説明

一体化したフック形被保持部を有する車両用フロアマット

車両内のループパイルカーペット地に取り外し自在に取り付けることが可能なフロアマットは、審美的な外観を有する表面層と、該表面層と対面接触する関係にある裏面層と、該裏面層内に一体的に配置されるスクリム材料の層とを備えており、該スクリム材料の層は、そこから外方に延びていると共に、1箇所以上で前記裏面層を貫いて延びる複数のフックを備えている。該複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地の上に置いたときに、車両内で前記カーペット地にあるループと係合するように構成されている。更に、前記複数のフックの大きさ及び密度は、前記フロアマットを前記カーペット地から取り外したときに、前記カーペット地に対する損傷が減少されるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本願は、西暦2003年9月3日に出願された米国仮出願第60/499,799号の権利を主張するものであり、その開示内容は、ここに完全に記載されているかのように、参照によりここに全体として組み込まれる。
【0002】
本発明は、総括的にはフロアマットに関し、特に、車両内で使用するためのフロアマットに関するものである。
【背景技術】
【0003】
車両のインテリアを含め、車両構造及びデザインを規制することになる優良性、快適性及びセンスのいい美観に関する要求に伴い、車両製造業者は、乗員室の少なくともフロント部分のフロアボード全体を覆う大きさ及び形状を有する単一カーペットで車両インテリアのフロアボードを装飾することにより対応してきた。この“一面を埋め尽くす”外観は、視覚には心地よいかもしれないが、特に、ドライバーの足がブレーキ及びアクセルペダルの近傍でカーペットを摩滅させたときのように単一カーペットの極一部のみが摩耗した場合、交換コストが高くなるおそれがある。従って、フロアマットは、最も摩耗を受け易いカーペット地の区域、即ち、ドライバー及び乗員の足が通常位置を占めている場所の上にしばしば置かれている。
【0004】
自動車におけるフロアボードのカーペット地を保護するのに標準的かつ通俗的に使用されると共に、洗浄のために取り外しできる形式のフロアマットは、通常、弾性材料から形成されており、選択的にではあるが、当該弾性材料に取り付けられるカーペット層を有している。一般的に、自動車用のかかる弾性フロアマットは、自動車フロアの種々の形状及び輪郭に適合するよう十分に可撓性に作製されている。
【0005】
フロアマットは、車両カーペット地の有効寿命を延ばすことができるが、車両からのドライバー又は乗員の乗り降りの際に、カーペット地表面に沿って滑る又は移動する可能性がある。この移動は、フロアマットがアクセルペダルの下方へ押され過ぎると、アクセルが動かなくなるか、或いはさもなければ妨害されるおそれがある。
【0006】
下方にあるフロアボードのカーペット地に対するフロアマットの移動問題を解決するために多くの試みがなされてきた。フレイザー(Fraser)等に対する米国特許第4,425,690号は、フロアマットを自動車のフロアボードカーペット地に係止するためのクリップを開示している。ステインシック(Stanesic)等に対する米国特許第6,381,806号は、環状カラーと鎖錠カバー結合器とを有する2部品の保持アセンブリを開示しており、それらが互いに押し付けられてフロアマットを捕捉している。これら従来の装置の欠点は、フロアマットをフロアボードカーペット地に対して固定位置に維持するのには適しているが、フロアマットを迅速かつ容易に取り外し、洗浄し、再取り付けできないことである。
【0007】
別の試みには、例えば、フロアマットの裏面に固定される機械的な相互鎖錠部材(例えば、フック)を有する第1条片、及び当該第1条片と見当合わせしてフロアボードかフロアボードカーペット地に固定される機械的鎖錠部材(例えば、ループ)を有する第2条片である、フック・ループ式ファスナーもしくは面ファスナーの両条片の使用が含まれている。一般に、面ファスナー式装置は、直立した複数のフック形係合要素を有するオス型フック部材と、複数のループを有するメス型ループ部材とを備えており、2つの構成要素の締結係合を行なうべく、当該ループの中にフック部材がもつれて入るようになっている。この試みの欠点は、フロアの底部の小部分(例えば、角)のみが、カーペットで覆われたフロアボードに慣例的に固定されていて、フロアマットは、面ファスナーの諸部分が互いに十分に係合するようフロアボードに対して適切に整列されていなければならないことである。
【0008】
また、ループパイルファイバーを有するカーペットで覆われたフロアボード上で使用すべく、フックがカーペットで覆われたフロアボードの当該ループパイルファイバーに係合してフロアマットを所定位置に保持するように、面ファスナーのフック部分の条片をフロアマットの裏側もしくは底部に接着して取り付けることも提案されてきた。この試みの欠点は、フロアマットを取り外したときにフロアボードカーペット地を損傷させる可能性のある剛な材料から従来の面ファスナーのフックが形成されていることである。即ち、フックがカーペット材料のループパイルファイバーを引っ張って該ファイバーを切断させると共に、残りの無傷のループパイルファイバーよりも上方に伸張させることである。更に、このようなフロアマットを製造する際、複数の条片の各々を当該フロアマットの裏面に接着して取り付けるために、別個の作業もしくは工程が必要とされることである。
【発明の開示】
【0009】
上述した検討を考慮して、車両内のループパイルカーペット地に取外し自在に取り付けることが可能なフロアマットは、審美的な外観を有する表面層と、該表面層と対面接触する関係にある裏面層と、該裏面層内に一体的に配置されるスクリム材料の層とを備えている。当該スクリム材料の層は、1箇所以上でそこから外方に延びると共に、前記裏面層を貫いて延びる複数のフックを備えている。該複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地の上に置いたときに、車両内で前記カーペット地にあるループと係合するように構成されている。更に、前記複数のフックの大きさ及び密度は、前記フロアマットを前記カーペット地から取り外したときに該カーペット地に対する損傷が減少されるように構成されている。スクリム材料は、裏面層の材料内に一体的に配置されているので、フックがフロアマットから取り除かれることはできない。
【0010】
本発明の実施形態によると、複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びると共に、前記裏面層の全表面にわたり該裏面層を貫いて延びている。本発明の他の実施形態によると、複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びると共に、複数の離間した箇所で前記裏面層を貫いて延びている。
【0011】
本明細書の一部を形成する添付図面は、本発明の主要実施形態を例示している。これら図面及び記載は、本発明を十分に説明するのに全体的に役立っている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明の好適な実施形態が示されている添付図面を参照して、本発明についてより詳細に説明する。しかしながら、本発明は、種々の形態で実施可能であり、ここに記載した実施形態に限定されるものと考えるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、開示が徹底的且つ完全であって、本発明の範囲が当業者に十分に伝えられるように準備されている。
【0013】
図面において、線の太さ、層の厚さ、及び区域の濃密さは、簡明にするため誇張されている可能性がある。1つの要素が別の要素の“上”にあるという場合、それは他の要素の直ぐ上にあってもよく、或いは介在要素が存在してもよいことが分かるであろう。対照的に、1つの要素が別の要素の“直ぐ上”にあるという場合、介在要素は存在していない。1つの要素が別の要素に“結合されている”又は“取り付けられている”という場合、それは他の要素に直接に結合されるか又は取り付けられ、或いは介在要素が存在してもよいことが分かるであろう。対照的に、1つの要素が別の要素に“直接結合されている”又は“直接取り付けられている”という場合、介在要素は何ら存在していない。ここで使用されている“上方”、“下方”、“垂直”及び“水平”等の用語は、単なる説明のためである。
【0014】
図1〜図3を参照すると、本発明の実施形態に基づく車両フロア用のフロアマット10が例示されている。例示したフロアマット10は、表面層12、該表面層12と対面接触関係にある裏面層16、及び該裏面層16内に一体化して配置されるスクリム材料の層18を備えている。
【0015】
本発明の諸実施形態は、図1〜図3に例示したフロアマット構造に限定されるものではない。本発明の実施形態によるフロアマットは、音響吸収/偏向、水管理、空気流管理等のための追加材料層を備えることが可能である。
【0016】
例示した実施形態において、表面層12は、タフテッドパイルカーペット構造を有しており、即ち、複数のパイル糸13が主裏当て14を貫いて延びてループを形成し、該ループが切断されてタフトもしくは房15を形成している。パイル糸13の繊維は、天然繊維又は合成繊維から形成可能であると共に、熱可塑性又は熱硬化性であってもよい。例示した表面層12で採用可能であるカーペット繊維は、ルーベン(Reuben)に対する米国特許第4,174,991号に記載されたものを含み、特にナイロン6及びナイロン66であるナイロン繊維のようなポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン、並びにそれらの混合物及び共重合体を含み、その開示内容は、あたかも十分に記載されていたかのように、参照によりここに組み込まれている。
【0017】
裏面層16は、実際上、任意の種類の材料から形成することが可能である。例えば、裏面層16は、任意の天然又は合成高分子材料から形成することが可能である。更に、裏面層16は、不織材料の層でよく、或いは例えば発泡構造を有していてもよい。
【0018】
本発明の諸実施形態は、タフテッドパイルカーペット構造を有する表面層12に限定されない。表面層12は、織りカーペット材料、不織カーペット材料、カットパイルカーペット材料、ニードルパンチカーペット材料等でよく、また、裏当てされていても、裏当てされていなくてもよい。更に、表面層12は、非カーペット材料であってもよい。例えば、表面層12は、熱可塑性材料の層でよい。限定はされないが、例示的な熱可塑性材料にはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、熱可塑性ゴム及びそれらの混合物がある。
【0019】
スクリム材料の層18は、例示したように、そこから下方に延びて1箇所以上で裏面層16を貫通する複数のフック20を備えている。該フック20は、フロアマット10がカーペット地の上に置かれたときに車両のカーペット地30にあるループに係合するように構成されている。その上、フック20は、フロアマット10が車両カーペット地から取り外されるときに、それに対する損傷がないように構成されている。特に、フック20は、フロアボードカーペット地の毛羽立ち及び繊維引抜きが減少するように構成されている。
【0020】
本発明の実施形態によると、フック密度は、1平方センチ当り約30〜400フックとすることが可能である。しかし、本発明の実施形態は、この範囲のフック密度に限定されない。個々のフック長は、約0.5mm〜3mmでよいが、他の長さを使用してもよい。
【0021】
例示した実施形態において、フック20は“J”形を有している。しかしながら、フック20は、それらが車両カーペット地にあるループに解放可能に係合できる限り、種々の形状及び構造を有することも可能である。本発明の実施形態は、図4及び図5の構造に限定されない。フック20は、例えば、マットの縁から縁まで延びる連続条片を含め、種々のパターン、サイズ及び向きで裏面層16を貫いて(又はから)延在することが可能である。
【0022】
本発明の他の実施形態によると、下方に延びる複数のフック20を有しているスクリム材料の層18は、裏面層16に対して対面接触の関係でラミネートされていても、又はさもなければ直接に取り付けられていてもよい。
【0023】
図4に例示した実施形態において、フック20は裏面層16の全表面にわたり該裏面層16を貫いて延在している。図5に例示した実施形態において、フック20は、特定の個所L1〜L4においてのみ裏面層16を貫いて延在している。
【0024】
フック20を作製するのに使用される材料は、所望レベルの結合/解放を実現するように変更することが可能である。特定のカーペット材料については、所望の解放を実現するためにもっと柔らかいフックが望ましいかも知れない(もっと柔らかいフックはポリエチレン等のような生成品から製造することが可能である)。フック材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル及びスチレン等のような種々の材料から製造することが可能である。
【0025】
フック形式、フック密度及びカーペット種類の組合せを変えて、カーペット表面を保護するのに必要な最適レベルの保持及び解放を実現することが可能である。
【0026】
上述したことは、本発明を例証するものであって、本発明を限定する意味にとられるべきではない。本発明の例示的実施形態について幾つか記載してきたが、当業者には即座に明らかであるように、本発明の新規な教示事項及び利点から著しく逸脱することなく、該例示的実施形態において多くの変更が可能である。従って、かかる変更の全ては特許請求の範囲に規定された本発明の範囲内に含まれるものと考えられる。本発明は、添付の特許請求の範囲により規定されており、同特許請求の範囲と同等のことは、そこに含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施形態に基づくフロアマットの斜視図であり、該フロアマットはその裏面層に一体的に形成された複数のフックを有している。
【図2】図1のフロアマットの一部の拡大横断面図である。
【図3】図1のフロアマットの一部の別の拡大横断面図であり、裏面層内に一体的に形成されたスクリム層及びフックを例示している。
【図4】図1のフロアマットの裏面層の平面図であり、本発明の実施形態に基づいて、裏面層の全表面にわたり裏面層を貫いて延びるフックを例示している。
【図5】図1のフロアマットの裏面層の平面図であり、本発明の実施形態に基づいて、特定箇所においてのみ裏面層を貫いて延びるフックを例示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ループパイルカーペット地で覆われたフロアボードを有する車両用のフロアマットであって、
審美的な外観を有する表面層と、
該表面層と対面接触する関係にある裏面層と、
該裏面層と対面接触する関係にあるスクリム材料の層とから構成されており、該スクリム材料の層は、1箇所以上でそこから外方に延びる複数のフックを備え、該複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地の上に置いたときに、前記カーペット地にあるループと係合するように構成され、前記複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地から取り外したときに、前記カーペット地に対する損傷が減少されるように構成されている、フロアマット。
【請求項2】
前記スクリム材料の層は、前記裏面層内に一体的に配置されており、前記スクリム材料の層は、そこから外方に延びると共に、1箇所以上で前記裏面層を貫通して延びている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項3】
前記表面層及び前記裏面層の間に配置される1層以上の追加材料層を更に備えている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項4】
前記1層以上の追加材料層は、音響吸収性及び/又は偏向性である、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項5】
前記表面層は熱可塑性材料から構成されている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項6】
前記熱可塑性材料は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、及び熱可塑性ゴムからなるグループから選択されている、請求項5に記載のフロアマット。
【請求項7】
前記表面層はカーペット地から構成されている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項8】
フック密度は、1平方センチ当り約30〜400フックである、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項9】
個々のフック長は約3mm以下である、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項10】
前記複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びていると共に、前記裏面層の全表面にわたり前記裏面層を貫いて延びている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項11】
前記複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びていると共に、複数の離間した箇所で前記裏面層を貫いて延びている、請求項1に記載のフロアマット。
【請求項12】
ループパイルカーペット地で覆われたフロアボードを有する車両用のフロアマットであって、
審美的な外観を有する表面層と、
該表面層と対面接触する関係にある裏面層と、
該裏面層と対面接触する関係にあるスクリム材料の層とから構成されており、該スクリム材料の層は、1箇所以上でそこから外方に延びる複数のフックを備え、該複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地の上に置いたときに、前記カーペット地にあるループと解放自在に係合するように構成されており、フック密度は1平方センチ当り約30〜400フックであり、かつ個々のフック長は約3mm以下である、フロアマット。
【請求項13】
前記スクリム材料の層は、前記裏面層内に一体的に配置されており、前記スクリム材料の層は、そこから外方に延びると共に、1箇所以上で前記裏面層を貫通して延びている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項14】
前記表面層及び前記裏面層の間に配置される1層以上の追加材料層を更に備えている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項15】
前記1層以上の追加材料層は、音響吸収性及び/又は偏向性である、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項16】
前記表面層は熱可塑性材料から構成されている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項17】
前記熱可塑性材料は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、及び熱可塑性ゴムからなるグループから選択されている、請求項16に記載のフロアマット。
【請求項18】
前記表面層はカーペット地から構成されている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項19】
前記複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びていると共に、前記裏面層の全表面にわたり前記裏面層を貫いて延びている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項20】
前記複数のフックは、前記スクリム材料から外方に延びていると共に、複数の離間した箇所で前記裏面層を貫いて延びている、請求項12に記載のフロアマット。
【請求項21】
ループパイルカーペット地で覆われたフロアボードを有する車両用のフロアマットであって、
審美的な外観を有する表面層と、
該表面層と対面接触する関係にある裏面層と、
該裏面層と対面接触する関係にあるスクリム材料の層とから構成されており、該スクリム材料の層は、前記裏面層の全表面にわたり、そこから外方に延びる複数のフックを備え、該複数のフックは、前記フロアマットを前記カーペット地の上に置いたときに、前記カーペット地にあるループと係合するように構成されており、個々のフック長は約3mm以下である、フロアマット。
【請求項22】
前記スクリム材料の層は、前記裏面層内に一体的に配置されており、前記スクリム材料の層は、そこから外方に延びると共に、1箇所以上で前記裏面層を貫通して延びている、請求項21に記載のフロアマット。
【請求項23】
前記表面層及び前記裏面層の間に配置される1層以上の追加材料層を更に備えている、請求項21に記載のフロアマット。
【請求項24】
前記1層以上の追加材料層は、音響吸収性及び/又は偏向性である、請求項21に記載のフロアマット。
【請求項25】
前記表面層は熱可塑性材料から構成されている、請求項21に記載のフロアマット。
【請求項26】
前記熱可塑性材料は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、及び熱可塑性ゴムからなるグループから選択されている、請求項25に記載のフロアマット。
【請求項27】
前記表面層はカーペット地から構成されている、請求項21に記載のフロアマット。
【請求項28】
フック密度は、1平方センチ当り約30〜400フックである、請求項21に記載のフロアマット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−504048(P2007−504048A)
【公表日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−525422(P2006−525422)
【出願日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/028496
【国際公開番号】WO2005/023577
【国際公開日】平成17年3月17日(2005.3.17)
【出願人】(504135033)コリンズ・アンド・エイクマン・プロダクツ・カンパニー (8)
【Fターム(参考)】