説明

光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び携帯端末

【課題】イメージからデータを認識して自動的にスケジュールを登録できるようにした、光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び携帯端末を提供する。
【解決手段】本発明に係るスケジュール管理方法は、表示部に表示されるイメージ内に少なくとも一つの認識領域を、制御部により設定するステップと、前記設定された認識領域からデータを、前記制御部により抽出するステップと、前記抽出されたデータを、前記制御部により予め定められた分類規則に従い分類するステップと、前記抽出されたデータを使用してスケジュールデータを生成するステップと、を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び携帯端末に係り、特に、イメージから抽出されたデータを用いて自動的にスケジュールデータを生成できるようにした、光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末市場は、購買を刺激する種々のデザインとアプリケーションによって飛躍的に成長している。特に、スマートフォンは、限られた数の機能しか有しない既存の携帯電話とは異なり、オンラインマーケットなどから、写真撮影や動画記録、オーディオ及びビデオ再生、オンラインゲーム、放送メディア聴取、ソーシャルネットワークサービスなどのための種々のアプリケーションをダウンロードしてインストールできる。
【0003】
一方、携帯端末には、最近、タッチスクリーンが設けられる傾向にあり、このようなタッチスクリーンを用いてユーザーのスケジュールを管理する方法が提供されている。しかしながら、従来のスケジュール管理方法によれば、チケット、ポスターなどに書かれている予定日時などの情報をユーザーが自らスケジュール管理装置に入力しなければならないという点で不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の具現化の目的は、上述の従来技術の幾つかの問題を解消し、イメージからデータを認識して自動的にスケジュールデータを生成する、光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び該方法を具現化する携帯端末を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法は、表示部に表示されるイメージ内に少なくとも一つの認識領域を、制御部により設定するステップと、前記設定された認識領域からデータを、前記制御部により抽出するステップと、前記抽出されたデータを、前記制御部により予め定められた分類規則に従い分類するステップと、前記分類されたデータを使用してスケジュールデータを生成するステップと、を含むことを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る携帯端末は、イメージをキャプチャーする(取り込む)ように配備されたカメラと、前記カメラから受信されるイメージからデータを抽出し、前記抽出されたデータを予め定められた分類規則に従って分類し、前記分類されたデータを用いてスケジュールデータを生成する制御部と、前記生成されたスケジュールデータを格納する格納部と、前記生成されたスケジュールデータを表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法、及び携帯端末によれば、カメラから受信された又は既に格納されているイメージからデータを認識して自動的にスケジュールを登録できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態に係るスケジュール管理装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るプレビュー画面及び撮影メニュー画面を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るデータ認識率を高めるための機能を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るデータ認識率を高めるための機能を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るデータ認識率を高めるための機能を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る多重フォーカシング機能を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る認識領域選択機能を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るスケジュールデータ生成機能を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るスケジュールデータ生成機能を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るスケジュール管理方法を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施形態に係るスケジュール管理方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態に係るスケジュール管理方法及び装置について詳述する。但し、本発明を説明するにあたって、関連する公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にする虞があると判断される場合にその詳細な説明を省く。
【0010】
本発明を詳細に説明するに先立って、以下において用いられる用語や単語は通常的又は辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、本発明の技術的思想に見合う意味と概念を有するとして解釈さるべきである。よって、本明細書及び図面は本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想をいずれも代替するものではないので、本願の出願時点においてこれらに置き換えられる種々の均等物と変形例があり得るということを理解しなければならない。なお、図中、一部の構成要素は誇張、省略、又は、概略的に示されており、各構成要素の大きさは、実際の大きさを全的に反映するものではない。よって、本発明は、添付図面に描かれている相対的な大きさや間隔によって制限されるものではない。
【0011】
本発明のスケジュール管理装置は、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC、ハンドヘルドPC、ポータブルマルチメディアプレーヤー(PMP、Portable Multimedia Player)、個人用の携帯情報端末(PDA、Personal Digital Assistant)、音楽再生機(例えば、MP3プレーヤー、携帯型ゲーム端末、又はデジタル放送プレーヤーなどの様々な情報通信機器とマルチメディア機器に適用可能であるということはいうまでもない。
【0012】
また、本発明のスケジュール管理装置は、光学式文字読取機と、ユーザー入力装置と、を備える。光学式文字読取機は一般に、カメラと、イメージから文字を認識して抽出する文字読み取りアプリケーションと、を備える。さらに、ユーザー入力装置には周知の如く、ライトペン、マウス、タッチパッド、トラックボール及びタッチスクリーンなどがある。以下、スケジュール管理装置をスマートフォンとし、ユーザー入力装置をタッチスクリーンとして説明する。
【0013】
また、本発明のスケジュール管理装置は、ユーザーのスケジュールを管理するアプリケーション又はウィジェットを備える。ここで、ウィジェットは、アプリケーションを介さずにコンテンツや機能を直ちに利用できるようにするミニアプリケーションである。例えば、天気、カレンダー、計算機、ニュースなどのアプリケーションがウィジェットに相当する。以下、本発明において、スケジュール管理アプリケーションとは、スケジュール管理ミニアプリケーション、即ち、スケジュール管理ウィジェットを含む概念であることを明らかにしておく。このようなスケジュール管理アプリケーションは、オンラインマーケットからダウンロードできる。
【0014】
特に、本発明の一実施例に係るスケジュール管理アプリケーションは、撮影された又は既に格納されたイメージからデータを認識して抽出する機能と、抽出されたデータを予め定められた分類規則に従って、予め定められた項目(カテゴリ)のグループの一つに自動的に分類してスケジュールを生成する機能と、を提供する。また、本発明に係るスケジュール管理アプリケーションは、撮影時又はイメージ取り込み(capture)時にデータの認識率を高めるための機能を提供する。具体的に、これらの機能は、手振れを補正する機能と、センサーから入力される傾きを基に取り込むべきイメージが水平であることを示すビジュアルキュー、即ち、指示子を表示する機能と、プレビュー状態、即ち、カメラが撮影しているイメージを表示中の状態でユーザーによって指定された個所にフォーカシングする機能と、イメージの種類によってカメラの撮影モードを設定する機能と、を含む。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係るスケジュール管理装置の構成を示す図である。
【0016】
図1を参照すると、本発明のスケジュール管理装置は、タッチスクリーン110と、キー入力部120と、表示部130と、格納部140と、センサー部150と、カメラ160及び制御部170を備える。
【0017】
図1に示すような構成を有するスケジュール管理装置は、プレビュー画面と、これにオーバーラップされた撮影メニュー画面と、を表示できる。ここで、撮影メニュー画面は、撮影モードを選択するためのモード選択アイコンと、撮影中のイメージ、即ち、プレビュー画面をキャプチャーするためのキャプチャーアイコンと、既に格納されたイメージを選択するためのギャラリーアイコンと、を備える。
また、本発明の一実施例に係るスケジュール管理装置は、文字を認識するに当たって、イメージの傾きの程度が予め文字を最適認識できるように選ばれた所定の範囲内にあるか否かを示す指示子をプレビュー画面にオーバーラップして表示する。
即ち、スケジュール管理装置は、このような指示子を表示することにより、カメラ、従って、取り込むべきイメージと取り込むべきオブジェクトとの整列をユーザーが確保できるように誘導し、その結果、イメージの中の文字が、表示画面の例えばX軸と整列する。若しくは、指示子は、水平面に対するイメージの傾きの程度が所定の範囲内にあるか否かを指示する。
さらに、スケジュール管理装置は、ユーザーが指定した個所の取り込んだイメージをフォーカシングする。特に、本発明に係るスケジュール管理装置は、多重フォーカス機能を支援する。そして、スケジュール管理装置は、前記指示子をフォーカシング個所に表示する。また、スケジュール管理装置は、撮影モードをPC画面撮影モード、チケット撮影モード、ポスター撮影モードなどに分類し、撮影モードに応じてカメラの倍率などを自動的に調整する。
さらに、スケジュール管理装置は、イメージキャプチャー画面と、これにオーバーラップしたスケジュールデータ生成メニュー画面と、を表示する。ここで、スケジュールデータ生成メニュー画面は、認識領域を選択するための選択ツールアイコンと、取り消しアイコンと、完了アイコンと、を備える。そして、スケジュール管理装置は、選択された認識領域からデータを抽出し、抽出されたデータの全部又は一部を含むスケジュールデータを生成し、スケジュールのタイトル、期限、詳細情報及び位置情報などを含むスケジュールデータエントリー画面を表示する。以下、このようなスケジュール管理装置の各構成について詳述する。
【0018】
引き続き図1を参照して、タッチスクリーン110は、画面の特定の個所に対するユーザーのタッチに応答してタッチイベントを発生し、生成したタッチイベントを制御部170に受け渡す。このようなタッチイベントは、その動作によって、タッチ、タップ、ダブルタップ、プレス、ドラッグ、ドラッグアンドドロップ、フリック及びドラッグアンドフリックなどに分類できる。
ここで、タッチは、ユーザーがタッチスクリーンのある一個所をタッチする動作であり、タップは、ユーザーがある一個所をタッチした後にタッチングオブジェクト、例えば、指、の移動なしに当該個所から手を離す動作である。タッチイベントがタップに分類されるためには、タッチしている指がタッチスクリーンからある所定の時間内に離れなければならない。
ダブルタップは、ユーザーがある一個所を有る所定の時間内に連続して2回タップする動作であり、プレスは、タップを登録する場合よりも相対的に長い所定の時間だけタッチした後に指の移動なしに当該個所から指を離す動作であり、ドラッグは、ユーザーがタッチスクリーンとの接触を維持した状態で指を所定の方向に移動する動作であり、ドラッグアンドドロップは、ユーザーがドラッグした後に手を離す動作であり、フリックは、ユーザーがタッチスクリーンを横切って跳ねるようにその指を高速移動した後に離す動作である。ここで、ドラッグはスクロールとも呼ばれる。
なお、ドラッグアンドフリックは例えば、ユーザーがタッチスクリーンを横切ってドラッグしていてある時点においてフリックをする動作(即ち、指がタッチスクリーン110に接触して離れない状態でドラッグとフリックとが中段なく連続して行われる動作)を意味する。
制御部170は、移動速度によってフリックとドラッグを区別する。制御部170は、このようなタッチイベントに応答して表示部130を制御する。
【0019】
キー入力部120は、スケジュール管理装置の操作のための単数又は複数のキーから構成され、キー信号を制御部170に受け渡す。制御部170は、このようなキー信号に応答して表示部130などを制御する。キー信号は、電源オン/オフ信号、ボリューム調節信号、又は画面オン/オフ信号などに分類できる。
【0020】
引き続き図1を参照すると、表示部130は、制御部170から入力された映像データをアナログ信号に変換して表示する。即ち、表示部130は、スケジュール管理装置の利用による種々の画面、例えば、ロック(lock)画面、ホーム画面及びアプリケーション起動画面などを表示する。ここで、ロック画面は、一般に、表示部130に対する電源オン信号が発生する場合に表示される映像である。
例えば、ドラッグのタッチスクリーン入力の軌跡が予め定められた軌跡と一致すると、制御部170は画面に表示される映像をロック画面からホーム画面又はアプリケーション起動画面に切り替える。ホーム画面は好ましくは、アプリケーションの起動のための複数のアイコンを含むイメージ映像である。ユーザーがアイコンをタッチすると、制御部170は当該アプリケーションを起動し、表示される映像をホーム画面からアプリケーション起動画面に切り替える。特に、スケジュール管理アプリケーションの起動画面は、前記プレビュー画面、撮影メニュー画面、キャプチャー(取り込み)画面、スケジュールデータ生成メニュー画面及びスケジュール画面などを含む。
【0021】
さらに、表示部130は、LCD(液晶表示装置)、OLED(Organic Light Emitting Diode)などのフラット表示パネルにより構成可能である。また、表示部130は、左眼イメージと右眼イメージを表示して、左/右眼イメージの差によりユーザーに奥行きを感じさせる3D具現部を備えることができる。3D具現方式は、周知の如く、眼鏡方式と無眼鏡方式とに分けられる。眼鏡方式としては、色フィルター方式、偏光フィルター方式及びシャッターグラス方式などがあり、無眼鏡方式としては、レンチキュラレンズ方式及びパララックスバリア方式などがある。
【0022】
格納部140は好ましくは、持続性(電源を切っても内容が消えない)の機械読取可能な媒体を含み、表示部130に出力されるべき画面、特に、本発明の実施形態に係る機能動作に必要な、スケジュール管理アプリケーションの起動画面をはじめとするアプリケーションを格納する。
そして、格納部140は、タッチスクリーン110の運用のためのキーマップやメニューマップなどを格納できる。ここで、キーマップ及びメニューマップは、それぞれ種々の形態を取り得る。即ち、キーマップは例えば、キーボードマップ、3×4キーマップ、クウォーティー(Qwerty)キーマップ、又は、現在起動中のアプリケーションの制御のための制御キーマップである。なお、メニューマップは例えば、現在起動中のアプリケーションの制御のためのメニューマップである。
【0023】
さらに図1を参照すると、格納部140は大別して、プログラム領域とデータ領域とを備える。
プログラム領域は、スケジュール管理装置のブート及び上述した各構成要素の運用のためのオペレーティングシステム(OS、Operating System)と、種々のユーザー機能、例えば、通話機能の支援のためのユーザー機能、インターネットサーバーに接続するためのウェブブラウザー、その他の音源を再生するためのMP3ユーザー機能、写真などを再生するためのイメージ出力機能、動画再生機能などをそれぞれ支援するための応用プログラムと、を格納する。
特に、本発明のプログラム領域は、前記スケジュール管理アプリケーションを格納する。
【0024】
一方、データ領域は、スケジュール管理装置の使用に伴い制御部170によって発生されるデータ、特に、スケジュールが格納される領域であって、例えば、スケジュールに関わるイメージ(例えば、地図)、期限情報、アラーム時間、スヌーズ設定有無を示す設定値及び詳細情報などを格納する。
【0025】
センサー部150は、スケジュール管理装置の傾きを測定して制御部170に受け渡す。具体的に、センサー部150は、水平面とスケジュール管理装置の横(幅)方向との間の水平角θ(以下、横傾き)、及び、水平面とスケジュール管理装置の縦(長手)方向との間の水平角θ(以下、縦傾き)を測定して制御部170に受け渡す。このようなセンサー部150は、加速度センサー、慣性センサーなどにより実現可能である。
【0026】
カメラ160は、イメージを撮影し、取り込んだイメージを制御部170に出力するものであり、2つ又はそれ以上の別々のカメラ、例えば、端末の前面に配置される前面カメラと、背面に配置される背面カメラと、を含むカメラモジュールを備え得る。
特に、本発明に係るカメラ160は、倍率を調整する機能、接写撮影機能、ぼやけた静止画イメージ及びグラグラ揺れる動画イメージを防ぐ手振れ補正機能及び多重フォーカシング機能を有し得る。ここで、このような多重フォーカシングを支援するために、カメラ160は、2以上のレンズを備え得るが、このような多重フォーカシングは、周知のように、ソフトウェア的にも実現可能である。
【0027】
制御部170は、プロセッサ又はマイクロプロセッサを備え、スケジュール管理装置の全般的な動作及びスケジュール管理装置の内部ブロック間の信号の流れを制御する。特に、本発明に係る制御部170は、タッチスクリーン110から入力されるタッチイベントに応答して前記スケジュール管理アプリケーションの起動画面を表示するように表示部130を制御する機能を行う。
また、制御部170は、センサー部150から入力される傾きを基に一種のフィードバックを行い、その傾きがイメージ撮影にとり適切になるようにユーザーを案内する機能を行う。さらに、制御部170は、タッチスクリーン110から入力されるタッチイベントに応答して多重フォーカシングするようにカメラ160を制御する機能を行う。そして、制御部170は、フォーカシングされた領域からデータを抽出し、予め定められた規則によって抽出されたデータを用いてスケジュールデータを生成する機能を行う。なお、制御部170は、ユーザーによって設定又は要請された認識領域からデータを抽出しても良い。このような制御部170の機能について、以下、図面に基づいて詳述する。
【0028】
図2は、本発明の一実施形態に係るプレビュー画面及び撮影メニュー画面を説明するための図である。このプレビュー画面及び撮影メニュー画面は全くの一具体例に過ぎず、その外見は広範囲に変動し得ることは容易に理解されよう。図2を参照すると、ホーム画面に表示されるアイコンのうちスケジュール管理アプリケーションを起動するためのアイコンがユーザーによってタッチされると、タッチスクリーン110はこれと関わるタッチイベントを制御部170に受け渡す。これにより、制御部170は表示部130を制御して、スケジュール管理アプリケーションのメイン画面を表示する。例えば、スケジュール画面がメイン画面として指定される。メイン画面において撮影アイコンがタッチされると、タッチスクリーン110はこれと関わるタッチイベントを制御部170に受け渡す。これにより、制御部170はカメラ160を駆動する。そして、制御部170は、カメラ160から入力されるプレビュー画面210を表示部130に受け渡し、表示部130はプレビュー画面210を表示する。
【0029】
さらに、制御部170は、撮影メニュー画面220がプレビュー画面210にオーバーラップされるように表示部130を制御する。ここで、撮影メニュー画面220にはモード選択アイコン211、キャプチャーアイコン212及びギャラリーアイコン213が含まれる。ユーザーは、トッグル方式により撮影モードを選択できる。具体的に、撮影モードは、PC画面撮影モード、チケット撮影モード及びポスター撮影モードに分けられる。撮影モードとしてPC撮影モードが選択されていると、モード選択アイコン211は「PC」と表示される。「PC」と表示されているモード選択アイコン211をユーザーがタップ又はフリックすると、タッチスクリーン110は、これと対応するタッチイベントを制御部170に受け渡す。
これにより、制御部170は表示部130を制御してモード選択アイコン211を「Ticket」と表示するようにする。そして、制御部170は、現在設定されている倍率をチケット撮影モードに予め指定されている倍率に変更するようにカメラ160を制御する。このように制御部170は、モード選択アイコン211の選択により、PC、チケット及びポスターのうち少なくとも一つの撮影モードに切り替わるように制御する。一方、制御部170は、キャプチャーアイコン212が選択されると、カメラ160から入力されるイメージをキャプチャーして格納部140に格納し、表示部130を制御してキャプチャー画面を表示するようにする。なお、制御部170は、ギャラリーアイコン213が選択されると、カメラ160の駆動を中止する。そして、制御部170は、プレビュー画面210の代わりに既に格納されたイメージを表示するように表示部130を制御する。
【0030】
図3乃至図5は、本発明の一実施形態に係るデータ認識率を高めるための機能を説明するための図である。先ず、図3を参照すると、制御部170は、カメラ160から入力されるイメージからデータを認識する。次いで、制御部170は、データの横基準線301の、スケジュール管理装置の横基準線302に対する水平角Φ(以下、データ傾き)を測定する。このとき、制御部170は、認識されたデータの横基準線301とスケジュール管理装置の横基準線302を表示するように表示部130を制御する。制御部170は、測定されたデータ傾きΦと予め定められたデータ傾き閾値Th_Φとを比較する。比較の結果、データ傾きΦがその閾値Th_Φ以内であれば、制御部170は前記2本の横基準線301、302を消す。
【0031】
次いで、図4を参照すると、制御部170は、スケジュール管理アプリケーションが撮影モードにあれば、センサー部150を駆動する。これにより、センサー部150は、イメージ410が置かれた水平面420とスケジュール管理装置430の横との間の横傾きθを測定して制御部170に受け渡す。また、センサー部150は、水平面420とスケジュール管理装置430の縦との間の縦傾きθを測定して制御部170に受け渡す。これにより、制御部170は、受信された横傾きと予め定められた横傾き閾値Th_θとを比較する。そして、制御部170は、受信された縦傾きと予め定められた縦傾き閾値Th_θとを比較する。
【0032】
次に、図5(a)を参照すると、制御部170は、前記比較の結果、Φ≦Th_Φ、θ≦Th_θ、及び、θ≦Th_θという条件を満たすと、イメージが前記所定の条件を満たすことを示す第1の指示子510を表示するように表示部130を制御する。
これに対し、上述した条件が一つでも満たされていなければ、図5(b)に示すように、イメージが前記所定の条件を満たさないことを示す第2の指示子520を表示するように表示部130を制御する。前記所定の条件を満たすイメージの方が、前記所定の条件を満たさないイメージよりも認識が容易である、即ち、コンピュータ資源を要しない。前記条件は本発明の動作を具体的に説明するための一例であり、変更可能である。
また本実施例では、第1指示子510と第2指示子の差異は、第1指示子が塗りつぶされていることであるが、当業者ならば、本発明の範囲内で様々な選択肢があること、例えば、指示子がブリンク(点滅)する、又は異なるレートで点滅する、サイズ又は色が異なる、若しくは、表示時間が異なる、という選択肢があること、を容易に理解できるであろう。
【0033】
図6は、本発明の一実施形態に係る多重フォーカシング機能を説明するための図である。
図6を参照すると、制御部170は、表示部130を制御してプレビュー画面610が表示されるようにする。そして、制御部170は、モード選択アイコン621、キャプチャーアイコン622及びギャラリーアイコン623がプレビュー画面610にオーバーラップされるように表示部130を制御する。一方、プレビュー画面610において複数の特定の個所631、632、633がタッチされると、タッチスクリーン110は、これと関わるタッチイベントを制御部170に受け渡す。これにより、制御部170は、タッチされた特定の個所631、632、633にそれぞれフォーカス641、642、643を表示するように表示部130を制御する。そして、制御部170は、タッチされた特定の個所631、632、633を多重フォーカシングするようにカメラ160を制御する。
【0034】
図7は、本発明の一実施形態に係る認識領域選択機能を説明するための図である。先ず、図2及び図6に戻ると、制御部170は、キャプチャーアイコン212、622が選択されると、カメラ160から入力されるイメージをキャプチャーする。
そして、図7(a)を参照すると、制御部170は、キャプチャーされたイメージを含むキャプチャー画面710を表示するように表示部130を制御する。そして、制御部170は、スケジュールデータ生成メニュー画面720がキャプチャー画面710にオーバーラップするように表示部130を制御する。画面710と720が表示の異なる領域を占めて互いにオーバーラップしないようにする選択肢があることは容易に理解できよう。
ここで、スケジュールデータ生成メニュー画面720には、認識領域を選択するための選択ツールアイコン721と、取り消しアイコン‘Cancel’722と、完了アイコン‘Done’723が含まれている。なお、選択ツールアイコン721は、既設定された図形721a及びユーザー指定図形721bを備え得る。
【0035】
既設定された図形721aが選択されると、制御部170は、図7(b)に示すように、タッチされた個所730を基に、タッチされた個所730に位置するデータが含まれるように認識領域740を設定する。そして、制御部170は、このようにして設定された認識領域740を表示するように表示部130を制御する。また、タッチされた個所730が再タッチされるか、あるいは、表示されている認識領域740がタッチされると、制御部170は設定を取り消す。そして、制御部170は、表示部130を制御して認識領域740を消えさせる。このようにして、制御部170は複数の認識領域を設定できる。
【0036】
一方、ユーザー指定図形721bが選択されると、制御部170は、図7(c)に示すように、ユーザーが描く軌跡750を表示するように表示部130を制御する。このような軌跡750が、図7(d)に示すように、閉曲線760になると、制御部170は、閉曲線760内の領域を認識領域として設定する。このようにして設定された認識領域は、ユーザーのタッチによって設定が取り消されるようにもできる。
【0037】
図8及び図9は、本発明の一実施形態に係るスケジュールデータ生成機能を説明するための図である。先ず、図8(a)を参照すると、制御部170は、完了アイコン810が選択されると、設定された認識領域820、830からデータを抽出する。これに対し、取り消しアイコン840が選択されると、プレビュー画面又はメイン画面に戻る。
【0038】
次いで、図8(b)を参照すると、制御部170は、抽出されたデータを、予め定められた分類規則に従い、所定の項目のグループの一つに分類してスケジュールデータを生成する。ここで、抽出されたデータは、テキストだけではなく、イメージ、地図など種々の情報を含む。そして、制御部170は、生成されたスケジュールデータを含むスケジュールデータエントリー画面850を表示するように表示部130を制御する。具体的に、制御部170は、抽出されたデータのうちフォントが最も大きなデータを題目として分類する。
そして、制御部170は、抽出されたデータのうち時間関係の情報を予定日時として分類する。ここで、予定日時は、図8(b)を参照すると、開始時間と終了時間を含む。終了時間は、例えば、制御部170が開始時間を参照して自動的に指定する。即ち、制御部170は、抽出された時間を開始時間として分類し、開始時間から、例えば、1時間後を終了時間として設定する。もし、抽出された時間が複数である場合に、制御部170は、最も早い時間を開始時間として分類し、残りは詳細情報として分類する。また、制御部170は、題目及び予定日時として分類されたデータを除く残りのデータを詳細情報として分類する。なお、制御部170は、格納アイコン‘Save’860が選択されると、生成されたスケジュールを格納部140に格納する。これに対し、取り消しアイコン‘Cancel’870が選択されると、例えば、プレビュー画面又はメイン画面に戻る。
【0039】
次いで、図9を参照すると、制御部170は、詳細情報項目910が選択されると、項目変更メニュー920を表示するように表示部130を制御する。そして、制御部170は、既存の項目を項目変更メニュー920から選択された項目、例えば、位置‘Location’に変更する。このように項目が位置に変更された状態で、完了アイコン930が選択されると、制御部170は、例えば、位置項目940に記載のデータ情報と関連する位置情報950を含むスケジュール画面960を表示するように表示部130を制御する。ここで、位置情報950は、例えば、スケジュール管理装置がネットワークを介してサーバーからダウンロードされたものであるか、又は、格納部140に格納された地図から抽出されたものである。なお、制御部170は、イメージビューアイコン970が選択されると、キャプチャーされたイメージを表示するように表示部130を制御する。
【0040】
図10は、本発明の一実施形態に係るスケジュール管理方法を説明するためのフローチャートである。
図10を参照すると、ステップ1001において、制御部170はスケジュール管理アプリケーションを起動する。表示される起動画面から撮影メニューが選択(ステップ1002)される場合、ステップ1003において、制御部170はカメラ160を駆動する。そして、制御部170は、カメラ160から入力されるイメージを表示部130に受け渡して表示されるようにする。
ステップ1004において、制御部170は、入力されるイメージからデータ傾きを測定する。そして、制御部170は、測定されたデータ傾きΦ及びセンサー部150から受信された横傾きθ、縦傾きθをそれぞれ、その閾値と比較して撮影中のイメージが水平であり、且つ撮影すべき対象がカメラに整列しているか否かを判断する。即ち、制御部170は、Φ≦Th_Φ、θ≦Th_θ、及び、θ≦Th_θという条件が満たされるか否かを判断する。
【0041】
ステップ1004における判断の結果、カメラが水平でないか、及び/又は、撮影すべき対象がカメラに整列していない場合、即ち、前記条件のうちいずれか一つでも満たされていない場合には、制御部170はステップ1005に移行して第2の指示子520を表示するように表示部130を制御する。これに対し、誤差範囲内においてイメージが水平であり、且つ、撮影すべき対象がカメラに整列している場合には、制御部170はステップ1006に移行して第1の指示子510を表示するように表示部130を制御する。
【0042】
次いで、キャプチャーアイコン212、622が選択されると、ステップ1007において、制御部170はカメラ160から入力されるイメージをキャプチャーして格納部140に格納し、ステップ1008に移行してキャプチャーされたイメージを含むキャプチャー画面を表示するように表示部130を制御する。次いで、ステップ1009において、制御部170は、表示されるイメージから少なくとも一つの認識領域を設定する。このような認識領域の設定については、既に図7に基づいて詳述した。ステップ1010において、制御部170は、設定された認識領域からデータを抽出する。そして、ステップ1011において、制御部170は、予め定められた分類規則により、抽出されたデータを含むスケジュールデータを生成する。このような分類規則の例は、図8に基づいて既に説明した。ステップ1012において、制御部170は、生成されたスケジュールを格納する。
【0043】
図11は、本発明の他の実施形態に係るスケジュール管理方法を説明するためのフローチャートである。図11を参照すると、ステップ1101乃至ステップ1106は、それぞれ上述したステップ1001乃至ステップ1006と同じ過程であるので、詳細な説明を省略する。ステップ1107において、制御部170は、少なくとも一つのユーザー入力イベントを感知すると、ステップ1108に移行してユーザー入力イベントに相当する個所にフォーカシングするようにカメラ160を制御する。
即ち、制御部170は、カメラ160のフォーカシング機能を用いてプレビュー画面から認識領域を設定する。ここで、ユーザー入力イベントは、ユーザー入力装置から制御部170に入力されるイベントであり、タッチスクリーン110により発生されるタッチイベントであってもよい。そして、制御部170は、ユーザー入力個所にフォーカスを表示するように表示部130を制御する。次いで、キャプチャーアイコン212、622が選択されると、ステップ1109において、制御部170は、カメラ160から入力されるイメージをキャプチャーして格納部140に格納する。そして、ステップ1110において、制御部170は、キャプチャーされたイメージからデータを抽出する。次いで、ステップ1111において、制御部170は、予め定められた分類規則により、抽出されたデータ項目別に分類してスケジュールデータを生成する。このような規則の例は、図8に基づいて既に説明した。次いで、ステップ1112において、制御部170は、生成されたスケジュールデータを格納する。
【0044】
本発明に係るスケジュール管理方法及び装置は上述した実施形態に何ら制限されるものではなく、本発明の技術思想が許容する範囲において種々に変形して実施できるであろう。
【符号の説明】
【0045】
110 タッチスクリーン
120 キー入力部
130 表示部
140 格納部
150 センサー部
160 カメラ
170 制御部
210 プレビュー画面
211 モード選択アイコン
212 キャプチャーアイコン
213 ギャラリーアイコン
220 撮影メニュー画面
301 データの横基準線
302 スケジュール管理装置の横基準線
410 イメージ
420 水平面
430 スケジュール管理装置
510 第1の指示子
520 第2の指示子
610 プレビュー画面
621 モード選択アイコン
622 キャプチャーアイコン
623 ギャラリーアイコン
631、632、633 タッチされた特定の個所
641、642、643 フォーカス
710 キャプチャー画面
720 スケジュールデータ生成メニュー画面
721 選択ツールアイコン
721a 選択ツールアイコンの既に設定された図形
721b ユーザー指定図形
722、840、870 取り消しアイコン
723、810、930 完了アイコン
730 タッチされた個所
740、820、830 認識領域
750 ユーザーが描く軌跡
760 ユーザーが描く軌跡の閉曲線
850 スケジュールデータエントリー画面
860 格納アイコン
910 詳細情報項目
920 項目変更メニュー
940 位置項目
950 位置情報
960 スケジュール画面
970 イメージビューアイコン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学式文字読取機を用いたスケジュール管理方法であって、
表示部に表示されるイメージ内に少なくとも一つの認識領域を、制御部により設定するステップと、
前記設定された認識領域からデータを、前記制御部により抽出するステップと、
前記抽出されたデータを、前記制御部により予め定められた分類規則に従い分類するステップと、
前記分類されたデータを使用してスケジュールデータを生成するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
カメラから受信されるイメージから、前記カメラの光軸に対するイメージデータの傾き値を測定するステップと、
前記測定されたイメージデータの傾き値を第1の閾値と比較して、前記受信されたイメージ内のオブジェクトが予め定められた誤差範囲内において前記カメラの光軸と整列しているか否かを判断するステップと、
前記受信されたイメージ内のオブジェクトが前記予め定められた誤差範囲内において前記カメラの光軸と整列していると判断されたならば、指示子を表示するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
さらに、
センサー部から傾き入力信号を受信するステップと、前記受信された傾き入力信号を第2の閾値と比較して前記受信されるイメージが予め定められた誤差範囲内において水平であるか否かを判断するステップと、
前記受信されたイメージが前記予め定められた誤差範囲内において水平であると判断されたか否かを示す指示子を表示するステップと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも一つの認識領域を設定するステップは、
キャプチャーされたイメージを表示する間にユーザー入力装置から少なくとも一つのユーザー入力イベントを受信するステップと、
前記受信されたユーザー入力イベントに相当する個所(ポイント)を認識領域として設定するステップと、
を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記抽出したデータを分類するステップは、
前記抽出されたデータのうち時間関係の情報は予定日時として分類するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記抽出したデータを分類するステップは、
前記抽出されたデータのうちフォントの最も大きなデータを題目として分類するステップと、
前記予定日時及び前記題目として分類されたデータを除く残りのデータを詳細情報として分類するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記スケジュールデータを生成するステップは、
前記詳細情報を位置情報に変換するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
ユーザー入力装置から少なくとも一つのユーザー入力イベントを受信するステップと、
撮影中のイメージにおける前記受信されたユーザー入力イベントに相当する個所をフォーカスするようにカメラを制御するステップと、
をさらに含み、
前記少なくとも一つの認識領域を設定するステップは、前記受信されたユーザー入力イベントに相当する個所を認識領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
イメージをキャプチャーする(取り込む)ように配備されたカメラと、
前記カメラから受信されるイメージからデータを抽出し、前記抽出されたデータを予め定められた分類規則に従って分類し、前記分類されたデータを用いてスケジュールデータを生成する制御部と、
前記生成されたスケジュールデータを格納する格納部と、
前記生成されたスケジュールデータを表示する表示部と、
を備えることを特徴とする携帯端末。
【請求項10】
前記制御部は、
カメラから受信されたイメージから前記カメラの光軸に対するイメージデータの傾き値を測定し、
前記測定されたイメージデータの傾き値を第1の閾値と比較して、前記受信されたイメージ内のオブジェクトが予め定められた誤差範囲内において前記カメラの光軸と整列しているか否かを判断し、
前記判断の結果、前記受信されたイメージ内のオブジェクトが前記予め定められた誤差範囲内において前記カメラの光軸と整列していると判断されたならば、指示子を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項11】
水平面に対する前記携帯端末の傾き角を測定して前記測定された傾き角を前記制御部に受け渡すセンサー部をさらに備え、
前記制御部は、前記センサー部から受信した前記傾き角を第2の閾値と比較して、前記携帯端末が予め定められた誤差範囲内において水平であるか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の携帯端末。
【請求項12】
タッチ入力に応じてタッチイベントを発生し、前記タッチイベントを前記制御部に受け渡すタッチスクリーンをさらに備え、
前記制御部は、前記タッチスクリーンから受信された少なくとも一つのタッチイベントを基にイメージ内に認識領域を設定し、前記設定された認識領域からデータを抽出することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
【請求項13】
前記制御部は、
前記抽出されたデータのうち時間関係の情報は予定日時として分類することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
【請求項14】
前記制御部は、
前記抽出されたデータのうちフォントが最も大きなデータは題目として分類し、前記予定日時及び前記題目として分類されたデータを除く残りのデータを詳細情報として分類することを特徴とする請求項13に記載の携帯端末。
【請求項15】
タッチ入力に応じてタッチイベントを発生し、前記タッチイベントを前記制御部に受け渡すタッチスクリーンをさらに備え、
前記制御部は、前記タッチスクリーンから受信される少なくとも一つのタッチイベントに相当する個所をフォーカスするように前記カメラを制御し、前記フォーカスされた個所を基にイメージ内に認識領域を設定し、前記設定された認識領域からデータを抽出することを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−54742(P2013−54742A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−191248(P2012−191248)
【出願日】平成24年8月31日(2012.8.31)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】