説明

人体通信が可能な携帯端末機、人体通信を利用した車両制御装置及び人体通信を利用した車両制御方法

【課題】人体通信に基づいて使用者から送信された等級別認証情報に従い車両の制御を差別化することにより、使用者の便宜性を最大化することができる人体通信が可能な携帯端末機、人体通信を利用した車両制御装置及び人体通信を利用した車両制御方法を提供する。
【解決手段】人体通信が可能な携帯端末機は、各等級別認証情報を格納する認証情報格納手段と、人体通信手段と外部の車両制御装置との間に人体を媒体にする通信路が設定されると、既に設定された等級の認証情報を前記人体通信手段に伝達する制御手段と、が備えられ、人体通信手段が、制御手段から伝達された認証情報を、人体を媒体にして車両制御装置に送信することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体通信が可能な携帯端末機、人体通信を利用した車両制御装置及び人体通信を利用した車両制御方法に係り、より詳しくは、人体通信に基づいて使用者から送信された等級別認証情報に従い車両の制御を差別化する人体通信が可能な携帯端末機、人体通信を利用した車両制御装置及び人体通信を利用した車両制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
人体を電気的な信号伝達の媒体に用いてデータを送/受信する技法が提案されている。人体を媒体に用いて電気的な信号を送/受信する装置は、医療診断装備を始め様々な分野で応用される。人体を電気的な信号伝達の媒体に用いてデータを送/受信する装置は、人体と直接接触するための電極を備えて人体を媒体に用いる。人体を媒体に用いて電気的な信号を送/受信する装置は、人体を特定装置に接触することだけでも電気的な信号の伝達が可能であるため、別途の有線あるいは無線通信装備を取り備えなくとも使用者とシステムの間のデータ送/受信が可能である。このような人体通信装置を様々な分野に応用することにより、別途の有無線通信装備や通信線路を構築しなくともデータ送信において使用者の便宜性を向上させることができる。
【0003】
最近になって、車両の開発において最も重点を置く事項が、運転者の便宜性である。運転者がドアロックを解除し、キーを利用して始動をかける不便さを解消するためスマートキー技術が開発されている状態であるが、未だに運転者に100%の満足を与えることができないとの問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−13077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記のような問題点を解決するためなされたもので、本発明の目的は、人体通信に基づいて使用者から送信された等級別認証情報に従い車両の制御を差別化することにより、使用者の便宜性を最大化することができる人体通信が可能な携帯端末機、人体通信を利用した車両制御装置及び人体通信を利用した車両制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る人体通信が可能な携帯端末機は、各等級別認証情報を格納する認証情報格納手段と、人体通信手段と外部の車両制御装置との間に人体を媒体にする通信路が設定されると、既に設定された等級の認証情報を前記人体通信手段に伝達する制御手段と、が備えられ、前記人体通信手段が、前記制御手段から伝達された認証情報を、人体を媒体にして前記車両制御装置に送信することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る人体通信を利用した車両制御装置は、各等級別認証情報及び当該等級に相応する制御情報を格納する認証情報格納手段と、人体を媒体に携帯端末機から認証情報を受信した人体通信手段と、前記認証情報格納手段に基づき前記人体通信手段が送信された認証情報の有効性を検証する認証手段と、前記認証手段の認証結果に従い、当該等級に相応する制御情報に基づいて前記車両内の当該機器を制御する車両制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る人体通信を利用した車両制御方法は、各等級別認証情報及び当該等級に相応する制御情報を格納するステップと、人体を媒体に携帯端末機から認証情報を受信する認証情報送信ステップと、前記格納している認証情報に基づき前記送信された認証情報の有効性を検証するステップと、前記認証結果に従い、当該等級に相応する制御情報に基づいて前記車両内の当該機器を制御するステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、人体通信に基づき使用者から送信された等級別認証情報に従い車両の制御を差別化することができるとの効果がある。
さらに、本発明は、人体通信に基づき使用者から送信された等級別認証情報に従い車両の制御を差別化することにより、使用者の便宜性を最大化することができるとの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る人体通信を利用した車両制御システムの一実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る人体通信部の一実施形態の詳細な構成を示す図である。
【図3】本発明に係る携帯端末機における人体通信を利用した車両制御方法に対する一実施形態のフローチャートである。
【図4】本発明に係る車両制御装置における人体通信を利用した車両制御方法に対する一実施形態のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明に係る好ましい実施形態を詳しく説明する。
【実施例】
【0012】
図1は、本発明に係る人体通信を利用した車両制御システムの一実施形態の構成を示す図である。図1に示すように、本発明に係る人体通信を利用した車両制御システムは、使用者が常に携帯している装置であって、等級別認証情報を格納しており、人体通信を介し既に設定された認証情報を車両制御装置20に送信する携帯端末機10、及び車両に取り付けられる装置であって、携帯端末機10から人体通信を介し認証情報を受信すると、認証を行って当該等級に応じた車両制御を行う車両制御装置20を含む。以下、認証情報格納部11、制御部12、人体通信部13及び無線通信部14を含む携帯端末機10の各構成要素に対し詳しく検討してみる。ここで、携帯端末機10は、人体通信が可能な移動通信端末機、スマートフォン、スマートキー、スマートカードなどを含む。
【0013】
先ず、認証情報格納部11は、等級が定められた多数の認証情報を格納している。このとき、車両所有者の携帯端末機11の場合、認証情報格納部11は一例として下記[表1]のような等級別認証情報を全て格納しているが、駐車代理人所有の携帯端末機11の場合、認証情報格納部11は車両所有者の携帯端末機11から送信された認証レベルが2に該当する認証情報のみを格納しており、隣人所有の携帯端末機11の場合、認証情報格納部11は車両所有者の携帯端末機11から送信された認証レベルが3に該当する認証情報のみを格納している。
【0014】
勿論、駐車代理人の携帯端末機11は駐車代理人所有の車両に対する等級別認証情報を全て格納しており、隣人の携帯端末機11は隣人所有の車両に対する等級別認証情報を全て格納している。例えば、A使用者所有の車両をA1とし、B使用者所有の車両をB1とし、C使用者所有の車両をC1とする。このとき、A使用者の携帯端末機は、A1車両を制御するための認証情報としてa1、a2、a3を格納しており、B使用者の携帯端末機は、B1車両を制御するための認証情報としてb1、b2、b3を格納しており、C使用者の携帯端末機は、C1車両を制御するための認証情報としてc1、c2、c3を格納している。A使用者が客で、B使用者が駐車代理人であり、C使用者はA使用者の隣人とするとき、A使用者がB使用者に代理駐車を任せる場合、A使用者は自分の携帯端末機を介してa2認証情報をB使用者の携帯端末機に送信する。そうすると、B使用者はa2認証情報を利用してA1車両の限定された機能を制御することができる。同様に、A使用者がC1車両の前に自分の車両を駐車しておいた場合、A使用者は自分の携帯端末機を介してa3認証情報をC使用者の携帯端末機に送信する。そうすると、C使用者はa3認証情報を利用してA1車両の限定された機能を制御することができる。
【0015】
【表1】

【0016】
ここで、認証情報は車両固有番号、車両所有者の氏名、車両所有者の住民登録番号、暗証番号のうち少なくとも一つ以上を含み、各情報は暗号化されているので、他人によりハッキングが不可である。さらに、始動許容とは、スマートキーを用いる場合を例として挙げると、スマートキーが車両内に据え置かれた状態を意味する。したがって、使用者はいつでもボタンを押して車両の始動をオン/オフすることができる。さらに、移動距離制限とは、代理駐車の特性上、その移動距離が特定されていることを勘案して設定された距離(一例として1km)であって、設定された移動距離を超過すると自動に車両の始動が消えるように設定される。
【0017】
次に、制御部12は、人体通信部13と車両制御装置20の人体通信部22との間に人体を媒体にする通信路が設定されると、既に設定された等級の認証情報を人体通信部13を介して車両制御装置20に送信する。このとき、既に設定された等級の認証情報は、車両所有者の携帯端末機の場合、車両所有者により設定された等級の認証情報(前記例においてa1)となり、駐車代理人所有の携帯端末機の場合、前記例においてa2となり、隣人所有の携帯端末機の場合、前記例においてa3となる。さらに、制御部12は、使用者からの要請に応じて認証情報格納部11に格納されている認証情報を、無線通信部14を介して他人の携帯端末機に送信することもできる。
【0018】
次に、無線通信部14は、制御部12の制御により認証情報を他人の携帯端末機に送信する。このとき、通信方式は移動通信及び無線インターネット(ワイブロ)は勿論、近距離無線通信(ブルートゥース、ジグビー(zigbee)など)を含む。付加的に、人体通信部13を介して認証情報格納部11に格納されている認証情報を車両制御装置20に送信することもできる。
【0019】
以下、認証情報格納部21、人体通信部22、認証部23及び車両制御部24を含む車両制御装置20の各構成要素に対し詳しく説明する。ここで、認証部23及び車両制御部24の機能は、車両に備えられているECU(Electronic Control Units)が行うこともできる。
【0020】
先ず、認証情報格納部21は、前記[表1]のような等級別認証情報、及び当該等級に相応する制御目録及び制御値(以下、制御情報)を格納している。即ち、認証情報格納部21は等級別認証情報及び当該制御情報を格納しており、このとき、制御情報は等級に伴う制御目録と当該制御対象機器の設定値を含む。
【0021】
人体通信部22は、車両のドアハンドルに設けられ、使用者がドアを開くとき使用者の手と接触する。使用者の手が接触すると、携帯端末機10から認証情報が受信し認証部23に伝達する。このとき、携帯端末機10の人体通信部13にも使用者の人体が接触されていなければならない。認証部23は、認証情報格納部21に基づいて人体通信部22を介し送信された認証情報の有効性を検証したあと、その結果を車両制御部24に伝達する。
【0022】
車両制御部24は、認証部23からの認証結果に従い当該制御目録の動作を許容する。即ち、認証結果レベルが1の場合は運転者であるので、ドアオープン、始動許容、シート調節、シートベルト調節、ハンドル調節、サイド及びルームミラー角度調節、ランプ調節、自動選曲などを既に設定された情報に従って制御する。認証結果レベルが2の場合は駐車代理人であるので、ドアオープン、始動許容、移動距離制限などを既に設定された情報に従って制御する。認証結果レベルが3の場合は隣人であるので、ドアオープンを制御する。さらに、車両制御部24は、運転者により車両の始動が消えたあと運転者の下車を感知すると、所定の時間後(大凡5秒)車両のドアを自動に閉ざす。このとき、運転者の下車の感知は、シートに圧力センサー(図示省略)を備えて感知することができる。
【0023】
以下、図2を参照して、携帯端末機10の人体通信部13と車両制御装置20の人体通信部22との間の人体通信過程に対し詳しく説明する。
【0024】
先ず、携帯端末機10の人体通信部10は、データ送信機(Data Transmitter)131、人体通信送信機(Human Body Communication Transmitter、HBC Transmitter)132及び人体接触点(Electrode)133を含む。データ送信機131は、制御部12から伝達された認証情報を人体通信送信機132に伝達する。人体通信送信機132は、データ送信機131から伝達された認証情報を、人体を媒体にして伝達することができる電気信号に変換したあと、人体接触点133に接触した人体を介し車両制御装置20に送信する。このとき、人体は携帯端末機10の人体接触点133と車両制御装置20の人体接触点221に全て接触されていなければならない。人体接触点133は、人体の皮膚と直接接触するか、又は衣服を間に置いて人体と接触した状態で、人体通信送信機132からの電気信号を、人体を媒体にして送信する。
【0025】
次に、車両制御装置20の人体通信部22は、人体接触点(Electrode)221、人体通信受信機(Human Body Communication Receiver、HBC Receiver)222、データ受信機223を含む。人体接触点221は、人体の皮膚と直接接触するか、又は衣服を間に置いて人体と接触した状態で、人体通信部13の人体通信送信機132から電気信号を、人体を媒体にして受信する。このとき、人体接触点221は、車両のドアハンドルに設けられることが好ましい。
【0026】
人体通信受信機222は、人体接触点221を介して人体通信部13から人体を媒体に送信された電気信号を元来の認証情報に変換したあと、データ受信機223に伝達する。データ受信機223は、人体通信受信機222から認証情報を受信する。
【0027】
一方、携帯端末機10の人体通信部13と車両制御装置20の人体通信部22は、両方向通信が可能であるように具現することもできる。即ち、携帯端末機10の人体通信部13が人体通信受信機及びデータ受信機をさらに備え、車両制御装置20の人体通信部22が人体通信送信機及びデータ送信機をさらに備え、両方向通信が可能であるように具現することもできる。
【0028】
図3は、本発明に係る携帯端末機における人体通信を利用した車両制御方法に対する一実施形態のフローチャートである。先ず、認証情報格納部11は各等級別認証情報を格納する(301)。以後、制御部12は、人体通信部13と外部の車両制御装置20との間に人体を媒体にする通信路が設定されると、使用者により既に設定された等級の認証情報を人体通信部13に伝達する(302)。以後、人体通信部13は、制御部12から伝達された認証情報を人体を媒体にして車両制御装置20に送信する(303)。
【0029】
図4は、本発明に係る車両制御装置における人体通信を利用した車両制御方法に対する一実施形態のフローチャートである。先ず、認証情報格納部21は、各等級別認証情報及び当該等級に相応する制御情報を格納している(401)。以後、人体通信部22は、人体を媒体に携帯端末機10から認証情報を受信する(402)。以後、認証部23は、前記格納している認証情報に基づき前記送信された認証情報の有効性を検証する(403)。即ち、認証部23は、携帯端末機10から送信された認証情報の正常可否とその等級を確認する。以後、車両制御部24は、認証部23の認証結果に従い、当該等級に相応する制御情報に基づいて車両内の当該機器を制御する(404)。
【0030】
本発明は、置換え、変形及び変更が可能であり、前述の実施例や図面により限定されるものではない。
【符号の説明】
【0031】
10 携帯端末機
11 認証情報格納部
12 制御部
13 人体通信部
14 無線通信部
20 車両制御装置
21 認証情報格納部
22 人体通信部
23 認証部
24 車両制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各等級別認証情報を格納する認証情報格納手段と、
人体通信手段と外部の車両制御装置との間に人体を媒体にする通信路が設定されると、既に設定された等級の認証情報を前記人体通信手段に伝達する制御手段と、が備えられ、
前記人体通信手段が、前記制御手段から伝達された認証情報を、人体を媒体にして前記車両制御装置に送信することを特徴とする人体通信が可能な携帯端末機。

【請求項2】
前記認証情報格納手段に格納されている認証情報を他の携帯端末機に送信する無線通信手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の人体通信が可能な携帯端末機。

【請求項3】
前記無線通信手段は、
移動通信、ワイブロ、ブルートゥース、ジグビーのうち何れか一つの方式で通信することを特徴とする請求項2に記載の人体通信が可能な携帯端末機。

【請求項4】
前記人体通信手段は、
前記制御手段から伝達された認証情報を人体通信送信機に伝達するデータ送信機と、
前記データ送信機から伝達された認証情報を電気信号に変換する前記人体通信送信機と、
前記人体通信送信機からの電気信号を、人体を媒体にして車両制御装置に送信する人体接触点と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の人体通信が可能な携帯端末機。

【請求項5】
各等級別認証情報及び当該等級に相応する制御情報を格納する認証情報格納手段と、
人体を媒体に携帯端末機から認証情報を受信する人体通信手段と、
前記認証情報格納手段に基づき前記人体通信手段が送信された認証情報の有効性を検証する認証手段と、
前記認証手段の認証結果に従い、当該等級に相応する制御情報に基づき前記車両内の当該機器を制御する車両制御手段と、
を含むことを特徴とする人体通信を利用した車両制御装置。

【請求項6】
前記車両制御手段は、
前記車両の始動が消えたあと運転者の下車を感知すると、所定の時間後に前記車両のドアを自動に閉ざす機能をさらに行うことを特徴とする請求項5に記載の人体通信を利用した車両制御装置。

【請求項7】
前記人体通信手段は、
車両のドアハンドルに設けられ、前記携帯端末機から人体を媒体にして電気信号を受信する人体接触点と、
前記人体接触点を介して送信された電気信号を認証情報に変換する人体通信受信機と、
前記人体通信受信機から認証情報を受信するデータ受信機と、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の人体通信を利用した車両制御装置。

【請求項8】
各等級別認証情報及び当該等級に相応する制御情報を格納するステップと、
人体を媒体に携帯端末機から認証情報を受信する認証情報送信ステップと、
前記格納している認証情報に基づき前記送信された認証情報の有効性を検証するステップと、
前記認証結果に従い、当該等級に相応する制御情報に基づき前記車両内の当該機器を制御するステップと、
を含むことを特徴とする人体通信を利用した車両制御方法。

【請求項9】
前記車両の始動が消えたあと運転者の下車を感知すると、所定の時間後に前記車両のドアを自動に閉ざすステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の人体通信を利用した車両制御方法。

【請求項10】
前記認証情報送信ステップは、
前記携帯端末機から人体を媒体にして電気信号を受信するステップと、
前記送信された電気信号を認証情報に変換するステップと、
前記変換された認証情報を受信するステップと、
を含むことを特徴とする請求項8に記載の人体通信を利用した車両制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−249276(P2012−249276A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−269214(P2011−269214)
【出願日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(591251636)現代自動車株式会社 (1,064)
【Fターム(参考)】