説明

両刃刃物の砥ぎ部

【課題】従来の両刃用砥ぎ器の砥ぎ部がより小さく最小の部品点数で実現する両刃刃物の研ぎ部を提供する。
【解決手段】たて1mmよこ1mm高さ10mmの超硬合金でできた角柱をV字に交差させた砥ぎ部を、直径10mm、高さ10mmのポリエチレン系プラスチックの円柱に埋め込み固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、両刃の刃物を砥ぐのに砥ぎ部に超硬合金の角を利用した両刃用刃物砥ぎに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の両刃用砥ぎ器は砥ぎ部にセラミックや砥石を使ったものがほとんどであるが砥ぎ部自体が大きく構造も複雑なので使いずらい点がありました。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−148887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上の両刃用砥ぎ器の砥ぎ部を小さく、構造を簡潔にできないかと言う課題.。
本発明は従来の両刃用砥ぎ器が有していた問題を解決しようとするものであり、構造的にもシンプルにし使いやすい両刃用砥ぎ器の開発を実現しました。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は両刃用砥ぎ器の本来の目的を損なわず、可能な限り小さく最小の部品点数で実現したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の砥ぎ部は非常に小さくできているので家庭用台所用品のほとんどに取り付けが可能なので、台所の奥に仕舞ってありがちな包丁砥ぎ器を出して調理の時間をなるべくさくことなく両刃包丁が砥げるので調理中に切れ味が悪くなった包丁などを甦らせる点において効果は大きいと思われる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】砥ぎ部の正面図
【図2】砥ぎ部の側面図
【図3】砥ぎ部の上面図。
【図4】プラスチック製円柱の正面図
【図5】プラスチック円柱の側面図
【図6】プラスチック円柱の上面図
【図7】砥ぎ部をまな板に装着した説明図。 (実施例)
【発明を実施するための形態】
【0008】
直径10mm、高さ10mmのポリエチレン系プラスチックの円柱に深さ6.3mm幅2mmの溝を円柱の上面に円の中心を通るように直線で切り抜きます。次に円柱の底面より溝の底の中心線に対して内角15度で円の中心より2.5mm横に直系2.3mm、深さ10mmの穴をあける、同じ要領で今あけた穴とは逆の方向にやはり溝の中心より先ほどの穴とは逆の位置に1mmずらして穴をあけます、円柱を横から見るとあけた穴跡がX字になります。その穴に縦1mm横1mm高さ10mmの超硬合金の角柱の角が溝面に直角になるように埋め込みます。図1は砥ぎ部の正面図、図2は側面図、図3は上面図です。砥ぎ部の円柱固定体において超合金の挿入以前の図4、正面図、図5、側面図、図6、上面図です。
【実施例】
【0009】
図7は、本研ぎ部をまな板の中に埋めこんだ装置の実施例の透視斜視図である。
【0010】
本実施例の使用方法はまな板に彫られた溝に包丁の刃を沿わせ一、二回前後に包丁をスライドさせることによって新品の様な切れ味に甦ります。
【符号の説明】
【0011】
1 ポリエステル系プラスチックでできた砥ぎ部の固定枠。
2 上記固定枠に切った深さ6.3mm幅2mmの溝。
3 超硬合金の角柱。
4 超硬合金の角柱。
5 家庭用まな板
6 まな板上のサービス穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
砥ぎ部に超硬合金の角柱をV字に交差させ、その角柱の角を利用して包丁を砥ぐようにした両刃刃物の砥ぎ部です。
【請求項2】
砥ぎ部においてV字に交差させる2個の超合金間を離すことにより被研磨体の削り屑が研磨部に詰まるのを防ぐ役目を果たす。
【請求項3】
本、砥ぎ部を実施例にしたがって家庭用まな板のサービス穴に取り付ける際の取り付け位置が最も本製品の長所が生かされていると思われるので、この位関係を請求します。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−125951(P2011−125951A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−286216(P2009−286216)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(309043584)
【Fターム(参考)】