説明

任意ビット抽出器

【課題】 光パケットにおいて、着目する光ビットを任意に抽出し、それ以外の光ビットをマスクするという方法を実現する。
【解決手段】 シリアルに入力される入力光信号を分岐させる分岐手段と、この分岐された入力光信号の1ビット以上のパルス幅を持つ第1のウィンドウ信号およびこの第1のウィンドウ信号を反転した第2のウィンドウ信号を発生させる信号発生手段と、もう一方の分岐された入力光信号を受け、この入力光信号の抽出したいビットに第1のウィンドウ信号の立ち上がりのタイミングを合わせ、第1のウィンドウ信号に応じた時間範囲の入力光信号を抽出する第1の抽出手段と、この第1の抽出手段から出力される信号を受け、第1のウィンドウ信号に対して入力光信号の1ビット相当の時間を遅延させた第2のウィンドウ信号が印加され、この第2のウィンドウ信号に応じた時間範囲の出力光信号を抽出する第2の抽出手段を備えた任意ビット抽出器であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、任意ビット抽出器に関し、詳しくは、任意ビット抽出器を複数使用した、光のシリアルパラレル変換器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図3は、従来の光シリアルパラレル変換器の一例を示すブロック図である。
【0003】
図3において、入力信号である入力光信号1と、入力した入力光信号1を幾つかに分岐させるビームスプリッタ2と、この分岐された各経路に設けられる光ファイバ遅延3−1〜3−nと、各経路において遅延された入力光信号1を受信するフォトダイオード4と、ある瞬間に出力される出力光信号5とを備えた構成になっている。
【0004】
動作としては、入力光信号1は、ビームスプリッタ2で幾つかに分岐され、各経路に適当な光ファイバ遅延3−1〜3−nを設けることにより、各ファイバ端から出力される入力光信号1に時間のずれを生じさせている。この時間のずれを生じさせて出力された各光出力をぞれぞれのフォトダイオード4で受信し、ある瞬間に出力されている全ビットを同時に読み取っている。
【0005】
また、同時に抽出したビットにラッチをかけ、ICのロジック回路を用いてANDやOR等の論理演算を行っている。
【0006】
【特許文献1】特開2007−20017号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、このような光シリアルパラレル変換器には、次のような問題点があった。
【0008】
1つの光ファイバについて光信号は連続的に出力される光信号の中で、抽出したいビットが“0”であったとしても、次の瞬間には“1”となってしまった場合、その時点でラッチがかかってしまう。
抽出したい信号と異なる信号が出力されるため、入力光信号やこの入力光信号の間隔について何らかの制限を設けなければ、“0”を“1”と読む誤作動が生じてしまうという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、上記のような従来技術の欠点をなくし、光パケットにおいて、着目する光ビットを任意に抽出し、それ以外の光ビットをマスクするという方法を実現することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、シリアルに入力される入力光信号から、任意のビットを抽出する任意ビット抽出器であって、前記入力光信号を分岐させる分岐手段と、この分岐された入力光信号の1ビット以上のパルス幅を持つ第1のウィンドウ信号およびこの第1のウィンドウ信号を反転した第2のウィンドウ信号を発生させる信号発生手段と、もう一方の分岐された前記入力光信号を受け、この入力光信号の抽出したいビットに前記第1のウィンドウ信号の立ち上がりのタイミングを合わせ、前記第1のウィンドウ信号に応じた時間範囲の入力光信号を抽出する第1の抽出手段と、この第1の抽出手段から出力される信号を受け、前記第1のウィンドウ信号に対して前記入力光信号の1ビット相当の時間を遅延させた前記第2のウィンドウ信号が印加され、この第2のウィンドウ信号に応じた時間範囲の出力光信号を抽出する第2の抽出手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2では、請求項1の任意ビット抽出器において、前記第1および第2の抽出手段における遅延には、ディレイラインを用いることを特徴とする。
【0012】
請求項3では、請求項1の任意ビット抽出器において、前記第1の抽出手段に入力する前記入力光信号を遅延させる光ファイバ遅延を有することを特徴とする。
【0013】
請求項4では、請求項1の任意ビット抽出器において、前記第1および第2の抽出手段は、電界吸収光変調器を用いることを特徴とする。
【0014】
請求項5では、請求項1から請求項4いずれかに記載の任意ビット抽出器を複数使用すると共に、シリアルに入力される前記入力光信号をこの複数の任意ビット抽出器に入力し、前記複数の任意ビット抽出器によりそれぞれ異なる位置のビットを抽出してパラレル信号として出力することを特徴とする。
【0015】
請求項6では、請求項5のシリアルパラレル変換器において、前記複数の任意ビット抽出器からそれぞれ出力されるビット信号をラッチしパラレル信号として出力することを特徴とする。
【0016】
請求項7では、請求項6のシリアルパラレル変換器において、前記複数の任意ビット抽出器において、そのビット信号を出力するタイミングが一致するようにそれぞれの遅延時間を変化させることを特徴とする。
【0017】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を説明すれば下記の通りである。
【0018】
光パケット信号において、抽出したい位置のみのビットを抽出することができる。
光パケット信号で、任意のビットを抽出することができることにより、抽出したくないビットによって、意図しないラッチがかかってしまうようなことが無くなる。
すなわち、後続のICにおいての誤動作を無くすことができる。
【0019】
また、任意ビット抽出器を複数並べることにより、入力信号をシリアルパラレル変換することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を用いて、本発明の任意ビット抽出器を説明する。
【実施例1】
【0021】
図1は、本発明の一実施例を示すブロック図である。図において、図3と同様のものは同一符号を付して示す。
【0022】
任意ビット抽出器において、入力信号である入力光信号1と、この入力された入力光信号1を分岐させる分岐手段10と、分岐された入力光信号1を受信するフォトダイオード11と、受信された入力光信号1の1ビット以上のパルス幅を持つ第1のウィンドウ信号13aおよびこの第1のウィンドウ信号13aを反転した第2のウィンドウ信号13bを発生させる信号発生手段12と、もう一方の分岐された入力光信号1を遅延させる光ファイバ遅延14と、遅延された入力光信号1を受け、この入力光信号1の抽出したいビットに第1のウィンドウ信号13aの立ち上がりのタイミングを合わせ、第1のウィンドウ信号13aに応じた時間範囲の入力光信号1を抽出する第1の抽出手段15と、この第1の抽出手段15から出力される信号を受け、第1のウィンドウ信号13aに対して入力光信号1の1ビット相当の時間を遅延させた第2のウィンドウ信号13bが印加され、この第2のウィンドウ信号13bに応じた時間範囲の出力光信号17を抽出する第2の抽出手段16と、第2の抽出手段16から出力される出力光信号17とを備えた構成になっている。
【0023】
また、信号発生手段12は、信号発生回路であり、フォトダイオード11で受信された信号を一定時間ラッチさせるラッチ12aと、このラッチ12aを周期的にリセットする信号を送信するカウンタ12bと、ラッチ12aでラッチされた信号を受信する差動出力のデータバッファ12cから構成されている。
【0024】
また、第1の抽出手段15は、第1のウィンドウ信号13aの立ち上がりのタイミングを入力光信号1の抽出したいビットが第1の抽出手段15に到達する時間に合わせるディレイライン15aと、入力光信号1を受け、印加される第1のウィンドウ信号13aに応じた時間範囲の入力光信号1を抽出する電界吸収光変調器15bとから構成されている。
【0025】
また、第2の抽出手段16は、第2の抽出手段16に印加される第2のウィンドウ信号13bを第1の抽出手段15に印加される第1のウィンドウ信号13aに対して入力光信号1の1ビットに相当する時間だけ遅延させるディレイライン16aと、第1の抽出手段15から出力される信号を受け、印加される第2のウィンドウ信号13bに応じた時間範囲の出力光信号17を抽出する電界吸収光変調器16bとから構成されている。
また、分岐手段10は、本実施例ではビームスプリッタを使用している。
【0026】
なお、電界吸収光変調器15b、16bを駆動するにはドライバが必要であるが、ここでは図示を省略している。
【0027】
次に、本発明の動作を入力光信号1の先頭から5ビット目を抽出したい場合について説明する。
【0028】
先ず、入力信号である入力光信号1は、分岐手段10であるビームスプリッタで分岐される。この分岐後、フォトダイオード11で受信される信号と光ファイバ遅延14に入力される信号とに分けられる。
【0029】
信号発生手段12は、分岐手段11で分岐された入力光信号1の一部を受信した時点において動作を開始する。この場合入力光信号1の到着を知らせる先頭ビットが”1”である必要がある。
そのため入力光信号1としては、先頭ビットが1である形式か、信号の到着を知らせるためのビットを示すヘッダーを付加する形式とする。
【0030】
入力光信号1の先頭ビットが“1”であることにより、ラッチ12aが動作し、カウンタ12bも動き始める。その瞬間、差動出力のデータバッファ12cは、第1のウィンドウ信号13aおよび第2のウィンドウ信号13bの波形をそれぞれ出力する。
第1のウィンドウ信号13aは入力光信号1の1ビット以上のパルス幅を持つ信号であり、第2のウィンドウ信号13bは第1のウィンドウ信号13aを反転した信号である。
【0031】
つまり、互いに反転した波形を出力する。この出力された第1のウィンドウ信号13aは、第1の抽出手段15、つまり電界吸収光変調器15bを駆動する。
この駆動時に、第1の抽出手段15のディレイライン15aにより、第1のウィンドウ信号13aの立ち上がりのタイミングtを入力光信号1において先頭から5ビット目が電界吸収光変調器15bに到達する時間に合わせる。
【0032】
なお、光ファイバ遅延14により、第1の抽出手段15の電界吸収光変調器15bに入力する入力光信号1は、信号発生手段12での処理時間分だけ遅延させる。微妙な調整をディレイライン15aで行う。
そして、電界吸収光変調器15bは、入力光信号1を受け、印加される第1のウィンドウ信号13aに応じた時間範囲の入力光信号1の先頭から5ビット目を含んだビットを抽出する。
【0033】
すなわち、光ファイバ遅延14とディレイライン15aは、先頭から5ビット目から後が電界吸収光変調器15bを通過できるように、それぞれ遅延の長さを調整している。
【0034】
また、差動出力のデータバッファ12cの差動のもう1つの出力である第2のウィンドウ信号13bは、第2の抽出手段16、つまり電界吸収光変調器16bを駆動する。
この駆動時に、第2の抽出手段16のディレイライン16aにより、電界吸収光変調器16bに印加される第2のウィンドウ信号13bを電界吸収光変調器16bに印加される第1のウィンドウ信号13aに対して入力光信号1の1ビットに相当する時間だけ遅延させる。
【0035】
つまり、ディレイライン16aは、入力光信号1の先頭から5ビット目より前が電界吸収光変調器16bを通過できるように、遅延の長さを調整している。
そして、電界吸収光変調器16bは、電界吸収光変調器15bから出力される信号を受けて、印加される第2のウィンドウ信号13bに応じた時間範囲、つまり先頭から5ビット目を出力光信号17として抽出する。
【0036】
また、入力光信号1は分岐手段10のビームスプリッタで分岐後、光ファイバ遅延14を通過し、電界吸収光変調器15b、16bを通過している。
【0037】
つまり、入力信号である入力光信号1は、光ファイバ遅延14とディレイライン15aにより、電界吸収光変調器15bの駆動時に、入力光信号1の先頭から5ビット目より後が電界吸収光変調器15bを通過できるように遅延の長さを調整した後、ディレイライン16aにより、電界吸収光変調器16bの駆動時に、入力光信号1の先頭から5のビットより前が電界吸収光変調器16bを通過できるように遅延の長さを調整する。
このように、入力光信号1は、電界吸収光変調器を2回通過することにより、先頭から5ビット目の1ビットのみを光信号として抽出し、それ以外の光ビットはマスクすることができる。
【0038】
出力光信号17が電界吸収光変調器16bから出力された後、ラッチ12aをリセットし、新しい光パケットを入力する。このように、一度処理が終わった後は、ラッチ12aをリセットしてから、次の新しいシリアル信号である入力光信号1を入力する。
【0039】
なお、任意ビットを抽出したい場合は、光ファイバ遅延14とディレイライン15aにおいて、抽出したい任意のビットより後が電界吸収光変調器15bを通過できるように、それぞれ遅延の長さを調整し、かつディレイライン16aにおいて、抽出したい任意のビットより前が電界吸収光変調器16bを通過できるように、遅延の長さを調整すれば、任意のビットを抽出することができる。
【実施例2】
【0040】
次に、図2は本発明の他の実施例を示すブロック図であり、前記図1に示した任意ビット抽出器を複数使用して、シリアルパラレル変換器を構成したものである。
【0041】
任意ビット抽出器を複数使用して、シリアルに入力される入力光信号1をこの複数の任意ビット抽出器に入力し、複数の任意ビット抽出器によりそれぞれ異なる位置のビットを抽出してパラレル信号として出力する。
例えば、任意ビット抽出器を5個並べて使用し、抽出したいビットが先頭ビットから5ビット目の場合、シリアルに入力される入力光信号1を分岐手段18であるビームスプリッタにより分岐させ、5つの任意ビット抽出器に入力し、それぞれの任意ビット抽出器19−1〜19−5からそれぞれ先頭ビットから5ビット目までを抽出してパラレル信号として出力する。
【0042】
また、複数の任意ビット抽出器からそれぞれ出力されるビット信号をラッチしパラレル信号として出力する。
例えば、任意のビット抽出器を5個並べて使用し、抽出したいビットが先頭ビットから5ビット目の場合、それぞれの任意ビット抽出器19−1〜19−5から出力される先頭ビットから5ビット目までのビット信号をラッチし、パラレル信号として先頭ビットから5ビット目までを出力する。
【0043】
また、複数の任意ビット抽出器において、そのビット信号を出力するタイミングが一致するようにそれぞれの遅延時間を変化させる。
例えば、任意のビット抽出器を5個並べて使用し、抽出したいビットが先頭ビットから5ビット目の場合、この先頭ビットから5ビット目までの信号を出力するタイミングが一致するようにそれぞれの遅延時間を変化させる。
【0044】
つまり、任意ビット抽出器の構成を複数使用し、光ファイバ遅延の長さ、またはディレイラインを任意に変えることにより、抽出したいビットのみが抽出され、他のビットはマスクされる光シリアルパラレル変換を行なうことができる。
【0045】
上記の実施例により、抽出したくないビットに、意図しないラッチがかかってしまうことをなくすことが出来る。
従って、抽出したいビットを抽出することが出来ることにより、出力光信号19−1〜19−nを受信するロジックICの速度でも誤動作を起こすことがなくなる。
【0046】
さらに、他の実施例として、入力光信号の前半部にあるアドレス部の光ビットを上記実施例の方法でシリアルパラレル変換した後、フォトダイオードで受信し、ロジックICでラッチすれば、光パケットのアドレス認識を行なうことができる。
【0047】
また、二段の電界吸収光変調器の素子を集積化し、1チップに収めることができる。この1チップに収めたものをアレイ上に多数接続すれば、小型化された光シリアルパラレル変換器を実現することができる。
【0048】
なお、入力された入力光信号が二段目の電界吸収光変調器から出力された後、ラッチにリセットがかかるようなカウンタの値をカウンタに予め調整しておくようにする。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】従来の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0050】
1 入力光信号
2 ビームスプリッタ
3-1〜3-n 光ファイバ遅延
4 フォトダイオード
5 出力光信号
10 分岐手段(ビームスプリッタ)
11 フォトダイオード
12 信号発生手段(信号発生回路)
12a ラッチ
12b カウンタ
12c 差動出力のデータバッファ
13a 第1のウィンドウ信号
13b 第2のウィンドウ信号
14 光ファイバ遅延
15 第1の抽出手段
15a ディレイライン
15b 電界吸収光変調器
16 第2の抽出手段
16a ディレイライン
16b 電界吸収光変調器
17 出力光信号
18 分岐手段(ビームスプリッタ)
19-1〜19-n 任意ビット抽出器
20-1〜20-n 出力光信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリアルに入力される入力光信号から、任意のビットを抽出する任意ビット抽出器であって、
前記入力光信号を分岐させる分岐手段と、
この分岐された入力光信号の1ビット以上のパルス幅を持つ第1のウィンドウ信号およびこの第1のウィンドウ信号を反転した第2のウィンドウ信号を発生させる信号発生手段と、
もう一方の分岐された前記入力光信号を受け、この入力光信号の抽出したいビットに前記第1のウィンドウ信号の立ち上がりのタイミングを合わせ、前記第1のウィンドウ信号に応じた時間範囲の入力光信号を抽出する第1の抽出手段と、
この第1の抽出手段から出力される信号を受け、前記第1のウィンドウ信号に対して前記入力光信号の1ビット相当の時間を遅延させた前記第2のウィンドウ信号が印加され、この第2のウィンドウ信号に応じた時間範囲の出力光信号を抽出する第2の抽出手段と
を備えることを特徴とする任意ビット抽出器。
【請求項2】
前記第1および第2の抽出手段における遅延には、ディレイラインを用いることを特徴とする請求項1記載の任意ビット抽出器。
【請求項3】
前記第1の抽出手段に入力する前記入力光信号を遅延させる光ファイバ遅延を有することを特徴とする請求項1記載の任意ビット抽出器。
【請求項4】
前記第1および第2の抽出手段は、電界吸収光変調器を用いることを特徴とする請求項1記載の任意ビット抽出器。
【請求項5】
請求項1から請求項4いずれかに記載の任意ビット抽出器を複数使用すると共に、シリアルに入力される前記入力光信号をこの複数の任意ビット抽出器に入力し、前記複数の任意ビット抽出器によりそれぞれ異なる位置のビットを抽出してパラレル信号として出力することを特徴とするシリアルパラレル変換器。
【請求項6】
前記複数の任意ビット抽出器からそれぞれ出力されるビット信号をラッチしパラレル信号として出力することを特徴とする請求項5記載のシリアルパラレル変換器。
【請求項7】
前記複数の任意ビット抽出器において、そのビット信号を出力するタイミングが一致するようにそれぞれの遅延時間を変化させることを特徴とする請求項5記載のシリアルパラレル変換器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−216891(P2009−216891A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−59512(P2008−59512)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【出願人】(000006507)横河電機株式会社 (4,443)
【Fターム(参考)】