説明

光ケーブル接続用クロージャ

【課題】虫や塵の侵入および雨水等の浸入を確実に防ぐと共に、ドロップケーブルの取り回し作業の作業効率の向上を図ることができる光ケーブル接続用クロージャを提供する。
【解決手段】光ケーブル接続用クロージャ30のクロージャ本体31内に配備されるドロップケーブル導出入部40が、複数のスリット状のケーブル導出入口43を有する硬質樹脂製であり、このケーブル導出入口43を開閉可能なスライド式シャッター45を備えている。これにより、ドロップケーブル8を挿通するケーブル導出入口43だけシャッター45を開け、ドロップケーブル8を挿通しないケーブル導出入口43はシャッター45を閉めて置くことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、架空で光ケーブルとドロップケーブルとを接続する光ケーブル接続用クロージャに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、光ケーブルを用いたネットワークの中で、加入者宅まで直接光ファイバを引き込むFTTH(Fiber To The Home)では、図7に示したように、加入者宅の近くで電柱1等により支持された架空の吊線3に吊持させた光ケーブル接続用クロージャ5内で、架空の光ケーブル7から必要心数(1〜2心/加入者宅)を引き落とし、加入者宅に引き込むドロップケーブルに接続する。また、光ケーブル接続用クロージャ5は、架空の吊線3に吊持させる吊持機構9を備えている(特許文献1参照)。
【0003】
図8に示した従来の光ケーブル接続用クロージャ5は、略箱形のクロージャ本体11内で該クロージャ本体11に固定されるフレーム12と、クロージャ本体11を開閉可能に覆う蓋体13とを備えている。このフレーム12の両端に形成した吊持部14を電柱等により支持された架空の吊線3に吊持させて、クロージャ本体11内で光ケーブル7とドロップケーブル8(図9参照)を接続する。
【0004】
図9に示したクロージャ本体11内には、架空の光ケーブル7を導出入する光ケーブル導出入部15と、導出入する光ケーブル7を支持するケーブル保持部16と、ドロップケーブル8を導出入するドロップケーブル導出入部17とを備えている。この光ケーブル導出入部15とドロップケーブル導出入部17は個別のゴム部品である。
また、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続部を収納する接続部収容トレイ18と、接続部収容トレイ18から引き出されるドロップケーブル8を挟んで固定する複数のケーブル把持部23を縦方向に有するドロップケーブル把持具20とを備えている。接続部収容トレイ18は、トレイ支持枠24に着脱可能に支持されている。
【0005】
図10に示したように、ドロップケーブル導出入部17は、下向き傾斜でドロップケーブル8を通過させるように導出入部支持片21に取り付けられている。ドロップケーブル導出入部17には、ドロップケーブル8を割り込ませて挿通させるケーブル挿通穴22がスリット状に形成されている。
そして、ケーブル挿通穴22にドロップケーブル8が挿通されたドロップケーブル導出入部17は、図8に示したクロージャ本体11の側面下方のスリーブ部分に形成された開口部19からその一面が露出すると共にドロップケーブル8が導出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−262128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の光ケーブル接続用クロージャ5では、ドロップケーブル導出入部17は、スリーブの最外郭に位置しており、ドロップケーブル8に良好な密着性と高いシール性能を確保するために低硬度のゴム材料を使用している。
しかしながら、ドロップケーブル導出入部17のドロップケーブル8を挿通させないケーブル挿通穴22は完全には閉塞されてなく、ドロップケーブル導出入部17が下向き傾斜していても、虫や塵の侵入や横なぐりに吹き付ける雨水等の浸入を防ぐのは難しい。
【0008】
また、従来の光ケーブル接続用クロージャ5では、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業の作業工程が多く、接続後のドロップケーブル8の取り回しの作業効率の改善も望まれている。特に、ドロップケーブル8は、接続部収容トレイ18に導いてから、張力が掛かっても抜けないようにドロップケーブル把持具20で固定してから、ドロップケーブル導出入部17を挿通させる作業に手間が掛かっている。
【0009】
本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、虫や塵の侵入および雨水等の浸入を確実に防ぐと共に、ドロップケーブルの取り回し作業の作業効率の向上を図ることができる光ケーブル接続用クロージャを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する本発明に係る光ケーブル接続用クロージャは、少なくとも架空の光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部と、ドロップケーブルを導出入するドロップケーブル導出入部と、前記光ケーブルから引き出した光ファイバ心線と前記ドロップケーブルとを接続する接続部収容トレイとを、クロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、前記ドロップケーブル導出入部は、スリット状のドロップケーブル導出入口を有する硬質樹脂製であり、該ドロップケーブル導出入口を開閉可能なスライド式シャッターを備えていることを特徴としている。
【0011】
上記構成の光ケーブル接続用クロージャによれば、ドロップケーブル導出入部がスリット状のドロップケーブル導出入口を有する硬質樹脂製であり、該ドロップケーブル導出入口を開閉可能なスライド式シャッターを備えているので、ドロップケーブルを挿通するドロップケーブル導出入口だけシャッターを開け、ドロップケーブルを挿通しないドロップケーブル導出入口はシャッターを閉めて置く。これにより、虫や塵等の侵入および雨水等の浸入を確実に防ぐことができる。
【0012】
また、本発明に係る光ケーブル接続用クロージャは、前記ドロップケーブル導出入口には、前記ドロップケーブルを把持するドロップケーブル把持部が一体に形成されていることを特徴としている。
【0013】
このように構成された光ケーブル接続用クロージャによれば、ドロップケーブル導出入口にドロップケーブル把持部を有しているので、ドロップケーブルをドロップケーブル把持部内に挿通して固定する作業を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0014】
また、本発明に係る光ケーブル接続用クロージャは、前記ドロップケーブル導出入部が前記クロージャ本体内に配備された状態で、前記ドロップケーブル把持部が斜め下方に傾斜していることを特徴としている。
【0015】
このように構成された光ケーブル接続用クロージャによれば、ドロップケーブル把持部が斜め下方に傾斜しているので、ドロップケーブルを斜め下方よりストレートにクロージャ本体内に導入することができる。また、ドロップケーブルを斜め下方よりストレートにクロージャ本体外に導出することができるので、ドロップケーブルの湾曲を最小限に抑えることができ、防水性の向上を一層図ることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る光ケーブル接続用クロージャによれば、ドロップケーブル導出入部がスリット状のドロップケーブル導出入口を有する硬質樹脂製であり、ドロップケーブル導出入口を開閉可能なスライド式シャッターを備えているので、虫や塵等の侵入および雨水等の浸入を確実に防ぐと共に、ドロップケーブルの取り回し作業の作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの第1実施形態を示すクロージャ本体内の斜視図である。
【図2】図1のドロップケーブル導出入部単体を示す斜視図である。
【図3】図2のドロップケーブル導出入部の変形例を示す斜視図である。
【図4】図3のドロップケーブル導出入部のクロージャ本体への取付状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの第2実施形態を示すクロージャ本体内の斜視図である。
【図6】図5のドロップケーブル導出入部単体を示す斜視図である。
【図7】従来の光ケーブル接続用クロージャの架空の取付状態を示す説明図である。
【図8】図7の光ケーブル接続用クロージャの外観斜視図である。
【図9】図8のクロージャ本体内を示す斜視図である。
【図10】図9の要部を示す拡大部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の第1実施形態である光ケーブル接続用クロージャについて図1〜図4に基づいて説明する。なお、本実施形態のクロージャ本体、クロージャ本体を開閉可能に覆う蓋体および光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部は、上記図8および図9で説明したものに類似した構成であり、クロージャ本体は図4で簡単に説明する程度に留め、蓋体および光ケーブル導出入部の説明は省略する。
【0019】
図1に示すように、本実施形態の光ケーブル接続用クロージャ30は、クロージャ本体31内に、クロージャ本体31に固定されるフレーム32と、このフレーム32の両端部から垂設された導出入する光ケーブル7を支持するケーブル保持部34とを備えている。また、このケーブル保持部34の両下端に、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続部である光コネクタを横方向に収納する横型の接続部収容トレイ36が取り付けられている。
【0020】
また、接続部収容トレイ36の下端に、下方へ所定角度に傾斜した導出入部支持片38が取り付けられており、この導出入部支持片38の下端部に、ドロップケーブル導出入部40が取り付けられている。このドロップケーブル導出入部40によりドロップケーブル8は下向きの所定方向へ導出入される。
【0021】
図2に示すように、本実施形態のドロップケーブル導出入部40は、硬質樹脂製であり、把持部本体41と、この把持部本体41の一方の端面にシール部42とを備えている。 把持部本体41は、下方に開口した複数のドロップケーブル把持部46(以下、単にケーブル把持部と云う)が横型の接続部収容トレイ36に対応して横方向に並設されている。このケーブル把持部46内に、接続部収容トレイ36から引き出されたドロップケーブル8が下方から挿入されて把持される。
【0022】
シール部42は、ケーブル把持部46に連通し、一方の端面に開口した複数のスリット状のドロップケーブル導出入口43(以下、単にケーブル導出入口と云う)を有しており、このケーブル導出入口43を開閉可能にする複数のスライド式のシャッター45を備えている。この各シャッター45は、表面中心の幅方向に沿って延設された開閉操作時に触れる操作部45aと、裏面上端の両角部に把持部本体41の上部に形成されたスライド溝44内に係合する突部47と、裏面下方の中心部に、ケーブル導出入口43の端縁にスライド可能に係合するガイド片48を有している。
【0023】
シャッター45のシール機能を説明する。
シャッター45は、図2中の矢印A位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を閉塞すると共に、矢印B位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を開放してドロップケーブル8を挿入可能な状態にする。これにより、例えば、複数あるケーブル導出入口43の内、使用しないケーブル導出入口43(図中右側2個)においては、シャッター45を矢印A位置にスライドさせることで、虫や塵の侵入および雨水等の浸入を防止するシール機能を持たせることができる。
【0024】
また、使用するケーブル導出入口43(図中左側2個)においては、シャッター45を矢印B位置にスライドさせることで、ドロップケーブル8を把持部本体41の下方からケーブル把持部46内に挿入して把持することができる。
【0025】
次に、第1実施形態の光ケーブル接続用クロージャ30におけるドロップケーブル導出入部40の変形例を図3および図4に基づいて説明する。なお、ドロップケーブル導出入部40と同一構成の部分については同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
【0026】
図3に示すように、ドロップケーブル導出入部60は、ドロップケーブル8を左右の両側方からケーブル把持部46内に挿入するタイプである。すなわち、把持部本体61は、左右両側方に開口した縦2列のケーブル把持部46が設けられている。このケーブル把持部46内に、接続部収容トレイ36から引き出されたドロップケーブル8が把持部本体61の側方から挿入されて把持される。
【0027】
このとき、図4に示すように、ケーブル把持部46を形成する内壁面46aには、ドロップケーブル8を固定するための複数の係止リブ49が対向する位置に突設されている。これにより、ドロップケーブル8をケーブル把持部46内に挿入することで、ドロップケーブル8はケーブル把持部46内から抜け出ることはない。
【0028】
シール部62は、ケーブル把持部46に連通し、一方の端面に開口した複数のスリット状のケーブル導出入口43を有しており、このケーブル導出入口43を開閉可能にするスライド式のシャッター45を備えている。このシャッター45は、図3中の矢印C又はE位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を閉塞すると共に、矢印D又はF位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を開放してドロップケーブル8を挿入可能な状態にする。
【0029】
例えば、複数あるケーブル導出入口43の内、使用しないケーブル導出入口43(図中右側2個)においては、シャッター45を矢印E位置にスライドさせることで、シール機能を持たせることができる。また、使用するケーブル導出入口43(図中左側2個)においては、シャッター45を矢印D位置にスライドさせることで、ドロップケーブル8を把持部本体61の側方から挿入して把持することができる。
【0030】
次に、光ケーブル接続用クロージャ30において、ドロップケーブル導出入部60のクロージャ本体31への取り付け状態を説明する。
【0031】
図4に示すように、ドロップケーブル8が所定のケーブル把持部46内に挿通されたドロップケーブル導出入部60は、クロージャ本体31に形成された複数の隔壁33,35,37,39によって挟持される。また、クロージャ本体31の側面下方のスリーブ部分の隔壁33に形成された開口部19から、ドロップケーブル導出入部60のシャッター45が配置された一端面が露出すると共にケーブル導出入口43から取り出されたドロップケーブル8が導出される。このとき、ドロップケーブル導出入部60のケーブル把持部46が斜め下方に傾斜しているので、雨水等の浸入を確実に防ぐと共に、ドロップケーブル8の湾曲を最小限に抑えることができ。
【0032】
次に、本発明の第2実施形態である光ケーブル接続用クロージャについて図5および図6に基づいて説明する。なお、上記第1実施形態の光ケーブル接続用クロージャ30と同一構成の箇所には同一符号を付すことで、詳細な説明は省略する。
【0033】
図5に示すように本実施形態の光ケーブル接続用クロージャ50は、クロージャ本体内に、クロージャ本体に固定されるフレーム52と、このフレーム52の両端部から垂設された導出入する光ケーブル7を支持するケーブル保持部53とを備えている。また、このケーブル保持部53の両下端に、下方へ所定角度に傾斜した導出入部支持片58が取り付けられており、双方の導出入部支持片58の端部がトレイ支持枠54により連結されている。
【0034】
このトレイ支持枠54上に、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続部である光コネクタを縦方向に保持する縦型の接続部収容トレイ56が取り付けられている。また、双方の導出入部支持片58の外側端部に、ドロップケーブル導出入部70が取り付けられている。このドロップケーブル導出入部70によりドロップケーブル8は下向きの所定方向へ導出入される。
【0035】
図6に示すように本実施形態のドロップケーブル導出入部70は、硬質樹脂製であり、把持部本体71と、シール部72とを備えている。把持部本体71は、側方に開口した縦4列のケーブル把持部46が縦型の接続部収容トレイ56に対応して立設されている。このケーブル把持部46内に、接続部収容トレイ56から引き出されたドロップケーブル8が把持部本体71の側方(図中左方向)から挿入されて把持される。
【0036】
シール部72は、ケーブル把持部46に連通し、一方の端面に開口した複数のスリット状のケーブル導出入口43を有しており、このケーブル導出入口43を開閉可能にするスライド式のシャッター45を備えている。このシャッター45は、図6中の矢印G位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を閉塞すると共に、矢印H位置にあるときは、ケーブル導出入口43の開口端を開放してドロップケーブル8を挿入可能な状態にする。
【0037】
これにより、例えば、複数あるケーブル導出入口43の内、使用しないケーブル導出入口43(図中下側2個)においては、シャッター45を矢印G位置にスライドさせることで、シール機能を持たせることができる。また、使用するケーブル導出入口43(図中上側2個)においては、シャッター45を矢印H位置にスライドさせることで、ドロップケーブル8を把持部本体71の側方から挿入して把持することができる。このとき、ドロップケーブル8は複数の係止リブ49によって挟持されるのでケーブル把持部46内から抜け出ることはない。
【0038】
上述したように本実施形態の光ケーブル接続用クロージャ30,50によれば、複数のスリット状のケーブル導出入口43を有する硬質樹脂製のドロップケーブル導出入部40,60,70がケーブル導出入口43を開閉可能なスライド式シャッター45を備えているので、ドロップケーブル8を挿通するケーブル導出入口43だけシャッター45を開け、ドロップケーブル8を挿通しないケーブル導出入口43はシャッター45を閉めて置く。これにより、虫や塵等の侵入および雨水等の浸入を確実に防ぐことができる。
【0039】
また、ドロップケーブル導出入部40,60,70がケーブル導出入口43にケーブル把持部46を有しているので、ドロップケーブル8をケーブル把持部46に挿通して固定する作業を容易に行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0040】
また、ドロップケーブル導出入部40,60,70がクロージャ本体31内に配備された状態で、ケーブル把持部46が斜め下方に傾斜しているので、ドロップケーブル8を斜め下方よりストレートにクロージャ本体31内に導入することができる。また、ドロップケーブル8を斜め下方よりストレートにクロージャ本体31外に導出することができるので、ドロップケーブル8の湾曲を最小限に抑えることができ、防水性の向上を一層図ることができる。
【0041】
なお、本発明の光ケーブル接続用クロージャは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【符号の説明】
【0042】
30,50…光ケーブル接続用クロージャ、31…クロージャ本体、36,56…接続部収容トレイ、40,60,70…ドロップケーブル導出入部、41,61,71…把持部本体、42,62,72…シール部、43…ドロップケーブル導出入口、45…シャッター、46…ドロップケーブル把持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも架空の光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部と、ドロップケーブルを導出入するドロップケーブル導出入部と、前記光ケーブルから引き出した光ファイバ心線と前記ドロップケーブルとを接続する接続部収容トレイとを、クロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、
前記ドロップケーブル導出入部は、スリット状のドロップケーブル導出入口を有する硬質樹脂製であり、該ドロップケーブル導出入口を開閉可能なスライド式シャッターを備えていることを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
【請求項2】
前記ドロップケーブル導出入口には、前記ドロップケーブルを把持するドロップケーブル把持部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
【請求項3】
前記ドロップケーブル導出入部は、前記クロージャ本体内に配備された状態で、前記ドロップケーブル把持部が斜め下方に傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の光ケーブル接続用クロージャ。



【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate