説明

乗客コンベア手摺りのモジュール式手摺り構造

乗客コンベアベルトを製造する方法が、長手方向に互いに離間した複数の駆動面を有する駆動部材を形成することを含む。この駆動部材は、駆動面間に所望の間隔を維持する長手方向の剛性を有する。この駆動部材は、成形装置内に挿入される。この成形装置を使用して手摺りの掴み面部分を形成し、この掴み面部分と駆動部材とが一体に固定されるようにする。他の方法においては、長手方向に互いに離間した複数の駆動面を確保する歯を有するベルト駆動部材を形成する。このベルトは、駆動面間に所望の間隔を維持するための長手方向の剛性を有する。歯の各々は、ベルトの幅全体に亘って延びている。ベルトは、手摺りの掴み面部分に固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客コンベア手摺りのモジュール式手摺り構造に関する。
【背景技術】
【0002】
乗客コンベアは周知の技術である。例えば、建物内の異なる位置にある乗場の間を行き来する乗客を運ぶために動く歩道およびエスカレータが使用されている。たいていの乗客コンベアは、乗客を運ぶための移動面とともに移動する手摺りを備えている。手摺りは、乗客がコンベアに乗って移動しているときに掴むための掴み面を提供する。
【0003】
従来技術では、手摺りは、ピンチローラ式装置を用いて駆動される。そのような駆動装置を作動させるためには、手摺りの両側に加えられる力を使う摩擦係合が要求される。手摺りの外面上のピンチローラは、手摺りの表面を傷付けるとともに磨耗させるため、手摺りの交換周期を短くしてしまうので、少なくともこの点においては不利であると考えられている。手摺り上の歯と、適切に配置された駆動部材と、の間における確動接続などの代替的な駆動装置を導入することが提案されている。そのような装置は、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第3633725号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2005/0173224号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そのような手摺りに関連する問題としては、そのような手摺りに関連する種々の特性を実現するために、手摺りをどのように効果的に製造するかということである。例えば、従来は織物の滑り層が設けられていた位置に、手摺りを駆動するための歯が配置されることになる。従って、製造技術にいくつかの変更が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
乗客コンベア手摺りの製造方法の一例においては、長手方向に互いに離間した複数の駆動面を備えるとともに、該複数の駆動面の間の所望の間隔を維持するための長手方向の剛性を有する駆動部材を提供する。この駆動部材は、成形装置内に挿入される。この成形装置を使用して、手摺りの掴み面部分と駆動部材とが一体に固定されるように、手摺りの掴み面部分が形成される。
【0007】
乗客コンベア手摺りの製造方法の他の例においては、複数の歯を有するベルトを提供する。各々の歯は、ベルトの幅全体に亘って延びている。このベルトは、歯と歯の間の所望の長手方向の間隔を維持するのに十分な長手方向の剛性を提供する複数の引張部材を含む。このベルトは、該ベルト上の歯が駆動部材と係合して手摺りを駆動させることができるように、手摺りの掴み面部分に固定される。
【0008】
開示例についてのさまざまな特性および利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】例示的な乗客コンベアの概略図。
【図2】例示的な乗客コンベア手摺りの概略図。
【図3】例示的な製造技術の概略図。
【図4A】図2の実施例の手摺りに例示的な駆動部材を組み込む方法の概略図。
【図4B】図2の実施例の手摺りに例示的な駆動部材を組み込む方法の概略図。
【図5】他の例の駆動部材を示す図。
【図6】他の例の駆動部材を示す図。
【図7】他の例の駆動部材を示す図。
【図8】他の例の駆動部材を示す図。
【図9】図8の線9−9に沿って切った断面図。
【図10】他の例の駆動部材を図8の線9−9に沿って切った断面図。
【図11】他の例の駆動部材の概略図。
【図12】例示的な手摺りに組み込まれた図11の駆動部材の概略図。
【図13】他の例の駆動部材を示す図。
【図14】他の例の駆動部材を示す図。
【図15】例示的な手摺りに組み込まれた図14の駆動部材の概略図。
【図16】歯付きベルトからなる駆動部材を含む他の例の製造方法を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に、乗客コンベア20の概略を示す。図示した例は、エスカレータである。他の例としては、動く歩道がある。例示の乗客コンベア20は、乗場24と乗場26の間で乗客を運ぶために所望の方向に移動する複数のステップ22を備えている。手摺り30は、乗客がコンベア20に乗っているときに掴むための掴み面を備えている。
【0011】
図2は、手摺り30の一例を概略的に示す。この例においては、長手方向に互いに離間した複数の駆動面34を有する駆動部材32を備えている。駆動面34間の所望の間隔を維持するために有用な長手方向の剛性を提供するために、駆動部材32内に複数の引張部材36を含む。図示した例においては、駆動面34は、駆動部材32の一方の側に沿って外側に突出した歯の上に設けられている。この例では、駆動部材32は、例えば、本体がポリウレタン材料から形成された歯付きベルトからなる。引張部材36は、例えばポリマまたはスチールのコードからなる。
【0012】
例示の手摺り30は、この手摺り30が使用されるときに乗客が掴むための掴み面となる外面42を有する掴み面部分40を含む。この例においては、駆動部材32における引張部材36のような複数の引張部材46が掴み面部分40にも設けられている。図示した例はさらに、乗客コンベアの運転中に手摺り30が所望の経路に沿うように、手摺り30がガイド機構(図示せず)に沿って移動することを容易にする織物滑り層50を有する。
【0013】
図3は、手摺り30を製造する技術の一例を概略的に示す。この例においては、成形装置60が、材料62の供給を受けて、図2の例における少なくとも掴み面部分40を形成する。一例においては、ポリウレタン材料を使用する。他の例においては、ゴム材料を使用する。
【0014】
図3に概略的に示すように、駆動部材32が予備形成されてから、成形装置60内に挿入される。この成形装置60を使用して手摺り30の掴み面部分40が形成され、掴み面部分に駆動部材32が固定される。一例においては、掴み面部分は、成形装置60内で、駆動部材32上に成形される。
【0015】
一例においては、成形装置60を通して駆動部材32ないし手摺り30を推進させるために、駆動部材32上の駆動面34を使用する。この駆動面34は、後に、乗客コンベアの運転中に手摺り30を駆動させる際にも有用となる。
【0016】
駆動部材32は、さまざまな形態を取り得る。一例としては、図4Aに概略的に示したベルトがある。この例においては、ベルトは、ポリマ材料および複数の引張部材36からなる。一例においては、引張部材36は、ベルトのポリマ材料内で長手方向に延びているスチールコードからなる。一例においては、ポリマは、ポリウレタンからなる。他の例においては、ポリマは、ゴムからなる。駆動面34は、ベルト上に複数の歯を形成することによって確保される。図4Aの例においては、さらに、織物滑り層70を備え、この織物滑り層70は、ベルトの歯の駆動面34と所望の整列をなすように配置された複数の横断部72を有する。一例においては、これらの横断部72は、歯と歯の間にある凹部内に受けられる。この例においては、さらに発泡体インサート74を含み、この発泡体インサート74は、手摺りの掴み面部分40の掴み面42の所望の輪郭を確保するのに有用な輪郭を有する。
【0017】
図4Bは、図3に示す成形装置60のような成形装置内へ挿入する際の位置関係にある駆動部材32、織物滑り層70および発泡体インサート74を示す。符号76で概略的に示すように、織物滑り層70が、ガイド機構の設計に基づく形状をなすガイド追従部分を覆うように、織物滑り層70は、成形装置の対応部分内で曲げることができる。このような例においては、駆動面34は、駆動部材32、発泡体インサート74および織物滑り層70などの構成要素を成形装置内を通して推進させるために使用することができ、このときに、手摺りの残りの部分が、これらの構成要素上に押出し成形される。
【0018】
図5は、他の例の駆動部材32を概略的に示す。この例においては、はしご型構造のポリマテープからなる。一例としては、選択された寸法の安定したポリマ材料からなる概ね平らな薄いシートである。この材料は、乗客コンベアの運転中に駆動部材32が手摺り30に要求される経路の輪郭を追従することを可能にしつつ、駆動面34の所望の間隔を維持するのに十分な長手方向の剛性を有するように、選択される。図5の例は、はしご型構造を有する。
【0019】
図6は、他の例の駆動部材32を概略的に示す。この例においては、駆動面34を形成するための穿孔された開口を有するポリマテープからなる。対応するように形状付けられた駆動ベルトまたはホイールが、これらの開口内に受けられる突出部を有し、これらの突出部は、駆動面34と係合して、手摺りを所望のように推進させる。
【0020】
図7の例は、図6の例に類似し、穿孔されたテープからなる駆動部材32に固定された長手方向に延びる引張部材36を追加したものであるが、この引張部材36は、例えば、接着剤を使って或いは該引張部材36付近のテープ材料を少なくとも部分的に溶解させることで一体に固定してある。他の例においては、引張部材36は、ポリマテープを製造する過程で組み込まれる。
【0021】
図8は、複数の引張部材36を含んで補強されたテープからなる他の例の駆動部材32を概略的に示す。この例においては、駆動面34を形成するために、テープ内に複数の矩形の形状の除去部分がある。他の例においては、矩形以外の形状例えば円形の形状の除去部分としてもよい。図9の断面図から理解されるように、テープ材料からの除去部分は、テープを貫くように延びている必要はない。他の例においては、これらの凹部は、テープを貫く穿孔からなる。いずれの場合においても、対応するように構成された駆動部材が駆動面34と係合し、所望のように手摺りを推進させる。
【0022】
図10は、他の例の配置を概略的に示し、この配置においては、駆動面34は、立ち上がったポストとして実現され、これらのポストは、駆動ベルトまたは駆動ホイールなどの駆動部材における対応する形状につくられた凹部内に受けられ、所望のように手摺りを推進させるために用いられる。
【0023】
図11は、他の例の駆動部材32を示す。この例においては、手摺り織物滑り層に使用されるような種類の材料(例えば、綿)などのシート状の布地材料からなる。この例においては、概略的に示すような格子パターンに配置された引張部材36によって、補強がなされている。一例においては、布地材料に補強材料を含浸させることによって、引張部材36を構成している。他の例においては、布地材料に引張部材36を接着して固定する。
【0024】
図12は、図5〜図11の例のいずれかの種類から形成された駆動部材32が、手摺り30の掴み面部分40に固定された状態のものを概略的に示す。この例においては、駆動部材32用に選択される材料は、手摺り30の滑り層として使用することができるほど低摩擦の滑り特性を有する。従って、手摺りのガイド機構追従部分80に設けられる滑り層は、手摺りアセンブリ内で駆動部材32の一部を適切に位置決めすることによって確保される。いくつかの例においては、駆動部材32用に選択される材料は、図12に示す構成には適切ではない。そのような例では、駆動部材32は、図12のような断面図に見られる一平面内のみで延びていてもよいし、滑り層を追加してもよい。
【0025】
図13は、他の例の駆動部材32を概略的に示す。この例においては、金属バンドからなる。複数の穿孔された部分によって駆動面34が形成される。この例においては、例えば、成形プロセス中に、手摺りの掴み面部分40の材料内に固定されるように構成されている複数のタブ84を含む。
【0026】
図14は、駆動部材32が金属バンドから形成されている他の例を示す。この例においては、例えば、成形プロセス中に手摺りのコア部分40の材料内に固定されるように構成された輪郭を有する縁部86を備えている。
【0027】
図15は、このような駆動部材32を備えた例示的な手摺りの構成を概略的に示す。駆動部材32のような金属バンドを使用することの利点の一つとしては、手摺り30の掴み面部分40を形成するための押出し加工プロセスの際に、この金属材料が溶解する危険がないことである。
【0028】
多くの例においては、成形装置内に駆動部材32を送り、成形装置32内で手摺りのコア部分が形成されることが有利であるが、図16の例が示す配置においては、コア部分40は、駆動部材32とは別に予備成形される。この例においては、駆動部材32は、適当な接着剤あるいは駆動部材32の材料と掴み面部分40の材料とを一体に融着させる技術を用いて、長手方向に延びている凹部90内に固定されるが、この凹部90は、成形プロセスで形成してもよいし或いはコア部分40の成形後に除去した部分であってもよい。
【0029】
この例においては、駆動部材32は、歯付きベルトからなる。各々の歯34は、ベルトの幅Wに亘って延びている。図示した例においては、駆動部材32内に引張部材36を備えており、コア部分40内に引張部材46を備えている。一例においては、駆動部材32が凹部90内に挿入されると、引張部材36と引張部材46とが互いに接近して、共通の平面上に整列される。
【0030】
これらの例の利点の一つとしては、確動乗客コンベア手摺りに、滑り層および駆動面を組み込むことを容易にするということである。例示した駆動部材は、例えば、従来は織物滑り層によって占有されていた領域の中心に駆動面を組み込むことを可能にする。成形ないし押出し加工プロセスで駆動部材を組み込むことによって、該駆動部材を手摺りの残りの部分に容易に固定することができる。例示した駆動部材は、通常の乗客コンベアの運転時に手摺りを推進させるのために使用するだけでなく、手摺りを製造する成形装置内へ部品を移動させるために使用することができる。
【0031】
上述の説明は、本発明を限定するものではなく、例示するものである。当業者であれば、本発明の本質を逸脱することなく、上記の例に、いくつかの修正や変更がなされ得ることを理解されるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗客コンベア手摺りの製造方法であって、
長手方向に互いに離間した複数の駆動面を備えるとともに、該駆動面間の所望の間隔を維持するための長手方向の剛性を有する駆動部材を提供するステップと、
上記駆動部材を成形装置内に挿入するステップと、
手摺りの掴み面部分と上記駆動部材とが一体に固定されるように、上記成形装置を使用して該手摺りの掴み面部分を形成するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
上記駆動部材上に上記掴み面部分を押出し成形することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
複数の引張部材を内部に含むベルトを形成することによって上記駆動部材を形成することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
上記複数の駆動面は、上記ベルト上の複数の歯の少なくとも一つの表面であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
概ね平らな帯状の材料上に、上記長手方向に互いに離間した複数の駆動面を確保することによって、上記駆動部材を形成すること、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
上記材料が、
ポリマテープと、
金属バンドと、
布地シートと、
のうち少なくとも1つからなることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
上記材料から、複数の互いに離間した部分を除去することによって、上記駆動面を形成することを含む請求項5に記載の方法。
【請求項8】
上記材料上に複数の立ち上がったポストを形成することによって上記駆動面を確保することを含む請求項5に記載の方法。
【請求項9】
上記材料に複数の長手方向に延びる引張部材を固定することを含む請求項5に記載の方法。
【請求項10】
複数の切り欠き部を有する織物滑り層を、該切り欠き部が上記駆動面と所望の長手方向の位置関係となるように上記駆動部材に隣接させて配置し、
上記成形装置に、上記駆動部材とともに上記織物滑り層を挿入すること
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
上記手摺りを製造する際に、少なくとも上記駆動部材を推進させるために、上記複数の互いに離間した駆動面を使用すること、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項12】
上記複数の互いに離間した駆動面が複数の歯からなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
上記複数の長手方向に互いに離間した駆動面が、該駆動面を確保するための複数の穿孔された開口からなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
上記駆動部材がポリマのベルトからなり、該ベルトのポリマ内でスチールコードが該ベルトの長手方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項15】
上記駆動部材を形成することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項16】
上記成形装置内へ上記駆動部材とともに織物層を挿入することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項17】
上記駆動部材が、引張部材を含みかつ寸法調整された歯付きベルトを含み、
上記歯付きベルトと所望の整列となるように織物層を固定し、
上記織物層および歯付きベルトをユニットとして上記手摺りに挿入すること、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項18】
乗客コンベア手摺りの製造方法であって、
長手方向に互いに離間した複数の駆動面を確保する複数の歯を有するベルト駆動部材を形成するステップであって、該ベルトは、上記駆動面間の所望の間隔を維持するための長手方向の剛性を有し、上記歯の各々は、上記ベルトの幅全体に亘って延びている、ベルト駆動部材を形成するステップと、
上記手摺りの掴み面部分を形成するステップと、
上記ベルト駆動部材に上記手摺りの上記掴み面部分を固定するステップと、
を含む方法。
【請求項19】
上記ベルト駆動部材を成形装置内に挿入し、
上記成形装置を使用して上記手摺りの上記掴み面部分を形成すること、
を含む請求項18に記載の方法。
【請求項20】
上記手摺りの上記掴み面部分に長手方向に延びる凹部を提供し、
上記凹部内に上記ベルト駆動部材の少なくとも一部分を挿入すること、
を含む請求項18に記載の方法。
【請求項21】
上記長手方向に延びる凹部を確保するために上記掴み面部分の少なくともいくらかの材料を取り除くことを含む請求項20に記載の方法。
【請求項22】
上記駆動ベルトは、上記長手方向の剛性を提供する複数の引張部材を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2010−526006(P2010−526006A)
【公表日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−507377(P2010−507377)
【出願日】平成19年5月9日(2007.5.9)
【国際出願番号】PCT/US2007/068516
【国際公開番号】WO2008/140515
【国際公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【出願人】(591020353)オーチス エレベータ カンパニー (402)
【氏名又は名称原語表記】OTIS ELEVATOR COMPANY
【Fターム(参考)】