説明

ワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造

【課題】発熱に起因した高温化とその影響を防止することが可能なワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス22は、複数本の高圧導電路27を備えるハーネス本体24を含み、隣り合う高圧導電路27との間に隙間37を持たせるように配置する。また、隙間37となる間隔41を保つように複数本の高圧導電路27を配置する。このような複数本の高圧導電路27における湾曲部36を、ワイヤハーネス22を覆うシールドカバー23に直接又は間接的に接触させると、ワイヤハーネス配索構造21になる。放熱に関し、ワイヤハーネス22における複数本の高圧導電路27は、隣り合う高圧導電路27との間に隙間37を持たせて配置されることから、複数本を束ねた状態と比べて放熱性が良好になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧のワイヤハーネスと、このワイヤハーネスに係る配索構造とに関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車において、これらに搭載される例えばモータユニット及びインバータユニットは、大電流・高電圧用のワイヤハーネスにより接続されている(例えば下記特許文献1参照)。大電流・高電圧用のワイヤハーネスには、電磁波シールド対策が施されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−115223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスにおけるハーネス本体をシールド部材にて一括して覆う電磁波シールド対策を施すにあたっては、ハーネス本体を構成する複数本の高圧電線を束ねた状態にすることが一般的である。しかしながら、束ねた状態にすることは、各高圧電線から発する熱によりワイヤハーネス自体が高温になってしまうという虞を有している。仮にワイヤハーネス自体が高温になると、ワイヤハーネス周辺に影響を来してしまうという虞も有している。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、発熱に起因した高温化とその影響を防止することが可能なワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネスは、ハーネス本体を含み、該ハーネス本体は、導体と該導体を覆う絶縁体とを有する高圧導電路を複数本備えてなるとともに、該複数本の高圧導電路をそれぞれ隙間をあけて並べてなることを特徴とする。
【0007】
このような特徴を有する本発明によれば、隣り合う高圧導電路との間に隙間を持たせて、すなわち間隔をあけて放熱性を高める。本発明によれば、隙間としての間隔を保つことで、良好な放熱性の発揮状態を維持することが可能になる。
【0008】
請求項2記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記高圧導電路を任意の形状保持が可能に形成することを特徴とする。
【0009】
このような特徴を有する本発明によれば、形状を保持して隣り合う高圧導電路との間隔を保ち、放熱性の発揮状態をより一層確実に維持する。
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の本発明のワイヤハーネス配索構造は、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスを導電性のシールドカバーにて覆うとともに、前記ワイヤハーネスのハーネス本体における複数本の高圧導電路の一部を前記シールドカバーに直接又は間接的に接触させることを特徴とする。
【0011】
このような特徴を有する本発明によれば、複数本の高圧導電路の一部とシールドカバーとを直接又は間接的に接触状態にし、これによりワイヤハーネス側の熱をシールドカバー側へ伝えて放熱をする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載された本発明によれば、高圧導電路の発熱に起因したワイヤハーネスの高温化とその影響を防止することができるという効果を奏する。
【0013】
請求項2に記載された本発明によれば、放熱性を高めてワイヤハーネスの高温化をより一層確実に防止することができるという効果を奏する。
【0014】
請求項3に記載された本発明によれば、発熱に起因した高温化とその影響を防止することが可能なワイヤハーネス配索構造を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明のワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を採用するハイブリッド自動車の模式図である。
【図2】(a)はワイヤハーネスの斜視図、(b)はワイヤハーネス配索構造の斜視図である(実施例1)。
【図3】(a)はワイヤハーネス配索構造の底面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図4】本発明の他の例となるワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を示す図であり、(a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図である(実施例2)。
【図5】(a)は図4のB−B線断面図、(b)は図4のC−C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明のワイヤハーネスは、複数本の高圧導電路を備えるハーネス本体を含み、隣り合う高圧導電路との間に隙間を持たせるように配置する。また、隙間となる間隔を保つように複数本の高圧導電路を配置する。このような複数本の高圧導電路における一部を、ワイヤハーネスを覆うシールドカバーに直接又は間接的に接触させると、本発明のワイヤハーネス配索構造になる。
【0017】
上記ワイヤハーネスは、ハイブリッド自動車又は電気自動車に配索するものを対象にしている。以下では、ハイブリッド自動車での例を挙げて説明をするものとする(電気自動車の場合でも本発明のワイヤハーネス配索構造及びシールドカバーの構成、構造、及び効果は基本的に同じであるものとする。尚、ハイブリッド自動車又は電気自動車に限らず、通常の自動車等でも本発明を適用することができるものとする)。
【0018】
図1は本発明のワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を採用するハイブリッド自動車の模式図である。
【0019】
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示している。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介して図示しないバッテリー(電池パック)からの電力が供給されるようになっている。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本形態において前輪等がある位置のエンジンルーム5に設置(搭載)されている。また、図示しないバッテリーは、エンジンルーム5の後方に存在する自動車室内、又は後輪等がある自動車後部に設置(搭載)されている。
【0020】
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧となる本発明のワイヤハーネス配索構造21(後述するワイヤハーネス22を含む)により接続されている。また、図示しないバッテリーとインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス6により接続されている。ワイヤハーネス6は、エンジンルーム5から例えばフロアパネルの地面側となる床下にわたって配索されている。
【0021】
ここで本形態での補足説明をすると、モータユニット3はモータ及びジェネレータを構成に含んでいるものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んでいるものとする。モータユニット3は、シールドケース7を含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケース8を含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。図示しないバッテリーは、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。図示しないバッテリーは、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
【0022】
インバータユニット4は、本形態においてモータユニット3の直上に配置固定されている。すなわち、インバータユニット4とモータユニット3は近接するように設置されている。このような設置状態であることから、ワイヤハーネス配索構造21(及びワイヤハーネス22(図2参照))は短いものとなっている。インバータユニット4とモータユニット3とに関し、引用符号9はモータユニット3の直上に配置固定するための固定脚部を示している。
【0023】
以下、ワイヤハーネス配索構造21及びワイヤハーネス22の実施例について説明をする。
【実施例1】
【0024】
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図2(a)はワイヤハーネスの斜視図、図2(b)はワイヤハーネス配索構造の斜視図、図3(a)はワイヤハーネス配索構造の底面図、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。
【0025】
図2及び図3において、ワイヤハーネス配索構造21は、ワイヤハーネス22と、このワイヤハーネス22を覆う電磁波シールド対策用のシールドカバー23と、シールドカバー23をシールドケース7、8(図1参照)に接続固定するための複数のボルト(ネジ止めするための部材。図示省略)とを備えて構成されている。
【0026】
ワイヤハーネス22は、ハーネス本体24と、このハーネス本体24の一端に設けられるモータ側コネクタ25と、ハーネス本体24の他端に設けられるインバータ側コネクタ26とを備えて構成されている。ハーネス本体24は、略同一平面上に所定の間隔をあけて並ぶ複数本(ここでは三本)の高圧導電路27を備えて構成されている。
【0027】
モータ側コネクタ25は、モータユニット3のシールドケース7(図1参照)に差し込まれ、内部において電気的な接続がなされるようになっている。また、インバータ側コネクタ26も同様で、インバータユニット4のシールドケース8(図1参照)に差し込まれ、内部において電気的な接続がなされるようになっている。
【0028】
モータ側コネクタ25は、端子部28と、絶縁性を有するハウジング29と、このハウジング29に連成されて端子部28及び高圧導電路27の連続部分をオーバーモールドするオーバーモールド部30とを有している。また、インバータ側コネクタ26も同様で、端子部31と、絶縁性を有するハウジング32と、このハウジング32に連成されて端子部31及び高圧導電路27の連続部分をオーバーモールドするオーバーモールド部33とを有している。
【0029】
高圧導電路27は、導体34と、この導体34を覆う絶縁体35とを備えて構成されている。導体34の一端及び他端は、端子部28及び31に連成されている。導体34は、本実施例において、導電性を有する金属板(銅や銅合金やアルミニウム製)をプレス加工することにより形成されている。すなわち導体34は、所定の導体幅及び肉厚を有するバスバー形状(帯板形状)に形成されている。
【0030】
尚、導体34はバスバー形状に限らないものとする。例えば、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造)のものであってもよいものとする。
【0031】
絶縁体35は、絶縁性を有しており、導体34を保護することができるように、また、防水等をすることができるように形成されている。絶縁体35は、ゴムや熱可塑性エラストマー等のエラストマーを用いてオーバーモールドすることにより形成されている。
【0032】
本実施例の高圧導電路27には、湾曲部36が形成されている。この湾曲部36は、シールドカバー23に直接又は間接的に接触する部分として形成されている。湾曲部36は、略半円弧状に突出する形状に形成されている。尚、湾曲部36の形状は一例であるものとする。すなわち、シールドカバー23に直接又は間接的に接触することができれば特に形状は限定されないものとする。
【0033】
尚、湾曲部36を形成しない場合は、シールドカバー23側を高圧導電路27に直接又は間接的に接触させるように突出形成してもよいものとする。
【0034】
高圧導電路27の一部である湾曲部36と、シールドカバー23とを直接接触させる場合には、耐摩耗性の良い材料からなる絶縁体35を採用すればよいものとする。また、間接的に接触させる場合には、絶縁性や耐摩耗性を有する介在部材を湾曲部36に設ければよいものとする。上記介在部材としては、例えばツイストチューブやテープ等が一例として挙げられるものとする。介在部材は、この一例に限らず、また、同様の機能を有するものをシールドカバー23側に設けてもよいものとする。
【0035】
複数本の高圧導電路27は、隣り合う高圧導電路27との間に隙間37を持たせるように配置されている。また、隙間37となる間隔41を保つように配置されている。隙間37となる間隔41は、放熱性に配慮して設定されている。
【0036】
尚、上記の間隔を保たせるにあたり、高圧導電路27を腰のあるものとすることが有効である。腰のある高圧導電路27であれば、例えば図中の形状に保持した状態で配置することが可能である。
【0037】
高圧導電路27は、これを構成する導体34がアルミニウム製であれば屈曲可能になるとともに、例えば曲げた状態に形状を保持することも可能になる。すなわち、腰のある高圧導電路27になる。また、導体34がアルミニウム製であれば軽量化が図られた高圧導電路27になる。
【0038】
シールドカバー23は、ワイヤハーネス22に対し電磁シールド機能を発揮することができる導電性の金属部材であって、ワイヤハーネス22全体を覆うことができるように形成されている。シールドカバー23は、本実施例において、天井壁38と、この天井壁38の周縁に連成される側壁39と、側壁39の所定位置に連成される複数の固定部40とを有して、図示のような箱形の形状に形成されている。
【0039】
天井壁38には、凸部42が形成されている。この凸部42は、外側から見ると天井壁38が一部突出するように形成されている(内側から見ると凹部となるように形成されている)。凸部42は、この内面がワイヤハーネス22の湾曲部36に対する接触部分として形成されている。凸部42は、この内面に湾曲部36が直接又は間接的に接触すると、ワイヤハーネス22に生じる熱を吸収してシールドカバー23の略全体で放熱をすることができるようになっている。
【0040】
固定部40は、モータユニット3のシールドケース7(図1参照)やインバータユニット4のシールドケース8(図1参照)にネジ止め固定される部分であって、ネジ穴43を有する舌片形状に形成されている。
【0041】
シールドカバー23は、導電性を有する金属板を絞り加工することにより、或いは金属板を打ち抜き折り曲げ加工をすることにより形成されている。尚、本実施例のシールドカバー23は一部品構成となる構造であるが、これに限らず二部品構成となる分割構造等であってもよいものとする。
【0042】
上記構成及び構造に基づきながら、ワイヤハーネス22によるモータユニット3とインバータユニット4との接続作業について、また、ワイヤハーネス配索構造21の組み付け作業について、を説明する。図面は図1ないし図3を参照するものとする。
【0043】
ワイヤハーネス22を製造した後、先ず、ワイヤハーネス22のモータ側コネクタ25をモータユニット3に接続する作業を行う。この時、モータ側コネクタ25はシールドケース7を貫通する。また、シールドケース7の内部においては電気的な接続がなされるようになる。次に、ワイヤハーネス22のインバータ側コネクタ26をインバータユニット4に接続する作業を行う。この時、インバータ側コネクタ26はシールドケース8を貫通する。また、シールドケース8の内部においては電気的な接続がなされるようになる。以上によりワイヤハーネス22の接続に係る作業が完了する。
【0044】
続いて、ワイヤハーネス22に対してシールドカバー23を被せ、これをネジ止め固定する作業を行う。シールドカバー23を被せる作業においては、シールドカバー23の凸部42の内面がワイヤハーネス22の湾曲部36に接触する。これにより、シールドカバー23の略全体でワイヤハーネス22に生じる熱を放熱することが可能な状態になる。放熱に関し、ワイヤハーネス22における複数本の高圧導電路27は、隣り合う高圧導電路27との間に隙間37を持たせて配置されることから、複数本を束ねた状態と比べて放熱性が良好であるのは勿論である。尚、凸部42の内面と湾曲部36とが直接又は間接的に接触することから、ワイヤハーネス22は上記内面に押さえられて振れ難い状態にもなる。
【0045】
以上により、ワイヤハーネス配索構造21の組み付けに係る作業が完了し、ワイヤハーネス22はシールドカバー23によって電磁シールド対策が施され、ノイズによる影響を受けないような状態になる。
【0046】
ワイヤハーネス22は、隣り合う高圧導電路27との間に隙間37を有することから、発熱に起因した高温化とその影響を防止することができる。また、ワイヤハーネス22は、シールドカバー23に直接又は間接的に接触することから、発熱に起因した高温化をより一層確実に防止することができる。
【実施例2】
【0047】
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図4は本発明の他の例となるワイヤハーネス及びワイヤハーネス配索構造を示す図であり、図4(a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、図4(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図、図5(a)は図4のB−B線断面図、図5(b)は図4のC−C線断面図である。尚、上記実施例1と同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0048】
図4及び図5において、実施例2のワイヤハーネス配索構造21は、図3と比較すれば分かるように、シールドカバー23の天井壁38の外面に複数の放熱フィン44を設けている点で実施例1と相違する。放熱フィン44は、表面積を稼ぐ部分であって、シールドカバー23の長手方向に真っ直ぐ伸びるリブ形状に形成されている。シールドカバー23は、放熱フィン44を複数設けることにより、効果的に放熱をすることができるようになっている。尚、表面積を増やすことができれば、本実施例の放熱フィン44の形状に限らないものとする。
【0049】
実施例2のワイヤハーネス配索構造21によれば、実施例1と同様に発熱に起因した高温化とその影響を防止することができる。
【0050】
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【符号の説明】
【0051】
1…ハイブリッド自動車
2…エンジン
3…モータユニット
4…インバータユニット
5…エンジンルーム
6…ワイヤハーネス
7、8…シールドケース
9…固定脚部
21…ワイヤハーネス配索構造
22…ワイヤハーネス
23…シールドカバー
24…ハーネス本体
25…モータ側コネクタ
26…インバータ側コネクタ
27…高圧導電路
28、31…端子部
29、32…ハウジング
30、33…オーバーモールド部
34…導体
35…絶縁体
36…湾曲部(一部)
37…隙間
38…天井壁
39…側壁
40…固定部
41…間隔
42…凸部
43…ネジ穴
44…放熱フィン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハーネス本体を含み、該ハーネス本体は、導体と該導体を覆う絶縁体とを有する高圧導電路を複数本備えてなるとともに、該複数本の高圧導電路をそれぞれ隙間をあけて並べてなる
ことを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記高圧導電路を任意の形状保持が可能に形成する
ことを特徴とするワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスを導電性のシールドカバーにて覆うとともに、前記ワイヤハーネスのハーネス本体における複数本の高圧導電路の一部を前記シールドカバーに直接又は間接的に接触させる
ことを特徴とするワイヤハーネス配索構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−85501(P2012−85501A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−232067(P2010−232067)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】