説明

光反射性プリント生地を用いた用品

【課題】 従来の光反射シート体の光反射機能を損なうことなく、優れたデザイン性を備える光反射性プリント生地を使用して、一般の衣料品等にも好適に使用することができる光反射性プリント生地を用いた用品を提供する。
【解決手段】 昇華インクによって染色されない光反射材が基材の表面に被着して形成された光反射シート体に図形を昇華印刷して形成された光反射性プリント生地10Bを用いて形成されたことを特徴とする。光反射性プリント生地は、用品と同一の柄を印刷したものを用品の生地の一部として使用する、あるいは光反射性プリント生地をデザインして用品に使用するといった使い方ができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光反射性プリント生地を用いた用品に関し、より詳細には基材の表面に光反射材が被着された光反射シート体に所定の図形を印刷した光反射性プリント生地を用いた用品に関する。
【背景技術】
【0002】
基材の表面に光反射層が形成された光反射シート体は、その光反射特性を生かして、道路安全標識、バッグ、衣服などの反射材として使用されてきた。これらの用途に光反射シート体を使用する従来方法としては、光反射シート体を所定の形状、長さに整え、衣服、バッグなどに後工程で縫い付けあるいは接着して取り付ける方法が一般的である。たとえば、光反射シート体を衣類に適用した例としては、コートの背中の部分に所定の文字の形に光反射シート体をカットして縫い付けることによって、夜間に反射光によって文字を浮き上がらせるようにするといった使い方がある。また、光反射シート体の表面に文字や図形を表示する方法として、スクリーン印刷によって文字等を表示する方法が行われている(特許文献1参照)。
【0003】
なお、光反射シート体は基材の表面に光反射層を形成したものであるが、その構造としては、プラスチックシート体、合成繊維製の織布、不織布等の基材の表面に、接着剤層を介してガラスビーズを接着したもの(ビーズ露出型)、基材の表面に接着したガラスビーズの表面に薄い空気層を設けて透明なプラスチックフィルムをカプセル状にかぶせた形態のもの(カプセル型)等がある。これらのガラスビーズを光反射材とした光反射シート体は、光反射材の再帰性光反射特性を有し、高輝度の光反射特性を有することから、自動車のライト等によって反射する道路の安全標識等に用いる光反射製品として利用されている。
【特許文献1】特開平6−81281号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようなガラスビーズを光反射材とする光反射シート体にスクリーン印刷等の印刷を施すと、光反射シート体の表面に塗布された印刷インクがガラスビーズ等の光反射材の表面を覆ってしまうために光反射シート体10の光反射機能を減退させ、光反射シート体の本来の機能である光反射特性を阻害するという問題が生じる。このため、光反射シート体に図形や文字を印刷する場合には、光反射シート体の一部分に印刷するといったように限定的に使用せざるを得ず、光反射シート体をデザイン的に使用する方法としては、従来は、光反射シート体を所定形状にカットして衣類等に縫い付けて使用するといった方法に限られていた。
【0005】
しかしながら、光反射シート体を所定の図形あるいは文字形状にカットして使用するといった方法は、デザイン的には大きな制約となるから、特別の用途以外には、一般の衣料品に使用されるものではなかった。
本発明は、このような従来の光反射シート体における課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、従来の光反射シート体の光反射機能についてはなんら損なうことなく、優れたデザイン性を備える光反射性プリント生地を利用することによって、一般の衣料品等にも好適に使用することができる光反射性プリント生地を用いた用品を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、昇華インクによって染色されない光反射材が基材の表面に被着して形成された光反射シート体に図形を昇華印刷して形成された光反射性プリント生地を用いて形成されたことを特徴とする。
【0007】
また、前記用品を形成する生地材と同一の柄を前記光反射シート体に昇華印刷して得られた光反射性プリント生地を、前記用品を形成する生地材の一部に使用して形成したことを特徴とする。なお、光反射性プリント生地に用品の生地材と同一の柄を印刷する場合は、用品の生地材と同一カラーにすることが望ましいが、表示色をまったく同一にすることは困難であり、若干相違していてもかまわない。
また、前記光反射性プリント生地を用品の生地材に使用する際に、用品の柄と光反射性プリント生地の柄とを一致させるようにして使用することにより、用品のデザインを損なわずに提供できるという利点がある。
【0008】
また、前記用品がネクタイであり、ネクタイ生地の一部に前記光反射性プリント生地を使用していることにより、ネクタイの見栄えを損なわず、かつ光反射機能を備えた新規なネクタイとして提供できる。
また、前記用品がスカートであり、スカート生地の一部に前記光反射性プリント生地を使用していることにより、スカートのデザインを損なわずに、光反射機能を備えた特徴的な外装のスカートとして提供することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る光反射性プリント生地を用いた用品は、光反射性プリント生地を用いて形成することにより、光反射材を利用して形成した用品でありながら、従来の用品のデザインおよび機能を損なうことのない製品として提供することができ、また光反射性プリント生地の効果的な光反射機能によって、夜間等におけるすぐれた視認性を備えた用品として提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明に係る光反射性プリント生地を用いた布帛用品は、いわゆる昇華印刷(昇華転写)方法を利用して光反射シート体に模様、文字等のデザイン図形を印刷(転写)して得られたものである。
以下では、まず、昇華印刷方法を利用して光反射シート体に図形を印刷して光反射性プリント生地を製造する方法、および光反射シート体に昇華印刷方法を適用して得られる光反射性プリント生地の作用について説明する。
【0011】
図1は、昇華印刷方法を利用して光反射シート体10に印刷を施す方法を示す。
図1(a)は、昇華印刷方法によって所要の図形を印刷する光反射シート体10の構成を示す。光反射シート体10は、プラスチックシートあるいは化学繊維からなる織布、不織布等の基材11の表面に、接着剤層12により光反射材としてのガラスビーズ13が被着されているビーズ露出型の光反射シート体10である。ガラスビーズ13は接着剤層12に部分的に埋没するようにして接着剤層12に接着されている。
【0012】
昇華印刷方法は転写紙から光反射シート体10に図形を転写するようにして印刷する方法であり、まず、光反射シート体10に印刷する模様、文字等の図形を昇華インクを使用して印刷した転写紙20を用意する。昇華インクは、加熱することによって気化して被転写物の分子構造に入り込んで染色する特性を有するもので、種々の昇華インクが提供されている。昇華インクを用いて転写紙20に印刷する方法としては、インクジェットプリンタを用いて印刷する方法が簡便である。インクジェットプリンタを用いる方法であれば、任意の図形を印刷することができ、カラー印刷とすることも容易である。
【0013】
転写紙は、1枚ごとに印刷する方法でもよいし、長尺体の転写紙に印刷する方法であってもよい。長尺体に印刷する場合は、連続模様あるいは繰り返し模様で印刷することができる。
なお、昇華印刷によって被転写体に転写すると、図形(模様)は転写紙20における図形とは反対になるから、文字等を転写する場合には転写紙20には裏文字で印刷しておく必要がある。
【0014】
光反射シート体10に昇華印刷方法によって印刷するときの特徴は、光反射シート体10の全面に図形を転写できる点である。すなわち、転写紙20に昇華インクを用いて模様等を印刷する際には、光反射シート体10の全面にわたって模様等を転写するように設定して印刷してかまわない。
【0015】
図1(b)は、昇華インクを用いて所要の模様等の図形が印刷された転写紙20を、昇華インク22による印刷面を光反射シート体10のガラスビーズ13が被着された面に対向させて、位置合わせした状態を示す。
図1(c)は、加熱板30と支持板31とで光反射シート体10と転写紙20とを挟圧し、転写紙20から光反射シート体10に昇華インク22による印刷部を転写している状態を説明的に示す。加熱板30と支持板31とで転写紙20と光反射シート体10とを加圧し、加熱板30によって転写紙20を加熱することにより、転写紙20に印刷されている昇華インク22が昇華して光反射シート体10に転写紙20に印刷されていた図形がそのまま写し取られる。なお、転写時における転写紙20の加熱温度は約200℃、加熱時間は30秒程度である。
【0016】
図1(d)は、昇華印刷方法によって転写紙20から光反射シート体10に図形が転写された状態を示す。光反射シート体10に昇華印刷を施したことにより、転写紙20に印刷されていた昇華インクは基材11に昇華印刷部22aとして転写される。このとき、ガラスビーズ13は昇華インク22によって染色されないから、ガラスビーズ13の表面は印刷前の状態のままとなる。すなわち、光反射シート体10に昇華印刷を施すと、昇華インク22が反応しないガラスビーズ13には染色されず、接着剤層12および基材11が選択的に染色されて転写紙20から図形が転写される。
【0017】
なお、転写紙20から光反射シート体10の基材11と接着剤層12に転写されやすくするため、基材11および接着剤層12として昇華インクによって転写されやすい材料を選択することも有効である。
なお、光反射シート体10としては、基材11に接着剤層12を介して光反射材としてガラスビーズ13を被着したものの他、基材11にじかにガラスビーズ13を被着した光反射シート体を使用することもできる。また、光反射材としてはガラスビーズに限らず、昇華インクによって染色されないものであれば適宜材料を使用することができる。
光反射シート体10に転写紙20から転写する方法としては、1枚ごとに転写する方法も可能であるし、長尺体の転写紙を使用する場合は、加熱板30を加熱ローラとして連続的に加圧、加熱して転写することも可能である。
【0018】
こうして、昇華印刷方法を利用することによって、所定の模様、絵柄(図形)に印刷された光反射性プリント生地を得ることができる。
この光反射性プリント生地は基材に対して印刷されているから、布帛の表面を擦ったりしても印刷部分が剥がれたりせず、十分な耐久性を備えたものとして得られる。また、光反射性プリント生地は、昇華印刷部22aが表面側から視認され、いわばプリント柄が印刷されたプリント布帛として得られる。光反射性プリント生地の表面には微小なガラスビーズ13が被着しているが、光反射性プリント生地に設けられている昇華印刷部22aはガラスビーズ13を透過して視認されることになる。
【0019】
図2は、上述した方法によって得られた光反射性プリント生地の例を示す。図2(a)は、転写紙から縞模様を転写した得られた光反射性プリント生地10A、図2(c)は、転写紙から水玉模様を転写して得られた光反射性プリント生地10Bを示す。いずれの光反射性プリント生地10A、10Bも、光反射性プリント生地の布帛面の全面に模様が転写されている。
図2(a)、(c)は、昼間時に光反射性プリント生地10A、10Bを視認した状態、図2(b)、(d)は、夜間時に光反射性プリント生地10A、10Bに光を照射した状態を示す。図2(a)、(c)に示すように、昼間時には光反射性プリント生地10A、10Bは、ともに一般のプリント生地と同様に、柄模様がそのまま視認できるのに対して、夜間時に光反射性プリント生地10A、10Bに光を照射して光の反射状態を見ると、光反射性プリント生地10A、10Bの全面から光が反射されるように視認される。
【0020】
このように、光反射性プリント生地10A、10Bの作用においてもっとも特徴とする点は、光反射性プリント生地10A、10Bの全面が光反射面として機能する点である。このように、光反射性プリント生地10A、10Bの全面が光反射作用を有するのは、図1(d)に示したように、光反射シート体10に昇華印刷を施した際に、光反射シート体10の基材11の表面に被着されている光反射材であるガラスビーズ13がまったく染色されず、ガラスビーズ13の再帰性反射作用がそのまま保持されていることによる。
【0021】
すなわち、光反射シート体10に昇華印刷を施して得られる光反射性プリント生地は、昼間時においては所要の模様(図形)が表示されたプリント生地として作用し、夜間等において光が照射された際には、生地全体が光反射体として作用するようになる。
したがって、このような光反射性プリント生地を衣料品等に適用することによって、従来の衣料品では得られない、特徴的な機能、表現を備えた衣料品等として提供することが可能になる。
【0022】
図3、4は、上述した光反射性プリント生地を使用した用品の例としてネクタイとスカートを作成した例を示す。
図3に示すネクタイは、ネクタイ生地40の一部に光反射性プリント生地10Bを使用したもので、図4に示すスカートはスカートの一部に光反射性プリント生地10Aを使用したものである。いずれの場合も、ネクタイ生地40およびスカート生地と同柄、同色に印刷して形成した光反射性プリント生地を使用してネクタイおよびスカートを作成している。
【0023】
図3に示すネクタイは、ネクタイ生地40の一部に光反射性プリント生地10Bを縫い込んで形成したもので、ネクタイ生地40と柄を一致させるようにして光反射性プリント生地10Bを縫い込んネクタイとしている。
このように、ネクタイ生地40と光反射性プリント生地10Bを同柄にして使用すると、光反射性プリント生地10Bを使用していることをわからせずに、自然なかたちのネクタイとして提供することができる。従来の光反射材を使用した衣料品の場合は、光反射材をそのまま貼り付けたり縫い付けたりして使用するから、衣料品としては非常に不自然な形態になりかねない。したがって、ネクタイ等のデザイン品に光反射材を使用することは困難であったが、本実施形態のように光反射性プリント生地10Bを使用する方法であれば、光反射性素材を使用しても違和感のないネクタイとして提供できる。
【0024】
図3(b)は、夜間にネクタイに光を照射した状態を示す。ネクタイ生地40の部分からは光の反射がわずかで暗く見えるのに対して、光反射性プリント生地10Bの部分からは効果的に光が反射され、あたかも光反射性プリント生地10Bから光が放射されているように視認される。
このように光反射性プリント生地10Bを利用してネクタイを作成することにより、光反射性プリント生地10Bの特性を生かして、デザイン的に優れ、かつ夜間等で歩行者が視認しにくいような場合に、光反射性プリント生地10Bが光反射材として作用する機能的にもすぐれた商品として提供することが可能となる。
【0025】
図4に示すスカートは、スカート50の裾部分とベルト部分に、スカート生地と同色、同柄の光反射性プリント生地10Aを使用した例である。
このスカート50の場合も、上述したネクタイと同様に、昼間時は、光反射性プリント生地10Aが普通のプリント生地と同様に視認されるから、光反射性プリント生地10Aを使用していても普通のスカートと変わらず、違和感のない商品として提供できる一方、夜間等でスカートに光が照射されると、裾部分とベルト部分の光反射性プリント生地10Aの部分が明るく光るようになる。
【0026】
このようにスカート50に光反射性プリント生地10Aを使用することで、光反射材を使用して違和感を与えることのない、デザイン的にもすぐれた商品として提供できるとともに、夜間に車を運転しているドライバーに歩行者を気付かせるといった機能を備えた商品として提供することができる。もちろん、スカート50を部分的に光らせる光反射性プリント生地10Aの配置およびデザインを工夫することによって、光反射によるデザイン的にも優れた商品とすることが可能であり、スカートのデザインおよび機能を損なわずに、従来にない新しい表現を備えたスカートとして提供することも可能である。
【0027】
上述したネクタイとスカートに光反射性プリント生地を使用した例では、ネクタイとスカートのデザインを損なわないように、ネクタイ生地40と光反射性プリント生地10Bを同柄とし、スカート生地と同柄の光反射性プリント生地10Aを使用しているが、デザイン等を損なわない場合には、用品の生地と光反射性プリント生地とを同一柄としたり同色にしなくてもかまわない。
【0028】
図5は、ネクタイ生地40とは異なるプリント柄が印刷された光反射性プリント生地10Cを用いてネクタイを調製した例を示す。図5(a)は昼間時、図5(b)は夜間でネクタイに光が照射された場合を示す。このように、光反射性プリント生地10Cをデザイン的に使用することで、昼間時においてもデザイン的に違和感なく、また夜間においては光反射機能によって特徴的な機能を発揮する用品として提供することができる。光反射性プリント生地10Cであれば、柄や色を適宜選択できるから、単なる反射材を用品に使用する場合とは異なり、種々のバリエーションが可能になるという利点がある。
【0029】
また、光反射性プリント生地は、光反射特性を考慮してつくられているから、その材質によっては一般に使用されている布生地とは触感や柔軟性が異なることがある。したがって、ネクタイやスカートの全体を光反射性プリント生地を用いて作成することが難しい場合、また従来品よりも製造コストが嵩むような場合に、本発明のように、ネクタイの生地の一部やスカートの生地の一部に使用する方法であれば、従来の衣料品とまったく違和感なく取り扱うことができ、割安に製造することが可能になるという利点がある。
【0030】
また、上記実施形態ではネクタイやスカートの衣料品に光反射プリント生地を使用した例について説明したが、光反射プリント生地は、多種多様な用途に使用することが可能であり、上着、ズボン、帽子、バッグ類、傘の生地等、多様な用途に使用することができる。たとえば、上着と同一柄で上着ポケットの雨蓋に利用したり、ズボンのポケットの雨蓋や折り返しに利用したりすることにより、デザイン性を損なわずに、かつ夜間等において、自動車のドライバーに歩行者を気付かせるといった歩行者保護の作用を備えた衣服として提供することができる。なお、光反射プリント生地を使用する場合に、衣服と同一柄でなく、衣服のデザインと調和した柄および色の光反射プリント生地を使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係る光反射性プリント生地の製造工程を示す説明図である。
【図2】光反射性プリント生地の例を示す説明図である。
【図3】光反射性プリント生地を用いて作成したネクタイの正面図である。
【図4】光反射性プリント生地を用いて作成したスカートの正面図である。
【図5】光反射性プリント生地を用いて作成したネクタイの他の例の正面図である。
【符号の説明】
【0032】
10 光反射シート体
10A、10B、10C 光反射性プリント生地
11 基材
12 接着剤層
13 ガラスビーズ
20 転写紙
22 昇華インク
22a 昇華印刷部
30 加熱板
31 支持板
40 ネクタイ生地
50 スカート生地
50 スカート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
昇華インクによって染色されない光反射材が基材の表面に被着して形成された光反射シート体に図形を昇華印刷して形成された光反射性プリント生地を用いて形成されたことを特徴とする光反射性プリント生地を用いた用品。
【請求項2】
前記用品を形成する生地材と同一の柄を前記光反射シート体に昇華印刷して得られた光反射性プリント生地を、
前記用品を形成する生地材の一部に使用して形成したことを特徴とする請求項1記載の光反射性プリント生地を用いた用品。
【請求項3】
前記光反射性プリント生地を用品の生地材に使用する際に、用品の柄と光反射性プリント生地の柄とを一致させるようにして使用することを特徴とする請求項2記載の光反射性プリント生地を用いた用品。
【請求項4】
前記用品がネクタイであり、ネクタイ生地の一部に前記光反射性プリント生地を使用していることを特徴とする請求項2または3記載の光反射性プリント生地を用いた用品。
【請求項5】
前記用品がスカートであり、スカート生地の一部に前記光反射性プリント生地を使用していることを特徴とする請求項2または3記載の光反射性プリント生地を用いた用品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−249646(P2006−249646A)
【公開日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−12598(P2006−12598)
【出願日】平成18年1月20日(2006.1.20)
【出願人】(301062857)株式会社ニシキ (4)
【Fターム(参考)】