説明

リラックス装置

【課題】リラックス効果が得られると共に、浮遊感を得ることによる揺動による楽しさを感じることができるリラックス装置を提供する。
【解決手段】使用者の身体を支持する身体支持部材13と、前記身体支持部材13を前後方向に、その移動軌跡が円弧状になるように、揺動動作させる揺動駆動装置12と、前記揺動駆動装置12を制御して前記身体支持部材13をリラックス揺動させるコントローラ24と、を備えたリラックス装置10であって、前記コントローラ24は身体支持部材13の揺動方向が変化するときに身体支持部材13の揺動が所定時間停止するように揺動駆動装置12を制御し、前記所定時間の内、身体支持部材13が前方向から後方向に揺動方向が変化するときの第1の所定時間と、身体支持手段が後ろ方向から前方向に揺動方向が変化するときの第2の所定時間とを異ならせるように制御するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、使用者にリラックス効果を付与することができるリラックス装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、特開2000−42112号公報(特許文献1)に示されるように、椅子型の身体支持部材に腰掛けた使用者の身体を揺動させることによってリラックス効果を付与するリラックス装置は知られている。
【0003】
この装置は揺動動作を1Hz以下で行いつつ、その揺動動作を0.2Hz以下の変動幅で漸次変化させて揺動動作の周波数にゆらぎを付与することでリラックス効果を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−42112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来例であるリラックス装置にあっては、リラックス効果は得られるものの、揺動による楽しさを感じることが少なく、厭きがくるといった問題点を有していた。
【0006】
本願発明は、上記従来例に鑑みて発明されたものであり、その課題は、リラックス効果が得られると共に、浮遊感を得ることによる揺動による楽しさを感じることができるリラックス装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、使用者の身体を支持する身体支持手段と、前記身体支持手段を前後方向に、その移動軌跡が円弧状になるように、揺動動作させる揺動駆動手段と、前記揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段をリラックス揺動させる制御手段と、を備えたリラックス装置であって、
前記制御手段は身体支持手段の揺動方向が変化するときに身体支持手段の揺動が所定時間停止するように揺動駆動手段を制御し、前記所定時間の内、身体支持手段が前方向から後方向に揺動方向が変化するときの第1の所定時間と、身体支持手段が後ろ方向から前方向に揺動方向が変化するときの第2の所定時間とを異ならせるように制御することを特徴としている。
【0008】
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載のリラックス装置において、前記制御手段は、前記第1の所定時間が第2の所定時間より長くなるように揺動駆動手段を制御することを特徴としている。
【0009】
又、本願請求項3記載の発明では、上記請求項1または2記載のリラックス装置において、前記制御手段は、リラックス揺動を繰り返すに際して第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方を漸増させるように揺動駆動手段を制御することを特徴としている。
【0010】
又、本願請求項4記載の発明では、上記請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記身体支持手段には使用者を押し上げる押し上げ手段が内設されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において使用者が押し上げられた状態となるように、押し上げ手段を制御することを特徴としている。
【0011】
又、本願請求項5記載の発明では、上記請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座面の後部に背もたれ部が傾動可能に固定されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において背もたれ部をリクライニング状態となるように背もたれ部を傾動させることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本願請求項1記載の発明のリラックス装置においては、制御手段は身体支持手段の揺動方向が変化するときに身体支持手段の揺動が所定時間停止するように揺動駆動手段を制御するので、揺動が停止することにより使用者は浮遊感を感じることができ、揺動による楽しさを感じることができる。また、制御手段は前記所定時間の内、身体支持手段が前方向から後ろ方向に揺動方向が変化するときの第1の所定時間と、身体支持手段が後ろ方向から前方向に揺動方向が変化するときの第2の所定時間とを異ならせるように制御するので、使用者にバリエーションに富んだ浮遊感を与えることができる。
【0013】
又、本願請求項2記載の発明のリラックス装置においては、特に、制御手段は、前記第1の所定時間が第2の所定時間より長くなるように揺動駆動手段を制御するので、使用者は第1の所定時間における停止を意識することができ、さらなる浮遊感を感じることができる。
【0014】
又、本願請求項3記載の発明のリラックス装置においては、特に、制御手段は、リラックス揺動を繰り返すに際して第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方を漸増させるように揺動駆動手段を制御するので、使用者は漸増する浮遊感を感じることができる。
【0015】
又、本願請求項4記載の発明のリラックス装置においては、特に、身体支持手段には使用者を押し上げる押し上げ手段が内設されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において使用者が押し上げられた状態となるように、押し上げ手段を制御するので、使用者は第1の所定時間または第2の所定時間において押し上げ手段により押し上げられることにより、さらなる浮遊感を感じることができる。
【0016】
又、本願請求項5記載の発明のリラックス装置においては、特に、身体支持手段は、使用者が着座可能な座面の後部に背もたれ部が傾動可能に固定されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において背もたれ部をリクライニング状態となるように背もたれ部を傾動させるので、使用者は第1の所定時間において背もたれ部がリクライニング状態になることにより、さらなる浮遊感を感じると共に開放感を感じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】第1の実施形態におけるリラックス装置の概略構成図である。
【図2】身体支持部材の斜視図である。
【図3】身体支持部材の揺動位置を示すタイムチャートである。
【図4】リラックス装置の揺動揺動動作を示し、(a)は身体支持部材の揺動位置を示すタイムチャート、(b)はリラックス装置の揺動往復回数と第1の所定時間との関係を説明する説明図である。
【図5】リラックス装置の揺動往復回数と第1の所定時間との関係を説明する別の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
【0019】
図1は、本実施形態のリラックス装置の概略構成図を示す。図1に示すように、リラックス装置10は、その基台11の底部11aが図示しない床面に載置されるとともに、基台11に設けられた揺動駆動手段としての揺動駆動装置12と該揺動駆動装置12により揺動される身体支持手段としての身体支持部材13とを備えている。
【0020】
揺動駆動装置12は、モータ20と、減速機21と、クランク機構22と、リンク部材23とから構成されている。
【0021】
モータ20は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記底部11a上面に設けられる制御手段としてのコントローラ24によりその駆動が制御されている。減速機21は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記モータ20と駆動連結され、モータ20の駆動力を減速出力するものである。
【0022】
クランク機構22は、2つの接続部材22a,22bから構成されるとともに、減速機21の回転駆動を半径の極めて大きな円弧運動に変換するものである。接続部材22aは、その基端が減速機21の出力軸と一体回転可能に接続されるとともに、その先端が接続部材22bの基端と回転可能に接続されている。接続部材22bの先端は、身体支持部材13が固定される四角枠状のベース部25の下部と接続されている。
【0023】
前記基台11には、その底部11aから上方向に突設される支持枠11bが備えられており、2つのリンク部材23はそれらの基端が各支持枠11b上部に所定間隔を有して回転可能に連結されるとともに、各先端がベース部25の下部と回転可能に連結されている。つまり、この2本のリンク部材23は、基端を中心として回動するようになっており、クランク機構22からの駆動力を基に、ベース部25に固定される身体支持部材13を前後方向にその移動軌跡が円弧状になるように揺動させている。
【0024】
ベース部25の上部には、椅子型の身体支持部材13を構成する座面30がベース部25と一体移動可能に固定されており、座面30の後部に傾動可能に固定された背もたれ部31と、座面30の前部に固定されたオットマン32と、座面30の左右両側に固定された肘掛け部33とが設けられている。
【0025】
背もたれ部31は、図2に示すように、該背もたれ部31を傾動させるリクライニング機構34がコントローラ24により制御され、背もたれ部31を適宜傾動させるようになっている。
【0026】
また、背もたれ部31には、上段両側に左右一対のエアバッグ40、41が使用者の左右肩部に対応して内装されるとともに、中段に背中用エアバッグとしてのエアバッグ42、43、44が使用者の背部(背中上段、背中中段及び背中下段)に対応して内装され、下段両側にエアバッグ45、46が使用者の左右腰部に対応して内装されている。座面30の左右には、2つのエアバッグ47、48が使用者の臀部及び大腿部に対応して内装されている。使用者の各部位に対応して設けられたエアバッグ40〜48は、図示しない接続ホースを介し、座面30の下部に設けられたエアポンプ49にそれぞれ接続されている。エアポンプ49は、前記コントローラ24によりその駆動が制御され、各エアバッグ40〜48の膨脹収縮動作が可能となっており、エアバック40〜48、エアポンプ49により押し上げ手段構成されている。
【0027】
次に上記の様に構成されたリラックス装置10の動作について図1〜3を用いて説明する。コントローラ24は、モータ20を制御することにより、身体支持部材13を前後方向に、その移動軌跡が円弧状になるように揺動させる。このときコントローラ24は、身体支持手段13の揺動方向が変化するときに身体支持部材13の揺動が所定時間停止するようにモータ20を制御し、所定時間の内、身体支持部材13が前方向から後方向に揺動方向が変化するときの第1の所定時間と、身体支持部材13が後方向から前方向に揺動方向が変化するときの第2の所定時間とを異ならせるように制御を行う。このようにすることで使用者は、揺動によりリラックス効果を得ることができると共に、第1の所定時間および第2の所定時間において浮遊感を得ることができ、揺動による楽しさを感じることができる。また、第1の所定時間と第2の所定時間とは異ならせるように制御されているので、使用者はバリエーションに富んだ浮遊感を味わうことができる。尚、図3は、身体支持部材13が揺動駆動装置12により揺動される際の、身体支持部材13の揺動位置を示すタイムチャートであり、図3に示されるようにコントローラ24は、第1の所定時間が第2の所定時間より長くなるようにモータ20を制御している。このように制御することで、一般的に、浮遊感を感じやすい第1の所定時間を第2の所定時間より長くして、使用者はさらなる浮遊感を感じることができる。
【0028】
また、このとき、コントローラ24は、リラックス揺動を繰り返すに際して、第1の所定時間と第2の所定時間の少なくとも一方を漸増させるようにモータ20を制御してもよい。図4(a)、(b)は、リラックス装置10の揺動往復回数と第1の所定時間との関係を説明する説明図であり、図4(b)に示されるように、揺動往復回数が増加するにつれて、第1の所定時間が増加する構成となっている。また、リラックス装置10の揺動往復回数が増加するに連れて、第2の所定時間のみを増加させ、第1の所定時間を変化させない構成としてもよいし、揺動往復回数が増加するに連れて第1の所定時間と第2の所定時間の両方を増加させる構成としてもよい。
【0029】
また、図5に示されるように、第1の所定時間にゆらぎを持たせる構成としてもよい。さらに、揺動往復回数が増加するに連れて揺動の振幅または揺動の周波数を増加させる構成としてもよい。
【0030】
次に、第2の実施形態について説明する。尚、本実施形態のリラックス装置10の構成は第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略し、リラックス装置10の動作についても第1の実施形態と同様の動作については、その説明を省略する。本実施形態のリラックス装置10は制御手段であるコントローラ24が第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において使用者が押し上げられた状態となるように、押し上げ手段であるエアバッグ40〜48およびエアポンプ49の制御を行う構成である。すなわち、コントローラ24は第1の所定時間または第2の所定時間においてエアバッグ40〜48が膨張した状態になるようにエアポンプ49を制御する。
【0031】
例えば、身体指示部材13が前方向から後方向に揺動方向が変化する第1の所定時間においてエアバッグ40〜48は膨張した状態であり、身体支持部材13が後方向に揺動され始めるとエアバッグ40〜48は収縮される。収縮が完了すると、エアバッグは40〜48は再びコントローラ24により制御されて膨張を始め、第2の所定時間においてエアバッグ40〜48は膨張された状態となる。また、その後、身体指示部材13が前方向に揺動動作を開始すると、エアバッグ40〜48は再び収縮され、収縮が完了すると再びエアバッグ40〜48は膨張を始め第1の所定時間においてエアバッグ40〜48は膨張された状態となる。ここにおいて、リラックス装置10は、移動軌跡が円弧状になるように揺動されるが、リラックス装置に、移動軌跡の内、最下点における位置を検出できる構成を設けておき、最下点において、エアバッグ40〜48の収縮が完了するような構成としてもよい。
【0032】
また、例えばコントローラ24は、次のようにエアバッグ40〜48を制御してもよい。身体指示部材13が前方向から後方向に揺動方向が変化するタイミングに合わせて、コントローラ24は、エアバッグ40〜48の膨張を開始し、身体支持部座13が後方向に揺動動作されている間エアバッグ40〜48は膨張されて、身体支持部材13が最後方点に到達する直前又は最後方点(すなわち第2の所定時間)においてエアバッグ40〜48は膨張された状態となる。次にエアバッグ40〜48は、最後方点の直前又は最後方点において収縮されて収縮された状態となった後、身体指示部材13が後方向から前方向に揺動方向が変化するタイミングに合わせてエアバッグ40〜48の膨張が開始される。そして、身体支持部座13が前方向に揺動動作されている間エアバッグ40〜48は膨張されて、身体支持部材13が最前方点に到達する直前又は最後方点(すなわち第1の所定時間)においてエアバッグ40〜48は膨張された状態となる。その後、エアバッグ40〜48は、最前方点の直前又は最前方点において収縮されて収縮された状態となる。
【0033】
また、上述のように第1の所定時間および第2の所定時間の両方の時間においてエアバッグ40〜48を膨張した状態とする構成としてもよいが、エアバッグを40〜48を膨張させた状態となすのを第1の所定時間のみにしてもよいし、第2の所定時間おいてのみにしてもよい。第1の所定時間のみにエアバッグ40〜48を膨張された状態とする制御として、例えば次の制御が考えられる。身体指示部材13が後方向から前方向に揺動方向が変化する第2の所定時間においてエアバッグ40〜48は収縮した状態であり、身体支持部材13が後方向から前方向に揺動方向が反転するタイミングに合わせてエアバッグ40〜48の膨張が開始されて、身体支持部座13が前方向に揺動動作されている間エアバッグ40〜48は膨張されて、第1の所定時間においてエアバッグ40〜48が膨張された状態となる。その後、身体指示部材13が後方向に揺動動作を開始するタイミング、すなわち揺動方向が反転するタイミングに合わせてコントローラ24はエアバッグ24の収縮制御を開始して、身体支持部座13が後方向に揺動動作されている間エアバッグ40〜48は収縮されて、第2の所定時間においてエアバッグ40〜48は収縮した状態となる。
【0034】
したがって、本実施形態のリラックス装置10によれば、使用者は第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方でエアバッグ40〜48によって押し上げられた状態となることにより、さらなる浮遊感を感じることができる。
【0035】
次に、第3の実施形態について説明する。尚、本実施形態のリラックス装置10の構成は第1、2の実施形態と同様であるので、その説明を省略し、リラックス装置10の動作についても第1、2の実施形態と同様の動作については、その説明を省略する。本実施形態のリラックス装置10は制御手段であるコントローラ24が第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において背もたれ部31をリクライニング状態になるように、リクライニング機構34を制御して背もたれ部31を傾動させる構成となっている。
【0036】
つまり、コントローラ24は、第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において、座面30と背もたれ部31との間のリクライニング角度θを起立状態(例えばリクライニング角度θ=120度)からリクライニング状態(例えばリクライニング角度θ=150度)となるように、リクライニング機構34を制御して背もたれ部31を所定角度(例えば30度)傾動させる。
【0037】
ここで、リクライニング機構34を制御して背もたれ部31を傾動させるタイミングは第1の所定時間においてのみ行ってもよいし、第2の所定時間おいてのみ行ってもよいし、第1の所定時間および第2の所定時間において行ってもよい。
【0038】
したがって、使用者は第1の所定時間および第2の所定時間の少なくとも一方において背もたれ部31がリクライニング状態になることにより、さらなる浮遊感と共に開放感を感じることができる。
【符号の説明】
【0039】
10 リラックス装置
12 揺動駆動装置(揺動駆動手段)
13 身体支持部材(身体指示手段)
24 コントローラ(制御手段)
31 背もたれ部
40〜48 エアバッグ(押し上げ手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の身体を支持する身体支持手段と、前記身体支持手段を前後方向に、その移動軌跡が円弧状になるように、揺動動作させる揺動駆動手段と、前記揺動駆動手段を制御して前記身体支持手段をリラックス揺動させる制御手段と、を備えたリラックス装置であって、
前記制御手段は身体支持手段の揺動方向が変化するときに身体支持手段の揺動が所定時間停止するように揺動駆動手段を制御し、前記所定時間の内、身体支持手段が前方向から後方向に揺動方向が変化するときの第1の所定時間と、身体支持手段が後ろ方向から前方向に揺動方向が変化するときの第2の所定時間とを異ならせるように制御することを特徴とするリラックス装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記第1の所定時間が第2の所定時間より長くなるように揺動駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のリラックス装置。
【請求項3】
前記制御手段は、リラックス揺動を繰り返すに際して第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方を漸増させるように揺動駆動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のリラックス装置。
【請求項4】
前記身体支持手段には使用者を押し上げる押し上げ手段が内設されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において使用者が押し上げられた状態となるように、押し上げ手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリラックス装置。
【請求項5】
前記身体支持手段は、使用者が着座可能な座面の後部に背もたれ部が傾動可能に固定されており、前記制御手段は前記第1の所定時間または第2の所定時間の少なくとも一方において背もたれ部をリクライニング状態となるように背もたれ部を傾動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリラックス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−4921(P2011−4921A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−150773(P2009−150773)
【出願日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】