説明

ローラ加工装置

【課題】 加工物の被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置の提供。
【解決手段】 本発明のローラ加工装置は、加工物の被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置において、被加工物の作業基盤平面に、ローラ回転軸を垂直にして少なくとも4つのローラを略四角形状に配設し、配設された4つのローラの互いに隣り合うローラ周面の間隙を挟圧部とし、少なくとも直線方向に位置する2つの挟圧部を直線的に連続して通過する加工ラインを少なくとも2つ、前記4つのローラ配置の略中心を交点とする十字状に設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工物の被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置に関するもので、例えば、予めV字状の折目が付けられた板金の当該折目部を更に所望の開き間隙が狭いV字状に折り曲げたり、完全に折り重ね(以下、I字状ともいう)たりする際に用いられる加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、屋根や庇用の板金は、予め、加工場の折り曲げ機を用いて、その縁部(この部分を業界用語で「ハゼ」という)を所定寸法のV字状に折り曲げ加工した上で、建築作業現場に持ち込み、現場の状況に応じて、更に打ち叩いて開き角の小さいV字状に成形(業界用語で「ハゼ半つぶし」という)したり、I字に完全に叩き曲げる(業界用語で「ハゼ本つぶし」という)が叩くという手作業で行われていたが、このように現場の状況(形状)に応じて打ち叩いて加工するには、熟練の腕を要し、誰にでもできる作業ではなかった。
このような場合には、改めて加工場に持ち帰って折り曲げ機で再加工を施すか、現場に熟練者を呼び、木槌を用いての手作業による再加工を施していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、改めて加工場に持ち帰っての再加工では、現場と加工場との往来に日時を要するだけでなく、現場での作業工程が狂ったり、停滞して、作業工程や日程に重大な悪影響が生じてしまう。
【0004】
他方、木槌を用いての手作業による再加工では、熟練者であっても、折り曲げ機と同様な精度の折り曲げ加工ができず、加工部位には木槌の殴打による凹凸や歪等の不細工な変形が避けられず、しかも、その加工に時間を要してしまう等の課題があった。
【0005】
本発明は、上記に課題の解決を目的とし、作業現場に持参可能な簡易な板金加工手段
としても使用可能なローラ加工装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、加工物の被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置において、被加工物の作業基盤平面に、ローラ回転軸を垂直にして少なくとも4つのローラを略四角形状に配設し、配設された4つのローラの互いに隣り合うローラ周面の間隙を挟圧部とし、少なくとも直線方向に位置する2つの挟圧部を直線的に連続して通過する加工ラインを少なくとも2つ、前記4つのローラ配置の略中心を交点とする十字状に設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のローラ加工装置において、十字状の2つの加工ラインは、加工物の被加工部を何れか一方の加工ラインの2つの挟圧部を通過させた後、更に他方の加工ラインの2つの挟圧部を通過させることによって被加工部が次第に挟圧されるよう、通過する4つの挟圧部のローラ周面の間隙を順に小さく配設して、前記2つの加工ラインを一連の加工ラインとしたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載のローラ加工装置において、十字状の2つの加工ラインは、各々異なる加工物或いは異なる被加工部を挟圧加工する異なる加工ラインとしたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のローラ加工装置において、加工ラインを構成するローラ回転軸は正逆自在な回転軸であることを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のローラ加工装置において、加工ラインを通過させる加工物の下部を支承する複数の搬送ローラを作業基盤平面に配設したことを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載のローラ加工装置において、加工ラインを通過させる加工物の上部を加工ラインの両側から支承する一対のガイド部材を当該加工ラインの始点側の作業基盤平面に配設したことを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、請求項6のローラ加工装置において、一対のガイド部材の双方又は一方の、加工物との接触部は、当該加工物の通過方向に回転自在な回転機構部としたことを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7の何れかに記載のローラ加工装置において、一対のガイド部材は作業基盤平面に着脱自在に配設したことを特徴とする。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載のローラ加工装置において、作業基盤平面の一辺側には、作業基盤平面に対して直角な片部を当該基板平面の裏面側に突設したことを特徴とする。
【0015】
請求項10の発明は、請求項9に記載のローラ加工装置において、片部は作業基盤平面の辺部を折り曲げて形成したことを特徴とする。
【0016】
請求項11の発明は、請求項1乃至請求項10の何れかに記載のローラ加工装置において、加工ラインに加工物を強制的に通過させる加工物送り手段を設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項12の発明は、請求項11に記載のローラ加工装置において、加工物送り手段は、少なくとも加工ラインの始点側に位置する挟圧部を構成する一対のローラの双方又は一方を強制駆動軸としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1乃至請求項12の各発明によれば、何れも、構造簡易で形態可能な本発明のローラ加工装置を現場に容易に持ち込めるので、現場において施工部位の形状に応じた微細な再加工調整を迅速且つ容易に、しかも、機械加工と同様な精度で加工することができる。
【0019】
請求項1の発明によれば、作業基盤平面に少なくとも4つのローラが四角形状に密集配設されて、加工作業部である挟圧部を1つのラインに少なくとも2つ備えた加工ラインを十字方向に2つも有する、構造簡易で形態可能なコンパクトなローラ加工装置を提供することができる。
【0020】
請求項2の発明によれば、2つの加工ラインを一連の加工ラインとして用いることによって、加工作業部である挟圧部を計4つ備えた、即ち、4段の加工作業部を備えた加工範囲の大きなローラ加工装置を提供することができる。
【0021】
請求項3の発明によれば、2つの加工ラインを異なる加工ラインとして用いることができ、一つの装置で、同時的に2種の加工作業が可能なローラ加工装置を提供することができる。
【0022】
請求項4の発明によれば、加工物を加工ラインに手動で押し込み、通過させることによって、木槌を使うことなく、精密な機械加工を行わせることができる。
【0023】
請求項5の発明によれば、搬送ローラによって加工物を容易且つ迅速に加工ライン上を通過させることができる。
【0024】
請求項6の発明によれば、ガイド手段によって加工物の姿勢を所定の状態に正した状態で、容易且つ迅速に加工ライン上を通過させることができる。
【0025】
請求項7の発明によれば、ガイド手段の加工物との接触部が回転自在な回転機構部とされているので、加工物の加工ラインへの送り込みを円滑に行うことができる。
【0026】
請求項8の発明によれば、ガイド手段の作業基盤平面への着脱が自在であるので、
加工内容に応じて、ローラ加工装置を用いることができる。
【0027】
請求項9の発明によれば、直角な片部を現場の作業台の縁に宛がう事で、当該片部の延在方向と交差する方向の加工ラインへの加工物の押し込み作業即ち加工ライン上を通過させる作業を円滑且つ容易に行うことができる。
【0028】
請求項10の発明によれば、片部は作業基盤の片部を折り曲げるだけで容易に設けることができる。
【0029】
請求項11や請求項12の発明によれば、加工物送り手段により、容易に 加工物を容易に加工ラインに送り込むことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下、本発明を実施するための最良の形態として、板金を折り曲げるローラ加工装置の例を実施例1及び実施例2の図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1の装置全体斜視図、図2はその平面図、図3は図1のX1−X2断面図、図4は図1のX3−X4断面図、図5は図1のY1−Y2断面図、図6は図1のY3−Y4断面図である。
又、図7は実施例2の加工の目的物の一例を示す斜視図である図8は実施例2の平面図、図9はその側面図である。
【実施例1】
【0031】
図1、図2において、図示のローラ加工装置1は、加工物2の被加工部3を一対のローラ4とローラ5との間隙6だけでなく、更に、一対のローラ7とローラ8との間隙9の2つの間隙6、9に通過させて挟圧加工する装置である。
更に、図1乃至図4において、この装置1は、被加工物2を加工する作業基盤10の平面11に、ローラ回転軸12を垂直にして少なくとも4つのローラ4、5、7、8が略四角形状に位置するように配設されている。
【0032】
図2において、ローラ加工装置1は、この様に配設された4つのローラ4、5、7、8の互いに隣り合うローラ周面の間隙6、9、13、14を、板金を折り曲げ加工する挟圧部(6、9、13、14)として、少なくとも、直線方向に位置する2つの挟圧部としての間隙6及び間隙9と間隙13及び間隙14とを、各々直線的に連続して通過する加工ラインとして少なくとも2つ設けたものである。
即ち、第1の加工ラインXは間隙6と間隙9で、間隙6から間隙9方向に被加工部3を通すラインとし、第2の加工ラインYは間隙13と間隙14で、間隙13から間隙14方向に被加工部3を通すラインとし、2つの加工ラインは4つのローラ4、5、7、8の配置の略中心を交点とする十字状に設けられている。
【0033】
十字状に形成された2つの加工ラインX、Yは、加工物2の被加工部3を何れか一方の加工ラインの2つの挟圧部即ち間隙6及び間隙9(加工ラインX)か、或いは間隙13及び間隙14(加工ラインY)を通過させた後、更に他方の加工ラインの2つの挟圧部を一連に通過させることによって被加工部3を次第に挟圧させて加工する。
従って、通過する4つの挟圧部のローラ周面の間隙は、例えば、この実施例1では、図3乃至図6に順に示すよう、間隙6、間隙9、間隙13、間隙14の順に次第に小さくなるように、4つのローラ4、5、7、8を配設して、2つの加工ラインX、Yを一連の加工ラインとしてある。
【0034】
しかし、図示されてないが、上記2つの加工ラインX、Yは、必ずしも一連の加工ラインと意図する必要はなく、各々異なる加工物(図示せず)或いは異なる被加工部(図示せず)を挟圧加工する全く異なる別々の加工ラインとしてもよい。
【0035】
上記の実施例の加工ラインX、Yを構成するローラ4、5、7、8の回転軸12は正逆自在な回転軸であり、加工物2の被加工部3は、加工物2を手動で加工ラインX、Yに押し通すことで加工される。
図1、図2において、加工ラインX、Yに加工物2(の被加工部3)を円滑に通過させるため、作業基盤10の平面11には、加工物2の下部を支承する複数の搬送ローラ15を適宜配設してある。勿論、搬送ローラ15は図示の物に限らず、周知の搬送手段を用いればよい。
【0036】
上記実施例1は加工物2を加工ラインに手動で通す装置として説明したが、これに限らず、加工物を強制的に通過させる加工物送り手段(図示せず)を備えた装置とすることもできる。
例えば、加工物送り手段を、少なくとも加工ラインX、Yの始点側に位置する挟圧部即ち間隙6や間隙13を構成する一対のローラ4及びローラ5と今一つの一対を成すローラ7及びローラ8の、各対の双方のローラ又は一方のローラを駆動手段を備えた強制駆動軸として構成(図示せず)することもできる。
【実施例2】
【0037】
図7乃至図9において、実施例2は、上記実施例1の装置に、第1の加工ラインXを通過させる加工物20の上部を当該加工ラインXの両側から支承する一対のガイド部材30を、当該加工ラインXの始点側の作業基盤10の平面11に着脱自在に配設した装置である。
例えば、加工対象である加工物20が、図7に示すような板金製屋根材の一つである比較的大きな庇板金部材等の場合には、その板金部材の上部側を安定的に支承することで、V字状の被加工部分23の加工を高い精度で且つ円滑に行わせることができる。
【0038】
この実施例2の図8及び図9に示す一対のガイド部材30は、2つの棒状部材31、32が当該加工ラインXを挟んで相対に立設され、図9に示すように、加工ラインXの間隙6に挿通される前段階で、加工物20の弾性を利用して反発を受けることで、安定的に支承できるよう構成されている。
このように一対のガイド部材30は、加工ラインXに通される加工物20を安定に支承で切る構成であればよく、この実施例2の図示の棒状形態には限定されない。加工物の形状に応じた構成となる。
【0039】
上記実施例2の一対のガイド部材30の双方31、32又はその一方の部材が、加工物2の上部と接触する部位としての接触部を、当該加工物2の通過方向に回転自在に構成された回転機構部とすると、加工物20を更に円滑に加工ラインX上でスライドさせることができる。
この実施例2では、図8及び図9に示すように、立設された双方のガイド部材31、32の上部構造を回転機構部として、双方のガイド部材31、32の上部側の棒状の接触部が棒状の中心を軸として自由回転させている。
【0040】
尚、上記一対のガイド部材30(31、32)は、加工物20の形態に応じて用いればよいので、作業基盤10の平面11には着脱自在となるように配設してある。
【0041】
再び、図1において、作業基盤10の平面11の一辺側には、当該作業基盤平面11に対して直角に折り曲げられた板状の片部16が、当該基板平面11の裏面側に、加工ラインXと直交する方向に突設されている。
この辺部15は、図1に示すように、例えば仮想線で示す現場の机や作業台や材木の角縁等に片部16を宛がわせて装置1をセットすることで、最も加工物2,20の抵抗を受ける最初の加工ライン(この例ではX)方向に押し込む方向に作用する手動操作力が、縁に宛がわれた片部16で装置1が受け止めるので、加工作業を効率よく楽に行わせることができる。
【0042】
尚、このような片部16は、必ずしも必要ではないし、実施例で図示するように作業基盤10を折り曲げて一体的とする必要もない。必要に応じて用いるためには、図示しないが、平面的な作業基盤10に着脱自在に設けるのが好ましい。
【0043】
上記実施例1,2では、一つの加工ラインXに2つの挟圧部(間隙6,9)が形成されるように一対のローラ4,5と今一つの一対のローラ7,8との二組の対のローラを配置し、他方の加工ラインYに2つの挟圧部(間隙13,14)が形成されるように一対のローラ4,7と今一つの一対のローラ5,8との二組の対のローラを配置し、計4個のローラ4,5,7,8での配置構成を示したが、これに限らず、挟圧部(間隙)を更に増やす必要に応じて、加工ラインX、Yの何れか一方、或いは双方のラインに更に一以上の組の(対の)ローラを配設することで可能となり、追加された組の(対の)ローラと既設の組の(対の)ローラとの間に、既設加工ラインと直行する新たな加工ライン(図示せず)を設けることができる。
このような場合、当然作業基板10の図示のサイズより大きな基盤を用いることになる。
【0044】
上記実施例1,2の装置は、比較的構造簡易で小型軽量に構成できるので携帯性に富み、作業現場に持ち込むことによって、現場の状態に応じて必要な機械加工を施すことができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の装置は、上記実施例では板金加工の装置を例にして説明したが、これに限らず、被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置として、広く産業上利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】装置全体斜視図である(実施例1)。
【図2】装置全体平面図である(実施例1)。
【図3】図2のX1−X1断面図である(実施例1)。
【図4】図2のX2−X2断面図である(実施例1)。
【図5】図2のY1−Y1断面図である(実施例1)。
【図6】図2のY2−Y2断面図である(実施例1)。
【図7】加工の目的物の一例を示す斜視図である(実施例1)。
【図8】装置全体平面図である(実施例2)。
【図9】装置の側面図である(実施例2)。
【符号の説明】
【0047】
1 ローラ加工装置
2、20 加工物
3、23 被加工部
4,5,7,8 ローラ
6,9,13,14 間隙(挟圧部)
10 作業基盤
11 作業基盤平面
12 ローラ回転軸
15 搬送ローラ
16 片部
31,32 ガイド部材
X 加工ライン
Y 加工ライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加工物の被加工部を一対のローラ間隙に通過させて挟圧加工するローラ加工装置において、
被加工物の作業基盤平面に、ローラ回転軸を垂直にして少なくとも4つのローラを略四角形状に配設し、配設された4つのローラの互いに隣り合うローラ周面の間隙を挟圧部とし、少なくとも直線方向に位置する2つの挟圧部を直線的に連続して通過する加工ラインを少なくとも2つ、前記4つのローラ配置の略中心を交点とする十字状に設けたことを特徴とするローラ加工装置。
【請求項2】
十字状の2つの加工ラインは、加工物の被加工部を何れか一方の加工ラインの2つの挟圧部を通過させた後、更に他方の加工ラインの2つの挟圧部を通過させることによって被加工部が次第に挟圧されるよう、通過する4つの挟圧部のローラ周面の間隙を順に小さく配設して、前記2つの加工ラインを一連の加工ラインとしたことを特徴とする請求項1に記載のローラ加工装置。
【請求項3】
十字状の2つの加工ラインは、各々異なる加工物或いは異なる被加工部を挟圧加工する異なる加工ラインとしたことを特徴とする請求項1に記載のローラ加工装置。
【請求項4】
加工ラインを構成するローラ回転軸は正逆自在な回転軸であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項5】
加工ラインを通過させる加工物の下部を支承する複数の搬送ローラを作業基盤平面に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項6】
加工ラインを通過させる加工物の上部を加工ラインの両側から支承する一対のガイド部材を当該加工ラインの始点側の作業基盤平面に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項7】
一対のガイド部材の双方又は一方の、加工物との接触部は、当該加工物の通過方向に回転自在な回転機構部としたことを特徴とする請求項6のローラ加工装置。
【請求項8】
一対のガイド部材は作業基盤平面に着脱自在に配設したことを特徴とする請求項6又は請求項7の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項9】
作業基盤平面の一辺側には、作業基盤平面に対して直角な片部を当該基板平面の裏面側に突設したことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項10】
片部は作業基盤平面の辺部を折り曲げて形成したことを特徴とする請求項9に記載のローラ加工装置。
【請求項11】
加工ラインに加工物を強制的に通過させる加工物送り手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載のローラ加工装置。
【請求項12】
加工物送り手段は、少なくとも加工ラインの始点側に位置する挟圧部を構成する一対のローラの双方又は一方を強制駆動軸としたことを特徴とする請求項11に記載のローラ加工装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−248185(P2009−248185A)
【公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−103171(P2008−103171)
【出願日】平成20年4月11日(2008.4.11)
【出願人】(308007239)
【Fターム(参考)】