説明

余長規制プロテクタ

【課題】電線の経路を規制しつつ当該電線を保護する余長規制プロテクタを、より簡易に製造できるようにすること。
【解決手段】電線10の経路を規制しつつ前記電線10を保護するための余長規制プロテクタである。余長規制プロテクタ20は、板材23が筒状に変形されたプロテクタ本体部22を備える。プロテクタ本体部22の外周に沿って、切込み25が形成されている。切込み25は、プロテクタ本体部22の外周の一部を除いて残部を切離すような形状に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電線の経路を規制しつつ当該電線を保護する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
メーターユニット等の組付体をインストルメントパネル等の被組付体に組付ける際に、ワイヤーハーネスを屈曲状態で収容する技術が、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1には、一対のプロテクタ本体をヒンジで連結した構成が開示されている。特許文献1では、ワイヤーハーネスは、ヒンジ部分で屈曲した状態で、一対のプロテクタ本体内に収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−209732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、ワイヤーハーネスを収容する断面U字状形状及び一対のプロテクタ本体を連結するヒンジ構造部分を含む全体構成を、適用対象となるワイヤーハーネスのレイアウト等に合わせて設計して、樹脂の金型成型によって形成する必要があり、製造コストが高い。
【0006】
そこで、本発明は、電線の経路を規制しつつ当該電線を保護する余長規制プロテクタを、より簡易に製造できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、第1の態様は、電線の経路を規制しつつ前記電線を保護するための余長規制プロテクタであって、板材が筒状に変形されたプロテクタ本体部を備え、前記プロテクタ本体部の外周に沿って、前記プロテクタ本体部の外周の一部を除いて残部を切離すように少なくとも1つの切込みが形成されている。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に係る余長規制プロテクタであって、前記プロテクタ本体部の長手方向に沿って、前記切込みが複数形成されている。
【0009】
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る余長規制プロテクタであって、前記プロテクタ本体部は、四角筒状に形成されている。
【0010】
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係る余長規制プロテクタであって、前記切込みは、非直線状の切込み部分を有している。
【0011】
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様に係る余長規制プロテクタであって、前記板材が、その両側部を重ね合せるようにして筒状に変形され、前記板材の両側部の重ね合せ部分に貫通するように配設されて、前記板材の筒状形状を維持するピン部材をさらに備える。
【発明の効果】
【0012】
第1の態様によると、プロテクタ本体部は、切込みを開く方向に曲げられる。このため、プロテクタ本体部内に収容された電線は、一定の曲げ方向に曲るように規制され、電線の経路を規制することができる。また、プロテクタ本体部内で、電線を保護することができる。これにより、板材を変形及び切込み形成加工等することで、比較的簡易に余長規制プロテクタを製造することができる。
【0013】
第2の態様によると、前記プロテクタ本体部の長手方向に沿って、前記切込みが複数形成されているため、電線をなだらかに湾曲させることができる。
【0014】
第3の態様によると、外周周りにおける切込みの位置を安定化させて、プロテクタ本体部の曲げ状態を安定化させやすい。
【0015】
第4の態様によると、前記切込みは、非直線状の切込み部分を有するため、その非直線状の切込み部分の両側縁部同士が嵌まり合うことで、プロテクタ本体部の捻れを抑制できる。このため、プロテクタ本体部内の電線が外部に露出し難く、電線をより確実に保護することができる。
【0016】
第5の態様によると、ピン部材によって確実かつ簡易に、板材の筒状変形状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】実施形態に係る長規制プロテクタを示す斜視図である。
【図2】実施形態に係る長規制プロテクタを示す斜視図である。
【図3】同上の余長規制プロテクタの切込みでの断面図である。
【図4】同上の余長規制プロテクタを曲げた状態を示す斜視図である。
【図5】板材を展開した状態を示す平面図である。
【図6】ピン部材を示す斜視図である。
【図7】余長規制プロテクタの一使用例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、実施形態に係る余長規制プロテクタについて説明する。図1及び図2は実施形態に係る余長規制プロテクタ20を示す斜視図であり、図3は同余長規制プロテクタ20の切込み25での断面図であり、図4は余長規制プロテクタを曲げた状態を示す斜視図である。また、図5は余長規制プロテクタ20を構成する板材23を展開した状態を示す平面図であり、図6は同板材23を筒状形状に維持するためのピン部材30を示す斜視図である。
【0019】
この余長規制プロテクタ20は、少なくとも1つの電線10を収容して保護可能に構成されている。また、余長規制プロテクタ20は、収容対象となる電線10を車両等に組込む際に、余長が設定された電線10の経路が一定の状態を保つように規制する構成とされている。なお、電線10は、単数であっても複数であってもよい。複数の電線10を予め所定の形態で束ねたものをワイヤーハーネスという場合があり、かかるワイヤーハーネスも本余長規制プロテクタ20の適用対象である。
【0020】
すなわち、余長規制プロテクタ20は、プロテクタ本体部22を備えている。プロテクタ本体部22は、板材23を筒状に変形させることにより形成されている。
【0021】
板材23は、変形可能な細長板状に形成された部材である。板材23としては、後述するようにプロテクタ本体部22を曲げる際になるべく大きな曲げ半径でなだらかに曲げることができるように、ある程度の弾性を有する板材であることが好ましい。また、板材23を角筒状に変形させる際に、折目をつけることができるようにという点からは、板材23はある程度塑性を有していることが好ましい。かかる板材23としては、ポリプロピレン(polypropylene)等の樹脂製の板材、或は、ある程度腰のある紙等を用いることができる。
【0022】
上記板材23は、四角い角筒状をなすように折曲げ変形される。ここでは、板材23は、その幅方向において5つの領域に分割され、両側の領域を重ね合せるようにして、各分割領域の境界の折目Lに沿って折曲げられて、角筒状に変形される。後述する説明では、板材23の各分割領域のうち幅方向中央の領域を第1領域23a、第1領域23aの外側の2つの領域を第2領域23b、第2領域23bの外側の2つの領域を第3領域23cと表記する。なお、図5では折目Lを点線で図示している。実際には、折目Lは目に見えないものであってもよいし、或は、板材23に印刷されたもの、或は、板材23に形成された線状或は点線状の凹みであってもよい。また、プロテクタ本体部は、円筒状、楕円筒状、或は、多角形筒状に形成されていてもよい。
【0023】
また、筒状のプロテクタ本体部22には、その外周に沿って切込み25が形成されている。この切込み25は、プロテクタ本体部22の長手方向において間隔を有して複数形成されている。なお、切込み25は、複数ある必要はなく、少なくとも1つあればよい。また、複数の切込み25の間隔は同じである必要はない。この切込み25は、筒状のプロテクタ本体部22に対して、その外周の一部を除いて残部を切離すような線状切込み形状に形成されている。ここでは、板材23に対して、切込み25が第1領域23a及びその両外側の2つの第2領域23bを横切るように形成されている。そして、両側の第3領域23c同士を重ね合せるようにして、板材23を角筒状に変形させると、四角筒状のプロテクタ本体部22に、その一辺側の第3領域23cを除き、他の3辺側の第1領域23a及び第2領域23b全体を切離すように切込み25が形成されることになる。筒状のプロテクタ本体部の外周のうちどの程度を切離さず、逆にいえばどの程度切離すかについては、プロテクタ本体部の形状、材質、どの程度の折曲げが必要か等に応じて、決定される。一般的には、プロテクタ本体部の一側部(例えば、多角形筒状である場合には、その一辺側部分)を残し、残部を切離して切込みを形成するとよい。複数の切込み25を形成する場合、切残す部分(或は切離す部分)は、プロテクタ本体部の外周において揃えた一体位置に設けるとよい。
【0024】
また、上記切込み25は、2つの第2領域23bにおいては、当該第2領域23bを横切る直線状を描いている。また、切込み25は、第1領域23aにおいては、非直線状の切込み部分26に形成されている。より具体的には、切込み部分26は、半円状を描く線状の切込み形状に形成されている。そして、切込み部分26の両側縁部の一方には、半円状の突出片部分26aが形成され、両側縁部の他方には、半円状の凹み部分26bが形成される。従って、切込み25が閉じている状態では、切込み部分26で、突出片部分26aが凹み部分26bに嵌まっている。これにより、切込み部分26の両側縁部同士の位置ずれが抑制され、切込み25でのプロテクタ本体部22の捻れが抑制されている。なお、切込み部分26は、上記半円状の形状である必要はなく、その他、三角形状、台形状等の多角形状等であってもよい。すなわち、切込み部分26の両側縁部が相互に嵌まり合い、その長手方向における位置ずれが抑制される形状であればよい。
【0025】
なお、上記例では、切込み25は、隙間が無い直線状の切込み形状であるが、隙間が開いた開口形状であってもよい。
【0026】
また、板材23は、次の構成によって、筒状形状が維持されている。
【0027】
すなわち、板材23の両側の2つの第3領域23cに、ピン挿通孔24が形成されており、2つの第3領域23cを重ね合せた状態で、ピン挿通孔24にピン部材30を貫通固定させることによって、2つの第3領域23cの重ね合せ状態及び板材23の筒状形状が維持されている。
【0028】
より具体的には、ピン部材30は、樹脂等により形成された部材であり、軸部31の両端部に扁平形状の頭部32が形成された構成とされている。また、第3領域23cのうち第2領域23bとの境界部分から、第3領域23cの幅方向中央部に向けて延在するピン挿通孔24が形成されている。ピン挿通孔24のうち第3領域23cと第2領域23bとの境界部分は、他の部分よりも大きく開口する大開口部分24a(ここでは円孔状)に形成されている。そして、板材23のうち第2領域23bと第3領域23cとの境界線に沿って、複数の大開口部分24aが並ぶように形成されることで、板材23を第2領域23bと第3領域23cとの境界線に沿って容易に折曲げることができるようになっている。また、大開口部分24aから第3領域23cの幅方向中央部に向けて延在する部分は、軸部31の太さと同程度の開口幅を有する直線状開口部分24bに形成されている。そして、ピン部材30の頭部32をその側方からピン挿通孔24内に挿入するようにして、軸部31を直線状開口部分24b内に配設することができるようになっている。また、2つの第3領域23cを重ね合せて配設した状態では、直線状開口部分24bの先端部同士が重なる位置に配設される。そして、ピン部材30の頭部32を両ピン挿通孔24に挿入し、軸部31を2つの直線状開口部分24bの先端部内に配設することによって、当該ピン部材30が第3領域23cの重ね合せ部分に貫通するように配設される。この状態で、2つの頭部32間に、重ね合された2つの第3領域23cが挟込まれ、当該2つの第3領域23cの重ね合せ状態、及び、板材23の筒状形状が維持される。
【0029】
本実施形態では、ピン挿通孔24は、切込み25に連続して形成されているが、必ずしもその必要はない。もっとも、ピン挿通孔24を切込み25と連続して形成することで、ピン挿通孔24をより大きく開口させることができ、上記ピン部材30の頭部32を容易に挿入することができる。
【0030】
上記ピン部材30は、複数のピン挿通孔24のうちの全てに取付けてもよいし、そのうちの一部に取付けてもよい。ピン部材30を複数のピン挿通孔24のうちの一部に取付ける場合、一定の個数毎(例えば、2つ毎)にピン部材30を取付けてもよいし、或は、プロテクタ本体部22の端部或は大きく曲る予定箇所では密な間隔で、その他の部分では、相対的に粗な間隔でピン部材30を取付けてもよい。
【0031】
以上のように構成された余長規制プロテクタ20の一使用例について説明する。
【0032】
すなわち、図7に示すように、車両におけるインストルメントパネル等の被取付部材50に、車両用のメーター類等の取付部材60を取付ける場合において、被取付部材50側から延出する電線10が取付部材60に接続されるとする。この場合、電線10は、本来の配線に必要な長さよりも長く、つまり、余長が設定されている。これにより、取付部材60を被取付部材50に取付ける前の状態で、電線10の取り回し性を良好にして、当該電線10と取付部材60との接続作業を容易に行えるようにしている。
【0033】
本余長規制プロテクタ20は、上記のような電線10に取付けられる。すなわち、電線10が余長規制プロテクタ20内に収容されている。取付部材60を被取付部材50に取付ける前の状態では、電線10及び余長規制プロテクタ20は直線状に延びており、電線10と取付部材60との接続作業等を容易に行えるようになっている(図7の2点鎖線参照)。この状態で、取付部材60を被取付部材50に近づけると、余長規制プロテクタ20は、各切込み25を開きつつ、主として各切込み25の反対側の切残し部分で曲るように全体として曲げられる。この際、余長規制プロテクタ20は、各切込み25を開く方向に曲げられるため、その曲げ方向、即ち、電線10の曲げ方向は安定している。そして、取付部材60を被取付部材50に取付けると、電線10は、余長規制プロテクタ20によって保護され、かつ、ある程度一定の曲げ状態に規制された状態に維持される(図7の実線参照)。
【0034】
以上のように構成された余長規制プロテクタ20によると、プロテクタ本体部22は、切込み25を開く方向に曲げられるため、プロテクタ本体部22内に収容された電線は、一定の曲げ方向に曲るように規制され、電線10の経路を規制することができる。また、プロテクタ本体部22内で電線10を保護することができる。このように、板材23に対して切込み形成加工及び変形加工等することで、比較的簡易に余長規制プロテクタ20を製造することができる。
【0035】
しかも、適用対象となる電線10の必要長或は太さ等が変ったときには、打抜き金型の設計変更等によって打抜き形状を変更し、また、板材23の変形形状を変更することでも対処できる。このため、そのような適用対象の変更にも容易に対処できる。特に、電線10の必要長が変っただけである場合には、板材23の長さを変更することだけでも対応できる。
【0036】
また、複数の切込み25が少しずつ開口することで、余長規制プロテクタ20が必要な程度に曲っているため、それぞれの切込み25においては、電線10は大きく露出し難い。このため、電線10を外部からより確実に保護することができる。
【0037】
また、特許文献1の場合には、取付部材を被取付部材に取付ける際、一対のプロテクタ本体が安定して一定の方向に曲るように、取付部材を被取付部材に取付ける前の状態で、一対のプロテクタ本体部がある程度曲った状態となるように設定するのが一般的であり、これに伴い、電線10に対して十分に長い余長を設定する必要があった。これに対し、本実施形態では、プロテクタ本体部22の外周の一部を除いて残部を切離すように線状の切込み25が形成されているため、プロテクタ本体部22は、切込み25を開く方向にのみ曲ることができる。従って、余長規制プロテクタ20の両端部を近づける方向に移動させると、余長規制プロテクタ20は比較的安定して切込み25を開口させる方向に曲る傾向となる。このため、取付部材60を被取付部材50に取付ける前の状態で、電線10及び余長規制プロテクタ20を直線状に配設して、作業上必要な最小限の長さに設定することができるという利点もある。
【0038】
また、プロテクタ本体部22には、その長手方向に沿って複数の切込み25が形成されているため、電線10を大きな曲げ半径で湾曲させることができる。
【0039】
さらに、プロテクタ本体部22は、四角筒状に形成されているため、外周における切込み25(或は切残しの位置)を安定化させて、プロテクタ本体部22の曲げ動作、曲げ状態を安定化させ易い。
【0040】
さらに、切込み25は、非直線状の切込み部分26を有しているため、切込み25が開いていない状態で、その切込み部分26の両側縁部同士(半円状の突出片部分26aと半円状の凹み部分26b)とが嵌まり合う。このため、プロテクタ本体部22の捻れ、特に、切込み25を形成した部分での捻れが有効に抑制される。これにより、例えば、プロテクタ本体部22及び電線10を取付対象箇所に取付る前の運搬、保管状態等で、プロテクタ本体部22内の電線10が外部に露出し難くなり、電線10をより確実に保護できる。
【0041】
また、ピン部材30によって板材23の両側の第3領域23cの重ね合せ状態を維持して、板材23の筒状形状を維持しているため、簡易かつ確実に当該筒状形状を維持できる。
【0042】
もっとも、板材23を筒状形状に維持する構成は上記例に限られない。板材の両側部を接着剤で接着し或は溶着等することによって、板材の筒状形状を維持するようにしてもよい。また、板材の両側部に部分的な突起或は孔、切込み等を形成し、それらの係止構造によって、板材の筒状形状を維持するようにしてもよい。
【0043】
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
【符号の説明】
【0044】
10 電線
20 余長規制プロテクタ
22 プロテクタ本体部
23 板材
24 ピン挿通孔
25 切込み
26 切込み部分
30 ピン部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線の経路を規制しつつ前記電線を保護するための余長規制プロテクタであって、
板材が筒状に変形されたプロテクタ本体部を備え、
前記プロテクタ本体部の外周に沿って、前記プロテクタ本体部の外周の一部を除いて残部を切離すように少なくとも1つの切込みが形成された、余長規制プロテクタ。
【請求項2】
請求項1記載の余長規制プロテクタであって、
前記プロテクタ本体部の長手方向に沿って、前記切込みが複数形成されている、余長規制プロテクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の余長規制プロテクタであって、
前記プロテクタ本体部は、四角筒状に形成されている、余長規制プロテクタ。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の余長規制プロテクタであって、
前記切込みは、非直線状の切込み部分を有する、余長規制プロテクタ。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の余長規制プロテクタであって、
前記板材が、その両側部を重ね合せるようにして筒状に変形され、
前記板材の両側部の重ね合せ部分に貫通するように配設されて、前記板材の筒状形状を維持するピン部材をさらに備える、余長規制プロテクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−147594(P2012−147594A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−4713(P2011−4713)
【出願日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】