説明

中吊り広告用情報表示装置

【課題】 ディスプレイ(表示部)を高い位置に吊り下げることが可能な中吊り広告用情報表示装置を提供する。
【解決手段】 中吊り広告用情報表示装置1は、情報を表示する表示部としての有機ELディスプレイ10、有機ELディスプレイ10を制御する制御ボード21、制御ボード21を収容可能な筐体25と、を備えている。筐体25は、天井に取り付けるための取り付け面としての天板25aを有しており、制御ボード21は、筐体25の中において、取り付け面としての天板25aと略平行に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中吊り広告用情報表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、中吊り広告などが電車やバスなどの中に設置されるものがあった。特に、電車やバスなどの交通機関は利用する人が多いので、中吊り広告による車内広告は宣伝効果が高い。しかし、紙による広告媒体では、広告内容を簡単に変更できないので、情報を提供するのに限界がある。そこで、宣伝効果を高めるために、簡単に広告内容を変更できて、大量の情報を短時間のうちに表示可能な有機ELディスプレイが、電車やバスなどの車内の中吊り広告用情報表示装置に採用されていた。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されているように、薄く、軽く、フレキシビリティを有する有機ELディスプレイを採用した中吊り広告用情報表示装置が提案されていた。
【0004】
【特許文献1】特開2002−351374号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、この中吊り広告用情報表示装置は、電車やバスの天井から吊り下げられると、制御ボードを収納する筐体と表示部とが直線的に鉛直方向に配置されるから、中吊り広告用情報表示装置が鉛直方向に長くなってしまうので、電車やバスの中の人や、物などにぶつかる恐れがあった。そこで、人や、物などにぶつかる恐れの少ない、ディスプレイ(表示部)を高い位置に吊り下げることが可能な中吊り広告用情報表示装置が求められていた。
【0006】
本発明の目的は、ディスプレイ(表示部)を高い位置に吊り下げることが可能な中吊り広告用情報表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の中吊り広告用情報表示装置は、天井から吊り下げて使用される中吊り広告用情報表示装置であって、情報を表示するシート状の表示部と、前記表示部を制御する制御ボードと、前記制御ボードを収容可能な筐体と、を備え、前記筐体は、前記天井に取り付けるための取り付け面を有しており、前記取り付け面と前記制御ボードとが、略平行に配置されていることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、制御ボードを収容可能な筐体を天井に配置すると、制御ボードと表示部とがL字形に配置され、制御ボードが天井に略平行に配置されるから、結果的に筐体の鉛直方向長さを短くできるので、表示部を相対的に高い位置から吊り下げることが可能な中吊り広告用情報表示装置を提供できる。
【0009】
本発明の中吊り広告用情報表示装置は、前記制御ボードの長手方向と前記筐体の長手方向とが、略一致して配置されていることが望ましい。
【0010】
この発明によれば、制御ボードが筐体内に互いの長手方向を略一致させた向きに配置されていると、筐体の奥行き長さを短くできるから、筐体を小型にできるので、小型化が可能な中吊り広告用情報表示装置を提供できる。
【0011】
本発明の中吊り広告用情報表示装置は、前記筐体の長手方向と前記表示部の上辺とが、略平行に配置されていることが望ましい。
【0012】
この発明によれば、筐体と表示部上辺とが長手方向で略一致して配置されていると、筐体の奥行き長さを短くできるから、筐体を小型にできるので、小型化が可能な中吊り広告用情報表示装置を提供できる。
【0013】
本発明の中吊り広告用情報表示装置は、前記筐体は、前記取り付け面と対向する面に開口部を有しており、前記制御ボードは、前記開口部に接続口を対向するように設けられたコネクタを備え、前記表示部の上端が、前記開口部に挿通されることにより、前記表示部の上辺に設けられた端子が前記コネクタに接続可能に構成されていることが望ましい。
【0014】
この発明によれば、制御ボードに備えられているコネクタが下向きに配置されているから、表示部を外すときには、コネクタから引き抜くことでできるので、外しやすい。表示部を取り付けるときには、コネクタに差し込めばよいので、取り付けやすい。しかも、筐体に開口部があるから、筐体を分解することなく表示部を外すことや、取り付けることができるので、中吊り広告用情報表示装置のメンテナンスがしやすい。
【0015】
本発明の中吊り広告用情報表示装置は、前記表示部に前記コネクタと接続するための前記端子を前記表示部を構成する基板上に備えていることが望ましい。
【0016】
この発明によれば、表示部の基板上に端子があるから、簡単な方法で、制御ボードと表示部とを電気的に接続できる。しかも、電気的に接続するためのフレキシブル配線基板などを使用しないで済むので、表示部を相対的に高い位置から吊り下げることが可能な中吊り広告用情報表示装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の中吊り広告用情報表示装置について実施形態を挙げ、添付図面に沿って詳細に説明する。
【0018】
(実施形態)
本発明の実施形態の要部について詳細に説明する。図1は、本実施形態の中吊り広告用情報表示装置1の構成を示す図であり、(a)は、概略斜視図であり、(b)は、概略断面図である。
【0019】
図1(a)に示すように、中吊り広告用情報表示装置1は、表示部としての有機ELディスプレイ10と、駆動ユニット20とで構成されている。駆動ユニット20は、筐体25、制御ボード21、コネクタ26などで構成されている。筐体25の中に制御ボード21が配置されている。制御ボード21は、その長手方向に有機ELディスプレイ10の幅とほぼ等しい長さを有する四角板形状であり、制御ボード21の長手方向と筐体25の長手方向とが、略一致して配置されている。なお、筐体25の天板25a(取り付け面)は、略矩形状である。
【0020】
筐体25は、電車やバスの天井に取り付けるための取り付け面を有する天板25a、R状に形成された曲面を有する下板25b、左右二つの側板25c、背板25dで構成されている。これら、天板25aと下板25bと側板25cと背板25dとで、空間部25e(図1(b)参照)を形成している。この空間部25eに、制御ボード21が収容されている。そして、天板25aの内面に(下面)制御ボード21は裏面21aで取り付けられ、天板25aと制御ボード21とが略平行に配置されている。そして、天板25aには、取り付け孔25fがあいている(本例では4箇所)。この取り付け孔25fに取り付けネジ25g(本例では4本)を挿入して天井にネジ固定することで、筐体25を天井に取り付けることができる。
【0021】
図1(b)に示すように、筐体25の中に配置されている制御ボード21には、コネクタ26が備えられており、このコネクタ26に有機ELディスプレイ10が接続されている。筐体25は下板25bのうち天板25aと対向する部分に下方に開口する開口部25kを有しており、この開口部25kを通して、有機ELディスプレイ10の端部が、筐体25内に挿通され、その端部に形成された端子10b(図2参照)のコネクタ26に接続される。そして、有機ELディスプレイ10は、鉛直方向に吊り下げられて、制御ボード21と有機ELディスプレイ10とがL字形で配置される。その成す角度が約90度(直角)となる。
【0022】
図2は、本実施形態の中吊り広告用情報表示装置1の接続方法を説明するための説明図である。
【0023】
図2に示すように、コネクタ26は、制御ボード21の長手方向ほぼ全域にわたって形成されている(但し、図2では一部のみ示す)。制御ボード21と有機ELディスプレイ10の上辺10aとがほぼ等しい長さを有しており、それぞれの長手方向が略一致するように配置されている。コネクタ26は、その接続口(挿着口)を開口部25kに対向させる状態に制御ボード21の基板に実装されている。なお、説明の都合上、制御ボード21と有機ELディスプレイ10とを上下逆の配置を示す。制御ボード21に備えられたコネクタ26は、端子部26bを長手方向に複数有している。同様に、有機ELディスプレイ10も、端子部10bを長手方向に複数有している。なお、端子部26bと端子部10bとが対応した位置に配置されている。
【0024】
有機ELディスプレイ10を矢印方向に移動させて、筐体25の開口部25kに有機ELディスプレイ10の端部を挿通して、コネクタ26に差し込めば、駆動ユニット20に有機ELディスプレイ10を取り付けることができる。有機ELディスプレイ10を外したいときには、有機ELディスプレイ10をコネクタ26から引き抜くことでできる。このようにすれば、有機ELディスプレイ10を外すことや、取り付けることが簡単にできるので、有機ELディスプレイ10の破損や、寿命による交換が発生しても、中吊り広告用情報表示装置1のメンテナンスがやりやすい。
【0025】
有機ELディスプレイ10をコネクタ26に差し込むと(挿着すると)、コネクタ26の端子部26bと有機ELディスプレイ10の端子部10bとが接合する。そして、コネクタ26(制御ボード21)と有機ELディスプレイ10とが、電気的な導通が得られるように構成されている。そして、有機ELディスプレイ10が鉛直方向に配置されるから、その重量の影響によって、有機ELディスプレイ10がコネクタ26から外れてしまうことや、落下してしまうことが無いように、駆動ユニット20には落下防止のためのロック機構(図示省略)などが備えられている。
【0026】
制御ボード21は、データを記憶するためのメモリ(図示省略)や、データの取得、データの再生、および広告情報を切り換えるための制御部(図示省略)などを備えている。そして、制御ボード21は、有機ELディスプレイ10に情報を表示させるための画像信号を送信して、有機ELディスプレイ10に、その情報を表示させることができる。
【0027】
図1を参照しながら、中吊り広告用情報表示装置1を電車やバスの天井へ取り付ける方法について説明をする。
【0028】
電車やバスの天井に駆動ユニット20を取り付ける。駆動ユニット20を構成する筐体25の取り付け面としての天板25aを天井にあてて、ネジ25gを取り付け孔25fに挿入して筐体25を天井にネジ固定する。すると、筐体25の中に固定されている制御ボード21と天井とが略平行に配置される。制御ボード21に備えられているコネクタ26は下を向くことになる(図2参照)。
【0029】
そして、有機ELディスプレイ10の端子10b側の端部を筐体25の開口部25kに通して、下を向いているコネクタ26に差し込めば、中吊り広告用情報表示装置1ができる。制御ボード21と有機ELディスプレイ10とがL字形に配置され、その結果、有機ELディスプレイ10が略鉛直に配置される(図1(a)参照)。
【0030】
図3は、本実施形態の有機ELディスプレイ10の構成を示す概略断面図である。
【0031】
図3に示すように、有機ELディスプレイ10は、発光基板15と発光基板15に対向する位置に配置されている対向基板としての第2基板16とで構成されている。第1基板11上にITO膜12、発光層13、電極14とが形成されていて、発光基板15は、構成されている。なお、発光層13は、有機物である発光材料が使用されており、発光層13から発光した光が第1基板11の矢印方向に透過する。
【0032】
第1基板11上に形成されているITO膜12、発光層13、電極14のそれぞれの膜厚は約500nmである。なお、これらITO膜12、発光層13、電極14は、真空蒸着法や、スパッタリング法などの薄膜形成方法によって形成されている。
【0033】
第1基板11と第2基板16との材質は、フレキシブル性のある透明な素材であり、例えば絶縁性を有するプラスチックフィルムである。好ましい厚さは0.5〜1mmの範囲であって、薄いシート状である。発光基板15と第2基板16とを貼り合わせることによって、有機ELディスプレイ10は構成される。有機ELディスプレイ10のフレキシブル性を積極的に発揮するように、ここでは、第1基板11と第2基板16との厚さを各々0.5mmにした。つまり、有機ELディスプレイ10は厚さが約1mmである。そして、第1基板11と第2基板16との大きさは、縦が約400mmで、横が約1000mmである。有機ELディスプレイ10は、プラスチックフィルムを重ね合わせた構成であるから、フレキシビリティを有し、曲げることができる。しかも、素材がプラスチックフィルムであるので、軽量である。有機ELディスプレイ10の矢印の方向が、発光側であり、提供された情報を目視で確認できる。
【0034】
実施形態における中吊り広告用情報表示装置1の構成は以上のようであって、図1を参照しながら、有機ELディスプレイ10を相対的に高い位置から吊り下げることが可能であることについて説明する。
【0035】
中吊り広告用情報表示装置1は、電車やバスの中において、天井から吊り下げられる。具体的には、駆動ユニット20が天井に取り付けられ、この駆動ユニット20に表示部としての有機ELディスプレイ10が吊り下げられている。
【0036】
電車やバスの中で、中吊り広告用情報表示装置1を天井から吊り下げると、制御ボード21と有機ELディスプレイ10とが、L字形に配置される。制御ボード21が天井に略平行に配置されるから、その結果、筐体25(つまり駆動ユニット20)の鉛直方向長さを短くできることになり、有機ELディスプレイ10を相対的に高い位置から吊り下げることが可能になる。
【0037】
中吊り広告用情報表示装置1は、駆動ユニット20によって駆動され、各種広告情報を大量に、しかも、瞬時に、有機ELディスプレイ10上に表示できる。
【0038】
以上のような本実施形態では、次のような効果が得られる。
【0039】
(1)制御ボード21を収容可能な筐体25を電車やバスの天井に配置すると、制御ボード21と有機ELディスプレイ10とがL字形に配置される。制御ボード21が天井に略平行に配置されるから、結果的に筐体25(駆動ユニット20)の鉛直方向長さを短くできるので、有機ELディスプレイ10を相対的に高い位置から吊り下げることができる。
(2)制御ボード21と筐体25とが互いの長手方向が略一致する向きにそれぞれ配置されているので、筐体25の奥行き長さを短くできるから、筐体25(つまり駆動ユニット20)を小型にできる。
(3)筐体25と有機ELディスプレイ10の上辺10aとがそれぞれの長手方向を略一致させる状態に配置されているので、筐体25の奥行き長さを短くできるから、筐体25(つまり駆動ユニット20)を小型にできる。
(4)制御ボード21に備えられているコネクタ26が下向きに配置されているから、有機ELディスプレイ10を外すときには、コネクタ26から引き抜くことでできるので、外しやすい。有機ELディスプレイ10を取り付けるときには、コネクタ26に差し込めばよいので、取り付けやすい。しかも、筐体25に開口部25kがあるから、筐体25を分解することなく有機ELディスプレイ10を外すことや、取り付けることができるので、中吊り広告用情報表示装置1のメンテナンスがしやすい。
(5)有機ELディスプレイ10に端子10bがあるから、簡単な方法で、制御ボード21と有機ELディスプレイ10とを電気的に接続できる。しかも、電気的に接続するためのフレキシブル配線基板などを使用しないで済むので、有機ELディスプレイ10をより高い位置から吊り下げることができる中吊り広告用情報表示装置1を提供できる。
(6)有機ELディスプレイ10が鉛直方向に真っ直ぐ吊り下げられているので、例えば折れ曲がって吊り下げられている構成で起こりうる配線の損傷も心配ない。
(7)有機ELディスプレイ10を吊り下げたときに、有機ELディスプレイ10の下端の高さを同じにしたとしても、表示エリアを大きくすることができるので、表示面積を稼ぐことができる。
【0040】
以上、好ましい実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形例をも含み、本発明の目的を達成できる範囲で、他のいずれの具体的な構造及び形状に設定できる。
【0041】
(変形例1)前述の実施形態で、制御ボード21を筐体25に配置した構成としたが、これに限らない。例えば、制御ボード21を収納できる制御ボックスを用意して、この制御ボックスに制御ボードを収納してから筐体25に固定した構成としてもよい。このようにすれば、制御ボード21が制御ボックス内に収納される構成になるので、本実施形態と同様の効果が得られる上に、制御ボード21をより安全に保護できる。
【0042】
(変形例2)前述の実施形態で、制御ボード21の奥の方に有機ELディスプレイ10を吊り下げた構成としたが、これに限らない。例えば、制御ボード21の奥行き中央付近に有機ELディスプレイ10を吊り下げてもよい。このようにしても、筐体25(駆動ユニット20)の鉛直方向長さを短くできるので、本実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】
(変形例3)前述の実施形態で、制御ボード21の幅と有機ELディスプレイ10の幅とが同じ長さにしたが、これに限らない。例えば、有機ELディスプレイ10の幅に比べて筐体25や駆動ユニット20の幅が狭くなっていてもよい。このようにしても、筐体25(駆動ユニット20)の鉛直方向長さを短くできるので、本実施形態と同様の効果が得られる。
【0044】
(変形例4)前述の実施形態で、コネクタ26が開口部25kからはみ出さない構成にしたが、これに限らない。例えば開口部25kから外へ突出していてもよい。このようにしても、筐体25(駆動ユニット20)の鉛直方向長さを短くできるので、本実施形態と同様の効果が得られる。
【0045】
(変形例5)前述の実施形態で、有機ELディスプレイ10を配置するときに片面表示の構成にしたが、これに限らない。例えば有機ELディスプレイ10を2枚配置させて両面表示にしてもよい。このようにすれば、本実施形態と同様の効果が得られる上に、二つの画面表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】実施形態の中吊り広告用情報表示装置の構成を示し、(a)は、概略斜視図。(b)は、概略断面図。
【図2】中吊り広告用情報表示装置の接続方法を説明するための説明図。
【図3】有機ELディスプレイの構成を示す概略断面図。
【符号の説明】
【0047】
1…中吊り広告用情報表示装置、10…表示部としての有機ELディスプレイ、10a…上辺、10b…端子、20…駆動ユニット、21…制御ボード、25…筐体、25a…取り付け面としての天板、25k…開口部、26…コネクタ、26b…端子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井から吊り下げて使用される中吊り広告用情報表示装置であって、
情報を表示するシート状の表示部と、
前記表示部を制御する制御ボードと、
前記制御ボードを収容可能な筐体と、を備え、
前記筐体は、前記天井に取り付けるための取り付け面を有しており、
前記取り付け面と前記制御ボードとが、略平行に配置されていることを特徴とする中吊り広告用情報表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の中吊り広告用情報表示装置において、
前記制御ボードの長手方向と前記筐体の長手方向とが、略一致して配置されていることを特徴とする中吊り広告用情報表示装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の中吊り広告用情報表示装置において、
前記筐体の長手方向と前記表示部の上辺とが、略平行に配置されていることを特徴とする中吊り広告用情報表示装置。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の中吊り広告用情報表示装置において、
前記筐体は、前記取り付け面と対向する面に開口部を有しており、
前記制御ボードは、前記開口部に接続口を対向するように設けられたコネクタを備え、
前記表示部の上端が、前記開口部に挿通されることにより、前記表示部の上辺に設けられた端子が前記コネクタに接続可能に構成されていることを特徴とする中吊り広告用情報表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の中吊り広告用情報表示装置において、
前記表示部に前記コネクタと接続するための前記端子を前記表示部を構成する基板上に備えていることを特徴とする中吊り広告用情報表示装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−24922(P2007−24922A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−202530(P2005−202530)
【出願日】平成17年7月12日(2005.7.12)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】