説明

体組成計

【課題】保持部の向きを略一定とすることのできる体組成計を提供する。
【解決手段】本発明の体組成計は、表示部と被験者が保持するグリップ部とを有する保持部と、被験者が乗る台部と、前記保持部と前記台部を接続するコードと、を有し、前記グリップ部は保持部本体に対し回転自在に設けられており、被験者が前記グリップ部を保持した際に、前記保持部本体は、前記コードの張力によって、前記表示部が所定の向きを向くように回転することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体組成計に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、体組成(体脂肪率など)を測定する体組成計が普及し、商品価値を高めるために、体組成計に新たな機能を付加することがなされている。例えば、そのような技術は特許文献1,2に開示されている。
【0003】
特許文献1には、被験者が保持する保持部、被験者が乗る台部、及び、保持部と台部を接続するコードを有する身体組成測定装置(体組成計)が開示されている。特許文献1に開示されている体組成計は、被験者が保持部を保持した際に、コードの長さと、コードと台部とのなす角度を検出し、当該長さと角度とから身体部位(腕部、脚部、体幹部)の長さを算出する。そのような構成にすることにより、体組成計に被験者による身体部位の長さの入力を省略することができるという付加価値を与えることができる。
【0004】
特許文献2には、被験者を撮影するカメラと、被験者が両手で保持する保持部とを有する体組成計であって、当該保持部にカメラのシャッターボタンが設けられている体組成計が開示されている。そのような構成にすることにより、体組成計に被験者が自身の体型(外観)を確認することができるという付加価値を与えることができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、検出される長さ及び角度が、被験者が保持部を保持した際の保持部の向きに依存するため、身体部位の長さを正確に算出できない場合がある。
【0006】
特許文献2に開示された技術では、カメラの向きが、被験者が保持部を保持した際の保持部の向きに依存するため、撮影に失敗してしまう場合がある(例えば、撮影された画像に顔の上半分しか写っていないなど)。
【0007】
上述したように、身体部位の長さが誤っていたり、撮影に失敗したりすると、被験者は付加的な機能を満足に利用することができなくなってしまう。また、上記特許文献1,2に開示されている技術において、正確な身体部位の長さを得るためや、撮影を失敗しないためには、被験者は保持部の持ち方を意識しなくてはならない。
【特許文献1】特開2006−247209号公報
【特許文献2】特開2007−195744号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、保持部の向きを略一定とすることのできる体組成計を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用する。
【0010】
本発明の体組成計は、表示部と被験者が保持するグリップ部とを有する保持部と、被験者が乗る台部と、前記保持部と前記台部を接続するコードと、を有し、前記グリップ部は保持部本体に対し回転自在に設けられており、被験者が前記グリップ部を保持した際に、前記保持部本体は、前記コードの張力によって、前記表示部が所定の向きを向くように回
転することを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、グリップ部が保持部本体に対し回転自在に設けられているため、被験者がグリップ部を保持した際に、保持部本体は、コードの張力によって、表示部が所定の向きを向くように回転する。それにより、保持部の向きを略一定とすることができる。
【0012】
前記保持部本体と前記グリップ部の相対的な回転角度が制限されていることが好ましい。このような構成にすることにより、保持部本体が一回転することを防ぐことができる。
【0013】
前記保持部は、被験者を撮影するための撮像部を更に有し、前記撮像部の視野角の中心方向は、前記表示部の表示面の法線方向に対して下側に17°傾いた方向であることが好ましい。このような構成にすることにより、被験者がグリップ部を保持して腕を前方に突き出した際に、撮像部は被験者の顔を確実に捉えることができる。
【0014】
前記コードは、前記保持部に対し、前記グリップ部の回転軸より下側に接続されていることが好ましい。このような構成にすることにより、保持部本体を意図どおりに(表示部が所定の向きを向くように)回転させることができる。
【0015】
前記コードの長さを検出する検出手段と、前記コードの長さに基づいて当該被験者の身体部位の長さを算出する算出手段を更に有することが好ましい。上述したように、本発明の体組成計によれば、保持部の向きを略一定とすることができる。また、保持部の向きが略一定であれば、コードと台部とのなす角度は略一定となる。そこで、このような構成にすることにより、身体部位の長さを精度良く算出することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、保持部の向きを略一定とすることのできる体組成計を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
<第1の実施形態>
以下に、本実施形態に係る体組成計について図を用いて説明する。
【0018】
(構成)
まず、本実施形態に係る体組成計の大まかな構成について説明する。図1は、本実施形態に係る体組成計の大まかな構成の一例を示す模式図である。
【0019】
図1に示すように、本実施形態に係る体組成計は、保持部101、台部102、保持部101と台部102を接続するコード103などを有する。
【0020】
保持部101は、被験者が保持するグリップ部111、表示部112などを有する。
【0021】
グリップ部111には、生体インピーダンス測定用の電極(手用電極121a〜121d)が設けられており、生体インピーダンスは被験者がグリップ部111を保持した状態で測定される。また、グリップ部111は、保持部本体131に対し回転自在に設けられている。
【0022】
具体的には、保持部本体131の横方向に沿った軸部132が、保持部本体131を貫通するように設けられており、軸部132の両端にグリップ部111が設けられている。また、保持部本体131と軸部132との間の摩擦係数は、ボールベアリングなどの軸受けを用いることにより小さくされている。それにより、グリップ部111は、保持部本体
131に対し滑らかに回転することができる。
【0023】
なお、グリップ部111の回転機構は上記機構に限らない。グリップ部111が保持部本体131に対し回転することができればよい。例えば、保持部本体131に保持部本体131の側面から突出するような軸部を設け、当該軸部の軸周りを覆うようにグリップ部111を設けてもよい。
【0024】
表示部112は、体組成測定前に各種設定を行うためのガイドや測定結果などを表示する。表示部112としては、液晶パネルや有機ELパネルなどを適用すればよい。
【0025】
台部102は、体重を測定するための荷重センサ122、生体インピーダンス測定用の電極(足用電極121e〜121h)などを有する。被験者は、体重や体組成を測定する際に、台部102に乗る。
【0026】
コード103は、保持部101と台部102の間の距離に応じて、伸縮自在に設けられている。例えば、保持部101または台部102はコード103を巻き取るリールを有しており、保持部101と台部102の間の距離が短くなると、コード103は、短くなった分だけ当該リールに巻き取られる。一方、保持部101と台部102の間の距離が長くなると、リールに巻き取られたコード103が、長くなった分だけ外へ引き出される。なお、本実施形態では、被験者がグリップ部111を保持してコード103を引き出した際に、コード103には、張力が作用するものとする。
【0027】
本実施形態では、グリップ部111は、保持部本体131に対し回転自在に設けられているため、被験者がグリップ部111を保持してコード103を引き出した際に、保持部本体131は、コード103の張力により回転する。
【0028】
また、本実施形態では、コード103が、保持部101に対し、グリップ部111の回転軸より下側に接続されているため、保持部本体を意図どおりに回転させることができる。保持部本体131の回転の機構については後で詳しく説明する。
【0029】
次に、本実施形態に係る体組成計の構成をより詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る体組成計の機能・構成の一例を示すブロック図である。なお、図1を用いて説明した機能と同じ機能については、同じ符号を付け、その説明を省略する。
【0030】
図2に示すように、保持部101は、操作部201、電源202、記憶部203、インピーダンス測定部204、制御部205を更に有する。
【0031】
操作部201は、電源のオン/オフ、測定の開始/中断、身体情報(年齢、性別、身長など)の入力などの操作を行うための操作ボタンである。なお、操作部201は、タッチパネル方式の操作パネルとして表示部112上に設けられていてもよい。
【0032】
電源202は、保持部101及び台部102に対し、それらを駆動するための電力を供給するための電源である。電源202は、家庭用電源であってもよいし、バッテリーなどであってもよい。
【0033】
記憶部203は、身体情報(年齢、性別、身長など)、測定結果などを記憶する記憶装置である。記憶部203としては、不揮発性メモリなどの種々の記憶媒体を適用すればよい。
【0034】
インピーダンス測定部204は、インピーダンスを測定する機能である。具体的には、
インピーダンス測定部204は、手用電極及び足用電極を用いて電極間に微小電流を流し、インピーダンスを測定する。
【0035】
制御部205は、上述した各機能を制御する機能である。
【0036】
(保持部本体の回転動作)
以下に、被験者がグリップ部111を保持した際の、保持部本体131の回転動作について詳しく説明する。
【0037】
上述したように、本実施形態では、グリップ部111は、保持部本体131に対し回転自在に設けられているため、被験者がグリップ部111を保持した際に、保持部本体131は、コード103の張力により回転する。具体的には、保持部本体131は、表示部112の表示面とコード103とが平行になるように回転する(図3)。
【0038】
独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センタ発行の「AIST人体寸法データベース1991−92解説書」によれば、青年群男性の身長は、最高で187.7cm、最低で151.5cm、平均で171.4cmと報告されている。また、腕の長さは、最も身長の高い人で92.7cm、最も身長の低い人で70.5cm、平均で81.9cmと報告されている。(直立したときの)地面から腕の位置までの高さは、最も身長の高い人で156.7cm、最も身長の低い人で123.4cm、平均で140.2cmと報告されている。
【0039】
それらのデータを用いて、被験者がグリップ部111を保持した際のコード103と人間の身長方向とのなす角度θ1を算出したところ、当該角度θ1が人によらず略一定(約30°)となることが確認された。具体的には、当該角度θ1は、最も身長の高い人で30.61°、最も身長の低い人で29.74°、平均で30.29°と算出された。コード103と表示面とは平行であるため、表示面と人間の身長方向のなす角度も約30°となる。それにより、表示部112(保持部本体)が、所定の向きを向くため、表示部が常に被験者の顔を向くようにすることができる。
【0040】
一方、従来技術のように、グリップ部111が回転しないように設けられている場合では、図4に示すように、コード103と表示面とが平行にならない場合があり、被験者は、表示部を自分の顔に向けるためには、そのような向きになるようにグリップ部を保持しなくてはならない。
【0041】
以上述べたように、本実施形態に係る体組成計では、グリップ部111を保持部本体131に対して回転自在に設けることにより、表示部112を、所定の向きに向けることができる(保持部101を略一定とすることができる)。
【0042】
<第2の実施形態>
第1の実施形態に係る体組成計には、保持部本体131とグリップ部111の相対的な回転角度について特に制限を設けていなかった。そのため、第1の実施形態に係る体組成計では、保持部本体が一回転してしまう虞があった。グリップ部111が自由に回転すると、グリップ部111の磨耗や故障(特に、手電極と保持部本体との間の電気的接続の不良)をまねく虞がある。
【0043】
そこで、本実施形態では、第1の実施形態に係る体組成計において、保持部本体131とグリップ部111の相対的な回転角度に制限を設けた場合について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成等については説明を省略する。
【0044】
図5に上記回転角度を制限するための機構の一例を示す。図5の例は、保持部本体131の側面から軸部51が突出しており、当該軸部51の軸周りを覆うようにグリップ部111が設けられている場合の例である。図5の例では、軸部51の軸周りの面が所定範囲だけ(回転させたい分だけ)露出するように、グリップ部の一部が取り除かれている。そして、軸部51が、当該露出位置に突出部52を有することにより回転角度が制限される。なお、図5の機構はあくまで一例であり、回転角度を制限することができればどのような機構であってもよい。例えば、グリップ部111の一部は、軸部51が露出するように取り除かれていなくてもよい。グリップ部111の軸部51と接触する側の面に切り欠きを設けてもよい。そして、軸部51の当該切り欠きに対応する位置に突出部52を設けることにより回転角度を制限してもよい。
【0045】
以上述べたように、本実施形態に係る体組成計では、保持部本体131とグリップ部111の相対的な回転角度に制限を設けることにより、保持部本体131が一回転することを防ぐことができる。
【0046】
<第3の実施形態>
本実施形態では、上記第1,2の実施形態に係る体組成計において、保持部101が被験者を撮影するための撮像部を更に有する場合について説明する。撮像部としては、光学系と撮像素子(CCD、CMOSセンサなど)を備えるデジタルカメラなどを適用すればよい。なお、上記実施形態と同様の構成等については説明を省略する。
【0047】
第1の実施形態で述べたように、図1に示すような体組成計では、グリップ部111を保持部本体131に対して回転自在に設けることにより、表示部112を、所定の向きに向けることができる。そのため、被験者がグリップ部111を保持した際に、保持部101に設けられた撮像部も所定の向きを向くことになる。即ち、撮像部を保持部101に取り付ける際に、撮像部の視野の方向(視野角の中心方向)を所定の向きに規定することで、目的とする箇所の撮影画像を確実に得ることができるようになる。本実施形態では、撮像部の視野角の中心方向を、表示部112の表示面の法線方向に対して下側に17°傾ける構成とした。
【0048】
上述した「AIST人体寸法データベース1991−92解説書」によれば、(直立したときの)地面から目の位置までの高さは、最も身長の高い人で177.7cm、最も身長の低い人で139.9cm、平均で159.6cmと報告されている。当該データ及び上述した他のデータを用いて、被験者がグリップ部111を保持した際の腕の伸び方向と、手の位置と目の位置とを結ぶ線とのなす角度θ2(図6参照)を算出したところ、当該角度θ2が人によらず略一定(約13°)となることが確認された。具体的には、当該角度θ2は、最も身長の高い人で12.76°、最も身長の低い人で13.17°、平均で13.33°と算出された。また、表示面の法線方向と腕の伸び方向とのなす角度θ3(図6参照)は、θ1と等しくなる。それにより、撮像部の視野角の中心方向を表示面の法線方向に対して下側に17°傾いた方向とすることにより、当該視野角の中心方向が被験者の目の方向を向くため、確実に被験者の顔を捉えることができるようになる。
【0049】
以上述べたように、本実施形態に係る体組成計では、保持部に対し、視野角の中心方向が表示面の法線方向に対して下側に17°傾いた方向になるように撮像部を設けることにより、確実に被験者の顔画像を得ることができる(撮像部で被験者の顔を確実に捉えることができる)。
【0050】
<第4の実施形態>
本実施形態では、体組成計が、コード103の長さ(例えば、保持部本体と台部との間のコード103の長さ)を検出する検出部と、当該検出された長さに基づいて被験者の身
体部位の長さ(腕、脚、胴体などの長さ、身長など)を算出する算出部を有する場合について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成等については説明を省略する。算出部は、制御部の一機能であってもよい。身体部位の長さは、例えば特開2006−247209号公報に開示されているような方法により算出すればよい。
【0051】
検出部としては、コード103の長さを検出することができればどのようなものを用いてもよい。例えば、保持部101または台部102がコード103を巻き取るリールを有する場合、検出部として回転センサを用いればよい。具体的には、回転センサにより、コード103の長さとして、当該リールの回転変位などを検出すればよい。
【0052】
第1の実施形態で述べたように、図1に示すような体組成計では、グリップ部111を保持部本体131に対して回転自在に設けることにより、コード103と人間の身長方向とのなす角度θ1を略一定とすることができる。そのため、従来技術で問題とされている検出される長さの変動を抑制することができる。その結果、従来技術よりはるかに高い精度で身体部位を算出することができる。
【0053】
例えば、従来の体組成計では、図7に示すように、表示面とコードが平行になるようにグリップ部を保持した場合と、表示面が水平になるようにグリップ部を保持した場合とで、体幹部の長さ(胴体と脚を合わせた長さ)や腕の長さにずれ(誤差)が生じてしまう。具体的には、「AIST人体寸法データベース1991−92解説書」で報告されている平均値を用いた場合、表示面とコードが平行になるようにグリップ部を保持した場合と、表示面が水平になるようにグリップ部を保持した場合とで、体幹部の長さは10cm以上ずれてしまう。一方、本実施形態に係る体組成計ではそのようなずれは生じない。
【0054】
また、本実施形態に係る体組成計によれば、角度θ1が略一定のため、従来技術のように角度センサを備える必要は無い。そのため、構造を簡略し、製造コストを低減することができる。
【0055】
以上述べたように、本実施形態に係る体組成計によれば身体部位の長さを精度良く算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】図1は、第1の実施形態に係る体組成計の大まかな構成の一例を示す模式図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係る体組成計の機能・構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に係る体組成計における、保持部本体の回転動作を示す図である。
【図4】図4は、被験者が従来の体組成計のグリップ部を保持する様子を示す図である。
【図5】図5は、第2の実施形態に係る体組成計における、保持部本体とグリップ部の相対的な回転角度を制限するための機構の一例を示す図である。
【図6】図6は、第3の実施形態に係る体組成計における、撮像部の向きを説明するための図である。
【図7】図7は、従来技術において生じる身体部位の長さのずれを示す図である。
【符号の説明】
【0057】
51,132 軸部
52 突出部
101 保持部
102 台部
103 コード
111 グリップ部
112 表示部
121a〜d 手用電極
121e〜h 足用電極
122 荷重センサ
131 保持部本体
201 操作部
202 電源
203 記憶部
204 インピーダンス測定部
205 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と被験者が保持するグリップ部とを有する保持部と、
被験者が乗る台部と、
前記保持部と前記台部を接続するコードと、
を有し、
前記グリップ部は保持部本体に対し回転自在に設けられており、
被験者が前記グリップ部を保持した際に、前記保持部本体は、前記コードの張力によって、前記表示部が所定の向きを向くように回転する
ことを特徴とする体組成計。
【請求項2】
前記保持部本体と前記グリップ部の相対的な回転角度が制限されている
ことを特徴とする請求項1に記載の体組成計。
【請求項3】
前記保持部は、被験者を撮影するための撮像部を更に有し、
前記撮像部の視野角の中心方向は、前記表示部の表示面の法線方向に対して下側に17°傾いた方向である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の体組成計。
【請求項4】
前記コードは、前記保持部に対し、前記グリップ部の回転軸より下側に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の体組成計。
【請求項5】
前記コードの長さを検出する検出手段と、
前記コードの長さに基づいて当該被験者の身体部位の長さを算出する算出手段を更に有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の体組成計。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−57540(P2010−57540A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−223254(P2008−223254)
【出願日】平成20年9月1日(2008.9.1)
【出願人】(503246015)オムロンヘルスケア株式会社 (584)
【Fターム(参考)】