説明

リモコンユニット

【課題】光照射手段による電力消費量を抑えることができ、かつ、リモコンが眩しくなる程に過度に照射されることを防止することができるリモコンユニットを提供する。
【解決手段】リモコン10と、リモコン10によって操作される機器を備えた便座ボックス2とを有するリモコンユニット。便座ボックス2は、リモコン10に向けて光を照射する光照射部6を備えており、リモコン10は、受光した光を太陽電池14で光電変換して蓄電する蓄電手段を備えている。リモコンユニットは照度センサ8を有しており、光照射手段6は、照度センサ8の検知照度に応じて光照射強度を調節する。照度センサ8の検知照度が大きいほど光照射部6の光照射強度を小さくし、光照射部6の電力消費量を減少させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコンと、該リモコンによって操作される機器を有した本体部とを有するリモコンユニットに係り、特に本体部からリモコンに向けて光を照射可能なリモコンユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
特開2004−140637号公報には、リモコンの電池として太陽電池を採用することにより、電池の交換を不要とすることが記載されている(第0008段落)。このようにリモコンの電池として太陽電池を採用した場合、リモコンの設置場所が暗いと、太陽電池が十分に発電することができない。
【0003】
特開平5−14978号公報には、太陽電池を備えたリモコン(コマンダ)と、該リモコンが装着される常置場所と、該太陽電池に対して光を照射する常置場所照明用ライトとを備えたリモコン装置が記載されている。このリモコンを該常置場所に装着すると、プッシュスイッチがオンとなり、該ライトから該太陽電池に向けて光が照射され、太陽電池による発電が行われる(第0017段落)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−140637号公報
【特許文献2】特開平5−14978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2のリモコン装置によると、リモコンを常置場所に装着したときに、周辺の明るさとは無関係に、常置場所照明用ライトがリモコンの太陽電池に向けて光を照射する。このため、周辺が十分に明るい場合にも該ライトが光を照射することになり、ライトの消費電力が無駄になる。また、リモコン近傍の人にとって眩しくなるおそれがある。
【0006】
本発明は、光照射手段による電力消費量を減少させることができ、かつ、リモコンに光が過剰に照射されることを防止することができるリモコンユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明(請求項1)のリモコンユニットは、リモコンと、該リモコンによって操作される機器を備えた本体部とを有するリモコンユニットにおいて、該本体部は、該リモコンに向けて光を照射する光照射手段を備えており、該リモコンは、受光した光を光電変換手段で光電変換して蓄電する蓄電手段を備えているリモコンユニットであって、該リモコンユニットは照度検知センサを有しており、該照度検知センサの検知照度に応じて該光照射手段の光照射強度を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2のリモコンユニットは、請求項1において、前記制御手段は、該照度検知センサの検知照度が高いほど光照射強度を小さくすることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3のリモコンユニットは、請求項1又は2において、前記照度検知センサが前記本体部に設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4のリモコンユニットは、請求項1又は2において、前記照度検知センサが前記リモコンに設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5のリモコンユニットは、請求項4において、前記光電変換手段が前記照度検知センサを兼ねることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6のリモコンユニットは、請求項4又は5において、前記リモコンは、前記照度検知センサの検知照度信号を前記本体部に送信する送信手段を有することを特徴とするものである。
【0013】
請求項7のリモコンユニットは、請求項6において、前記送信手段は、前記検知照度信号を間欠的に前記本体部に送信することを特徴とするものである。
【0014】
請求項8のリモコンユニットは、請求項6又は7において、前記制御手段は、前記照度検知センサの検知照度が所定値又は所定範囲となるように前記光照射手段の光照射強度を制御することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明(請求項1)のリモコンユニットにあっては、照度センサの検知照度に応じて光照射手段の光照射強度が調節される。例えば、照度検知センサの検知照度が高いほど、光照射強度を小さくする。これにより、光照射手段による電力消費量を減少させることができると共に、リモコンに光が過剰に照射されてリモコン付近の人に眩しく感取されることが防止される。
【0016】
この照度センサは、本体部に設けられてもよい。この場合、本体部の電源から照度センサに対して電力を供給することができるため、照度センサの作動のためにリモコンの蓄電手段の電力が消費されることが防止される。
【0017】
また、この照度センサは、リモコンに設けられてもよい。この場合、リモコン周辺の照度を検知するため、光照射手段の光照射強度を的確に調節することができる。
【0018】
この場合、太陽電池等の光電変換手段が照度センサを兼ねてもよい。これにより、部品点数の低減を図ることができる。
【0019】
また、リモコンは、照度センサの検知照度信号を前記本体部に向けて送信する送信手段を有していてもよい。本体部では、送信されてきた照度信号に基づいて光照射強度を調節する。この照度信号を連続的ではなく間欠的に送信することにより、通信に消費される電力が低減される。
【0020】
このリモコンからの検知照度信号に基づいて、リモコンに照射される光の強度が所定値又は所定範囲となるように光照射手段の光照射強度を制御してもよい。これにより光照射手段の光照射量の過不足を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】実施の形態に係るリモコンユニットが設置されたトイレルーム内の斜視図である。視図である。
【図2】第1図のリモコンユニットの便座ボックス側の制御ブロック図である。
【図3】異なる実施の形態に係るリモコンユニットが設置されたトイレルーム内の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るリモコンユニットが設置されたトイレルーム内の斜視図、第2図は第1図のリモコンユニットの便座ボックス側の制御ブロック図である。
【0023】
本実施の形態に係るリモコンユニットは、温水洗浄装置等の機器を搭載した本体部としての便座ボックス2と、リモコン10とからなっている。このリモコン10から便座ボックス2に向って、シャワー動作信号(人体臀部洗浄動作信号)、ビデ動作信号、又はストップ信号(シャワー又はビデ動作を停止させる信号)が送信される。
【0024】
第1図の通り、洋風便器1の後部上面に便座ボックス2が設置され、この便座ボックス2に便座3及び便蓋4が起倒自在に枢支されている。この便座ボックス2の右側面(便器着座者にとっての右側面。以下、同様。)には手動式フラッシュハンドル5が設けられている。
【0025】
この便座ボックス2の左側の上角縁には、リモコン10に向けて光を照射する光照射部6と、リモコン10と送受信を行うための送受信部7とが設けられている。該光照射部6には、LEDなどの発光体が設置されている。便座ボックス2の上面には、周辺の照度を検知する照度検知センサ8が設けられている。便座ボックス2の右側の上角縁には、トイレルーム内に入室した人体を検知する人体検知センサ9が設けられている。
【0026】
便座ボックス2内の電気回路は、図示しないコード、プラグを介して商用電源(AC100V)から給電される。この洋風便器1は、図示しないホース及び止水栓を介して水道水が供給可能とされている。図示は省略するが、この便座ボックス2内には、後述するリモコンのスイッチ操作によって作動するシャワーノズル及びビデノズルが設けられている。また、便座ボックス2には、上記光照射部6、送受信部7、照度検知センサ8、人体検知センサ9、第2図に示す制御回路20等が設けられている。
【0027】
トイレルームの壁面にリモコン10が設置されている。このリモコン10の前面上半部に、シャワースイッチ11、ビデスイッチ12、停止スイッチ13が設けられている。このリモコン10の前面右側に、便座ボックス2との送受信を行うための送受信部15が設けられている。このリモコン10の前面下半部に、太陽電池(光電変換手段)14が設けられている。この太陽電池14で発電した電力は、リモコン10内の図示しない蓄電手段に蓄電される。なお、太陽電池14の前面には透明なパネル(図示略)が設けられている。リモコン10には、洋風便器1に洗浄水を供給するフラッシュスイッチなど、その他の各種スイッチが設けられてもよい。
【0028】
このように構成されたリモコンユニットの動作例について以下に説明する。
【0029】
使用者がトイレルーム内に入室すると、人体検知センサ9が人体を検知し、便座ボックス2内の制御回路20に人体検知信号を出力する。制御回路20は、この信号の入力があると、照度検知センサ8の検知照度を読み込み、これに応じて光照射部6内の発光体の発光強度を設定し、この設定値にて該光照射部6からリモコン10に向けて光を照射させる。
【0030】
この制御回路20は、照度検知センサ8の検知照度が高いほど発光体の発光強度を小さくするように発光体の光照射強度を制御するのが好ましい。具体的には、検知照度に反比例させて発光体の光照射強度を連続的に(線形の関係にて)変化させるのが好ましい。また、検知照度を多段階に区切り、検知照度が高い段階ほど発光体の光照射強度を小さくする多段階の反比例調節を行ってもよい。また、検知信号が所定値以上のときには光照射を停止し、所定値よりも低いときには、検知信号に反比例させるように照射強度を制御してもよい。検知照度が規定値よりも低いときには光照射強度を一定値とし、検知照度がこの規定値以上であるときには、照射強度を検知照度に反比例させるように照射強度を制御してもよい。
【0031】
この照度検知センサ8による照度検知は、人体検知センサ9が人体を検知したときに1回のみ行ってもよいが、間欠的に照度検知を行い、その都度、光照射部6内の発光体の出力の調節を行ってもよい。これにより、トイレルーム内への入室後に該トイレルーム内の照度が変化したときに、光照射部6内の発光体の出力を速やかに調節することができる。また、照度検知センサ8による照度検知を間欠的に行うことにより、連続的に行う場合と比べ、消費電力が少なくなる。
【0032】
使用者がリモコン10のスイッチ11又はスイッチ12を操作すると、リモコン10の送受信部15が操作信号を発信する。便座ボックス2の送受信部7がこの発信信号を受信して制御回路20に出力し、制御回路20の制御によりシャワー洗浄又はビデ洗浄が行われる。使用者がリモコン10の停止スイッチ13を操作すると、リモコン10の送受信部15が操作信号を発信する。便座ボックス2の送受信部7がこの発信信号を受信して制御回路20に出力し、制御回路20の制御によりシャワー洗浄又はビデ洗浄が停止される。
【0033】
使用者がトイレルームから退出すると、人体検知センサ9が人体非検知となり、制御回路20は、光照射部6の発光体の光照射を停止させる。
【0034】
本実施の形態によると、トイレルーム内の照度に応じて光照射部6からの光照射強度が調節されるため、リモコン10周辺の照度を所望の範囲内にすることができる。これにより、太陽電池14による発電を安定して行うことができ、かつ、光照射部6の発光体による電力消費量を抑えることができる。また、リモコン10に光が過剰に照射されて使用者が眩しい思いをしたり、反対にリモコン10への光照射量が不足してリモコン10の蓄電量が不足したりすることが防止される。本実施の形態では、照射検知センサ8が便座ボックス2に設けられているため、照射検知センサ8用の電力を上記商用電源(AC100V)から給電することができる。
【0035】
<別の制御例>
上記の制御例では、照度検知センサ9の検知照度にのみ基づいて発光体の発光強度を制御しているが、さらにリモコン10側の受光強度にも基づいて発光体の発光強度を制御してもよい。この制御例について次に説明する。
【0036】
この制御例では、リモコン10は、太陽電池14の受光強度を便座ボックス2の送受信部7に向って送信可能とされている。
【0037】
この制御例でも、上記制御例と同様に、トイレルームへの人体入室が検知されると、そのときの照度検知センサ8の検知照度に基づいた発光強度にて発光体を発光させる。この光が太陽電池14で受光されたときの受光強度をリモコン10の送受信部15から便座ボックス2の送受信部7へ送信する。便座ボックス2の制御回路20では、この送信されてきた太陽電池14の受光強度が所定値又は所定範囲となるように発光体の発光強度を制御する。これ以降は、このように太陽電池14の受光強度が所定値又は所定範囲となるように発光体の発光強度を太陽電池14の受光強度に基づいてフィードバック制御する。人体が人体検知センサ9で検知されなくなるまでこのフィードバック制御を行い、人体が該センサ9で検知されなくなったならば、発光体の発光を停止する。
【0038】
なお、太陽電池14の受光強度信号は、リモコン10の送受信部15から便座ボックス2の送受信部7へ連続的に送信されてもよく、間欠的に送信されてもよい。
【0039】
<第2の実施の形態>
第3図は、第2の実施の形態に係るリモコンユニットが設置されたトイレルーム内の斜視図である。第3図のリモコンユニットは、第1図及び第2図のリモコンユニットにおいて、便座ボックス2の照射検知センサ8を省略し、かつ、リモコン10に照射検知センサ16を設けたものであり、同一符号は同一部分を示している。
【0040】
このように構成されたリモコンユニットの動作例について以下に説明する。
【0041】
使用者がトイレルーム内に入室すると、人体検知センサ9が人体を検知し、便座ボックス2内の制御回路20に人体検知信号を出力する。制御回路20は、この信号の入力があると、送受信部7からリモコン10に向けて人体検知信号を送信させる。
【0042】
この人体検知信号をリモコン10の送受信部15が受信すると、該送受信部15は、リモコン10の照度検知センサ16の検知照度を、便座ボックス2の送受信部7へ送信する。
【0043】
便座ボックス2の送受信部7がこの検知照度を受信すると、制御回路20に該検知照度を出力する。制御回路20は、この検知照度の入力があると、この検知照度に応じて光照射部6内の発光体の発光強度を設定し、この設定値にて該光照射部6からリモコン10に向けて光を照射させる。
【0044】
本動作例においても、制御回路20は、照度検知センサ16の検知照度が高いほど発光体の発光強度を小さくするように発光体の光照射強度を制御するのが好ましい。また、この照度検知センサ16による照度検知は、人体検知センサ9が人体を検知したときに1回のみ行ってもよいが、間欠的に照度検知を行い、その都度、光照射部6内の発光体の出力の調節を行ってもよい。さらに、太陽電池14の受光強度に基づいてフィードバック制御を行ってもよい。
【0045】
本動作例によっても、トイレルーム内の照度に応じて光照射部6からの光照射強度が調節されるため、リモコン10周辺の照度を所望の範囲内にすることができる。これにより、太陽電池14による発電を安定して行うことができ、かつ、光照射部6の発光体による電力消費量を抑えることができる。また、リモコン10に光が過剰に照射されて使用者が眩しい思いをしたり、反対にリモコン10への光照射量が不足してリモコン10の蓄電量が不足したりすることが防止される。特に本動作例では、照度検知センサ16がリモコン10側に設けられている。これにより、この照度検知センサ16がリモコン10周辺の照度を検知するため、光照射部7の発光体の光照射強度を的確に調節することができる。
【0046】
<別の制御例>
上記の制御例では、発光体の発光強度が発光開始時点で既に調節されているが、先ず所定の発光強度にて発光を開始し、次いで発光強度を調節してもよい。この制御例について次に説明する。
【0047】
この制御例でも、使用者がトイレルーム内に入室すると、人体検知センサ9が人体を検知し、便座ボックス2内の制御回路20に人体検知信号を出力する。次いで本制御例では(上記制御例とは異なり)、制御回路20にこの人体検知信号の入力があると、制御回路20が光照射部6内の発光体の発光強度を予め記憶された初期値に設定し、この初期値にて該光照射部6からリモコン10に向けて光を照射させる。
【0048】
この初期値は、室内灯や太陽光がリモコン10に照射されているときにさらに光照射部6から光を照射したとしても、リモコン10近傍の人に眩しく感取されない程度であるのが好ましい。
【0049】
この光照射部6からの光をリモコン10の太陽電池14が受光すると、リモコン10の送受信部15は、照度検知センサ16の検知照度を、便座ボックス2の送受信部7へ送信する。
【0050】
便座ボックス2の送受信部7がこの検知照度を受信すると、制御回路20に該検知照度を出力する。制御回路20は、この検知照度の入力があると、この検知照度に応じて光照射部6内の発光体の発光強度を設定し、この設定値にて該光照射部6からリモコン10に向けて光を照射させる。
【0051】
その後は、第1の実施の形態と同様に、照度検知センサ16による照度検知を間欠的又は連続的に行って発光部6内の発光強度を調節してもよく、太陽電池14の受光強度に基づいてフィードバック制御を行ってもよい。
【0052】
本制御例では、便座ボックス2の人体検知センサ9が人体を検知すると、リモコン10からの照度信号を受信する前に、光照射部6がリモコン10に向って光を照射する。これにより、リモコン10が速やかに照らされて視認される。また、便座ボックス2の送受信部7からの人体検知信号の送信を省略することができる。
【0053】
さらに本制御例では、人体検知時にリモコン10の蓄電量が不足していたとしても、リモコン10が確実に動作する。すなわち、人体検知時には、便座ボックス2の光照射部6からリモコン10に向って光が照射され、太陽電池14が受光して発電する。これにより、リモコン10の蓄電量が増加するため、蓄電量不足でリモコン10が動作しないことが確実に防止される。
【0054】
本実施の形態では、太陽電池14とは別に照度検知センサ16を設けたが、この照度検知センサ16を省略し、太陽電池14を照度センサとして用いてもよい。これにより、部品点数が少なくなり、コスト低減を図ることができる。
【0055】
本発明では、リモコンの太陽電池を覆うプレートの表面に、斜めに入射する光をプレート表面で反射させることなく該プレート内に取り込み、太陽電池に向けて透過させるための多数の微細な凹凸形状部を設けてもよい。このような凹凸形状としては、プリズム形、四角錐形、円錐形などが例示される。プレート面を平坦とした場合の平坦面と、該凹凸形状の斜面との交差角度は5〜85°特に45〜85°程度であることが好ましい。
【符号の説明】
【0056】
1 洋風便器
2 便座ボックス
3 便座
4 便蓋
5 手動式フラッシュハンドル
6 光照射部
7 送受信部
8 照度検知センサ
9 人体検知センサ
10 リモコン
11〜13 スイッチ
14 太陽電池
15 送受信部
16 照度検知センサ
20 制御回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リモコンと、該リモコンによって操作される機器を備えた本体部とを有するリモコンユニットにおいて、
該本体部は、該リモコンに向けて光を照射する光照射手段を備えており、
該リモコンは、受光した光を光電変換手段で光電変換して蓄電する蓄電手段を備えているリモコンユニットであって、
該リモコンユニットは照度検知センサを有しており、
該照度検知センサの検知照度に応じて該光照射手段の光照射強度を制御する制御手段を備えたことを特徴とするリモコンユニット。
【請求項2】
請求項1において、前記制御手段は、該照度検知センサの検知照度が高いほど光照射強度を小さくすることを特徴とするリモコンユニット。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記照度検知センサが前記本体部に設けられていることを特徴とするリモコンユニット。
【請求項4】
請求項1又は2において、前記照度検知センサが前記リモコンに設けられていることを特徴とするリモコンユニット。
【請求項5】
請求項4において、前記光電変換手段が前記照度検知センサを兼ねることを特徴とするリモコンユニット。
【請求項6】
請求項4又は5において、前記リモコンは、前記照度検知センサの検知照度信号を前記本体部に送信する送信手段を有することを特徴とするリモコンユニット。
【請求項7】
請求項6において、前記送信手段は、前記検知照度信号を間欠的に前記本体部に送信することを特徴とするリモコンユニット。
【請求項8】
請求項6又は7において、前記制御手段は、前記照度検知センサの検知照度が所定値又は所定範囲となるように前記光照射手段の光照射強度を制御することを特徴とするリモコンユニット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−259287(P2011−259287A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−132980(P2010−132980)
【出願日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(302045705)株式会社LIXIL (949)
【Fターム(参考)】