説明

光ディスク装置及び録音装置

【課題】光ディスク装置を組み込んだ録音装置において、振動や騒音を防止する。
【解決手段】CPU3は、外部からの音声信号をハードディスクドライブ9あるいは光ディスクドライブ8に供給して録音する。光ディスクドライブ8は、光ディスクのリードイン領域にアクセスして光ディスクの基本情報を取得する際に、装置の許容最低速度で回転駆動することで振動や騒音を防止する。記録再生時には最適の回転速度に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光ディスク装置及び録音装置に関し、特に回転速度の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、記録再生すべき光ディスクの種類に応じて光ディスクの回転速度を可変制御する技術が提案されている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、DVD−VIDEOの再生時には静音化や省電力化を重視して回転速度を落とし、DVD−ROMに記録されたデータを読み出す(リッピング)時には高速化を重視して高速回転とすることが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2006−309813号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、光ディスクが挿入され、光ディスクのリードイン領域に記録された情報を読み取る際には、通常、光ディスク装置の許容最高速度で光ディスクを回転駆動して読み取ることとなり、筐体の振動や回転音が生じることになる。光ディスク装置がパーソナルコンピュータ等に組み込まれる場合はほとんど問題とならないが、マルチトラックレコーダ等の録音再生装置に組み込まれる場合、高速回転に伴う振動や回転音は好ましくない。
【0006】
本発明の目的は、回転駆動に伴う振動や騒音を効果的に抑制できる装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、光ディスク装置であって、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段の回転速度を制御する制御手段であって、前記光ディスクのリードイン領域に記録された情報を読み取るための回転速度を許容最低速度に設定する制御手段とを有する。
【0008】
本発明の1つの実施形態では、前記制御手段は、前記光ディスクの排出時、前記回転速度を前記許容最低速度に再設定する。
【0009】
また、本発明は、光ディスク装置であって、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段の回転速度を制御する制御手段であって、前記光ディスクのリードイン領域に記録された情報を読み取るための回転速度を許容最低速度もしくは許容最低速度よりも高速であって振動及び騒音が許容し得る程度の速度に設定する制御手段とを有する。
【0010】
また、本発明は、上記の光ディスク装置と、ハードディスクドライブとを備え、音声信号を前記光ディスク装置あるいは前記ハードディスクドライブの少なくともいずれかに記録する録音装置を提供する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、回転駆動に伴う振動や騒音を効果的に抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1に、本実施形態における録音再生装置の構成を示す。外部から音声信号を入力し、ハードディスクあるいは光ディスクに記録する装置である。
【0014】
外部入力端子1は、外部からのアナログ音声信号を入力してADC2に供給する。マイクからの入力あるいはラインからの入力のいずれでもよい。
【0015】
ADC2は、アナログ音声信号をデジタル信号に変換してCPU3に供給する。
【0016】
CPU3は、デジタル信号に所定の処理を施した後、ハードディスクドライブ(HDD)9や光ディスクドライブ8に供給する。所定の処理は、エフェクト処理やミキシング処理、イコライジング処理等であり、MP3等の特定フォーマットへの圧縮/変換を含む。CPU3は、プログラムメモリ6に格納されたプログラムに従い、バッファメモリ7をワーキングメモリとして用いて各種処理を実行する。
【0017】
ハードディスクドライブ9及び光ディスクドライブ8は、CPU3から供給されたデジタル信号をディスクに書き込む。ハードディスクドライブ9あるいは光ディスクドライブ8のいずれに書き込むかは、ユーザが図示しない操作ボタンを操作して選択する。操作信号はCPU3に供給され、CPU3はこの操作信号に応じてデジタル信号をいずれのドライブに供給するかを決定する。デジタル信号をハードディスクドライブ9に供給するとともに、光ディスクドライブ8にも供給し、ハードディスクに書き込むと同時に光ディスクに書き込むこともできる。ハードディスクから読み出したデータを光ディスクドライブ8に供給して光ディスクに書き込む、あるいは光ディスクから読み出したデータをハードディスクドライブ9に供給してハードディスクに書き込むこともできる。ハードディスクドライブ9及び光ディスクドライブ8は、CPU3からの指令に応じて、ハードディスクあるいは光ディスクからデータを読み出し、CPU3に供給する。
【0018】
CPU3は、ハードディスクドライブ9あるいは光ディスクドライブ8から供給されたデータをDAC4に供給する。
【0019】
DAC4は、データをアナログ音声信号に変換して外部出力端子5から出力する。
【0020】
このような構成において、CPU3は、ユーザが操作した操作ボタンからの指令に応じてハードディスクドライブ9あるいは光ディスクドライブ8の動作を制御する。光ディスクドライブ8は例えばCD−RWドライブであり、CDに対して記録再生を行うとともにDVDに対しても記録再生を行うマルチドライブでもよい。光ディスクドライブ8に対する指令には、データの記録、データの再生、データのインポート、データのエクスポート、データのバックアップ、データの消去、ファイナライズ等がある。
【0021】
本実施形態において、光ディスクドライブ8の回転速度制御に特徴があるため、以下、光ディスクドライブ8について説明する。
【0022】
図2に、光ディスクドライブ8の構成を示す。CD−ROMやCD−RW等の光ディスク10はスピンドルモータ(SPM)12により回転駆動される。スピンドルモータSPM12は、ドライバ14で駆動され、ドライバ14はサーボプロセッサ30により所望の回転速度となるようにサーボ制御される。
【0023】
光ピックアップ16は、レーザ光を光ディスク10に照射するためのレーザダイオード(LD)や光ディスク10からの反射光を受光して電気信号に変換するフォトディテクタ(PD)を含み、光ディスク10に対向配置される。光ピックアップ16はスレッドモータ18により光ディスク10の半径方向に駆動され、スレッドモータ18はドライバ20で駆動される。ドライバ20は、ドライバ14と同様にサーボプロセッサ30によりサーボ制御される。また、光ピックアップ16のLDはドライバ22により駆動され、ドライバ22は、オートパワーコントロール回路(APC)24により、レーザパワーが所望の値となるように駆動電流が制御される。APC24及びドライバ22は、システムコントローラ32からの指令によりLDの発光量を制御する。図ではドライバ22は光ピックアップ16と別個に設けられているが、ドライバ22を光ピックアップ16に搭載してもよい。
【0024】
光ディスクドライブが組み込まれる装置のホストであるCPU3から制御指令が発行され、この制御指令に応じて光ディスク10に記録されたデータを読み出す際には、光ピックアップ16のLDから再生パワーのレーザ光が照射され、その反射光がPDで電気信号に変換されて出力される。光ピックアップ16からの再生信号はRF回路26に供給される。RF回路26は、再生信号からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、サーボプロセッサ30に供給する。サーボプロセッサ30は、これらのエラー信号に基づいて光ピックアップ16をサーボ制御し、光ピックアップ16をオンフォーカス状態及びオントラック状態に維持する。また、RF回路26は、再生信号に含まれるアドレス信号をアドレスデコード回路28に供給する。アドレスデコード回路28はアドレス信号から光ディスク10のアドレスデータを復調し、サーボプロセッサ30やシステムコントローラ32に供給する。また、RF回路26は、再生RF信号を2値化回路34に供給する。2値化回路34は、再生信号を2値化し、得られた信号をエンコード/デコード回路36に供給する。エンコード/デコード回路36では、2値化信号を復調及びエラー訂正して再生データを得、当該再生データをインタフェースI/F40を介してCPU3に出力する。なお、再生データをCPU3に出力する際には、エンコード/デコード回路36はバッファメモリ38に再生データを一旦蓄積した後に出力する。
【0025】
CPU3から制御指令が発行され、この制御指令に応じて光ディスク10にデータを記録する際には、CPU3からの記録すべきデータはインタフェースI/F40を介してエンコード/デコード回路36に供給される。エンコード/デコード回路36は、記録すべきデータをバッファメモリ38に格納し、当該記録すべきデータをエンコードして変調データとしてライトストラテジ回路42に供給する。ライトストラテジ回路42は、変調データを所定の記録ストラテジに従ってマルチパルス(パルストレーン)に変換し、記録データとしてドライバ22に供給する。記録データによりパワー変調されたレーザ光は光ピックアップ16のLDから照射されて光ディスク10にデータが記録される。データを記録した後、光ピックアップ16は再生パワーのレーザ光を照射して当該記録データを再生し、RF回路26に供給する。RF回路26は再生信号を2値化回路34に供給し、2値化されたデータはエンコード/デコード回路36に供給される。エンコード/デコード回路36は、変調データをデコードし、バッファメモリ38に記録されている記録データと照合する。照合の結果はシステムコントローラ32に供給される。システムコントローラ32は照合の結果に応じて引き続きデータを記録するか、あるいは交替処理を実行するかを決定する。
【0026】
光ディスクドライブ8は、以上のようにCPU3からの制御指令に応じてデータの記録再生を行うが、データの記録再生を行うに先立って、挿入された光ディスク10のリードイン領域にアクセスして光ディスク10の種類やTOC等の基本情報を取得する。通常、リードイン領域にアクセスする際の回転速度は、光ディスクドライブ8の許容最高速度に設定され、例えば光ディスクドライブ8の許容最低速度が4倍速(4×)、許容最高速度が24倍速(24×)である場合、許容最高速度の24倍速で回転駆動してリードイン領域の情報を取得する。そして、基本情報を取得した後は、光ディスク10の種類に応じた最適の回転速度を設定し、記録や再生のコマンドが入力されるまで回転駆動を停止して待機状態となる。
【0027】
しかしながら、このように許容最高速度でリードイン領域にアクセスすると、振動や騒音が発生することとなり、録音再生装置のユーザにとり好ましくない。例えば、防音環境下において特定のソース音源からの音声信号を入力する際に、録音再生装置から振動や動作音が聴こえてくるのは不快である。このような事態は、録音再生装置の電源をONにして光ディスク10を挿入した後だけでなく、光ディスク10が既に挿入されている状態において録音再生装置の電源をONにした場合にも生じる。特に、ディスク挿入口が常に外部に面していて、ユーザの意思によりいつでも光ディスク10をセットすることが可能な、スロットローディング方式の光ディスクドライブにおいて顕著である。
【0028】
なお、光ディスクドライブ8の電源がONされ、光ディスク10に対してデータの記録再生が行われた後、この光ディスク10を排出(イジェクト)した場合、光ディスクドライブ8の回転速度はデフォルトの回転速度である許容最高速度に設定されるか、あるいはイジェクトした光ディスク10を記録再生する際の回転速度をそのまま維持している。前者の場合、新たな光ディスク10を挿入した場合にはリードイン領域にアクセスする際に再び許容最高速度でアクセスすることになるため振動や騒音の問題が生じる。後者の場合でも、例えばイジェクトした光ディスク10がプログラムデータ等を記録するCD−dataの場合には10倍速でデータ読み出しすることになるため同様に振動や騒音が生じ得る。
【0029】
そこで、本実施形態では、光ディスク挿入後にリードイン領域にアクセスする際の回転速度を従来のように装置の許容最高速度ではなく、装置の許容最低速度に設定することで振動や騒音を抑制する。また、光ディスク10がイジェクトされた後においても、装置の回転速度を許容最低速度に再設定することで振動や騒音を抑制する。なお、許容最低速度で回転駆動するのはあくまで光ディスク10のリードイン領域に記録されたTOC等の基本情報を取得する際のみであり、光ディスク10に対して記録再生する際の回転速度は光ディスク10の種類に応じた最適の回転速度に設定する。
【0030】
図3に、本実施形態の処理フローチャートを示す。まず、ユーザが装置の電源をONすると光ディスクドライブ8の電源もONされ、CPU3からの制御指令に応じ、あるいはCPU3からの指令によらずシステムコントローラ32が光ディスク10の回転速度を許容最低速度に設定する(S101)。装置の許容最低速度が4倍速、許容最高速度が24倍速の場合、4倍速に設定する。システムコントローラ32の指令とCPU3からの指令が矛盾する場合、CPU3からの指令が優先される。したがって、システムコントローラ32はデフォルトの許容最高速度に設定しようとする場合においてCPU3から許容最低速度に設定する旨の指令を受けた場合、許容最低速度を優先的に設定する。
【0031】
次に、電源ボタンが押し下げ操作されたか否かを判定する(S102)。電源がonされた後に再度電源ボタンがonされると、電源はOFFとなり処理は終了する。電源ボタンが押下されない場合、電源on状態はそのまま維持され、光ディスク10が挿入されたか否かを判定する(S103)。光ディスク10が挿入されない場合、スピンドルモータ12は停止状態にある。光ディスク10の挿入を検出すると、システムコントローラ32は、サーボプロセッサ30、ドライバ14を介してS101で設定された許容最低速度(例えば4倍速)で光ディスク10を回転駆動し、光ディスク10のリードイン領域に記録されたTOCを含む基本情報を読み出す(S104)。光ディスク10のリードイン領域にアクセスする際の回転速度がこのように許容最低速度に設定されるため、振動や騒音の問題は生じない。リードイン領域にアクセスして光ディスク10の種類等の基本情報を取得すると、光ディスク10の回転駆動を停止して待機状態となる。許容最低速度のまま回転駆動を維持してもよい。そして、機能開始指示を検出したか否かを判定する(S105)。機能開始指示とは、装置の操作ボタンを用いてユーザが入力する指示であり、ハードディスクに対する記録再生や光ディスクに対する記録再生指示である。より具体的には、CDを例にとるとCDの再生、CDに対する記録、CDへのインポート、CDからのエクスポート、CDのバックアップ、CDのリストア等である。機能は任意であり、基本機能はデータの書き込み及びデータの読み出しである。
【0032】
ユーザが機能開始指示を入力した場合、CPU3はこの機能開始指示に応じた制御指令をシステムコントローラ32に供給する。システムコントローラ32は、CPU3からの制御指令に応じ、光ディスク10の種類に応じた最適の回転速度を設定して回転駆動する(S106)。例えば、光ディスク10がデータCDあるいはCD−dataの場合、記録再生速度を10倍速に設定する。一方、オーディオCDあるいはCD−DAの場合、記録再生速度を4倍速に設定する。S101にて許容最低速度に設定されているから、結果として、CD−dataの場合には4倍速から10倍速に高速化され、CD−DAの場合にはそのまま4倍速が維持されることになる。光ディスク10の種類に応じて最適回転速度に設定した後、ユーザから指示された機能を実行する(S107)。
【0033】
機能実行後、イジェクトボタンが押し下げ操作されたか否かを判定する(S108)。ユーザがイジェクトボタンを操作した場合、システムコントローラ32あるいはCPU3は、回転速度を再び許容最低速度に設定する(S109)。その後、光ディスク10を排出して(S110)、S102以降の処理に戻る。既述したように、イジェクトボタンを操作した場合、従来においては光ディスクドライブ8の回転速度はデフォルトの回転速度である許容最高速度に設定されるか、あるいはイジェクトした光ディスク10を記録再生する際の回転速度がそのまま維持される。したがって、イジェクトボタンが操作された場合においても、回転速度を再び許容最低速度に設定することで、次に新たな光ディスク10が挿入された場合においても、許容最低速度でリードイン領域にアクセスすることとなり、振動や騒音が防止される。
【0034】
図3においてイジェクトボタンが操作された場合、回転速度を許容最低速度に設定した後に光ディスク10を排出するのではなく、光ディスク10を排出した後に許容最低速度に設定してもよい。また、イジェクトボタンが操作された場合、現在、設定されている回転速度が許容最低速度が否かを判定し、現在設定されている回転速度が許容最低速度以外である場合に許容最低速度に設定してもよい。
【0035】
本実施形態では、回転速度を許容最低速度に設定して光ディスク10のリードイン領域にアクセスしているが、振動及び騒音が許容あるいは無視し得る限り、許容最低速度よりも高い回転速度で駆動することもできる。例えば、4倍速ではなく6倍速で回転駆動する等である。リードイン領域にアクセスする時の回転速度をユーザが適宜調整できる構成としてもよい。例えば、デフォルトでは許容最低速度とし、ここからユーザが回転速度を徐々に増大させていき所望の回転速度に調整する等である。振動や騒音の許容度はユーザ毎に異なり得ることを考慮したものである。もちろん、許容最低速度に設定するのが最も確実であろう。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】実施形態の構成図である。
【図2】光ディスクドライブの構成図である。
【図3】実施形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
【0037】
1 外部入力端子、2 ADC、3 CPU、4 DAC、5 外部出力端子、6 プログラムメモリ、7 バッファメモリ、8 光ディスクドライブ、9 ハードディスクドライブ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ディスク装置であって、
光ディスクを回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段の回転速度を制御する制御手段であって、前記光ディスクのリードイン領域に記録された情報を読み取るための回転速度を許容最低速度に設定する制御手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記制御手段は、前記光ディスクの排出時、前記回転速度を前記許容最低速度に再設定することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項3】
請求項1、2のいずれかに記載の装置において、
前記制御手段は、前記光ディスクに対して記録再生する際の回転速度を、前記光ディスクの種類に応じた回転速度に設定することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項4】
光ディスク装置であって、
光ディスクを回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段の回転速度を制御する制御手段であって、前記光ディスクのリードイン領域に記録された情報を読み取るための回転速度を許容最低速度もしくは許容最低速度よりも高速であって振動及び騒音が許容し得る程度の速度に設定する制御手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の光ディスク装置と、
ハードディスクドライブと、
を備え、音声信号を前記光ディスク装置あるいは前記ハードディスクドライブの少なくともいずれかに記録する録音装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−238305(P2009−238305A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−82540(P2008−82540)
【出願日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願人】(000003676)ティアック株式会社 (339)
【Fターム(参考)】