説明

乾燥用セイロ

【課題】ささくれや木片の剥離等がない発泡樹脂製の乾燥用セイロであって、軽量で耐久性に優れ、積み重ねたセイロの滑落を防止でき、且つ安価な乾燥用セイロを提供する。
【解決手段】発泡樹脂製で方形状の上部枠体2と下部枠体3とからなり、前記上部枠体2と前記下部枠体3との間に網部材4が介設されるとともに該網部材4の下に該網部材4を支持又は補強する網受け部材5が設けられており、前記下部枠体3の対向する2辺の内側に該下部枠体3の下面よりも下に突出した滑り止め部3aが設けられていることを特徴とする乾燥用セイロ1である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、白子(カタクチイワシ等の稚魚)等の小魚や魚介類、梅の実等を薄く広げて天日又は乾燥機を用いて乾燥させ、白子干し(ちりめんじゃこ)や梅干し等を製造するためのセイロに係り、詳しくは、軽量で耐久性に優れ、ささくれなどが生じず、且つ積み重ねた場合でもセイロの滑落を防止できる乾燥用セイロに関する。
【背景技術】
【0002】
白子干しや梅干し等を製造する際には、浅く広い乾燥用セイロ(以下、単にセイロと称することがある)に白子や梅の実等を並べて屋外で天日干しを行い、夕方になったり日照条件が悪くなると取り入れて冷蔵庫にセイロごと保管したり、乾燥機を用いて乾燥させる作業が行われている。
このような目的で使用されるセイロとしては、従来から木枠の中に、白子や梅の実等を載置するための網部材を張設したものが使用されていた。
【0003】
しかしながら、木枠を用いたセイロの場合、枠が何度も濡れたり乾いたりを繰り返すうちに木の一部が朽ちてしまったり、セイロ同士が接触しているうちに欠けたりすることにより、ささくれ立った状態となることが避けられない。ささくれ立ったセイロを使用すると、ささくれで手を切って製品を血で汚したり、剥離したささくれや木片が製品に混じった場合には商品価値が下がるので、汚れた製品や混じったささくれや木片を目視で見分けて除外する必要があるが、この作業が極めて煩雑である。また、木製セイロは耐水性がなく耐久性にも問題がある。
【0004】
そこで、例えば特許文献1に記載されているように、射出成形で一体成形できる合成樹脂製のセイロが提案されている。
しかしながら、小企業が乱立する白子干し業界や梅干し業界においては、各企業が規格の異なる冷蔵庫や乾燥機を用い、異なる方法で白子干しや梅干しを製造しているのが現状であり、射出成形でセイロを製造しようとすれば、それぞれの規格や製造方法に合わせた多種多様な金型が必要になり、製造コストが非常に高価になってしまうため、殆ど普及していないのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−92980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者らは、押出し成形で製造した発泡樹脂製の角材を用いてセイロを製造することを考えたが、発泡樹脂製の角材の表面は平滑で滑りやすく、このような発泡樹脂製セイロを多数積み重ねて運搬しようとすれば、僅かな振動で上に積んだセイロが滑ってしまい、積み重ねたセイロが崩れ落ちてしまうため実用に耐えないことが判った。更に、発泡樹脂製角材の表面に細かい凹凸を多数設けて摩擦力を高めることも試みたが、凸部の上面同士で角材同士が滑ってしまい、結局、セイロの滑落を防ぐことはできないことが判った。
【0007】
本発明はかかる実情に鑑み、上記従来技術の問題点を解消し、ささくれが生じたり、木片が剥離することがなく、安価で、多数積み重ねても上側のセイロが確実に滑落しない乾燥用のセイロを提供することを目的とする。
更に、本発明は、セイロを多数積み重ねた場合に、セイロ間に隙間が形成されるので良好な通気性が確保され、乾燥効率の改良された乾燥用セイロを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、発泡樹脂製で方形状の上部枠体と下部枠体とからなり、前記上部枠体と前記下部枠体との間に網部材が介設されるとともに該網部材の下に該網部材を支持又は補強する網受け部材が設けられており、前記下部枠体の対向する2辺の内側に該下部枠体の下面よりも下に突出した滑り止め部が設けられていることを特徴とする乾燥用セイロを内容とする。
【0009】
本発明の請求項2は、上部枠体に滑り止め部が係合する受容部が設けられ、該受容部の深さは滑り止め部の突出高さよりも浅いことを特徴とする請求項1に記載の乾燥用セイロを内容とする。
【0010】
本発明の請求項3は、滑り止め部の部分に通気孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の乾燥用セイロを内容とする。
【0011】
本発明の請求項4は、発泡樹脂製で矩形状の上部枠体と下部枠体とからなり、前記上部枠体と前記下部枠体との間に網部材が介設されるとともに該網部材の下に該網部材を支持又は補強する網受け部材が設けられ、前記下部枠体の底部の隣接する2辺のコーナー部に、滑り止め部が下向きに突設された間隔保持具が橋設されていることを特徴とする乾燥用セイロを内容とする。
【0012】
本発明の請求項5は、発泡樹脂の発泡倍率が1.5〜3倍である請求項1〜4のいずれか1項に記載の乾燥用セイロを内容とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によるセイロは、発泡樹脂製であるから軽量で良好な耐水性を有するので耐久性に優れ、使用中に朽ちたり、ささくれ立つことがなく、その結果、ささくれで手指を切り血で製品を汚したり、剥離した木片が製品に混入して商品価値を低下させる恐れがない。
また、枠体の下部枠体の対向する2辺の内側に滑り止め部を設けたため、外観を損なうことがなく、積み重ねたセイロの滑落を確実に防止することができる。
【0014】
また、請求項2に記載のような構成とすることにより、セイロを積み重ねた際、上部セイロの下部枠体と下部セイロの上部枠体との間に滑り止め部により隙間が形成される。即ち、上部枠体に滑り止め部が係合する受容部を設けるとともに、受容部の深さを滑り止め部の突出高さよりも浅くすれば、セイロを積み重ねたとき上下のセイロ間に隙間ができるので通気性が確保され、積み重ねた状態でもセイロ内の白子や梅の実を効率良く乾燥させることができる。
このとき、請求項3に記載のように、上部枠体と下部枠体との隙間を形成する滑り止め部の部分に通気孔を設ければ、滑り止め部を設けていない対向する2辺からのみならず、滑り止め部を設けた対向する2辺からもこの通気孔を介して通気性が確保されるので、乾燥をより効率的に行うことができる。
【0015】
また、請求項4に記載のように、下部枠体底部の隣接する2辺のコーナー部、滑り止め部が下向きに突設された間隔保持具を橋設すれば、積み重ねたセイロの間に適切な間隔を開けることができ、その結果、積み重ねた状態で4辺から通気性を確保し効率的に乾燥させることができると同時に、該間隔保持具の下に突設された滑り止め部により積み重ねたセイロの滑落を確実に防止することができる。
【0016】
発泡樹脂の発泡倍率を1.5〜3倍とすることにより、セイロに要求される強度、剛性が確保されるとともに釘やビス止めにより加工できるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は本発明のセイロの実施例1を示す平面図である。
【図2】図2(a)は図1(a)のA−A断面図であり、(b)はセイロを積み重ねた状態を示す説明断面図である。
【図3】図3は本発明のセイロの実施例2を示す要部断面図である。
【図4】図4は本発明のセイロの実施例3を示す図であり、(a)はセイロを長軸方向に切断した説明断面図であり、(b)はセイロを積み重ねた状態を示す説明断面図である。
【図5】図5(a)は図4におけるセイロの滑り止め部に通気孔を設けた実施例4を示す説明図であり、(b)は別の通気孔を設けた実施例5を示す説明図である。
【図6】図6は本発明のセイロの実施例6を示す底面図である。
【図7】図7は実施例6で使用する間隔保持具を示す斜視図である。
【図8】図8は図6のB−B断面図である。
【図9】図9は図6のC−C断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の第1である乾燥用セイロ1は、図1及び図2に示すように、発泡樹脂製で矩形状の上部枠体2と下部枠体3とからなり、前記上部枠体2と前記下部枠体3との間に網部材4が介設されるとともに該網部材4の下に該網部材4を支持又は補強する網受け部材5が設けられており、前記下部枠体3に対向する2辺の内側に該下部枠体3の下面よりも下に突出した滑り止め部3aが設けられていることを特徴とする。
【0019】
また、本発明の第2は、図6乃至図9に示すように、発泡樹脂製で矩形状の上部枠体2と下部枠体3とからなり、前記上部枠体2と前記下部枠体3との間に網部材4が介設されるとともに該網部材4の下に該網部材4を支持又は補強する網受け部材5が設けられており、下部枠体3底部の隣接する2辺のコーナー部に、滑り止め部3aが下向きに突設された間隔保持具6が橋設されていることを特徴とする。
【0020】
本発明において上部枠体2はセイロの側壁となる部材であり、セイロの中に入れられた白子や梅の実等の乾燥対象物が、乾燥作業の際にこぼれ落ちない程度の高さを有する。
材質は耐腐食性、軽量性、強度を兼ね備えている点で発泡樹脂が使用され、具体的には、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン- スチレン共重合樹脂)、AAS樹脂(アクリロニトリル/アクリルゴム/スチレン樹脂)、AES樹脂(アクリロニトリル/エチレンプロピレンゴム/スチレン樹脂)、AS樹脂(アクリロニトリル/スチレン樹脂)、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)、PMMA樹脂(ポリメチルメタクリレート樹脂)、PVC樹脂(ポリ塩化ビニリデン樹脂)、MS樹脂(メチルメタクリレート/スチレン樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)およびPC樹脂(ポリカーボネート樹脂)等が使用可能であり、更に、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチックも使用可能である。コスト面での有利さと強度を兼ね備えている点でPS樹脂(ポリスチレン樹脂)が好ましい。
【0021】
発泡倍率は特に限定されないが、強度、剛性、釘やビス止めによる加工性等から1.5〜3倍程度が好ましく、1.8〜2.2程度がさらに好ましい。
【0022】
本発明において、下部枠体3はセイロ1の底部となる部分であり、後述の滑り止め部3aが設けられる部材である。この下部枠体3は、上部枠体2と同様、発泡樹脂から構成される。
【0023】
網部材4は白子や梅の実等の乾燥対象物が載置される部分であり、前記上部枠体2及び下部枠体3の間に介設される。その材質は乾燥対象物を載置しても容易に破れない程度の強度を有するものであれば特に限定されないが、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、スチール、ステンレススチール等が好ましい。
【0024】
前記網部材4の下には、該網部材4を支持、補強するための網受け部材5が設けられる。この網受け部材5により乾燥対象物の重みがかかっても網部材4がたわむようなことが無くなり、均一な乾燥が容易になる。また、乾燥済みの白子干しや梅干しが網部材4に付着することがあるが、このような場合、セイロの裏側からこの網受け部材5を数回叩打すれば、網部材4を破損させることなく、付着した白子干しや梅干を効率よく回収することができる。
網受け部材5の材質は乾燥対象物の重みにより折れたり撓んだりしない程度の強度を有するものであれば特に限定されず、木、竹、金属、樹脂等が例示されるが、FRP等が好適に利用できる。図中、網受け部材5は、ロッド状のものを示したが、必要に応じ、碁盤目状のものも使用可能である。
【0025】
滑り止め部3aは下部枠体3の下面より突出するように設けられる。このように設けることにより、セイロ1を積み重ねたときに上部のセイロの滑り止め部3aが下部のセイロの上部枠体2の中に嵌入することにより、積み重ねられたセイロ1の滑落を確実に防止するとともに、滑り止め部3aは外側から視認されないので外観が良好である。突出高さは余り高いとセイロの積み重ねや取り外しの作業性が悪くなり、また余り低いと滑落防止効果が不十分となるので、通常3〜10mm程度から選択される。なお、滑り止め部3aが下部セイロ1の上部枠体2内に硬く嵌り込むと取り扱いが難しくなるので、上部枠体2の内縁を下部枠体3の内縁(滑り止め部3aを除く)よりも1〜3mm程度外側に広げ、滑り止め部3aが上部枠体2に遊嵌されるようにしたほうが好ましい。
【0026】
滑り止め部3aの具体例としては、図1及び図2に示した実施例1のような、下部枠体3の内側に下部枠体3の厚みよりも高い棒状部材を付設してその下端を下部枠体3の下面から突出させる構造が例示できる。このようにすれば、図2に示したように、セイロ1を積み重ねた際、上部セイロ1の滑り止め部3aが下部セイロ1の上部枠体2の中に嵌入することにより、確実に滑り止めがなされる。滑り止め部3aの材質は特に制限されず、木、金属、樹脂等が例示される。
【0027】
また、図3に示した実施例2のように、発泡樹脂を用いて、滑り止め部3aが一体的に突設されている部材を用いて下部枠体3を形成してもよい。本実施例においては、下部枠体3と滑り止め部3aの製造及び組み付けが一回の工程で済むので作業性が良く、安価なセイロを提供することができる。
【0028】
また、図4(a)(b)に示したように、滑り止め部3aの突出高さを高くすることにより、セイロ1を積み重ねたときに隙間が生じて通気性を確保するようにして、セイロ1を積み重ねた状態でも効率よく乾燥できるようにしてもよい。但し、滑り止め部3aの先端が網部材4に当接すると白子や梅の実等を押し潰したり、網部材4に過度に荷重が掛かり損傷する恐れがあるので、上部枠体2の上面に受容部2aを設けて、この受容部2aを滑り止め部3aと係合させるようにすればよい。
このように構成することにより、セイロを積み重ねた際、上部セイロ1の下部枠体3と下部セイロ1の上部枠体2との間に滑り止め部3aにより隙間Sが形成され、良好な通気性が確保されるので、一層効率的に乾燥される。この場合の滑り止め部3aの突出高さは所望の隙間Sにより適宜決定すればよいが、通常5〜20mm程度の隙間Sが形成されるように決定される。
【0029】
この場合において、図5(a)に示した実施例4及び図5(b)に示した実施例5のように、滑り止め部3aの隙間Sに相当する部分に通気孔3bを設ければ、滑り止め部3aを設けた対向する2辺からもこの通気孔3bを介して通気性が確保され、結局、4辺からの通気性が確保されることになり、より効率的に白子や梅の実等を乾燥することができる。
【0030】
通気のための隙間は、図6乃至図9に示したように、滑り止め部6bを基台6aに突設した間隔保持具6を下部枠体3の下面に、滑り止め部6bを下方に向けて設けることによっても形成できる。
【0031】
間隔保持具6の形状は、滑り止め部6bが積み重ねられた下部セイロ1の上部枠体2に嵌入(好ましくは遊嵌)される形状である限り、特に限定されないが、例えば図6、図7に示した実施例6で使用されているような、台形状の基台6aの上に台形状の滑り止め部6bを設けたものが例示できる。このような間隔保持具6は、下部枠体3底部の隣接する2辺のコーナー部に間隔保持具6の基台6aの部分を固定することにより橋設して使用される。この場合、間隔保持具6は、基台6aが積み重ねられた上部セイロ1と下部セイロとの間に介在して基台6aの厚みに相当する隙間Sを形成し、滑り止め部3aが下部セイロ1の上部枠体2のコーナー付近に挿入される。その結果、上下セイロ間、基台6aにより形成された隙間Sにより良好な通気性が確保されるとともに、滑り止め部6bによりセイロの滑落が確実に防止される(図8、図9参照)。
【0032】
本発明において、上部枠体、下部枠体、網部材、網受け部材、滑り止め部、間隔保持具の組み付けは特に制限されず、ビスや釘、接着剤等によりなされる。また、各部材は白色又はこれに近い色にすると清潔感に富み食品用のセイロとして良好であるが、必要に応じ着色することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
叙上のとおり、本発明の乾燥用セイロによれば、軽量で耐久性に優れ、ささくれや木片の剥離等が生じないため、血で汚れた製品や木片等の検査や除去が不要になり作業性が向上するとともに、大巾な省力化が図られ、さらに多数のセイロを積み重ねた場合でもセイロの滑落を確実に防止できる。また、必要により、積み重ねたセイロ間に隙間を形成させ良好な通気性が確保できるので、乾燥効率が飛躍的に向上し、エネルギーコストの低減も図られる。
【符号の説明】
【0034】
1 乾燥用セイロ
2 上部枠体
2a 受容部
3 下部枠体
3a 滑り止め部
3b 通気孔
4 網部材
5 網受け部材
6 間隔保持具
6a 基台
6b 滑り止め部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発泡樹脂製で方形状の上部枠体と下部枠体とからなり、
前記上部枠体と前記下部枠体との間に網部材が介設されるとともに該網部材の下に該網部材を支持又は補強する網受け部材が設けられており、
前記下部枠体の対向する2辺の内側に該下部枠体の下面よりも下に突出した滑り止め部が設けられていることを特徴とする乾燥用セイロ。
【請求項2】
上部枠体に滑り止め部が係合する受容部が設けられ、該受容部の深さは滑り止め部の突出高さよりも浅いことを特徴とする請求項1に記載の乾燥用セイロ。
【請求項3】
滑り止め部に通気孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の乾燥用セイロ。
【請求項4】
発泡樹脂製で矩形状の上部枠体と下部枠体とからなり、
前記上部枠体と前記下部枠体との間に網部材が介設されるとともに該網部材の下に該網部材を支持又は補強する網受け部材が設けられ、
前記下部枠体の底部の隣接する2辺のコーナー部に、滑り止め部が下向きに突設された間隔保持具が橋設されていることを特徴とする乾燥用セイロ。
【請求項5】
発泡樹脂の発泡倍率が1.5〜3倍である請求項1〜4のいずれか1項に記載の乾燥用セイロ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−226736(P2011−226736A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−98634(P2010−98634)
【出願日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(000111535)ハッポー化学工業株式会社 (8)
【Fターム(参考)】