説明

レンズのクリーニング方法およびレンズのクリーニング装置

【課題】レンズに付着した異物を確実に除去することができるレンズのクリーニング方法およびレンズのクリーニング装置を提供すること。
【解決手段】レンズのクリーニング方法は、レンズLに付着した異物を除去するレンズLのクリーニング方法であって、弾性材12をワイピングシート13で覆った拭取り部15を有し、拭取り部15が突条であって延在方向がレンズLの直径より短く形成されたクリーニングユニット4を用い、レンズLに対しクリーニングユニット4を、相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作を行うものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主としてメガネレンズをクリーニングするレンズのクリーニング方法およびレンズのクリーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、レンズのクリーニングではないが、レンズを保持するレンズ保持部と、レンズ保持部を揺動させる揺動機構と、ドーム状の研磨パッドを有する研磨部と、研磨部を回転駆動させる回転機構と、を備えたメガネレンズの研磨装置が知られている(特許文献1参照)。この研磨装置では、レンズの曲面全体をこれと相補形状の研磨パッドに密着させた状態で、揺動機構の揺動および回転機構の回転により、レンズの表面を研磨している。
【特許文献1】特開2004―216545号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、研磨後のレンズの性能を向上すべくハードコート膜や、透光性を確保すべく反射防止膜をレンズ表面に成膜する際に、人の皮膚等の異物がレンズに付着していることがあるため、これら作業の前工程として、レンズのクリーニングが必要となる。しかしながら、上記従来技術を踏襲して、研磨パッドをワイピング材に替え、上記研磨装置を適用してクリーニングを行った場合、ワイピング材が常にレンズの曲面全体に面接触するため、単位面積当りの押圧力が不足し、かつかき取り動作が行われず、払拭不良を生じる可能性がある。
【0004】
本発明は、レンズに付着した異物を確実に除去することができるレンズのクリーニング方法およびレンズのクリーニング装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のレンズのクリーニング方法は、レンズに付着した異物を除去するレンズのクリーニング方法であって、弾性材をワイピング材で覆った拭取り部を有し、拭取り部が突条であって延在方向がレンズの直径より短く形成されたクリーニングユニットを用い、レンズに対しクリーニングユニットを、相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作を行うことを特徴とする。
【0006】
また、本発明のレンズのクリーニング装置は、レンズに付着した異物を除去するレンズのクリーニング装置であって、レンズを吸着保持する吸着ヘッドと、弾性材をワイピング材で覆った拭取り部を有し、拭取り部が突条であって延在方向がレンズの直径より短く形成されたクリーニングユニットと、クリーニングユニットを支持するユニットステージと、吸着ヘッドおよびユニットステージを介して、レンズに対しクリーニングユニットを相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作する拭取り動作手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、レンズに対して、拭取り部が突条であって延在方向がレンズの直径より短いクリーニングユニットを相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取りを行うので、拭取りのための押圧力を拭取り部に集中させることができ、かつかき取り動作させることができる。また、拭取り部の弾性材と、回転接触および往復接触による拭取り部の相対的な移動軌跡とによりレンズの表面全体をくまなくクリーニングすることができる。これにより、レンズに付着した異物を確実に除去することができる。
【0008】
前者の場合、ワイピング材が、アセトンを含浸させたものであることが好ましい。
【0009】
後者の場合、ワイピング材にアセトンを滴下するアセトン供給手段を、更に備えたことが好ましい。
【0010】
この構成によれば、アセトンが潤滑剤となって、レンズとワイピング材との摩擦を抑えるので、レンズを傷つけることなくクリーニングを行うことができる。
【0011】
これらの場合、レンズが、メガネレンズであることが好ましい。
【0012】
これらの構成によれば、メガネレンズに付着した異物を除去し、クリーニングを行うことができる。
【0013】
後者の場合、拭取り動作手段は、吸着ヘッドを回転させるヘッド回転機構と、吸着ヘッドを昇降させると共にレンズをクリーニングユニットに押圧するヘッド押圧機構と、ユニットステージを、往復動させるユニット往復動機構と、を有していることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、吸着ヘッドの回転および押圧と、ユニットステージの往復動とを協働させることで、レンズとワイピング材との回転接触および往復接触を自在に行わせることができ、レンズに付着した異物を効率良く除去することができる。
【0015】
後者の場合、ワイピング材は帯状に形成され、ロール状に巻回したワイピング材を繰り出すと共にワイピング材をロール状に巻き取るワイピング材供給手段、を更に備えたことが好ましい。
【0016】
この構成によれば、クリーニング作業に伴うワイピング材の供給を円滑に行うことができる。
【0017】
後者の場合、ユニットステージに設けられ、クリーニングユニットに導入したワイピング材を不動に押さえるワイピング材押さえ機構を、を更に備えたことが好ましい。
【0018】
この構成によれば、クリーニング時に、ワイピング材がずれたり、シワになることがなく、良好にクリーニングを行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係るレンズのクリーニング装置(以下、「クリーニング装置」と言う。)およびレンズのクリーニング方法について説明する。このクリーニング装置は、レンズに対してクリーニングユニットを相対的に回転接触且つ往復接触させて、レンズに付着した皮膚等の異物を除去するものであり、ハードコート膜や反射防止膜の成膜工程の前工程として行われるものである。なお、本実施形態では、レンズにメガネレンズを適用した場合を例に挙げて説明する。
【0020】
図1に示すように、クリーニング装置1は、メガネレンズLを保持し、これを回転および昇降させるレンズ移動部3と、レンズ移動部3に対峙し、メガネレンズLのクリーニングを行うクリーニングユニット4と、クリーニングユニット4を往復動させるユニット移動部5と、レンズ移動部3およびユニット移動部5の駆動を制御する制御部6と、を備えている。メガネレンズLとクリーニングユニット4とを接触させた状態で、レンズ移動部3によりメガネレンズLを回転させると共に、ユニット移動部5によりクリーニングユニット4を往復動させることにより、メガネレンズLに付着した異物を除去する。
【0021】
クリーニングユニット4は、後述するユニットテーブル(ユニットステージ)41にセットされたベース11と、ベース11上部に設けられた弾性材12と、弾性材12を覆う帯状のワイピングシート(ワイピング材)13と、を有している。
【0022】
ベース11は、正面視略三角形状に形成され、その延在方向(図示のものでは奥行き方向)がメガネレンズLの直径より短く形成されている。ベース11上部には、弾性材12を受容する断面「V」字状の切欠き部14が形成されている。そして、この切欠き部14に、弾性材12が接着されている。
【0023】
弾性材12は、正面視略ひし形形状に構成され(図3(a)左図参照)、その延在方向がベース11と略同長に形成されている(図3(a)右図参照)。弾性材12は、発泡材やゴム等の樹脂性材料で形成されており、クリーニング時に、メガネレンズLにより押圧されると、その押圧力に応じてつぶれるように変形する。また、弾性材12は、後述するワイピングシート13にアセトンが供給された場合でも、その機能が十分発揮できるように、耐アセトン性を有していることが好ましい。
【0024】
ワイピングシート13は、後述するワイピング材供給手段44により弾性材12を覆うように繰り出され、この弾性材12を覆う部分が、弾性材12と共にメガネレンズLの拭取り部15を構成している。すなわち、ベース11と弾性材12とこれを覆うワイピングシート13とから成る切妻屋根形状の部分により、拭取り部15が構成されている。言い換えれば、拭取り部15は、弾性材12の形状に倣い上部が突条に形成されると共に、その延在方向がメガネレンズLの直径より短く形成されている。拭取り部15にメガネレンズLが押圧されると、その押圧に倣って弾性材12がつぶれて、拭取りのための押圧力を拭取り部15に集中させることができる。
【0025】
レンズ移動部3は、メガネレンズLを吸着保持する吸着ヘッド21と、吸着ヘッド21を回転駆動させるヘッド回転機構22と、吸着ヘッド21を昇降させると共にメガネレンズLをクリーニングユニット4に押圧するヘッド押圧機構23と、これらを支持するフレーム24と、を有している。
【0026】
吸着ヘッド21は、略円錐形状のヘッド本体26と、ヘッド本体26を支持する駆動軸27とから成り、駆動軸27の軸心には図外の真空設備に連通する真空経路28が形成されている。
【0027】
ヘッド回転機構22は、後述する支持ベース31上に配設され、吸着ヘッド21を正逆回転させるモータ29を有しており、モータ29は制御部6により回転制御されている。制御部6の回転制御に従い、駆動軸27を介してモータ29からの駆動力が吸着ヘッド21に伝達され、メガネレンズLが回転する。
【0028】
ヘッド押圧機構23は、モータ29および吸着ヘッド21を支持する正面視略「L」字状の支持ベース31と、支持ベース31を昇降させると共に、エアー配管32を介して圧縮エアー供給設備(圧空源)33に接続されたエアーシリンダ34と、エアー配管32に介設され、エアーシリンダ34の加圧エアーをコントロールする電空レギュレータ35およびエアーバルブ36と、を有している。支持ベース31は、上記のフレーム24に上下動自在に支持され、エアーシリンダ34は、フレーム24に固定されている。
【0029】
エアーシリンダ34は、上記エアーバルブ36の開閉制御により、吸着ヘッド21を介してメガネレンズLを昇降させる。また、電空レギュレータ35は、その際のエアー圧(エアー流量)をコントロールし、吸着ヘッド21を介して、メガネレンズLのクリーニングユニット(拭取り部15)4に対する押圧力を制御する。
【0030】
一方、ユニット移動部5は、上記のベース(拭取り部15)11がセットされたユニットテーブル41と、ユニットテーブル41を往復動自在に支持する移動ステージ(ユニット往復動機構)42と、リードネジを介してユニットテーブル41を左右方向に移動させるモータ43と、ワイピングシート13を供給するワイピング材供給手段44と、供給されたワイピングシート13を不動に押えるワイピング材押え機構45と、ワイピングシート13にアセトンを供給するアセトン供給手段46と、を有している。モータ43は制御部6により駆動制御され、この駆動制御により、ユニットテーブル41が、移動ステージ42上を左右方向に往復動する。なお、請求項で言う拭取り動作手段は、ヘッド回転機構22、ヘッド押圧機構23および移動ステージ(ユニット往復動機構)42により構成されている。
【0031】
ワイピング材供給手段44は、巻回したワイピングシート13を繰り出す繰出しリール51と、ワイピングシート13を巻き取る巻取りリール52と、巻取りリール52を回転させる巻取りモータ53と、を有している。巻取りモータ53の駆動により、繰り出されたワイピングシート13は、ベース11および弾性材12の上面に沿うように走行してセットされ、使用後、巻取りリール52で巻き取られるようになっている。これにより、クリーニング作業に伴うワイピングシート13の供給を円滑に行うことができる。
【0032】
ワイピング材押え機構45は、ユニットテーブル41上の両端部に設けられた左右一対の押え部材55,55と、各押え部材55,55を押圧動作(昇降)させる一対のシリンダ56,56と、を有し、一対のシリンダ56,56は制御部6により制御される。ワイピング材押え機構45は、クリーニングユニット4に導入したワイピングシート13を所望の位置で不動に押さえる。これにより、クリーニング時に、ワイピングシート13がずれたり、シワになることがなく、良好にクリーニングを行うことができる。
【0033】
アセトン供給手段46は、上記の圧縮エアー供給設備33に連通する噴霧ヘッド58を有し、ワイピングシート13の繰り出し側に配設され、繰り出されたワイピングシート13にアセトンを噴霧する。これにより、アセトンが潤滑剤となって、メガネレンズLとワイピングシート13との摩擦を抑えるので、メガネレンズLを傷つけることなくクリーニングを行うことができる。
【0034】
次に、図1および図2を参照して、上記のクリーニング装置1を用いたメガネレンズLのクリーニング動作について説明する。本実施形態では、メガネレンズLの凹部側をクリーニングする場合を例に挙げて説明するが、凸部側をクリーニングする場合も全く同じである。
【0035】
先ず、吸着ヘッド21にメガネレンズLの凸部側を吸着保持させ、ワイピング材供給手段44がワイピングシート13を繰り出すと共に、アセトン供給手段46が繰出されたワイピングシート13にアセトンを噴霧する。そして、アセトンが浸透したワイピングシート13により弾性材12が覆われた状態で、ワイピング材押え機構45によりワイピングシート13を不動に押さえる(図2(a)参照)。
【0036】
この後、ヘッド押圧機構23により拭取り部15に向かって吸着ヘッド21を下降させ、メガネレンズLの表面を拭取り部15に所望の圧力で当接させる(図2(b)参照)。そして、拭取り部15にメガネレンズLの表面を部分的に当接させた状態で、ヘッド回転機構22により吸着ヘッド21を回転させ、かつ、移動ステージ42によりユニットテーブル41を往復動させる。図示のものでは、開始位置近傍において、拭取り部15が最も凹んだ状態から、ユニットテーブル41の移動により、拭取り部15が回転するメガネレンズLの表面形状に沿って右端部に向かい、部分的かつ連続的にクリーニングを行っている(図2(c)参照)。これにより、メガネレンズLは一回転でその全域が拭取り部15と接触し、これを繰り返すことになる。このように、メガネレンズLの表面に対して、単位面積当りの押圧力が十分な状態で、拭取り部15が部分接触するので、メガネレンズLに付着した異物を除去することができる。
【0037】
以上のように、本実施形態によれば、メガネレンズLに対して、拭取り部15を相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取りを行うので、拭取りのための押圧力を拭取り部15に集中させると共に、回転接触および往復接触による拭取り部15の相対的な移動軌跡によりメガネレンズLの表面全体をくまなくかき取り、レンズに付着した異物を確実に除去することができる。なお、本実施形態では、クリーニングユニット4の半径分を左右方向に往復動させたが、直径分往復動させてもよい。また、本実施形態では、吸着ヘッド21を回転させると共に、ユニットテーブル41を往復動させる構成にしたが、メガネレンズLに対しクリーニングユニット4を相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作を行うものであれば、吸着ヘッド21およびユニットテーブル41のどちらか一方を回転および往復動させる構成でもよい。
【0038】
次に、図3(b)および(c)を参照して、弾性材12の変形例について説明する。図3(b)に示す変形例1に係る弾性材12は、正面視略正方形形状(左図参照)に、その延在方向が鋸歯形状に形成されている(右図参照)。また、図3(c)に示す変形例2に係る弾性材12は、正面視略正方形形状に(左図参照)、その延在方向がドーム状に形成されている(右図参照)。これらの場合、切欠き部14も、弾性材12の形状に応じて、弾性材12の下部と相補形状に形成されている。なお、これら変形例で挙げた弾性材12は一例であり、吸着ヘッド21の回転およびクリーニングユニット4の往復動により弾性材12が位置ずれしない形状であれば、メガネレンズLの表面形状等に合わせ、任意の形状に構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施形態に係るクリーニング装置の模式図である。
【図2】クリーニング装置のクリーニング動作を説明するための図である。
【図3】(a)は本実施形態に係る弾性材の模式図であり、(b)変形例1に係る弾性材の模式図であり、(c)は変形例2に係る弾性材の模式図である。
【符号の説明】
【0040】
1…クリーニング装置 4…クリーニングユニット 12…弾性材 13…ワイピング材 15…拭取り部 21…吸着ヘッド 22…ヘッド回転機構 23…ヘッド押圧機構 41…ユニットステージ 42…ユニット往復動機構 44…ワイピング材供給手段 45…ワイピング材押え機構 46…アセトン供給手段 L…レンズ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズに付着した異物を除去するレンズのクリーニング方法であって、
弾性材をワイピング材で覆った拭取り部を有し、前記拭取り部が突条であって延在方向が前記レンズの直径より短く形成されたクリーニングユニットを用い、
前記レンズに対し前記クリーニングユニットを、相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作を行うことを特徴とするレンズのクリーニング方法。
【請求項2】
前記ワイピング材が、アセトンを含浸させたものであることを特徴とする請求項1に記載のレンズのクリーニング方法。
【請求項3】
前記レンズが、メガネレンズであることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズのクリーニング方法。
【請求項4】
レンズに付着した異物を除去するレンズのクリーニング装置であって、
前記レンズを吸着保持する吸着ヘッドと、
弾性材をワイピング材で覆った拭取り部を有し、前記拭取り部が突条であって延在方向が前記レンズの直径より短く形成されたクリーニングユニットと、
前記クリーニングユニットを支持するユニットステージと、
前記吸着ヘッドおよび前記ユニットステージを介して、前記レンズに対し前記クリーニングユニットを相対的に回転接触且つ往復接触させて拭取り動作する拭取り動作手段と、を備えたことを特徴とするレンズのクリーニング装置。
【請求項5】
前記拭取り動作手段は、前記吸着ヘッドを回転させるヘッド回転機構と、
前記吸着ヘッドを昇降させると共に前記レンズを前記クリーニングユニットに押圧するヘッド押圧機構と、
前記ユニットステージを、往復動させるユニット往復動機構と、
を有していることを特徴とする請求項4に記載のレンズのクリーニング装置。
【請求項6】
前記ワイピング材は帯状に形成され、
ロール状に巻回したワイピング材を繰り出すと共にワイピング材をロール状に巻き取るワイピング材供給手段、を更に備えたことを特徴とする請求項4または5に記載のレンズのクリーニング装置。
【請求項7】
前記ユニットステージに設けられ、前記クリーニングユニットに導入したワイピング材を不動に押さえるワイピング材押さえ機構を、を更に備えたことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載のレンズのクリーニング装置。
【請求項8】
前記ワイピング材にアセトンを滴下するアセトン供給手段を、更に備えたことを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載のレンズのクリーニング装置。
【請求項9】
前記レンズが、メガネレンズであることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかに記載のレンズのクリーニング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−276111(P2008−276111A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−122403(P2007−122403)
【出願日】平成19年5月7日(2007.5.7)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】