されたスライド位置と、スライド方向検出手段によって検出されたスライド方向と、スライド速度検出手段によって検出されたスライド速度とに対応する制御信号を生成する生成手段と、生成手段によって生成された制御信号を送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
また、タッチパネルは円形とされ、スライド位置検出手段によってタッチパネルの上半分を円弧状に指でスライドされたことが検出されたとき、生成手段はチャンネル選局または各種設定項目の選択のための制御信号を生成するようにすることができる。
また、タッチパネルは円形とされ、スライド位置検出手段によってタッチパネルの下半分を円弧状に指でスライドされたことが検出されたとき、生成手段は音量調節のための制御信号を生成するようにすることができる。
請求項4に記載のリモコンシステムは、リモートコントローラと、リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムであって、リモートコントローラは、筐体に設けられたタッチパネルと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出手段と、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出手段と、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出手段と、スライド位置検出手段によって検出されたスライド位置と、スライド方向検出手段によって検出されたスライド方向と、スライド速度検出手段によって検出されたスライド速度とに対応する制御信号を生成する生成手段と、生成手段によって生成された制御信号を送出する送出手段とを備え、機器は、リモートコントローラから送出された制御信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成手段と、画面生成手段によって生成されたユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
請求項5に記載のリモコンシステム制御方法は、タッチパネルを有するリモートコントローラと、リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムを制御するリモコンシステム制御方法であって、リモートコントローラは、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、スライド位置検出ステップにおいて検出されたスライド位置と、スライド方向検出ステップにおいて検出されたスライド方向と、スライド速度検出ステップにおいて検出されたスライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップにおいて生成された制御信号を送出する送出ステップとを備え、機器は、リモートコントローラから送出された制御信号を受信する受信ステップと、受信ステップにおいて受信された制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成ステップと、画面生成ステップにおいて生成されたユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行ステップとを備えることを特徴とする。
請求項6に記載のリモコンシステム制御プログラムは、タッチパネルを有するリモートコントローラと、リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムを制御するリモコンシステム制御プログラムであって、リモートコントローラに、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、スライド位置検出ステップにおいて検出されたスライド位置と、スライド方向検出ステップにおいて検出されたスライド方向と、スライド速度検出ステップにおいて検出されたスライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップにおいて生成された制御信号を送出する送出ステップとを実行させ、機器に、リモートコントローラから送出された制御信号を受信する受信ステップと、受信ステップにおいて受信された制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成ステップと、画面生成ステップにおいて生成されたユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行ステップとを実行させることを特徴とする。
請求項7に記載のリモコン制御プログラムは、タッチパネルを有するリモートコントローラを制御するリモコン制御プログラムであって、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、スライド位置検出ステップにおいて検出されたスライド位置と、スライド方向検出ステップにおいて検出されたスライド方向と、スライド速度検出ステップにおいて検出されたスライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップにおいて生成された制御信号を送出する送出ステップとをリモートコントローラに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明のリモコンシステムによれば、リモコンのタッチパネルを円弧状に指でスライドさせることにより、表示制御装置等の機器の画面上に表示した操作画面を変化させ、所望の機能を指示することができるようにしたので、操作性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、本発明が適用されるリモートコントローラ(以下リモコンと略記する)の一実施の形態の外観図を示している。同図に示すように、リモコン100は、円形のボタン101と、ボタン101の周囲にドーナツ状に配置されたタッチパネル103等から構成されている。
【0008】
図2は、図1に示したリモコン100の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、リモコン100は、ボタン101と、インタフェース102と、タッチパネル103と、タッチモーションセンサ104と、制御部105と、LED(Light Emitting Diode)制御部106と、LED107と、発光制御部110と、発光部111とから構成されている。
【0009】
ボタン101は、後述するように、カーソル上に表示されている項目を選択するときに操作される。インタフェース102は、ボタン101が操作されたときに出力される電気信号に対応するデジタル信号を制御部105に供給するようになっている。
【0010】
タッチパネル103は、指等で触れられたとき、その位置を検出し、検出信号をタッチモーションセンサ104に供給するようになっている。この位置検出は、一定時間間隔で行われ、検出信号が逐次、タッチモーションセンサ104に供給されるようになっている。
【0011】
タッチモーションセンサ104は、タッチパネル103より供給された検出信号およびその変化に基づいて、指がタッチパネル103の上半分の領域に触れているのかあるいは下半分の領域に触れているのかを判定する。また、タッチモーションセンサ104は、指が時計回りにタッチパネル103上を円弧状に移動しているのか、あるいは半時計回りに円弧状に移動しているのかを判定する。
さらに、タッチモーションセンサ104は、上記検出信号の変化に基づいて、指がタッチパネル103上に接触しながら移動する速度を判定する。そして、これらの判定結果を示すデータを制御部105に供給するようになっている。
【0012】
制御部105は、図7のフローチャートを参照して後述するように、タッチモーションセンサ104より供給された判定結果を示すデータに対応して各部を制御し、各種処理を実行するようになっている。
【0013】
LED制御部106は、LED107を制御し、LED107の発光を制御するようになっている。LED107は、LED制御部106の制御により発光するようになっている。発光制御部110は、所定のコマンドに対応する制御信号を発光部111に供給し、発光部111の発光を制御するようになっている。発光部111は、発光制御部110から供給された制御信号に従って赤外線を発光し、所定のコマンドを送信するようになっている。
【0014】
図3は、図1のリモコン100によって制御可能なテレビジョン受像機200の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、テレビジョン受像機200は、受光部201と、インタフェース(I/F)202と、制御部203と、オーバレイグラフィック処理部204と、音声処理部206と、チューナ210と、映像信号処理部211と、音声信号処理部212と、映像出力処理部213と、音声出力処理部214と、表示部220と、スピーカ230等から構成されている。
【0015】
受光部201は、リモコン100の発光部111より出射された赤外線を受光し、対応する電気信号に変換した後、I/F202に供給する。I/F202は、受光部201より供給された電気信号に対応する制御データを制御部203に供給するようになっている。制御部203は、I/F202より供給された制御データに基づいて各部を制御し、リモコン100の操作に対応する各種処理を実行するようになっている。
【0016】
オーバレイグラフィック処理部204は、制御部203の制御下、映像に重ね合わせる文字や図形からなるオーバレイグラフィックを生成し、映像出力処理部213に供給するようになっている。
【0017】
音声処理部206は、制御部203からの指令に基づいて音声信号を生成し、音声出力処理部214に供給するようになっている。
【0018】
チューナ210は、図示しないアンテナによって受信された受信信号から所定のチャンネルの映像音声信号を抽出し、映像信号を映像信号処理部211に供給し、音声信号を音声信号処理部212に供給するようになっている。
【0019】
映像信号処理部211は、チューナ210より供給された映像信号に対して所定の処理を施した後、映像出力処理部213に供給するようになっている。音声信号処理部212は、チューナ210より供給された音声信号に対して所定の処理を施した後、音声出力処理部214に供給するようになっている。
【0020】
映像出力処理部213は、オーバレイグラフィック処理部204によって生成されたオーバレイグラフィックを映像信号処理部211より供給された映像信号に重ね合わせた合成映像信号を生成し、表示部220に供給する。表示部220は、映像出力処理部213より供給された合成映像信号に対応する映像を画面に表示する。
【0021】
音声出力処理部214は、音声信号処理部212より供給された音声信号と、音声処理部206より供給された音声信号を合成し、スピーカ230に供給するようになっている。スピーカ230は、音声出力処理部214より供給された音声信号を出力するようになっている。
【0022】
図4は、地上波放送のチャンネルを選択するための操作画面例を示している。同図に示すように、テレビジョン受像機200には、地上波放送のチャンネルを選択するための「1」キーと、「3」キーと、「4」キーと、「6」キーと、「8」キーとがリモコン100のタッチパネル103を模して円弧状に表示されている。さらに、左端部にはBS放送を選択するための「BS」キーが表示され、右端部には録画機能を選択するための「録画」キーが表示されている。
【0023】
各キーは円弧上に接続されており、リモコン100の操作に応じて、各キーが左右の方向に移動する。キーが左方向に移動したとき、「8」キーの次には「10」キーが、その次には「12」キーが出現して表示され、他のキーと同様に左方向に移動する。
【0024】
カーソルは中央に固定されており、リモコン100を操作してキーを左右に移動させることにより、所望のキーをカーソル上に移動させた後、「スタート」ボタン101を押下することにより、カーソル上にあるキーを選択することができるようになっている。
【0025】
「BS」キー、および「録画」キーは、通常は固定とされ、移動しない。「BS」キーをカーソル上に移動させる場合には、リモコン100のタッチパネル103の左側の所定の位置を所定時間以上触れ、その後、後述するような方法でリモコン100を操作する。同様に、「録画」キーをカーソル上に移動させる場合には、リモコン100のタッチパネル103の右側の所定の位置を所定時間以上触れ、その後、後述するような方法でリモコン100を操作する。
【0026】
図5は、BS放送のチャンネルを選択するための操作画面例を示している。同図に示すように、テレビジョン受像機200には、BS放送のチャンネルを選択するための「1」キーと、「2」キーと、「3」キーと、「4」キーと、「5」キーとが表示されている。さらに、左端部にはCS放送を選択するための「CS」キーが表示され、右端部には地上波放送を選択するための「地上」キーが表示されている。
【0027】
各キーは円弧上に接続されて配置されており、リモコン100の操作に応じて、各キーが左右の方向に移動する。キーが左方向に移動したとき、「5」キーの次には「6」キーが、その次には「7」キーが出現して表示され、他のキーと同様に左方向に移動する。
【0028】
カーソルは中央に固定されており、リモコン100を操作してキーを左右に移動させることにより、所望のキーをカーソル上に移動させた後、「スタート」ボタン101を押下することにより、カーソル上にあるキーを選択することができるようになっている。
【0029】
「CS」キー、および「地上」キーは、通常は固定とされ、移動しない。「CS」キーをカーソル上に移動させる場合には、リモコン100のタッチパネル103の左側の所定の位置を所定時間以上触れ、その後、後述するような方法でリモコン100を操作する。同様に、「地上」キーをカーソル上に移動させる場合には、リモコン100のタッチパネル103の右側の所定の位置を所定時間以上触れ、その後、後述するような方法でリモコン100を操作する。
【0030】
次に、リモコン100のタッチパネル103の操作方法について説明する。図6(a)に示すように、タッチパネル103の上半分の領域に指で触れ、指を時計回りの方向に円弧状に撫でるように動かすと、画面上の各キーが右方向に移動する。また、撫でるスピードを速くすると、画面上に表示されるキーの数が増加し、隣接するキー同士の間隔が狭くなり、キーの選択を素早く行うことが可能となる。
【0031】
また、図6(b)に示すように、タッチパネル103の上半分の領域に指で触れ、指を反時計回りの方向に円弧状に撫でるように動かすと、画面上の各キーが左方向に移動する。また、撫でるスピードを速くすると、画面上に表示されるキーの数が増加し、隣接するキー同士の間隔が狭くなり、キーの選択を素早く行うことが可能となる。
【0032】
また、図6(c)に示すように、タッチパネル103の下半分の領域に指で触れ、指を反時計回りの方向に円弧状に撫でるように動かすと、音量を上げることができるようになっている。また、図6(d)に示すように、タッチパネル103の下半分の領域に指で触れ、指を時計回りの方向に円弧状に撫でるように動かすと、音量を下げることができるようになっている。
【0033】
次に、図7のフローチャートを参照して、リモコン100の動作手順について説明する。まず、ステップS1において、リモコン100の制御部105により、タッチモーションセンサ104から供給された判定結果を示すデータに基づいて、タッチパネル103が操作されたか否かが判定される。
【0034】
その結果、タッチパネル103に指が触れて操作されたと判定された場合、ステップS2に進む。一方、タッチパネル103が操作されていないと判定された場合、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
【0035】
ステップS2においては、制御部105により、タッチパネル103の上半分の領域に指が触れられたか否かが判定される。その結果、タッチパネル103の上半分の領域に指が触れられたと判定された場合、ステップS3に進む。一方、タッチパネル103の下半分の領域に指が触れられたと判定された場合、ステップS10に進む。
【0036】
ステップS10においては、制御部105により、タッチパネル103の操作状況に対応する音量制御データが生成され、発光制御部110に供給される。発光制御部110は、制御部105より供給された音量制御データに基づいて発光部111を制御し、音量制御データに対応する赤外線が出射される。その後、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0037】
一方、ステップS3においては、制御部105により、タッチパネル103を指を撫でる方向(スライド方向)が右方向(時計回りの方向)であるか否かが判定される。その結果、スライド方向が右方向であると判定された場合、ステップS4に進む。一方、スライド方向が左方向(反時計回りの方向)であると判定された場合、ステップS7に進む。
【0038】
ステップS4においては、指でタッチパネル103が撫でられる(スライドされる)スピードが基準値以上であるか否かが判定される。その結果、基準値以上ではないと判定された場合、ステップS5に進む。一方、基準値以上であると判定された場合、ステップS6に進む。
【0039】
ステップS5においては、制御部105により、タッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すデータが生成され、発光制御部110に供給される。
【0040】
発光制御部110は、制御部105より供給されたデータに基づいて発光部111を制御する。発光部111は、発光制御部110の制御に従って赤外線を発光し、上記データを赤外線により送信する。
【0041】
一方、ステップS6においては、制御部105により、タッチパネル103上を指で右方向に高速でスライドされたことを示すデータが生成され、発光制御部110に供給される。発光制御部110は、制御部105より供給されたデータに基づいて発光部111を制御する。発光部111は、発光制御部110の制御に従って赤外線を発光し、上記データを赤外線により送信する。
【0042】
また、ステップS3において、制御部105により、タッチパネル103を指を撫でる方向(スライド方向)が左方向であると判定されると、ステップS7に進み、指でタッチパネル103が撫でられる(スライドされる)スピードが基準値以上であるか否かが判定される。その結果、基準値以上ではないと判定された場合、ステップS8に進む。一方、基準値以上であると判定された場合、ステップS9に進む。
【0043】
ステップS8においては、制御部105により、タッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すデータが生成され、発光制御部110に供給される。
【0044】
発光制御部110は、制御部105より供給されたデータに基づいて発光部111を制御する。発光部111は、発光制御部110の制御に従って赤外線を発光し、上記データを赤外線により送信する。
【0045】
一方、ステップS9においては、制御部105により、タッチパネル103上を左方向に高速でスライドされたことを示すデータが生成され、発光制御部110に供給される。発光制御部110は、制御部105より供給されたデータに基づいて発光部111を制御する。発光部111は、発光制御部110の制御に従って赤外線を発光し、上記データを赤外線により送信する。
【0046】
図8は、テレビジョン受像機200の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS21において、テレビジョン受像機200の制御部203により、リモコン100の発光部111から赤外線によって送信されたデータが受光部201によって受光されたとき、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものであるか否かが判定される。
【0047】
その結果、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものであると判定された場合、ステップS22に進む。
【0048】
一方、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものではないと判定された場合、ステップS23に進む。
【0049】
ステップS22においては、制御部203により、制御信号に対応する処理が実行される。例えば、図4に示したような画面が表示されている場合、制御部203は、各キー「1」、「3」、「4」、「6」、「8」を所定の第1の距離だけ右方向に移動させたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力するようオーバレイグラフィック処理部204に指令する。
【0050】
オーバレイグラフィック処理部204は、制御部203からの指令に基づいて、各キーを所定の第1の距離だけ右方向に移動させたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力する。映像出力処理部213は、オーバレイグラフィック処理部204より供給されたオーバレイグラフィックを映像信号処理部211より供給された映像信号に重ねて合成した映像信号を生成し、表示部220に供給する。表示部220は、映像出力処理部213より供給された上記映像信号を表示する。
【0051】
その後、ステップS21に戻り、ステップS21の処理が繰り返し実行される。ステップS22の処理が繰り返し実行されることにより、表示部220の画面上に表示された各キーは視覚的には通常スピードで右方向に移動するように認識される。
【0052】
また、ステップS23においては、テレビジョン受像機200の制御部203により、リモコン100の発光部111から赤外線によって送信されたデータが受光部201によって受光されたとき、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものであるか否かが判定される。
【0053】
その結果、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものであると判定された場合、ステップS24に進む。
【0054】
一方、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で右方向(時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものではないと判定された場合、ステップS25に進む。
【0055】
ステップS24においては、制御部203により、制御信号に対応する処理が実行される。例えば、図4に示したような画面が表示されている場合、各キー「1」、「3」、「4」、「6」、「8」を所定の第1の距離より長い第2の距離だけ右方向に移動させ、かつより多くのキーが表示できるように各キーの間隔を狭くしたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力するようオーバレイグラフィック処理部204に指令する。
【0056】
オーバレイグラフィック処理部204は、制御部203からの指令に基づいて、各キーを所定の第2の距離だけ右方向に移動させ、かつより多くのキーが表示できるように各キーの間隔を狭くしたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力する。映像出力処理部213は、オーバレイグラフィック処理部204より供給されたオーバレイグラフィックを映像信号処理部211より供給された映像信号に重ねて合成した映像信号を生成し、表示部220に供給する。表示部220は、映像出力処理部213より供給された上記映像信号を表示する。
【0057】
その後、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。ステップS24の処理が繰り返し実行されることにより、表示部220の画面上に表示された各キーは視覚的には高速に右方向に移動するように認識される。
【0058】
また、ステップS25においては、テレビジョン受像機の制御部203により、リモコン100の発光部111から赤外線によって送信されたデータが受光部201によって受光されたとき、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものであるか否かが判定される。
【0059】
その結果、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものであると判定された場合、ステップS26に進む。
【0060】
一方、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に通常スピードでスライドされたことを示すものではないと判定された場合、ステップS27に進む。
【0061】
ステップS26においては、制御部203により、制御信号に対応する処理が実行される。例えば、図4に示したような画面が表示されている場合、各キー「1」、「3」、「4」、「6」、「8」を所定の第1の距離だけ左方向に移動させたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力するようオーバレイグラフィック処理部204に指令する。
【0062】
オーバレイグラフィック処理部204は、制御部203からの指令に基づいて、各キーを所定の第1の距離だけ左方向に移動させたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力する。映像出力処理部213は、オーバレイグラフィック処理部204より供給されたオーバレイグラフィックを映像信号処理部211より供給された映像信号に重ねて合成した映像信号を生成し、表示部220に供給する。表示部220は、映像出力処理部213より供給された上記映像信号を表示する。
【0063】
その後、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。ステップS26の処理が繰り返し実行されることにより、表示部220の画面上に表示された各キーは視覚的には通常スピードで左方向に移動するように認識される。
【0064】
また、ステップS27においては、テレビジョン受像機の制御部203により、リモコン100の発光部111から赤外線によって送信されたデータが受光部201によって受光されたとき、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものであるか否かが判定される。
【0065】
その結果、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものであると判定された場合、ステップS28に進む。
【0066】
一方、受光部201によって受光された赤外線に対応するデータがタッチパネル103上を指で左方向(反時計回りの方向)に高速でスライドされたことを示すものではないと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。
【0067】
ステップS28においては、制御部203により、制御信号に対応する処理が実行される。例えば、図4に示したような画面が表示されている場合、各キー「1」、「3」、「4」、「6」、「8」を所定の第1の距離より長い第2の距離だけ左方向に移動させ、かつより多くのキーが表示できるように各キーの間隔を狭くしたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力するようオーバレイグラフィック処理部204に指令する。
【0068】
オーバレイグラフィック処理部204は、制御部203からの指令に基づいて、各キーを所定の第2の距離だけ左方向に移動させ、かつより多くのキーが表示できるように各キーの間隔を狭くしたオーバレイグラフィックを作成し、映像出力処理部213に出力する。映像出力処理部213は、オーバレイグラフィック処理部204より供給されたオーバレイグラフィックを映像信号処理部211より供給された映像信号に重ねて合成した映像信号を生成し、表示部220に供給する。表示部220は、映像出力処理部213より供給された上記映像信号を表示する。
【0069】
その後、ステップS21に戻り、ステップS21の処理が繰り返し実行される。ステップS28の処理が繰り返し実行されることにより、表示部220の画面上に表示された各キーは視覚的には高速に左方向に移動するように認識される。
【0070】
リモコン100の操作に応じて画面上の各キーが移動し、画面の中央に設定されたカーソル上に所望のチャンネルに対応するキーを移動させた後、「スタート」ボタン101を押下すると、制御部203は、「スタート」ボタン101が押下されたときにカーソル上にあるチャンネルを選局するようチューナ210に指令する。
【0071】
チューナ210は、制御部203からの指令に基づいて、制御部203より指示されたチャンネルを選局し、選局したチャンネルの映像音声信号のうち、映像信号を映像信号処理部211に供給し、音声信号を音声信号処理部212に供給する。
【0072】
映像信号処理部211は、チューナ210より供給された映像信号を映像出力処理部213に供給する。音声信号処理部212は、チューナ210より供給された音声信号を音声出力処理部214に供給する。映像出力処理部213は、映像信号処理部211より供給された映像信号を表示部220に供給し、表示部220はこの映像信号を表示する。音声出力処理部214は、音声信号処理部212より供給された音声信号をスピーカ230に供給し、スピーカ230はこの音声信号を出力する。
【0073】
また、図5に示したように、BS放送のチャンネルを選局する場合にも、図4に示した地上波放送の場合と基本的に同様の手順で所望のチャンネルを選局し、表示部220に表示させることができる。
【0074】
地上波放送、BS放送、およびCS放送の選択は、例えば、タッチパネル103の左端部を所定時間以上押下することにより行うことができる。即ち、図4に示したような画面が表示部220に表示されている状態で、タッチパネル103の左端部を所定時間以上押し続けると、図5に示したように、BS放送チャンネル選局画面が表示される。
【0075】
また、図5に示した画面が表示されている状態で、さらに、タッチパネル103の左端部を所定時間以上押下し続けると、CS放送のチャンネル選局画面が表示される。また、図5に示した画面において、タッチパネル103の右端部を所定時間以上押し続けると、図4に示した地上波放送のチャンネル選局画面が表示される。また、図4に示した画面において、タッチパネル103の右端部を所定時間以上押し続けると、図示しない録画設定画面が表示部220に表示され、録画設定が可能となる。
【0076】
以上説明したように、タッチパネル103を指で撫でることによって感覚的に容易に所望のチャンネルを選局したり、録画設定等のその他の各種機能の実行を指示することができる。
【0077】
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0078】
本発明の活用例として、例えば、メニュー表示を行う各種機器をリモコン等で制御するユーザインタフェースに本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明におけるリモコンの一実施の形態の外観図である。
【図2】図1のリモコンの構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のリモコンによって制御されるテレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。
【図4】表示部に表示された地上波放送のチャンネル選局画面例を示す図である。
【図5】表示部に表示されたBS放送のチャンネル選局画面例を示す図である。
【図6】リモコンのタッチパネルの操作方法を示す図である。
【図7】リモコンの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】テレビジョン受像機の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0080】
100 リモコン
101 ボタン
102,202 インタフェース(I/F)
103 タッチパネル
104 タッチモーションセンサ
105,203 制御部
106 LED制御部
107 LED
110 発光制御部
111 発光部
200 テレビジョン受像機
201 受光部
204 オーバレイグラフィック処理部
206 音声処理部
210 チューナ
211 映像信号処理部
212 音声信号処理部
213 映像出力処理部
214 音声出力処理部
220 表示部
230 スピーカ



【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体に設けられたタッチパネルと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出手段と、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出手段と、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出手段と、
前記スライド位置検出手段によって検出された前記スライド位置と、前記スライド方向検出手段によって検出された前記スライド方向と、前記スライド速度検出手段によって検出された前記スライド速度とに対応する制御信号を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記制御信号を送出する送出手段と
を備えることを特徴とするリモートコントローラ。
【請求項2】
前記タッチパネルは円形とされ、前記スライド位置検出手段によって前記タッチパネルの上半分を円弧状に指でスライドされたことが検出されたとき、前記生成手段はチャンネル選局または各種設定項目の選択のための制御信号を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載リモートコントローラ。
【請求項3】
前記タッチパネルは円形とされ、前記スライド位置検出手段によって前記タッチパネルの下半分を円弧状に指でスライドされたことが検出されたとき、前記生成手段は音量調節のための制御信号を生成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載リモートコントローラ。
【請求項4】
リモートコントローラと、前記リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムであって、
前記リモートコントローラは、
筐体に設けられたタッチパネルと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出手段と、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出手段と、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出手段と、
前記スライド位置検出手段によって検出された前記スライド位置と、前記スライド方向検出手段によって検出された前記スライド方向と、前記スライド速度検出手段によって検出された前記スライド速度とに対応する制御信号を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記制御信号を送出する送出手段と
を備え、
前記機器は、
前記リモートコントローラから送出された前記制御信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成手段と、
前記画面生成手段によって生成された前記ユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行手段と
を備える
ことを特徴とするリモコンシステム。
【請求項5】
タッチパネルを有するリモートコントローラと、前記リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムを制御するリモコンシステム制御方法であって、
前記リモートコントローラは、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、
前記スライド位置検出ステップにおいて検出された前記スライド位置と、前記スライド方向検出ステップにおいて検出された前記スライド方向と、前記スライド速度検出ステップにおいて検出された前記スライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにおいて生成された前記制御信号を送出する送出ステップと
を備え、
前記機器は、
前記リモートコントローラから送出された前記制御信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成ステップと、
前記画面生成ステップにおいて生成された前記ユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行ステップと
を備える
ことを特徴とするリモコンシステム制御方法。
【請求項6】
タッチパネルを有するリモートコントローラと、前記リモートコントローラによって制御される機器とからなるリモコンシステムを制御するリモコンシステム制御プログラムであって、
前記リモートコントローラに、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、
前記スライド位置検出ステップにおいて検出された前記スライド位置と、前記スライド方向検出ステップにおいて検出された前記スライド方向と、前記スライド速度検出ステップにおいて検出された前記スライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにおいて生成された前記制御信号を送出する送出ステップと
を実行させ、
前記機器に、
前記リモートコントローラから送出された前記制御信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記制御信号に対応して、ユーザインタフェース画面を生成する画面生成ステップと、
前記画面生成ステップにおいて生成された前記ユーザインタフェース画面において指示された機能を実行する実行ステップと
を実行させることを特徴とするリモコンシステム制御プログラム。
【請求項7】
タッチパネルを有するリモートコントローラを制御するリモコン制御プログラムであって、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド位置を検出するスライド位置検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド方向を検出するスライド方向検出ステップと、
前記タッチパネルが指で触れられた状態でスライドされたスライド速度を検出するスライド速度検出ステップと、
前記スライド位置検出ステップにおいて検出された前記スライド位置と、前記スライド方向検出ステップにおいて検出された前記スライド方向と、前記スライド速度検出ステップにおいて検出された前記スライド速度とに対応する制御信号を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにおいて生成された前記制御信号を送出する送出ステップと
を前記リモートコントローラに実行させることを特徴とするリモコン制御プログラム。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−222504(P2006−222504A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−31470(P2005−31470)
【出願日】平成17年2月8日(2005.2.8)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】